JP2019102327A - 耳痩せ抑制剤、耳痩せを抑制する方法、及び耳痩せ抑制剤への使用 - Google Patents

耳痩せ抑制剤、耳痩せを抑制する方法、及び耳痩せ抑制剤への使用 Download PDF

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Abstract

【課題】耳痩せを好適に抑制できる耳痩せ抑制剤を提供すること。【解決手段】ビスフェノールAに由来する第1の構造単位と、ビスフェノールSに由来する第2の構造単位とを含む樹脂であって、第1の構造単位及び第2の構造単位のそれぞれが、アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基を有し、かつ、第2の構造単位の含有量に対するアミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基の含有量のモル比が1.8〜6.5である樹脂を含有する、鉛蓄電池の負極の耳痩せ抑制剤。【選択図】図2

Description

本発明は、耳痩せ抑制剤、耳痩せを抑制する方法、及び耳痩せ抑制剤への使用に関する。
鉛蓄電池は、産業用に広く用いられており、例えば自動車のバッテリー、バックアップ用電源、及び電動車の主電源に用いられる。近年では、炭酸ガス排出規制対策、低燃費化等を目的として、発電制御、信号待ち等の際にエンジンを停止するシステムを搭載したアイドリングストップシステム車(以下「ISS車」という)の検討が盛んに行われており、鉛蓄電池にもISS車用途に適した特性が求められている。
一方、鉛蓄電池の電極板は、例えば、鉛合金で形成された集電体と、集電体に保持された電極材とで構成されている。この場合、集電体は、格子部と、格子部から突出した集電のための耳部と呼ばれる部分とを有しているが、耳部上には電極材が保持されていないため、耳部は、露出された状態で電解液と接している。したがって、耳部では、電極材が保持されている部分に比べて電解液による劣化が進行しやすく、所定の厚みを確保することが難しい。特に、ISS車用の鉛蓄電池における負極では、鉛蓄電池が満充電状態ではない状態(一部充電状態)で使用されることが多いことに起因して、耳部が痩せてしまういわゆる耳痩せという現象が起きることが知られている(例えば特許文献1参照)。
国際公開第2010/032782号
上述の問題に対して、特許文献1では、負極の耳部に鉛−錫合金層を別途設けることが開示されているが、そのような合金層を別途設けることは、製造上の工程数を大幅に増やしてしまい、必ずしも実用的であるとはいえない。
そこで、本発明は、耳痩せを好適に抑制できる方法及び耳痩せ抑制剤を提供することを主な目的とする。
本発明は、一態様において、ビスフェノールAに由来する第1の構造単位と、ビスフェノールSに由来する第2の構造単位とを含む樹脂であって、第1の構造単位及び第2の構造単位のそれぞれが、アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基を有し、かつ、第2の構造単位の含有量に対するアミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基の含有量のモル比が1.8〜6.5である樹脂を含有する、鉛蓄電池の負極の耳痩せ抑制剤である。
本発明は、他の一態様において、ビスフェノールAに由来する第1の構造単位と、ビスフェノールSに由来する第2の構造単位とを含む樹脂であって、第1の構造単位及び第2の構造単位のそれぞれが、アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基を有し、かつ、第2の構造単位の含有量に対するアミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基の含有量のモル比が1.8〜6.5である樹脂を、鉛蓄電池の負極に含有させることにより、負極の耳痩せを抑制する方法である。
本発明は、他の一態様において、ビスフェノールAに由来する第1の構造単位と、ビスフェノールSに由来する第2の構造単位とを含む樹脂であって、第1の構造単位及び第2の構造単位のそれぞれが、アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基を有し、かつ、第2の構造単位の含有量に対するアミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基の含有量のモル比が1.8〜6.5である樹脂の、鉛蓄電池の負極の耳痩せ抑制剤への使用である。
