JP2019111264A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】脚周りからの漏れを抑制することを可能とした使い捨ておむつを提供する。【解決手段】前後方向に延びる第1弾性部材21Eと、第1弾性部材21Eを挟み込むサイドシート21Sとを有する立体ギャザー21と、前後方向に延びる第2弾性部材23Eと、第2弾性部材23Eを挟み込むシート側縁部18Aとを有するレグギャザー23とを備え、外装体の内側に設けられるポケットの内側には、立体ギャザー21およびレグギャザー23の前後方向における端部が位置し、立体ギャザー21は、第1弾性部材21Eを挟んだサイドシート21Sが吸収性本体16に接着される基端部21Bを備える。ポケットの内側に、立体ギャザー21およびレグギャザー23の前後方向における端部が位置し、サイドシート21Sは、股下部に液透過性部を備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、立体ギャザーおよびレグギャザーを備えた使い捨ておむつに関する。
特許文献1に示すように、吸収性物品としての使い捨ておむつは、前身頃を構成する第1外装体と、後身頃を構成する第2外装体と、第1外装体に接合される前端部と第2外装体に接合される後端部とを含む吸収性本体とを備えている。第1外装体と第2外装体とは、吸収性本体が2つに折曲され、第1および第2外装体の胴周り方向の両端部が互いに接合されることで、上端部に胴周り部を構成し、下端部に脚周り開口部を構成する。第1外装体および第2外装体には、胴周り部に胴周り方向に沿って糸ゴムなどの弾性部材が配置されている。また、吸収性本体は、吸収性本体の肌と接触する内面であって、前後方向に沿う両端部に立体ギャザーが配置されている。また、吸収性本体は、前後方向に沿う両側縁部において、前後方向に延びる弾性部材をシートで挟み込んで構成されたレグギャザーを備えている。レグギャザーは、装着時において、脚周り開口部に位置する。レグギャザーや立体ギャザーは、糸ゴムなどの弾性部材をシートで挟み込んで構成されている。
特許第4996508号公報
ところで、使い捨ておむつは、排泄物が立体ギャザーとレグギャザーとの間の溝に流入してしまうことがある。立体ギャザーとレグギャザーとの間の溝に排泄物が流入した状態で、着用者が姿勢を変えると、脚周りに隙間を生じ、排泄物が脚周りから漏れる原因となる。
本発明は、脚周りからの漏れを抑制することを可能とした使い捨ておむつを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための使い捨ておむつは、前見頃を構成する第1外装体と、後身頃を構成する第2外装体と、前記第1外装体および前記第2外装体と重なる前後方向の端部領域と、前記第1外装体と前記第2外装体との間に位置する股下部とを有する吸収性本体と、前記吸収性本体の少なくとも一方の前記端部領域に位置し、前記股下部を向いた開口端を有するポケットと、前記吸収性本体の内面で、かつ、前記前後方向に沿う各側縁部に沿って設けられる立体ギャザーであって、当該各立体ギャザーが、前記前後方向に延びる第1弾性部材と、前記第1弾性部材を挟み込む第1シートとを有する前記立体ギャザーと、前記吸収性本体の前記前後方向に沿う各側縁部に設けられるレグギャザーであって、当該各レグギャザーが、前記前後方向に延びる第2弾性部材と、前記第2弾性部材を挟み込む第2シートとを有する前記レグギャザーとを備え、前記ポケットの内側に、前記立体ギャザーおよび前記レグギャザーの前記前後方向における端部が位置し、前記第1シートは、少なくとも前記股下部に液透過性部を備えている。
上記構成によれば、排泄物はポケットの方向へ流れ、吸収体に吸収されるまで貯留される。着用者が姿勢を変えたとき、排泄物は、ポケットの左右方向のコーナ部へと流れ、ここから立体ギャザーとレグギャザーとの間の溝へ流入する。溝に流入した排泄物は、立体ギャザーを構成する第1シートの液透過性部を透過して吸収性本体の内側(中心線の方向)に戻り、吸収性本体に吸収される。したがって、脚周りからの横漏れすることを抑えることができる。
上記使い捨ておむつにおいて、前記立体ギャザーは、前記第1弾性部材を挟んだ前記第1シートが前記吸収性本体に接着される基端部を備え、前記基端部は、前記レグギャザーと重なっている構成としてもよい。
上記構成によれば、立体ギャザーの構造や吸収性本体に対する接着位置などは、既存のおむつと同じであることから、製造設備に変更を加える必要がなくなる。したがって、容易に製造することができる。
上記使い捨ておむつにおいて、前記立体ギャザーが前記吸収性本体に対して立ち上がった状態において、前記液透過性部は、前記吸収性本体の左右方向において、前記左右方向の中心線から外側に向かって液不透過性であり、外側から前記中心線に向かって液透過性である構成としてもよい。
上記構成によれば、サイドシートを左右方向の中心線から外側に向かって液不透過性であり、外側から中心線に向かって液透過性とすることによって、吸収性本体の両側に立ち上がった立体ギャザーより内側の領域に存在する排泄物が立体ギャザーの外側、すなわち溝側に流れにくくすることができる。
