JP2019105771A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】IDカードとして好適な情報処理装置を提供し、簡単な操作で様々なコンテンツを切替え表示できるようにする。【解決手段】情報処理装置10は、表示部12と、表示部12に表示画面が表示されている状態での情報処理装置10の上下の向き、及び情報処理装置10の変位を検出する姿勢検出部(加速度センサー15、角速度センサー16、判定部22)と、姿勢検出部により検出された情報処理装置10の向きが上下順方向である場合に、所定のコンテンツを表示部12に表示させ、姿勢検出部により検出された情報処理装置10の向きが上下逆方向である場合に、姿勢検出部により検出された情報処理装置10の変位に応じて表示部12に表示されるコンテンツを変更する制御部21と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、表示部を備える携帯可能な情報処理装置に関し、特に表示部の表示を切り替える技術に関する。
情報処理装置には、画像を表示部に表示する際に、当該装置の傾きを検出して、この検出した傾きに応じて表示部における画像の表示の向きを変更するものがある(特許文献1及び特許文献2を参照)。また、このような情報処理装置として、装置の傾きを検出して、この検出した傾きに応じて表示部における情報の画面レイアウトを変更するものもある(特許文献3を参照)。
更に、上記のように装置の傾きに応じて表示部における画像の表示の向きを変更しながらも、操作者によって当該装置が振られたときに当該振れの加速度が予め定められた値よりも大きい場合には、表示部における表示の向きの変更を禁止するものがある(特許文献4を参照)。
特許5423894号 特開2012−014022号公報 特開2012−247959号公報 特開2010−193066号公報
ここで、社員証などのIDカードに代えて、上記のような情報処理装置を用いることが考えられる。ただし、IDカードはストラップ等によりユーザーの首にぶら下げられる等により使用され、対面する他人に、顔写真、所属部署などのユーザー情報(コンテンツ)を見せる必要があるため、情報処理装置をIDカードの代わりとして用いる場合は、顔写真、所属部署などのユーザー情報を表示部に常に表示させることが求められると共に、更に、他の様々なコンテンツを表示部に切替えて表示可能にすることも望まれる。
しかしながら、上記特許文献1乃至4では、装置の傾きに応じて、表示部における画像の表示を変更するため、装置がストラップでユーザーの首にぶら下げられたときに装置が傾くと、表示部に表示されている上記ユーザー情報が変更されることになり、IDカードの代わりとしては使い勝手が悪い。また、上記特許文献4に記載の技術の場合も、装置が振られたときの振れの加速度が予め定められた値よりも大きい場合に、表示部における表示の向きの変更を禁止するだけであるので、装置が触れたときには表示部に表示されている上記ユーザー情報が変更されてしまい、IDカードの代わりとしては不都合である。
また、上記特許文献1乃至4に記載された技術により、他の様々な画像を表示部に切替え表示するには、装置のキーを操作する必要がある。しかしながら、操作用のキーを、IDカードに代えて用いられる装置に増設すると、当該装置の小型化、薄型化を損なう。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、IDカードに代わる装置として好適な機能を発揮し、様々なコンテンツを容易に切替え表示可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る情報処理装置は、表示部と、前記表示部に表示画面が表示されている状態で本情報処理装置の上下の向き、及び前記情報処理装置の変位を検出する姿勢検出部と、前記姿勢検出部により前記情報処理装置の向きが予め定められた上下順方向であると検出されているきは、予め定められたコンテンツを前記表示部に表示させ、前記姿勢検出部により前記情報処理装置の向きが上下逆方向であると検出されたときは、前記姿勢検出部により検出された前記情報処理装置の変位に応じて、前記表示部に表示されるコンテンツを変更する制御部と、を備えるものである。
本発明に係る情報処理装置によれば、IDカードに代わる装置として好適な機能を発揮し、様々なコンテンツを容易に切替え表示することが可能である。
本発明の一実施形態にかかる情報処理装置の外観を示す平面図である。 本実施形態にかかる情報処理装置の内部構成を示すブロック図である。 (A)は上下順方向に向けられた情報処理装置を示す平面図であり、(B)は上下逆方向に向けられた情報処理装置を示す平面図である。 情報処理装置の前後方向の揺動を示す斜視図である。 (A)は情報処理装置の横方向の回転を示す斜視図であり、(B)は情報処理装置の縦方向の回転を示す斜視図である。 情報処理装置の向きや変位に応じて切り替え表示される表示部のコンテンツを示す図である。 情報処理装置の向きや変位に応じて表示部に表示されるコンテンツを切替えるための処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる情報処理装置の外観を示す斜視図である。図2は、本実施形態にかかる情報処理装置の内部構成を示すブロック図である。