上記の各態様において、第2の構造単位の含有量に対するアミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基の含有量のモル比は、好ましくは2.0〜5.3である。
本発明によれば、耳痩せを好適に抑制できる方法及び耳痩せ抑制剤を提供することが可能となる。
一実施形態に係る鉛蓄電池の全体構成及び内部構造を示す斜視図である。 図1に示した鉛蓄電池の電極群を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る鉛蓄電池の全体構成及び内部構造を示す斜視図である。図1に示すように、鉛蓄電池1は、上面が開口している電槽2と、電槽2の開口を閉じる蓋3とを備えている。電槽2及び蓋3は、例えばポリプロピレンで形成されている。蓋3には、負極端子4と、正極端子5と、蓋3に設けられた注液口を閉塞する液口栓6とが設けられている。
電槽2の内部には、電極群7と、電極群7を負極端子4に接続する負極柱8と、電極群7を正極端子5に接続する正極柱(図示せず)と、希硫酸等の電解液とが収容されている。
図2は、電極群7を示す斜視図である。図2に示すように、電極群7は、板状の負極9と、板状の正極10と、負極9と正極10との間に配置されたセパレータ11と、を備えている。負極9は、負極集電体12と、負極集電体12に保持された負極活物質13と、を有している。正極10は、正極集電体14と、正極集電体14に保持された正極活物質15と、を有している。本明細書では、化成後の負極から負極集電体を除いたものを「負極活物質」、化成後の正極から正極集電体を除いたものを「正極活物質」とそれぞれ定義する。
電極群7は、複数の負極9と正極10とが、セパレータ11を介して、電槽2の開口面と略平行方向に交互に積層された構造を有している。すなわち、負極9及び正極10は、それらの主面が電槽2の開口面と垂直方向に広がるように配置されている。電極群7において、複数の負極9における各負極集電体12が有する負極耳部12a同士は、負極側ストラップ16で集合溶接されている。同様に、複数の正極10における各正極集電体14が有する正極耳部14a同士は、正極側ストラップ17で集合溶接されている。負極側ストラップ16及び正極側ストラップ17は、それぞれ、負極柱8及び正極柱を介して負極端子4及び正極端子5に接続されている。
セパレータ11は、例えば袋状に形成されており、負極9を収容している。セパレータ11は、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等で形成されている。セパレータ11は、これらの材料で形成された織布、不織布、多孔質膜等にSiO、Al等の無機系粒子を付着させたものであってよい。
負極集電体12及び正極集電体14は、それぞれ、鉛合金で形成されている。鉛合金は、Pbに加えて、Sn、Ca、Sb、Se、Ag、Bi等を含有する合金であってよく、具体的には、例えば、Pb、Sn及びCaを含有する合金(Pb−Sn−Ca系合金)であってよい。
正極活物質15は、Pb成分として少なくともPbOを含み、必要に応じて、PbO以外のPb成分(例えばPbSO)及び添加剤を更に含んでいてよい。
Pb成分の含有量は、正極活物質の全質量を基準として、90質量%以上又は95質量%以上であってよく、99質量%以下又は98質量%以下であってよい。
添加剤としては、例えば、炭素材料(炭素繊維を除く)及び補強用短繊維(アクリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維等)が挙げられる。炭素材料としては、例えば、カーボンブラック及び黒鉛が挙げられる。カーボンブラックとしては、例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック及びケッチェンブラックが挙げられる。
負極活物質13は、Pb成分として少なくともPb(単体)を含み、必要に応じて、Pb以外のPb成分(例えばPbSO)を更に含んでいてよい。負極活物質13は、Pb成分として、好ましくは多孔質の海綿状鉛(Spongy Lead)を含む。
Pb成分の含有量は、負極活物質の全質量を基準として、90質量%以上又は95質量%以上であってよく、99質量%以下又は98質量%以下であってよい。