上記使い捨ておむつにおいて、前記吸収性本体は、肌に接するトップシートと、前記肌とは反対側のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に位置する前記吸収体とを備え、前記第2弾性部材は、複数本設けられており、前記吸収性本体の左右方向において最も外側に位置する前記第2弾性部材は、前記吸収性本体の左右方向において、バックシートの外側に位置している構成としてもよい。
上記構成によれば、バックシートが存在しない部分は、バックシートが存在しない分、柔軟性が高まり、レグギャザーが立ち上がり易くなる。
上記使い捨ておむつにおいて、前記第1外装体および前記第2外装体のうち少なくとも一方の外装体は、前記使い捨ておむつの胴周り部を構成する上部領域と下部領域とを備え、前記上部領域は、前記端部領域に対して内側に位置する内側弾性部を備え、前記下部領域は、前記端部領域に対して外側に位置する外側弾性部を備え、前記内側弾性部は、前記端部領域と重なる領域において非接着であり、前記端部領域の周囲において、前記端部領域に対して外側に位置しているシート部に対して接着されており、前記内側弾性部と前記端部領域の間に、前記ポケットが構成されている構成としてもよい。
上記構成によれば、内側弾性部と前記端部領域の間に、ポケットを構成することができる。
本発明によれば、脚周りからの漏れを抑制することを可能とした使い捨ておむつを提供することができる。
本発明の吸収性本体を具体化した第1実施形態におけるパンツ型使い捨ておむつの斜視図。 (a)は、図1のパンツ型使い捨ておむつの展開状態を示す平面図、(b)は、(a)の2B−2B線に沿った断面図。 (a)は、図1のおむつの上部領域の接着領域を図2(a)に対応して示す平面図、(b)は、図1のおむつの下部領域の接着領域を図2(a)に対応して示す平面図。 図1のおむつが装着された状態の要部断面図。 (a)は図2(a)の5−5線に沿った断面図、(b)は(a)の状態からレグギャザーが立ち上がった状態を示す図2(a)の5−5線に沿った断面図。 図1のパンツ型使い捨ておむつの展開状態において、排泄物の流れる方向を示す平面図。
図1ないし図6を参照して本発明における使い捨ておむつを具体化した一実施形態におけるパンツ型使い捨ておむつについて説明する。
図1に示すように、パンツ型使い捨ておむつ10(以下、単に「おむつ10」という。)は、人体の腹部形状に追従する形状を有する前身頃10Fと、人体の背部形状に追従する形状を有する後身頃10Rと、前身頃10Fおよび後身頃10Rを繋ぐ股下部10Cとを備える。
前身頃10Fにおいて股下部10Cと反対側の部分は、人体の胴周りの部分を取り囲む胴周り部10Wを構成し、上端に、胴周り開口部10Aを備えている。また、前身頃10Fにおける左右両端部、後身頃10Rにおける左右両端部、および、股下部10Cにおける左右両端部は、人体の太股部分を取り囲む形状を有した左右一対の脚周り開口部10Lを構成している。また、前身頃10Fと後身頃10Rの胴周り方向の左右両端部は、接合部11となっている。
図2(a)は、パンツ型使い捨ておむつの展開状態を示す平面図、(b)は、(a)の2B−2B線に沿った断面図である。なお、図2(b)において、右側がおむつ装着者の肌側、すなわち装着者の肌に近い側となる。
前身頃10Fにおける胴周り部10Wは、腹側の第1外装体としての腹側外装体12Fで構成され、後身頃10Rにおける胴周り部10Wは、背側の第2外装体としての背側外装体12Rで構成されている。
腹側外装体12Fおよび背側外装体12Rは、胴周り方向である左右方向Xを長手方向とした矩形形状を有している。外装体を構成するシートは、一例として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布であり、また、透液性シート、不透液性シートの何れであってもよい。そして、腹側外装体12Fは、腹側外装体12Fを構成するシート間に腹側上部弾性部材15FUおよび腹側下部弾性部材15FDが挟まれて構成されている。背側外装体12Rもまた、背側外装体12Rを構成するシート間に背側上部弾性部材15RUおよび背側下部弾性部材15RDが挟まれて構成されている。これらの弾性部材15FU,15FD,15RU,15RDは、天然ゴム、合成ゴム、ウレタンなどから選ばれる1つ以上の材料により形成された弾性体であり、糸状または紐状に形成されている。弾性部材15FU,15FD,15RU,15RDは、複数本が互いに平行に、左右方向Xに沿って配置されている。
腹側外装体12Fと背側外装体12Rとは、股下部10Cを構成する吸収性本体16で連結される。吸収性本体16は、前後方向Yを長手方向とした矩形形状を有している。図2(b)に示すように、吸収性本体16は、液不透過性を有したバックシート17と、吸収体18と、液透過性を有したトップシート19と、バックシート17に対して外側に重ねられるカバーシート20とを備えている。おむつ10において、トップシート19は、着用者の肌と接する内側に配置され、バックシート17は、吸収体18に対して外側に配置され、カバーシート20は、バックシート17を覆うように、最外に配置される。そして、吸収性本体16において、外側から、カバーシート20、バックシート17、吸収体18、トップシート19の順に重なっている。
