JP2019111553A - 鋳造用砂中子のバリ除去方法 - Google Patents
鋳造用砂中子のバリ除去方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019111553A JP2019111553A JP2017246294A JP2017246294A JP2019111553A JP 2019111553 A JP2019111553 A JP 2019111553A JP 2017246294 A JP2017246294 A JP 2017246294A JP 2017246294 A JP2017246294 A JP 2017246294A JP 2019111553 A JP2019111553 A JP 2019111553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand core
- burr
- bag
- casting
- burr removal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/10—Cores; Manufacture or installation of cores
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/18—Finishing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C13/00—Moulding machines for making moulds or cores of particular shapes
- B22C13/12—Moulding machines for making moulds or cores of particular shapes for cores
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
Description
特許文献1に開示されたようなバリ除去方法では、回転によって金属線材の束の先端部を拡げてバリを削り取る。ここで、金属線材の束は、経年劣化や突発的な過大な負荷などによって変形し得る。金属線材の束が変形した場合、金属線材の束を意図したようにバリに接触させることができなくなるため、バリが充分に除去できなかったり、鋳造用砂中子の本体に傷を付けてしまったりする虞があった。
開口部もしくは切り欠き部の少なくとも一方のバリ除去対象部を有する鋳造用砂中子において、前記バリ除去対象部からバリを除去する鋳造用砂中子のバリ除去方法であって、
前記鋳造用砂中子の前記バリ除去対象部に袋体を挿入するステップと、
前記バリ除去対象部に挿入された前記袋体を膨張させ、膨張した当該袋体によって前記バリ除去対象部の周面に形成されたバリを押し折るステップと、を備えたものである。
また、前記袋体がノズルの先端に取り付けられていてもよい。バリ除去対象部が小さくても袋体を容易に挿入することができる。
<バリ除去装置の構成>
まず、図1を参照して、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法に用いるバリ除去装置について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法に用いるバリ除去装置の構成図である。図1に示すように、このバリ除去装置は、取付ユニット11、ノズル12、袋体13、エア供給管21、エア排出管22、コンプレッサ23、エア制御部24、電磁弁V1、V2、圧力センサPS、ロボットアーム30を備えている。
ノズル12は、取付ユニット11から鉛直下向き(z軸負方向)に延設された筒状部材である。
他方、取付ユニット11に接続されたエア排出管22には、電磁弁V1が設けられている。
そして、エア制御部24は、電磁弁V2を開く。これによって、袋体13からエアが排出され、袋体13が収縮する。
なお、袋体13を膨張させるための媒体はエアに限らず、その他の気体でもよい。さらには、液体でもよい。エアを用いることにより、簡易かつ低コストに袋体13を膨張させることができる。
ロボットアーム30は、袋体13を三次元に移動させるための移動手段である。ロボットアーム30は、ベース部31、リンク付根部32、第1リンク33、第2リンク34を有する多関節型ロボットアームである。
第2リンク34は、ピッチ軸回りの回転が可能となるように、第1リンク33に対して、第2関節部34aを介して連結されている。また、第2リンク34の他端には、取付ユニット11が連結されている。
ピッチ軸とは、第1リンク33、第2リンク34を上下方向へ回動させる回転軸であり、図1の状態ではy軸方向の軸である。
また、袋体13を三次元に移動させるための移動手段は、特に限定されない。例えば、ロボットアーム30に代えて直交移動機構などを用いてもよい。
次に、図2、図3を参照して、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を用いてバリが除去される鋳造用砂中子について説明する。図2は、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を用いてバリが除去される鋳造用砂中子の一例の模式平面図である。図3は、図2のIII−III断面図である。図3には、鋳造用砂中子40に加え、上型50、下型60も併せて示されている。
次に、図4を参照して、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法について説明する。図4は、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を示す断面フロー図である。図4には、鋳造用砂中子40の一方の開口部41の内周面に発生したバリ42を除去する方法が示されている。他方の開口部41についても同様の処理を行って、開口部41の内周面に形成されたバリ42を除去する。
次に、図4の2段目に示すように、袋体13をz軸負方向に移動させて開口部41に挿入する。ここで、袋体13がノズル12の先端に取り付けられているため、小さな開口部41でも袋体13を容易に挿入することができる。
その後、他方の開口部41に袋体13を移動させて上記動作を繰り返し、他方の開口部41の内周面に形成されたバリ42も除去する。
次に、図5〜図8を参照して、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法の具体的な適用例について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る鋳造用砂中子のバリ除去方法を用いてバリが除去される鋳造用砂中子の他の一例の模式平面図である。図6は、図5の領域Iにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。図7は、図5の領域IIにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。図8は、図5の領域IIIにおけるバリ除去の様子を示す部分拡大図である。
図3において開口部41の内周面にバリ42が形成されているように、開口部41a及び開口部41bの内周面にはバリ(不図示)が形成されている。同様に、切り欠き部43の周面にはバリ(不図示)が形成されている。
12 ノズル
13 袋体
14 板状部材
21 エア供給管
22 エア排出管
23 コンプレッサ
24 エア制御部
30 ロボットアーム
31 ベース部
32 リンク付根部
32a 回転軸
33 第1リンク
33a 第1関節部
34 第2リンク
34a 第2関節部
40、40a 鋳造用砂中子
41、41a、41b 開口部
42 バリ
43 切り欠き部
44 仕切部
50 上型
60 下型
PS 圧力センサ
V1、V2 電磁弁
Claims (5)
- 開口部もしくは切り欠き部の少なくとも一方のバリ除去対象部を有する鋳造用砂中子における、前記バリ除去対象部からバリを除去する鋳造用砂中子のバリ除去方法であって、
前記鋳造用砂中子の前記バリ除去対象部に袋体を挿入するステップと、
前記バリ除去対象部に挿入された前記袋体を膨張させ、膨張した当該袋体によって前記バリ除去対象部の周面に形成されたバリを押し折るステップと、を備えた、
