JP2019111553A - 鋳造用砂中子のバリ除去方法 - Google Patents

鋳造用砂中子のバリ除去方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019111553A
JP2019111553A JP2017246294A JP2017246294A JP2019111553A JP 2019111553 A JP2019111553 A JP 2019111553A JP 2017246294 A JP2017246294 A JP 2017246294A JP 2017246294 A JP2017246294 A JP 2017246294A JP 2019111553 A JP2019111553 A JP 2019111553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand core
burr
bag
casting
burr removal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017246294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6973035B2 (ja
Inventor
直哉 惠良
Naoya Era
直哉 惠良
克浩 高味
Katsuhiro Takami
克浩 高味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017246294A priority Critical patent/JP6973035B2/ja
Priority to CN201811396125.5A priority patent/CN109954840B/zh
Priority to US16/199,287 priority patent/US10543526B2/en
Publication of JP2019111553A publication Critical patent/JP2019111553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6973035B2 publication Critical patent/JP6973035B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/10Cores; Manufacture or installation of cores
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/18Finishing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C13/00Moulding machines for making moulds or cores of particular shapes
    • B22C13/12Moulding machines for making moulds or cores of particular shapes for cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

【課題】鋳造用砂中子の本体に傷を付けることを抑制しつつ、バリを充分に除去する。【解決手段】開口部もしくは切り欠き部の少なくとも一方のバリ除去対象部41を有する鋳造用砂中子40において、バリ除去対象部41からバリを除去する鋳造用砂中子40のバリ除去方法。鋳造用砂中子40のバリ除去対象部41に袋体13を挿入するステップと、バリ除去対象部41に挿入された袋体13を膨張させ、膨張した袋体13によってバリ除去対象部41の周面に形成されたバリ42を押し折るステップと、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、鋳造用砂中子のバリ除去方法に関する。
鋳造用砂中子は、複数に分割された金型の内部において成形される。そのため、金型同士の合わせ面すなわち見切り面に沿って鋳造用砂中子にバリが発生する。当然のことながら、鋳造用砂中子からバリを除去する必要がある。特許文献1には、回転軸の先端に取り付けられた金属線材の束を回転させながらバリを除去する手法が開示されている。
特開平7−136739号公報
発明者は、鋳造用砂中子のバリ除去方法に関し、以下の問題点を見出した。
特許文献1に開示されたようなバリ除去方法では、回転によって金属線材の束の先端部を拡げてバリを削り取る。ここで、金属線材の束は、経年劣化や突発的な過大な負荷などによって変形し得る。金属線材の束が変形した場合、金属線材の束を意図したようにバリに接触させることができなくなるため、バリが充分に除去できなかったり、鋳造用砂中子の本体に傷を付けてしまったりする虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、鋳造用砂中子の本体に傷を付けることを抑制しつつ、バリを充分に除去可能な鋳造用砂中子のバリ除去方法を提供するものである。
本発明の一態様に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法は、
開口部もしくは切り欠き部の少なくとも一方のバリ除去対象部を有する鋳造用砂中子において、前記バリ除去対象部からバリを除去する鋳造用砂中子のバリ除去方法であって、
前記鋳造用砂中子の前記バリ除去対象部に袋体を挿入するステップと、
前記バリ除去対象部に挿入された前記袋体を膨張させ、膨張した当該袋体によって前記バリ除去対象部の周面に形成されたバリを押し折るステップと、を備えたものである。
