JP2019107248A - ゲームシステム、抽選方法、ならびに、プログラム - Google Patents

ゲームシステム、抽選方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることのできるゲームシステム等を提供する。【解決手段】受付期間設定部243は、みんなでステップアップガチャにおける各回のガチャにつき、挑戦を望むユーザからの申し込み受け付ける開始時期を、参加する複数のユーザに対してそれぞれ設定する。ユーザ特定部244は、各回のガチャにつき、受付期間設定部243により設定された開始時期以降に申し込みを受け付けたユーザのうち、最先のユーザを特定する。抽選部245は、各回のガチャにつき、抽選条件情報に基づいて、アイテムの抽選を行う。アイテム付与部248は、ユーザ特定部244により特定された最先のユーザに、抽選部245が抽選したアイテムを付与する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることのできるゲームシステム、抽選方法、ならびに、プログラムに関する。
従来より、スマートフォンやゲーム装置において、種々のゲームが提供されている。例えば、ソーシャルゲーム等では、いわゆる「ガチャ」と呼ばれる抽選ゲームが実行できるようになっている。
このガチャでは、例えば、アイテム毎に設定された当選確率等に基づいて抽選が行われ、当選したアイテムがユーザに付与(提供)されるようになっている。なお、より有利にゲームを進めることのできる高ランクのアイテム(レア度の高いアイテム)ほど、当選確率が低く設定されているため、数多くのガチャを実行しても、そのような高ランクのアイテムを獲得できない場合もある。
最近では、アイテムの当選確率を、適宜上昇させる仕組みを取り入れた継続方式の抽選ゲームも知られている。例えば、特許文献1には、ステップアップガチャを採用したゲームシステム(情報処理システム)の発明が開示されている。このステップアップガチャは、同じユーザがガチャを継続して実行するにつれて、高ランクのアイテムについての当選確率が上昇する(ステップアップする)継続方式の抽選ゲームである。
特許5817900号公報
上述した特許文献1の発明では、ステップアップの1周期につき、5回継続してガチャを実行する必要があり、消費する対価(ゲーム内通貨や課金アイテム等)が、継続する回数が増えるにつれて高額となる。具体的に、5回目の対価は、1回目と比べて30倍も高くなる。なお、5回目のガチャでは、高ランク(星4つ)のアイテムが1個当選することが確定しているものの、最低でも1周期分(1回目から5回目まで)のガチャに要求される総対価を支払う必要があった。
そのため、ステップアップガチャに参加したい気持ちがあっても、ライトユーザ(例えば、ゲームの初心者)等では、要求される総対価を持ち合わせていない場合も多く、ステップアップガチャを体験できないままでいるのが現状であった。
このようなことから、複数のユーザが参加して継続方式の抽選ゲームを行えるようにすることも考えられる。つまり、1人のユーザであれば、ステップアップガチャに要求される総対価を支払うことができない場合でも、複数のユーザが参加し、1回目から5回目までのガチャにつき、参加した何れかのユーザが対価を支払って挑戦することで、ステップアップガチャ(1周期分)を完遂することができる。
しかしながら、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを実際に運用しようとする場合、抽選ゲームが円滑に進行されないことが懸念される。つまり、ステップアップガチャにおいて、先行するガチャ(例えば、1,2回目のガチャ)と、後行するガチャ(例えば、3〜5回目のガチャ)とでは、当選確率の差が大きく開いており、自ずと人気に偏りが生じるため、ガチャの進行が停滞してしまうと予想される。
例えば、複数のユーザが参加したステップアップガチャにおいて、各回のガチャをどのユーザが挑戦するのかを、各回のガチャが始まる前の早押しで毎回決めるようにした場合では、以下のような状況になると考えられる。
まず、先行するガチャには、挑戦しようとするユーザがなかなか現れず、早押しが意味をなさないまま、遅滞してしまうことが予想される。つまり、先行するガチャでは、当選確率がまだ低いため、どのユーザも挑戦をためらい、他のユーザの挑戦を待つ傾向が高い。
一方、後行するガチャでは、当選確率が高まっており、挑戦しようとするユーザが多く現れるため、早押しにより遅滞なく進行すると予想される。特に、5回目のガチャには、参加したユーザのほぼ全員が早押しを行うであろうと予想され、ステップアップガチャにおけるもう一つのクライマックスにもなり得る。
すなわち、先行するガチャが滞りなく進みさえすれば、後行するガチャには停滞する懸念がないため、ステップアップガチャが円滑に進行されることが期待できる。つまり、如何にして、先行するガチャの早押しを意味のあるものとし、ステップアップガチャを円滑に進行できるようにするかが、このような複数のユーザが参加するステップアップガチャを実現させるための鍵になると言える。
そのため、先行するガチャの早押しを意味のあるものとし、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることのできる技術が求められていた。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることのできるゲームシステム、抽選方法、ならびに、プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るゲームシステムは、
所定の抽選ゲームが複数回に亘って継続され、当該各抽選ゲームにつき、複数のユーザのうちの1人が挑戦できるゲームを提供するゲームシステムであって、
前記各抽選ゲームにつき、挑戦を望むユーザからの申し込みをそれぞれ受け付ける受付部と、
前記各抽選ゲームにつき、前記受付部にて受け付けを開始する開始時期を、前記複数のユーザに対してそれぞれ設定する設定部と、
前記各抽選ゲームにつき、前記開始時期以降に前記受付部が受け付けたユーザのうち、最先のユーザが挑戦する前記抽選ゲームを実施する抽選部と、
前記各抽選ゲームにつき、前記抽選部による抽選結果を前記複数のユーザに提示する提示部と、を備え、
前記各抽選ゲームにおいて、先行する第1の抽選ゲームよりも、後行する第2の抽選ゲームの方が、優遇された抽選結果となり易く規定されており、
前記設定部は、前記第2の抽選ゲームについての前記開始時期を設定する際に、前記第1の抽選ゲームに挑戦したユーザに対する前記開始時期を、前記第1の抽選ゲームに挑戦していないユーザに対する前記開始時期よりも早い時期に設定する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることができる。
本実施形態に係るゲームシステムの全体構成の一例を示すブロック図である。 ゲームサーバが実現される典型的な情報処理装置の概要構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係るゲームサーバの概要構成を示すブロック図である。 ユーザ管理情報の一例を示す模式図である。 抽選条件情報の一例を示す模式図である。 特別抽選条件情報の一例を示す模式図である。 進行管理情報の一例を示す模式図である。 (a),(b)共に、受付期間設定部が設定する受付期間の一例を示す模式図である。 ガチャ選択画面の一例を示す模式図である。 挑戦受付画面の一例を示す模式図である。 (a),(b)共に、抽選結果画面の一例を示す模式図である。 本実施形態に係るユーザ端末の概要構成を示すブロック図である。 ゲーム管理情報の一例を示す模式図である。 本実施形態に係るアイテム抽選処理を説明するためのフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、スマートフォン等を用いて実行されるゲーム(一例として、ソーシャルゲーム等)を制御するゲームシステムに本発明が適用される実施形態を説明するが、この他にも、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、PDA(Personal Digital Assistant)などの情報処理装置を用いて実行される各種ゲームを制御する場合にも、同様に本発明を適用することができる。
すなわち、以下に記載する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(全体構成)