バックシート17を形成する材料は、例えば、液不透過性を有したポリエチレン樹脂製のフィルムである。バックシート17は、通気性を確保するため、微細孔が多数形成されている。トップシート19およびカバーシート20を形成する材料は、例えば、織布、不織布、多孔性フィルムなどから選ばれる1以上の材料である。また、トップシート19は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロンのような熱可塑性樹脂の繊維であって親水化処理が施された繊維から構成される液透過性を有した不織布などが用いられる。カバーシート20は、最外のシートであり、使用者に触れるシートであるため、手触り感を向上させる不織布などで構成されている。
吸収体18は、前身頃10F、股下部10C、および、後身頃10Rに跨るように細長い帯形状を有している。吸収体18は、吸収性材料の成形体と、成形体を包むコアラップとで構成されている。吸収体18を形成する吸収性材料の成形体は、例えば、フラッフパルプ、高吸収性ポリマー、親水性シートなどの吸収性材料を成形したものである。また、コアラップは、ティシュや不織布などで構成されている。そして、吸収体18は、バックシート17とトップシート19との間に配置され接合される。吸収体18は、腹側外装体12Fと背側外装体12Rとの間に延在され、腹側端部18Fと背側端部18Rとを備えている。腹側端部18Fは、腹側上部領域12FUまで延在しており、背側端部18Rは、背側上部領域12RUまで延在している。また、吸収体18は、左右方向Xにおいて、立体ギャザー21の基端部21Bとレグギャザー23との間にまで延在している。なお、吸収体18において、コアラップは省略されていてもよい。
バックシート17、トップシート19、および、カバーシート20は、吸収体18に対して一周り大きな矩形形状を有したシートであり、吸収性本体16は、吸収体18が配置される中央領域と、吸収体18が配置されておらず周辺部18Bとを含む。吸収性本体16における前後方向Yに延びる両側縁部は、吸収体18が配置されていないシート側縁部18Aである。シート側縁部18Aは、一例として、バックシート17、トップシート19、および、カバーシート20が重なって構成されている。また、シート側縁部18Aは、一例として、カバーシート20の前後方向Yに延びる両側縁部を左右方向Xにおける中心線Pの方向となる内側に折り返して構成されている。また、吸収性本体16の前後方向Yにおける外装体12F,12Rと重なる領域の内面と外面は、外装体を構成するシートが接着される端部領域16Aとなる。
腹側外装体12Fは、腹側上部領域12FUと腹側下部領域12FDとを備えている。背側外装体12Rも、背側上部領域12RUと背側下部領域12RDとを備えている。
図2(b)に示すように、腹側上部領域12FUおよび背側上部領域12RUでは、腹側上部弾性部材15FUおよび背側上部弾性部材15RUが吸収性本体16に対して内側、すなわちトップシート19側に配置されており、胴周り開口部10Aや胴周り部10Wの一部を構成している。腹側下部領域12FDおよび背側下部領域12RDでは、腹側下部弾性部材15FDおよび背側下部弾性部材15RDが吸収性本体16に対して外側、すなわちバックシート17やカバーシート20側に配置されており、胴周り部10Wの一部を構成している。
腹側上部領域12FUには、複数本の腹側上部弾性部材15FUが胴周り方向を長手方向としたシート間(腹側外部シート部26Fと腹側内部シート部25Fの間)において、左右方向Xにおける左右両端部に亘って伸長された状態で配置されている。背側上部領域12RUには、複数本の背側上部弾性部材15RUが左右方向Xを長手方向としたシート間(背側外部シート部26Rと背側内部シート部25Rとの間)において、左右方向Xにおける左右両端部に亘って伸長された状態で配置されている。
また、腹側下部領域12FDには、複数本の腹側下部弾性部材15FDが左右方向Xを長手方向としたシート間(腹側外部シート部26Fと腹側内部シート部25Fの間)において、左右方向Xにおける左右両端部に亘って配置されている。背側下部領域12RDには、複数本の背側下部弾性部材15RDが左右方向Xを長手方向としたシート間(背側外部シート部26Rと背側内部シート部25Rとの間)において、左右方向Xにおける左右両端部に亘って配置されている。これら弾性部材15FU,15FD,15RU,15RDは、胴周り部10Wにおいて、ウェストギャザーやタミーギャザーを構成し、腹漏れや背漏れの発生を抑制する。
