JP2019107742A - デジタルトルク計測器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボルト等が適切なトルク値で締付けられているかを検査するデジタルトルク計測器を使用する際は、ボルトを増し締めする形でゆっくりと該トルク計測器を回動させる必要があった。これは、締め上がっているボルトにオーバートルクが加わらないようにするためであるが、このためトルク値の検査は緩徐なものにならざるを得ず、作業効率が低い課題があった。【解決手段】ドライバービット10を備えると共にデジタル表示部28を設けた本体14と、クラッチ機構を内蔵し、本体14に対してクラッチ作動時に回動する把持部16と、本体14に内蔵されて、把持部16におけるクラッチ作動時の瞬間的なトルク値を検出するトルク検出部とから構成した。【選択図】図1
Description
この発明は、デジタルトルク計測器に関し、殊にボルト等の締付け対象物が適切なトルク値で締付けられているかを計測し、その計測値(トルク値)をデジタル表示するデジタルトルク計測器の改良に関するものである。
ボルトやナット等の締付対象物(以下、代表的なものとして「ボルト」と総称する)を使用して複数の部材を締結する際に、製品の信頼性・安定性を確保するために、ボルトの締付けトルクが適正値に収まっているか、を検査することが産業界では往々にして義務付けられ、また自発的に行われている。そして、ボルトが適正なトルク値で締め上がるよう管理するために、クラッチを内蔵した電動式や空圧式のトルクドライバーが使用されている。
このクラッチを内蔵したドライバーやナットランナーによれば、ボルトの締付けトルクが所定値に達すると、前記クラッチが空転してボルトへの締付け力が遮断されるので、かなり高い信頼性が保たれている。しかし、トルクドライバーにおけるクラッチ作動時の設定値が経時的にずれてしまったり、ボルトと接続対象物との間に介在する機械的な抵抗により、本来の管理されるべきトルク値とは異なった値でクラッチが誤作動することが経験的に知られている。このため、精密機械や重要度の高い装置の製造工程では、トルクドライバー等で締付けたボルトであっても、検査のために全量またはサンプル抽出したボルトをトルク計測器で計測して確認することが推奨されている。
従来のデジタルトルク計測器は、締付けられたボルトの頭部にドライバービットを当てがって回動させることで該ボルトの締付けトルクを検出するものである。検査対象としてのボルトは所定のトルクで締め上げられている筈であるが、実際には規定の締付けトルクに達していないこともある。このため検査者は、ボルトが規定の締付けトルクになるまでデジタル表示部を視認しながらトルク計測器の把持部をゆっくりと回動させて増し締めすることになる。すなわち、ボルトの締付けがオーバートルクにならないように、検査者は気を付けて緩徐にトルク計測器を回動させる必要があり、トルク検査時に作業効率が低下している課題があった。また、ボルト締付けトルクの計測中に予め設定したトルク値に到達した際に、該ボルトにそれ以上の回転負荷を与えることがなく、しかもその際の瞬間的なトルク値を検出してデジタル表示できれば信頼性が更に向上する。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項1に記載の発明は、
ビットホルダーを先端部に備え、該ビットホルダーに固定されるトルクセンサーを有する本体と、前記ビットホルダーに設けたビットを介して伝達されるトルクが所定値に達すると空転するクラッチを内蔵し、前記本体の後端部に接続される把持部とからなるデジタルトルク計測器において、
前記把持部は、該把持部に内蔵した前記クラッチが作動して空転すると、前記本体に対して周方向へ回動可能に構成され、
前記把持部が前記本体に対して回動した際に、その回転と連動してクラッチ作動時のトルク値を検出するトルク検出部を該把持部に備えていることを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、ボルトの如き締付対象物の締付けトルクをクラッチが作動した際に瞬間的に検出することができるため、オーバートルクを気にする必要がなくなり、作業効率が大きく向上する。
ビットホルダーを先端部に備え、該ビットホルダーに固定されるトルクセンサーを有する本体と、前記ビットホルダーに設けたビットを介して伝達されるトルクが所定値に達すると空転するクラッチを内蔵し、前記本体の後端部に接続される把持部とからなるデジタルトルク計測器において、
前記把持部は、該把持部に内蔵した前記クラッチが作動して空転すると、前記本体に対して周方向へ回動可能に構成され、
