JP2019110401A - 動画記録装置、動画記録装置の制御方法、プログラム - Google Patents
動画記録装置、動画記録装置の制御方法、プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 動画ファイルに動画データを追加記録する際に、撮影を中断したときの動画データと、中断せずに記録された動画データとの両方を記録し、かつ、中断された動画データを区別して記録することを可能にした動画記録装置を提供することを目的とする。【解決手段】 動画データを取得する取得手段(S202)と、取得手段により取得した動画データを記録媒体に記録するように制御する記録制御手段(S204)と、を有し、記録制御手段は、所定時間の動画データを記録する場合は、記録媒体に記録されている所定の動画ファイルに追加記録するように制御し(S208)、所定時間よりも短い時間の動画データを記録する場合は、当該動画データを新たな動画ファイルとして記録媒体に記録するように制御する(S209、S210)ことを特徴とする。【選択図】 図2
Description
本発明は、動画記録装置に関し、特に、記録媒体に記録された動画ファイルに動画データを追記することができる動画記録装置に関するものである。
従来、デジタルカメラや携帯端末などの記録装置において、撮像した画像から動画データを生成し、記録媒体に記録する機能が搭載されている。
例えば、特許文献1では、記録媒体に記録されている既存の動画ファイルに格納された動画データに対して、新規に記録して得られた動画データを追加記録することができる記録装置が開示されている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、動画の撮影を中断した場合に、動画ファイルに中断時の動画データを追加記録してしまうため、次に撮影して取得する動画データの追加記録ができない動画ファイルとなってしまう。そのため、ユーザが撮影に失敗したと判断して撮影を中断した場合に、次に撮影して取得する動画データを既存の動画ファイルに追加記録できなくなってしまい、ユーザの思い通りの動画ファイルが記録できない場合があった。
そこで本発明の目的は、動画ファイルに動画データを追加記録する際に、撮影を中断したときの動画データと、中断せずに記録された動画データとの両方を記録し、かつ、中断された動画データを区別して記録することを可能にした動画記録装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の動画記録装置は、
動画データを取得する取得手段と、取得手段により取得した動画データを記録媒体に記録するように制御する記録制御手段と、を有し、記録制御手段は、所定時間の動画データを記録する場合は、記録媒体に記録されている所定の動画ファイルに追加記録するように制御し、所定時間よりも短い時間の動画データを記録する場合は、当該動画データを新たな動画ファイルとして記録媒体に記録するように制御することを特徴とする。
動画データを取得する取得手段と、取得手段により取得した動画データを記録媒体に記録するように制御する記録制御手段と、を有し、記録制御手段は、所定時間の動画データを記録する場合は、記録媒体に記録されている所定の動画ファイルに追加記録するように制御し、所定時間よりも短い時間の動画データを記録する場合は、当該動画データを新たな動画ファイルとして記録媒体に記録するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、動画ファイルに動画データを追加記録する際に、撮影を中断したときの動画データと、中断せずに記録された動画データとの両方を記録し、かつ、中断された動画データを区別して記録することを可能にした動画記録装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて説明する。以下では、動画記録装置として、撮像装置を例に説明する。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて説明する。以下では、動画記録装置として、撮像装置を例に説明する。
図1は、本発明の実施形態における撮像装置100の構成を示す図である。以下、本発明の実施形態における撮像装置100の構成について説明する。
撮像装置100は、中央処理部(CPU)101、撮影レンズ102、撮像部103、表示部104、操作部105、画像処理部106、不揮発性メモリ107、主記憶部108、記憶媒体109を備えている。
中央処理部(CPU)101は、後述する各種処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成されており、図2のフローチャートに示す処理を実行する。
撮像部103は、撮像素子等で構成されており、撮影レンズ102を介して取得した被写体像を画像データ変換して、静止画像や動画の撮像を行う。
表示部104は、撮影した画像や撮影している動画、ユーザ設定画面、ライブビュー画像の表示等を行う。
操作部105は、ユーザからの操作を受け付けるための、電源ボタン、シャッターボタン、動画撮影開始/停止ボタン、メニューボタン、モード設定ボタン、十字キー等から構成され、これらのボタンからの入力指示を受け付ける。中央処理部101は、操作部105への操作に応じて、操作に対応する処理を実行する実際の静止画や動画の撮影の操作を行う場合や、ユーザ設定画面から所望の設定を入力する場合等に用いる。
