JP2019110614A - 受電機器、及び給電機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の非接触給電手段の中から、受電機器の状態に応じて適切な非接触給電方式を選択する。【解決手段】受電機器は、非接触で電力を受電する第1の受電手段と、第1の受電手段よりも受電可能な距離が短い第2の受電手段と、受電機器内部の状態を取得する状態取得手段を有し、状態取得手段により取得した機器内部の状態に応じて第1の受電手段と第2の受電手段のいずれかを選択する。また、給電機器は非接触で電力を給電する第1の給電手段と、第1の給電手段よりも給電距離が短い第2の給電手段と、無線により通信する通信手段と、通信手段により受電機器の状態を取得する受電機器状態取得手段を有し、受電機器状態取得手段により取得した受電機器の状態に応じて第1の給電手段と第2の給電手段のどちらで給電するかを選択する。【選択図】図3

Description

本発明は、非接触電力伝送を行う受電機器と給電機器とに関する。
近年、コネクタで接続することなく非接触で電力を送信する給電機器と、給電機器から送信された電力によって装着されている電池の充電を行う受電機器を含む非接触給電システムが知られている。このような非接触給電システムにおいて、用いられる非接触給電の方式としては、電磁誘導方式、磁気共鳴方式、電界共鳴方式、電波放射方式、超音波方式と多岐にわたる方式が提案されている。この中で、電磁誘導の現象を利用した電磁誘導方式は数100KHz帯を使用し、効率が良いが送信できる距離が短いということがある。
電界共鳴方式と磁気共鳴方式は数100KHzから数MHz帯を使用し、電場または磁場を共鳴させて電力を送信する方法であり、効率は電磁誘導方式よりも劣るが、距離は電磁誘導方式よりも長い。電波放射方式は中波からマイクロ波を利用して電波を整流回路で直流に変換する方式で、効率は低いが電力を送信可能な距離は非常に長いという特徴がある。また、超音波を利用して電力を伝送する超音波方式は距離が長く伝送できるが遮蔽物に弱いという特徴がある。従って、各製品の利用形態に合わせて最適な方式を採用する必要がある。
非接触給電を使用するユースケースの中には複数の方式を使用する場合が想定され、マイクロ波通信用のパッチアンテナと、電磁誘導通信用のコイルを具備し、検波受信回路ブロックでマイクロ波通信、電磁誘導通信の両方で得られた交流電力を直流電力に変換し、制御回路の電源として電力を供給する装置が開示されている(特許文献1)。
特開2000−209790号公報
例えば、複数の非接触給電方式に対応した場合に、飛翔体や車両などの移動体は、給電機器から遠い場合は送信可能な距離が長い非接触給電方式を使用し、給電機器から遠い場合は送信可能な距離が長い非接触給電方式を使用することが考えられる。
しかしながら、受電機器の状態によっては距離だけで非接触給電の方式を決められない場合が存在する。例えば、電池残容量が少ない場合は効率の良い非接触給電方式を適用する必要があり、撮影中などの何らかの処理中であれば、送信距離の長い非接触給電方式を適用する必要がある。
そこで本発明では、複数の非接触給電手段の中から、受電機器の状態に応じて適切な非接触給電方式を選択する受電機器、及び給電機器を提供することを目的とする。
本発明に係る受電機器は、
非接触で電力を受電する第1の受電手段と、
前記第1の受電手段よりも受電可能な距離が短い第2の受電手段と、
受電機器内部の状態を取得する状態取得手段を有し、
前記状態取得手段により取得した機器内部の状態に応じて前記第1の受電手段と前記第2の受電手段のいずれかを選択することを特徴とする。
本発明に係る給電機器は、
非接触で電力を給電する第1の給電手段と、
前記第1の給電手段よりも給電距離が短い第2の給電手段と、
無線により通信する通信手段と、
前記通信手段により受電機器の状態を取得する受電機器状態取得手段を有し、
前記受電機器状態取得手段により取得した受電機器の状態に応じて前記第1の給電手段と前記第2の給電手段のどちらで給電するかを選択することを特徴とする。
本発明によれば、複数の非接触給電手段の中から、受電機器の状態に応じて適切な非接触給電方式を選択することが可能となる。
実施例1から4におけるシステムの一例を示した図である。 実施例1から4における非接触給電システムの一例を示したブロック図である。 実施例1から2における受電機器の処理全体の一例を示したフローチャートである。 実施例1から2における受電機器の受電方式を決定する処理の一例を示したフローチャートである。 実施例1における受電機器と給電機器との距離から非接触給電可能か否かを判断する際の一例を示したフローチャートである。 実施例1から2における給電機器の処理全体の一例を示したフローチャートである。 実施例2における、受電機器と給電機器の移動を決定する処理の一例を示したフローチャートである。 実施例3から4における給電機器の処理全体の一例を示したフローチャートである。 実施例3から4における給電機器の給電方式を決定する処理の一例を示したフローチャートである。 実施例3における給電機器と受電機器との距離から非接触給電可能か否かを判断する際の一例を示したフローチャートである。 実施例3から4における受電機器の処理全体の一例を示したフローチャートである。 実施例4における、給電機器と受電機器の移動を決定する処理の一例を示したフローチャートである。
[実施例1]
以下、本発明における実施例1について、図面を参照して詳細に説明する。
<システム構成図>
以下、本発明の実施例1について、図面を参照して詳細に説明する。
実施例1に係る給電システムは、図1に示すように給電機器100と、受電機器200とを有する。給電機器100は、複数の非接触給電方式に対応しており、給電アンテナ104、給電アンテナ107を介して受電機器200に非接触で電力を行う。また、給電機器100は移動することが可能な車輪などの移動部111を備えている。受電機器200も給電機器100と同様に複数の非接触給電方式に対応しており、受電アンテナ201、受電アンテナ206を介して給電機器100から送られてくる電力を受電する。
受電機器200は、受電アンテナ201、または受電アンテナ206から受電した電力を電池205に充電する。また、受電機器200は撮像部212により画像の撮影することが可能であり、プロペラ等の移動部211により移動することが可能である。
なお、給電機器100は2つの給電アンテナを有している構成で説明したが、3つ以上の給電アンテナを有していてもよい。また、移動部111は車輪でなく飛行用のプロペラ等でも良い。また、給電機器100は複数の受電機器200に対しても、非接触給電による電力を供給することが可能である。
給電機器100はAC電源または電池114から供給される電力により動作する給電機器であれば、スマートフォン、デジタルスチルカメラ、カメラ付き携帯電話、デジタルビデオカメラ等の撮像装置であってもよく、音声データや映像データの再生を行うプレイヤ等の再生装置であってもよい。また、給電機器100は、AC電源または電池114から供給される電力によって駆動する車両や飛行体のような移動装置であってもよい。
受電機器200は、電池205から供給される電力によって動作する受電機器であれば、スマートフォン、デジタルスチルカメラ、カメラ付き携帯電話、デジタルビデオカメラ等の撮像装置であってもよく、音声データや映像データの再生を行うプレイヤ等の再生装置であってもよい。また、受電機器200は、電池205から供給される電力によって駆動する車両や飛行体のような移動装置であってもよい。また、受電機器200は、電池205が装着されていない場合に、給電機器100から供給される電力によって動作する受電機器であってもよいものとする。
<ブロック図>
図2は、給電機器100と、受電機器200と有する非接触給電システムのブロック構成を示す図である。
給電機器100は、図2に示すように、クロック生成部101、電力送信回路102、非接触電力変換部103、第1の給電アンテナ104、CPU105、非接触電力変換部106、第2の給電アンテナ107、通信制御部108、通信アンテナ109、移動制御部110、移動部111、距離検出部112、電源制御部113、電池114、ROM120、RAM121、操作部122、表示部123、LED124、画像処理部125、及び撮像部126を有する。
クロック生成部101は、電源制御部113から供給される電力で駆動し、電力送信回路に所定の周波数を供給する。周波数はCPU105より制御されて決定される。例えば、超音波方式、電磁誘導方式であればKHz帯、磁気共鳴方式、電界共鳴方式であればMHz帯、電波放射方式であればGHz帯といったように、非接触電力変換部103、非接触電力変換部106で使用する複数の周波数を生成する。なお、クロック生成部101は周波数ごとに有ってもよい。
電力送信回路102は、変換部114から供給される電力と、クロック生成部101によって発振される周波数とに応じて、第1の給電アンテナ104、第2の給電アンテナ107を介して受電機器200に供給するための電力を生成する。電力送信回路102は、内部にFET等を有し、発振器101によって発振される周波数に応じて、内部のFETのゲート電圧により、ソース・ドレインの端子間に流れる電流を制御することにより、受電機器200に供給するための電力を生成する。
なお、電力送信回路102によって生成された電力は、CPU105から制御されてFETスイッチにより選択された非接触電力変換部103、非接触電力変換部106のいずれかに供給される。また、電力送信回路102は内部のFETのゲート電圧を制御することでFETからの電力を停止することもできる。更に、電力送信回路102によって生成される電力の大きさは切り替えることが可能である。
非接触電力変換部103は、整合回路、RF通信回路、超音波変換用の駆動回路のいずれかで構成される。非接触給電方式が、電磁誘導方式、磁気共鳴方式、電界共鳴方式のいずれかの場合は整合回路を使用する、整合回路は、クロック生成部101によって発振される周波数に応じて、第1の給電アンテナ104を含むインダクタンス値とコンダクタンス値により共振周波数で共振する共振回路である。電波放射方式の場合はRF通信回路で構成され交流信号を電磁波に変換する。超音波方式を使用する場合はパルス信号を超音波に変換する。
第1の給電アンテナ104は、各非接触方式によって対応したアンテナで構成される。電磁誘導方式及び磁気共鳴方式であればコイルアンテナ、電界共鳴方式であれば電極、電波放射方式であれば通信で用いられるダイポール、パッチアンテナ等となり、超音波方式であれば、超音波スピーカーで構成される。
CPU105は、電源制御部113を介して供給される電力によって、給電機器100の各部を制御する。また、CPU105は、ROM120に記憶されているコンピュータプログラムを実行することによって、給電機器100の各部の動作を制御する。
非接触電力変換部106は非接触電力変換部103と同様とする。
第2の給電アンテナ107は第1の給電アンテナ104と同様で、各非接触方式によって対応したアンテナで構成される。
通信制御部108は、CPU105に制御され、IEEE802.11等で予め定められた無線通信規格に適用した変調信号を受電機器200に対して出力する。通信部108は、無線通信規格に適用した変調信号を受信して復号することでアナログ信号をデジタル信号変換してCPU105に通知する。また、通信制御部108は通信を設定するためのレジスタを持っており、CPU105から制御されることで通信時の送受信感度を調整し、所定の変調方式で送受信をおこなうことができる。
