JP2019110349A - 多層配線基板 - Google Patents

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Yuichi Sugiyama
裕一 杉山
宮崎 政志
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Abstract

【課題】配線層の多層化に伴う弊害を低減することができる多層配線基板を提供する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る多層配線基板100は、第1の配線基板10と、第2の配線基板20と、接合層30と、導体層131s,221sとを具備する。第1の配線基板10は、キャビティ110を有する金属製の第1のコア部材11を含む。第2の配線基板20は、金属製の第2のコア部材21を含む。接合層30は、第1の配線基板10と第2の配線基板20との間に配置される。導体層131s,221sは、接合層30の内部に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、金属製のコア層を有する多層配線基板に関する。
近年における電子機器の小型化、多機能化に伴い、電子機器に搭載される配線基板やパッケージ部品の更なる小型化、高密度実装化が求められている。例えば特許文献1には、金属製のコア部材と、コア部材の少なくとも表面と裏面を覆う樹脂層と、コア部材の表裏を貫通するように形成された無底穴に実装された電子部品とを備えた複合多層基板が開示されている。このような多層基板においては、部品を3次元的に実装することができるため小型化および高密度実装化が容易となるとともに、部品の保護と高い放熱性を確保することができる。
特開2003−347741号公報
近年、金属製のコア部材を内蔵する多層配線基板においては、更なる高密度実装化とともに、実装される電子部品の所期の動作を安定に確保することができる回路設計が要求されている。例えば、コア部材と表面実装部品との間に介在する配線層の多層化が進むと、部品間の配線経路が長くなることで目的とするデバイス特性を確保することが困難になり、あるいは基板の剛性や放熱性が低下するおそれがある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、配線層の多層化に伴う弊害を低減することができる多層配線基板を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る多層配線基板は、第1の配線基板と、第2の配線基板と、接合層と、導体層とを具備する。
上記第1の配線基板は、キャビティを有する金属製の第1のコア部材を含む。
上記第2の配線基板は、金属製の第2のコア部材を含む。
上記接合層は、上記第1の配線基板と上記第2の配線基板との間に配置される。
上記導体層は、上記接合層の内部に配置される。
上記多層配線基板は、第1のコア部材を含む第1の配線基板と、第2のコア部材を含む第2の配線基板との積層構造を有する。コア部材の多層化により、各コア部材の両面に配線層を配置することができるようになるため、配線層数を確保しつつ、部品間の配線経路を短くすることが可能となり、これにより目的とするデバイス特性を安定に確保することが可能となる。また、コア部材の多層化により、基板の剛性および放熱性を更に向上させることが可能となる。
さらに、接合層の内部に導体層が設けられているため、当該導体層を配線の一部として利用することで、回路設計の自由度を高めることが可能となる。接合層は、典型的には、第1および第2の配線基板を相互に接合する接着層あるいは粘着層で構成される。
第1のコア部材に形成されたキャビティには、典型的には、電子部品が収容される。これにより、部品の実装密度を向上させることができる。なおこれに代えて、上記キャビティには合成樹脂材料が充填されてもよい。キャビティの数、形状、大きさは、特に限定されない。キャビティは、第1のコア部材を貫通する無底孔であってもよいし、有底孔であってもよい。キャビティは、第1のコア部材だけでなく、第2のコア部材にも形成されてもよい。
第1および第2のコア部材は、典型的には、剛性および放熱性に優れた銅などの金属材料で構成される。第1および第2のコア部材は、配線の一部として構成されてもよく、例えばグランドに接続される接地用配線として構成することができる。第1および第2のコア部材の厚みは特に限定されず、典型的には、配線層を構成する個々の配線パターンよりも大きな厚みを有する。第1および第2のコア部材の厚みは相互に同一であってもよいし、異なっていてもよい。例えば、第2のコア部材を第1のコア部材よりも厚くすることで、多層配線基板の反りを抑制することができる。