本実施形態の情報処理装置10は、例えば社員証などのIDカードの代わりに用いられる。情報処理装置10は、制御ユニット11と、表示部12と、記憶部13と、通信部14と、加速度センサー15と、角速度センサー16とを備えている。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信が可能とされている。
表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)、電子ペーパーなどから構成される。
記憶部13は、大容量の書き換え可能な不揮発性メモリー(EEPROMなど)等であって、表示部12に表示される複数のコンテンツを記憶している。
通信部14は、通信インターフェイスであって、外部の発信機(ビーコン)やサーバーなどとの間でデータ通信を行う。
加速度センサー15は、既知の3軸の加速度センサーであり、情報処理装置10(特に表示部12)のX軸、Y軸、Z軸の3方向の加速度を検出して、3方向の加速度を示すそれぞれの検出信号XS、YS、ZSを出力する。加速度センサー15が情報処理装置10に内蔵されているので、この加速度センサー15により情報処理装置10に作用した3方向の加速度が検出されることとなる。
角速度センサー16は、既知の角速度センサーであり、情報処理装置10(特に表示部12)の基準軸周りの回転角度を検出する。角速度センサー16が情報処理装置10に内蔵されているので、この角速度センサー16により基準軸周りの情報処理装置10の回転角度が検出されることとなる。また、ここでは、2つの角速度センサー16が設けられている。一方の角速度センサー16は、情報処理装置10の横方向Hの回転を検出し、その回転角度を示す検出信号HSを出力する。他方の角速度センサー16は、情報処理装置10の縦方向Vの回転を検出し、その回転角度を示す検出信号VSを出力する。
制御ユニット11は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、CPU(Central Processing Unit)、MPU、又はASIC等である。制御ユニット11は、上記のROM又は記憶部13に記憶された制御プログラムが上記プロセッサーで実行されることにより、制御部21、判定部22、及び通信制御部23として機能する。なお、制御ユニット11の上記の各構成要素は、前述の制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部21は、全体的な動作制御を行うが、主に表示部12の表示制御を行う。通信制御部23は、通信部14の通信動作を制御する。
判定部22は、加速度センサー15から各検出信号XS、YS、ZS、及び2つの角速度センサー16から検出信号HS、VSを受け取って、これらの検出信号に基づき、情報処理装置10の向き及び変位を演算して求める。なお、本実施形態では、図1に示すように表示部12及び情報処理装置10は一体化されているため、ここでいう情報処理装置10の向き及び変位は、表示部12の向き及び変位でもある。例えば、判定部22は、該各検出信号に基づき、表示部12に画面12Aが表示されている状態で、情報処理装置10が図3(A)(B)に示す上下順方向U及び上下逆方向Dのいずれの向きにあるかを判定する。
情報処理装置10がストラップSTでユーザーの首にぶら下げられた状態では、図3(A)に示すように情報処理装置10は上下順方向Uの向きとなるものとする。すなわち、図3(A)に示す、ストラップSTでユーザーの首にぶら下げられた状態にある情報処理装置10の向きを、予め定められた上下順方向とする。また、図3(B)に示すように情報処理装置10が上下逆方向Dの向きにあるときには、ユーザーが情報処理装置10を手に持って該情報処理装置10の上下を上下順方向Uから反転させた状態である。
また、判定部22は、加速度センサー15からの各検出信号XS、YS、ZS、及び2つの角速度センサー16からの検出信号HS、VSに基づき、図4に示すように情報処理装置10が前後方向FBに揺動されているか否かを判定する。本実施形態では、前後方向FBは、情報処理装置10が上下順方向Uにある状態での水平方向に近似する。
更に、判定部22は、加速度センサー15からの各検出信号XS、YS、ZS、及び2つの角速度センサー16からの検出信号HS、VSに基づき、図5(A)(B)に示すように情報処理装置10が横方向H及び縦方向Vのいずれの方向に回転しているかを判定する。
なお、判定部22は、加速度センサー15の各検出信号XS、YS、ZS及び2つの角速度センサー16の検出信号HS、VSに基づき、情報処理装置10の他の向き及び変位を検出する。また、加速度センサー15、2つの角速度センサー16、及び判定部22は、特許請求の範囲における姿勢検出部に相当する。