本発明の実施形態に係るゲームシステム100は、図1に示すように、ゲームサーバ200とユーザ端末300とがインターネット900を介して通信可能に接続されて構成されている。
なお、図中では簡略化しているが、ユーザ端末300は、利用するユーザに応じて、多数存在しているものとする。
ゲームサーバ200は、例えば、サーバ装置(サーバ用コンピュータ)等であり、ユーザ端末300と通信して、ゲーム(一例として、ソーシャルゲーム等)の進行を制御する。
なお、ゲームサーバ200が制御するゲームにおいて、いわゆる「ガチャ」と呼ばれる抽選ゲームが実行できるようになっている。つまり、ゲームサーバ200は、ユーザ端末300からガチャの実行が要求されると、アイテム毎に当選確率等が設定された抽選条件に基づいて、アイテム群から抽選を行い、当選したアイテムをユーザ(ユーザ端末300)に付与する。
また、「アイテム」とは、ゲームにおける一般的なアイテムに限られず、例えば、キャラクタ、武器、防具、魔法、スキル等も含むものとして以下、説明する。
一例として、ゲームサーバ200が制御するゲームでは、「単発ガチャ」、「10連ガチャ」、及び、「みんなでステップアップガチャ」からなる3種類のガチャが実行可能となっている。
単発ガチャは、例えば、1回のガチャにつき、1個のアイテムを抽選し、当選したアイテムを付与する基本的なガチャであり、消費する対価(一例として、ゲーム内通貨であるコイン)の額が低く設定されている。
10連ガチャは、例えば、10回のガチャを連続して行い、合計10個のアイテムを抽選し、当選したアイテムを付与するガチャであり、消費する対価の額が高いものの(一例として、単発ガチャの10倍)、高ランク(後述するプラチナランク)のアイテムが必ず1個以上当選することを特徴としている。なお、10連ガチャの名称、及び、連続して行われるガチャの回数(10回)は、一例であり、他の名称で、他の回数(複数回数)のガチャを連続して行うタイプのガチャであってもよい。
これらの単発ガチャ、及び、10連ガチャは、各ユーザが単独で挑戦するガチャであり、対価を消費すると、アイテムの抽選が行われ、当選したアイテムが、そのユーザに付与される仕組みとなっている。
これに対して、みんなでステップアップガチャは、複数のユーザが参加して行われる継続方式のガチャであり、一例として、1回目から5回目までガチャが継続して実行されることで、高ランクのアイテムについての当選確率が毎回上昇する仕組みとなっている。また、5回目のガチャにおいて、高ランクのアイテムが必ず1個当選するように定められている。
このような継続方式のガチャでは、当選確率が毎回上昇するのに相応して、消費する対価も毎回上昇するように定められている。そのため、ステップアップガチャを完遂するためには、いささか高額となる総対価を支払う必要がある。
なお、1人のユーザであれば、このような高額となる総対価を支払うことができない場合でも、複数のユーザが参加して行われるみんなでステップアップガチャでは、1回目から5回目までのガチャにつき、参加した何れかのユーザが対価を支払って挑戦することで、ステップアップガチャを完遂することができるようになっている。その際、各回のガチャで当選したアイテムは、挑戦した各ユーザに付与されるが、抽選結果は、参加した全てのユーザに提示されるようになっている。そのため、ライトユーザ等であっても、ステップアップガチャを体験することができるようになっている。
ユーザ端末300は、例えば、スマートフォン等であり、インターネット900を介してゲームサーバ200にアクセスしつつ、ゲーム(一例として、ソーシャルゲーム等)を進行する。
例えば、ユーザ端末300は、ユーザの操作に応じて、上述した各種のガチャの何れかを選択し、対応する対価を支払う等により、選択したガチャの実行をゲームサーバ200に要求する。なお、複数のユーザが参加して行われるみんなでステップアップガチャでは、各回のガチャにつき、参加したユーザの何れかが対価を支払って挑戦することになる。
ゲームサーバ200にてガチャが実行されると(アイテムの抽選が行われると)、ユーザ端末300は、当選したアイテムを獲得する。なお、みんなでステップアップガチャの場合は、各回のガチャにつき、挑戦したユーザ(ユーザ端末300)に当選したアイテムが付与される。このようにして獲得したアイテムが高ランクのアイテムであれば、ユーザは、そのアイテムをゲーム状況に応じて適宜使用することで、プレイ中のゲームをより有利に進めることができる。
(情報処理装置の概要構成)
本発明の実施形態に係るゲームサーバ200及びユーザ端末300が実現される典型的な情報処理装置400について説明する。
情報処理装置400は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)401と、ROM(Read Only Memory)402と、RAM(Random Access Memory)403と、記憶デバイス404と、表示デバイス405と、通信デバイス406と、操作デバイス407と、を備える。
CPU 401は、情報処理装置400全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。
ROM 402には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、所定のプログラムをRAM 403に読み出してCPU 401による当該プログラムの実行が開始される。
RAM 403は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、記憶デバイス404から読み出したプログラムやデータ、その他、通信に必要なデータ等が保持される。
記憶デバイス404は、SSD(Solid State Drive)やハードディスク等であり、種々のデータを記憶する。例えば、記憶デバイス404は、情報処理装置400全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のアプリケーションや付随するデータ等を記憶する。
表示デバイス405は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置と、その表示装置に表示するための画像情報を記憶するVRAM(Video Random Access Memory)と、画像情報を処理するための画像処理部とを含んで構成されている。この画像処理部は、記憶デバイス404から読み出されたデータや、CPU 401にて処理されたデータを加工処理した後、これをVRAMに格納するなどして、画像情報を生成する。
通信デバイス406は、移動体通信網や無線LAN(Local Area Network)等を利用して無線通信を行う。なお、通信デバイス406は、有線LAN等を利用して有線通信を行ってもよい。
操作デバイス407は、タッチスクリーンやタッチパッド、ボタンやキーボード、若しくは、マウス等であり、ユーザの操作を受け付ける。なお、音声によって、ユーザの操作を受け付けてもよい。
以下、上記情報処理装置400において実現されるゲームサーバ200の構成等について、図3〜図11を参照して説明する。情報処理装置400に電源が投入されると、ゲームサーバ200(本発明に係るサーバ装置)として機能させるプログラムが実行され、本実施形態に係るゲームサーバ200が実現される。
(ゲームサーバの概要構成)
図3は、本実施形態に係るゲームサーバ200の概要構成を示すブロック図である。図示するように、ゲームサーバ200は、受信部210と、送信部220と、記憶部230と、制御部240とを備え、ユーザ端末300で実行されるゲームの進行を支援する。
受信部210は、インターネット900を介してユーザ端末300から送られる種々の情報を受信する。
例えば、受信部210は、ゲーム中における各種の操作情報や、メニュー等における項目の選択情報をユーザ端末300から受信する。なお、選択情報には、上述した何れかのガチャの実行を要求する情報が含まれている。また、みんなでステップアップガチャが行われる場合には、受信部210は、各回のガチャにつき、参加したユーザのユーザ端末300から送られる、ガチャの挑戦を申し込む情報も受信する。
上述した通信デバイス406等が、このような受信部210として機能しうる。
送信部220は、インターネット900を介してユーザ端末300に向けて、種々の情報を送信する。
例えば、送信部220は、操作情報に応じた応答情報や、選択情報に応じた各種画面(後述する挑戦受付画面や抽選結果画面等)をユーザ端末300に送信する。
