JP2019109200A - 校正用データ生成装置、校正用データ生成方法、キャリブレーションシステム、及び制御プログラム - Google Patents

校正用データ生成装置、校正用データ生成方法、キャリブレーションシステム、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮像装置の相対的な位置関係をより高精度且つユーザによって容易に特定する為の校正用データを生成する校正用データ生成装置を実現する。【解決手段】校正用データ生成装置(4、4a)は、複数の第1の撮像画像と、1又は複数の第2の撮像画像とを取得する取得部(41)と、複数の第1の撮像装置(29)の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを生成する校正用データ生成部(42)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、校正用データ生成装置、校正用データ生成方法、キャリブレーションシステム、及び制御プログラムに関する。
従来、同一の物体を異なる視点から撮影した多視点画像から、上記物体の3次元復元を行い、カメラの位置及び姿勢を特定するSfM(Structure from Motion)という技術が知られている。また、下記の非特許文献1では、無線の強度を参照して、無線ノードの位置検出を可能とする技術が開示されている。
また、物体の特徴点の座標と、上記物体を撮影した画像内における上記特徴点の座標とを対応付けることにより、カメラの外部パラメータである位置姿勢を求め、キャリブレーションを行う技術が知られている。
小野昌之、福井潔、柳原健太郎、福永茂、原晋介、北山研一、「無線を使った位置検出」、沖テクニカルレビュー、沖電気工業、2005年10月、第204号 Vol72 No.4、p24−27
しかしながら、上述のような従来技術は、カメラが所定の場所に固定されており、他のカメラと撮影範囲が重畳していない場合、上記カメラの位置姿勢を、人の手による実測等で計測する必要があり、手間がかかるうえに精度が悪いという問題がある。また、チェッカーボードのような所謂キャリブレーションボードを用いて、キャリブレーションを行う場合には、キャリブレーションボードの好適な位置姿勢を探す手間がかかるという問題がある。
本発明の一態様は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、撮像装置の相対的な位置関係をより高精度且つユーザにとって容易に特定する為の校正用データを生成する校正用データ生成装置を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の態様1に係る校正用データ生成装置は、複数の第1の撮像装置が撮像した複数の第1の撮像画像と、1又は複数の第2の撮像装置が撮像した1又は複数の第2の撮像画像とを取得する取得部と、前記複数の第1の撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを、前記複数の第1の撮像画像及び前記1又は複数の第2の撮像画像から生成する校正用データ生成部とを備える。
上記の構成によれば、撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを生成する校正用データ生成装置を実現でき、上記校正用データを用いることにより上記位置関係をより高精度且つユーザにとって容易に特定できる。
また、本発明の態様2に係る校正用データ生成装置において、前記取得部は、移動可能な機器が備える1若しくは複数の第2の撮像装置が撮像した1若しくは複数の第2の撮像画像、又は移動機構を別途備える1若しくは複数の第2の撮像装置が撮像した1若しくは複数の第2の撮像画像を取得してもよい。上記の構成によれば、ユーザが第2の撮像装置を取り扱う手間を低減できる。
また、本発明の態様3に係る校正用データ生成装置において、前記1又は複数の第2の撮像画像は、前記複数の第1の撮像画像と少なくとも一部が重畳した範囲を撮像した画像であってもよい。
上記の構成によれば、態様1に係る校正用データ生成装置において、撮像範囲が重畳しない撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを好適に生成することができる。
また、本発明の態様4に係る校正用データ生成装置において、前記複数の第1の撮像画像は、互いに重畳しない範囲を撮像した画像であるか、互いに重畳する範囲が所定の範囲よりも少なくてもよい。上記の構成においても態様1と同様な効果を奏する。
