JP2019111866A - 自動運転システム - Google Patents

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洋司 国弘
Yoji Kunihiro
洋司 国弘
亮 入江
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亮 入江
久哉 赤塚
Hisaya Akatsuka
久哉 赤塚
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【課題】冗長化された制御系を備える自動運転システムにおいて異常が発生した場合の安心感を担保できるようにする。【解決手段】自動運転制御の実行中に一方の制御系に異常が発生した場合には、正常な他方の制御系により自動運転制御を継続する。自動運転制御の停止中に一方の制御系に異常が発生した場合には、他方の制御系が正常な場合でも自動運転制御を実行しない。自動運転制御の実行中に両方の制御系に異常が発生した場合には、自動運転制御を停止する。【選択図】図2

Description

本発明は、自動運転車両に搭載される自動運転システムに関し、特に、冗長化された制御系を備える自動運転システムに関する。
特開2015−081013号公報には、冗長化されたパワーステアリング装置の制御系の設計に関する技術が開示されている。同公報に開示されたパワーステアリング装置は、操舵アシスト制御のためのメインとサブの2つのマイコンを備えている。そして、一方のマイコンが異常で他方のマイコンが正常である場合、正常である方のマイコンによって、操舵アシスト制御に係るアクチュエータを制御する。このように設計されたパワーステアリング装置によれば、操舵アシスト制御中にいずれかのマイコンが故障しても、他方のマイコンで操舵アシスト制御を継続することができる。
特開2015−081013号公報 特開2014−193720号公報
上記公報に開示されたパワーステアリング装置による操舵アシスト制御は、運転者主導による車両制御が前提とされている。このため、1つのマイコンが故障した場合に操舵アシスト制御を継続することに運転者は不安を覚えにくい。一方、自動運転制御のような機械主導による車両制御の場合、故障が発生した場合に自動運転制御を継続することは必ずしも安心とは言えない。故障が生じた状況によっては運転者にハンドオーバすることが好ましい場合がある。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、冗長化された制御系を備える自動運転システムにおいて異常が発生した場合の安心感を担保できるようにすることを目的とする。
本発明に係る自動運転システムは、冗長化された制御系を備える自動運転システムであって、自動運転制御の実行中に一方の制御系に異常が発生した場合、正常な他方の制御系により自動運転制御を継続し、自動運転制御の停止中に一方の制御系に異常が発生した場合、自動運転制御を実行しないように構成される。
本発明に係る自動運転システムによれば、自動運転制御の実行中に一方の制御系に異常が発生した場合、正常な他方の制御系により自動運転制御を継続することで、運転者への急なハンドオーバを回避することができる。一方、自動運転制御の停止中に一方の制御系に異常が発生した場合、他方の制御系が正常な場合であっても自動運転制御を実行しないことで、自動運転制御の開始後に他方の制御系にも異常が発生して自動運転制御を継続できなくなることを未然に防ぐことができる。つまり、本発明に係る自動運転システムによれば、冗長化された制御系に異常が発生した場合の安心感を担保することができる。
本発明の実施の形態に係る自動運転車両の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る自動運転制御の実行判定のロジックを示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る自動運転制御の実行判定のロジックを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動運転車両の概略構成を示すブロック図である。自動運転車両2は、センサ4、アクチュエータ8、及び複数の演算部10,12,14,16を備える。センサ4には、自動運転に必要な情報を取得するためのセンサ、具体的には、自律センサと車両センサとが含まれる。自律センサには、例えば、ミリ波レーダ、ライダー、カメラ等が含まれる。車両センサには、例えば、加速度センサ、ヨーレートセンサ、操舵角センサ等が含まれる。また、センサ4には、アクセルペダル、ブレーキペダル、ハンドル等の操作具の操作量を計測するセンサも含まれる。アクチュエータ8は、車両を動作させる機器であって、車両を加速させる駆動アクチュエータ、車両を減速させる制動アクチュエータ、及び車両を操舵する操舵アクチュエータが含まれる。
複数の演算部10,12,14,16には、自動運転のための第1自動運転演算部10と第2自動運転演算部14とが含まれる。第1自動運転演算部10と第2自動運転演算部14は、直接に信号線によって或いはCANを介してセンサ4に接続されている。第1自動運転演算部10と第2自動運転演算部14は、センサ4で取得された情報に基づき、メモリに記憶された自動運転制御プログラムにしたがってアクチュエータ8を制御するように構成される。
第1自動運転演算部10と第2自動運転演算部14は、センサ4及びアクチュエータ8とともに、自動運転システムを構成する。センサ4と第1自動運転演算部10とは1つの制御系を構成し、センサ4と第2自動運転演算部14とはもう1つの制御系を構成する。前者の制御系は主制御系であり、後者の制御系は主制御系のバックアップとして用いられる副制御系である。つまり、自動運転システムは、冗長化された制御系を有する。冗長化された制御系によれば、一方の制御系に異常が発生した場合でも、他方の制御系によって自動運転制御を行うことができる。なお、制御系の異常には、例えば、ECUの故障や、ECUとセンサとを接続する信号線の断線等が含まれる。