負極活物質13は、負極9の負極集電体12における負極耳部12aの痩せ(耳痩せ)を抑制するために、耳痩せ抑制剤を更に含有する。耳痩せ抑制剤は、ビスフェノールA(2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン)に由来する第1の構造単位と、ビスフェノールS(ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン)に由来する第2の構造単位とを含む樹脂(以下「ビスフェノール系樹脂」ともいう)を含有する。このビスフェノール系樹脂において、第1の構造単位及び第2の構造単位のそれぞれは、アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基(以下、これらをまとめて「アミノベンゼンスルホン酸基」ともいう)を有している。
アミノベンゼンスルホン酸としては、2−アミノベンゼンスルホン酸(別名オルタニル酸)、3−アミノベンゼンスルホン酸(別名メタニル酸)、4−アミノベンゼンスルホン酸(別名スルファニル酸)等が挙げられる。
アミノベンゼンスルホン酸の誘導体としては、アミノベンゼンスルホン酸の一部の水素原子がアルキル基(例えば炭素数1〜5のアルキル基)等で置換された化合物、アミノベンゼンスルホン酸のスルホ基(−SOH)の水素原子がアルカリ金属(例えばナトリウム及びカリウム)で置換された化合物などが挙げられる。アミノベンゼンスルホン酸の一部の水素原子がアルキル基で置換された化合物としては、4−(メチルアミノ)ベンゼンスルホン酸、3−メチル−4−アミノベンゼンスルホン酸、3−アミノ−4−メチルベンゼンスルホン酸、4−(エチルアミノ)ベンゼンスルホン酸、3−(エチルアミノ)−4−メチルベンゼンスルホン酸等が挙げられる。アミノベンゼンスルホン酸のスルホ基の水素原子がアルカリ金属で置換された化合物としては、2−アミノベンゼンスルホン酸ナトリウム、3−アミノベンゼンスルホン酸ナトリウム、4−アミノベンゼンスルホン酸ナトリウム、2−アミノベンゼンスルホン酸カリウム、3−アミノベンゼンスルホン酸カリウム、4−アミノベンゼンスルホン酸カリウム等が挙げられる。
ビスフェノール系樹脂は、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールS、及びアミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体を反応させることにより得られ、好ましくは、これらの成分に加えて、ホルムアルデヒド又はその誘導体を更に反応させることにより(例えば国際公開第2016/088836号に記載の公知の方法により)得られる。すなわち、ビスフェノール系樹脂における第1の構造単位及び第2の構造単位のそれぞれは、好ましくは、ホルムアルデヒド又はその誘導体に由来する基を更に有している。ホルムアルデヒドの誘導体は、例えば、パラホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラミン、トリオキサン等であってよい。
第1の構造単位は、例えば、下記式(1−1)又は(1−2)で表される構造単位である。
Figure 2019102327

Figure 2019102327

式中、Y11及びY12は、それぞれ独立に、置換又は無置換のフェニレン基を表し、R11、R12、R13、R14、R15及びR16は、それぞれ独立に、アルカリ金属原子又は水素原子を表し、n11及びn12は、それぞれ独立に、0又は1を表す。
第2の構造単位は、例えば、下記式(2−1)又は(2−2)で表される構造単位である。
Figure 2019102327

Figure 2019102327

式中、Y21及びY22は、それぞれ独立に、置換又は無置換のフェニレン基を表し、R21、R22、R23、R24、R25及びR26は、それぞれ独立に、アルカリ金属原子又は水素原子を表し、n21及びn22は、それぞれ独立に、0又は1を表す。
11、Y12、Y21又はY22で表される置換のフェニレン基は、例えば、フェニル環を構成する炭素原子に直接結合している水素原子が炭素数1〜5のアルキル基で置換されたフェニル基であってよい。R11〜R16又はR21〜R26で表されるアルカリ金属原子は、例えば、ナトリウム原子又はカリウム原子であってよい。
第1の構造単位の含有量は、耳痩せを更に抑制できる観点から、第1の構造単位の含有量及び第2の構造単位の含有量の合計1モルに対して、好ましくは0.55モル以上、より好ましくは0.6モル以上、更に好ましくは0.65モル以上、特に好ましくは0.7モル以上であり、また、好ましくは0.875モル以下、より好ましくは0.85モル以下、更に好ましくは0.8モル以下、特に好ましくは0.775モル以下である。第1の構造単位の含有量は、耳痩せを更に抑制できる観点から、第1の構造単位の含有量及び第2の構造単位の含有量の合計1モルに対して、好ましくは、0.55〜0.875モル、0.55〜0.85モル、0.55〜0.8モル、0.55〜0.775モル、0.6〜0.875モル、0.6〜0.85モル、0.6〜0.8モル、0.6〜0.775モル、0.65〜0.875モル、0.65〜0.85モル、0.65〜0.8モル、0.65〜0.775モル、0.7〜0.875モル、0.7〜0.85モル、0.7〜0.8モル、又は0.7〜0.775モルである。