図2(b)に示すように、腹側下部領域12FDおよび背側下部領域12RDは、吸収性本体16における端部領域16Aのカバーシート20に直接接着されている。図2(a)に示すように、腹側下部弾性部材15FDは、端部領域16A上において、伸長していない状態、例えば切断された状態で配置されている。また、大半の背側下部弾性部材15RDは、端部領域16A上において、伸長していない状態、例えば切断された状態で配置されている。これにより、吸収性本体16は、腹側下部弾性部材15FDおよび背側下部弾性部材15RDの収縮に合わせて吸収性本体16が収縮し、吸収性本体16にひだが形成されることを抑制することができる。そして、吸収性本体16と肌との間に隙間が生じることを抑制でき、腹漏れや背漏れを抑制することができる。
複数本の背側下部弾性部材15RDのうちで背側上部領域12RUの近くにおいて背側上部領域12RUの下端部に沿って位置する複数本の背側下部弾性部材15RD1は、吸収体18の背側端部18R上において、伸長した状態、すなわち切断されていない状態で配置されている。したがって、背側下部弾性部材15RD1が配置された領域では、背側端部18Rにひだ16Bを形成することができる。ひだ16Bが形成された背側端部18Rでは、ひだ16Bが形成されていない領域よりも吸収体18の厚さが厚くなり、後述の背側ポケット30Rの開口端が臀部に押されて塞がりにくくなる。また、ひだ16Bを、背側ポケット30Rに導くガイドとして機能させることができる。
図2(b)に示すように、腹側上部領域12FUは、腹側上部弾性部材15FUをシート(腹側外部シート部26Fと腹側内部シート部25F)で挟み込んで腹側内側弾性部27Fを構成している。また、腹側下部領域12FDも、腹側下部弾性部材15FDをシート(腹側外部シート部26Fと腹側内部シート部25F)で挟み込んで腹側外側弾性部28Fを構成している。腹側上部領域12FUおよび腹側下部領域12FDは、腹側外部シート部26Fと腹側内部シート部25Fとによって、一連に繋がっている。
背側上部領域12RUは、背側上部弾性部材15RUをシート(背側外部シート部26Rと背側内部シート部25R)で挟み込んで背側内側弾性部27Rを構成している。また、背側下部領域12RDも、背側下部弾性部材15RDをシート(背側外部シート部26Rと背側内部シート部25R)で挟み込んで背側外側弾性部28Rを構成している。背側上部領域12RUおよび背側下部領域12RDは、背側外部シート部26Rと背側内部シート部25Rとによって、一連に繋がっている。
腹側外部シート部26Fおよび背側外部シート部26Rは、肌とは反対側の最も外側に位置するとともに、胴周り開口部10Aの部分で内側に折り曲げられて最も肌側に位置するシートである。腹側内部シート部25Fおよび背側内部シート部25Rは、腹側外部シート部26Fおよび背側外部シート部26Rに対向するシートである。
腹側内側弾性部27Fを構成している腹側外部シート部26Fおよび腹側内部シート部25Fは、腹側上部弾性部材15FUおよび腹側下部弾性部材15FDを挟み込み、第1接着剤24で接着されている。腹側外部シート部26Fおよび腹側内部シート部25Fの折り返し部分は、胴周り開口部10Aを構成し、胴周り開口部10Aをシートの2枚重ねで構成することによって、強度を高めている(図2(b)中A部参照)。
背側内側弾性部27Rを構成している背側外部シート部26Rおよび背側内部シート部25Rは、背側上部弾性部材15RUおよび背側下部弾性部材15RDを挟み込み、第1接着剤24で互いに接着されている。背側外部シート部26Rおよび背側内部シート部25Rの折り返し部分は、胴周り開口部10Aを構成し、胴周り開口部10Aをシート2枚重ねで構成することによって、強度を高めている(図2(b)中A部参照)。
腹側内側弾性部27Fおよび背側内側弾性部27Rにおいて、腹側内部シート部25Fおよび背側内部シート部25Rは、端部領域16Aのトップシート19に対して接着されない非接着とされる。また、腹側内側弾性部27Fおよび背側内側弾性部27Rにおいて、端部領域16Aの周囲の領域では、胴周り開口部10Aで折り返された腹側内部シート部25F同士が第2接着剤25によって接着される。また、端部領域16Aのカバーシート20も腹側内部シート部25Fに対して第2接着剤25によって接着される。
ここで、図3(a)は、上部領域の接着領域を図2(a)に対応して示す平面図、図3(b)は、下部領域の接着領域を図2(a)に対応して示す平面図である。図2(b)および図3(a)に示すように、腹側上部領域12FUにおいて、端部領域16Aのカバーシート20が腹側内部シート部25Fに対して第2接着剤25によって接着される領域が、第1接着領域22Aとなる。また、背側上部領域12RUにおいて、端部領域16Aのカバーシート20が背側内部シート部25Rに対して第2接着剤25によって接着される領域が、第1接着領域22Aとなる。