前記把持部が前記本体に対して回動した際に、その回転と連動してクラッチ作動時のトルク値を検出するトルク検出部を該把持部に備えていることを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、ボルトの如き締付対象物の締付けトルクをクラッチが作動した際に瞬間的に検出することができるため、オーバートルクを気にする必要がなくなり、作業効率が大きく向上する。
請求項2に記載の発明では、前記トルク検出部は、前記クラッチの円盤に固定されて該把持部から同軸的に延出するシャフトと、
前記把持部を前記本体に接続した際に、前記シャフトが該本体に挿入されて関係するトルク検出素子とからなることを要旨とする。
前記把持部を前記本体に接続した際に、前記シャフトが該本体に挿入されて関係するトルク検出素子とからなることを要旨とする。
請求項3に記載の発明では、前記シャフトと前記トルク検出素子とは、相互に接触する関係になっていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明では、前記シャフトと前記トルク検出素子とは、相互に非接触で関係していることを要旨とする。
請求項5に記載の発明では、前記本体は、前記トルク検出素子が検出したトルク値をデジタル表示するデスプレイを備えていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明では、前記本体は前記デスプレイに電気的に接続する電子回路を備え、クラッチ作動時に前記トルク検出素子が検出したトルク値を記憶し得るようになっていることを要旨とする。
請求項7に記載の発明では、前記クラッチを内蔵した前記把持部は、前記本体の後端に着脱交換が可能に接続されることを要旨とする。
ボルト等の締付け対象物の締付トルクを計測する際に、予め定めたトルク値に達するとクラッチが作動して瞬時にその時点の瞬間的なトルク値がデジタル表示される。
次に、本発明に係るデジタルトルク計測器につき好適な実施例を挙げて、図面を参照しながら以下に説明する。実施例に係るデジタルトルク計測器は、図1および図2に示すように、例えばドライバービット10が着脱自在に装着されるビットホルダー12を先端に備える計測器本体14と、この計測器本体14の後端に軸線を整列させて取り付けられる把持部16とから基本的に構成されている。
(計測器本体について)
図1および図3に示すように、計測器本体14(以下「本体」という)は中空の筒状体からなり、該本体14の先端には歪ゲージからなるセンサープレート18が、該センサープレート18の通孔18aに挿通した係止ピン20により固定されている。前記センサープレート18の他端は丸棒部18bになっており(図3参照)、該丸棒部18bにラジアルベアリング22および前記ビットホルダー12の後端が外挿されるようになっている。なお、前記センサープレート18の外周は、図1および図2に示す第1スリーブ24により囲われている。
図1および図3に示すように、計測器本体14(以下「本体」という)は中空の筒状体からなり、該本体14の先端には歪ゲージからなるセンサープレート18が、該センサープレート18の通孔18aに挿通した係止ピン20により固定されている。前記センサープレート18の他端は丸棒部18bになっており(図3参照)、該丸棒部18bにラジアルベアリング22および前記ビットホルダー12の後端が外挿されるようになっている。なお、前記センサープレート18の外周は、図1および図2に示す第1スリーブ24により囲われている。
前記本体14は、図3に示すように、好ましくは断面多角形の中空筒状体からなり、一方の側面に矩形状の開口部26が開設されると共に、該本体14に挿入したデジタル表示部28を前記開口部26に臨ませている。なお、図1および図3において、符号30は前記デジタル表示部28を取り付けた基板を示し、この基板30に各種電子部品が実装されている。また、図3において符号32は、前記本体14に内装されるバッテリーケース(図示せず)の蓋体を示している。
(把持部について)
図1に示す把持部16は内部にクラッチ機構34を備えており、前記ドライバービット10を介して伝達されるボルト(図示せず)の締付けトルクが設定値を越えた瞬間に、該クラッチ機構34が作動して該ドライバービット10との機械的連結を遮断して、前記ボルトに検査用のトルクが過大に加わるのを防止している。また、このクラッチ機構34は、後述するトルク検出部36(図4参照)と連繋して、クラッチ作動時のトルクを該トルク検出部36に伝達するようになっている。