上述した通信デバイス406等が、このような送信部220として機能しうる。
記憶部230は、ゲームの進行制御に必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部230は、ユーザ管理情報231、アイテム群232、抽選条件情報233、特別抽選条件情報234、及び、進行管理情報235等を記憶する。
ユーザ管理情報231は、各ユーザ端末300のユーザを管理するための情報であり、一例として、図4に示すような情報を含んでいる。
つまり、ユーザ管理情報231には、ユーザID231a、レベル値231b、コイン残高231c、所有アイテム231d、及び、プレイ時間231e等が含まれている。
なお、レベル値231bは、そのユーザ(ユーザ端末300のユーザ)におけるゲームの進行度を示す値である。このようなレベル値231bの代わりに、ゲームランク等を記憶してもよい。
また、コイン残高231cは、そのユーザが獲得したゲーム内通貨であるコイン(一例であり、他の名称でもよい)の残高を示している。なお、以下では、ガチャを実行するための対価として、所定額のコインを支払う(消費する)場合について説明するが、このようなゲーム内通貨とは別の対価を支払ってガチャを実行してもよい。例えば、ガチャを実行するための対価として、課金アイテム(ユーザが別途購入したゲーム内宝石等)が用いられる場合には、ユーザ管理情報231において、そのような課金アイテムの残高も適宜記憶される。
また、所有アイテム231dは、そのユーザが所有しているアイテムを識別するための情報(アイテムID)である。原則として、ユーザが所有するアイテムは、ガチャを実行することによりゲームサーバ200から付与されるものとするが、ガチャとは別に、ゲームの進行に応じて(一例として、クエストをクリアする等により)、アイテムが獲得できるようにしてもよい。その場合、例えば、アイテムIDに枝番を持たせ、獲得事由を枝番により識別できるようにしてもよい。
そして、プレイ時間231eは、そのユーザがゲームをプレイした累積プレイ時間を示す値である。なお、累積プレイ時間の代わりに、単位期間当たりの平均プレイ時間等を記憶してもよい。
図3に戻って、アイテム群232は、ゲームにおいてユーザが獲得可能な全アイテムの情報である。このアイテム群232には、ガチャによってユーザに付与されるアイテムも含まれており、そのようなアイテムには、後述するような当選確率等が規定されている。
抽選条件情報233は、ガチャが実行される際に、制御部240(後述する抽選条件生成部241)によって生成される情報である。
抽選条件情報233は、一例として、図5に示すような情報を含んでいる。
つまり、抽選条件情報233には、アイテムID233a、ランク233b、属性233c、及び、当選確率233d等が含まれている。
なお、ランク233bは、ゲーム内におけるアイテムの等級(階級)を示しており、ランクの高い順に、例えば、「プラチナ」(プラチナランク)、「ゴールド」(ゴールドランク)、「シルバー」(シルバーランク)と規定されている。高ランクであるプラチナランクのアイテムをゲーム内で使用すると(ユーザが操作するキャラクタに装備する等も含む)、より有利にゲームを進めることができるようになっている。また、このようなランクを用いる代わりに、レア度(レアリティ)を用いてもよい。その場合、レア度の高い順に、例えば、「スーパーレア(SR)」、「レア(R)」、「コモン(C)」と規定するようにしてもよい。
また、属性233cは、ゲーム内におけるアイテムの特性等を示しており、例えば、ゲーム状況に応じて、そのアイテムを使用する際の効果(攻撃力や防御力等)が異なっている。
そして、当選確率233dは、制御部240(後述する抽選部245)が抽選を行う際に、そのアイテムが当選する確率を示しており、ランク(ランク233b)が高いアイテムほど、その確率が低く設定されている。つまり、ガチャが実行される際において、プラチナランクのアイテムは、かなり当選し難くなっている。
なお、みんなでステップアップガチャが実行される場合、プラチナランクのアイテムについての当選確率233dは、制御部240(後述する抽選条件変更部246)によって、各回のガチャが進むにつれて、その値が上昇するように更新される。
図3に戻って、特別抽選条件情報234は、10連ガチャや、みんなでステップアップガチャが実行される際に、制御部240によって更に生成される情報である。
特別抽選条件情報234は、一例として、図6に示すような情報を含んでいる。つまり、上記の抽選条件情報233と同様に、特別抽選条件情報234にも、アイテムID234a、ランク234b、属性234c、及び、当選確率234d等が含まれている。なお、特別抽選条件情報234の方は、プラチナランクのアイテムのみから構成されている点で、抽選条件情報233と異なっている。
上述したように、10連ガチャでは10回中の何れか1回において、また、みんなでステップアップガチャでは、5回目のガチャにおいて、プラチナランクのアイテムが必ず1個当選するように定められている。そのため、10連ガチャや、みんなでステップアップガチャでは、それらのタイミングで、このような特別抽選条件情報234に基づいた抽選が行われる。
図3に戻って、進行管理情報235は、みんなでステップアップガチャが実行される際に、各回のガチャの進行を管理するために制御部240によって生成される情報である。
進行管理情報235は、一例として、図7に示すような情報を含んでいる。つまり、進行管理情報235には、現在ガチャ回数235a、参加ユーザID235b、1回目の挑戦ユーザID235c、及び、2回目の挑戦ユーザID235d等が含まれている。
現在ガチャ回数235aは、みんなでステップアップガチャにおける現在のガチャが何回目のガチャであるかを管理するための情報である。
参加ユーザID235bは、みんなでステップアップガチャに参加しているユーザを識別する情報である。図7の例では、6人のユーザが参加しており、上から順に、例えば、「ABC−D123」がユーザA、「CDE−F345」がユーザB、「EFG−H567」がユーザC、「GHI−J789」がユーザD、「IJK−L901」がユーザE、「KLM−N135」がユーザFとして説明する。
1回目の挑戦ユーザID235cは、みんなでステップアップガチャにおける1回目のガチャに挑戦したユーザを識別する情報である。図7の例では、ユーザDが1回目のガチャに挑戦したユーザである。なお、1回目のガチャがまだ開始されていない場合には、空欄となる。
2回目の挑戦ユーザID235dは、みんなでステップアップガチャにおける2回目のガチャに挑戦したユーザを識別する情報である。図7の例では、ユーザAが2回目のガチャに挑戦したユーザである。なお、2回目のガチャがまだ開始されていない場合には、空欄となる。
これらの1回目の挑戦ユーザID235c及び、2回目の挑戦ユーザID235dは、後述するように、みんなでステップアップガチャにおける後行するガチャ(一例として、3〜5回目のガチャ)において、挑戦するユーザを受け付ける際に、開始時期に差を持たせるために使用される。
記憶部230は、この他にも、制御部240の処理に必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部230は、ゲームにおいてユーザに知らせる報知情報や、各種のイベント情報等も記憶する。
上述したRAM 403や記憶デバイス404等が、このような記憶部230として機能しうる。
図3に戻って、制御部240は、ゲームサーバ200全体を制御し、ユーザ端末300にて実行されるゲームの進行を支援する。
この制御部240は、例えば、抽選条件生成部241、進行管理部242、受付期間設定部243、ユーザ特定部244、抽選部245、抽選条件変更部246、提示部247、及び、アイテム付与部248等を含んでいる。なお、以下では、発明の理解を容易にするために、ゲームサーバ200側の提示部247が各種画面(後述する挑戦受付画面や抽選結果画面等)を生成して、ユーザ端末300に提示する場合について説明するが、一例であり、他の手法により、ユーザ端末300に各種画面を提示するようにしてもよい。例えば、後述するように、ゲームサーバ200とユーザ端末300とを協働させ、最終的にユーザ端末300側で各種画面を生成するようにしてもよい。
抽選条件生成部241は、ユーザ端末300からガチャの実行が要求されると、抽選条件を規定する情報を生成する。