通信アンテナ109はダイポールアンテナ等で構成され、通信制御部108から出力される変調信号を受電機器200や外部の携帯端末に対して送信する。また、通信アンテナ110は、受電機器200または外部の携帯から送られてくる変調信号を受信して通信制御部108に送信する。
移動制御部110は、CPU105に制御され、移動部111を制御する処理部である。例えば移動部111が車輪で有る場合には、車輪を回転及び左右移動するための駆動制御を行う。また、移動部111がプロペラである場合には、プロペラの回転数と駆動方向、プロペラ用のシャフトの軸移動等を制御する。
移動部111は、給電機器100を移動させるための車輪やプロペラとその駆動部などで構成され、移動制御部110により制御される。
距離検出部112はCPU105に制御され、受電機器200までの距離を検出する。例えば、GPS(Global Positioning System)や、超音波によるドップラー効果により相手機器との距離を検出する。また、距離検出部112はGPS情報に関連付けられた地図情報を有している。なお、地図情報には進入禁止の領域、高低情報も含まれているものとする。
電源制御部113は、AC電源と給電機器100とが接続されている場合、AC電源から供給される交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電力を給電機器100全体に供給する。更に、電源制御部113は、AC電源と給電機器100とが接続されており電池114が挿入されている場合は、電池114に対して充電を行う。また、電源制御部113は、AC電源と給電機器100とが接続されておらず、電池114が挿入されている場合は、電池114からの電力を受けて、給電機器100全体に供給する。
電池114は、給電機器100に着脱可能な電池である。また、電池114は、充電可能な二次電池であり、例えばリチウムイオン電池等である。
ROM120は、給電機器100の各部の動作を制御するコンピュータプログラム及び各部の動作に関するパラメータ等の情報を記憶する。また、ROM120は、表示部123に表示させるための映像データを記録している。
RAM121は、書き換え可能な揮発性メモリであり、一時的に給電機器100の各部の動作を制御するコンピュータプログラム、各部の動作に関するパラメータ等の情報、通信制御部109によって受電機器200から受信された情報等を記録する。
操作部122は、給電機器100を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部122は、給電機器100の電源ボタン及び給電機器100のモード切換ボタン等を有し、各ボタンはスイッチ、タッチパネル等により構成される。CPU105は、操作部122を介して入力されたユーザの指示に従って給電機器100を制御する。なお、操作部122は、不図示のリモートコントローラから受信したリモコン信号や、不図示の携帯端末から通信制御部108を介して通知された要求に応じて給電機器100を制御してもよい。
表示部123は、CPU105によって生成された表示内容を表示する表示部である。例えば液晶や有機EL等と、これらを制御する制御部で構成される。
LED124は、発光ダイオードによって構成され、CPU105によって制御されることで、通信制御部108を制御して通信を行っていることや、電力送信回路102を制御して電力を出力していることをユーザに報知するため発光する。
画像処理部125は、CPU105に制御され、撮像部126で撮像した画像データを現像、補正、及び圧縮する処理部である。
撮像部はレンズ及びCCDやCMOS等の光学センサで構成される。センサで受光した信号を画像処理部125に伝送する。
なお、図2の給電機器100には、非接触電力変換部と給電アンテナを2つ有する構成としたが、3つ以上有する構成でも良い。
次に、図2を参照して、受電機器200の構成の一例について説明を行う。
受電機器200は、図2に示すように、第1の受電アンテナ201、非接触電力部202、整流平滑回路203、電源制御部204、電池205、第2の受電アンテナ206、非接触電力受電部207、整流平滑回路208、通信アンテナ209、通信制御部210、移動部211、移動制御部212、撮像部213、画像処理部214、距離検出部215、CPU216、ROM220、RAM221、操作部222、表示部223、LED224、及び記録媒体225を有する。
第1の受電アンテナ201は、各非接触方式によって対応したアンテナで構成される。電磁誘導方式及び磁気共鳴方式であればコイルアンテナ、電界共鳴方式であれば電極、電波放射方式であれば通信で用いられるダイポール、パッチアンテナ等となり、超音波方式であれば、超音波スピーカーで構成される。
非接触電力部202は、整合回路、RF通信回路、超音波変換用回路のいずれかで構成される。非接触給電方式が、電磁誘導方式、磁気共鳴方式、電界共鳴方式のいずれかの場合は整合回路を使用する、整合回路は、給電機器100からの送信周波数に応じて、第1の受電アンテナ201を含むインダクタンス値とコンダクタンス値により共振周波数で共振する共振回路である。電波放射方式の場合はRF通信回路で構成され電磁波を交流信号に変換する。超音波方式を使用する場合は超音波から交流信号を取り出す。
整流平滑回路203は、第1の受電アンテナ201によって受電された電力からノイズを取り除き、直流電力を生成する。さらに、整流平滑回路203は、生成した直流電力を電源制御部204に供給する。
電源制御部204は、スイッチングレギュレータやリニアレギュレータから構成され整流平滑回路203または整流平滑回路208から受電した直流電力を給電機器100全体に供給する。更に、電源制御部204は、電池205に対して充電を行う。電源制御部204はCPU216により制御され、電池205などの充電状態をCPU216に通知する。
電池205は、受電機器200に着脱可能な電池である。また、電池205は、充電可能な二次電池であり、例えばリチウムイオン電池等である。
第2の受電アンテナ206は、第1の受電アンテナ201と同様で、各非接触方式によって対応したアンテナで構成される。
非接触電力受電部207は、第2の受電アンテナ206からの電力を受ける。非接触電力受電部207の処理は非接触電力部202と同様である。整流平滑回路208は、第2の受電アンテナ206によって受電された電力からノイズを取り除き、直流電力を生成する。さらに、整流平滑回路203は、生成した直流電力を電源制御部204に供給する。
通信アンテナ209はダイポールアンテナ等で構成され、通信制御部210から出力される変調信号を給電機器100や外部の携帯端末に対して送信する。また、通信アンテナ209は、給電機器100または外部の携帯から送られてくる変調信号を受信して通信制御部209に送信する。
通信制御部210は、CPU216に制御され、IEEE802.11等で予め定められた無線通信規格に適用した変調信号を給電機器100に対して出力する。通信部210は、無線通信規格に適用した変調信号を受信して復号することでアナログ信号をデジタル信号変換してCPU216に通知する。また、通信制御部210は通信を設定するためのレジスタを持っており、CPU216から制御されることで通信時の送受信感度を調整し、所定の変調方式で送受信をおこなうことができる。
移動部211は、受電機器200を移動させるための車輪やプロペラと、その駆動部などで構成され、CPU216に制御される。
移動制御部212は、CPU216に制御され、移動部211を制御する処理部である。例えば移動部211が車輪で有る場合には、車輪を回転及び左右移動するための駆動制御を行う。また、移動部211がプロペラである場合には、プロペラの回転数と駆動方向、プロペラ用のシャフトの軸移動等を制御する。
撮像部213は、レンズ及びCCDやCMOS等の光学センサで構成される。センサで受光した信号を画像処理部214に伝送する。
画像処理部214は、CPU216に制御され、撮像部213で撮像した画像データを現像、補正、及び圧縮する処理部である。距離検出部215は、CPU216に制御され、給電機器100や、他の受電機器までの距離を検出する。例えば、GPS(Global Positioning System)や、超音波によるドップラー効果により相手機器との距離を検出する。また、距離検出部215はGPS情報に関連付けられた地図情報を有している。なお、地図情報には進入禁止の領域、高低情報も含まれているものとする。
CPU216は、電源制御部204を介して供給される電力によって、受電機器200の各部を制御する。また、CPU216は、ROM220に記憶されているコンピュータプログラムを実行することによって、受電機器200の各部の動作を制御する。
ROM220は、受電機器200の各部の動作を制御するコンピュータプログラム及び各部の動作に関するパラメータ等の情報を記憶する。また、ROM220は、表示部223に表示させるための映像データを記録している。
RAM221は、書き換え可能な揮発性メモリであり、一時的に受電機器200の各部の動作を制御するコンピュータプログラム、各部の動作に関するパラメータ等の情報、通信制御部210によって給電機器100から受信された情報等を記録する。
操作部222は、受電機器200を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部222は、受電機器200の電源ボタン及び受電機器200のモード切換ボタン等を有し、各ボタンはスイッチ、タッチパネル等により構成される。CPU216は、操作部222を介して入力されたユーザの指示に従って受電機器200を制御する。なお、操作部222は、不図示のリモートコントローラから受信したリモコン信号や、不図示の携帯端末から通信制御部210を介して通知された要求に応じて受電機器200を制御してもよい。
表示部223は、CPU216によって生成された表示内容を表示する表示部である。例えば液晶や有機EL等と、これらを制御する制御部で構成される。
LED224は、発光ダイオードによって構成され、CPU216によって制御されることで、通信制御部210を制御して通信を行っていることや、電源制御部204を制御して電池205に充電していることをユーザに報知するため発光する。
記録媒体225は、フラッシュメモリやハードディスクドライブ等の記録媒体であって、動画像や音声データなどのデータサイズの大きいコンテンツを保存する。CPU216は記録媒体225のファイルシステムに従って、コンテンツを保存する。
なお、図2の受電機器200には、非接触電力受電部と受電アンテナを2つ有する構成としたが、3つ以上有する構成でも良い。
なお、非接触電力変換部103で第1の給電アンテナから出力する非接触給電方式を第1の非接触給電方式とする。そして、非接触電力変換部106で第2の給電アンテナから出力する非接触給電方式を第2の非接触給電方式とする。また、非接触電力受電部202で第1の受電アンテナから入力する非接触給電方式を第1の非接触給電方式とする。そして、非接触電力受電部207で第2の受電アンテナから入力する非接触給電方式を第2の非接触給電方式とする。
第1の非接触給電方式は、第2の非接触給電方式よりも給電距離が長い方式と定義する。例えば、第1の非接触給電方式が電波放射方式あるいは超音波方式である場合には、第2の非接触給電方式は電磁誘導方式、電界共鳴方式、磁界共鳴方式のいずれかとなる。また、第1の非接触給電方式が磁気共鳴方式である場合には、第2の非接触給電方式は電界共鳴方式、あるいは電磁誘導方式となる。なお、超音波方式を除いて第1の非接触給電方式は第2の非接触給電方式よりも効率が低いものとする。
<受電機器200の処理全体>