このような構成の情報処理装置10では、情報処理装置10の向きや変位に対応付けられたそれぞれのコンテンツが記憶部13に予め記憶されている。判定部22が情報処理装置10の向きや変位を判定すると、制御部21は、その判定された向きや変位に対応付けられたコンテンツを記憶部13から読み出して、この読み出したコンテンツを表示部12に表示させる。従って、制御部21は、表示部12に表示されるコンテンツを、情報処理装置10の向きや変位に応じて切り替える。図6(A)乃至(F)は、制御部21が、情報処理装置10の向きや変位に応じて表示部12に切り替えて表示するそれぞれのコンテンツC1〜C6を例示している。
次に、そのような情報処理装置10の向きや変位に応じて表示部12に表示されるコンテンツを切替えるための処理手順を、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
例えば、ユーザーは、情報処理装置10のストラップSTを自分の首に掛けて、情報処理装置10を、その向きを上下順方向Uでぶら下げる。ユーザーは、この状態で情報処理装置10を起動させる(S101)。制御部21は、情報処理装置10が起動されると、判定部22は、加速度センサー15からの各検出信号XS、YS、ZS、及び2つの角速度センサー16からの検出信号HS、VSに基づき、情報処理装置10の向きを上下順方向Uと判定し、制御部21は、情報処理装置10の向きを上下順方向Uとして初期設定する(S102)。
ここで、記憶部13には、上下順方向Uに対応付けられたコンテンツとして、社員証(コンテンツ)C1が記憶されている。制御部21は、上下順方向Uに対応付けられた社員証(コンテンツ)C1を記憶部13から読み出して、図6(A)に示すように社員証C1を表示部12に表示させる(S103)。
このように上下順方向Uが情報処理装置10の向きとして判定されている状態では、制御部21は、判定部22による情報処理装置10が前後方向FBに揺動されたという判定及び情報処理装置10が横方向H及び縦方向Vのいずれかの方向に回転又は往復回転されたという判定に拘わらず、社員証C1を表示部12に表示し続ける(S105)。このため、ストラップSTでぶら下げられた情報処理装置10がユーザーの動きに伴って揺られても、情報処理装置10の向きが上下順方向Uと判定されている限り、社員証C1が表示部12に表示され続ける。
上下順方向Uが情報処理装置10の向きとして判定されている状態では、制御部21は、判定部22により情報処理装置10の向きが上下逆方向Dと判定されるのを待機している(S106)。判定部22により上下逆方向Dの向きが判定されなければ(S106でNo)、制御部21はS105を繰り返す。
例えば、ユーザーが情報処理装置10を手に持って、情報処理装置10の上下を反転させた状態とし、判定部22により上下逆方向Dの向きが判定されると(S106でYes)、制御部21は、判定部22により情報処理装置10が前後方向FBに揺動されたという判定、及び情報処理装置10が縦方向V及び横方向Hのいずれかの方向に回転されたという判定がされるのを待機する(S107)。
そして、判定部22により情報処理装置10が横方向Dに回転したと判定されると(S107で「横方向」)、制御部21は、横方向Hに対応付けられた予定表(コンテンツ)C2を記憶部13から読み出して、図6(B)に例を示すように、予定表C2を、社員証C1とは上下逆向きにして、表示部12に表示させる(S109)。
また、制御部21は、判定部22により情報処理装置10が縦方向Vに回転されたと判定されると(S107で「縦方向」)、縦方向Vに対応付けられたコメント(コンテンツ)C3を記憶部13から読み出して、図6(C)に例示すように、コメントC3を、社員証C1とは上下逆向きにして、表示部12に表示させる(S110)。
更に、制御部21は、判定部22により情報処理装置10が前後方向FBに揺動されたと判定されると(S107で「前後方向」)、判定部22により情報処理装置10が前後方向FBに揺動されたと繰り返し判定される度に、この判定の回数Nを1〜3回の範囲でサイクリックにカウントする。制御部21は、カウント値が1になると、カウント値1に対応付けて記憶部13に記憶されている、第1グラフを示す画像C4を記憶部13から読み出して、図6(D)に例を示すように、第1グラフC4を社員証C1とは向きを上下逆向きにして表示部12に表示させる。
そして、制御部21は、カウント値が2になると、カウント値2に対応付けて記憶部13に記憶されている第2グラフ(コンテンツ)C5を当該記憶部13から読み出して、図6(E)に例を示すように第2グラフC5を社員証C1とは向きを上下逆向きにして表示部12に表示させる。
更に、制御部21は、カウント値が3になると、カウント値3に対応付けて記憶部13に記憶されている第3グラフ(コンテンツ)C6を当該記憶部13から読み出して、図6(F)に示すように第3グラフC6を社員証C1とは向きを上下逆向きにして表示部12に表示させる。