図1に示す把持部16は内部にクラッチ機構34を備えており、前記ドライバービット10を介して伝達されるボルト(図示せず)の締付けトルクが設定値を越えた瞬間に、該クラッチ機構34が作動して該ドライバービット10との機械的連結を遮断して、前記ボルトに検査用のトルクが過大に加わるのを防止している。また、このクラッチ機構34は、後述するトルク検出部36(図4参照)と連繋して、クラッチ作動時のトルクを該トルク検出部36に伝達するようになっている。
(クラッチ機構について)
前記クラッチ機構34は、図1および図3に示すように、前記本体14の後端に開設した多角形状のソケット孔38に嵌合して固定されるソケット状主軸40と、該ソケット状主軸40の後端に凹設した6個の半丸凹溝42(図1参照)と、該ソケット状主軸40の後方(図1および図3で右側)に位置して6つの丸孔44を有する円盤46と、前記円盤46における6つの丸孔44に対応的に収納されると共に、該円盤46から突出した部分が該ソケット状主軸40における6つの半丸凹溝42に一部収納される6つの鋼球48と、前記円盤46の後方に当接するよう配置される当て板50とから構成される。
前記クラッチ機構34は、図1および図3に示すように、前記本体14の後端に開設した多角形状のソケット孔38に嵌合して固定されるソケット状主軸40と、該ソケット状主軸40の後端に凹設した6個の半丸凹溝42(図1参照)と、該ソケット状主軸40の後方(図1および図3で右側)に位置して6つの丸孔44を有する円盤46と、前記円盤46における6つの丸孔44に対応的に収納されると共に、該円盤46から突出した部分が該ソケット状主軸40における6つの半丸凹溝42に一部収納される6つの鋼球48と、前記円盤46の後方に当接するよう配置される当て板50とから構成される。
前記当て板50における中心部には、殊に図1に示すように、軸線方向の後方へ延在する第1支持軸52が一体的に形成されている。また、図1に示すように、前記把持部16の内部後方には、その中心軸線に沿って第2支持軸54が、前記第1支持軸52に対向しかつ所要距離だけ離間した状態で設けられている。そして、前記第1支持軸52と第2支持軸54との間には、圧縮コイルバネ56が同軸的に圧縮状態で介挿されて、前記当て板50を一方向(図1において左側へ向けて)へ弾力的に付勢している。このため前記当て板50は、前記円盤46の6つの丸孔に収納した前記鋼球48を、前記ソケット状主軸40に凹設した6つの半丸凹溝42に臨ませて強力に押圧している。
なお、前記ソケット状主軸40は本体14の後端部に回転不能に嵌挿固定されており、図1および図3に示すように、該ソケット状主軸40の外周には第2スリーブ58が周方向へ回動可能に嵌挿されている。また前記把持部16は、前記第2スリーブ58に外挿され、図3に示す止めネジ60により固定されている。すなわち前記把持部16は、前記本体14に対し軸線を中心に周方向へ回動可能になっている。但し、前記把持部16に内装したクラッチ機構34の圧縮コイルバネ56により、前記当て板50は前記鋼球48を介して前記ソケット状主軸40に弾力的に圧接されているから、前記把持部16は前記クラッチ機構34の鋼球48がソケット状主軸40の半丸凹溝42を乗り越えてクラッチ作動した場合にだけ、前記本体14に対し段階的に回動し得るようになっている。なお、図1および図3に示すように、前記第2支持軸54には圧縮調整盤62が外挿され、この圧縮調整盤62を該第2支持軸54に固定する回転止めネジ64が該圧縮調整盤62にネジ込まれている。また、把持部16の表面には軸方向に長孔66が形成されており、図1および図2に示すように、前記回転止めネジ64の頭部を前記長孔66に臨ませることで、該回転止めネジ64の回転調整を把持部16の外側でなし得るようになっている。
なお、前記第2支持軸54は好適にはボルトであって、そのボルト頭部には、図1に示すように六角孔54aが穿設されている。また前記第2支持軸54のボルト部には、図1および図3に示す六角ナット68が螺挿されている。この六角ナット68は、ワッシャ―70を介して前記把持部16の内底部(図1の右側)に固定されている。更に、前記把持部16の端部(図1の右側)には円形開口部72が開設されていて、前記第2支持軸54のボルト頭部を該円形開口部72に臨ませている。従って、把持部16の後方から六角レンチを第2支持軸54の六角孔54aに差し込んで回すことにより、該第2支持軸54は軸線方向に進退移動し、これにより圧縮調整盤62を介して前記圧縮コイルバネ56の弾力を調節することができる。
(トルク検出部について)