図3に、本発明の実施例1における、受電機器200における処理全体の一例を示す。なお、本実施例1におけるフローチャートの制御プログラムは、受電機器200の電源がONの状態において、ROM220に格納されているプログラムをRAM221に展開してCPU216が実行する。本実施例1における受電機器200の制御プログラムは、定期的に処理を繰り返し実行してもよい。なお、本実施例1における受電機器200の制御プログラムは、定期的に処理を繰り返し実行してもよい。
S301においてCPU216は、通信制御部210を制御して、給電機器100が存在するか否かを確かめて、機器が存在する場合は無線通信規格に従って認証処理を実行する。例えば、IEE802.11であればSSIDやパスワード等のやり取りを実行する。CPU216は、認証処理が完了後(S301のYES)、本フローチャートにおける処理をS301からS302へ進める。CPU216は、認証処理が未完了かあるいは機器が発見できなかった場合(S301のNO)、本フローチャートにおける処理をS301で継続する。
S302においてCPU216は、受電機器200の各処理部の状態を確認する。CPU216は、電源制御部204を介して電池205の電池残容量、充電状態などを確認する。また、CPU216は、通信制御部210で処理している通信状態と、画像処理部214で処理している撮影状態と、移動制御部212で処理している移動状態等を確認する。CPU216は、受電機器200の各処理部の状態を確認し、各処理部の状態をRAM221に格納した後、本フローチャートにおける処理をS302からS303へ進める。
S303においてCPU216は、S302で取得した電池205の電池残容量と、予め決められている電池残容量の第2の閾値を比較する。CPU216は、電池205の電池残容量が第2の閾値よりも大きい場合は(S303のYES)、本フローチャートにおける処理をS303からS302へ戻す。CPU216は、電池205の電池残容量が第2の閾値以下である場合は(S303のNO)、本フローチャートにおける処理をS303からS304へ処理を進める。
S304においてCPU216は、複数の非接触給電方式の中から適切な受電方式を選択する。なお、本処理の詳細は図4を用いて後述する。CPU216は本処理を終えて、本フローチャートをS304からS305に進める。
S305においてCPU216は、給電機器100との距離を検出する処理を行う。CPU216は、移動の必要有無を判断してユーザに通知する。なお、移動手段があれば移動手段の必要有無に応じて移動処理を行う。なお、移動手段がない場合における本処理の詳細は図5を用いて後述する。CPU216は本処理を終えて、本フローチャートをS305からS306に進める。
S306においてCPU216は、S304及びS305で決定した非接触給電方式を判断する。CPU216は、決定した非接触給電方式が第1の非接触給電方式であれば、本フローチャートにおける処理をS306からS307へ進める。CPU216は、決定した非接触給電方式が第2の非接触給電方式であれば、本フローチャートにおける処理をS306からS309へ進める。CPU216は、非接触給電方式による受電ができない場合、本フローチャートにおける処理をS306で終了する。
S307においてCPU216は、通信制御部210を制御し、給電機器100に対して、第1の非接触給電方式による給電の開始を要求する。CPU216は、要求する際に、必要な電力量等の情報を通知する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS307からS308へ進める。
S308においてCPU216は、第1の受電アンテナ201、非接触電力受電部202、整流平滑回路203を介して第1の非接触給電方式による電力を受け、電源制御部204を制御して電池205への充電と、各処理部への電力供給を行う。CPU216は、本処理を所定時間行った後、本フローチャートにおける処理をS308からS311へ進める。
S309においてCPU216は、通信制御部210を制御し、給電機器100に対して、第2の非接触給電方式による給電の開始を要求する。CPU216は、要求する際に、必要な電力量等の情報を通知する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS309からS310へ進める。
S310においてCPU216は、第2の受電アンテナ206、非接触電力受電部207、整流平滑回路208を介して第2の非接触給電方式による電力を受け、電源制御部204を制御して電池205への充電と、各処理部への電力供給を行う。CPU216は、本処理を所定時間行った後、本フローチャートにおける処理をS310からS311へ進める。
S311においてCPU216は、電源制御部204を介して電池205が満充電状態、あるいは充電エラー等により受電できない状態となったか否かを判断する。CPU216は、非接触給電による電力供給が不要な場合(S311のYES)、本フローチャートにおける処理をS311からS312へ進める。CPU216は、非接触給電による電力供給が必要な場合(S311のNO)、本フローチャートにおける処理をS311からS303へ戻し、再度適切な非接触給電方式を決定して受電処理を行う。
S312においてCPU216は、通信制御部210を制御して給電機器100および他の携帯端末に対して、充電の完了もしくは受電エラーによる受電完了のステータス情報を通知する。なお、本フローチャートに置いては説明を省略したが、携帯端末とは予め無線通信規格に従って認証及び接続を実施しているものとする。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS312で終了する。
図4に、本発明の実施例1における、受電機器200が非接触給電方式を決定する際の処理の流れを示す。
図4の(a)を用いて、電池残容量が第1の閾値よりも大きい場合に第1の非接触給電方式に決定する処理の流れを示す。
S401においてCPU216は、S302で取得した電池205の電池残容量と、予め決められている電池残容量の第1の閾値を比較する。CPU216は、電池205の電池残容量が第1の閾値よりも大きい場合は(S401のYES)、本フローチャートにおける処理をS401からS406へ進める。CPU216は、電池205の電池残容量が第1の閾値以下である場合は(S401のNO)、本フローチャートにおける処理をS401からS402へ処理を進める。
S402においてCPU216は、S302で取得した撮影状態の情報から、撮像部213と画像処理部214により撮影中であるか否かを判断する。CPU216は、撮影中である場合(S402のYES)、本処理をS402からS406へ進める。CPU216は、撮影中でない場合(S402のNO)、本処理をS402からS403へ進める。
S403においてCPU216は、S302で取得した通信状態の情報から、通信アンテナ209を介して通信制御部210が、給電機器100以外とデータ転送などの通信中であるか否かを判断する。CPU216は、給電機器100以外とデータ転送等の通信中である場合(S403のYES)、本フローチャートをS403からS406へ進める。CPU216は、給電機器100以外とデータ転送等の通信中では無い場合(S403のNO)、本フローチャートをS403からS404へ進める。
S404においてCPU216は、S302で取得した移動状態の情報から、移動部211と移動制御部212により移動中であるか否かを判断する。CPU216は、移動中であると判断した場合(S404のYES)、本フローチャートにおける処理をS404からS406へ進める。CPU216は、移動中で無いと判断した場合(S404のNO)、本フローチャートにおける処理をS404からS405へ進める。
S405においてCPU216は、非接触給電方式を第2の非接触給電方式に決定する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS405で終了する。S406においてCPU216は、非接触給電方式を第1の非接触給電方式に決定する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS406で終了する。
図4の(b)を用いて、電池残容量が第1の閾値よりも小さい場合に第2の非接触給電方式に決定する処理の流れを示す。S411においてCPU216は、S302で取得した電池205の電池残容量と、予め決められている電池残容量の第1の閾値を比較する。CPU216は、電池205の電池残容量が第1の閾値よりも大きい場合は(S401のYES)、本フローチャートにおける処理をS411からS412へ進める。CPU216は、電池205の電池残容量が第1の閾値以下である場合は(S411のNO)、本フローチャートにおける処理をS411からS415へ処理を進める。
S412においてCPU216は、S302で取得した撮影状態の情報から、撮像部213と画像処理部214により撮影中であるか否かを判断する。CPU216は、撮影中である場合(S412のYES)、本処理をS412からS416へ進める。CPU216は、撮影中でない場合(S412のNO)、本処理をS412からS413へ進める。
S413においてCPU216は、S302で取得した通信状態の情報から、通信アンテナ209を介して通信制御部210が、給電機器100以外とデータ転送などの通信中であるか否かを判断する。CPU216は、給電機器100以外とデータ転送等の通信中である場合(S413のYES)、本フローチャートをS413からS416へ進める。CPU216は、給電機器100以外とデータ転送等の通信中では無い場合(S413のNO)、本フローチャートをS413からS414へ進める。
S414においてCPU216は、S302で取得した移動状態の情報から、移動部211を移動制御部212により駆動することで移動中であるか否かを判断する。CPU216は、移動中であると判断した場合(S414のYES)、本フローチャートにおける処理をS414からS416へ進める。CPU216は、移動中で無いと判断した場合(S414のNO)、本フローチャートにおける処理をS414からS415へ進める。
S415においてCPU216は、非接触給電方式を第2の非接触給電方式に決定する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS415で終了する。
S416においてCPU216は、非接触給電方式を第1の非接触給電方式に決定する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS416で終了する。
図5に、本発明の実施例1において、受電機器200と給電機器100との距離から非接触給電可能か否かを判断する際のフローチャートの一例を示す。
S501においてCPU216は、距離検出部215を制御して受電機器200と給電機器100との距離情報を取得してRAM221に保存する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS501からS502に進める。
S502においてCPU216は、S501で取得した距離が、S304で決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離であるか否かを判断する。CPU216は、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離であると判断した場合(S502のYES)、本フローチャートにおける処理を終了する。CPU216は、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離でないと判断した場合(S502のNO)、本フローチャートにおける処理をS502からS503へ進める。