第2の構造単位の含有量は、耳痩せを更に抑制できる観点から、第1の構造単位の含有量及び第2の構造単位の含有量の合計1モルに対して、好ましくは0.125モル以上、より好ましくは0.15モル以上、更に好ましくは0.2モル以上、特に好ましくは0.225モル以上、また、好ましくは0.45モル以下、より好ましくは0.4モル以下、更に好ましくは0.35モル以下、特に好ましくは0.3モル以下である。第2の構造単位の含有量は、耳痩せを更に抑制できる観点から、第1の構造単位の含有量及び第2の構造単位の含有量の合計1モルに対して、好ましくは、0.125〜0.45モル、0.125〜0.4モル、0.125〜0.35モル、0.125〜0.3モル、0.15〜0.45モル、0.15〜0.4モル、0.15〜0.35モル、0.15〜0.3モル、0.2〜0.45モル、0.2〜0.4モル、0.2〜0.35モル、0.2〜0.3モル、0.225〜0.45モル、0.225〜0.4モル、0.225〜0.35モル、又は0.225〜0.3モルである。
アミノベンゼンスルホン酸基の含有量は、耳痩せを更に抑制できる観点から、第1の構造単位の含有量及び第2の構造単位の含有量の合計1モルに対して、好ましくは0.6モル以上、より好ましくは0.65モル以上、更に好ましくは0.7モル以上、特に好ましくは0.75モル以上であり、また、好ましくは1モル以下、より好ましくは0.95モル以下、更に好ましくは0.9モル以下、特に好ましくは0.85モル以下である。アミノベンゼンスルホン酸基の含有量は、耳痩せを更に抑制できる観点から、第1の構造単位の含有量及び第2の構造単位の含有量の合計1モルに対して、好ましくは、0.6〜1モル、0.6〜0.95モル、0.6〜0.9モル、0.6〜0.85モル、0.65〜1モル、0.65〜0.95モル、0.65〜0.9モル、0.65〜0.85モル、0.7〜1モル、0.7〜0.95モル、0.7〜0.9モル、0.7〜0.85モル、0.75〜1モル、0.75〜0.95モル、0.75〜0.9モル、又は0.75〜0.85モルである。なお、アミノベンゼンスルホン酸基の含有量は、ビスフェノール系樹脂中に含まれるすべてのアミノベンゼンスルホン酸基の含有量の合計を意味し、当該アミノベンゼンスルホン酸基はいずれの構造単位に含まれていてもよい。
第2の構造単位の含有量に対するアミノベンゼンスルホン酸基の含有量のモル比(アミノベンゼンスルホン酸基の含有量(モル)/第2の構造単位の含有量(モル))は、1.8以上であり、耳痩せを更に抑制できる観点から、好ましくは、1.9以上又は2.0以上であり、より好ましくは、2.1以上、2.3以上、2.5以上、又は2.7以上であり、更に好ましくは、2.8以上、2.9以上、3.0以上、又は3.1以上である。当該モル比は、6.5以下であり、耳痩せを更に抑制できる観点から、好ましくは、6.2以下、5.9以下、5.6以下、又は5.3以下であり、より好ましくは、5.0以下、4.7以下、4.4以下、4.2以下、又は4.0以下であり、更に好ましくは、3.8以下又は3.6以下であり、特に好ましくは、3.5以下、3.4以下、又は3.3以下である。
当該モル比は、1.8〜6.5であり、耳痩せを更に抑制できる観点から、好ましくは、1.9〜6.2、1.9〜5.9、1.9〜5.6、1.9〜5.3、2.0〜6.2、2.0〜5.9、2.0〜5.6、又は2.0〜5.3であり、より好ましくは、2.1〜5.0、2.1〜4.7、2.1〜4.4、2.1〜4.2、2.1〜4.0、2.3〜5.0、2.3〜4.7、2.3〜4.4、2.3〜4.2、2.3〜4.0、2.5〜5.0、2.5〜4.7、2.5〜4.4、2.5〜4.2、2.5〜4.0、2.7〜5.0、2.7〜4.7、2.7〜4.4、2.7〜4.2、又は2.7〜4.0であり、更に好ましくは、2.8〜3.8、2.8〜3.6、2.9〜3.8、2.9〜3.6、3.0〜3.8、3.0〜3.6、3.1〜3.8、又は3.1〜3.6であり、特に好ましくは、2.8〜3.5、2.8〜3.4、2.8〜3.3、2.9〜3.5、2.9〜3.4、2.9〜3.3、3.0〜3.5、3.0〜3.4、3.0〜3.3、3.1〜3.5、3.1〜3.4、又は3.1〜3.3である。
