JP2019111264A - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
Description
上記構成によれば、立体ギャザーの構造や吸収性本体に対する接着位置などは、既存のおむつと同じであることから、製造設備に変更を加える必要がなくなる。したがって、容易に製造することができる。
上記構成によれば、サイドシートを左右方向の中心線から外側に向かって液不透過性であり、外側から中心線に向かって液透過性とすることによって、吸収性本体の両側に立ち上がった立体ギャザーより内側の領域に存在する排泄物が立体ギャザーの外側、すなわち溝側に流れにくくすることができる。
上記構成によれば、バックシートが存在しない部分は、バックシートが存在しない分、柔軟性が高まり、レグギャザーが立ち上がり易くなる。
上記構成によれば、内側弾性部と前記端部領域の間に、ポケットを構成することができる。
図1に示すように、パンツ型使い捨ておむつ10(以下、単に「おむつ10」という。)は、人体の腹部形状に追従する形状を有する前身頃10Fと、人体の背部形状に追従する形状を有する後身頃10Rと、前身頃10Fおよび後身頃10Rを繋ぐ股下部10Cとを備える。
図2(b)に示すように、腹側上部領域12FUおよび背側上部領域12RUでは、腹側上部弾性部材15FUおよび背側上部弾性部材15RUが吸収性本体16に対して内側、すなわちトップシート19側に配置されており、胴周り開口部10Aや胴周り部10Wの一部を構成している。腹側下部領域12FDおよび背側下部領域12RDでは、腹側下部弾性部材15FDおよび背側下部弾性部材15RDが吸収性本体16に対して外側、すなわちバックシート17やカバーシート20側に配置されており、胴周り部10Wの一部を構成している。
図5(b)に示すように、おむつ10は、装着されると、第2弾性部材23Eが伸長し、また、内側弾性部27F,27Rがシート側縁部18Aを中心線P側に引っ張ることで、レグギャザー23が立ち上がる。また、立体ギャザー21にあっても、第1弾性部材21Eが伸長し立ち上がる。脚周り開口部10Lでは、2つのギャザーによる2重構造となる。そして、肌当接方向に立ち上がった立体ギャザー21とレグギャザー23との間には、V字形状の溝23Dが形成される。
(1)肌当接方向に立ち上がった立体ギャザー21とレグギャザー23との間に形成されたV字形状の溝23Dに排泄物23Xが流入しても、サイドシート21Sは液透過性であるので、溝23D内の排泄物23Xは、サイドシート21Sを透過して吸収性本体16の内側(中心線Pの方向)に戻り、吸収体18に吸収される。したがって、脚周りからの横漏れすることを抑えることができる。
・サイドシート21Sは、肌当接方向に立ち上がったとき、中心線P側の内面を液不透過性の面21Xとし、溝23Dに臨む外面を親水化処理した液透過性の面21Yとしてもよい(図5(b)参照)。これにより、立体ギャザー21は、左右方向Xにおいて、中心線Pに近い内側から溝23Dが存在する外側に向かって排泄物が透過しにくくなり、溝23Dから内側に向かっては排泄物23Xを透過しやすい構成とすることもできる。
・また、立体ギャザー21は、図5(a)に示すように、基端部21Bから先端部21Pにかけて二重構造としたが、これに限らず、先端部21Pのみを二重構造とするようにしてもよい。
・背側ポケット30Rの大きさは、腹側ポケット30Fの大きさと同じあってもよいし、背側ポケット30Rの方が腹側ポケット30Fよりも大きくてもよい。
・ポケット30F,30Rの何れかを省略する構成としてもよい。
Claims (5)
- 前見頃を構成する第1外装体と、
後身頃を構成する第2外装体と、
前記第1外装体および前記第2外装体と重なる前後方向の端部領域と、前記第1外装体と前記第2外装体との間に位置する股下部とを有する吸収性本体と、
前記吸収性本体の少なくとも一方の前記端部領域に位置し、前記股下部を向いた開口端を有するポケットと、
前記吸収性本体の内面で、かつ、前記前後方向に沿う各側縁部に沿って設けられる立体ギャザーであって、当該各立体ギャザーが、前記前後方向に延びる第1弾性部材と、前記第1弾性部材を挟み込む第1シートとを有する前記立体ギャザーと、
前記吸収性本体の前記前後方向に沿う各側縁部に設けられるレグギャザーであって、当該各レグギャザーが、前記前後方向に延びる第2弾性部材と、前記第2弾性部材を挟み込む第2シートとを有する前記レグギャザーとを備え、
前記ポケットの内側に、前記立体ギャザーおよび前記レグギャザーの前記前後方向における端部が位置し、
前記第1シートは、少なくとも前記股下部に液透過性部を備えている使い捨ておむつ。 - 前記立体ギャザーは、前記第1弾性部材を挟んだ前記第1シートが前記吸収性本体に接着される基端部を備え、
前記基端部は、前記レグギャザーと重なっている
請求項1に記載の使い捨ておむつ。 - 前記立体ギャザーが前記吸収性本体に対して立ち上がった状態において、前記液透過性部は、前記吸収性本体の左右方向において、前記左右方向の中心線から外側に向かって液不透過性であり、外側から前記中心線に向かって液透過性である
請求項1または2に記載の使い捨ておむつ。 - 前記吸収性本体は、肌に接するトップシートと、前記肌とは反対側のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に位置する吸収体とを備え、
前記第2弾性部材は、複数本設けられており、
前記吸収性本体の左右方向において最も外側に位置する前記第2弾性部材は、前記吸収性本体の左右方向において、前記バックシートの外側に位置している
請求項1ないし3のうち何れか1項に記載の使い捨ておむつ。 - 前記第1外装体および前記第2外装体のうち少なくとも一方の外装体は、前記使い捨ておむつの胴周り部を構成する上部領域と下部領域とを備え、
前記上部領域は、前記端部領域に対して内側に位置する内側弾性部を備え、
前記下部領域は、前記端部領域に対して外側に位置する外側弾性部を備え、
前記内側弾性部は、前記端部領域と重なる領域において非接着であり、前記端部領域の周囲において、前記端部領域に対して外側に位置しているシート部に対して接着されており、
前記内側弾性部と前記端部領域の間に、前記ポケットが構成されている
請求項1ないし4のうち何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
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JP2019111264A true JP2019111264A (ja) | 2019-07-11 |
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ID=67221933
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JP2017248917A Active JP6933127B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 使い捨ておむつ |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003290282A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-14 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
JP2014171688A (ja) * | 2013-03-08 | 2014-09-22 | Oji Holdings Corp | 吸収性物品 |
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JP6229787B1 (ja) * | 2016-02-16 | 2017-11-15 | 王子ホールディングス株式会社 | 使い捨ておむつ、および、使い捨ておむつの製造方法 |
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2017
- 2017-12-26 JP JP2017248917A patent/JP6933127B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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