また、本発明の態様5に係る校正用データ生成装置において、所定の物体と前記物体のサイズとの対応関係情報を取得するサイズ情報取得部を更に備え、前記校正用データ生成部は、前記対応関係情報を参照して、前記複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像画像とのうち、少なくとも何れかの撮像画像内に存在する物体のサイズを特定してもよい。上記の構成によれば、3次元復元データに含まれる物体のサイズを特定することができる。
また、本発明の態様6に係る校正用データ生成装置において、前記校正用データ生成部は、前記複数の第1の撮像装置の撮像範囲と、前記1又は複数の第2の撮像装置の撮像範囲とのうち、少なくとも何れかの範囲に含まれる物体を3次元復元することが可能か否かを判定してもよい。上記の構成によれば、3次元復元データの品質を担保することができる。
また、本発明の態様7に係る校正用データ生成装置において、表示部を更に備え、前記表示部は、前記複数の第1の撮像装置のキャリブレーションを行う為に撮影が不足している領域を表示してもよい。
上記の構成によれば、第1の撮像装置のキャリブレーションを行うにあたり不足している撮像範囲をユーザが把握でき、第2の撮像装置をどう動かせばよいかが大まかに分かる為、ユーザの利便性向上に寄与する。
また、本発明の態様8に係る校正用データ生成装置において、前記校正用データ生成部は、前記複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像画像とから、前記複数の第1の撮像装置における撮像範囲の互いの重畳範囲を算出してもよい。上記の構成によれば、複数の第1の撮像装置における撮像範囲の互いの重畳範囲を照合できる。
また、本発明の態様9に係る校正用データ生成装置において、前記1又は複数の第2の撮像画像は、不特定の撮影者若しくは撮影機器により撮像された撮像画像、又は不特定な時期に撮像された撮像画像であってもよい。上記の構成によれば、ユーザが、第2の撮像画像を撮像する手間を低減することができる。
また、本発明の態様10に係る校正用データ生成装置において、前記複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像画像とは、不可視光線を撮像した撮像画像であってもよい。
上記の構成によれば、例えば人間の目には暗闇に見える場所においても、撮像範囲が重畳しない撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを生成する校正用データ生成装置を実現でき、上記校正用データを用いることにより上記位置関係を高精度且つユーザにとって容易に特定できる。
また、本発明の態様11に係る校正用データ生成装置において、前記校正用データ生成部は、前記複数の第1の撮像画像を所定の地図情報に対してマッピングする為の校正データを生成してもよい。上記の構成によれば、所定の地図情報の一部又は全部を、実際の撮像画像に置き換えることができる。
また、本発明の態様12に係る校正用データ生成方法は、生成装置によって実行される校正用データ生成方法であって、複数の第1の撮像装置が撮像した複数の第1の撮像画像と、1又は複数の第2の撮像装置が撮像した1又は複数の第2の撮像画像とを取得する取得ステップと、前記複数の第1の撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを、前記複数の第1の撮像画像及び前記1又は複数の第2の撮像画像から生成する位置関係算出ステップとを含む。上記の構成によれば、態様1と同様な効果を奏する。
また、本発明の態様13に係るキャリブレーションシステムは、撮像システムと、校正用データ生成装置と、1又は複数の第2の撮像装置とを備えたキャリブレーションシステムであって、前記撮像システムは、複数の第1の撮像装置と、画像処理部とを備え、前記校正用データ生成装置は、取得部と、校正用データ生成部を備え、前記取得部は、前記複数の第1の撮像装置が撮像した複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像装置が撮像した1又は複数の第2の撮像画像とを取得し、前記校正用データ生成部は、前記複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像画像とから、前記複数の第1の撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを生成し、前記画像処理部は、前記校正用データを参照して、前記複数の第1の撮像装置のキャリブレーションを行う。上記の構成によれば、より高精度且つユーザにとって容易に複数の第1の撮像装置のキャリブレーションを行うことができる。