鋳造用砂中子のバリ除去方法。 - 前記鋳造用砂中子において一対の前記バリ除去対象部が仕切部を介して対向配置されている場合、
一対の前記バリ除去対象部のそれぞれに別々の前記袋体を挿入した後、
一対の前記バリ除去対象部のそれぞれに挿入された別々の前記袋体を同時に膨張させる、
請求項1に記載の鋳造用砂中子のバリ除去方法。 - 前記バリ除去対象部が前記切り欠き部であり、
前記鋳造用砂中子の外周に板状部材を当接させて前記切り欠き部を囲った後、当該切り欠き部に挿入された前記袋体を膨張させる、
請求項1又は2に記載の鋳造用砂中子のバリ除去方法。 - エアを供給することにより前記袋体を膨張させる、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の鋳造用砂中子のバリ除去方法。 - 前記袋体がノズルの先端に取り付けられている、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の鋳造用砂中子のバリ除去方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017246294A JP6973035B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 鋳造用砂中子のバリ除去方法 |
CN201811396125.5A CN109954840B (zh) | 2017-12-22 | 2018-11-22 | 铸造用砂芯的毛刺去除方法 |
US16/199,287 US10543526B2 (en) | 2017-12-22 | 2018-11-26 | Method for removing burrs of sand core for casting |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017246294A JP6973035B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 鋳造用砂中子のバリ除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019111553A true JP2019111553A (ja) | 2019-07-11 |
JP6973035B2 JP6973035B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=66949230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017246294A Active JP6973035B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 鋳造用砂中子のバリ除去方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10543526B2 (ja) |
JP (1) | JP6973035B2 (ja) |
CN (1) | CN109954840B (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61107465U (ja) | 1984-12-18 | 1986-07-08 | ||
JPS61232041A (ja) * | 1985-04-09 | 1986-10-16 | Honda Motor Co Ltd | 鋳造用中子のバリ除去装置 |
JPH07136739A (ja) * | 1993-11-16 | 1995-05-30 | Toyota Motor Corp | 中子のバリ取り工具 |
CN104440449B (zh) * | 2014-12-02 | 2017-02-01 | 郧西精诚汽配有限公司 | 交叉孔相贯线位置、深孔折弯位置微小金属毛刺去除器械 |
CN106695487B (zh) * | 2016-12-25 | 2018-08-03 | 重庆润跃机械有限公司 | 齿轮去毛刺装置 |
-
2017
- 2017-12-22 JP JP2017246294A patent/JP6973035B2/ja active Active
-
2018
- 2018-11-22 CN CN201811396125.5A patent/CN109954840B/zh active Active
- 2018-11-26 US US16/199,287 patent/US10543526B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109954840A (zh) | 2019-07-02 |
US20190193143A1 (en) | 2019-06-27 |
CN109954840B (zh) | 2020-09-25 |
JP6973035B2 (ja) | 2021-11-24 |
US10543526B2 (en) | 2020-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009173038A (ja) | ダクト脱型用抜き取り治具 | |
KR101345134B1 (ko) | 타이어 가류용 몰드의 제조 방법 및 타이어 가류용 몰드 | |
US10059572B2 (en) | Core grasping method | |
JP2019111553A (ja) | 鋳造用砂中子のバリ除去方法 | |
US10189132B2 (en) | Core grasping apparatus | |
JP2008126509A (ja) | ブラダ−、ブラダー装置及び密着防止方法。 | |
KR20140106411A (ko) | 블로우 몰딩 방법 및 장치 | |
JP2010157460A (ja) | 低風音難着雪電線製造用ダイス装置及び低風音難着雪電線の製造方法 | |
JP2010046880A (ja) | 筐体の製造方法及び検出装置 | |
JP2009274310A (ja) | 筒状樹脂成形用の金型、及び筒状樹脂成形用の金型を用いて筒状樹脂品を製造する方法 | |
JP5488138B2 (ja) | タイヤ加硫用モールドの製造方法 | |
JP3873196B1 (ja) | 防振装置の製造方法 | |
JP5336264B2 (ja) | ブロー成形用金型及びブロー成形方法 | |
JP2006150603A (ja) | タイヤ成形金型、タイヤ成形金型用のプラグ、及びこのタイヤ成形金型を用いて製造したタイヤ | |
JP2003019743A (ja) | エアスポイラの成形方法及び成形用金型装置 | |
JP5082193B2 (ja) | タイヤ加硫用成形金型に用いるサイプ | |
JP2008155241A (ja) | 鋳造方法及び鋳造装置 | |
JPH08216259A (ja) | 中空樹脂成形品の製造方法 | |
JP2008175331A (ja) | モールド成型品 | |
JP5660955B2 (ja) | 防振装置の製造方法 | |
JP2008169891A (ja) | ダストカバーの製造方法 | |
JP4487127B2 (ja) | タイヤトレッド部を形成するセクタ−を製造するための石膏型の製造方法及びこれを使用したセクショナル型タイヤ成形金型の製造方法 | |
JP2003025418A (ja) | ブロー成形用型内インサート | |
JP4220363B2 (ja) | アンダーカット部を有する成形品のブロー成形方法及びその成形装置 | |
JP2009068527A (ja) | ダストカバー、及び、ダストカバーの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210608 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210713 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211018 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6973035 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |