JP2019107046A - カメラユニット内蔵歯科用インスツルメント及び該歯科用インスツルメントに内蔵するカメラユニットの製造方法 - Google Patents
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一方、近年においては、患部の治療、処置等を行う際に、当該患部やその周辺部位の画像を視覚による画像認識で確認するために、歯科用インスツルメント本体のヘッド部近傍に患部撮像用の小型のカメラを内蔵したカメラユニット内蔵歯科用インスツルメントも提案され実用化されている。
しかし、この特許文献1の撮像ユニットの場合、前記CCD枠とコネクタ本体との間に生じる隙間はレーザ光照射により溶接して封止する構成であり、また、前記気密保持パイプとCCD枠との突き当て部、及び、前記気密保持パイプとレンズ枠との重ね合わせ部も各々レーザ光照射により溶接して封止する複雑な構成であり、溶融ガラスのみで撮像ユニットに生じる隙間部を封止するものではない。
前記耐熱性ケーブルの前記カメラユニットの筐体の他端部からの導出部における隙間部に硬化前の硬化部材を付着させ硬化させて前記隙間部を硬化部材によって気密に封止する工程を含む一連の簡略な工程により、筐体の一端部を気密封止するとともに、この一端部に撮像窓を兼ねる硬化した硬化部材からなり前記撮像素子と一体化したレンズを備え、筐体の他端部の隙間部も気密封止した構成で、滅菌・消毒対応型のカメラユニットを得ることができる歯科用インスツルメントに内蔵するカメラユニットの製造方法を提供することができる。
尚、図17に示すカメラユニット内蔵歯科用シリンジ71において、実施例1の場合と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
2 ハンドピース本体
3 ヘッド部
4 切削工具
5 カメラ本体収容穴部
6 グリップ部
7 収容突部
8 エアータービン
10 カップリング
10a カップリング部
10b カップリング部
11 歯科用ホース部
12 接続ホース
13 空気パイプ
14 水パイプ
15 電気ケーブル
16 光源部
17 ロッドファイバ
21 空気流路系
22 水流路系
31 カメラユニット
31A カメラユニット
32 カメラ本体
33 耐熱性ケーブル
34 防水コネクタ(メス)
35 スリーブ(筐体)
36 撮像用透明体
37 絞り体
38 レンズ
39 保持基板
39A メッシュ状板
39b 貫通穴
39c メッシュ穴
40 撮像素子
41 端部板
42a 溶融ガラス
42b 溶融ガラス
43 コネクタ(オス)
44 撮像信号出力ケーブル
51 エアーガイド
52 ガイド筒
52a 端板部
53 内側筒部
53a 内孔
54 外側筒部
55 空気流通穴部
56 仕切り片
57 空気分岐管路
60 表示手段
71 カメラユニット内蔵歯科用シリンジ
72 シリンジ本体
73 噴射ノズル
74 収容突部
81 カメラユニット内蔵歯科用スケーラ
82 スケーラ本体
83 歯科用チップ
84 収容突部
91 型
92 成型面
93 硬化した溶融ガラス
93a 硬化前の溶融ガラス
94 レンズ
94a 硬化前のレンズ
95 硬化した溶融ガラス
P 患部
Claims (11)
- 滅菌・消毒対応型の歯科用インスツルメント本体のヘッド部の近傍に、撮像窓を有するカメラユニットを内蔵したカメラユニット内蔵歯科用インスツルメントであって、
前記カメラユニットには、少なくともレンズと、
前記カメラユニットの外部に撮像信号を出力可能とした撮像素子とを内蔵し、
前記カメラユニットの内部を密封するために、このカメラユニットに生ずる隙間部を硬化部材で封止し、
前記硬化部材は初期状態では流動体であって少なくとも熱、光、紫外線、化学反応、酸素のいずれかの変化で硬化して固体化し、固体状態ではオートクレーブ滅菌温度で耐熱性を有した部材であることを特徴とするカメラユニット内蔵歯科用インスツルメント。 - 前記隙間部は、前記撮像窓の外周部とカメラユニットの筐体との間、及び、前記撮像素子に接続される耐熱性ケーブルにおける前記カメラユニットの筐体からの導出部に生ずる隙間であることを特徴とする請求項1記載のカメラユニット内蔵歯科用インスツルメント。