画像処理部106は、撮影した画像や動画の画像解析等の画像処理を行う。
不揮発性メモリ107は、フラッシュメモリ等で構成されており、ユーザの設定情報等の撮像装置の電源がOFFの間も保持すべき情報等を記憶するものである。また、不揮発性メモリ107は、撮像装置の制御や各種処理(撮影処理、再生処理等)を行うプログラムコードやオペレーティングシステム(OS)等も格納している。
主記憶部108は、RAM等で構成されており、中央処理部101、撮像部103、画像処理部106のデータを一時的に保存するために使われる。
記憶媒体109は、例えば、取り外し可能なカード型記録媒体等から構成されており、撮影した画像データや動画データを保存する。
撮像装置100では、撮影レンズ102を介して撮像部103により画像を撮影する。撮影して得られた画像データは、画像処理部106により、各種画像処理が実行され、主記憶部108に出力される。画像処理された画像データについて、さらに画像処理部106により表示用データへ変換することにより、表示部104に撮影画像を表示することができる。中央処理部101は、逐次画像を撮影して表示用データを作成して表示するように制御することにより、ライブビュー画像の表示を行うことができる。操作部105のシャッターボタンが操作されたことに応じて、撮像部103により撮影された画像データを静止画像として記録する処理が実行される。この時、画像処理部106では、画像処理を施した後に、圧縮処理を施し、圧縮処理が施された静止画データを静止画像ファイルとして記憶媒体109に記録する。また、撮影モード時に、操作部105の動画撮影開始/停止ボタンが操作されたことに応じて、動画の記録処理を実行する。動画撮影開始/停止ボタンが操作されると、動画撮影開始指示が入力され、動画の撮影処理を開始する。つまり、画像処理部106において、撮像部103により撮影して得られた画像データに対して、記録用の画像処理と動画用圧縮処理を実行して動画データを生成し、主記憶部108に出力する。この処理は、再度、動画撮影開始/停止ボタンが操作されて、動画撮影停止(動画撮影終了)が指示されるまで実行する。主記憶部108に保持された記録用の動画データは、中央処理部101の制御により、記憶媒体109に新たな動画ファイルとして記録される。このように、通所の撮影モードにおいて、静止画、動画の記録が行われる。このように、通常の撮影モードでの撮影および記録処理が実行される。
本実施形態では、動画記録装置として、撮像装置100を例に説明する。しかし、撮影機能(レンズ、撮像部、画像処理部、中央処理部等)を有する撮像装置と、操作部および記録機能(記録媒体、中央処理部等)を有する記録装置とを接続したシステムにより撮像装置100と同等の構成、機能を実現してもよい。
以下では、この撮像装置100における、ショートムービー撮影処理について説明する。ショートムービー撮影処理は、操作部105により、ショートムービー撮影モードを設定することにより実行される。ショートムービー撮影モードでは、動画の撮影指示に応じて、予め指定された記録秒数の動画データが記録される。記録秒数としては、2秒、4秒、8秒、16秒が選択可能である。さらに、本実施形態のショートムービー撮影モードでは、撮影効果として、通常撮影だけではなく、クイック撮影等の撮影効果を選択することができる。クイック撮影では、記録フレームレートよりも小さいフレームレートで取得した画像データを記録することにより、早送り効果がついた動画データを記録することができる。例えば、記録秒数として8秒が設定されているときには、実際には16秒間で撮影した動画データを8秒の動画データとして記録することにより、クイック効果(早送り効果)がある画像を記録することができる。このように、本実施形態のショートムービー撮影モードでは、設定した記録時間よりも、撮影時間が長くなってしまう場合がある。
図2に、撮像装置100のショートムービー撮影モードにおけるショートムービー撮影処理のフローチャートを示す。本処理は、ショートムービー撮影モードが設定されたことに応じて、中央処理部101が不揮発性メモリ107から読み出したプログラムに基づいて、実行される。撮像装置100なお、1回の撮影における記録秒数(記録時間)については、ユーザにより設定可能であり、操作部105により予め設定されているものとする。
ステップS201では、中央処理部101は、ショートクリップの撮影を開始するための動画記録開始指示を受け付けたかを監視する。本実施形態では、動画記録開始指示は、操作部105の動画記録開始/停止ボタンにより受け付けるものとするが、他の専用ボタンを設けてもよいし、シャッターボタンの操作により受け付けるようにしてもよい。専用ボタンを設ける場合は、撮影モードに関係なく、専用ボタンが操作さえたことに応じて、S201以降の処理を実行するとよい。このように、動画記録開始指示を受け付けると、ステップS201に進む。