制御部21は、カウント値が1に戻ると(カウント値3の次はカウント値1としてカウントする)、第1グラフC4を表示部12に再度表示させる(S111)。すなわち、制御部21は、情報処理装置10の前後方向FBの揺動の回数に応じて第1グラフC4乃至第3グラフC6を表示部12にサイクリックに表示させる。
また、ここでは、横方向Hの回転、縦方向Vの回転、前後方向FBの揺動並びに揺動回数を例示しているが、他の方向の回転、他の方向の揺動、様々な方向の直線移動に対応付けられた複数のコンテンツを記憶部13に記憶しておき、判定部22が他の方向の回転、他の方向の揺動、様々な方向の直線移動を判定したときに、制御部21がその判定された方向に対応付けられたコンテンツを記憶部13から読み出して表示部12に表示させてもよい。
このように、本実施形態によれば、ユーザーが情報処理装置10を手に持って該情報処理装置10の上下を反転させて、情報処理装置10の向きを上下逆方向Dにした後、この上下逆方向Dの状態で情報処理装置10を横方向Hに回転させると、予定表C2が表示部12に表示され、また上下逆方向Dの状態で情報処理装置10を縦方向Vに回転させると、コメントC3が表示部12に表示され、更に上下逆方向Dの状態で情報処理装置10を前後方向FBに揺動させると、この揺動の回数に応じて第1グラフC4乃至第3グラフC6がサイクリックに表示される。
このような予定表C2、コメントC3、第1グラフC4乃至第3グラフC6の切替え表示中、制御部21は、判定部22により上下順方向Uの向きが判定されるのを待機している(S112)。そして、制御部21は、判定部22により上下順方向Uの向きが判定されない間は(S112でNo)、S107からの処理を繰り返す。また、制御部21は、判定部22により上下順方向Uの向きが判定されると(S112でYes)、この判定の継続時間の計時を開始して、この継続時間が規定時間(例えば、5秒)に達したか否かを判定し(S113)、該継続時間が規定時間に達しなければ(S113でNo)、S107からの処理を繰り返す。
また、制御部21は、該継続時間が規定時間に達すると(S113でYes)、S103からの処理に戻って、図6(A)に示す社員証C1を表示部12に再度表示させる。これにより、ユーザーがストラップSTを自分の首に掛けて情報処理装置10をぶら下げた状態になったときに、社員証C1が表示部12に再度表示されることとなる。
また、制御部21は、判定部22により情報処理装置10が前後方向FBに揺動されたという判定と、情報処理装置10が縦方向V又は横方向Hのいずれかの方向に回転されたという判定とについて、いずれもされない場合(S107でNo)、判定部22により上下順方向Uの向きが判定されない(S112でNo)、或いは、判定部22により上下順方向Uの向きが判定されても(S112でYes)、この判定の継続時間が規定時間に達しないときは(S113でNo)、S107からの処理を繰り返す。制御部21は、該継続時間が規定時間に達すると(S113でYes)、S103からの処理に戻って、社員証C1を表示部12に表示させる。
このように本実施形態の情報処理装置10では、ユーザーがストラップSTを自分の首に掛けて情報処理装置10をぶら下げた状態では、社員証C1が表示部12に表示され、ユーザーの動きにより情報処理装置10が揺られても、判定部22により情報処理装置10の向きが上下順方向Uと判定されている限り、制御部21は、表示部12における社員証C1の表示を維持する。このような表示の維持は、情報処理装置10をIDカードとして使用するのに好適である。
また、ユーザーが情報処理装置10を手に持って該情報処理装置10の向きを上下反転させた状態では、情報処理装置10の横方向Hの回転、縦方向Vの回転、前後方向FBの揺動並びに揺動回数に応じて、予定表C2、コメントC3、第1グラフC4乃至第3グラフC6が切替え表示される。このため、情報処理装置10をIDカードとして使用して社員証を表示すると共に、更に、様々なコンテンツ容易に切替えて表示することができる。
なお、上記実施形態では、記憶部13に予め記憶されている複数のコンテンツを切替え表示しているが、外部の発信機(ビーコンなど)から送信されたコンテンツを情報処理装置10の通信部14で受信して、制御部21が、受信した各コンテンツを、情報処理装置10の変位の方向別に対応付けてそれぞれ記憶部13に記憶させ、判定部2によって判定される情報処理装置10の向きや変位に応じて表示部12に表示させるようにしてもよい。
例えば、食堂や会議室などに設置された発信機から食堂や会議室の情報(コンテンツ)が情報処理装置10に送信されると、情報処理装置10では、このコンテンツを通信部14で受信する。制御部21は、このコンテンツを例えば縦方向Vの回転に対応付けて記憶部13に記憶させる。そして、判定部22が情報処理装置10の向きを、上下逆方向Dの向きとして判定している状態で、更に、情報処理装置10が縦方向Vの方向に回転したと判定した場合、縦方向Vの回転に対応付けられたコンテンツを記憶部13から読み出して表示部12に表示させる。