上記第1の配線基板は、典型的には、第1の配線層と、電子部品とをさらに有する。上記第1の配線層は、部品接続端子を有し、上記第1のコア部材の表面を被覆する。上記電子部品は、上記キャビティに収容され、上記第1の配線層と電気的に接続される。
第1の配線層の表面には、部品接続端子に接続される表面実装部品が搭載される。上記構成によれば、第1の配線層に属する配線の積層数を低減できるため、上記表面実装部品とキャビティ内の電子部品との間の配線経路が短くなり、これにより例えば表面実装部品のデバイス特性を改善することが可能となる。
上記第1の配線基板は、上記第1のコア部材と上記接合層との間に配置された第2の配線層をさらに有し、上記導体層は、上記第2の配線層の少なくとも一部で構成されてもよい。
あるいは、上記第2の配線基板は、上記第2のコア部材と上記接合層との間に配置された第3の配線層をさらに有し、上記導体層は、上記第3の配線層の少なくとも一部で構成されてもよい。
あるいは、上記接合層は、上記第1の配線基板と上記第2の配線基板との間に配置された第3の配線基板と、上記第1の配線基板と上記第3の配線基板とを相互に接合する第1の接合層と、上記第2の配線基板と上記第3の配線基板とを相互に接合する第2の接合層と、を有してもよい。
あるいは、上記導体層は、上記第1の配線基板と上記第2の配線基板との間を電気的に接続する層間接続部を有してもよい。
上記接合層は、硬さが異なる複数の接合材の積層構造を有してもよい。例えば、第1の接合材をこれよりも軟らかい第2の接合材で挟み込んだ積層体で、上記接合層を構成することができる。これにより、接合層を挟んで対向する第1および第2の配線基板各々の配線層相互間における意図しない電気的短絡(ショート)を防止することが可能となる。
なお、上記接合層は、絶縁性の繊維層を内含してもよい。これにより上述と同様の作用効果を得ることができる。
以上述べたように、本発明によれば、配線層の多層化に伴う弊害を低減することができる多層配線基板を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る多層配線基板を備えた電子デバイスの一構成例を概略的に示す断面図である。 上記多層配線基板を備えた電子デバイスの他の構成例を概略的に示す断面図である。 図1Aの多層配線基板の内部構造を示す要部の拡大断面図である。 比較例に係る多層配線基板の内部構造を示す要部断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る多層配線基板の構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る多層配線基板の構成を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る多層配線基板の構成を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る多層配線基板の構成を示す断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る多層配線基板の要部の構成を示す概略断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る多層配線基板の要部の他の構成を示す概略断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1Aは、本発明の一実施形態に係る多層配線基板100と、その上に搭載された表面実装部品101とを備えた電子デバイス1を示す概略断面図である。図2は、多層配線基板100の内部構造を示す要部の拡大断面図である。
[多層配線基板]
本実施形態の多層配線基板100は、第1の配線基板10と、第2の配線基板20と、接合層30とを有する。多層配線基板100は、例えば1mm〜2mmの厚みで構成される。多層配線基板100は、表面実装部品101と制御基板(マザーボード)との間を接続するインターポーザ基板として構成される。
なお図1Bに示すように、多層配線基板100は、その両面に表面実装部品101、101'がそれぞれ搭載された両面回路基板として構成されてもよい。この場合、表面実装部品101'は、例えば、表面実装部品101よりも小型あるいは薄型の部品で構成されてもよい。
第1の配線基板10は、第1のコア部材11と、第1のコア部材11の表面(図において上面)を被覆する上部配線層12(第1の配線層)と、第1のコア部材11の裏面(図において下面)を被覆する下部配線層13(第2の配線層)とを有する。
同様に、第2の配線基板20は、第2のコア部材21と、第2のコア部材21の表面(図において上面)を被覆する上部配線層22(第3の配線層)と、第2のコア部材21の裏面(図において下面)を被覆する下部配線層13(第4の配線層)とを有する。
