JP2019106759A - レゾルバステータ構造 - Google Patents

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彰介 平
Shosuke Taira
彰介 平
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Abstract

【課題】本発明は、レゾルバを回転装置の回転軸に接続しやすくすると共に、簡単に回転装置の回転数又は回転角を検出することである。【解決手段】本発明によるレゾルバステータ構造は、レゾルバ(3)を保持するレゾルバ保持体(1)と、前記レゾルバ保持体(1)の裏面(1B)に輪状に形成された輪状突起部(50)と、前記輪状突起部(50)の内側に設けられたレゾルバステータ(3b)と、を備え、前記レゾルバステータ(3b)を有するレゾルバ保持体(1)を相手側(8)に装着する場合、前記相手側(8)の輪状凹部(7a)内に、輪状弾性体(7)を介して前記輪状突起部(50)を押入又は嵌入又は圧入させるようにした構成である。【選択図】図1

Description

本発明は、レゾルバステータ構造に関し、特に、レゾルバ保持体上の一部に、三角形又は輪形等からなる輪状突起部を設け、この輪状突起部を相手側の輪状凹部内に輪状弾性体を介して押入又は嵌入又は圧入することにより、簡単な加工でレゾルバと相手側を防水性及び気密性を保って密合するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバステータ構造としては、特許公報名等を開示していないが、一般に、図3及び図4に示される構成を挙げることができる。
すなわち、図3に示される従来構成においては、レゾルバ3(図示せず)を内蔵したレゾルバ保持体1の表面1aに輪状凹部7aが形成されている。
前記輪状凹部7a内には、ゴム等のOリングからなる輪状弾性体7が内設されている。
前記表面1aと、例えば、エンジン等からなる相手側との間には隙間10が形成され、この相手側8に対してねじ等で、前記レゾルバ保持体1を締めることにより、前記表面1aを前記相手側8に密合し、前記輪状弾性体7が前記輪状凹部7a内で弾性的に変形し、前記レゾルバ3のレベル保持体1と相手側8との密合接続が完了する。
また、図4で示す従来構成においては、前述の図3の構成の逆構成であり、前記相手側8に輪状凹部7aが形成され、この輪状凹部7a内に輪状弾性体7が設けられている。
次に、前記レゾルバ3を有するレゾルバ保持体1の表面1aに相手側8を密合させ、前記輪状弾性体7が変形すると同時に、前記相手側8と前記レゾルバ保持体1とが密合する。
また、図5及び図6で示される特許文献1の従来構成におけるモータエンコーダを挙げることができる。特許文献1は回転検出器としてレゾルバを用いたものとして、図5及び図6で示される構成が従来例として用いられている。
すなわち、図5において、符号1で示されるものはモータ等のハウジングであり、このハウジング1の保持用凹部2内にはレゾルバ3が設けられ、このレゾルバ3のロータ4には、モータ等の軸5が接続されている。
前記ハウジング1の開口6には、Oリング7を介して蓋8が設けられ、この蓋8の一部に形成された案内孔9にはレゾルバ3からの信号線7aが貫通して外部に導出されている。
前記案内孔9には樹脂ポッティング等による封止部11が形成され、レゾルバ3に対する防水性が得られるように構成されている。
また、図6は他の従来構成を示すもので、図5と同一又は同等部分には同一符号を付し、その説明は省略すると共に、図5とは異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、ハウジング1の保持用凹部2に連通して連通孔20が形成され、この連通孔20は前記ハウジング1に接続された図示しないモータ等に連通し、レゾルバ3の信号線7aが前記モータ側に接続されている。
特開2009−133632号公報
従来の構成は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、一対の物体をOリングを介して充填圧縮を伴って密合させるためには、精密な平面が必要で、この平面の平面密度を向上させるには、追加工、2次、3次成形によって平面を鏡面化していた。
また、成形後の樹脂が歪むために、1回の成形で平面を形成することは極めて困難であった。