例えば、抽選条件生成部241は、アイテム群232から所定数のアイテムを抜き出し、上述した図5に示すような抽選条件情報233を生成する。なお、抽選条件情報233における各ランクの構成割合が定められている場合(例えば、プラチナランクが10%、ゴールドランクが30%、シルバーランクが60%等)、抽選条件生成部241は、各ランクのアイテムを、構成割合に応じた数だけアイテム群232からそれぞれ抜き出して抽選条件情報233を生成する。その際、抽選条件生成部241は、ガチャの実行を要求したユーザのレベル値(ユーザ管理情報231のレベル値231b)に応じて、アイテム群232からアイテムを抜き出す手法を適宜変更してもよい。
なお、10連ガチャや、みんなでステップアップガチャの実行が要求された場合において、更に、抽選条件生成部241は、所定数のプラチナランクのアイテムをアイテム群232から抜き出し、上述した図6に示すような特別抽選条件情報234を生成する。
進行管理部242は、みんなでステップアップガチャの実行が要求された場合に、みんなでステップアップガチャに参加する各ユーザの情報を収集し、上述した図7に示すような進行管理情報235を生成する。
そして、進行管理部242は、進行管理情報235を適宜更新しながら、みんなでステップアップガチャにおける各回のガチャの進行を管理する。例えば、進行管理部242は、1回目や2回目のガチャに挑戦したユーザの情報を、進行管理情報235における1回目の挑戦ユーザID235cや2回目の挑戦ユーザID235dに更新しつつ、みんなでステップアップガチャを進行させる。
受付期間設定部243は、みんなでステップアップガチャにおける各回のガチャにつき、参加した各ユーザのユーザ端末300に対して、ガチャに挑戦するユーザからの申し込みを受け付けるための受付期間(開始時期及び、終了時期)をそれぞれ設定する。
例えば、受付期間設定部243は、みんなでステップアップガチャにおける先行する第1の抽選ゲームであるガチャ(一例として、1,2回目のガチャ)については、参加した各ユーザのユーザ端末300に対して、共通の受付期間を設定する。具体的に受付期間設定部243は、図8(a)に示すように、ガチャに挑戦する申し込みの受け付けを開始する開始時期を時刻T1と定め、その時刻T1を、各ユーザA〜Fのユーザ端末300に対して設定する。また、受付期間設定部243は、ガチャに挑戦する申し込みの受け付けを終了する終了時期を時刻T2と定め、その時刻T2を、各ユーザA〜Fのユーザ端末300に対して設定する。これにより、先行するガチャでは、各ユーザA〜Fのユーザ端末300において、同時に受け付けが開始されることになる。
一方、受付期間設定部243は、みんなでステップアップガチャにおける後行する第2の抽選ゲームであるガチャ(一例として、3〜5回目のガチャ)については、先行するガチャに挑戦したユーザのユーザ端末300と、先行するガチャに挑戦していないユーザのユーザ端末300との間で、開始時期を異ならせた受付期間を設定する。具体的に受付期間設定部243は、図8(b)に示すように、開始時期を時刻T3,T4と2つ定め(一例として、時刻T4は、時刻T3より3秒遅い)、時刻T3を、先行するガチャに挑戦したユーザA,Dのユーザ端末300に対して設定し、時刻T4を、先行するガチャに挑戦していないユーザB,C,E,Fのユーザ端末300に対して設定する。また、受付期間設定部243は、終了時期を時刻T5と定め、その時刻T5を、各ユーザA〜Fのユーザ端末300に対して設定する。これにより、後行するガチャでは、先行するガチャに参加したユーザA,Dからの受け付けが、先行するガチャに参加していないユーザB,C,E,Fからの受け付けよりも先に開始されることになる。
なお、図8(b)では、ユーザA,Dの開始時期に同じ時刻T3が設定されている場合について例示しているが、1回目のガチャに参加したユーザDと、2回目のガチャに参加したユーザAとで、開示時期に差を設けてもよい。例えば、受付期間設定部243は、1回目のガチャに参加したユーザDの方が、2回目のガチャに参加したユーザAよりも、開示時期が早くなるように、設定してもよい。
ユーザ特定部244は、みんなでステップアップガチャにおける各回のガチャにつき、ガチャに挑戦するユーザを特定する。
すなわち、ユーザ特定部244は、各回のガチャにつき、参加した各ユーザのユーザ端末300に対し受付期間設定部243が設定した受付期間内で最先に挑戦の申し込みを行ったユーザ(最先のユーザ)を特定する。
抽選部245は、各アイテムの当選確率が規定された抽選条件に基づいて、抽選ゲームを実施する。なお、抽選部245は、抽選に先立って、対価を徴収する。
つまり、抽選部245は、抽選条件生成部241が生成した抽選条件情報233等に基づいて、ランダムにアイテムの抽選を行う。
例えば、単発ガチャの実行が要求された場合に、抽選部245は、抽選条件情報233に基づいて、1個のアイテムの抽選を行う。
また、10連ガチャの実行が要求された場合に、10回中の9回において、抽選部245は、抽選条件情報233に基づいて、1個ずつのアイテム(合計9個のアイテム)の抽選を行う。そして、10回中の1回において、抽選部245は、特別抽選条件情報234に基づいて、1個のアイテムの抽選を行う。
そして、みんなでステップアップガチャの実行が要求された場合に、抽選部245は、1回目から4回目のガチャにおいて、抽選条件情報233に基づいて、1個のアイテムの抽選を行う。なお、みんなでステップアップガチャにおける各回の抽選が進むにつれて、以下に説明するように、抽選条件変更部246によって、プラチナランクのアイテムについて当選確率が上昇されるようになっている。また、5回目のガチャにおいて、抽選部245は、特別抽選条件情報234に基づいて、1個のアイテムの抽選を行う。
また、みんなでステップアップガチャの実行が要求された場合、抽選部245は、各回のガチャにおいて、ユーザ特定部244が特定した最先のユーザから対価を徴収し、アイテムの抽選を行う。
抽選条件変更部246は、みんなでステップアップガチャにおける各回のガチャにつき、抽選条件情報233におけるプラチナランクのアイテムの当選確率を、各回の抽選が進むにつれて、所定の割合で上昇させる。なお、所定の割合で当選確率を上昇させる以外にも、各回のガチャに応じて定められた値の当選確率に、毎回上昇させるようにしてもよい。
提示部247は、各種の画面等を生成して、ユーザ端末300に提示する。
例えば、提示部247は、ユーザにガチャを選択させるための画面、みんなでステップアップガチャにおいて、各回のガチャに挑戦するユーザからの申し込みを受け付ける画面、並びに、ガチャによる抽選結果を適宜知らせるための画面等を生成して、ユーザ端末300に提示する。
具体的に、提示部247は、図9に示すようなガチャ選択画面510を生成して、ユーザ端末300に提示する。
このガチャ選択画面510には、単発ガチャを選択するための選択ボタン511と、10連ガチャを選択するための選択ボタン512と、みんなでステップアップガチャを選択するための選択ボタン513とが含まれている。そして、ガチャ選択画面510がユーザ端末300に提示された状態で、選択ボタン511〜513の何れかが、ユーザにより押下(タッチやクリック等)されると、対応するガチャの実行がゲームサーバ200に要求される。
なお、選択ボタン513が押下され、みんなでステップアップガチャが選択された場合には、例えば、待ち合わせID等が入力できるようになり、予め待ち合わせID等を知らされている複数のユーザが、同一のみんなでステップアップガチャに参加できるようになっている。
この他にも、みんなでステップアップガチャが選択された場合に、待ち合わせロビーに遷移するようにし、その待ち合わせロビーにてマッチングしたユーザ同士が、同一のみんなでステップアップガチャに参加できるようにしてもよい。更に、みんなでステップアップガチャが選択された場合に、専用ページが割り当てられ、メールやショートメッセージ等により、この専用ページへのリンクが配布できるようにし、配布されたリンクから、各ユーザが、同一のみんなでステップアップガチャに参加できるようにしてもよい。
また、提示部247は、図10に示すような挑戦受付画面520を生成して、みんなでステップアップガチャに参加した各ユーザのユーザ端末300に提示する。
この挑戦受付画面520は、みんなでステップアップガチャにおける各回のガチャにつき、これから開始されるn回目のガチャをどのユーザが挑戦するのかを早押しで決めるための画面である。