S503においてCPU216は、非接触給電方式を第1の非接触給電方式に変更した場合に、S501で取得した距離が給電可能な距離であるか否かを判断する。CPU216は、第1の非接触給電方式で給電可能であれば(S503のYES)、本フローチャートにおける処理をS503からS504へ進める。CPU216は、第1の非接触給電方式で給電可能でなければ(S503のNO)、本フローチャートにおける処理をS503からS505へ進める。なお、S304において決定済みの給電方式が第1の非接触給電方式であれば、CPU216は、S503の処理をS503からS505に進める。
S504においてCPU216は、非接触給電方式を第1の非接触給電方式に決定してRAM211に保存する。CPU216は、本フローチャートをS504で終了する。
S505においてCPU216は、通信制御部210を制御して、給電機器100または携帯端末に対して給電可能な距離ではないことを示すステータス情報を通知する。CPU216は、本フローチャートにおける処理を終了する。
<給電機器100の処理全体>
図6に、本発明の実施例1における、給電機器100における処理全体の一例を示す。なお、本実施例1における給電機器100の制御プログラムは、給電機器100の電源がONの状態において、ROM120に格納されているプログラムをRAM121に展開してCPU105が実行する。本実施例1における給電機器100の制御プログラムは、定期的に処理を繰り返し実行してもよい。
S601においてCPU105は、通信制御部108を制御して、受電機器200が存在するか否かを確かめて、受電機器200が存在する場合は無線通信規格に従って認証処理を実行する。例えば、IEE802.11であればSSIDやパスワード等のやり取りを実行する。CPU105は、認証処理が完了後(S601のYES)、本フローチャートにおける処理をS601からS602へ進める。CPU105は、認証処理が未完了かあるいは機器が発見できなかった場合(S601のNO)、本フローチャートにおける処理をS601で継続する。
S602においてCPU105は、通信制御部108を介しての受電機器200からのリクエスト受信待ちとなる。CPU105は、リクエストを受信したらリクエストの種類を判別する。CPU105は、リクエストの種類が移動要求であれば、本フローチャートの処理をS602からS603へ移動する。CPU105は、リクエストの種類が給電要求で有れば、本フローチャートの処理をS602からS608へ移動する。CPU105は、リクエストの種類が充電完了通知であれば、本フローチャートの処理をS602からS611へ移動する。CPU105は、リクエストの種類がエラー通知であれば、本フローチャートの処理をS602からS613へ移動する。
S603においてCPU105は、受電機器200からの移動要求に対して、指定された位置に移動可能か距離検出部112の距離情報から判断する。CPU105は、移動可能であると判断した場合(S603のYES)、本フローチャートにおける処理をS603からS604へ進める。CPU105は、移動不可であると判断した場合(S603のNO)、本フローチャートにおける処理をS603からS607へ進める。
S604においてCPU105は、移動制御部110を制御して、距離検出部112で取得した位置情報を使用して指定された場所に移動する。CPU105は、移動が完了したら本フローチャートをS604からS605へ進める。
S605においてCPU105は、距離検出部112を介して給電可能な位置まで移動したか否かを判断する。CPU105は、給電可能な位置まで移動した場合(S605のYES)、本フローチャートをS605からS606へ進める。CPU105は、給電可能な位置まで移動していない場合(S605のNO)、本フローチャートをS605からS604へ処理を戻す。
S606においてCPU105は、通信制御部108を制御して移動が完了したことを受電機器200と携帯端末に通知する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS606からS602に戻す。
S607においてCPU105は、通信制御部108を制御して移動ができないことを受電機器200と携帯端末に通知する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS607からS602に戻す。
S608においてCPU105は、給電要求を受けて第1の非接触給電方式であるのか、第2の非接触給電方式であるのかを判断する。CPU105は、第1の非接触給電方式であれば、本フローチャートにおける処理をS608からS609へ進める。CPU105は、第2の非接触給電方式であれば、本フローチャートにおける処理をS608からS610へ進める。
S609においてCPU105は、電力送信回路102と非接触電力変換部103を制御して、第1の給電アンテナ104より第1の非接触給電方式で電力を受電機器200に出力する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS609からS602へ戻す。
S610においてCPU105は、電力送信回路102と非接触電力変換部106を制御して、第2の給電アンテナ107より第2の非接触給電方式で電力を受電機器200に出力する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS610からS602へ戻す。
S611においてCPU105は、電力送信回路102を制御して電力の出力を停止する。CPU105は、本フローチャートをS611からS612に進める。
S612においてCPU105は、表示部123を制御して受電機器200の電池205の充電が完了したことを表示する。また、CPU105は、LED124を点灯させて受電機器200の電池205の充電が完了したことを報知する。更に、CPU105は、通信制御部108を制御して、携帯端末に対して充電が完了したことを通知する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS612で終了する。
S613においてCPU105は、電力送信回路102を制御して給電出力を停止する。CPU105は、本フローチャートをS613からS614に進める。なお、CPU105は、エラーが発生した場合に、本ステップによる処理の前に充電を停止してもよい。
S614においてCPU105は、表示部123を制御して受電機器200に何らかのエラーが発生したことを表示する。また、CPU105は、LED124を点滅させて受電機器200に何らかのエラーが発生したことを報知する。更に、CPU105は、通信制御部108を制御して、携帯端末に対してエラーが発生したことを通知する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS614で終了する。
以上、本実施例1における受電機器200の処理を行うことで、複数の非接触給電の中から適切な受電方式を選択することができる。また、適切な受電方式を選択できない場合は、ユーザに対して受電機器200の移動を促すことも可能である。
[実施例2]
実施例1では図5に示す通り、受電機器200は移動手段を有していなかった。
実施例2では受電機器200は、移動制御部212及び移動部211を有するものとする。なお、本実施例2において給電システムの構成図は図1と同様とする。また、給電機器100と受電機器200と有する非接触給電システムのブロック構成は図2と同様とする。受電機器200の処理全体を示すフローチャートは図3と同様とする。また、受電機器200が非接触給電方式を決定する際のフローチャートは図4と同様とする。給電機器100の処理全体を示すフローチャートは図6と同様とする。
以上、実施例1と同様の箇所は実施例2において説明を省略する。なお、本実施例2における受電機器200の制御プログラムは、受電機器200の電源がONの状態において、ROM220に格納されているプログラムをRAM221に展開してCPU216が実行する。また、本実施例2における受電機器200の制御プログラムは、定期的に処理を繰り返し実行してもよい。
実施例2における、受電機器200が給電機器100との距離から非接触給電可能か否かを判断する際のフローチャートの一例を、図7を用いて説明する。本フローチャートにおける制御プログラムは、図3のS305の処理の詳細を示したものである。
S701においてCPU216は、受電機器200と給電機器100との距離情報に関して、距離検出部215を制御して取得してRAM221に保存する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS701からS702に進める。
S702においてCPU216は、S701で取得した距離が、図3で上述したS304で決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離であるか否かを判断する。CPU216は、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離であると判断した場合(S702のYES)、本フローチャートにおける処理を終了する。CPU216は、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離でないと判断した場合(S702のNO)、本フローチャートにおける処理をS702からS703へ進める。
S703においてCPU216は、受電機器200が受電可能な位置まで移動部211により移動可能か否かを判断する。移動可能か否かは、距離検出部215の距離情報とマップ情報から移動してもよい領域なのかも含めて判断される。CPU216は、受電機器200が移動可能と判断した場合(S703のYES)、本フローチャートにおける処理をS703からS704へ進める。CPU216は、受電機器200が移動不可と判断した場合(S703のNO)、本フローチャートにおける処理をS703からS708へ進める。
S704においてCPU216は、通信制御部210を制御して、給電機器100に対して決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離まで移動可能か否かを問い合わせる。CPU216は、通信制御部210を制御して給電機器100から応答を受信する。CPU216は、受信した応答が、給電機器100が給電可能な距離まで移動可能で有った場合(S704のYES)、本フローチャートをS704からS705へ進める。CPU216は、受信した応答が、給電機器100が給電可能な距離まで移動可能で無い場合(S704のNO)、本フローチャートをS704からS706へ進める。
S705においてCPU216は、S704により受信した給電機器100の応答情報に含まれる移動精度情報と、受電機器200の移動部211による移動精度を比較する。CPU216は、受電機器200の移動精度が高いか同等である場合(S705のYES)、本フローチャートをS705からS706へ進める。CPU216は、受電機器200の移動精度が低い場合(S705のNO)、本フローチャートをS705からS709へ進める。
S706においてCPU216は、移動制御部212を制御して移動部211を動作させ、非接触給電方式で受電可能な位置まで移動する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS706からS707へ進む。