(コア部材)
第1および第2のコア部材11,21は、それぞれ金属製の平面的な板状基材で構成される。第1および第2のコア部材11,21は、剛性および放熱性が比較的高い金属材料で構成され、典型的には、所定厚み(例えば、100μm〜500μm)の銅板で構成される。
第1および第2のコア部材11,21は、それぞれ、面内に複数のキャビティ110,210を有する。キャビティ110,210は、内蔵部品14,24あるいはビア15,25を収容することが可能な大きさに形成される。キャビティ110,210は、典型的には、第1および第2のコア部材11,21を貫通する無底孔で構成されるが、有底孔で構成されてもよい。
第1および第2のコア部材11,21は、それぞれグランドラインに接続される。第1および第2のコア部材11,21は共通のグランドラインに接続される場合に限られず、各々別個のグランドラインに接続されてもよい。例えば、第1のコア部材11はデジタル回路用のグランドラインに接続され、第2のコア部材21はアナログ回路用のグランドラインに接続される。これにより、デジタル回路とアナログ回路とが相互に影響を及ぼし合うことを防止できるため、各回路の適正な動作が確保される。
内蔵部品14,24は、例えば、コンデンサ、インダクタ、レジスタ、フィルタチップ、IC等の電気・電子部品で構成される。キャビティ110に収容される内蔵部品14は、第1の配線基板10の上部配線層12に電気的に接続される。一方、キャビティ210に収容される内蔵部品24は、第2の配線基板20の下部配線層23に電気的に接続される。
内蔵部品14,24とキャビティ110,210の内周面との間には電気絶縁性の樹脂材料16,26がそれぞれ介在しており、これにより内蔵部品14,24と第1および第2のコア部材11,21との間の電気的短絡が防止される。樹脂材料16は、キャビティ110において、内蔵部品14と第1の配線基板10の下部配線層13との間にも介在しており、これにより内蔵部品14と下部配線層13との間が電気的に絶縁される。同様に、樹脂材料26は、キャビティ210において、内蔵部品24と第2の配線基板20の上部配線層22との間にも介在しており、これにより内蔵部品24と上部配線層22との間が電気的に絶縁される。
ビア15,25とキャビティ110,210の内周面との間は、樹脂材料16,26によって電気的に絶縁されている。キャビティ110に収容されるビア15は、第1の配線基板10の上部配線層12と下部配線層13との間を電気的に接続する。一方、キャビティ210に収容されるビア25は、第2の配線基板20の上部配線層22と下部配線層23との間を電気的に接続する。
(配線層)
第1の配線基板10の上部配線層12は、第1のコア部材11の上面に設けられ、絶縁膜122を介して複数の配線部121が積層された多層配線構造を有する。本実施形態において上部配線層12は3層の配線部121を有するが、層数はこれに限定されない。最下層に位置する配線部121の一部は、第1のコア部材11、内蔵部品14の電極部あるいはビア15に接続され、最上層の配線部121の一部は、表面実装部品101と電気的に接続される部品接続端子121sを構成する。各層の配線部121は、それぞれ適宜の位置で相互に接続されており、例えば、表面実装部品101の端子を、例えば、第1のコア部材11、内蔵部品14、ビア15等へ接続するための配線経路を形成する。
第1の配線基板10の下部配線層13は、第1のコア部材11の下面に設けられ、絶縁膜132を介して複数の配線部131が積層された多層配線構造を有するが、層数はこれに限定されない。本実施形態において下部配線層13は、適宜の位置で相互に接続される3層の配線部131を有する。図2において、最上層に位置する配線部131の一部は、第1のコア部材11あるいはビア15に接続され、最下層の配線部131は、接合層30の内部に配置される導体層131sを構成する。
第2の配線基板20の上部配線層22は、第2のコア部材21の上面に設けられ、絶縁膜222を介して複数の配線部221が積層された多層配線構造を有する。本実施形態において上部配線層22は、適宜の位置で相互に接続される3層の配線部221を有するが、層数はこれに限定されない。最下層に位置する配線部221の一部は、第2のコア部材21、ビア25に接続され、最上層の配線部221は、接合層30の内部に配置される導体層221sを構成する。
第2の配線基板20の下部配線層23は、第2のコア部材21の下面に設けられ、絶縁膜232を介して複数の配線部231が積層された多層配線構造を有する。本実施形態において下部配線層23は、適宜の位置で相互に接続される3層の配線部231を有するが、層数はこれに限定されない。図2において、最上層に位置する配線部231の一部は、第1のコア部材、内蔵部品24の電極部あるいはビア25に接続され、最下層の配線部231の一部は、図示しない実装基板と電気的に接続される外部接続端子231sを構成する。