挑戦受付画面520における挑戦ボタン521は、上述した受付期間設定部243により設定された受付期間における開始時期が到来すると、ユーザが押下できるようになる。つまり、先行するガチャ(一例として、1,2回目のガチャ)であれば、上述した図8(a)に示すように、各ユーザA〜Fのユーザ端末300において、挑戦ボタン521は、時刻T1において同時に押下可能となる。これに対して、後行するガチャ(一例として、3〜5回目のガチャ)であれば、上述した図8(b)に示すように、先行するガチャに挑戦したユーザA,Dのユーザ端末300における挑戦ボタン521が、時刻T3において押下可能となり、先行するガチャに挑戦していないユーザB,C,E,Fのユーザ端末300における挑戦ボタン521が、それよりも一例として3秒遅れて時刻T4において、押下可能となる。そのため、先行するガチャに挑戦したユーザA,Dの方が、先行するガチャに挑戦していないユーザB,C,E,Fよりも挑戦ボタン521の早押しが有利となる。
また、図10の挑戦受付画面520におけるプログレスバー522は、受付期間設定部243により設定された受付期間に応じて受付開始から受付終了までの時間経過を表示する。そして、プログレスバー522が受付終了まで到達すると、挑戦ボタン521がグレー表示に変わり、ユーザが押下できなくなる。
また、提示部247は、図11に示すような抽選結果画面530を生成して、ユーザ端末300に提示する。
図11(a)は、みんなでステップアップガチャにおいて、n回目のガチャに挑戦したユーザのユーザ端末300に提示される抽選結果画面530である。また、図11(b)は、みんなでステップアップガチャにおいて、n回目のガチャに挑戦しなかったユーザのユーザ端末300に提示される抽選結果画面530である。このように、みんなでステップアップガチャでは、各回のガチャに挑戦したユーザだけでなく、参加している残りのユーザのユーザ端末300にも、抽選結果画面530が提示され、参加しているユーザの全員が抽選結果を知ることができるようになっている。
この他にも、提示部247は、単発ガチャや10連ガチャが実行された場合にも、同様の抽選結果画面を生成して、ユーザ端末300に提示する。
図3に戻って、アイテム付与部248は、抽選部245が抽選したアイテムをユーザに付与する。つまり、アイテム付与部248は、上述したユーザ管理情報231における対応するユーザの所有アイテム231dに、当選したアイテムの識別情報(アイテムID)を追加する。
なお、みんなでステップアップガチャの場合、アイテム付与部248は、各回のガチャにつき、挑戦したユーザ(つまり、ユーザ特定部244が特定したユーザ)に、抽選部245が抽選したアイテムを付与する。
制御部240は、この他にも、ガチャの実行に対する対価の徴収等も行う。つまり、制御部240は、ユーザ管理情報231における対応するユーザのコイン残高231cから、対価の額を差し引く等の処理を行う。
上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部240として機能しうる。
以下、上記情報処理装置400において実現されるユーザ端末300の構成等について、図12,13を参照して説明する。情報処理装置400に電源が投入されると、ユーザ端末300(本発明に係る端末装置)として機能させるプログラムが実行され、本実施形態に係るユーザ端末300が実現される。
(ユーザ端末の概要構成)
図12は、本実施形態に係るユーザ端末300の概要構成を示すブロック図である。図示するように、ユーザ端末300は、操作受付部310と、送受信部320と、記憶部330と、制御部340と、表示部350とを備え、例えば、ゲームサーバ200と適宜通信しつつ、ゲームを進行する。
操作受付部310は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、操作受付部310は、タッチスクリーン等から得られる情報に基づいて、ユーザからの操作を受け付ける。
なお、上述した操作デバイス407等が、このような操作受付部310として機能しうる。
送受信部320は、インターネット900を介してゲームサーバ200にアクセスし、ゲームの進行に必要な情報を送受信する。
例えば、送受信部320は、ゲームサーバ200から送信される各種画面(上述した、ガチャ選択画面510、挑戦受付画面520、及び、抽選結果画面530)を受信する。
また、送受信部320は、各種画面等に応じた選択情報(項目等の選択)をゲームサーバ200に送信する。
上述した通信デバイス406等が、このような送受信部320として機能しうる。
記憶部330は、例えば、ゲーム管理情報331等を記憶する。
ゲーム管理情報331には、例えば、図13に示すように、ユーザID331a、レベル値331b、コイン残高331c、所有アイテム331d、及び、プレイ時間331e等が含まれている。つまり、上述したユーザ管理情報231と同様の情報が、ユーザ端末300側でも管理されている。
ゲーム管理情報331にて記憶される情報は、後述するように、ゲームサーバ200側にて記憶されるユーザ管理情報231と、適宜同期されるようになっている。
記憶部330は、この他にも、ゲームにおけるアイテムやキャラクタ等の画像データ等も記憶する。また、後述するように、ユーザ端末300側(画面生成部342)が抽選結果画面530等を生成する場合に、記憶部330は、各種のアイコン画像等も記憶する。
上述した記憶デバイス404等が、このような記憶部330として機能しうる。
図12に戻って、制御部340は、ユーザ端末300全体を制御する。この制御部340は、例えば、ゲーム進行部341、及び、画面生成部342等を含んでいる。
ゲーム進行部341は、ゲームを実行し、操作受付部310にて受け付けたユーザの操作等に応じて、ゲームを進行させる。その際、ゲーム進行部341は、送受信部320を通じてゲームサーバ200との間でデータを送受信し、例えば、ゲーム管理情報331にて管理される情報と、ユーザ管理情報231にて管理される情報(対応するユーザの情報)とを同期させる。
また、上述した図9のガチャ選択画面510が表示部350に表示されている状態で、操作ボタン511〜513の何れかがユーザにより押下されると、ゲーム進行部341は、ゲームサーバ200にガチャの実行を要求する。
画面生成部342は、ゲーム画面等を生成する。つまり、ユーザがゲームを進めるための各種画面を生成する。
なお、上述したように、ガチャ選択画面510、挑戦受付画面520、及び、抽選結果画面530は、ゲームサーバ200側(提示部247)にて生成しているが、提示部247の代わりに、画面生成部342がこれらの画面を生成してもよい。
その場合、ゲームサーバ200側からユーザ端末300へは、変数として扱われる要素データだけが送られるようにし、送受信部320を通じて要素データを受信すると、画面生成部342は、その要素データと記憶部330に記憶される情報とに基づいて、各種画面を生成する。一例として、抽選結果画面530を生成する場合について説明すると、ゲームサーバ200側からユーザ端末300へは、抽選部245による抽選結果に関する情報(一例として、各アイテムID、ランク、及び、属性等の情報)だけが送られる。そして、画面生成部342は、この抽選結果に関する情報と、記憶部330に記憶されるアイテム画像やアイコン画像等とに基づいて、図11に示すような抽選結果画面530を生成する。つまり、みんなでステップアップガチャにおいて、ガチャに挑戦したユーザのユーザ端末300では、画面生成部342が、図11(a)に示すような抽選結果画面530を生成する。一方、参加している残りのユーザのユーザ端末300では、画面生成部342が、図11(b)に示すような抽選結果画面530を生成する。
制御部340は、この他にも、ゲームサーバ200から送られる報知情報等をゲーム画面に重畳させて、表示部350に表示させるなど、ゲームの進行に必要な処理を適宜実行する。
上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部340として機能しうる。
表示部350は、画面生成部342が生成したゲーム画面等を表示する。また、表示部350は、ゲームサーバ200から送られた各種画面(ガチャ選択画面510、挑戦受付画面520、及び、抽選結果画面530等)も表示する。なお、上述したように、これら各種画面をユーザ端末300側で生成してもよく、その場合でも、表示部350は、画面生成部342が生成した各種画面を表示する。
なお、上述した表示デバイス405等が、このような表示部350として機能しうる。
(ゲームサーバの動作)