本発明の一態様に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法は、バリ除去対象部に挿入された袋体を膨張させ、膨張した当該袋体によってバリ除去対象部の周面に形成されたバリを押し折る。そのため、バリ除去対象部の周面において、局所的にバリを除去し過ぎたり、バリが形成されていない領域を削り取ったりすることがない。すなわち、鋳造用砂中子の本体に傷を付けることを抑制しつつ、バリを充分に除去することができる。
前記鋳造用砂中子において一対の前記バリ除去対象部が仕切部を介して対向配置されている場合、一対の前記バリ除去対象部のそれぞれに別々の前記袋体を挿入した後、一対の前記バリ除去対象部のそれぞれに挿入された別々の前記袋体を同時に膨張させてもよい。仕切部が膨張した別々の袋体に挟み込まれるため、仕切部の破損を抑制することができる。
前記バリ除去対象部が前記切り欠き部であり、前記鋳造用砂中子の外周に板状部材を当接させて前記切り欠き部を囲った後、当該切り欠き部に挿入された前記袋体を膨張させてもよい。袋体を膨張させる媒体の供給量を減らし、効率よくバリを除去することができる。
エアを供給することにより前記袋体を膨張させてもよい。簡易かつ低コストに袋体を膨張させることができる。
また、前記袋体がノズルの先端に取り付けられていてもよい。バリ除去対象部が小さくても袋体を容易に挿入することができる。
本発明により、鋳造用砂中子の本体に傷を付けることを抑制しつつ、バリを充分に除去することができる。
第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法に用いるバリ除去装置の構成図である。 第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を用いてバリが除去される鋳造用砂中子の模式平面図である。 図2のIII−III断面図である。 第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を示す断面図である。 第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を用いてバリが除去される鋳造用砂中子の他の一例の模式平面図である。 図5の領域Iにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。 図5の領域IIにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。 図5の領域IIIにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。 図5の領域IIIにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(第1の実施形態)
<バリ除去装置の構成>
まず、図1を参照して、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法に用いるバリ除去装置について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法に用いるバリ除去装置の構成図である。図1に示すように、このバリ除去装置は、取付ユニット11、ノズル12、袋体13、エア供給管21、エア排出管22、コンプレッサ23、エア制御部24、電磁弁V1、V2、圧力センサPS、ロボットアーム30を備えている。
なお、当然のことながら、図1及びその他の図面に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸プラス向きが鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。
取付ユニット11は、ロボットアーム30の先端部に取り付けられた接続部材である。図1に示すように、取付ユニット11によって、ノズル12とエア供給管21及びエア排出管22とが接続されている。
ノズル12は、取付ユニット11から鉛直下向き(z軸負方向)に延設された筒状部材である。
袋体13は、ノズル12の先端に取り付けられている。袋体13は、ノズル12を介してエアが供給されることによって膨張し、ノズル12を介してエアが排出されることによって収縮する。袋体13が膨張した様子は、二点鎖線で示されている。また、袋体13は、ノズル12及び取付ユニット11を介してロボットアーム30に連結されているため、袋体13の位置を自由に移動させることができる。
袋体13の材質は特に限定されないが、袋体13は例えば樹脂からなる。袋体13を構成する樹脂としては、例えば、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、ニトリルゴム、ポリトリメチレンテレフタレート繊維などを挙げることができる。
図1の例では、袋体13を構成する樹脂が伸縮性を有するため、排気装置を用いずに、膨張した袋体13を収縮させることができる。もちろん、袋体13を構成する樹脂が伸縮性を有していなくてもよい。さらに、袋体13の耐久性を向上させるため、袋体13を構成する樹脂が耐切創性を有していてもよい。
図1に示すように、エア供給管21は、取付ユニット11からコンプレッサ23まで設けられている。コンプレッサ23と取付ユニット11との間のエア供給管21には、電磁弁V1が設けられている。さらに電磁弁V1と取付ユニット11との間のエア供給管21には、圧力センサPSが設けられている。圧力センサPSによって袋体13内部のエアの圧力を測定することができる。
他方、取付ユニット11に接続されたエア排出管22には、電磁弁V1が設けられている。
エア制御部24は、コンプレッサ23のオン・オフ及び電磁弁V1、V2の開閉を制御する。エア制御部24は、圧力センサPSからの信号すなわち袋体13内部の圧力に基づいて、電磁弁V1の開閉を制御する。以下により詳細に説明する。
まず、エア制御部24が、コンプレッサ23をオンにすると共に電磁弁V1を開くと、袋体13にエアが供給され、袋体13が膨張する。この際、電磁弁V2は閉じられている。詳細には後述するように、膨張した袋体13が鋳造用砂中子のバリを押し折ることによって、鋳造用砂中子からバリが除去される。