S707においてCPU216は、距離検出部215を制御して受電可能な位置まで移動したか否かを判断する。CPU216は、受電可能な位置まで移動したと判断した場合(S707のYES)、本フローチャートにおける処理をS707で終了する。CPU216は、受電可能な位置まで移動していないと判断した場合(S707のNO)、本フローチャートにおける処理をS707からS706へ戻す。
S708においてCPU216は、S704と同様の処理を行う。CPU216は、受信した応答が、給電機器100が給電可能な距離まで移動可能で有った場合(S708のYES)、本フローチャートをS708からS709へ進める。CPU216は、受信した応答が、給電機器100が給電可能な距離まで移動可能で無い場合(S708のNO)、本フローチャートをS708からS711へ進める。
S709においてCPU216は、通信制御部210を制御して、給電機器100に対して、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離までの移動を要求する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS709からS710へ進める。
S710においてCPU216は、通信制御部210を介して給電機器100からの移動完了通知を受信する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS710で終了する。
S711においてCPU216は、給電機器100と受電機器200ともに決定した非接触給電方式による給電が可能な距離迄移動できないことを、表示部223とLED224を制御して報知する。更に、通信制御部210を制御して携帯端末と給電機器100に対して給電が可能な距離迄移動できないことを通知する。CPU216は本フローチャートにおける処理をS711からS712に進める。
S712においてCPU216は、S304で決定した非接触給電方式が第1の非接触給電方式であるか否かを判断する。CPU216は、第1の非接触給電方式である場合(S712のYES)、本フローチャートにおける処理をS712からS713に進める。CPU216は、第1の非接触給電方式でない場合(S712のNO)、本フローチャートにおける処理をS712からS714に進める。
S713においてCPU216は、非接触給電による受電ができないことを、表示部223とLED224を制御して報知する。更に、通信制御部210を制御して携帯端末と給電機器100に対して給電できないことを通知する。CPU216は本フローチャートにおける処理をS713で終了する。
S714においてCPU216は、S304で決定した非接触給電方式を第1の非接触給電方式に変更して、本フローチャートにおける処理をS714からS701に戻す。
以上、本実施例2における受電機器200の処理を行うことで、選択した受電方式による受電ができない場合でも、給電機器100または受電機器200を移動することで受電することが可能となる。
[実施例3]
実施例1及び実施例2では受電機器200で非接触給電方式を決定していた。本実施例3では給電機器100により非接触給電方式を決定するものとする。
なお、実施例3において非接触給電システムの構成図は図1と同様とする。また、給電機器100と受電機器200と有する非接触給電システムのブロック構成は図2と同様とする。
図8に、本発明の実施例3における、給電機器100における処理全体の一例を示す。なお、本実施例3における給電機器100の制御プログラムは、給電機器100の電源がONの状態において、ROM120に格納されているプログラムをRAM121に展開してCPU105が実行する。また、本実施例3における給電機器100の制御プログラムは、定期的に処理を繰り返し実行してもよい。
S801においてCPU105は、通信制御部108を制御して、受電機器200が存在するか否かを確かめて、機器が存在する場合は無線通信規格に従って認証処理を実行する。例えば、IEE802.11であればSSIDやパスワード等のやり取りを実行する。CPU105は、認証処理が完了後(S801のYES)、本フローチャートにおける処理をS801からS802へ進める。CPU105は、認証処理が未完了かあるいは機器が発見できなかった場合(S801のNO)、本フローチャートにおける処理をS801で継続する。
S802においてCPU105は、通信制御部108を制御して、受電機器100の各処理部の状態をステータス情報として取得する。CPU105は、ステータス情報として、電池205の電池残容量と充電状態、通信制御部210の通信状態と、画像処理部214の撮影状態と、移動制御部212の移動状態等を取得する。また、ステータス情報には、電池205における第1の閾値と第2の閾値の情報も取得するものとする。CPU105は、受電機器200のステータス情報をRAM121に格納した後、本フローチャートにおける処理をS802からS803へ進める。
S803においてCPU105は、S802で取得した受電機器200の電池205の電池残容量と、予め決められている電池残容量の第2の閾値を比較する。なお、第2の閾値はS802でステータス情報として取得した値でも良く、予めROM120で決めてある閾値を用いてもよい。CPU105は、受電機器200の電池205の電池残容量が第2の閾値よりも大きい場合は(S803のYES)、本フローチャートにおける処理をS803からS802へ戻す。CPU105は、電池205の電池残容量が第2の閾値以下である場合は(S803のNO)、本フローチャートにおける処理をS803からS804へ処理を進める。
S804においてCPU105は、複数の非接触給電方式の中から適切な給電方式を選択する。なお、本処理の詳細は図9を用いて後述する。CPU105は本処理を終えて、本フローチャートをS804からS805に進める。
S805においてCPU105は、受電機器200との距離を検出する処理を行う。CPU105は、移動の必要有無を判断してユーザに通知する。なお、移動手段があれば移動手段の必要有無に応じて移動処理を行う。なお、移動手段がない場合における本処理の詳細は図10を用いて後述する。CPU105は本処理を終えて、本フローチャートをS805からS806に進める。
S806においてCPU105は、S804及びS805で決定した非接触給電方式を判断する。CPU105は、決定した非接触給電方式が第1の非接触給電方式であれば、本フローチャートにおける処理をS806からS807へ進める。CPU105は、決定した非接触給電方式が第2の非接触給電方式であれば、本フローチャートにおける処理をS806からS810へ進める。CPU105は、非接触給電方式による受電ができない場合、本フローチャートにおける処理をS806で終了する。
S807においてCPU105は、通信制御部108を制御し、受電機器200に対して、第1の非接触給電方式による給電の開始を通知する。CPU105は、通知する際に、送信する電力量等の情報を通知する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS807からS808へ進める。
S808においてCPU105は、電力送信回路102を制御して電力レベルを調整し、非接触電力変換部103、第1の給電アンテナ104を介して第1の非接触給電方式による電力を出力する。CPU105は、本処理を所定時間行った後、本フローチャートにおける処理をS808からS809へ進める。
S809においてCPU105は、通信制御部108を制御して受電機器200のステータス情報を取得する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS809からS812へ進める。
S810においてCPU105は、通信制御部108を制御し、受電機器200に対して、第2の非接触給電方式による給電の開始を通知する。CPU105は、通知する際に、送信する電力量等の情報を通知する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS810からS811へ進める。
S811においてCPU105は、電力送信回路102を制御して電力レベルを調整し、非接触電力変換部106、第2の給電アンテナ107を介して第2の非接触給電方式による電力を出力する。CPU105は、本処理を所定時間行った後、本フローチャートにおける処理をS811からS809へ進める。
S812においてCPU105は、電源制御部204を介して電池205が満充電状態、あるいは充電エラー等により受電できない状態となったか否かを判断する。CPU105は、非接触給電による電力供給が不要な場合(S812のYES)、本フローチャートにおける処理をS812からS813へ進める。CPU105は、非接触給電による電力供給が必要な場合(S812のNO)、本フローチャートにおける処理をS812からS803へ戻し、再度適切な非接触給電方式を決定して受電処理を行う。
S813においてCPU105は、通信制御部108を制御して受電機器200および他の携帯端末に対して、充電の完了もしくは受電エラーによる受電完了のステータス情報を通知する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS813で終了する。
図9に、本発明の実施例3における、給電機器100が非接触給電方式を決定する際の処理の流れを示す。
図9の(a)を用いて、電池残容量が第1の閾値よりも大きい場合に第1の非接触給電方式に決定する処理の流れを示す。
S901においてCPU105は、S802でステータス情報として受電機器200から取得した電池205の電池残容量と、電池残容量の第1の閾値を比較する。なお、電池残容量の第1の閾値はS802でステータス情報として取得した値でも良く、予めROM120で決めてある閾値を用いてもよい。CPU105は、電池205の電池残容量が第1の閾値よりも大きい場合は(S901のYES)、本フローチャートにおける処理をS901からS906へ進める。CPU105は、電池205の電池残容量が第1の閾値以下である場合は(S901のNO)、本フローチャートにおける処理をS901からS902へ処理を進める。
S902においてCPU105は、S802で取得した受電機器200のステータス情報に含まれる撮影状態の情報から、受電機器200が撮像部213と画像処理部214により撮影中であるか否かを判断する。CPU105は、受電機器200が撮影中である場合(S902のYES)、本処理をS902からS906へ進める。CPU105は、受電機器200が撮影中でない場合(S902のNO)、本処理をS902からS903へ進める。
S903においてCPU105は、S802で取得した受電機器200のステータス情報に含まれる通信状態の情報から、通信アンテナ209を介して通信制御部210が、受電機器200以外とデータ転送などの通信中であるか否かを判断する。CPU105は、受電機器200以外とデータ転送等の通信中である場合(S903のYES)、本フローチャートをS903からS906へ進める。CPU105は、受電機器200以外とデータ転送等の通信中では無い場合(S903のNO)、本フローチャートをS903からS904へ進める。
S904においてCPU105は、S802で取得した受電機器200のステータス情報に含まれる移動状態の情報から、移動部211と移動制御部212により移動中であるか否かを判断する。CPU105は、移動中であると判断した場合(S904のYES)、本フローチャートにおける処理をS904からS906へ進める。CPU105は、移動中で無いと判断した場合(S904のNO)、本フローチャートにおける処理をS904からS905へ進める。
S905においてCPU105は、非接触給電方式を第2の非接触給電方式に決定する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS905で終了する。