また、レゾルバを有するレゾルバ保持体とエンジン等の相手側とを、Oリング、角リング等と組み合わせて密封型とした密封構造用部品は、平面とゴム部品用の溝でゴムを充填圧縮させ、機密構造としていたため、ゴムを充填圧縮するためには、レゾルバ保持体の全体面を、超精密な平面とすることが必須であった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、レゾルバ保持体上でレゾルバを囲うように、三角形又は丸形等の輪状形からなる輪状突起部を設け、この輪状突起部を相手側の輪状凹部内に前述の輪状弾性体を介して押入又は嵌入又は圧入することにより、簡単な加工でレゾルバと相手側を密合することを目的とする。
本発明によるレゾルバステータ構造は、レゾルバを保持するレゾルバ保持体と、前記レゾルバ保持体の裏面に輪状に形成された輪状突起部と、前記輪状突起部の内側に設けられたレゾルバステータと、を備え、前記レゾルバステータを有するレゾルバ保持体を相手側に装着する時、前記相手側の輪状凹部内に、輪状弾性体を介して前記輪状突起部を押入又は嵌入又は圧入させるようにした構成であり、また、前記輪状突起部の前記輪状弾性体と接する面は、平面からなるようにした構成であり、また、前記輪状突起部は、前記輪状弾性体に対応して形成されている構成であり、また、前記輪状弾性体は断面でみて、円、角の何れかよりなり、平面でみて、三角形、円形、四角形の何れかからなる構成である。
本発明によるレゾルバステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、レゾルバを保持するレゾルバ保持体と、前記レゾルバ保持体の裏面に輪状に形成された輪状突起部と、前記輪状突起部の内側に設けられたレゾルバステータと、を備え、前記レゾルバステータを有するレゾルバ保持体を相手側に装着する時、前記相手側の輪状凹部内に、輪状弾性体を介して前記輪状突起部を押入又は嵌入又は圧入させるように構成したことにより、従来は、輪状な円盤面全体を高精度に平面化しなければならなかったが、本発明では、輪状突起部を形成し、この輪状突起部の平面のみを高精度に平面化させ、この平面上のみにOリングを当接させ、Oリングを輪状凹部内で充填圧縮することにより、従来の密封用の2次、3次成形が不要となる。
また、前記輪状突起部の前記Oリングと接する面は、平面からなるように構成したことにより、前述と同様に輪状弾性体と輪状突起部との間の精密密合は極めて簡単に行うことができる。
また、前記輪状突起部は、前記輪状弾性体に対応して形成されていることにより、レゾルバ保持体の表面のうち、輪状弾性体と接する輪状突起部の平面のみであるため、精密平面化の作業に要する時間とコストは、従来よりも大幅に少なくすることができる。
また、前記輪状弾性体は、三角形、円形、四角形の何れか1つからなることにより、レゾルバの大きさに合わせて簡単に平面化ができる。
本発明によるレゾルバステータ構造の合体状態を示す平面図である。 図1のA−A断面、すなわち合体前の状態を示す断面図である。 従来のレゾルバステータ構造の断面図である。 図3の他のレゾルバステータ構造の断面図である。 図3の他のレゾルバステータ構造の断面図である。 図5の他のレゾルバステータ構造の断面図である。
本発明は、レゾルバ保持体上の一部に、平面でみて三角形又は円形等からなる輪状突起部を設け、この輪状突起部を相手側の輪状凹部内に輪状弾性体を介して押入又は嵌入又は圧入することにより、簡単な加工でレゾルバと相手側を密合することができる。
以下、図面と共に本発明によるレゾルバステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、レゾルバ保持体であり、前記レゾルバ保持体1の周縁には、その半径方向に沿って突出する3個の取付部30と、前記レゾルバ保持体1の周縁の下部1Cには、複数の端子ピン31aを有し、下方に向けかつ一体状に垂下する端子ピン保持部31が形成されている。
尚、前記端子ピン保持部31には、前述のように直線状に間隔をおいて複数の端子ピン31aが設けられている。
前記レゾルバ保持体1は、レゾルバ3を構成するための基本的な部材であり、前記レゾルバ保持体1の中心位置には、レゾルバステータ3b及び前記レゾルバ3のロータが回転自在に設けられている。
図1において、点線にて示されるものは、エンジン、クランク及びその他の回転軸(図示せず)を有する四角状の物体は回転装置からなる相手側であり、前記相手側8は、前述の車関係だけではなく、相手側8の回転軸(図示せず)の回転及び回転角度を検出する場合に用いられる。
前記レゾルバ保持体1の周縁には、90度毎に半径方向に沿って外方へ突出する3個の取付部30が形成され、各取付部30には、前記相手側8に取付けるためのねじ(図示せず)用の取付孔30aが設けられている。
前記レゾルバ保持体1の下部1Cへ延設された端子ピン保持部31には、前述の複数の端子ピン31aがインサート成形されている。