また、腹側上部領域12FUにおける腹側内側弾性部27Fにおいて、第1接着領域22Aの周囲であって、胴周り開口部10Aで折り返された腹側内部シート部25F同士が第2接着剤25によって接着される領域が、第2接着領域22Bとなる。また、背側上部領域12RUにおける背側内側弾性部27Rにおいて、胴周り開口部10Aで折り返された背側内部シート部25R同士が第2接着剤25によって接着される領域が、第2接着領域22Bとなる。腹側内側弾性部27Fおよび背側内側弾性部27Rにおける第2接着領域22Bは、端部領域16Aの周囲に位置することで、股下部10Cを向いた凹部形状を有する。この凹部形状の内側部分において、腹側内側弾性部27Fおよび背側内側弾性部27Rは、端部領域16Aのトップシート19に対して接着されない非接着部となる。これにより、腹側内側弾性部27Fの腹側内部シート部25Fと端部領域16Aのトップシート19との間には、腹側ポケット30Fが構成される。また、背側内側弾性部27Rの背側内部シート部25Rと端部領域16Aのトップシート19との間には、背側ポケット30Rが構成される。
これらポケット30F,30Rは、股下部10C側に開口端を有し、腹や背の方向に移動する尿や便などの排泄物を収容できるように構成されている。また、第2接着領域22Bは、胴周り開口部10Aと端部領域16Aの前後方向Yの先端部との間に所定の幅を有する余白部34を備え、ポケット30F,30Rに収容された排泄物が胴周り開口部10Aの方へ漏れることを抑制している。
また、図3(b)に示すように、腹側下部領域12FDおよび背側下部領域12RDにおいて、腹側外側弾性部28Fおよび背側外側弾性部28Rの腹側内部シート部25Fおよび背側内部シート部25Rが端部領域16Aのバックシート17に対して接着される領域が、第3接着領域22Cとなる。
ここで、腹側ポケット30Fおよび背側ポケット30Rの大きさについて説明する。図4に示すように、例えば乳幼児の体型は、腹部36側は股間部分において窪み部37を有しており、背部38側は、臀部39が出っ張っている。したがって、腹側ポケット30Fの開口端は、股間部分が窪んでいることで開いた状態になり易く、排泄物も腹側ポケット30F内に流入し易くなる。また、腹側ポケット30Fは、尿などの液体が多く流入する傾向があり、小さ過ぎると腹漏れの原因となる。そこで、腹側ポケット30Fは、背側ポケット30Rに対して大きく深いものとし、尿などの排泄物を収容するための容積を十分確保し、腹漏れの発生を抑えるようにしている。そして、腹側ポケット30Fには、おむつ10を廃棄する際に、腹側ポケット30F以外の部分が丸められた状態で収容される。
また、背側ポケット30Rは、腹側ポケット30Fに対して小さく浅いものとなっているので、臀部39によって、背側ポケット30Rの開口端が塞がれにくくなっている。
吸収体18の腹側端部18Fは、腹側ポケット30Fの最奥部の近くまで延在することで、腹側ポケット30Fに流入した排泄物を吸収することができる。吸収体18の背側端部18Rは、背側ポケット30Rの最奥部の近くまで延在することで、背側ポケット30Rに流入した排泄物を吸収することができる。
以上のようなおむつ10では、腹側外部シート部26Fおよび腹側内部シート部25Fが腹側上部領域12FUおよび腹側下部領域12FDに跨って設けられている。背側外部シート部26Rおよび背側内部シート部25Rも背側上部領域12RUおよび背側下部領域12RDに跨って設けられている。そして、腹側外部シート部26Fおよび腹側内部シート部25Fと背側外部シート部26Rおよび背側内部シート部25Rとは、接合部11で接合されている。これにより、おむつ10を履く際にも、脚が上部領域と下部領域との間の隙間に進入してしまい、おむつ10が履きにくくなることを防ぐことができる。
また、図5(a)に示すように、吸収性本体16の内面、すなわちトップシート19上には、前後方向Yに沿う両端部に立体ギャザー21が配置されている。各立体ギャザー21は、吸収性本体16の前後方向Yに延在する第1弾性部材21Eと、第1弾性部材21Eを挟み込む第1シートとしてのサイドシート21Sとを備えている。第1弾性部材21Eは、複数本が互いに平行な状態で、かつ、ホットメルト接着剤が塗布され伸長された状態でサイドシート21Sに対して配置され、サイドシート21Sが二つ折りされることで、サイドシート21Sによって挟み込まれる。第1弾性部材21Eは、弾性部材15FU,15FD,15RU,15RDと同様な材料で構成されている。サイドシート21Sも、トップシート19やカバーシート20と同様なシートで構成され、例えば、液透過性を有した不織布などを含んだ前後方向Yに延びる長尺のシート体で構成されている。サイドシート21Sは、一例として、疎水性のシートに対して親水化処理を施すことによって形成される。また、親水性の繊維によって形成してもよい。サイドシート21Sで構成された立体ギャザー21の全体は、液透過性部を構成する。
サイドシート21Sは、前後方向Yにおいて、腹側上部領域12FU、股下部10C、および、背側上部領域12RUに跨る長さを有している。したがって、サイドシート21Sの前後方向Yにおける各端部は、腹側ポケット30Fと背側ポケット30Rの内側に位置することになる。具体的には、腹側ポケット30Fと背側ポケット30Rの前後方向Yに延びる内側縁部であって、腹側ポケット30Fと背側ポケット30Rの最奥部に位置している。第1弾性部材21Eは、サイドシート21Sの前後方向Yにおける長さよりも短く、腹側下部領域12FD、股下部10C、および、背側下部領域12RDに跨る長さを有している(図2(a)参照)。