次に、袋体13内部の圧力が所定の基準値まで上昇したら、エア制御部24は、電磁弁V1を閉じ、袋体13へのエアの供給を停止する。
そして、エア制御部24は、電磁弁V2を開く。これによって、袋体13からエアが排出され、袋体13が収縮する。
なお、袋体13を膨張させるための媒体はエアに限らず、その他の気体でもよい。さらには、液体でもよい。エアを用いることにより、簡易かつ低コストに袋体13を膨張させることができる。
次に、ロボットアーム30について説明する。
ロボットアーム30は、袋体13を三次元に移動させるための移動手段である。ロボットアーム30は、ベース部31、リンク付根部32、第1リンク33、第2リンク34を有する多関節型ロボットアームである。
リンク付根部32は、ヨー軸回りの回転が可能となるように、ベース部31に対して連結されている。ヨー軸とは、リンク付根部32の回転軸32aであり、鉛直方向(z軸方向)の軸である。
第1リンク33は、ピッチ軸回りの回転が可能となるように、リンク付根部32に対して、第1関節部33aを介して連結されている。
第2リンク34は、ピッチ軸回りの回転が可能となるように、第1リンク33に対して、第2関節部34aを介して連結されている。また、第2リンク34の他端には、取付ユニット11が連結されている。
ピッチ軸とは、第1リンク33、第2リンク34を上下方向へ回動させる回転軸であり、図1の状態ではy軸方向の軸である。
なお、図示しないが、ベース部31には、リンク付根部32をヨー軸回りに回転駆動するモータが設けられている。また、第1関節部33aには、第1リンク33をピッチ軸回りに回転駆動するモータが設けられている。第2関節部34aには、第2リンク34をピッチ軸回りに回転駆動するモータが設けられている。
また、袋体13を三次元に移動させるための移動手段は、特に限定されない。例えば、ロボットアーム30に代えて直交移動機構などを用いてもよい。
<鋳造用砂中子の構成>
次に、図2、図3を参照して、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を用いてバリが除去される鋳造用砂中子について説明する。図2は、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を用いてバリが除去される鋳造用砂中子の一例の模式平面図である。図3は、図2のIII−III断面図である。図3には、鋳造用砂中子40に加え、上型50、下型60も併せて示されている。
図2に示した鋳造用砂中子40は、バリの発生原理を説明するためのものであって、模式的形状を有している。図2に示すように、この鋳造用砂中子40は、円形状の開口部41が形成された板状部材である。図3に示すように、鋳造用砂中子40は、突き合わせられた上型50と下型60との間に、水ガラスなどのバインダと混練された砂(混練砂)を注入することによって造形される。
そのため、上型50と下型60との合わせ面すなわち見切り面に沿って鋳造用砂中子40にバリ42が発生する。バリ42は、鋳造用砂中子40の外周面及び開口部41の内周面に発生し得る。なお、図2ではバリ42は省略されている。
<鋳造用砂中子のバリ除去方法>
次に、図4を参照して、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法について説明する。図4は、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を示す断面フロー図である。図4には、鋳造用砂中子40の一方の開口部41の内周面に発生したバリ42を除去する方法が示されている。他方の開口部41についても同様の処理を行って、開口部41の内周面に形成されたバリ42を除去する。
まず、図4の最上段に示すように、一方の開口部41の直上に袋体13を移動させる。
次に、図4の2段目に示すように、袋体13をz軸負方向に移動させて開口部41に挿入する。ここで、袋体13がノズル12の先端に取り付けられているため、小さな開口部41でも袋体13を容易に挿入することができる。
次に、図4の3段目に示すように、袋体13にエアを供給し、袋体13を膨張させる。この際、膨張した袋体13によって、開口部41の内周面に形成されているバリ42が押し折られ、除去される。ここで、砂からなるバリ42は脆いため、膨張した袋体13によって容易に押し折ることができる。
最後に、図4の3段目に示すように、袋体13内部の圧力が所定の基準値まで上昇したら、袋体13へのエアの供給を停止する。その後、袋体13からエアを排出して、袋体13を収縮させる。
その後、他方の開口部41に袋体13を移動させて上記動作を繰り返し、他方の開口部41の内周面に形成されたバリ42も除去する。
以上に説明した通り、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法では、鋳造用砂中子40の開口部41の内部において袋体13を膨張させる。そして、膨張した袋体13によって、開口部41の内周面に形成されたバリ42を押し折りながら除去する。
ここで、膨張した袋体13によって、開口部41の内周面全体に略均一な圧力が加わる。そのため、開口部41の内周面において、局所的にバリ42を除去し過ぎたり、バリ42が形成されていない領域を削り取ったりすることがない。すなわち、鋳造用砂中子の本体に傷を付けることを抑制しつつ、バリを充分に除去することができる。
<具体的な適用例>