ステップS202において、中央処理部101は、動画データを取得し、不揮発性メモリ107に一時保持する動画データ取得処理を開始する。この処理では、撮像部103により撮影された画像データに対して、画像処理部106により画像処理および動画圧縮処理を行って記録用の動画データを生成し、不揮発性メモリ107に一時保持する。そして、この動画データ取得処理は、動画データ取得終了が指示されるまで実行する。また、この動画データ取得処理においては、撮影効果が設定されている場合には、撮影効果に応じで動画データを取得する。次に、ステップS203において、中央処理部101は、記憶媒体109に追加記録先のショートクリップ用動画ファイルがあるか、そして、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルは、動画データを追加記録可能か否かを判定する。記憶媒体109に追加記録先のショートクリップ用動画ファイルが存在し、追加記録可能と判定した場合、処理をステップS204に進める。記憶媒体109に追加記録先のショートクリップ用動画ファイルが存在しない、または、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルは存在するが動画データの追加記録不可と判定した場合、処理をステップS211に進める。ここで、追加記録可能か不可を判定する条件について説明する。ここで、本実施形態では、どの動画ファイルが、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルであるかを特定するために、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルのファイルパス情報を、記憶媒体109に管理ファイルとして記録しておく。この管理ファイルに記載された追加記録先のショートクリップ用動画ファイルのファイルパス情報により、ショートクリップ用動画ファイルを判定することができる。また、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルであるかを特定するために、ファイルパス情報の代わりに、ファイルハンドル(ファイル識別子)などの情報を記録してもよい。ここで、ファイルハンドルとは、それぞれのファイルに個別に付与される、ユニークなIDのことである。また、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルであるかを特定するための情報を、不揮発性メモリ107に記憶して追記先の動画ファイルを特定するようにしてもよい。
次に、追加記録不可を判定するする条件について説明する。
・ショートクリップ用動画ファイルが存在しない場合
記憶媒体109に追加記録先のショートクリップ用動画ファイルが存在しない場合は、追加記録不可と判定する。つまり、記憶媒体109に記録されている管理ファイルに、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルのファイルパス情報が記録されていない場合、または、管理ファイル自体が記録されていない場合には、追加記録不可と判定する。
記憶媒体109に追加記録先のショートクリップ用動画ファイルが存在しない場合は、追加記録不可と判定する。つまり、記憶媒体109に記録されている管理ファイルに、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルのファイルパス情報が記録されていない場合、または、管理ファイル自体が記録されていない場合には、追加記録不可と判定する。
・ショートクリップ用動画ファイルがプロテクトされている場合
記憶媒体109に追加記録先のショートクリップ用の動画ファイルが記録されているが、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルがプロテクトされている場合には、ユーザがファイルの改変を禁止しているファイルであるため、追加記録不可と判定する。
記憶媒体109に追加記録先のショートクリップ用の動画ファイルが記録されているが、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルがプロテクトされている場合には、ユーザがファイルの改変を禁止しているファイルであるため、追加記録不可と判定する。
・ショートクリップ用動画ファイルのファイルサイズが所定サイズを超えている場合
記憶媒体109は、FATファイルシステムで管理されている。その場合、たとえば、FAT32では、1ファイルあたり4GB以上になると読み込めなくなってしまう。そこで、追加記録先のショートクリップ用の動画ファイルのサイズが、所定の閾値以上の場合、次の撮影により4GBを超える可能性が高いため、追加記録不可と判定する。ここで、ファイルサイズの閾値については、記録時間によって変更してもよい。
記憶媒体109は、FATファイルシステムで管理されている。その場合、たとえば、FAT32では、1ファイルあたり4GB以上になると読み込めなくなってしまう。そこで、追加記録先のショートクリップ用の動画ファイルのサイズが、所定の閾値以上の場合、次の撮影により4GBを超える可能性が高いため、追加記録不可と判定する。ここで、ファイルサイズの閾値については、記録時間によって変更してもよい。
・ショートクリップ用動画ファイルの動画再生時間が所定時間を超える場合
撮像装置においては、所定時間(たとえば、30分)を超える撮影を禁止している場合がある。そのため、新たな撮影をして動画データを追加記録することによりショートクリップ用動画ファイルの動画データの再生時間が30分を超える場合には、追加記録不可とする。そのために、たとえば、記録時間が4秒に設定されている場合には、ショートクリップ用動画ファイルの再生時間が既に29分56秒以上であれば、追記不可とする。動画再生時間の閾値は、記録時間の設定によって変更するとよい。