また、本発明の態様14に係る制御プログラムは、本発明の一態様に係る制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記取得部及び前記校正用データ生成部としてコンピュータを機能させるための制御プログラムである。上記の構成によれば、態様1と同様な効果を奏する。
本発明の一態様によれば、撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを生成する校正用データ生成装置を実現でき、上記校正用データを用いることにより上記位置関係をより高精度且つユーザにとって容易に特定できる。
実施形態1に係るキャリブレーションシステムの機能ブロック図である。 実施形態1に係る処理の流れを示すフローチャートである。 固定カメラの撮像範囲の一例を示す図である。 校正用カメラによる撮像の一例を示す図である。 固定カメラと校正用カメラとの撮像範囲の一例を示す図である。 実施形態2に係るキャリブレーションシステムの機能ブロック図である。 実施形態2に係る処理の流れを示すフローチャートである。 所定の場所において撮像画像が不足している領域の表示例を示す図である。
<実施形態1>
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメータ、マシン語等で指定される。
§1 適用例
本実施形態に係るキャリブレーションシステムは、撮像システムと、校正用データ生成装置と、1又は複数の第2の撮像装置とを備える。前記撮像システムは、複数の第1の撮像装置と、画像処理部とを備え、前記校正用データ生成装置は、取得部と、校正用データ生成部を備える。
前記取得部は、前記複数の第1の撮像装置が撮像した複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像装置が撮像した1又は複数の第2の撮像画像とを取得する。
前記校正用データ生成部は、前記複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像画像とから、前記複数の第1の撮像装置のキャリブレーションを行う為の校正用データを生成する。
前記画像処理部は、前記校正用データを参照して、前記複数の第1の撮像装置のキャリブレーションを行う。
上記の構成によれば、より高精度且つユーザにとって容易に複数の第1の撮像装置のキャリブレーションを行うことができる。
§2 構成例
次に、図1〜図5に基づいて本発明の一例について説明する。
本実施形態においては、撮像範囲が互いに重複しない撮像装置のキャリブレーションを行う構成について説明する。
[キャリブレーションシステム1の構成]
図1に基づいて本実施形態の構成の一例について説明する。
図1は、本実施形態に係るキャリブレーションシステム1の機能ブロック図である。
図1に示す通り、キャリブレーションシステム1は、撮像システム2、1又は複数の校正用カメラ(第2の撮像装置)3、及び校正用データ生成装置4を備えている。なお、校正用データとは、後述する複数の固定カメラ29のキャリブレーションを行うために参照されるデータである。
撮像システム2は、例えば宅内等のような、所定の場所の撮像に係るシステムであって、複数の固定カメラ(第1の撮像装置)29、制御部20、記憶部28及び通信部27を備える。なお、複数の固定カメラ29は、基準となる1つの基準カメラと、上記基準カメラ以外のカメラであって、上記基準カメラに対して相対的な位置関係を有する調整カメラとに区別する構成でもよい。
複数の固定カメラ29は、上記所定の場所のうち、各々所定の範囲を撮像するカメラであって、少なくとも一時的に所定の位置に固定されたカメラである。ただし、複数の固定カメラ29が所定の範囲において移動可能又は姿勢(角度)を変えることが可能な構成である場合においても本願発明は適用可能である。
制御部20は、撮像システム2全体を統括する制御装置であって、画像処理部21及び通信制御部22としても機能する。
画像処理部21は、校正用データを参照して、複数の固定カメラ29のキャリブレーションに係る処理を行う。通信制御部22は、通信部27による通信に係る制御を行う。
記憶部28は、各種データを保持する記憶装置である。通信部27は、外部の装置との通信を行う。
1又は複数の校正用カメラ3は、上記所定の場所のうち、任意の範囲を撮像可能なカメラであって、移動する又は移動させることが可能なカメラである。
具体的には、図1には図示しない機器であって例えばドローン(登録商標)のような移動可能なロボット等の機器が、1又は複数の校正用カメラ3を備える構成でもよいし、1又は複数の校正用カメラ3が、移動機構を別途備える構成でもよい。
校正用データ生成装置4は、複数の固定カメラ29のキャリブレーションを行う為の校正用データを生成する装置であって、制御部40、記憶部48及び通信部を備える。