次に、図5〜図8を参照して、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法の具体的な適用例について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を用いてバリが除去される鋳造用砂中子の他の一例の模式平面図である。図6は、図5の領域Iにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。図7は、図5の領域IIにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。図8は、図5の領域IIIにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。
図5に示した鋳造用砂中子40aは、シリンダヘッドの水路形成用の中子である。図5に示すように、鋳造用砂中子40aには、略半円状の開口部41a、仕切部44を介して互いに対向配置された略四分円状の開口部41b、切り欠き部43が形成されている。
図3において開口部41の内周面にバリ42が形成されているように、開口部41a及び開口部41bの内周面にはバリ(不図示)が形成されている。同様に、切り欠き部43の周面にはバリ(不図示)が形成されている。
図6は、開口部41aの内周面に形成されたバリを除去する様子を示している。図6の左側に示すように、袋体13を開口部41aに挿入した後、図6の右側に示すように、袋体13にエアを供給し、袋体13を膨張させる。この際、膨張した袋体13によって、開口部41aの内周面に形成されたバリが押し折られ、除去される。
図7は、開口部41bの内周面に形成されたバリを除去する様子を示している。図7に示すように、一対の開口部41bが、薄く低強度の仕切部44を介して、対向配置されている。ここで、一方の開口部41bのみに袋体13を挿入して膨張させると、袋体13が仕切部44をx軸方向に押す力によって仕切部44が破損する虞がある。
そこで、図7の左側に示すように、対向配置された一対の開口部41bの両方に別々の袋体13を挿入する。その後、図7の右側に示すように、2つの袋体13に同時にエアを供給し、2つの袋体13を同時に膨張させる。この場合、仕切部44が膨張した2つの袋体13に挟み込まれ、2つの袋体13が仕切部44をx軸方向に押す力が互いに相殺される。そのため、仕切部44を破損させることなく、それぞれの開口部41aの内周面に形成されたバリを、膨張した袋体13によって押し折って除去することができる。
図8は、切り欠き部43の周面に形成されたバリを除去する様子を示している。切り欠き部43は、鋳造用砂中子40aの外周に設けられている。図8の左側に示すように、袋体13を切り欠き部43に挿入した後、図8の右側に示すように、袋体13にエアを供給し、袋体13を膨張させる。この際、膨張した袋体13によって、切り欠き部43の周面に形成されたバリが押し折られ、除去される。
このように、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を用いることによって、開口部41bの内周面に形成されたバリだけでなく、切り欠き部43の周面に形成されたバリを除去することもできる。すなわち、バリ除去対象部は、開口部に限らず、切り欠き部であってもよい。
ここで、図9も、図5の領域IIIにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。図9に示すように、鋳造用砂中子40aの外周に板状部材14を当接させ、切り欠き部43を囲ってもよい。図8では、鋳造用砂中子40aが切り欠き部43からはみ出して膨張している。これに対し、図9では、板状部材14を用いて切り欠き部43を囲うことにより、エア供給量を減らすことができ、効率よくバリを除去することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
11 取付ユニット
12 ノズル
13 袋体
14 板状部材
21 エア供給管
22 エア排出管
23 コンプレッサ
24 エア制御部
30 ロボットアーム
31 ベース部
32 リンク付根部
32a 回転軸
33 第1リンク
33a 第1関節部
34 第2リンク
34a 第2関節部
40、40a 鋳造用砂中子
41、41a、41b 開口部
42 バリ
43 切り欠き部
44 仕切部
50 上型
60 下型
PS 圧力センサ
V1、V2 電磁弁

Claims (5)

  1. 開口部もしくは切り欠き部の少なくとも一方のバリ除去対象部を有する鋳造用砂中子における、前記バリ除去対象部からバリを除去する鋳造用砂中子のバリ除去方法であって、
    前記鋳造用砂中子の前記バリ除去対象部に袋体を挿入するステップと、
    前記バリ除去対象部に挿入された前記袋体を膨張させ、膨張した当該袋体によって前記バリ除去対象部の周面に形成されたバリを押し折るステップと、を備えた、
    鋳造用砂中子のバリ除去方法。
  2. 前記鋳造用砂中子において一対の前記バリ除去対象部が仕切部を介して対向配置されている場合、
    一対の前記バリ除去対象部のそれぞれに別々の前記袋体を挿入した後、
    一対の前記バリ除去対象部のそれぞれに挿入された別々の前記袋体を同時に膨張させる、
    請求項1に記載の鋳造用砂中子のバリ除去方法。
  3. 前記バリ除去対象部が前記切り欠き部であり、
    前記鋳造用砂中子の外周に板状部材を当接させて前記切り欠き部を囲った後、当該切り欠き部に挿入された前記袋体を膨張させる、
    請求項1又は2に記載の鋳造用砂中子のバリ除去方法。
  4. エアを供給することにより前記袋体を膨張させる、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の鋳造用砂中子のバリ除去方法。
  5. 前記袋体がノズルの先端に取り付けられている、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の鋳造用砂中子のバリ除去方法。
JP2017246294A 2017-12-22 2017-12-22 鋳造用砂中子のバリ除去方法 Active JP6973035B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017246294A JP6973035B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 鋳造用砂中子のバリ除去方法