各配線部121,131,221,231は、例えば、銅やアルミニウム等の導体層を所定形状にパターニングすることで形成された導体パターンで構成される。各配線部121,131,221,231は、第1および第2のコア部材11,21よりも薄い金属箔で形成されており、表面実装部品101を内蔵部品14,24あるいは制御基板へ接続する信号ラインあるいはグランドラインとして機能する。配線部121,131,221,231の厚みは特に限定されず、例えば、10μm〜15μmとされる。
絶縁層122,132,222,232は、例えば、BTレジン(ビスマレイミドトリアジン樹脂)やガラスエポキシ系材料などの絶縁性合成樹脂材料で構成される。絶縁層122,132,222,232の厚みは特に限定されず、例えば、10μm〜50μmとされる。
各配線層12,13,22,23は、第1および第2のコア部材11,21の上にビルドアップ工法などを用いて作製される。第1の配線基板10の上部配線層12の表面には保護膜(ソルダレジスト)SR1が形成され、部品接続端子121sは、保護膜SR1に形成された開口部を介して外部へ露出される。同様に、第2の配線基板20の下部配線層23の表面には保護膜(ソルダレジスト)SR2が形成され、外部接続端子231sは、保護膜SR2に形成された開口部を介して外部へ露出される。
(接合層)
接合層30は、第1の配線基板10と第2の配線基板20との間に配置され、第1の配線基板10と第2の配線基板20とを相互に接合する。接合層30は、電気絶縁性の接着材料あるいは粘着材料で構成され、本実施形態では、エポキシ系樹脂などの熱硬化性樹脂材料で構成される。接合層30の厚みは特に限定されず、例えば40μmの厚みで形成される。
接合層30は、第1の配線基板10における下部配線層13の最下層の配線部131を構成する導体層131sと、第2の配線基板20における上部配線層22の最上層の配線部221を構成する導体層221sとをそれぞれ被覆する。したがって導体層131s,221sは、接合層30の内部に没入するように配置され、かつ、各導体層131s,221s間に接合層30が介在することで、これらの間の電気的短絡が防止される。
なお後述するように、接合層30は弾性率の異なる複数の接合材の積層体で構成されてもよいし、ガラス繊維等の絶縁性繊維層を内含するシート材で構成されてもよい。
本実施形態の多層配線基板100は、第1の配線基板10と第2の配線基板20とを接合層30を介して接合することにより作製される。したがって、第1の配線基板10および第2の配線基板20をそれぞれ独立して作製することができるため、製造工程の簡素化および歩留りの向上を図ることができる。
(その他)
多層配線基板100は、その表裏を貫通するスルーホール40をさらに有する。スルーホール40は、多層配線基板100を貫通し、第1の配線基板10における上部配線層12の最表層(最上層)の配線部121(第1の配線部)と、第2の配線基板20における下部配線層23の最表層(最下層)の配線部231(第2の配線部)との間を電気的に接続する。本実施形態においてスルーホール40は、多層配線基板100を貫通する貫通孔の内壁面に例えば銅めっきを施したスルーホールめっきで構成されるが、これに限られず、上記貫通孔に導電材料が充填されたり、スルーホールめっきの内部に樹脂材料が充填されたりしてもよい。また、スルーホール40は、最上層および最下層の配線部121,231だけでなく、これらよりも内層側に位置する他の配線部に接続されてもよい。スルーホール40の数は特に限定されず、その形成位置も特に限定されない。
表面実装部品101は、例えば、半導体IC(集積回路)部品、発光素子、撮像素子等で構成される。上記IC部品は、半導体ベアチップであってもよいし、パッケージ部品であってもよい。表面実装部品101は、多層配線基板100の表面に対向する面に複数の外部端子101sを有し、はんだペースト、はんだボール、めっきバンプ等の接合部を介して、部品接続端子121sに電気的機械的に接続される。表面実装部品101の実装形態は図示するフリップチップ方式に限られず、ワイヤボンディング方式であってもよい。
[多層配線基板の作用]
上述のように、本実施形態の多層配線基板100は、第1のコア部材11を含む第1の配線基板10と、第2のコア部材21を含む第2の配線基板20との積層構造を有する。コア部材11,21の多層化により、各コア部材11,21の両面に配線層12,13,22,23を配置することができるようになる。このため、配線層数を確保しつつ、部品間の配線経路を短くすることが可能となり、目的とするデバイス特性を安定に確保することが可能となる。また、コア部材11,21の多層化により、基板の剛性および放熱性を更に向上させることが可能となる。