- 滅菌・消毒対応型の歯科用インスツルメント本体のヘッド部の近傍に、撮像窓を有するカメラユニットを内蔵したカメラユニット内蔵歯科用インスツルメントであって、
前記カメラユニットは、撮像窓を兼ねるレンズと、内蔵した保持基板により保持した撮像素子とを備えるとともに、前記撮像素子による撮像信号を耐熱性ケーブルを経て前記カメラユニットの外部に出力可能とし、
前記撮像窓を兼ねるレンズが硬化部材によって成形されるとともに、硬化部材により前記撮像窓を兼ねるレンズとカメラユニットとの隙間を気密に封止し、かつ、前記レンズと撮像素子とを一体化し、
前記耐熱性ケーブルの前記カメラユニットの筐体からの導出部における隙間部を前記硬化部材によって封止し、
前記硬化部材は、初期状態では流動体であって少なくとも熱、光、紫外線、化学反応、酸素のいずれかの変化を与えることによって硬化して固体化し、固体状態ではオートクレーブ滅菌温度で耐熱性を有し、かつ可視光を透過する部材であることを特徴とするカメラユニット内蔵歯科用インスツルメント。 - 前記保持基板は、平板又はメッシュ状板により形成され、前記硬化部材の硬化時における空気抜き用の貫通穴又はメッシュ穴を備えることを特徴とする請求項3記載のカメラユニット内蔵歯科用インスツルメント。
- 前記硬化部材は溶融ガラスであることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のカメラユニット内蔵歯科用インスツルメント。
- 前記歯科用インスツルメントは、歯科用ハンドピースである請求項1乃至5のいずれかに記載のカメラユニット内蔵歯科用インスツルメント。
- 前記歯科用インスツルメントは、歯科用シリンジである請求項1乃至5のいずれかに記載のカメラユニット内蔵歯科用インスツルメント。
- 前記歯科用インスツルメントは、歯科用スケーラである請求項1乃至5のいずれかに記載のカメラユニット内蔵歯科用インスツルメント。
- レンズ用の成型面を有する型に硬化前の硬化部材を入れる工程と、
前記型内の硬化前の硬化部材に、撮像素子を保持し、空気流通部を有するとともに撮像素子用の耐熱性ケーブルを接続配置した保持基板を内装したカメラユニットを構成する筐体の一端部を埋入し、前記筐体の一端部側に撮像窓を兼ねる硬化前のレンズを形成しこのレンズの外周部で前記筐体の一端部外周を覆う工程と、
前記筐体の一端部内側から撮像素子側に浸入する硬化前の硬化部材の一部により前記筐体内壁、保持基板の撮像素子側の一面、撮像素子により画される領域を充満させる工程と、
前記筐体の他端部側から前記空気流通部を経て前記硬化前の硬化部材に空気吸引力を作用して前記硬化部材を硬化させ、硬化時に発生する空気を前記空気流通部から逃がした後離型する工程と、
前記耐熱性ケーブルの前記カメラユニットの筐体の他端部からの導出部における隙間部に硬化前の硬化部材を付着させ硬化させて前記隙間部を硬化部材によって気密に封止する工程と、
を含み、
前記筐体の一端部の隙間部が封止され、かつ、この一端部に撮像窓を兼ねる硬化した硬化部材からなり前記撮像素子と一体化したレンズを備え、前記筐体の他端部の隙間部が封止されたカメラユニットを得ることを特徴とし、
前記硬化部材は、初期状態では流動体であって少なくとも熱、光、紫外線、化学反応、酸素のいずれかの変化を与えることによって硬化して固体化し、固体状態ではオートクレーブ滅菌温度で耐熱性を有し、かつ可視光を透過する部材であることを特徴とする歯科用インスツルメントに内蔵するカメラユニットの製造方法。 - 前記空気流通部は、前記保持基板に設けた貫通穴により、又は、前記保持基板であるメッシュ状板のメッシュ穴により形成されることを特徴とする請求項9に記載の歯科用インスツルメントに内蔵するカメラユニットの製造方法。
- 前記硬化部材は、溶融ガラスであることを特徴とする請求項9又は10のいずれかに記載の歯科用インスツルメントに内蔵するカメラユニットの製造方法。
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