CN201811396125.5A CN109954840B (zh) 2017-12-22 2018-11-22 铸造用砂芯的毛刺去除方法
US16/199,287 US10543526B2 (en) 2017-12-22 2018-11-26 Method for removing burrs of sand core for casting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017246294A JP6973035B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 鋳造用砂中子のバリ除去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019111553A true JP2019111553A (ja) 2019-07-11
JP6973035B2 JP6973035B2 (ja) 2021-11-24

Family

ID=66949230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017246294A Active JP6973035B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 鋳造用砂中子のバリ除去方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10543526B2 (ja)
JP (1) JP6973035B2 (ja)
CN (1) CN109954840B (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61107465U (ja) 1984-12-18 1986-07-08
JPS61232041A (ja) * 1985-04-09 1986-10-16 Honda Motor Co Ltd 鋳造用中子のバリ除去装置
JPH07136739A (ja) * 1993-11-16 1995-05-30 Toyota Motor Corp 中子のバリ取り工具
CN104440449B (zh) * 2014-12-02 2017-02-01 郧西精诚汽配有限公司 交叉孔相贯线位置、深孔折弯位置微小金属毛刺去除器械
CN106695487B (zh) * 2016-12-25 2018-08-03 重庆润跃机械有限公司 齿轮去毛刺装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN109954840A (zh) 2019-07-02
US20190193143A1 (en) 2019-06-27
CN109954840B (zh) 2020-09-25
JP6973035B2 (ja) 2021-11-24
US10543526B2 (en) 2020-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009173038A (ja) ダクト脱型用抜き取り治具
KR101345134B1 (ko) 타이어 가류용 몰드의 제조 방법 및 타이어 가류용 몰드
US10059572B2 (en) Core grasping method
JP2019111553A (ja) 鋳造用砂中子のバリ除去方法
US10189132B2 (en) Core grasping apparatus
JP2008126509A (ja) ブラダ−、ブラダー装置及び密着防止方法。
KR20140106411A (ko) 블로우 몰딩 방법 및 장치
JP2010157460A (ja) 低風音難着雪電線製造用ダイス装置及び低風音難着雪電線の製造方法
JP2010046880A (ja) 筐体の製造方法及び検出装置
JP2009274310A (ja) 筒状樹脂成形用の金型、及び筒状樹脂成形用の金型を用いて筒状樹脂品を製造する方法
JP5488138B2 (ja) タイヤ加硫用モールドの製造方法
JP3873196B1 (ja) 防振装置の製造方法
JP5336264B2 (ja) ブロー成形用金型及びブロー成形方法
JP2006150603A (ja) タイヤ成形金型、タイヤ成形金型用のプラグ、及びこのタイヤ成形金型を用いて製造したタイヤ
JP2003019743A (ja) エアスポイラの成形方法及び成形用金型装置
JP5082193B2 (ja) タイヤ加硫用成形金型に用いるサイプ
JP2008155241A (ja) 鋳造方法及び鋳造装置
JPH08216259A (ja) 中空樹脂成形品の製造方法
JP2008175331A (ja) モールド成型品
JP5660955B2 (ja) 防振装置の製造方法
JP2008169891A (ja) ダストカバーの製造方法
JP4487127B2 (ja) タイヤトレッド部を形成するセクタ−を製造するための石膏型の製造方法及びこれを使用したセクショナル型タイヤ成形金型の製造方法
JP2003025418A (ja) ブロー成形用型内インサート
JP4220363B2 (ja) アンダーカット部を有する成形品のブロー成形方法及びその成形装置
JP2009068527A (ja) ダストカバー、及び、ダストカバーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211018

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6973035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151