図3に、比較例に係る多層配線基板の一構成例を示す。この多層配線基板900は、単一のコア部材91の上面および下面に上部配線層92および下部配線層93がそれぞれ積層された構成を有する。コア部材91は、金属製の基材で構成され、内蔵部品94やビア95を収容可能な複数のキャビティ910を有する。上部配線層92は、絶縁膜922を介して複数の配線部921が積層された多層配線構造を有し、下部配線層93もまた、絶縁膜932を介して複数の配線部931が積層された多層配線構造を有する。
このような構成の比較例に係る多層配線基板900において配線の多層化を実現するには、上部配線層92および下部配線層93各々の配線部921,931を多層構造とする必要がある。
この場合、上部配線層92においては、表面実装部品101とコア部材91およびこれに収容された内蔵部品94との配線距離が長くなることが避けられない。そうなると、表面実装部品101が半導体IC部品であり、内蔵部品94が表面実装部品101に接続されるバイパスコンデンサである場合には、表面実装部品101の所期のデバイス特性を確保することが困難となる。また、表面実装部品101が発光素子等の発熱性部品の場合には、コア部材91への放熱経路が長くなることで、安定した発光特性を確保することが困難になる。下部配線層93においても同様に、表面実装部品101あるいは内蔵部品94と実装基板との配線経路が長くなることで、所望とするデバイス特性を確保することが困難になる。
また、上部配線層92および下部配線層93における配線部921,931の多層化により、これら配線層92,93の厚みが増加し、コア部材91の剛性を上回る内部応力によって基板に反りやうねりが生じる等して、基板全体の平坦性を維持することが困難になるおそれがある。
これに対して本実施形態の多層配線基板100においては、複数のコア部材11,21を備えているため、配線部の総積層数を減少させることなく、各配線層12,13,22,23について配線部の積層数を減少させことが可能となる。これにより、表面実装部品101と内蔵部品14との間の配線経路を短くすることができるため、例えば内蔵部品14として複数のバイパスコンデンサを表面実装部品101の直下あるいは近傍に効率よく配置することが可能となる。
なお、図2の例では、内蔵部品14の電極部と表面実装部品101の外部端子101sとの間を接続する配線経路を構成する各段のビア(層間接続部)の位置が相互にずらして配置されたが、これに限られず、各段のビアが相互に整列するように構成されてもよい。これにより、内蔵部品14の電極部と表面実装部品101の外部端子101sとの間を接続する配線経路の最短化を図ることができる。また、各段のビアは、隣接する2層の配線間を接続する例に限られず、例えば、途中の配線層を経由せずに目的とする配線層へダイレクトに接続されてもよい。
また、表面実装部品101と第1のコア部材11との配線長を短くすることができるため、表面実装部品101の放熱性を高めることができる。このように表面実装部品101の信号遅延あるいは放熱不良を抑制して所期のデバイス特性を安定かつ容易に確保することが可能となる。
さらに、複数のコア部材11,21を備えることで、基板全体の剛性が高まり、反りやうねりといった基板の変形を抑止することが可能となる。
さらに本実施形態によれば、接合層30の内部に導体層131s,221sが設けられているため、これら導体層131s,221sを配線の一部として利用することで、回路設計の自由度を高めることができるとともに、配線のさらなる多層化に貢献することが可能となる。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係る多層配線基板の構成を示す断面図である。以下、第1の実施形態と異なる構成について主に説明し、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付しその説明を省略または簡略化する。
本実施形態の多層配線基板200は、第1の配線基板10と、第2の配線基板20と、第1の配線基板10と第2の配線基板20との間に配置された接合層230と、接合層230の内部に配置された第3の配線基板50とを備える。
接合層230は、第1の接合層31と、第2の接合層32とを有する。第1の接合層31は、第1の配線基板10と第3の配線基板50との間に配置され、これらを相互に接合する電気絶縁性の接合材料で構成される。第2の接合層32は、第2の配線基板20と第3の配線基板50との間に配置され、これらを相互に接合する電気絶縁性の接合材料で構成される。