制御部は、校正用データ生成装置4全体を統括する制御装置であって、取得部41、校正用データ生成部42、サイズ情報取得部43、及び通信制御部44としても機能する。
取得部41は、複数の固定カメラ29が撮像した画像と、1又は複数の校正用カメラ3が撮像した画像とを取得する。
なお、本明細書において画像とは、静止画と動画との両方の意味を包含する。
校正用データ生成部42は、固定カメラ29と校正用カメラ3とが撮像した多視点画像から、上記多視点画像に含まれる被写体の3次元復元を行い、カメラの位置及び姿勢を特定し、校正用データ生成処理を行う。
記憶部48は、各種データを保持する。通信部47は、外部の装置との通信を行う。
また、撮像装置及び校正用データ生成装置4が備える各部材は単数であることに限定されず、複数の当該部材を備える構成でもよい。
§3 動作例
本実施形態における処理の流れについて図1〜図5に基づいてステップごとに説明する。
図2は、本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
(S101)
まず、キャリブレーション対象である複数の固定カメラ(第1の撮像装置)29は、各々の撮像範囲を撮像する。なお、複数の固定カメラ29は、少なくとも一時的に所定の位置に固定されている。
ステップS101において、取得部41は、複数の固定カメラ29が撮像した複数の基準画像を取得し、記憶部48に格納する。本ステップにおける処理を図面を参照して説明すれば以下の通りである。
図3は、固定カメラ29の撮像範囲の一例を示す図である。図3の(a)及び(b)は共に固定カメラ29の撮像範囲を表す。(1)及び(2)に示すように、前記複数の基準画像(複数の第1の撮像画像)は、一例として、互いに重畳しない範囲を撮像した画像であるか、互いに重畳する範囲が所定の範囲よりも少ない。
ここで、複数の撮像画像の撮像範囲が重畳している範囲においては、上記範囲に存在する物体を被写体とする多視点画像が、複数の固定カメラ29の少なくとも一部により撮像されることを意味する。また、上記所定の範囲とは、3次元復元の要件を満たす多視点画像を確保できる広さの重畳範囲のことを指す。
ただし、前記複数の基準画像は、互いに上記所定の範囲以上に重畳する範囲を有してもよい。
(S102)
続いて、ステップS102において、取得部41は、校正用カメラ3の撮像画像を取得し、記憶部48に格納する。本ステップの具体的な処理について図面を参照して説明すれば以下の通りである。
図4は、校正用カメラ3による撮像の一例を示す図である。図4に示すように、校正用カメラ(第2の撮像装置)3の撮像範囲が固定カメラ29の撮像範囲と重畳するように、校正用カメラ3を移動させながら、撮像を行う。ここで、校正用カメラ3による撮像画像を以下、校正用画像(第2の撮像画像)と呼称する。
図5は、固定カメラ29と校正用カメラ3との撮像範囲の一例を示す図である。図5のA、B及びCは、固定カメラ29の撮像範囲を、a1〜a4は、校正用画像の撮像範囲をそれぞれ意味する。
図5に示すように、本ステップS102では、校正用カメラ3の撮像範囲と固定カメラ29の撮像範囲とが連続的な領域を有するように校正用カメラ3を移動させる。そして、本ステップにおいて、取得部41は、校正用カメラ3が撮像した1又は複数の校正用画像を取得し、記憶部48に格納する。
換言すると、取得部41は、移動可能な機器が備える1若しくは複数の校正用カメラ(第2の撮像装置)3が撮像した1若しくは複数の校正用画像(第2の撮像画像)、又は、移動機構を別途備える1若しくは複数の校正用カメラ(第2の撮像装置)3が撮像した1若しくは複数の校正用画像(第2の撮像画像)を取得し、記憶部48に格納する。
ここで、前記1又は複数の校正用画像(第2の撮像画像)は、前記複数の基準画像(第1の撮像画像)と少なくとも一部が重畳した範囲を撮像した画像である。
上記の構成により、後述のステップにおいて、校正用データを好適に生成することができる。
また、校正用カメラ3による撮像の過程で、校正用データ生成部42は、例えば図1には図示しないブザー等により、十分量の校正用画像を撮像したことを通知してもよい。また、校正用データ生成部42は、複数の固定カメラ(第1の撮像装置)29の撮像範囲と、1又は複数の校正用カメラ(第2の撮像装置)3の撮像範囲とのうち、少なくとも何れかの範囲に含まれる物体を3次元復元することが可能か否かを判定してもよい。
換言すると、校正用データ生成部42は、複数の固定カメラ(第1の撮像装置)29の撮像範囲と、1又は複数の校正用カメラ(第2の撮像装置)3の撮像範囲との和集合により規定される撮像範囲に含まれる物体を3次元復元することが可能か否かを判定してもよい。