図5(a)に示すように、サイドシート21Sは、二つ折りされた状態で第1弾性部材21Eを挟み込んでいる。折り返されて重なり合ったサイドシート21Sの各端部、すなわち立体ギャザー21の基端部21Bは、吸収性本体16のシート側縁部18Aにホットメルト接着剤などの接着剤によって固定される。第1弾性部材21Eを挟み込んだサイドシート21Sは、基端部21Bと、基端部21Bに対して反対側の先端部21Pとを含む。さらに、サイドシート21Sは、基端部21Bにおける中心線Pに近い縁部を折返部21Tとして、折返部21Tから先端部21Pまでが吸収性本体16の左右方向Xの両端部を向くように折り返されている。第1弾性部材21Eを挟み込んだサイドシート21Sは、先端部21Pから折返部21Tまでが非接着とされ、立体ギャザー21を立ち上がり可能としている。立体ギャザー21は、着用者に装着されたとき、第1弾性部材21Eの収縮力によって吸収性本体16に対して肌当接方向に立ち上がる。
なお、腹側ポケット30Fおよび背側ポケット30Rの内側となる腹側上部領域12FUおよび背側上部領域12RUでは、第1弾性部材21Eが存在せず、サイドシート21Sの先端部21Pから折返部21Tまでの全領域が基端部21Bやシート側縁部18Aに対して接着剤や熱溶着によって固定され、シール部21Cとなっている(図2(a)参照)。
また、吸収性本体16のシート側縁部18Aは、カバーシート20の前後方向Yに沿う両側縁部を、中央側に折り返して構成されている。折り返されたシート側縁部18Aは、レグギャザー23を備えている。レグギャザー23は、シート側縁部18Aで吸収性本体16の前後方向Yに延在する第2弾性部材23Eを挟み込んで構成されている。そして、折り返されて中央側に位置する第2シートとしてのカバーシート20の各縁部は、腹側上部領域12FUから背側上部領域12RUに跨る範囲において、接着剤によって接着されている。レグギャザー23は、腹側ポケット30Fと背側ポケット30Rの前後方向Yに延びる内側縁部に位置している。
第2弾性部材23Eも、複数本が互いに平行な状態で、かつ、ホットメルト接着剤が塗布され伸長された状態で、腹側下部領域12FDから股下部10Cを介して背側下部領域12RDに亘って延在される。吸収性本体16の左右方向Xにおける両側縁部において、立体ギャザー21の基端部21Bは、シート側縁部18Aに接着され、レグギャザー23と重なっている。レグギャザー23においても、前後方向Yにおける先端部は、腹側ポケット30Fおよび背側ポケット30Rの内側に位置することになる。
なお、複数本の第2弾性部材23Eの内で中心線Pから最も遠い第2弾性部材23E2は、バックシート17からはみ出して位置している。これにより、シート側縁部18Aにおいて、バックシート17の存在しない部分は、バックシート17が存在しない分、柔軟性が高まり、第2弾性部材23E2の収縮力によってより立ち上がり易くなる。
次に、以上のように構成されたおむつ10の作用について説明する。
図5(b)に示すように、おむつ10は、装着されると、第2弾性部材23Eが伸長し、また、内側弾性部27F,27Rがシート側縁部18Aを中心線P側に引っ張ることで、レグギャザー23が立ち上がる。また、立体ギャザー21にあっても、第1弾性部材21Eが伸長し立ち上がる。脚周り開口部10Lでは、2つのギャザーによる2重構造となる。そして、肌当接方向に立ち上がった立体ギャザー21とレグギャザー23との間には、V字形状の溝23Dが形成される。
おむつ10は、尿などの排泄物が排出されると、股下部10Cにおける吸収性本体16の内面を腹側および背側の方向に流れる。図6は、おむつ10の展開状態において、排泄物の流れる方向を概念的に示したものである。排泄物は、トップシート19を通じて吸収体18に吸収されながらも、腹側ポケット30Fの最奥部および背側ポケット30Rの最奥部の方向に流れ、吸収体18に吸収されないうちは、各ポケット30F,30Rの最奥部に貯留する。
ここで、着用者が寝返りなどして姿勢が変わると、ポケット30F,30Rの最奥部に貯留している排泄物は、ポケット30F,30Rの左右方向Xのコーナ部(B部)に向かって流れる。ポケット30F,30Rの最奥部の部分は、立体ギャザー21にあってもレグギャザー23にあってもシール部であって、トップシート19の表面とほぼ面一である。そして、立体ギャザー21も第1弾性部材21Eが配設されておらず、サイドシート21Sが立ち上がる場所ではない。したがって、左右方向Xのコーナ部に向かって流れた排泄物23Xは、当該コーナ部から、立ち上がっている立体ギャザー21とレグギャザー23の間の溝23Dに流入する(図5(b)参照)。立体ギャザー21のサイドシート21Sは、液透過性であるので、溝23Dに流入した排泄物23Xは、サイドシート21Sを透過し、吸収体18が存在する中心線P側に戻ることになり、吸収体18に吸収される。
以上、上記実施形態によれば以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)肌当接方向に立ち上がった立体ギャザー21とレグギャザー23との間に形成されたV字形状の溝23Dに排泄物23Xが流入しても、サイドシート21Sは液透過性であるので、溝23D内の排泄物23Xは、サイドシート21Sを透過して吸収性本体16の内側(中心線Pの方向)に戻り、吸収体18に吸収される。したがって、脚周りからの横漏れすることを抑えることができる。