S906においてCPU105は、非接触給電方式を第1の非接触給電方式に決定する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS906で終了する。
図9の(b)を用いて、電池残容量が第1の閾値よりも小さい場合に第2の非接触給電方式に決定する処理の流れを示す。
S911においてCPU105は、S802でステータス情報として受電機器200から取得した電池205の電池残容量と、電池残容量の第1の閾値を比較する。なお、電池残容量の第1の閾値はS802でステータス情報として取得した値でも良く、予めROM120で決めてある閾値を用いてもよい。CPU105は、電池205の電池残容量が第1の閾値よりも大きい場合は(S911のYES)、本フローチャートにおける処理をS911からS912へ進める。CPU105は、電池205の電池残容量が第1の閾値以下である場合は(S911のNO)、本フローチャートにおける処理をS911からS915へ処理を進める。
S912においてCPU105は、S802で取得した受電機器200のステータス情報に含まれる撮影状態の情報から、受電機器200が撮像部213と画像処理部214により撮影中であるか否かを判断する。CPU105は、受電機器200が撮影中である場合(S912のYES)、本処理をS912からS916へ進める。CPU105は、受電機器200が撮影中でない場合(S912のNO)、本処理をS912からS913へ進める。
S913においてCPU105は、S802で取得した受電機器200のステータス情報に含まれる通信状態の情報から、通信アンテナ209を介して通信制御部210が、受電機器200以外とデータ転送などの通信中であるか否かを判断する。CPU105は、受電機器200以外とデータ転送等の通信中である場合(S913のYES)、本フローチャートをS913からS916へ進める。CPU105は、受電機器200以外とデータ転送等の通信中では無い場合(S913のNO)、本フローチャートをS913からS914へ進める。
S914においてCPU105は、S802で取得した受電機器200のステータス情報に含まれる移動状態の情報から、移動部211と移動制御部212により移動中であるか否かを判断する。CPU105は、移動中であると判断した場合(S914のYES)、本フローチャートにおける処理をS914からS916へ進める。CPU105は、移動中で無いと判断した場合(S914のNO)、本フローチャートにおける処理をS914からS915へ進める。
S915においてCPU105は、非接触給電方式を第2の非接触給電方式に決定する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS915で終了する。
S916においてCPU105は、非接触給電方式を第1の非接触給電方式に決定する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS916で終了する。
図10に、本発明の実施例3において、給電機器100と受電機器200との距離から非接触給電可能か否かを判断する際のフローチャートの一例を示す。
S1001においてCPU105は、距離検出部112を制御して受電機器200と給電機器100との距離情報を取得してRAM121に保存する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS1001からS1002に進める。
S1002においてCPU105は、S1001で取得した距離が、S804で決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離であるか否かを判断する。CPU105は、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離であると判断した場合(S1002のYES)、本フローチャートにおける処理を終了する。CPU105は、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離でないと判断した場合(S1002のNO)、本フローチャートにおける処理をS1002からS1003へ進める。
S1003においてCPU105は、非接触給電方式を第1の非接触給電方式に変更した場合に、S1001で取得した距離が給電可能な距離であるか否かを判断する。CPU105は、第1の非接触給電方式で給電可能であれば(S1003のYES)、本フローチャートにおける処理をS1003からS1004へ進める。CPU105は、第1の非接触給電方式で給電可能でなければ(S1003のNO)、本フローチャートにおける処理をS1003からS1005へ進める。なお、S804において決定済みの給電方式が第1の非接触給電方式であれば、CPU105は、S1003の処理をS1003からS1005に進める。
S1004においてCPU105は、非接触給電方式を第1の非接触給電方式に決定してRAM121に保存する。CPU105は、本フローチャートをS1004で終了する。
S1005においてCPU105は、通信制御部108を制御して、給電機器100または携帯端末に対して給電可能な距離ではないことを示すステータス情報を通知する。CPU105は、本フローチャートにおける処理を終了する。
<受電機器200の処理全体>
図11に、本発明の実施例3の受電機器200における処理全体の一例を示す。なお、本実施例3における受電機器200の制御プログラムは、受電機器200の電源がONの状態において、ROM220に格納されているプログラムをRAM221に展開してCPU216が実行する。また、本実施例3における受電機器200の制御プログラムは、定期的に処理を繰り返し実行してもよい。
S1101においてCPU216は、通信制御部210を制御して、給電機器100が存在するか否かを確かめて、給電機器100が存在する場合は無線通信規格に従って認証処理を実行する。例えば、IEE802.11であればSSIDやパスワード等のやり取りを実行する。CPU216は、認証処理が完了後(S1101のYES)、本フローチャートにおける処理をS1101からS1102へ進める。CPU216は、認証処理が未完了かあるいは機器が発見できなかった場合(S1101のNO)、本フローチャートにおける処理をS1101で継続する。
S1102においてCPU216は、通信制御部210を介しての給電機器100からのリクエスト受信待ちとなる。CPU216は、リクエストを受信したらリクエストの種類を判別する。CPU216は、リクエストの種類が移動要求であれば、本フローチャートの処理をS1102からS1103へ移動する。CPU216は、リクエストの種類が給電要求で有れば、本フローチャートの処理をS1102からS1108へ移動する。CPU216は、リクエストの種類が充電完了通知であれば、本フローチャートの処理をS1102からS1113へ移動する。CPU216は、リクエストの種類がエラー通知であれば、本フローチャートの処理をS1102からS1115へ移動する。
S1103においてCPU216は、受電機器200からの移動要求に対して、指定された位置に移動可能か距離検出部215の距離情報から判断する。CPU216は、移動可能であると判断した場合(S1103のYES)、本フローチャートにおける処理をS1103からS1104へ進める。CPU216は、移動不可であると判断した場合(S1103のNO)、本フローチャートにおける処理をS1103からS1107へ進める。
S1104においてCPU216は、移動制御部212を制御して移動部211を駆動させて、距離検出部215で検出した情報により指定された場所に移動する。CPU216は、移動が完了したら本フローチャートをS1104からS1105へ進める。
S1105において、CPU216は、距離検出部215を介して取得した位置情報により、給電可能な位置まで移動したか否かを判断する。CPU105は、給電可能な位置まで移動した場合(S1105のYES)、本フローチャートをS1105からS1106へ進める。CPU105は、給電可能な位置まで移動していない場合(S1105のNO)、本フローチャートをS1105からS1104へ処理を戻す。
S1106においてCPU216は、通信制御部210を制御して移動が完了したことを給電機器100に通知する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS1106からS1102に戻す。
S1107においてCPU216は、通信制御部210を制御して移動ができないことを給電機器100に通知する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS1107からS1102に戻す。
S1108においてCPU216は、給電要求を受けて第1の非接触給電方式であるのか、第2の非接触給電方式であるのかを判断する。CPU216は、第1の非接触給電方式であれば、本フローチャートにおける処理をS1108からS1109へ進める。CPU216は、第2の非接触給電方式であれば、本フローチャートにおける処理をS1108からS1111へ進める。
S1109においてCPU216は、第1の受電アンテナ201、非接触電力受電部202、整流平滑回路203を介して受電した電力を、電源制御部204を制御することで電池205に充電する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS1109からS1110へ進める。
S1110においてCPU216は、電源制御部204を介して、電池205が満充電となったか否かを判断する。CPU216は、電池205が満充電や充電エラー等電力が不要となった場合(S1110のYES)、本フローチャートの処理をS1110からS1102に戻す。CPU216は、電力が必要な場合(S1110のNO)、本フローチャートの処理をS1110からS1109に戻す。
S1111においてCPU216は、第2の受電アンテナ206、非接触電力受電部207、整流平滑回路208を介して受電した電力を、電源制御部204を制御することで電池205に充電する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS1111からS1112へ進める。
S1112においてCPU216は、電源制御部204を介して、電池205が満充電となったか否かを判断する。CPU216は、電池205が満充電等で電力が不要となった場合(S1112のYES)、本フローチャートの処理をS1112からS1102に戻す。CPU216は、電力が必要な場合(S1112のNO)、本フローチャートの処理をS1112からS1111に戻す。
S1113においてCPU216は、電源制御部204を制御して電池205への充電を停止する。CPU216は、本フローチャートをS1113からS1114に進める。
S1114においてCPU216は、表示部223を制御して電池205の充電が完了したことを表示する。また、CPU216は、LED224を点灯させて電池205の充電が完了したことを報知する。更に、CPU216は、通信制御部210を制御して、携帯端末に対して充電が完了したことを通知する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS1114で終了する。
S1115においてCPU216は、電源制御部204を制御して電池205への充電を停止する。CPU216は、本フローチャートをS1115からS1116に進める。なお、CPU216は、エラーが発生した場合に、本ステップによる処理の前に充電を停止してもよい。