以下、図3に示すような構成のゲームサーバ200の動作について図14を参照して説明する。なお、ゲームサーバ200は、ユーザ端末300にて実行されるゲームの進行全般を制御するが、その中において、最も特徴的なみんなでステップアップガチャにおけるアイテム抽選処理について説明する。
図14は、本実施形態に係るアイテム抽選処理の流れを示すフローチャートである。このアイテム抽選処理は、ゲームサーバ200において、みんなでステップアップガチャの実行が要求された場合の処理であり、例えば、図9に示すようなガチャ選択画面510が表示された複数のユーザ端末300において、選択ボタン513がそれぞれ押下され、みんなでステップアップガチャに参加するユーザが集まることで開始される。
まず、ゲームサーバ200は、参加する各ユーザの情報を収集して進行管理情報235を生成する(ステップS11)。
すなわち、制御部240(進行管理部242)は、みんなでステップアップガチャに参加する各ユーザの情報を収集し、上述した図7に示すような進行管理情報235を生成する。図7の例では、6人のユーザ(上述したように、ユーザA〜F)が、みんなでステップアップガチャに参加していることを示している。
ゲームサーバ200は、抽選条件情報を生成する(ステップS12)。
すなわち、制御部240(抽選条件生成部241)は、各ランクのアイテムを、構成割合に応じた数だけアイテム群232からそれぞれ抜き出し、図5に示すような抽選条件情報233を生成する。更に、制御部240は、所定数のプラチナランクのアイテムをアイテム群232から抜き出し、図6に示すような特別抽選条件情報234を生成する。
ゲームサーバ200は、今回のガチャが、先行するガチャであるか否かを判別する(ステップS13)。
例えば、制御部240は、今回が1,2回目のガチャである場合に、先行するガチャであると判別し、今回が3〜5回目のガチャである場合に、先行するガチャでない(後行するガチャである)と判別する。
ゲームサーバ200は、先行するガチャであると判別すると(ステップS13;Yes)、各ユーザのユーザ端末300に、共通する受付期間を設定する(ステップS14)。
例えば、制御部240(受付期間設定部243)は、図8(a)に示すように、ガチャに挑戦する申し込みの受け付けを開始する開始時期を時刻T1と定め、その時刻T1を、各ユーザA〜Fのユーザ端末300に対して設定する。また、受付期間設定部243は、ガチャに挑戦する申し込みの受け付けを終了する終了時期を時刻T2と定め、その時刻T2を、各ユーザA〜Fのユーザ端末300に対して設定する。これにより、先行するガチャにおいては、各ユーザA〜Fのユーザ端末300において、同時に受け付けが開始されることになる。
一方、先行するガチャでないと判別した場合(ステップS13;No)に、ゲームサーバ200は、先行するガチャに挑戦したユーザのユーザ端末300と、先行するガチャに挑戦していないユーザのユーザ端末300との間で、開始時期を異ならせた受付期間を設定する(ステップS15)。
例えば、制御部240は、図8(b)に示すように、開始時期を時刻T3,T4と2つ定め(一例として、時刻T4は、時刻T3より3秒遅い)、時刻T3を、先行するガチャに挑戦したユーザA,Dのユーザ端末300に対して設定し、時刻T4を、先行するガチャに挑戦していないユーザB,C,E,Fのユーザ端末300に対して設定する。また、受付期間設定部243は、終了時期を時刻T5と定め、その時刻T5を、各ユーザA〜Fのユーザ端末300に対して設定する。これにより、後行するガチャでは、先行するガチャに参加したユーザA,Dからの受け付けが、先行するガチャに参加していないユーザB,C,E,Fからの受け付けよりも先に開始されることになる。
ゲームサーバ200は、挑戦受付画面を生成して、参加する各ユーザのユーザ端末300に提示する(ステップS16)。
すなわち、制御部240(提示部247)は、図10に示すような挑戦受付画面520を生成して、参加した各ユーザのユーザ端末300に提示する。
ゲームサーバ200は、ガチャに挑戦するユーザが現れたか否かを判別する(ステップS17)。
すなわち、制御部240は、受付期間中において、挑戦受付画面520を提示した何れかのユーザ端末300にて、挑戦ボタン521が押下されたかどうか判別する。
ゲームサーバ200は、ガチャに挑戦するユーザが現れていないと判別すると(ステップS17;No)、受付期間が終了したか否かを判別する(ステップS18)。
すなわち、制御部240は、ステップ14又はステップ15にて設定した受付期間における終了時期が到来したかどうかを判別する。
ゲームサーバ200は、受付期間が終了していないと判別すると(ステップS18;No)、ステップS17に処理を戻す。
一方、受付期間が終了したと判別した場合(ステップS18;Yes)に、ゲームサーバ200は、アイテム抽選処理を途中で終了する。その場合、5回目までのガチャが完遂することなく、みんなでステップアップガチャが終了することになる。なお、受付期間が終了した場合でも、いきなりアイテム抽選処理を終了せずに、例えば、所定のリトライ確認画面を提示するなどし、何れかのユーザからリトライの要請があれば、挑戦受付画面520を提示し直して、再度、ガチャへの挑戦を受け付けるようにしてもよい。
また、上述したステップS17にて、ガチャに挑戦するユーザが現れたと判別した場合(ステップS17;Yes)に、ゲームサーバ200は、最先のユーザを特定する(ステップS19)。
すなわち、制御部240(ユーザ特定部244)は、参加した各ユーザのユーザ端末300に対しステップS14又はステップS15にて設定した受付期間内で最先に挑戦の申し込みを行ったユーザを特定する。
ゲームサーバ200は、アイテムの抽選を行う(ステップS20)。
すなわち、制御部240(抽選部245)は、1回目から4回目のガチャにおいて、抽選条件情報233に基づいて、1個のアイテムの抽選を行う。また、5回目のガチャにおいて、制御部240は、特別抽選条件情報234に基づいて、1個のアイテムの抽選を行う。
ゲームサーバ200は、当選したアイテムを挑戦したユーザに付与する(ステップS21)。
すなわち、制御部240(アイテム付与部248)は、挑戦したユーザ、つまり、ステップS19にて特定したユーザに、ステップS20にて抽選したアイテムを付与する。
ゲームサーバ200は、当選したアイテムを各ユーザに提示する(ステップS22)。
すなわち、制御部240(提示部247)は、例えば、挑戦したユーザのユーザ端末300に、図11(a)に示すような抽選結果画面530を提示すると共に、残りのユーザ(挑戦しなかったユーザ)のユーザ端末300に、図11(b)に示すような抽選結果画面530を提示する。
ゲームサーバ200は、5回目のガチャが終了したか否かを判別する(ステップS23)。
ゲームサーバ200は、5回目のガチャが終了していないと判別すると(ステップS23;No)、抽選条件情報を変更する(ステップS24)。
すなわち、制御部240(抽選条件変更部246)は、抽選条件情報233におけるプラチナランクのアイテムの当選確率を、所定の割合で上昇させる。なお、所定の割合で当選確率を上昇させる以外にも、各回のガチャに応じて定められた値の当選確率に、上昇させるようにしてもよい。
そして、ゲームサーバ200は、上述したステップS13に処理を戻す。
また、上述したステップS23にて、5回目のガチャが終了したと判別した場合(ステップS23;Yes)に、ゲームサーバ200は、アイテム抽選処理を終える。
このようなアイテム抽選処理により、みんなでステップアップガチャにおいて、後行するガチャ(一例として、3〜5回目のガチャ)では、先行するガチャ(一例として、1,2回目のガチャ)に挑戦したユーザのユーザ端末300の方が、先行するガチャに挑戦していないユーザのユーザ端末300よりも、早い開始時期が設定される。
これにより、後行するガチャにおいて、先行するガチャに参加したユーザからの受け付けが、先行するガチャに参加していないユーザからの受け付けよりも先に開始されることになる。
そのため、先行するガチャの重要性が高まり、挑戦しようとするユーザが多く現れるため、早押しにより先行するガチャが遅滞なく進行することが期待できる。また、後行するガチャには停滞する懸念がないため、そのまま、みんなでステップアップガチャ全体が停滞なく進行することになる。