上記の構成により3次元復元データの品質を担保することができる。また、上記の判定において校正用データ生成部42は、校正用画像データが基準画像データとの整合性を満たしているかを判定してもよい。また、何れかの撮像画像に由来する複数の3次元復元データを照合し、整合性を満たしているかを判定してもよい。
(S103)
続いて、ステップS103において、校正用データ生成部42は、ステップS101において記憶部48に格納された複数の基準画像と、ステップS102において記憶部48に格納された1又は複数の校正用画像との双方から、特徴点及び特徴量を抽出する。上記特徴点及び特徴量の算出には、例えばSIFT(Scale-Invariant Feature Transform)やSURF(Speeded Up Robust Feature)等の手法を用いてもよい。
(S104)
続いて、ステップS104において、校正用データ生成部42は、ステップS103において抽出した基準画像の特徴点及び特徴量と、校正用画像の特徴点及び特徴量とを用いて、基準画像と校正用画像とのマッチングを行う。
(S105)
続いて、ステップS105において、校正用データ生成部42は、ステップS104におけるマッチングの結果を用いて基準画像と校正用画像とに含まれる物体の3次元復元を行う。なお、3次元復元を行うにあたっては、例えばSfM(Structure from Motion)等の方法を用いてもよい。
また、被写体である上記物体を3次元復元する処理に加え、以下に示す方法で上記物体のサイズを特定する構成でもよい。
当初から記憶部48には、所定の物体と上記物体のサイズとの対応関係を示すデータである対応関係情報が格納されているものとする。
サイズ情報取得部43は、記憶部48に格納された上記対応関係情報を取得する。なお、サイズ情報取得部43は、通信部47を介して図2には図示しない他のデータベースから対応関係情報を別途取得する構成でもよい。
本ステップにおいて、校正用データ生成部42は、上記対応関係情報を参照して、複数の基準画像(第1の撮像画像)と、1又は複数の校正用画像(第2の撮像画像)とのうち、少なくとも何れかの撮像画像内に存在する物体のサイズを特定する。
なお、撮像画像内の物体が何であるかを特定する場合においては、例えばCNN(Convolutional Neural Network)を用いた深層学習による方法等を用いてもよい。
上記の構成により、3次元復元データに含まれる物体のサイズを特定することができる。なお、3次元復元データに含まれる物体のサイズを特定する方法は上述した方法に限定されない。例えば、既知である当該物体のサイズを手入力する構成でもよいし、撮像システム2が電波等を用いたセンサを別途備え、制御部40が上記センサによる測定結果を参照し、当該物体のサイズを特定する構成でもよい。
(S106)
続いて、ステップS106において、校正用データ生成部42は、ステップS105において行った3次元復元の結果を参照して、3次元復元に使用した各画像を撮像したカメラの撮像位置及び撮像角度を算出する。
(S107)
続いて、ステップS107において、校正用データ生成部42は、ステップS106において撮像位置及び撮像角度を算出した各画像のうち、固定カメラ29が撮像した画像を抽出することにより、複数の固定カメラ29の撮像位置及び撮像角度を求める。
また、校正用データ生成部42は、複数の基準画像(第1の撮像画像)と、1又は複数の校正用画像(第2の撮像画像)とから、複数の固定カメラ(第1の撮像装置)29の撮像範囲の互いの重畳範囲を算出する。
上記の構成によれば、複数の固定カメラ29における撮像範囲の互いの重畳範囲を照合できる。
(S108)
続いて、ステップS108において、校正用データ生成部42は、基準画像内における特徴点及び特徴量と、ステップS105において生成した3次元復元データ内における特徴点及び特徴量を対応づけ、複数の固定カメラ29の内部パラメータである歪み係数等と外部パラメータである位置姿勢とのパラメータを求める。また、本ステップにおいて、校正用データ生成部42は、上記パラメータに基づき、複数の固定カメラ29のキャリブレーションを行う為の校正用データを生成する。
(S109)
続いて、ステップS109において、通信制御部44は、ステップS108において校正用データ生成部42が生成した校正用データを通信部47を介して撮像システム2に送信する。
(S110)
続いて、ステップS110において、通信制御部22は、通信部27を介してステップS110において通信部47が送信した校正用データを取得し、記憶部28に格納する。
(S111)
続いて、ステップS111において、画像処理部21は、ステップS111において記憶部28に格納された校正用データを用いて、複数の固定カメラ29のキャリブレーションを行う。