S1116においてCPU216は、表示部223を制御して何らかのエラーが発生したことを表示する。また、CPU216は、LED224を点滅させて受電機器200に何らかのエラーが発生したことを報知する。更に、CPU216は、通信制御部210を制御して、携帯端末に対してエラーが発生したことを通知する。CPU216は、本フローチャートにおける処理をS1116で終了する。
以上、本実施例3における給電機器100の処理を行うことで、複数の非接触給電の中から適切な受電方式を選択することができる。また、適切な給電方式を選択できない場合は、ユーザに対して給電機器100の移動を促すことも可能である。
[実施例4]
実施例3では図10に示す通り、給電機器100は移動手段を有していなかった。
実施例4では給電機器100は、移動制御部110及び移動部111を有するものとする。なお、本実施例4において給電システムの構成図は図1と同様とする。また、給電機器100と受電機器200と有する非接触給電システムのブロック構成は図2と同様とする。給電機器100の処理全体を示すフローチャートは図8と同様とする。また、給電機器100が非接触給電方式を決定する際のフローチャートは図9と同様とする。受電機器200の処理全体を示すフローチャートは図11と同様とする。
以上、実施例3と同様の箇所は実施例4において説明を省略する。
なお、本実施例4における給電機器100の制御プログラムは、給電機器100の電源がONの状態において、ROM120に格納されているプログラムをRAM121に展開してCPU105が実行する。また、本実施例4における給電機器100の制御プログラムは、定期的に処理を繰り返し実行してもよい。
本実施例4において、給電機器100が受電機器200との距離から非接触給電可能か否かを判断する際のフローチャートの一例を、図12を用いて説明する。なお、本フローチャートにおける処理は、図8のS805の処理の詳細を示したものである。
S1201においてCPU105は、受電機器200と給電機器100との距離情報に関して、距離検出部112を制御して取得してRAM121に保存する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS1201からS1202に進める。
S1202においてCPU105は、S1201で取得した距離が、図8で上述したS804で決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離であるか否かを判断する。CPU105は、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離であると判断した場合(S1202のYES)、本フローチャートにおける処理を終了する。CPU105は、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離でないと判断した場合(S1202のNO)、本フローチャートにおける処理をS1202からS1203へ進める。
S1203においてCPU105は、給電が可能な位置まで移動部111により移動可能か否かを判断する。移動可能か否かは、距離検出部112の距離情報とマップ情報から移動してもよい領域なのかも含めて判断される。CPU105は、給電機器100が移動可能と判断した場合(S1203のYES)、本フローチャートにおける処理をS1203からS1204へ進める。CPU105は、給電機器100が移動不可と判断した場合(S1203のNO)、本フローチャートにおける処理をS1203からS1207へ進める。
S1204においてCPU105は、通信制御部108を制御して、受電機器200に対して決定済みの非接触給電方式で受電可能な距離まで移動可能か否かを問い合わせる。CPU105は、通信制御部108を制御して受電機器200から応答を受信する。CPU105は、受信した応答が、受電機器200が受電可能な距離まで移動可能で有った場合(S1204のYES)、本フローチャートをS1204からS1205へ進める。CPU105は、受信した応答が、受電機器200が受電可能な距離まで移動可能で無い場合(S1204のNO)、本フローチャートをS1204からS1206へ進める。
S1205においてCPU105は、S1204により受信した受電機器200の応答情報に含まれる移動精度情報と、給電機器100の移動部111による移動精度を比較する。CPU105は、給電機器100の移動精度が高いか同等である場合(S1205のYES)、本フローチャートをS1205からS1206へ進める。CPU105は、給電機器100の移動精度が低い場合(S1205のNO)、本フローチャートをS1205からS1209へ進める。
S1206においてCPU105は、移動制御部110を制御して移動部111を駆動させ、距離検出部112で検知した位置情報により、非接触給電方式で給電可能な位置まで移動する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS1206からS1207へ進む。
S1207においてCPU105は、距離検出部112を制御して給電可能な位置まで移動したか否かを判断する。CPU105は、給電可能な位置まで移動したと判断した場合(S1207のYES)、本フローチャートにおける処理をS1207で終了する。CPU105は、給電可能な位置まで移動していないと判断した場合(S1207のNO)、本フローチャートにおける処理をS1207からS1206へ戻す。
S1208においてCPU105は、S1204と同様の処理を行う。CPU105は、受信した応答が、受電機器200が受電可能な距離まで移動可能で有った場合(S1208のYES)、本フローチャートをS1208からS1209へ進める。CPU105は、受信した応答が、受電機器200が受電可能な距離まで移動可能で無い場合(S1208のNO)、本フローチャートをS1208からS1211へ進める。
S1209においてCPU105は、通信制御部108を制御して、受電機器200に対して、決定済みの非接触給電方式で給電可能な距離までの移動を要求する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS1209からS1210へ進める。
S1210においてCPU105は、通信制御部108を介して受電機器200からの移動完了通知を受信する。CPU105は、本フローチャートにおける処理をS1210で終了する。
S1211においてCPU105は、給電機器100と受電機器200ともに、決定した非接触給電方式による給電が可能な距離迄移動できないことを、表示部123とLED124を制御して報知する。更に、通信制御部108を制御して携帯端末と受電機器200に対して給電が可能な距離迄移動できないことを通知する。CPU105は本フローチャートにおける処理をS1211からS1212に進める。
S1212においてCPU105は、S804で決定した非接触給電方式が第1の非接触給電方式であるか否かを判断する。CPU105は、第1の非接触給電方式である場合(S1212のYES)、本フローチャートにおける処理をS1212からS1213に進める。CPU105は、第1の非接触給電方式でない場合(S1212のNO)、本フローチャートにおける処理をS1212からS1214に進める。
S1213においてCPU105は、非接触給電による給電ができないことを、表示部123とLED124を制御して報知する。更に、通信制御部108を制御して携帯端末と受電機器200に対して給電できないことを通知する。CPU105は本フローチャートにおける処理をS1213で終了する。
S1214においてCPU105は、S804で決定した非接触給電方式を第1の非接触給電方式に変更して、本フローチャートにおける処理をS1214からS1201に戻す。
以上、本実施例4における給電機器100の処理を行うことで、選択した給電方式による給電ができない場合でも、給電機器100または受電機器200を移動することで受電することが可能となる。
(他の実施例)
本発明に係る給電機器100は、本実施例で説明した給電機器100に限定されるものではない。また、本発明に係る受電機器200も本実施例で説明した受電機器200に限定されるものではない。例えば、本発明に係る給電機器100及び受電機器200は、複数の装置から構成されるシステムにより実現することも可能である。
また、本実施例において、給電機器100または受電機器200のどちらかを移動させる場合について説明したが、給電機器100及び受電機器200の両方を給電可能な位置まで移動させることも可能である。
また、本実施例で説明した様々な処理及び機能は、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ(CPU等を含む)で実行可能であり、本実施例で説明した様々な機能を実現することになる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)などを利用して、本実施例で説明した様々な処理及び機能を実現してもよいことは言うまでもない。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体から読み出され、コンピュータで実行されることになる。コンピュータ読取可能な記録媒体には、ハードディスク装置、光ディスク、CD−ROM、CD−R、メモリカード、ROM等を用いることができる。また、本発明に係るコンピュータプログラムは、通信インターフェースを介して外部装置からコンピュータに提供され、当該コンピュータで実行されるようにしてもよい。
100 給電機器
101 クロック生成部
102 電力送信回路
103 非接触電力変換部
104 第1の給電アンテナ
105 CPU
106 非接触電力変換部
107 第2の給電アンテナ
108 通信制御部
109 通信アンテナ
110 移動制御部
111 移動部
112 距離検出部
113 電源制御部
114 電池
120 ROM
121 RAM
122 操作部
123 表示部
124 LED
125 画像処理部
126 撮像部
200 受電機器
201 第1の受電アンテナ
202 非接触電力受電部
203 整流平滑回路
204 電源制御部
205 電池
206 第2の受電アンテナ
207 非接触電力受電部
208 整流平滑回路
209 通信アンテナ
210 通信制御部
211 移動部
212 移動制御部
213 撮像部
214 画像処理部
215 距離検出部
220 ROM
221 RAM
222 操作部
223 表示部
224 LED
225 記録媒体

Claims (40)

  1. 非接触で電力を受電する第1の受電手段と、
    前記第1の受電手段よりも受電可能な距離が短い第2の受電手段と、
    受電機器内部の状態を取得する状態取得手段を有し、
    前記状態取得手段により取得した機器内部の状態に応じて前記第1の受電手段と前記第2の受電手段のいずれかを選択することを特徴とする受電機器。
  2. 請求項1に記載の受電機器であって、
    電池残容量を取得する電池残容量取得手段と、無線により通信する通信手段と、
    画像を撮影する撮影手段と、受電機器が移動可能な位置まで移動したかを判別する位置判別手段を有し、
    前記状態取得手段により、前記電池残容量取得手段で取得する電池残容量、前記通信手段による通信中の有無、前記撮影手段による撮影中の有無、または前記位置判別手段により移動中の有無のいずれかを取得することを特徴とする。
  3. 請求項2に記載の受電機器であって、
    前記状態取得手段で取得した状態が、前記通信手段による通信の終了、前記撮影手段による撮影の終了、または前記位置判別手段移動の終了のいずれかである場合に、