図1及び図2の構成は、前記相手側8の相手側表面8Aにレゾルバ保持体1を重合することを示し、前記相手側8と前記レゾルバ保持体1とを重合した時に、レゾルバ3を外部に対して防水及び気密状態となるように構成されている。
前述の図1と図2の状態は、エンジン等の相手側8に対して、まさに、前記レゾルバ保持体1を輪状弾性体7を介して一体化状とする直前の事を示している。
前記レゾルバ3のレゾルバ保持体1については、前述したように構成されているが、平面でみて、前記レゾルバ保持体1の裏面1Bには、図1の三角形をなす輪状突起部50が前記相手側8に向けて突出して形成されている。
さらに、図2の状態で、前記輪状突起部50を前記レゾルバ保持体1と共に前進させて押入すると、前記輪状突起部50が前記輪状弾性体7を前記輪状凹部7a内で押入・圧縮するため、前記輪状突起部50が前記輪状凹部7a内に挿入されると、前記輪状弾性体7は、前記輪状凹部7a内で押入・圧縮状態となる。
また、前記輪状突起部50の平面80は、その幅Wによる表面積が前記レゾルバ保持体1の表面1Aの全体の面積に比して極端に小さいため、密封用平面を形成するための前記レゾルバ保持体1の成形時における従来の、2次、3次成形が必要でなくなり、前記平面80の精密平面化のコストを安価とし、前記輪状弾性体7と前記平面80との高精度な密着性を簡単に得ることができる。
尚、本発明によるレゾルバステータ構造の要旨は、次の通りである。
すなわち、レゾルバ3を保持するレゾルバ保持体1と、前記レゾルバ保持体1の裏面1Bに輪状に形成された輪状突起部50と、前記輪状突起部50の内側に設けられたレゾルバステータ3bと、を備え、前記レゾルバステータ3bを有するレゾルバ保持体1を相手側8に装着する時、前記相手側8の輪状凹部7a内に、輪状弾性体7を介して前記輪状突起部50を押入又は嵌入又は圧入させるようにした構成であり、また、前記輪状突起部50の前記輪状弾性体7と接する面は、平面80からなるようにした構成であり、また、前記輪状突起部50は、前記輪状弾性体7に対応して形成されている構成であり、また、前記輪状弾性体7は、三角形、円形、四角形の何れか1個からなる構成である。
本発明によるレゾルバステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような利用可能性がある。
すなわち、レゾルバ保持体上の一部に、輪状突起部50を輪状に形成し、その頂面である平面に輪状弾性体7を密合するため、簡単に防水及び気密の作用を簡単にかつ安く得ることができる。
1 レゾルバ保持体
1A 表面
1B 裏面
1C 下部
3 レゾルバ
3b レゾルバステータ
4 ロータ
7 輪状弾性体
7a 輪状凹部
8 相手側(回転装置)
8A 相手側表面
30 取付部
31 端子ピン保持部
31a 端子ピン
50 輪状突起部
80 平面

Claims (4)

  1. レゾルバ(3)を保持するレゾルバ保持体(1)と、前記レゾルバ保持体(1)の裏面(1B)に輪状に形成された輪状突起部(50)と、前記輪状突起部(50)の内側に設けられたレゾルバステータ(3b)と、を備え、
    前記レゾルバステータ(3b)を有するレゾルバ保持体(1)を相手側(8)に装着する時、前記相手側(8)の輪状凹部(7a)内に、輪状弾性体(7)を介して前記輪状突起部(50)を押入又は嵌入又は圧入させるように構成したことを特徴とするレゾルバステータ構造。
  2. 前記輪状突起部(50)の前記輪状弾性体(7)と接する面は、平面(80)からなるように構成したことを特徴とする請求項1記載のレゾルバステータ構造。
  3. 前記輪状突起部(50)は、前記輪状弾性体(7)に対応して形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のレゾルバステータ構造。
  4. 前記輪状弾性体(7)は、三角形、円形、四角形の何れか1個からなることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のレゾルバステータ構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61129386A (ja) * 1984-11-28 1986-06-17 本田技研工業株式会社 車両用駆動輪懸架装置
JP2010138987A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Toppan Printing Co Ltd 防水用パッキング及びそれを用いた嵌合組立機器
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