また、例えば固定カメラ29の撮像画像を所定の地図情報に対してマッピングしてもよい。
即ち、校正用データ生成部42は、複数の基準画像(第1の撮像画像)を所定の地図情報に対してマッピングする為の校正データを生成すると言い換えることもできる。
上記の構成によれば、所定の地図情報の一部又は全部を、実際の撮像画像に置き換えることができる。
以上が図2のフローチャートに基づく処理の流れである。
上述したように、校正用データ生成装置4は、複数の固定カメラ(第1の撮像装置)29が撮像した複数の基準画像(第1の撮像画像)と、1又は複数の校正用カメラ(第2の撮像装置)3が撮像した1又は複数の校正用画像(第2の撮像画像)とを取得する取得部41と、複数の固定カメラ(第1の撮像装置)29の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを、前記複数の基準画像(第1の撮像画像)及び前記1又は複数の校正用画像(第2の撮像画像)から生成する校正用データ生成部42とを備える。なお、上述した相対的な位置関係とは相対的な位置及び姿勢(角度)を意味する。
上記の構成によれば、撮像範囲が重畳しない撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを好適に生成することができる。また、上記校正用データを用いることにより上記位置関係を高精度且つユーザにとって容易に特定できる。
<実施形態2>
本発明の第2の実施形態について、図1〜図8に基づいて説明する。
本実施形態においては、固定カメラ29の位置姿勢を高精度に算出するために不足している撮像範囲を、ユーザが表示画面により確認できる構成について説明する。なお便宜上、上記の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、説明を省略する。
〔キャリブレーションシステム1aの構成〕
図6に基づいて本実施形態の構成の一例について説明する。
図6は、本実施形態に係るキャリブレーションシステム1aの機能ブロック図である。
キャリブレーションシステム1aは、図1に示すキャリブレーションシステム1に加えて、校正用データ生成装置4aが表示部46を備え、制御部40aが、表示制御部45を備える構成である。
本実施形態における処理の流れについて図2〜図8に基づいてステップごとに説明する。
図7は、本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
(S101〜S102)
ステップS101及びステップS102においては、実施形態1と同様の処理を行う。
(S203)
続いて、ステップS203において、校正用データ生成部42は、固定カメラ29が撮像した基準画像と校正用カメラ3が撮像した校正用画像とのマッチングを行い、基準画像と校正用画像とが所定の枚数以上、記憶部48に蓄積された段階で、固定カメラ29の撮像範囲と校正用カメラ3の撮像範囲とを合わせた撮像範囲に含まれる物体を3次元復元する。
また、校正用データ生成部42は、被写体である上記物体を3次元復元する処理に加え、実施形態1と同様に上記物体のサイズを特定する構成でもよい。
(S204)
続いて、ステップS204においては、校正用データ生成部42が、撮像画像が不足している領域を算出する。
当初から記憶部48には、固定カメラ29の撮像範囲と校正用カメラ3の撮像範囲とを含む所定の場所の地形データが格納されているものとする。
本ステップにおいて、校正用データ生成部42は、上記地形データを参照し、複数の固定カメラ(第1の撮像装置)29のキャリブレーションを行うにあたり撮像画像が不足している領域を算出する。
(S205)
続いて、ステップにS205においては、校正用データ生成部42が、複数の固定カメラ29のキャリブレーションを行う為の撮像画像が不足しているか否かを判定する。
複数の固定カメラ29のキャリブレーションを行う為の撮像画像が不足している場合は、ステップS206へ遷移し、不足していない場合は、ステップS107へ遷移する。
(S206)
ステップS206において、表示制御部45は、ステップS204において校正用データ生成部42が算出した不足領域を判別可能に表示部46に表示させる。
表示部46は、複数の固定カメラ(第1の撮像装置)29のキャリブレーションを行う為に撮影が不足している領域を表示する。
図8は、所定の場所において撮像画像が不足している領域の表示例を示す図である。
上記表示例としては、(a)に示すように、撮像画像が不足している領域を明示的に表示してもよい。また、(b)に示すように、キャリブレーションに要する周辺の撮像画像が不足している固定カメラ29を示してもよい。また、(c)に示すように、十分な範囲において3次元復元がなされているかを、ユーザが表示部46を目視し、判定できる構成でもよい。