図1に示すように、前記本体14の内部には、図4に示すトルク検出部36が設けられている。すなわち図4に示すトルク検出部36は、前記本体14の内部に固定した検出スイッチ(素子)74と、この検出スイッチ74の検出レバー74aに接離自在に当接する歯車(スターホイール)76と、該歯車76の中心に固定されるシャフト78とから基本的に構成されている。そして前記シャフト78は、図1に示す如く前記ソケット状主軸40に開設した中心通孔40aに挿通され、その他端部は前記円盤46の中心通孔46aに挿通されてEリング80により固定されている。
図1に示すように、前記本体14の内部には、図4に示すトルク検出部36が設けられている。すなわち図4に示すトルク検出部36は、前記本体14の内部に固定した検出スイッチ(素子)74と、この検出スイッチ74の検出レバー74aに接離自在に当接する歯車(スターホイール)76と、該歯車76の中心に固定されるシャフト78とから基本的に構成されている。そして前記シャフト78は、図1に示す如く前記ソケット状主軸40に開設した中心通孔40aに挿通され、その他端部は前記円盤46の中心通孔46aに挿通されてEリング80により固定されている。
従って、前記クラッチ機構34が作動して前記円盤46を段階的に回動させると、前記シャフト78(および歯車76)は該円盤46と一体的に回動するものである。また図1および図4に示すように、前記本体14の内部に固定した前記検出スイッチ74の検出レバー74aには、前記歯車76の歯部が交差状態で臨んでいるから、前記クラッチ機構34の作動により前記円盤46(および把持部16)が回動すると、該歯車76の歯部が該検出レバー74aを押圧して、該検出スイッチ74が設定トルク値に達した信号を発信する。前記デジタル表示部28が設けられる前記基板30には、前述の如く電子回路(図示せず)が搭載されているので、前記検出スイッチ74からの検出信号は該電子回路に入力されることで、該デジタル表示部28にクラッチ作動時に検出されたトルク値が表示される。
なお、図4に示した前記トルク検出部36は一例であって、本例のようにシャフト78に固定した歯車76の歯部が検出スイッチ74の検出レバー74aに直接接触してクラッチ作動時のトルク値を検出するようにした構成以外にも、前記歯車76と検出スイッチ74との組合せに替えて、クラッチ作動時に何等かの物体が光センサを交差することで、非接触でトルク検出動作をするようにしてもよい。また、図3に示すデジタル表示部28が設けられる前記基板30には、該デジタル表示部28に電気的に接続する電子回路(図示せず)が配設されている。この電子回路は、例えばUSBメモリーのような記憶素子を備え、クラッチ作動時に検出したトルク値を前記デジタル表示部28に表示すると共に、そのトルク値を記憶し得るようになっている。
次に、前述した構成に係るデジタルトルク計測器の操作について説明する。使い方は従来のトルクドライバーやトルク検出装置の使い方と同様であって、例えば前記本体14の先端に装着したドライバービット10を、締め上がっている検査対象物としてのボルト頭部(のプラス溝)に当てがう。そして、前記本体14に接続した把持部16を持って該把持部16に回転偶力を与える。これによりボルトは多少回転するか、また全く回転しないかの状態になるが、回転偶力の付加によりある時点で、前記ドライバービット10を介して回転力が前記クラッチ機構34に伝達され、前記鋼球48が前記ソケット状主軸40の半丸凹溝42を乗り越えるに到る。すなわちクラッチが作動し、これにより前記鋼球48を収納した円盤46が鋼球1つ分だけ周方向へ回動する。これに伴い把持部16も本体14に対し回動すると共に、前記円盤46に固定した該シャフト78も回動する。このため前記シャフト78に固定した歯車76が一体的に回動し、前記検出スイッチ74の検出レバー74aに接触してクラッチ作動時のトルク値を検出する。検出されたトルク値は電気的に処理され、前記本体14に設けたデジタル表示部28にデジタル表示される。なお、このデジタル表示部28には、検出したトルク値だけでなく、トルク値の検査を行ったボルトの数や不良数等の各種情報を選択的に表示することができる。
(変形例)
なお、前記本体14の後端に接続した前記把持部16が、クラッチ作動時に前記鋼球48が前記ソケット状主軸40の半丸凹溝42を乗り越え、その度に該本体14に対して周方向へ回動することは前述した通りである。この場合に、図5に示すように前記本体14に対し把持部16を着脱交換し得るようにしておいてもよい。すなわち、例えば前記把持部16に収納されるクラッチ機構34における圧縮コイルバネ56の圧縮弾力が異なるものを複数本用意しておき、締付対象物であるボルトの締付けトルクの差に応じて、最も適切な弾力を有するクラッチ機構34を有する把持部16に選定できるので便利である。