    前記第2の受電手段により受電することを特徴とする。
  4. 請求項3に記載の受電機器であって、
    前記状態取得手段で取得した状態が、前記通信手段による通信の終了、前記撮影手段による撮影の終了、または前記位置判別手段による移動の終了のいずれかである場合に、
    前記第1の受電手段による受電から、前記第2の受電手段に変更することを特徴とする。
  5. 請求項2に記載の受電機器であって、
    前記電池残容量取得手段により取得した電池残容量が第1の閾値以下で有る場合に、
    前記第2の受電手段により受電することを特徴とする。
  6. 請求項5に記載の受電機器であって、
    前記電池残容量取得手段により取得した電池残容量が第1の閾値以下で有る場合に、
    前記第1の受電手段による受電から前記第2の受電手段に変更することを特徴とする。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の受電機器であって、
    給電機器迄の距離を検出する距離検出手段を有し、
    前記距離検出手段により取得した距離に応じて、前記第1の受電手段と前記第2の受電手段のいずれかを選択することを特徴とする。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の受電機器であって、
    給電機器迄の距離を前記通信手段により、前記給電機器から取得する距離情報取得手段を有し、
    前記距離情報取得手段により取得した給電機器迄の距離に応じて、前記第1の受電手段と前記第2の受電手段のどちらで受電するかを選択することを特徴とする。
  9. 請求項7または請求項8に記載の受電機器であって、
    前記電池残容量取得手段により取得した電池残容量が第1の閾値以上、第2の閾値以下である場合に記第1の受電手段と前記第2の受電手段のどちらで受電するかを選択することを特徴とする。
  10. 請求項7または請求項8に記載の受電機器であって、
    前記距離検出手段または前記距離情報取得手段のいずれかにより取得した給電機器迄の距離が所定の距離以上であれば第1の受電手段を選択し、
    給電機器迄の距離が所定の距離よりも短ければ第2の受電手段を選択することを特徴とする。
  11. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の受電機器であって、
    前記受電機器を移動する移動手段を有し、
    前記移動手段により、前記第1の受電手段または前記第2の受電手段のいずれか選択した受電手段により受電可能な位置まで移動することを特徴とする。
  12. 請求項11に記載の受電機器であって、
    前記受電機器を移動する移動手段により、前記第2の受電手段による受電が可能な位置まで移動できない場合は、前記第1の受電手段による受電が可能な位置まで前記移動手段により移動することを特徴とする。
  13. 請求項11に記載の受電機器であって、
    前記受電機器を移動する移動手段による移動が可能であるか否かを判別する移動可否判別手段を有し、
    前記移動可否判別手段により移動ができないと判断した場合、
    前記給電機器に対して前記通信手段により移動要求を通知することを特徴とする。
  14. 請求項13に記載の受電機器であって、
    前記移動可否判別手段により移動ができないと判断した場合、
    前記第2の受電手段が可能な位置まで移動ができない場合には、前記第1の受電手段が可能な位置まで移動する要求を、前記給電機器に対して前記通信手段により通知することを特徴とする。
  15. 請求項11に記載の受電機器であって、
    前記受電機器を移動する移動手段による移動の移動精度と、
    前記給電機器に対して前記通信手段により取得した移動精度を比較する移動精度比較手段を有し、
    前記移動精度比較手段により、前記受電機器の移動精度が高い場合には、前記移動手段による移動を行い、前記通信手段により取得した給電機器の移動精度が高い場合は、前記通信手段により給電機器に対して移動を要求する。
  16. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の受電機器であって、
    前記位置検出手段により第1の受電手段または第2の受電手段のうち、選択された受電手段で受電可能でない場合に、
    受電可能な位置まで移動が必要であることを報知する報知手段を有することを特徴とする。
  17. 請求項16に記載の受電機器であって、
    前記報知手段において、前記通信手段を介して通信端末または給電機器の少なくともいずれかに対して電可能な位置まで移動が必要であることを報知するよう要求することを特徴とする。
  18. 請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載の受電機器であって、
    前記第1の受電手段は電波または超音波のいずれかによる非接触電力伝送方式であることを特徴とする。
  19. 請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載の受電機器であって、
    前記第2の受電手段は電磁結合、静電結合、電磁界共鳴のいずれかによる非接触電力伝送方式であることを特徴とする。
  20. 請求項1乃至請求項19のいずれか1項に記載の受電機器であって、
    飛翔体あるいは車両のいずれかの移動体であることを特徴とする。
  21. 非接触で電力を給電する第1の給電手段と、
    前記第1の給電手段よりも給電距離が短い第2の給電手段と、
    無線により通信する通信手段と、
    前記通信手段により受電機器の状態を取得する受電機器状態取得手段を有し、
    前記受電機器状態取得手段により取得した受電機器の状態に応じて前記第1の給電手段と前記第2の給電手段のどちらで給電するかを選択することを特徴とする。
  22. 請求項21に記載の給電機器であって、
    前記受電機器状態取得手段で取得するのは、電池残容量情報と、撮影状態情報と、通信状態情報と、受電機器の位置情報のいずれかを含むことを特徴とする。
  23. 請求項22に記載の給電機器であって、
    前記受電機器状態取得手段で取得した撮影状態情報による撮影の終了、通信状態情報による通信の終了、受電機器の位置情報による移動の終了のいずれかにおいて、前記第2の給電手段による給電を行うことを特徴とする。
  24. 請求項23に記載の給電機器であって、
    撮影状態情報による撮影の終了、通信状態情報による通信の終了、受電機器の位置情報による移動の終了のいずれかにおいて、前記第1の給電手段による給電から前記第2の給電手段による給電に変更することを特徴とする。
  25. 請求項22に記載の給電機器であって、
    前記受電機器状態取得手段により取得した前記電池残容量情報が第1の閾値以下で有る場合に、前記第2の給電手段により給電することを特徴とする。
  26. 請求項25に記載の給電機器であって、
    前記受電機器状態取得手段により取得した前記電池残容量情報が第1の閾値以下で有る場合に、前記第1の給電手段による給電から前記第2の給電手段に変更することを特徴とする。
  27. 請求項21乃至請求項26のいずれか1項に記載の給電機器であって、
    受電機器迄の距離を検出する距離検出手段を有し、
    前記距離検出手段により取得した距離に応じて、前記第1の給電手段と前記第2の給電手段のいずれかを選択することを特徴とする。
  28. 請求項21乃至請求項26のいずれか1項に記載の給電機器であって、
    受電機器迄の距離を前記通信手段により、前記受電機器から取得する距離情報取得手段を有し、
    前記距離情報取得手段により取得した受電機器迄の距離に応じて、前記第1の給電手段と前記第2の給電手段のいずれかを選択することを特徴とする。
  29. 請求項27または請求項28に記載の給電機器であって、
    前記受電機器状態取得手段により取得した前記電池残容量情報が第1の閾値以上であり第2の閾値以下である場合に前記第1の給電手段と前記第2の給電手段のいずれかを選択することを特徴とする。
  30. 請求項27または請求項28に記載の給電機器であって、
    前記距離検出手段または前記距離情報取得手段のいずれかにより取得した受電機器迄の距離が所定の距離以上であれば第1の給電手段を選択し、
    受電機器迄の距離が所定の距離よりも小さければ第2の給電手段を選択することを特徴とする。
  31. 請求項21乃至請求項26のいずれか1項に記載の給電機器であって、
    前記給電機器を移動する移動手段を有し、
    前記移動手段により、前記第1の給電手段または前記第2の給電手段のいずれか選択した給電手段により給電可能な位置まで移動することを特徴とする。
  32. 請求項31に記載の給電機器であって、
    前記給電機器を移動する移動手段により、前記第2の給電手段による給電が可能な位置まで移動できない場合は、前記第1の給電手段による給電が可能な位置まで前記移動手段により移動することを特徴とする。
  33. 請求項31に記載の給電機器であって、
    前記給電機器を移動する移動手段による移動が可能であるか否かを判別する移動可否判別手段を有し、
    前記移動可否判別手段により移動ができないと判断した場合、
    前記受電機器に対して前記通信手段により移動要求を通知することを特徴とする。
  34. 請求項33に記載の給電機器であって、
    前記移動可否判別手段により移動ができないと判断し、
    前記第2の給電手段が可能な位置まで移動ができない場合には、前記第1の給電手段が可能な位置まで移動する要求を、前記通信手段により前記受電機器に対して通知することを特徴とする。
  35. 請求項31に記載の受電機器であって、
    前記給電機器を移動する移動手段による移動の移動精度と、
    前記受電機器に対して前記通信手段により取得した移動精度を比較する移動精度比較手段を有し、
    前記移動精度比較手段により、前記給電機器の移動手段の移動精度が高い場合には、前記移動手段による移動を行い、前記通信手段により取得した移動精度が高い場合は、前記通信手段により前記受電機器に対して移動を要求する。
  36. 請求項21乃至請求項26のいずれか1項に記載の給電機器であって、
    前記距離検出手段により第1の給電手段または第2の給電手段のうち、選択された給電手段で給電不可である場合に、
    給電可能な距離まで移動が必要であることを報知する報知手段を有することを特徴とする。
  37. 請求項36に記載の給電機器であって、
    前記報知手段において、前記通信手段を介して通信端末または受電機器の少なくともいずれかに対して給電可能な距離まで移動が必要であることを報知するよう要求することを特徴とする。
  38. 請求項21乃至請求項37のいずれか1項に記載の給電機器であって、
    前記第1の給電手段は電波または超音波のいずれかによる非接触電力伝送方式であることを特徴とする。
  39. 請求項21乃至請求項37のいずれか1項に記載の給電機器であって、
    前記第2の給電手段は電磁結合、静電結合、電磁界共鳴のいずれかによる非接触電力伝送方式であることを特徴とする。
  40. 請求項21乃至請求項37のいずれか1項に記載の給電機器であって、
    飛翔体あるいは車両のいずれかの移動体であることを特徴とする。
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