上述の処理を行ったのち、次いでステップS102へ遷移する。
(S107〜S111)
ステップS107からステップS111においては、実施形態1と同様の処理を行う。
以上が図7のフローチャートに基づく処理の流れである。
上記の構成によれば、固定カメラ29のキャリブレーションを行うにあたり不足している撮像範囲をユーザが把握でき、校正用カメラ3をどう動かせばよいかが大まかに分かる為、ユーザの利便性向上に寄与する。
<実施形態1及び2に係る付記事項>
上述の各実施形態における複数の基準画像(第1の撮像画像)及び1又は複数の校正用画像(第2の撮像画像)は、例えば赤外線等の不可視光線を撮像した撮像画像であってもよい。
上記の構成によれば、例えば人間の目には暗闇に見える場所においても、撮像範囲が重畳しない撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを生成する校正用データ生成装置4及び4aを実現でき、上記校正用データを用いることにより上記位置関係を高精度且つユーザにとって容易に特定できる。
キャリブレーションシステム1aが、図6には図示しない例えばドローンのような移動可能なロボット等の機器を備え、校正用カメラ3は、上記機器に備え付けられたカメラである構成でもよい。上記の構成においては、上記ロボットが、撮像が不足している領域を示すデータを取得し、上記データに応じて自動的に移動する構成でもよい。
また、1又は複数の校正用画像(第2の撮像画像)は、不特定の(任意の)撮影者若しくは撮影機器により撮像された撮像画像、又は不特定な(任意の)時期に撮像された撮像画像であってもよい。例えば1又は複数の校正用画像は、任意のユーザによりソーシャルネットワーキングサービスに投稿された撮像画像であってもよい。
具体的には、取得部41が、通信部47を介して、校正用データ生成装置4と連携しているウェブサーバ等のサーバから、校正用画像として好適な撮像画像、例えば任意のユーザによりソーシャルネットワーキングサービスに投稿された撮像画像を取得し、以降の処理に用いる。
上記の構成によれば、ユーザが、校正用画像を撮像する手間を低減することができる。
また、撮像システム2が、1又は複数の校正用カメラ3を備える構成でもよい。上記の構成においては、校正用データ生成装置4又は4aが校正用カメラ3のキャリブレーションを行う為の校正用データを生成し、画像処理部21が、上記データを用いて校正用カメラ3のキャリブレーションを行ってもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
校正用データ生成装置4及び4aの制御ブロック(特に校正用データ生成部42およびサイズ情報取得部43)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、校正用データ生成装置4及び4aは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1、1a キャリブレーションシステム
2 撮像システム
3 校正用カメラ(第2の撮像装置)
4、4a 校正用データ生成装置
20、40、40a 制御部
21 画像処理部
22、44 通信制御部
27、47 通信部
28、48 記憶部
29 固定カメラ(第1の撮像装置)
41 取得部
42 校正用データ生成部
43 サイズ情報取得部
45 表示制御部
46 表示部

Claims (14)

  1. 複数の第1の撮像装置が撮像した複数の第1の撮像画像と、1又は複数の第2の撮像装置が撮像した1又は複数の第2の撮像画像とを取得する取得部と、
    前記複数の第1の撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを、前記複数の第1の撮像画像及び前記1又は複数の第2の撮像画像から生成する校正用データ生成部と
    を備えることを特徴とする校正用データ生成装置。
  2. 前記取得部は、
    移動可能な機器が備える1若しくは複数の第2の撮像装置が撮像した1若しくは複数の第2の撮像画像、又は、
    移動機構を別途備える1若しくは複数の第2の撮像装置が撮像した1若しくは複数の第2の撮像画像
    を取得することを特徴とする請求項1に記載の校正用データ生成装置。
  3. 前記1又は複数の第2の撮像画像は、
    前記複数の第1の撮像画像と少なくとも一部が重畳した範囲を撮像した画像である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の校正用データ生成装置。
  4. 前記複数の第1の撮像画像は、