撮像装置においては、所定時間(たとえば、30分)を超える撮影を禁止している場合がある。そのため、新たな撮影をして動画データを追加記録することによりショートクリップ用動画ファイルの動画データの再生時間が30分を超える場合には、追加記録不可とする。そのために、たとえば、記録時間が4秒に設定されている場合には、ショートクリップ用動画ファイルの再生時間が既に29分56秒以上であれば、追記不可とする。動画再生時間の閾値は、記録時間の設定によって変更するとよい。
・動画記録設定または音声記録設定が、ショートクリップ用動画ファイルと同一でない場合
ショートクリップ用動画ファイルに動画データを追記する場合には、動画の途中で、フレームレートや画像サイズ、GOP構成、動画符号化方式が変更されてしまうと、シームレスに再生できなくなってしまう可能性がある。そのため、既存のショートクリップ用動画ファイルの動画データと、これから記録する動画データの動画記録設定が同一でない場合には、追加記録不可とする。同様に、動画の途中で、音声のサンプリングレートや音声符号化方式などが変更されてしまうと、再生できなくなってしまう可能性がある。そのため、既存のショートクリップ用動画ファイルの動画データと、これから記録する動画データの音声記録設定が同一でない場合には、追加記録不可とする。
ショートクリップ用動画ファイルに動画データを追記する場合には、動画の途中で、フレームレートや画像サイズ、GOP構成、動画符号化方式が変更されてしまうと、シームレスに再生できなくなってしまう可能性がある。そのため、既存のショートクリップ用動画ファイルの動画データと、これから記録する動画データの動画記録設定が同一でない場合には、追加記録不可とする。同様に、動画の途中で、音声のサンプリングレートや音声符号化方式などが変更されてしまうと、再生できなくなってしまう可能性がある。そのため、既存のショートクリップ用動画ファイルの動画データと、これから記録する動画データの音声記録設定が同一でない場合には、追加記録不可とする。
以上が、追加記録不可を判定するする条件である。
ステップS204において、中央処理部101は、ステップS202で開始された動画データの取得処理により取得し主記憶部108に保持した動画データを、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルに追加記録する。この処理は、動画データの取得処理が終了し、主記憶部108に保持された動画データ全てを記憶媒体109の追加記録先のショートクリップ用動画ファイルに追加記録完了するまで継続される。
ここで、図3は、記憶媒体109における動画ファイルの状態を示す図である。図3(a)は、ショートクリップ撮影モードにおいて、既に、撮影A,撮影B,撮影Cの3回の撮影を行って生成されたショートクリップ用動画ファイル301(MVI_000X.MP4)を示している。このような、ショートクリップ用動画ファイル301が、追加記録先として指定されており、ステップS203において追加記録可能と判定されたとする。この場合、ステップS204では、中央処理部101は、今回の撮影(撮影D)ステップS202において取得し、主記憶部108に保持した撮影Dの動画データ302を、記憶媒体109のショートクリップ用動画ファイル301に追加記録する。
ステップS205では、中央処理部101は、撮影中、つまり、動画データの取得中および記録中に、動画記録の中断が指示されたか否かを判定する。記録中断が指示されたと判定した場合、処理をステップS207に進める。記録中断指示されなかった場合、処理をステップS206に進める。ここで、記録の中断は、動画記録中に操作部105の撮影開始/停止がユーザにより押されて動画の撮影停止が指示された場合に実行される。または、記憶媒体109の収納部のふたが開いたかを検出し、ふたが開いたことを検出した場合や、撮影レンズ102が取り外し可能な構成であり、レンズが取り外されたことを検出した場合等に実行してもよい。これらの操作があったことを、操作部105や検出部により検出したことに応じて、中央処理部101は、記録中断の指示があったと判定する。
ステップS206において、中央処理部101は、ステップS202で取得開始した動画データが、予め設定されている記録時間に達したか否かを判定する。記録時間に達したと判定した場合、処理をステップS208に進める。記録時間に達していないと判定した場合、ステップS205に戻り205の判定処理を繰り返す。ここで、記録時間が短い(たとえば2秒)場合は、記録中断の指示があったとしても、記録時間に達するまで記録を続行するようにしてもよい。
ステップS207において、中央処理部101は、ステップS206と同様に、ステップS202で取得開始した動画データが、予め設定されている記録時間に達したか否かを判定する。記録時間に達したと判定した場合、処理をステップS208に進める。記録時間に達していないと判定した場合、つまり、記録時間ヲ経過する前に記録中断の指示があった場合、処理をステップS209に進める。
ステップS208では、中央処理部101は、ステップS202で開始した動画データの取得処理を終了し、ステップS204で開始された主記憶部108に保持されている動画データの追加記録先のショートクリップ用動画ファイルへの追加記録処理を完了させる。例えば、図3(a)の状態から、今回の撮影(撮影D)の動画記録開始指示を受け付け、ステップS208の処理まで進んだ場合は、図3(c)のようなショートクリップ用動画ファイル301’(MVI_000X.MP4)を得ることができる。ショートクリップ用動画ファイル301’には、撮影A,撮影B、撮影Cの動画データの後に、今回の撮影Dの動画データ303が連結して記録されている。ここで、撮影A、撮影B、撮影C、撮影Dの動画データそれぞれは、撮影を中断することなく、設定された記録時間の撮影データの取得が完了するまで撮影して記録された動画データである。