第3の配線基板50は、接合層230の内部に配置された導体層として構成される。第3の配線基板50は、絶縁膜52を介して複数の配線部51が積層された多層配線構造を有する。本実施形態において第3の配線基板50は、適宜の位置で各配線部51が接続された6層の多層構造を有するが、配線部51の層数はこれに限定されない。
本実施形態の多層配線基板200においては、接合層230の内部に多層配線構造を有する第3の配線基板50を備えているため、比較的低コストで配線部の多層化を実現することができる。
また、本実施形態によれば、接合層230の内部に第3の配線基板50を備えているため、第1の配線基板10および/または第2の配線基板20における一部の配線部を第3の配線基板50へ集約することも可能となる。例えば第1の実施形態では、第1および第2の配線基板10,20の各配線層12,13,22,23が3層の配線部で構成されていたのを、本実施形態では各々2層の配線部で構成される。これにより、表面実装部品101と内蔵部品14または第1のコア部材11、あるいは多層配線基板200が搭載される実装基板と内蔵部品24あるいは第2のコア部材21との配線長をさらに短くすることが可能となる。
<第3の実施形態>
図5は、本発明の第3の実施形態に係る多層配線基板の構成を示す断面図である。以下、第1の実施形態と異なる構成について主に説明し、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付しその説明を省略または簡略化する。
本実施形態の多層配線基板300は、第1の配線基板10と、第2の配線基板20と、第1の配線基板10と第2の配線基板20との間に配置された接合層30と、接合層30の内部に配置された導体層350とを備える。
導体層350は、第1の配線基板10の最下層に設けられた配線部131sと、第2の配線基板20の最上層に設けられた配線部221sと、これら配線部131s,221sを適宜の位置で相互に接続する層間接続部351とを有する。すなわち層間接続部351は、第1の配線基板10と第2の配線基板20との間を電気的に接続する機能を有する。
配線部131s,221sは、上述のように銅箔等の金属箔を所定形状にパターニングすることで形成された導体パターンで構成される。これら配線部131s,221sは、接合層30の表面および裏面にそれぞれ埋め込まれるようにして配置される。
層間接続部351は、接合層30の適宜の位置を貫通する導電材料で構成される。典型的には、層間接続部351は、接合層30に形成された貫通孔に充填された導電ペーストの硬化物、配線部131sあるいは配線部221sに形成され接合層30を貫通する突起物などで構成される。
本実施形態の多層配線基板300によれば、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。特に本実施形態によれば、接合層30を介して第1の配線基板10と第2の配線基板20とを相互に電気的に接続することが可能であるため、回路設計の自由度を向上させることが可能となる。
さらに本実施形態によれば、接合層30の内部に配置された導体層350が層間接続部351を有するため、基板の表裏を貫通するスルーホールを必要とすることなく、第1および第2の配線基板10,20間の電気的導通を確保することができる。
<第4の実施形態>
図6は、本発明の第4の実施形態に係る多層配線基板の構成を示す断面図である。以下、第1の実施形態と異なる構成について主に説明し、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付しその説明を省略または簡略化する。
本実施形態の多層配線基板400は、第1の配線基板10と、第2の配線基板20と、第1の配線基板10と第2の配線基板20との間に配置された接合層30と、接合層30の内部に配置された導体層としての配線部221sとを備える。
本実施形態においては、接合層30の内部に配置される導体層が、第2の配線基板20の最上層に設けられた配線部221sのみで構成されている点で、第1の実施形態と異なる。本実施形態において、第1の配線基板10の最下層の配線部131は、絶縁膜132で被覆されており、第1の配線基板10は、当該絶縁膜132を介して接合層30に接合される。
本実施形態によれば、接合層30内に配置される導体層が配線部221sのみであるため、配線部131と配線部221との間の電気的短絡を防止しつつ、接合層30の厚みを薄くすることが可能となる。これにより、多層配線基板400の薄型化が可能となる。
なお本実施形態において、上記導体層は、第2の配線基板20の最上層に配置された配線部221sのみで構成されたが、これに代えて、第1の配線基板10の最下層に配置された配線部131s(図2参照)のみで構成されてもよい。この場合においても上述と同様の作用効果を得ることができる。