上述した第1の構造単位の含有量、第2の構造単位の含有量、アミノベンゼンスルホン酸基の含有量、及び第2の構造単位の含有量に対するアミノベンゼンスルホン酸基の含有量のモル比は、例えば、ビスフェノール系樹脂を合成する際の、ビスフェノールA、ビスフェノールS、及びアミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体(更にはホルムアルデヒド又はその誘導体)の配合量を調整することにより、上記の範囲内にすることができる。
ビスフェノール系樹脂は、第1の構造単位及び第2の構造単位のみを含んでいてよく、第1の構造単位及び第2の構造単位以外の構造単位を更に含んでいてもよい。その他の構造単位は、例えば、ビスフェノールA又はビスフェノールSに由来し、アミノベンゼンスルホン酸基を有さない構造単位、ビスフェノールA及びビスフェノールS以外のフェノール系化合物に由来する構造単位(アミノベンゼンスルホン酸基を有しても有さなくてもよい)等であってよい。
ビスフェノールA及びビスフェノールS以外のフェノール系化合物は、例えば、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジフェニルメタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等であってよい。
第1の構造単位の含有量及び第2の構造単位の含有量の合計は、ビスフェノール系樹脂に含まれる全構造単位を基準として、例えば、90モル%以上、95モル%以上、又は98モル%以上であってよい。ビスフェノール系樹脂がその他の構造単位を更に含む場合、その他の構造単位の含有量は、ビスフェノール系樹脂に含まれる全構造単位を基準として、例えば、1モル%以上であってよく、10モル%以下、5モル%以下、又は2モル%以下であってよい。
ビスフェノール系樹脂の重量平均分子量は、20000以上、30000以上、40000以上、又は50000以上であってよく、80000以下、70000以下、又は60000以下であってよい。
ビスフェノール系樹脂の重量平均分子量は、例えば、下記条件のゲルパーミエイションクロマトグラフィー(以下、「GPC」という)により測定することができる。
(GPC条件)
装置:高速液体クロマトグラフ LC−2200 Plus(日本分光株式会社製)
ポンプ:PU−2080
示差屈折率計:RI−2031
検出器:紫外可視吸光光度計UV−2075(λ:254nm)
カラムオーブン:CO−2065
カラム:TSKgel SuperAW(4000)、TSKgel SuperAW(3000)、TSKgel SuperAW(2500)(東ソー株式会社製)
カラム温度:40℃
溶離液:LiBr(10mM)及びトリエチルアミン(200mM)を含有するメタノール溶液
流速:0.6mL/分
分子量標準試料:ポリエチレングリコール(分子量:1.10×10、5.80×10、2.55×10、1.46×10、1.01×10、4.49×10、2.70×10、2.10×10;東ソー株式会社製)、ジエチレングリコール(分子量:1.06×10;キシダ化学株式会社製)、ジブチルヒドロキシトルエン(分子量:2.20×10;キシダ化学株式会社製)
ビスフェノール系樹脂(耳痩せ抑制剤)の含有量は、負極活物質の全質量を基準として、0.01質量%以上、0.05質量%以上又は0.1質量%以上であってよく、2質量%以下、1質量%以下又は0.5質量%以下であってよい。
負極活物質13は、炭素材料を更に含んでいてもよい。炭素材料は、例えば、カーボンブラック、黒鉛等であってよい。カーボンブラックとしては、例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック及びケッチェンブラックが挙げられる。炭素材料の含有量は、負極活物質の全質量を基準として、0.1質量%以上、0.5質量%以上、1.0質量%以上又は1.5質量%以上であってよく、3.5質量%以下、3.0質量%以下、2.5質量%以下又は2.0質量%以下であってよい。
負極活物質13は、硫酸バリウム、補強用短繊維等を更に含んでいてもよい。補強用短繊維としては、アクリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維等が挙げられる。硫酸バリウムの含有量は、負極活物質の全質量を基準として、例えば、0.5質量%以上であってよく、3.0質量%以下であってよい。補強用短繊維の含有量は、負極活物質の全質量を基準として、例えば、0.05質量%以上であってよく、0.3質量%以下であってよい。
本実施形態に係る負極の耳痩せ抑制剤は、ビスフェノール系樹脂のみを含有していてよく、その他の成分を更に含有していてもよい。例えば、耳痩せ抑制剤は、ビスフェノール系樹脂に加えて、上述したPb成分、炭素材料、硫酸バリウム、補強用短繊維等を更に含有していてよい。すなわち、負極活物質13の全部又は一部を負極9の耳痩せ抑制剤とみることができる。