(2)立体ギャザーの21の構造やサイドシート21Sの吸収性本体16に対する接着位置などは、既存のおむつと同じであることから、製造設備に変更を加える必要がなくなる。したがって、おむつ10は容易に製造することができる。
(3)複数本の第2弾性部材23Eの内で中心線Pから最も遠い第2弾性部材23E2は、バックシート17の外側にはみ出して位置している。これにより、シート側縁部18Aにおいて、バックシート17の存在しない部分は、バックシート17が存在しない分、柔軟性が高まり、第2弾性部材23E2の収縮力によってより立ち上がり易くなり、脚周りからの横漏れを抑えることができる。
(4)上部領域12FU,12FUに、端部領域16Aに対して内側に位置する内側弾性部27F,27Rを設け、下部領域12FD,12RDに、端部領域16Aに対して外側に位置する外側弾性部28F,28Rを設けることで、端部領域16Aと内側弾性部27F,27Rとの間にポケット30F,30Rを設けることができる。したがって、胴周りからの漏れを抑えることができる。
なお、上記実施形態は以下のように適宜変更して実施することもできる。
・サイドシート21Sは、肌当接方向に立ち上がったとき、中心線P側の内面を液不透過性の面21Xとし、溝23Dに臨む外面を親水化処理した液透過性の面21Yとしてもよい(図5(b)参照)。これにより、立体ギャザー21は、左右方向Xにおいて、中心線Pに近い内側から溝23Dが存在する外側に向かって排泄物が透過しにくくなり、溝23Dから内側に向かっては排泄物23Xを透過しやすい構成とすることもできる。
・立体ギャザー21は、図5(a)に示すように、サイドシート21Sを基端部21Bにおける中心線Pに近い縁部を折返部21Tとして、折返部21Tから先端部21Pまでが吸収性本体16の左右方向Xの両端部を向くように折り返して構成したが、これに限らず、折返部21Tで折り返すことなく、先端部21Pが吸収性本体16の左右方向Xの内側(中心線P側)を向く構成とするようにしてもよい。
・また、立体ギャザー21は、図5(a)に示すように、基端部21Bから先端部21Pにかけて二重構造としたが、これに限らず、先端部21Pのみを二重構造とするようにしてもよい。
・立体ギャザー21は、着用者がおむつ10を着用した際下方に位置する股下部10Cに対応する領域だけを液透過性部としてもよい。例えば、疎水性の液不透過性シートに対して、液透過性部を設ける位置だけ親水化処理することによって、液透過性部を部分的に設けることができる。液透過性部は、股下部10Cの中でもと特におむつ10を装着したときに最下部に位置する領域だけに設けるようにしてもよい。
・吸収体18は、図5(a)の状態において、一例として、トップシート19の左右方向Xの両端部やカバーシート20の両端部に対応する位置まで延長するようにしてもよい。このような場合、溝23Dに流入した排泄物は、液透過性のサイドシート21Sの基端部21Bやトップシート19を通じてトップシート19の下側に位置する吸収体18でも吸収される。
・吸収体18は、腹側ポケット30Fまたは背側ポケット30Rの何れかに延在させないようにしてもよいし、股下部10Cだけに延在させてもよい。
・背側ポケット30Rの大きさは、腹側ポケット30Fの大きさと同じあってもよいし、背側ポケット30Rの方が腹側ポケット30Fよりも大きくてもよい。
・ポケット30F,30Rの何れかを省略する構成としてもよい。
・バックシート17の外側にはみ出して位置する第2弾性部材23E2の本数は、特に限定されるものではなく、上述の例のように1本であってもよいし、複数本であってもよい。また、バックシート17の外側にはみ出す第2弾性部材23Eは設けないようにしてもよい。
・ポケット30F,30Rの形状は、排泄物の流入を妨げ収容できれば特に限定されるものではない。例えば、ポケット30F,30Rは、例えばポケット30F,30Rの開口端の幅が狭まった全体がΩ形状を有していてもよい。これにより、ポケット30F,30Rに入った排泄物が逆戻りすることを抑制することができる。また、ポケット30F,30Rの開口端の幅が胴周り開口部10A側の辺よりも広くてもよい。
・腹側外装体12F、背側外装体12Rの何れか一方の外装体が上部領域12FU,12RUと下部領域12FD,12RDを備える構成であってもよいし、何れの外装体も上部領域12FU,12RUと下部領域12FD,12RDとに区画されていない構成であってもよい。
・おむつ10において、胴周り開口部10Aの部分が例えば1枚のシートで破れるおそれがない程度に強度を出すことができる場合、腹側内部シート部25Fおよび背側内部シート部25Rは、端部領域16A対して内側の位置と外側の位置で一連に繋がっていなくてもよい。すなわち、胴周り開口部10Aの部分は、腹側外部シート部26Fおよび背側外部シート部26Rだけで構成してもよい。