<第5の実施形態>
図7は、本発明の第5の実施形態に係る多層配線基板の構成を示す断面図である。以下、第1の実施形態と異なる構成について主に説明し、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付しその説明を省略または簡略化する。
本実施形態の多層配線基板500は、第1の配線基板510と、第2の配線基板520と、第1の配線基板510と第2の配線基板520との間に配置された接合層30と、接合層30の内部に配置された導体層350とを備える。
なお、接合層30および導体層350は、上述の第3の実施形態と同様であるため、ここではそれらの説明は省略する。
第1の配線基板510は、第1のコア部材511と、上部配線層12と、下部配線層13とを有する。
第1のコア部材511は、所定厚みの金属製基材(例えば銅基材)で構成され、上部配線層12と下部配線層13とを相互に接続するビア15あるいは内蔵部品17を収容可能な複数のキャビティ110を有する。内蔵部品17は、キャビティ110に充填された樹脂材料16の内部に埋め込まれており、その上面に配列された複数の端子が上部配線層12に電気的に接続されている。
上部配線層12および下部配線層13は、上述の第1の実施形態と同様の多層配線構造で構成される。
第2の配線基板520は、第2のコア部材521と、上部配線層22と、下部配線層23とを有する。
第2のコア部材521は、所定厚みの金属製基材(例えば銅基材)で構成され、上部配線層22と下部配線層23とを相互に接続するビア25を収容可能な複数のキャビティ210を有する。本実施形態において第2のコア部材521は、第1のコア部材511よりも大きな厚みで形成される。
上部配線層22および下部配線層23は、上述の第1の実施形態と同様の多層配線構造で構成される。
キャビティ110に収容される内蔵部品17として、銅からなる第1のコア部材511または樹脂材料16よりも線膨張係数が大きいまたは小さい材料で主として構成される部品が採用される場合がある。また、内蔵部品17として、比較的大面積の部品が用いられる場合がある。このような部品としては、例えば、シリコンベアチップ部品などが挙げられる。この場合、第1のコア部材511、樹脂材料16、内蔵部品17、さらには配線層12,13等を構成する各材料の体積や占有率等によっては、第1の配線基板510に生じる反りが大きくなるおそれがある。
そこで本実施形態では、第2のコア部材521を第1のコア部材511よりも大きな厚みで構成されている。これにより、第1の配線基板510が補強され、その反りを抑制することができるようになる。したがって、第1のコア部材511に収容される内蔵部品17の大きさや種類に関係なく、平面度の高い多層配線基板500を作製することが可能となる。
第2のコア部材521の剛性を高めるため、その厚みを増加させるだけでなく、キャビティ210の数や大きさを制限するようにしてもよい。例えば本実施形態のように、第2のコア部材521には、ビア25を収容するキャビティ210のみが形成されてもよい。
<第6の実施形態>
図8および図9は、本発明の第6の実施形態に係る多層配線基板の要部断面図である。以下、第1の実施形態と異なる構成について主に説明し、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付しその説明を省略または簡略化する。なお図8または図9に示す接合層30の構造は、上記各実施形態のいずれにも適用可能である。
図8に示す実施形態は、第1の配線基板10と第2の配線基板20とを相互に接合する接合層30が、硬さの異なる複数の接合材の積層体で構成された例を示している。接合層30は、第1の接合材301を一対の第2の接合材302で挟み込んで構成される。第1の接合材301は、第2の接合材302よりも硬い材料で構成される。第1および第2の接合材301,302を構成する材料は特に限定されず、例えば、第1の接合材301にはガラスクロス入り樹脂やポリイミド、第2の接合材にはエポキシ樹脂やシアネート樹脂を用いることができる。
これにより、接合層30を挟んで対向する第1および第2の配線基板の配線部131sおよび配線部221s相互間における意図しない電気的短絡(ショート)を防止することが可能となる。
図9に示す実施形態は、第1の配線基板10と第2の配線基板20とを相互に接合する接合層30が、絶縁性の繊維層310を内含するシート材で構成された例を示している。繊維層310は、典型的には、ガラスクロス、アラミド繊維などの織布材を用いることができ、これを接合層30を構成する樹脂材料に含浸させることで、接合層30を作製することができる。