ステップS208の後は、ステップS201に戻り、次の動画記録開始指示を待機する。ステップS209では、中央処理部101は、ステップS202で開始した動画データの取得処理を終了し、ステップS204で開始された主記憶部108に保持されている動画データの追加記録先のショートクリップ用動画ファイルへの追加記録処理を完了させる。ステップS209では、記録時間に達していない状態で、動画データの取得が終了するため、設定された記録時間よりも短い時間の動画データが記録されることになる。
次に、ステップS210では、中央処理部101は、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルに今回の撮影で追加記録した動画データを、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルから分離する。ステップS202で記録開始され、ステップS209で記録終了した、記録時間よりも短い時間の動画データが、ショートクリップ用動画ファイルから分離されることになる。そして、分離した動画データを新規動画ファイルとして記録する。例えば、図3(b)のように、撮影Dの動画データ302を記録中に、記録中断の指示があった場合に、図3(d)のように、今回の撮影Dの動画データを追加記録先のショートクリップ用動画ファイル(MVI_000X.MP4)から分離し、別の新規動画ファイル304(MVI_000Y.MP4)として撮影Dの動画データ302を記録する。このように、記録中断時の動画データを別ファイルとして記録する。所定時間に達する前に、今回の動画データをユーザが不要であると判断したり、途中で充分と判断したりして記録を中断した場合でも、後で動画データを活用したくなった時のために残しておくことができる。
また、本実施形態では、ステップS210の後には、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルを変更せずに、ステップS201の処理に戻る。そのため、このあとに再度、S202において新たな動画記録指示が入力されて、動画データの記録を行う動作を開始し、記録時間に達するまで記録を行った場合、中央処理部101が、ステップS202〜ステップS208の処理が実行される。つまり、図3(d)の状態から、更に、撮影Eの動画撮影開始指示を受け付けた場合、前に中断された動画データが記録されている動画ファイル304(MVI_000Y.MP4)ではなく、中断された動画データを含まない動画ファイル(MVI_000X.MP4)に撮影Eの動画データ305が追加記録される。例えば、動画データの単位(GOP)の途中で記録が中断された場合には、その動画データの後に、新たな動画データを追加記録できなかったり、追加記録しても再生が不可能となってしまうこともある。そこで、本実施形態では、記録が中断された動画データは新たな動画ファイルとして記録する。そして、中断時には、新たな動画ファイルを作成したとしても、追加記録先の動画ファイルを変更しないことで、さらに次の撮影が指示された場合に、追加記録先のショートクリップ用動画ファイルに、新たな動画データを確実に追加記録することができる。
ステップS211では、中央処理部101は、まず、記憶媒体109に新規の動画ファイルを作成する。そして、ステップS202で開始された動画データの取得処理により取得し主記憶部108に保持した動画データを、作成した新規動画ファイルに記録する。この処理は、動画データの取得処理が終了し、主記憶部108に保持された動画データ全てを新規動画ファイルに記録完了するまで継続される。
次にステップS212では,ステップS205と同様に、記録中断が指示されたか否かを判定する。記録の中断が指示されたと判定された場合は、ステップS214に進み、記録が中断されていない場合は、ステップS213に進む。ステップS213では、ステップS206、S207と同様に、ステップS202で取得開始した動画データが、記録時間に達したか否かを判定する。記録時間に達したと判定された場合は、ステップS215に進み、記録時間に達していないと判定された場合は、ステップS212に戻り、ステップS212、S213の判定処理を繰り返す。
ステップS214では、中央処理部101は、ステップS202で開始した動画データの取得処理を終了し、ステップS211で開始された主記憶部108に保持されている動画データの新規動画ファイルへの記録処理を完了させる。
ステップS215では、S214と同様に、中央処理部101は、ステップS202で開始した動画データの取得処理を終了し、ステップS211で開始された主記憶部108に保持されている動画データの新規動画ファイルへの記録処理を完了させる。その後、ステップS216において、中央処理部101は、S211で作成して動画データを記録した新規動画ファイルを追加記録先のショートクリップ用動画ファイルとして設定するために、記憶媒体109の管理ファイルを更新する。つまり、記憶媒体109の管理ファイルの追加記録先のショートクリップ用動画ファイルのファイルパス情報として、S211で作成した新規動画ファイルのファイルパス情報を記録する。記憶媒体109に管理ファイルがない場合は、新たに作成する。これにより、次の動画撮影指示があった場合には、今回新規策際した動画ファイルに、動画データが追加記録されることになる。