この結果、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることができる。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、抽選条件変更部246が、みんなでステップアップガチャにおける各回のガチャにつき、抽選条件情報233におけるプラチナランクのアイテムの当選確率を、各回の抽選が進むにつれて上昇させる場合について説明したが、抽選条件変更部246が、挑戦受付画面520における挑戦ボタン521が押されたタイミングに基づいて、プラチナランクのアイテムの当選確率を上昇させるようにしてもよい。例えば、挑戦受付画面520における挑戦ボタン521が押されたタイミングが早いほど、プラチナランクのアイテムの当選確率を、所定の割合で当選確率を上昇させる場合よりも大きく上昇させるようにしてもよい。逆に、挑戦受付画面520における挑戦ボタン521が押されたタイミングが遅いほど、所定の割合で当選確率を上昇させる場合よりも小さく当選確率を上昇させてもよい。
具体的に抽選条件変更部246は、ユーザ特定部244が特定した最先のユーザにより押下された挑戦ボタン521の押下タイミングと、受付期間設定部243によりその最先のユーザのユーザ端末300に設定された受付期間の開始時期との時間差に基づいて、当選確率の上昇割合を変化させる。つまり、抽選条件変更部246は、時間差が小さいほど(早く押下されるほど)、所定の割合で当選確率を上昇させる場合よりも、当選確率を大きく上昇させ、逆に、時間差が大きいほど(遅く押下されるほど)、所定の割合で当選確率を上昇させる場合よりも、当選確率を小さく上昇させる。
この場合、挑戦ボタン521を早く押下するほど、当選確率がより上昇するため、みんなでステップアップガチャに参加するユーザが、より早く挑戦ボタン521を押下することが期待でき、みんなでステップアップガチャをより円滑に進行させることができる。
上記の実施形態では、先行するガチャ(一例として、1,2回目のガチャ)、後行するガチャ(一例として、3〜5回目のガチャ)のように「群(グループ)」で分けた場合について説明したが、先行するガチャと、後行するガチャとの分け方はこれに限られず適宜変更可能である。例えば、先行するガチャ(一例として、1回目のガチャ)、後行するガチャ(一例として、2回目のガチャ)や、先行するガチャ(一例として、2回目のガチャ)、後行するガチャ(一例として、3回目のガチャ)というように、単体ガチャで、先行するガチャと、後行するガチャとを分けてもよい。
上記の実施形態では、受付期間設定部243が、後行するガチャにおいて受付期間の開始期間を設定する際に、先行するガチャに挑戦したユーザの開始時期を、先行するガチャに挑戦していないユーザの開始時期よりも、一例として、3秒早める場合について説明したが、このような開始時期の早め方は一例であり、適宜変更可能である。例えば、3秒等に固定せずに、毎回リセットして早める時間を変化させてもよい。
また、前回のガチャでの時間差に累積していくようにして、早める時間が、順次変化していくようにしてもよい。例えば、前回のガチャで開始時期を他のユーザよりも1秒早めたユーザ(先行するガチャに挑戦したユーザ)に対して、今回のガチャでは、前回の1秒に今回の1秒を累積させて開始時期を2秒早めて設定してもよい。なお、早める時間が減るように累積してもよい。例えば、前回のガチャで開始時期を他のユーザよりも5秒早めたユーザに対して、今回のガチャでは、前回の5秒に今回の−2秒を累積させて開始時期を3秒早めて設定してもよい。
このように、開始時期の早め方を毎回変化させることで、どの位のアドバンテージがあるのか、先行するガチャに挑戦したユーザ(早められる側のユーザ)や、先行するガチャに挑戦していないユーザ(遅らせられる側のユーザ)にも分からないため、後行するガチャにおいても、各ユーザに対して早押しを促すことができる。
上記の実施形態では、みんなでステップアップガチャの各回のガチャにおいて、1個のアイテムを抽選する場合について説明したが、例えば、複数のアイテムを抽選する場合にも適宜適用可能である。
上記の実施形態では、専用のゲームサーバ200やユーザ端末300を用いる場合について説明したが、このようなゲームサーバ200やユーザ端末300の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等に適用することで、当該パーソナルコンピュータをゲームサーバ200やユーザ端末300として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットといった通信ネットワークを介して配布してもよい。
(まとめ)
本発明の第1の観点に係るゲームシステムは、所定の抽選ゲームが複数回に亘って継続され、当該各抽選ゲームにつき、複数のユーザのうちの1人が挑戦できるゲーム(例えば、みんなでステップアップガチャ)を提供するゲームシステムであって、受付部、設定部、抽選部、及び、提示部を備えている。
受付部は、各抽選ゲーム(例えば、みんなでステップアップガチャにおける各回のガチャ)につき、挑戦を望むユーザからの申し込みをそれぞれ受け付ける。設定部は、各抽選ゲームにつき、受付部にて受け付けを開始する開始時期を、複数のユーザに対してそれぞれ設定する。
また、抽選部は、各抽選ゲームにつき、前記開始時期以降に前記受付部が受け付けたユーザのうち、最先のユーザが挑戦する前記抽選ゲームを実施する。提示部は、各抽選ゲームにつき、抽選部による抽選結果を前記複数のユーザに提示する。
なお、各抽選ゲームにおいて、先行する第1の抽選ゲーム(例えば、1,2回目のガチャ)よりも、後行する第2の抽選ゲーム(例えば、3〜5回目のガチャ)の方が、優遇された抽選結果となり易く規定されており、そして、設定部は、第2の抽選ゲームについての開始時期を設定する際に、第1の抽選ゲームに挑戦したユーザに対する開始時期を、第1の抽選ゲームに挑戦していないユーザに対する開始時期よりも早い時期に設定する。
これにより、後行する第2の抽選ゲームにおいて、先行する第1の抽選ゲームに参加したユーザからの受け付けが、第1の抽選ゲームに参加していないユーザからの受け付けよりも先に開始されることになる。そのため、第1の抽選ゲームの重要性が高まり、挑戦しようとするユーザが多く現れるため、早押しにより第1の抽選ゲームが遅滞なく進行することが期待できる。また、第2の抽選ゲームには停滞する懸念がないため、そのまま、抽選ゲーム全体が停滞なく進行することになる。
この結果、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることができる。
また、上記ゲームシステムにおいて、設定部は、第2の抽選ゲームについての開始時期を設定する際において、第1の抽選ゲームに挑戦したユーザに対する開始時期を、第1の抽選ゲームに挑戦していないユーザに対する開始時期との差が、抽選ゲーム毎に異なるように早めてもよい。
この場合、開始時期の差が抽選ゲーム毎に異なることで、どの位のアドバンテージがあるのか、第1の抽選ゲームに挑戦したユーザ(早められる側のユーザ)や、第1の抽選ゲームに挑戦していないユーザ(遅らせられる側のユーザ)にも分からないため、第2の抽選ゲームにおいても、各ユーザに対して早押しを促すことができる。
また、上記ゲームシステムにおいて、設定部は、各抽選ゲームにつき、受付部にて受け付けを終了する終了時期を複数のユーザに対して共通に設定し、受付部は、各抽選ゲームにつき、複数のユーザからの申し込みの受け付けを、終了時期までに制限してもよい。
この場合、申し込みの受け付けに期限を設けているため、複数のユーザがそれぞれに、継続方式の抽選ゲームを完遂させるという使命感が働き、挑戦しようとするユーザが現れ易くなることが期待できる。
また、上記ゲームシステムにおいて、継続される抽選ゲームの数が増えるにつれて、抽選ゲームに挑戦する際の対価が上昇するように規定されており、抽選部は、各抽選ゲームにつき、挑戦する最先のユーザから前記対価を徴収してもよい。
この場合、第1の抽選ゲームの方が、支払うべき対価が低く規定されているため、第1の抽選ゲームに挑戦しようとするユーザが現れ易くなることが期待できる。
また、上記ゲームシステムにおいて、抽選部は、継続される抽選ゲームの数が増えるにつれて、優遇された抽選結果となり易く規定された抽選条件に基づいて、各抽選ゲームをそれぞれ実施してもよい。例えば、抽選条件における高ランクのアイテムの当選確率が、継続される抽選ゲームの数が増えるにつれて上昇するようにしてもよい。
この場合、優遇された抽選結果となり易い第2の抽選ゲームに挑戦できるように、まずは、第1の抽選ゲームに挑戦しようとするユーザが現れ易くなることが期待できる。