接合層30が内部に絶縁性の繊維層310を有することにより、配線部131sおよび配線部221s相互間における意図しない電気的短絡(ショート)防止しつつ、接合層30の厚みを最小限に抑えることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば以上の実施形態では、第1のコア部材11,511が内蔵部品14,17を収容するためのキャビティ110を有する構成を説明したが、内蔵部品14,17を収容せずに樹脂材料16のみが充填されるキャビティとして構成されてもよい。また、第2のコア部材21,521は、キャビティを有しないベタの金属基材で構成されてもよい。
また、以上の実施形態において説明された多層配線基板は、表面実装部品と制御基板との間を接続するインターポーザ基板として構成されたが、これに限られず、マザーボードとして構成されてもよいし、各種パッケージ部品の支持基板等として構成されてもよい。
10,510…第1の配線基板
11,511…第1のコア部材
12…上部配線層
13…下部配線層
14,17,24…内蔵部品
15…ビア
16…樹脂材料
20,520…第2の配線基板
21,521…第2のコア部材
30,230…接合層
31…第1の接合層
32…第2の接合層
40…スルーホール
50…第3の配線基板
100,200,300,400,500…多層配線基板
110,210…キャビティ
121s…部品接続端子
131s,221s…導体層
231s…外部接続端子
301…第1の接合材
302…第2の接合材
310…繊維層
351…層間接続部

Claims (10)

  1. キャビティを有する金属製の第1のコア部材を含む第1の配線基板と、
    金属製の第2のコア部材を含む第2の配線基板と、
    前記第1の配線基板と前記第2の配線基板との間に配置された接合層と、
    前記接合層の内部に配置された導体層と、
    前記第1の配線基板と前記第2の配線基板と前記接合層とを貫通し、前記第1の配線基板の最表層の第1の配線部と、前記第2の配線基板の最表層の第2の配線部と、前記第1の配線部および前記第2の配線部よりも内層側に位置する他の配線部との間を電気的に接続するスルーホールと
    を具備する多層配線基板。
  2. 請求項1に記載の多層配線基板であって、
    前記第1の配線基板は、
    部品接続端子を有し前記第1のコア部材の表面を被覆する第1の配線層と、
    前記キャビティに収容され前記第1の配線層と電気的に接続される電子部品と、をさらに有する
    多層配線基板。
  3. 請求項1または2に記載の多層配線基板であって、
    前記第1の配線基板は、前記第1のコア部材と前記接合層との間に配置された第2の配線層をさらに有し、
    前記導体層は、前記第2の配線層の少なくとも一部で構成される
    多層配線基板。
  4. 請求項1または2に記載の多層配線基板であって、
    前記第2の配線基板は、前記第2のコア部材と前記接合層との間に配置された第3の配線層をさらに有し、
    前記導体層は、前記第3の配線層の少なくとも一部で構成される
    多層配線基板。
  5. 請求項1または2に記載の多層配線基板であって、
    前記接合層は、
    前記第1の配線基板と前記第2の配線基板との間に配置された第3の配線基板と、
    前記第1の配線基板と前記第3の配線基板とを相互に接合する第1の接合層と、
    前記第2の配線基板と前記第3の配線基板とを相互に接合する第2の接合層と、を有する
    多層配線基板。
  6. 請求項1または2に記載の多層配線基板であって、
    前記導体層は、前記第1の配線基板と前記第2の配線基板との間を電気的に接続する層間接続部を有する
    多層配線基板。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の多層配線基板であって、
    前記接合層は、硬さが異なる複数の接合材の積層構造を有する
    多層配線基板。
  8. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の多層配線基板であって、
    前記接合層は、絶縁性の繊維層を内含する
    多層配線基板。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の多層配線基板であって、
    前記第2のコア部材は、前記第1のコア部材よりも大きい厚みを有する
    多層配線基板。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つに記載の多層配線基板であって、
    前記第2のコア部材は、キャビティを有する
    多層配線基板。
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