以上説明したように本実施形態によれば、撮像装置100では、ショートクリップ用動画ファイルには、記録時間分の動画データのみが追加記録され、記録時間まで記録されずに記録された動画データは別の動画ファイルとして記録する。そのため、記録時間まで記録が完了した動画データと、記録時間まで記録せずに記録停止された動画データとを区別しながらも、両方とも記録することができる。また、ショートクリップ用動画ファイルには、記録が中断されなかった動画データのみが記録されるため、確実に再生できるショートクリップ用動画ファイルを生成することができる。新たな動画データを追加記録している最中に動画の撮影を中断した場合に、その動画データを別の動画ファイルとして記録する。中断したときの動画データも記録するため、後で確認したり、編集することが可能となる。そして、中断した撮影の後、さらに次の動画撮影を行った場合、次の撮影で取得した動画データをショートクリップ用動画ファイルに追加記録する。そのため、ショートクリップ用動画ファイルのファイル数を不要に増やさずに、1つのショートクリップ用動画ファイルでショートクリップ撮影により得られた動画データを管理することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。
次に、第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、ショートクリップ撮影モードにおいて動画の撮影を中断した場合に、中断時の動画データを別ファイルとして分割して記録次に撮影して取得する動画データを既存の動画ファイルに追加記録できるようにする動作について述べた。
本実施形態では、ショートクリップ撮影モードにおいて動画の撮影を中断した場合に、中断された撮影において取得した動画データを、別ファイルとして記録するか否かを選択できるものとする。つまり、ユーザは、別ファイルに分割して記録する中断時分割記録モードと、ショートクリッ用動画ファイルに追加記録する中断時追加記録モードのいずれかを、事前に選択できる構成する。中断時分割記録モードが選択されていた場合、中央処理部101は、第1の実施形態と同じ処理を実行する。そして、中断時追加記録モードが選択されていた場合、中央処理部101は、図2のステップS209、S210を実行せずに、ステップS209、S210の代わりに、ステップS208を実行する。
(その他の実施形態)
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。供給の形態はシステムあるいは装置記憶媒体に直接アクセスすることで供給されてもよいし、他の装置を介して供給されてもよい。
Claims (16)
- 動画データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した動画データを記録媒体に記録するように制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、所定時間の動画データを記録する場合は、前記記録媒体に記録されている所定の動画ファイルに追加記録するように制御し、前記所定時間よりも短い時間の動画データを記録する場合は、当該動画データを新たな動画ファイルとして前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする動画記録装置。 - さらに、前記動画データの記録停止の指示を判定する指示判定手段を有し、
前記制御手段は、前記所定時間の動画データの取得中に、前記記録停止の指示があった場合には、前記取得手段により取得した前記所定時間よりも短い時間の動画データを新たな動画ファイルとして前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の動画記録装置。 - 前記制御手段は、前記所定時間よりも短い時間の動画データを新たな動画ファイルとして記録した後に、前記取得手段により前記所定時間の動画データを取得して記録する場合には、前記所定時間の動画データを前記所定のファイルに追加記録するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の動画記録装置。
- 撮影モードを設定するためのモード設定手段と、を有し、
前記モード設定手段により第1の撮影モードが設定されている場合には、撮影開始の指示から撮影終了の指示までに撮影された動画データを前記取得手段により取得し、前記制御手段は、前記取得した動画データを新たな動画ファイルとして前記記録媒体に記録するように制御し、
前記モード設定手段により第2の撮影モードが設定されている場合には、撮影開始の指示から前記所定時間までに撮影された動画データを前記取得手段により取得し、前記制御手段は、前記取得した動画データを前記記録媒体に記録されている前記所定の動画ファイルに追加記録するように制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の動画記録装置。 - 前記モード設定手段により第2の撮影モードが設定されており、前記撮影開始の指示から前記所定時間経過する前に、撮影停止の指示があった場合には、前記撮影開始の指示から前記撮影停止の指示までに撮影された動画データを前記取得手段により取得し、前記制御手段は、前記取得した動画データを前記所定の動画ファイルとは異なる新たな動画ファイルとして記録するように制御することを特徴とする請求項4に記載の動画記録装置。
