JP2022108108A - 車両用電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、自動車などの車両に搭載される電子制御装置1並びに当該電子制御装置1による制御対象である車載装置及びその関連装置の構成例を示す。
ステップ1001(図ではS1001と表記している)で、第2CPU12は、リセット実行回数のカウンタが所定閾値よりも小さいか否かを判定し、小さい場合にはステップ1002に進み(Yes)、そうでない場合にはステップ1009に進む(No)。
ステップ1004で、第2CPU12は、ステップ1003で取得した第1CPU11の動作状態の診断結果に基づき、第1CPU11において故障が発生しているか否かを判定する。故障が発生している場合にはステップ1005に進み(Yes)、そうでない場合にはステップ1003に戻る(No)。なお、ステップ1002の処理は、当該ステップ1004の判定において、第1CPU11において故障が発生していない場合にのみ行うようにしてもよい。
ステップ1006で、第2CPU12は、リセット実行回数のカウンタをインクリメントする。
ステップ1010で、第2CPU12は、GST(General Scan Tool)等の外部の診断装置からの動作情報の出力要求に対して応答処理を実行する。より具体的には、第2CPU12は、例えば、ROM14に書き込んだ第1CPU11の故障情報を読み出して、GSTに対して出力する。なお、第2CPU12は、P-RUN信号監視回路20に対するP-RUN信号の送信も継続して行う。
ステップ1101で、第1CPU11は、電子制御装置1が正常時に実現する機能である変速機構の制御処理を実行する。第1CPU11は、当該制御処理を実行するとともに、前述した方法により故障の自己診断等も行う。第1CPU11は、当該制御処理の実行中にGSTからの動作情報の出力要求を受信したときには、当該要求に応答し、動作情報を出力する。また、第1CPU11は、P-RUN信号監視回路20に対するP-RUN信号の送信も継続して行う。
まず、内部バス111においてアドレスバスやデータバスにおいて断線等が発生した場合、結果として第1CPU11及び第2CPU12の両方が正常に動作することが困難となり得る。しかし、この場合、第1CPU11及び第2CPU12のいずれからもP-RUN信号が正常に送信されなくなり、P-RUN信号監視回路20においてCPU異常を検出することが可能である。その結果、前述したように、リセット回路15によってマイコン10のリセットが行われ、カットオフ回路30によってカットオフが実行されてクラッチ3が解放されることとなり、車両を安全状態に移行させることができる。このため、SPFM値(Single Point Fault Metric)は基準を満たすものと考えられる。なお、内部バス112において断線等が発生しても、第1CPU11による通常の制御処理に支障は生じない。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の説明では、第1実施形態と同様の内容については原則として説明を省略する。
まず、第2実施形態における電子制御装置1の物理的構成については図1で示した第1実施形態の構成と同様であるため、図示及び説明を省略する。
図4は、第2実施形態において第2CPU12で実行される処理を示すフローチャートである。
ステップ1203で、第2CPU12は、ステップ1202で取得した第1CPU11の動作状態の診断結果に基づき、第1CPU11において故障が発生しているか否かを判定する。故障が発生している場合にはステップ1204に進み(Yes)、そうでない場合にはステップ1202に戻る(No)。
ステップ1205で、第2CPU12は、ハイレベルの信号をカットオフ回路30に対して送信する。その結果、カットオフ回路30において当該ハイレベルの信号が入力され、カットオフ回路30はカットオフを実行する。これにより、クラッチ3が解放され、エンジン4からの動力の伝達が遮断される。
ステップ1207で、第2CPU12は、GST等の外部の診断装置からの動作情報の出力要求に対して応答処理を実行する。より具体的には、第2CPU12は、例えば、ROM14に書き込んだ第1CPU11の故障情報を読み出して、GSTに対して出力する。なお、第2CPU12は、P-RUN信号監視回路20に対するP-RUN信号の送信も継続して行う。
以上説明した本発明の実施形態は、本発明の技術的範囲で考え得る実施態様の一部に過ぎず、本発明の例示として開示されるものであって、本発明の技術的範囲を制限するものではない。また、各実施形態における機能的構成及び物理的構成は、前述の態様に限定されるものではなく、例えば、各機能や物理的資源を統合して実装したり、逆に、さらに分散して実装したり、さらには、構成の一部について他の構成の追加、削除、置換等をすることも可能である。
Claims (7)
- 複数のプロセッサ並びに電気的にデータを書き換え可能な不揮発性メモリを含んで構成されたマイクロコンピュータを備えた車両用電子制御装置であって、
前記複数のプロセッサは、
車載機器に対する制御処理を行う第1プロセッサと、
前記第1プロセッサの動作を監視する第2プロセッサと、を含み、
前記第2プロセッサは、前記第1プロセッサにおける故障を検出したときに、前記第1プロセッサの故障内容を示す故障情報を前記不揮発性メモリに書き込むとともに、前記第1プロセッサに対して停止要求を送信する、
車両用電子制御装置。 - 前記車載機器が変速機構であり、
前記第1プロセッサとの通信経路を有さない電子回路であって、前記変速機構のクラッチに対する前記マイクロコンピュータからの制御信号を遮断することによって前記クラッチを解放するように構成されたカットオフ回路をさらに備え、
前記第2プロセッサは、前記第1プロセッサにおける故障を検出したときに、前記カットオフ回路を駆動させて前記クラッチを解放させる、請求項1記載の車両用電子制御装置。 - 前記カットオフ回路は、入力信号がないときにプルアップによってハイレベルで駆動して前記クラッチを解放するように構成され、
前記第2プロセッサは、前記第1プロセッサにおける故障を検出したときに、前記マイクロコンピュータのソフトウェアリセットを実行し、前記マイクロコンピュータから前記電子回路へ接続するポートを入力ポートにして前記カットオフ回路に対する入力信号を遮断することで、前記カットオフ回路をハイレベルで駆動させて前記クラッチを解放させる、請求項2記載の車両用電子制御装置。 - 前記第2プロセッサは、ソフトウェアリセットを所定回数実行しても前記第1プロセッサが正常に動作しないときにのみ、前記第1プロセッサに対して停止要求を送信する、請求項3記載の車両用電子制御装置。
- 前記カットオフ回路は、ハイレベルの入力信号があるときに前記クラッチを解放するように構成され、
前記第2プロセッサは、前記第1プロセッサにおける故障を検出したときに、前記カットオフ回路に対してハイレベルの信号を送信することで、前記カットオフ回路を駆動させて前記クラッチを解放させる、請求項2~4のいずれか1項に記載の車両用電子制御装置。 - 前記不揮発性メモリの記憶領域が、前記第1プロセッサによる処理に用いる領域と、前記第2プロセッサによる処理に用いる領域とに区分けされている、請求項1~5のいずれか1項に記載の車両用電子制御装置。
- 前記第2プロセッサは、外部の診断装置からの要求に応じ、前記不揮発性メモリから前記故障情報を読み出して出力する、請求項1~6のいずれか1項に記載の車両用電子制御装置。
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Cited By (2)
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JP2022125172A (ja) * | 2017-01-13 | 2022-08-26 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022125174A (ja) * | 2017-01-13 | 2022-08-26 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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2021
- 2021-01-12 JP JP2021002961A patent/JP2022108108A/ja active Pending
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