あるいは、制御部21は、コンテンツを、通信制御部23及び通信部14を通じて外部のサーバーから受信して、このコンテンツを、上記のように情報処理装置10の変位の方向別に対応付けて記憶部13に記憶させ、判定部22により判定された方向に応じたコンテンツを記憶部13から読み出して、表示部12に表示させるものとしてもよい。
また、制御部21は、情報処理装置10の電池の電圧が低下して、表示部12によるコンテンツの切替え表示が困難となる直前に、電池の消耗を表示部12に表示させてもよい。例えば、制御部21は、電池の電圧を予め設定された閾値と比較して、電池の電圧が閾値まで低下すると、電池の消耗を示すメッセージなどを表示部12に表示させる。
また、一般的なICカードと同様のICチップを情報処理装置10に内蔵させたり、情報処理装置10の本体筐体の外側に識別情報を示すバーコードや磁気ストライプを設けたりしても構わない。
また、情報処理装置10をユーザーの身体に着脱自在に取付けるためにストラップSTを用いているが、クリップなどの他の部材を用いても構わない。
また、図1乃至図7を用いて説明した上記実施形態の構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明を当該構成に限定する趣旨ではない。
10 情報処理装置
11 制御ユニット
12 表示部
13 記憶部
14 通信部
15 加速度センサー
16 角速度センサー
21 制御部
22 判定部
23 通信制御部

Claims (8)

  1. 表示部と、
    前記表示部に表示画面が表示されている状態で本情報処理装置の上下の向き、及び前記情報処理装置の変位を検出する姿勢検出部と、
    前記姿勢検出部により前記情報処理装置の向きが予め定められた上下順方向であると検出されているきは、予め定められたコンテンツを前記表示部に表示させ、前記姿勢検出部により前記情報処理装置の向きが上下逆方向であると検出されたときは、前記姿勢検出部により検出された前記情報処理装置の変位に応じて、前記表示部に表示されるコンテンツを変更する制御部と、を備える情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記姿勢検出部により検出された前記情報処理装置の向きが上下順方向である場合に、前記姿勢検出部により前記情報処理装置の変位が検出されても、前記表示部による前記予め定められたコンテンツの表示を維持する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記姿勢検出部により検出された前記情報処理装置の向きが上下逆方向から上下順方向に切り替わり、前記姿勢検出部による上下順方向の検出が一定時間継続した場合に、前記表示部による前記予め定められたコンテンツの表示を再開させる請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置が変位する各方向に対応付けたそれぞれのコンテンツを記憶する記憶部を備え、
    前記姿勢検出部は、前記情報処理装置の変位の方向を検出し、
    前記制御部は、前記姿勢検出部により検出された前記情報処理装置の向きが上下逆方向である場合に、前記記憶部に記憶されている前記各コンテンツのうちから、前記姿勢検出部により検出された前記変位の方向に対応付けられたコンテンツを選択して、当該選択したコンテンツを前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 外部の端末装置から送信されたコンテンツを受信する通信部を備え、
    前記制御部は、前記受信したコンテンツを前記情報処理装置の変位の方向に対応付けて前記記憶部に記憶させる請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記姿勢検出部は、前記情報処理装置に生じた加速度又は回転角度を検出するセンサーと、前記センサーにより検出された加速度又は回転角度に基づき、前記表示部に表示画面が表示されている状態での前記情報処理装置の上下方向の向き及び前記情報処理装置の変位を判定する判定部とを含む請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記姿勢検出部により検出された前記情報処理装置の向きが上下逆方向である場合に、前記表示部に表示されるコンテンツを前記予め定められたコンテンツを表示する向きとは上下逆向きにする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、携帯可能なカード型であり、
    前記情報処理装置をユーザーの身体に着脱自在に取付けるための取付け部材を更に備える請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
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