    互いに重畳しない範囲を撮像した画像であるか、互いに重畳する範囲が所定の範囲よりも少ない
    ことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の校正用データ生成装置。
  5. 所定の物体と前記物体のサイズとの対応関係情報を取得するサイズ情報取得部を更に備え、
    前記校正用データ生成部は、
    前記対応関係情報を参照して、
    前記複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像画像とのうち、少なくとも何れかの撮像画像内に存在する物体のサイズを特定する
    ことを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の校正用データ生成装置。
  6. 前記校正用データ生成部は、
    前記複数の第1の撮像装置の撮像範囲と、前記1又は複数の第2の撮像装置の撮像範囲とのうち、少なくとも何れかの範囲に含まれる物体を3次元復元することが可能か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載の校正用データ生成装置。
  7. 表示部を更に備え、
    前記表示部は、前記複数の第1の撮像装置のキャリブレーションを行う為に撮影が不足している領域を表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の校正用データ生成装置。
  8. 前記校正用データ生成部は、
    前記複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像画像とから、
    前記複数の第1の撮像装置における撮像範囲の互いの重畳範囲を算出する
    ことを特徴とする請求項1から7までの何れか1項に記載の校正用データ生成装置。
  9. 前記1又は複数の第2の撮像画像は、
    不特定の撮影者若しくは撮影機器により撮像された撮像画像、又は不特定な時期に撮像された撮像画像である
    ことを特徴とする請求項1から7までの何れか1項に記載の校正用データ生成装置。
  10. 前記複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像画像とは、
    不可視光線を撮像した撮像画像である
    ことを特徴とする請求項1から8までの何れか1項に記載の校正用データ生成装置。
  11. 前記校正用データ生成部は、
    前記複数の第1の撮像画像を所定の地図情報に対してマッピングする為の校正データを生成する
    ことを特徴とする請求項1から9までの何れか1項に記載の校正用データ生成装置。
  12. 生成装置によって実行される校正用データ生成方法であって、
    複数の第1の撮像装置が撮像した複数の第1の撮像画像と、1又は複数の第2の撮像装置が撮像した1又は複数の第2の撮像画像とを取得する取得ステップと、
    前記複数の第1の撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを、前記複数の第1の撮像画像及び前記1又は複数の第2の撮像画像から生成する位置関係算出ステップと
    を含むことを特徴とする校正用データ生成方法。
  13. 撮像システムと、校正用データ生成装置と、1又は複数の第2の撮像装置とを備えたキャリブレーションシステムであって、
    前記撮像システムは、
    複数の第1の撮像装置と、画像処理部とを備え、
    前記校正用データ生成装置は、
    取得部と、校正用データ生成部を備え、
    前記取得部は、前記複数の第1の撮像装置が撮像した複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像装置が撮像した1又は複数の第2の撮像画像とを取得し、
    前記校正用データ生成部は、前記複数の第1の撮像画像と、前記1又は複数の第2の撮像画像とから、前記複数の第1の撮像装置の相対的な位置関係を特定する為の校正用データを生成し、
    前記画像処理部は、
    前記校正用データを参照して、前記複数の第1の撮像装置のキャリブレーションを行う
    ことを特徴とするキャリブレーションシステム。
  14. 請求項1から11までのいずれか1項に記載の校正用データ生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記取得部及び前記校正用データ生成部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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