なお、前記本体14の後端に接続した前記把持部16が、クラッチ作動時に前記鋼球48が前記ソケット状主軸40の半丸凹溝42を乗り越え、その度に該本体14に対して周方向へ回動することは前述した通りである。この場合に、図5に示すように前記本体14に対し把持部16を着脱交換し得るようにしておいてもよい。すなわち、例えば前記把持部16に収納されるクラッチ機構34における圧縮コイルバネ56の圧縮弾力が異なるものを複数本用意しておき、締付対象物であるボルトの締付けトルクの差に応じて、最も適切な弾力を有するクラッチ機構34を有する把持部16に選定できるので便利である。
10 ドライバービット(ビット),12 ビットホルダー,14 本体,
16 把持部,18 センサープレート(トルクセンサー),
28 デジタル表示部(デスプレイ),34 クラッチ機構(クラッチ),
36 トルク検出部,46 円盤,74 検出スイッチ(トルク検出素子),
78 シャフト
16 把持部,18 センサープレート(トルクセンサー),
28 デジタル表示部(デスプレイ),34 クラッチ機構(クラッチ),
36 トルク検出部,46 円盤,74 検出スイッチ(トルク検出素子),
78 シャフト
Claims (7)
- ビットホルダー(12)を先端部に備え、該ビットホルダー(12)に固定されるトルクセンサー(18)を有する本体(14)と、前記ビットホルダー(12)に設けたビット(10)を介して伝達されるトルクが所定値に達すると空転するクラッチ(34)を内蔵し、前記本体(14)の後端部に接続される把持部(16)とからなるデジタルトルク計測器において、
前記把持部(16)は、該把持部(16)に内蔵した前記クラッチ(34)が作動して空転すると、前記本体(14)に対して周方向へ回動可能に構成され、
前記把持部(16)が前記本体(14)に対して回動した際に、その回転と連動してクラッチ作動時のトルク値を検出するトルク検出部(36)を該把持部(16)に備えている
ことを特徴とするデジタルトルク計測器。 - 前記トルク検出部(36)は、前記クラッチ(34)の円盤(46)に固定されて該把持部(16)から同軸的に延出するシャフト(78)と、
前記把持部(16)を前記本体(14)に接続した際に、前記シャフト(78)が該本体(14)に挿入されて関係するトルク検出素子(74)とからなる請求項1記載のデジタルトルク計測器。 - 前記シャフト(78)と前記トルク検出素子(74)とは、相互に接触する関係になっている請求項2記載のデジタルトルク計測器。
- 前記シャフト(78)と前記トルク検出素子(74)とは、相互に非接触で関係している請求項2記載のデジタルトルク計測器。
- 前記本体(14)は、前記トルク検出素子(74)が検出したトルク値をデジタル表示するデスプレイ(28)を備えている請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルトルク計測器。
- 前記本体(14)は前記デスプレイ(28)に電気的に接続する電子回路を備え、クラッチ作動時に前記トルク検出素子(74)が検出したトルク値を記憶し得るようになっている請求項5記載のデジタルトルク計測器。
- 前記クラッチ(34)を内蔵した前記把持部(16)は、前記本体(14)の後端に着脱交換が可能に接続される請求項1〜5の何れか一項に記載のデジタルトルク計測器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017242859A JP2019107742A (ja) | 2017-12-19 | 2017-12-19 | デジタルトルク計測器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017242859A JP2019107742A (ja) | 2017-12-19 | 2017-12-19 | デジタルトルク計測器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019107742A true JP2019107742A (ja) | 2019-07-04 |
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ID=67178650
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