複数の演算部10,12,14,16には、手動運転のための第1手動運転演算部12と第2手動運転演算部16とが含まれる。第1手動運転演算部12と第2手動運転演算部16は、運転者による操作具の操作量に応じてアクチュエータ8を制御するように構成される。第1手動運転演算部12と第2手動運転演算部16は、センサ4及びアクチュエータ8とともに、手動運転システムを構成する。第1自動運転演算部10が第2自動運転演算部14と対をなしているのと同じく、第1手動運転演算部12も第2手動運転演算部16と対をなしている。ゆえに、第1自動運転演算部10から第1手動運転演算部12への切り替えと同時に、第2自動運転演算部12から第2手動運転演算部16への切り替えが行われる。
自動運転車両2は、自動運転制御の実行条件の成否に基づき、自動運転システムによる自動運転と、手動運転システムによる手動運転とを切り替える。図2は、本実施の形態に係る自動運転制御の実行判定のロジックを示すブロック図である。自動運転車両2は、自動運転制御実行判定部18を備える。自動運転制御実行判定部18には、自動運転制御を実行するかどうか判定するための情報として、自動運転制御指示と、自動運転システムの故障状態と、自動運転制御の実行状態の前回値とが入力される。自動運転制御実行判定部18は、これらの情報に基づいて自動運転制御を実行するかどうか判定する。
図3は、自動運転制御実行判定部18による自動運転制御の実行判定のロジックを示すフローチャートである。ステップS2では、自動運転制御実行判定部18に入力された情報が、予め定められている自動運転制御の開始・継続条件を満たすかどうか判定する。開始・継続条件が満たされる場合、自動運転制御実行判定部18は、自動運転制御を開始或いは継続し、自動運転制御の実行状態を“実行中”にセットする(ステップS4)。開始・継続条件が満たされない場合、自動運転制御実行判定部18は、自動運転制御を停止し、自動運転制御の実行状態を“停止中”にセットする(ステップS6)。
自動運転制御実行判定部18において定められている自動運転制御の開始・継続条件は、以下の通りである。
条件1.自動運転制御の開始指示があり、且つ、自動運転システムに異常がない場合
条件2.自動運転制御の開始指示があり、且つ、自動運転システムの主制御系と副制御系の何れか1つのみに異常がある場合において、自動運転制御の実行状態の前回値が実行中である場合
条件1の場合、自動運転車両2は、自動運転制御の実行状態の前回値が停止中であれば、自動運転システムの主制御系による自動運転制御を開始する。また、自動運転制御の実行状態の前回値が実行中であれば、自動運転システムの主制御系による自動運転制御を継続する。
条件2の場合、自動運転車両2は、自動運転システムの正常な方の制御系によって自動運転制御を継続する。その後、自動運転車両2は、自動運転制御の終了指示を自動運転制御実行判定部18に出すことによって、制御パラメータを徐変させる等の通常の終了シーケンスで自動運転制御を終了させる。自動運転制御の実行中に異常が発生した場合、即座に自動運転制御を停止すると、運転者にハンドオーバする時間を確保できずに車両に対する安心感が低下するおそれがあるが、正常な方の制御系によって自動運転制御を継続することによって、余裕を持って運転者にハンドオーバすることが可能となる。
以上の条件1,2のどちらかが満たされない限り、自動運転制御の開始指示があったとしても、自動運転制御は開始或いは継続されない。その具体的なケースは以下の通りである。
自動運転システムの一方の制御系に異常がある場合において、自動運転制御の実行状態の前回値が停止中である場合は、他方の制御系が正常な場合であっても自動運転制御を開始しない。主制御系が異常で副制御系が正常な場合と、副制御系が異常で主制御系が正常な場合の両方がこれに当てはまる。この処置は、自動運転制御の開始後に正常な方の制御系にも異常が発生して自動運転制御を継続できなくなり、運転者へのハンドオーバが突然行われることを未然に防ぐためである。このような設計によれば、冗長化された制御系に異常が発生した場合の安心感を担保することができる。
自動運転システムの主制御系と副制御系の両方に異常がある場合において、自動運転制御の実行状態の前回値が停止中である場合、自動運転制御を開始しない。また、自動運転システムの主制御系と副制御系の両方に異常がある場合において、自動運転制御の実行状態の前回値が実行中である場合、自動運転制御を終了させて運転者にハンドオーバする。これらの処置により、自動運転制御の機能を維持することができない多重異常が発生した場合の安心感を担保することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において変形して実施することもできる。例えば、上記実施の形態では、演算部を2重に設けているが、センサから演算部までの制御系全体を2重に設けてもよい。また、各演算部は1つのECUに設けてもよいし、それぞれ別々のECUで構成してもよい。また、上記実施の形態では、自動運転車両のシステム全体に本発明が適用されているが、本発明は、電動パワーステアリング制御装置、エンジン制御装置、ブレーキ制御装置等のアクチュエータ制御装置の自動運転演算部のみにも適用することができる。
2 自動運転車両
4 センサ
8 アクチュエータ
10 第1自動運転演算部
12 第1手動運転演算部
14 第2自動運転演算部
16 第2手動運転演算部
18 自動運転制御実行判定部

Claims (1)

  1. 冗長化された制御系を備える自動運転システムであって、
    自動運転制御の実行中に一方の制御系に異常が発生した場合、正常な他方の制御系により前記自動運転制御を継続し、
    前記自動運転制御の停止中に一方の制御系に異常が発生した場合、前記自動運転制御を実行しない
    ことを特徴とする自動運転システム。
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