・パンツ型おむつとしては、立体ギャザー21とレグギャザー23とポケットを備え、吸収性本体と、腹側と背側が股下部で繋がった外装体の2ピース構造にも適用することができる。また、パンツ型のおむつに限らず、テープ型のおむつであってもよい。また、乳幼児用又は介護を必要とする高齢者や障害者等の成人用の使い捨ておむつであってもよい。
10…おむつ、10A…胴周り開口部、10C…股下部、10F…前身頃、10L…脚周り開口部、10R…後身頃、10W…胴周り部、11…接合部、12F…腹側外装体、12FD…腹側下部領域、12FU…腹側上部領域、12R…背側外装体、12RD…背側下部領域、12RU…背側上部領域、15FD…腹側下部弾性部材、15FU…腹側上部弾性部材、15RD,15RD1…背側下部弾性部材、15RU…背側上部弾性部材、16…吸収性本体、16A…端部領域、17…バックシート、18…吸収体、18A…シート側縁部、18B…周辺部、18F…腹側端部、18R…背側端部、19…トップシート、20…カバーシート、21…立体ギャザー、21B…基端部、21C…シール部、21E…第1弾性部材、21P…先端部、21S…サイドシート、21T…折返部、21X,21Y…面、22A…第1接着領域、22B…第2接着領域、22C…第3接着領域、23…レグギャザー、23D…溝、23E…第2弾性部材、23E2…第2弾性部材、23X…排泄物、24…第1接着剤、25…第2接着剤、25F…腹側内部シート部、25R…背側内部シート部、26F…腹側外部シート部、26R…背側外部シート部、27F…腹側内側弾性部、27R…背側内側弾性部、28F…腹側外側弾性部、28R…背側外側弾性部、30F…腹側ポケット、30R…背側ポケット、34…余白部、36…腹部、37…窪み部、38…背部、39…臀部。

Claims (5)

  1. 前見頃を構成する第1外装体と、
    後身頃を構成する第2外装体と、
    前記第1外装体および前記第2外装体と重なる前後方向の端部領域と、前記第1外装体と前記第2外装体との間に位置する股下部とを有する吸収性本体と、
    前記吸収性本体の少なくとも一方の前記端部領域に位置し、前記股下部を向いた開口端を有するポケットと、
    前記吸収性本体の内面で、かつ、前記前後方向に沿う各側縁部に沿って設けられる立体ギャザーであって、当該各立体ギャザーが、前記前後方向に延びる第1弾性部材と、前記第1弾性部材を挟み込む第1シートとを有する前記立体ギャザーと、
    前記吸収性本体の前記前後方向に沿う各側縁部に設けられるレグギャザーであって、当該各レグギャザーが、前記前後方向に延びる第2弾性部材と、前記第2弾性部材を挟み込む第2シートとを有する前記レグギャザーとを備え、
    前記ポケットの内側に、前記立体ギャザーおよび前記レグギャザーの前記前後方向における端部が位置し、
    前記第1シートは、少なくとも前記股下部に液透過性部を備えている使い捨ておむつ。
  2. 前記立体ギャザーは、前記第1弾性部材を挟んだ前記第1シートが前記吸収性本体に接着される基端部を備え、
    前記基端部は、前記レグギャザーと重なっている
    請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記立体ギャザーが前記吸収性本体に対して立ち上がった状態において、前記液透過性部は、前記吸収性本体の左右方向において、前記左右方向の中心線から外側に向かって液不透過性であり、外側から前記中心線に向かって液透過性である
    請求項1または2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記吸収性本体は、肌に接するトップシートと、前記肌とは反対側のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に位置する吸収体とを備え、
    前記第2弾性部材は、複数本設けられており、
    前記吸収性本体の左右方向において最も外側に位置する前記第2弾性部材は、前記吸収性本体の左右方向において、前記バックシートの外側に位置している
    請求項1ないし3のうち何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記第1外装体および前記第2外装体のうち少なくとも一方の外装体は、前記使い捨ておむつの胴周り部を構成する上部領域と下部領域とを備え、
    前記上部領域は、前記端部領域に対して内側に位置する内側弾性部を備え、
    前記下部領域は、前記端部領域に対して外側に位置する外側弾性部を備え、
    前記内側弾性部は、前記端部領域と重なる領域において非接着であり、前記端部領域の周囲において、前記端部領域に対して外側に位置しているシート部に対して接着されており、
    前記内側弾性部と前記端部領域の間に、前記ポケットが構成されている
    請求項1ないし4のうち何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
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