また、上記ゲームシステムにおいて、最先のユーザが挑戦する抽選ゲームの抽選条件を、当該最先のユーザに設定されていた開始時期と、当該最先のユーザの申し込みを受け付けた受付時期との時間差に基づいて変更する変更部を更に備えてもよい。例えば、変更部は、時間差が小さいほど(早く押下されるほど)、所定の割合で当選確率を上昇させる場合よりも、当選確率を大きく上昇させ、逆に、時間差が大きいほど(遅く押下されるほど)、所定の割合で当選確率を上昇させる場合よりも、当選確率を小さく上昇させるようにしてもよい。
この場合、各ユーザに対して有効に、早押しを促すことができる。
本発明の第2の観点に係る抽選方法は、所定の抽選ゲームが複数回に亘って継続され、当該各抽選ゲームにつき、複数のユーザのうちの1人が挑戦できるゲームを提供するサーバ装置の抽選方法であって、受付ステップ、設定ステップ、抽選ステップ、及び、提示ステップと、を備えている。
すなわち、第2の観点に係る抽選方法は、第1の観点に係るゲームシステムと同様に、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることができる。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、所定の抽選ゲームが複数回に亘って継続され、当該各抽選ゲームにつき、複数のユーザのうちの1人が挑戦できるゲームを提供するコンピュータを、受付部、設定部、抽選部、及び、提示部として機能させる。
すなわち、第3の観点に係るプログラムは、第1の観点に係るゲームシステムと同様に、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、複数のユーザが参加した継続方式の抽選ゲームを円滑に進行させることのできるゲームシステム、抽選方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
100 ゲームシステム
200 ゲームサーバ
210 受信部
220 送信部
230 記憶部
231 ユーザ管理情報
232 アイテム群
233 抽選条件情報
234 特別抽選条件情報
235 進行管理情報
240 制御部
241 抽選条件生成部
242 進行管理部
243 受付期間設定部
244 ユーザ特定部
245 抽選部
246 抽選条件変更部
247 提示部
248 アイテム付与部
300 ユーザ端末
310 操作受付部
320 送受信部
330 記憶部
331 ゲーム管理情報
340 制御部
341 ゲーム進行部
342 画面生成部
350 表示部
400 情報処理装置
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 記憶デバイス
405 表示デバイス
406 通信デバイス
407 操作デバイス
900 インターネット

Claims (8)

  1. 所定の抽選ゲームが複数回に亘って継続され、当該各抽選ゲームにつき、複数のユーザのうちの1人が挑戦できるゲームを提供するゲームシステムであって、
    前記各抽選ゲームにつき、挑戦を望むユーザからの申し込みをそれぞれ受け付ける受付部と、
    前記各抽選ゲームにつき、前記受付部にて受け付けを開始する開始時期を、前記複数のユーザに対してそれぞれ設定する設定部と、
    前記各抽選ゲームにつき、前記開始時期以降に前記受付部が受け付けたユーザのうち、最先のユーザが挑戦する前記抽選ゲームを実施する抽選部と、
    前記各抽選ゲームにつき、前記抽選部による抽選結果を前記複数のユーザに提示する提示部と、を備え、
    前記各抽選ゲームにおいて、先行する第1の抽選ゲームよりも、後行する第2の抽選ゲームの方が、優遇された抽選結果となり易く規定されており、
    前記設定部は、前記第2の抽選ゲームについての前記開始時期を設定する際に、前記第1の抽選ゲームに挑戦したユーザに対する前記開始時期を、前記第1の抽選ゲームに挑戦していないユーザに対する前記開始時期よりも早い時期に設定する、
    ことを特徴とするゲームシステム。
  2. 前記設定部は、前記第2の抽選ゲームについての前記開始時期を設定する際において、前記第1の抽選ゲームに挑戦したユーザに対する前記開始時期を、前記第1の抽選ゲームに挑戦していないユーザに対する前記開始時期との差が、抽選ゲーム毎に異なるように早める、
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲームシステム。
  3. 前記設定部は、前記各抽選ゲームにつき、前記受付部にて受け付けを終了する終了時期を前記複数のユーザに対して共通に設定し、
    前記受付部は、前記各抽選ゲームにつき、前記複数のユーザからの申し込みの受け付けを、前記終了時期までに制限する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲームシステム。
  4. 継続される前記抽選ゲームの数が増えるにつれて、前記抽選ゲームに挑戦する際の対価が上昇するように規定されており、
    前記抽選部は、前記各抽選ゲームにつき、挑戦する前記最先のユーザから前記対価を徴収する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のゲームシステム。
  5. 前記抽選部は、継続される前記抽選ゲームの数が増えるにつれて、優遇された抽選結果となり易く規定された抽選条件に基づいて、前記各抽選ゲームをそれぞれ実施する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のゲームシステム。
  6. 前記最先のユーザが挑戦する前記抽選ゲームの前記抽選条件を、当該最先のユーザに設定されていた前記開始時期と、当該最先のユーザの申し込みを受け付けた受付時期との時間差に基づいて変更する変更部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のゲームシステム。
  7. 所定の抽選ゲームが複数回に亘って継続され、当該各抽選ゲームにつき、複数のユーザのうちの1人が挑戦できるゲームを提供するサーバ装置の抽選方法であって、
    前記各抽選ゲームにつき、挑戦を望むユーザからの申し込みをそれぞれ受け付ける受付ステップと、
    前記各抽選ゲームにつき、前記受付ステップにて受け付けを開始する開始時期を、前記複数のユーザに対してそれぞれ設定する設定ステップと、
    前記各抽選ゲームにつき、前記開始時期以降に前記受付ステップにて受け付けたユーザのうち、最先のユーザが挑戦する前記抽選ゲームを実施する抽選ステップと、
    前記各抽選ゲームにつき、前記抽選ステップによる抽選結果を前記複数のユーザに提示する提示ステップと、を備え、
    前記各抽選ゲームにおいて、先行する第1の抽選ゲームよりも、後行する第2の抽選ゲームの方が、優遇された抽選結果となり易く規定されており、
    前記設定ステップでは、前記第2の抽選ゲームについての前記開始時期を設定する際に、前記第1の抽選ゲームに挑戦したユーザに対する前記開始時期を、前記第1の抽選ゲームに挑戦していないユーザに対する前記開始時期よりも早い時期に設定する、
    ことを特徴とする抽選方法。
  8. 所定の抽選ゲームが複数回に亘って継続され、当該各抽選ゲームにつき、複数のユーザのうちの1人が挑戦できるゲームを提供するコンピュータを、
    前記各抽選ゲームにつき、挑戦を望むユーザからの申し込みをそれぞれ受け付ける受付部、
    前記各抽選ゲームにつき、前記受付部にて受け付けを開始する開始時期を、前記複数のユーザに対してそれぞれ設定する設定部、
    前記各抽選ゲームにつき、前記開始時期以降に前記受付部が受け付けたユーザのうち、最先のユーザが挑戦する前記抽選ゲームを実施する抽選部、
    前記各抽選ゲームにつき、前記抽選部による抽選結果を前記複数のユーザに提示する提示部、として機能させ、
    前記各抽選ゲームにおいて、先行する第1の抽選ゲームよりも、後行する第2の抽選ゲームの方が、優遇された抽選結果となり易く規定されており、
    前記設定部は、前記第2の抽選ゲームについての前記開始時期を設定する際に、前記第1の抽選ゲームに挑戦したユーザに対する前記開始時期を、前記第1の抽選ゲームに挑戦していないユーザに対する前記開始時期よりも早い時期に設定する、
    ように機能させることを特徴とするプログラム。
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