- 前記特定の動画ファイルに動画データを追加記録可能な否かを判定する判定手段を有し、
前記制御手段は、前記判定手段により追加記録可能な動画ファイルがないと判定された場合には、新たな動画ファイルを生成して前記所定時間の動画データを前記新たな動画ファイルに記録し、当該新たな動画ファイルを、動画データを追加記録すべき特定の動画ファイルとして設定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の動画記録装置。 - 前記制御手段は、前記判定手段により追加記録可能な動画ファイルがないと判定されて生成した新たな動画ファイルに前記所定時間よりも短い動画データを記録する場合には、前記新たな動画ファイルを、動画データを追加記録すべき特定の動画ファイルとして設定しないことを特徴とする請求項6に記載の動画記録装置。
- 前記制御手段は、前記所定時間よりも短い時間の動画データを新たな動画ファイルとして記録した場合は、前記新たな動画ファイルを、動画データを追加記録すべき特定の動画ファイルとして設定しないことを特徴とする請求項6または7に記載の動画記録装置。
- 前記指示判定手段は、ユーザによる記録停止のための操作部への操作により、前記記録停止の指示があったと判定することを特徴とする請求項2に記載の動画記録装置。
- 前記指示判定手段は、前記記録媒体の収納部のふたが開かれた場合に、前記記録停止の指示があったと判定することを特徴とする請求項2に記載の動画記録装置。
- 取り外し可能なレンズと、撮像部と、を有し、
前記指示判定手段は、前記レンズが取り外された場合に、前記記録停止の指示があったと判定することを特徴とする請求項2に記載の動画記録装置。 - 前記制御手段は、前記所定時間の動画データの取得中に前記記録停止の指示があった場合に、前記特定の動画ファイルに追加記録された動画データから、前記記録停止の指示までに取得した前記所定時間よりも短い動画データを分離して、新たな動画ファイルとして前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項2に記載の動画記録装置。
- 前記所定時間は、ユーザにより予め設定可能であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の動画記録装置。
- 前記撮像手段を有し、
前記取得手段は、前記撮像手段により撮影された動画データを取得することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の動画記録装置。 - 動画データを取得する取得工程と、
前記取得手段により取得した動画データを記録媒体に記録するように制御する制御工程と、を有し、
前記制御工程では、所定時間の動画データを記録する場合は、前記記録媒体に記録されている所定の動画ファイルに追加記録するように制御し、前記所定時間よりも短い時間の動画データを記録する場合は、当該動画データを新たな動画ファイルとして前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする動画記録装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の動画記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017241080A JP2019110401A (ja) | 2017-12-15 | 2017-12-15 | 動画記録装置、動画記録装置の制御方法、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017241080A JP2019110401A (ja) | 2017-12-15 | 2017-12-15 | 動画記録装置、動画記録装置の制御方法、プログラム |
Publications (1)
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JP2019110401A true JP2019110401A (ja) | 2019-07-04 |
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ID=67180232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017241080A Pending JP2019110401A (ja) | 2017-12-15 | 2017-12-15 | 動画記録装置、動画記録装置の制御方法、プログラム |
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JP (1) | JP2019110401A (ja) |
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2017
- 2017-12-15 JP JP2017241080A patent/JP2019110401A/ja active Pending
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