以上説明した鉛蓄電池1では、ビスフェノール系樹脂を負極9(負極活物質13)に含有させることにより、負極9(負極集電体12の負極耳部12a)の耳痩せを抑制できる。すなわち、本発明の一実施形態は、ビスフェノール系樹脂を、鉛蓄電池1の負極9(負極活物質13)に含有させることにより、負極9(負極集電体12の負極耳部12a)の耳痩せを抑制する方法である。また、本発明の他の一実施形態は、ビスフェノール系樹脂の、鉛蓄電池1の負極9(負極集電体12の負極耳部12a)の耳痩せ抑制剤への使用である。
鉛蓄電池1は、負極9の耳痩せを好適に抑制できるので、特に耳痩せが生じやすいアイドリングストップシステム車用の鉛蓄電池として好適に用いられる。すなわち、本発明の一実施形態は、上述した鉛蓄電池1のアイドリングストップシステム車への応用である。
鉛蓄電池1は、例えば、電極板(負極及び正極)を得る電極製造工程と、電極板を含む構成部材を組み立てて鉛蓄電池1を得る組立工程とを備える製造方法により製造される。
電極製造工程では、例えば、負極集電体12に負極活物質ペーストを保持させた後に、熟成及び乾燥することにより未化成の負極を得ると共に、正極集電体14に正極活物質ペーストを保持させた後に、上述した条件で熟成及び乾燥することにより未化成の正極を得る。
負極活物質ペーストは、例えば、鉛粉、ビスフェノール系樹脂(耳痩せ抑制剤)、必要に応じて添加されるその他の成分、溶媒(例えば水又は有機溶媒)及び硫酸(例えば希硫酸)を含んでいる。負極活物質ペーストは、例えば、鉛粉と添加剤とを混合することにより混合物を得た後に、この混合物に溶媒及び硫酸を加えて混練することにより得られる。
正極活物質ペーストは、例えば、鉛粉、必要に応じて添加される添加剤、溶媒(例えば水又は有機溶媒)及び硫酸(例えば希硫酸)を含んでいる。正極活物質ペーストは、化成時間を短縮できる観点から、鉛丹(Pb)を更に含んでいてもよい。
鉛粉としては、例えば、ボールミル式鉛粉製造機又はバートンポット式鉛粉製造機によって製造される鉛粉(ボールミル式鉛粉製造機においては、主成分PbOの粉体と鱗片状金属鉛の混合物)が挙げられる。
熟成は、温度35〜85℃、湿度50〜98RH%の雰囲気で15〜60時間行われてよい。乾燥は、温度45〜80℃で15〜30時間行われてよい。
組立工程では、例えば、得られた負極及び正極を、セパレータ11を介して積層し、同極性の電極の集電部をストラップで溶接させて電極群を得る。この電極群を電槽内に配置して未化成の鉛蓄電池を作製する。次に、未化成の鉛蓄電池に希硫酸を入れて、直流電流を通電して電槽化成する。続いて、化成後の硫酸の比重(20℃)を適切な電解液の比重に調整することで、鉛蓄電池1が得られる。化成に用いる硫酸の比重(20℃)は、1.15〜1.25であってよい。化成後の硫酸の比重(20℃)は、好ましくは1.25〜1.33、より好ましくは1.26〜1.30である。化成条件及び硫酸の比重は、電極の大きさに応じて調整することができる。化成処理は、組立工程において実施されてもよく、電極製造工程において実施されてもよい(タンク化成)。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。ただし、本発明は下記の実施例のみに限定されるものではない。
<実施例1>
(正極の作製)
鉛粉に対して、補強用短繊維としてアクリル繊維0.25質量%(鉛粉の全質量基準)を加えて乾式混合した。次に、得られた鉛粉を含む混合物に対して、水3質量%及び希硫酸(比重1.55)30質量%を加えて1時間混練して正極活物質ペーストを作製した。正極活物質ペーストの作製に際しては、急激な温度上昇を避けるため、希硫酸(比重1.55)の添加は段階的に行った。なお、水及び希硫酸の配合量は、鉛粉及び補強用短繊維の全質量を基準とした配合量である。
鉛合金からなる圧延シートにエキスパンド加工を施すことにより作製されたエキスパンド式集電体に、正極活物質ペーストを充填した後、温度50℃、湿度98%の雰囲気で24時間熟成した。その後、温度50℃で16時間乾燥して、未化成の正極活物質を有する正極を作製した。
(負極の作製)
ビスフェノール系樹脂として、ビスフェノールAに由来する第1の構造単位と、ビスフェノールSに由来する第2の構造単位とを含み、第1の構造単位及び第2の構造単位が4−アミノベンゼンスルホン酸(スルファニル酸)に由来する基を有するビスフェノール系樹脂を用いた。第1の構造単位の含有量は0.6モル、第2の構造単位の含有量は0.4モル、4−アミノベンゼンスルホン酸に由来する基の含有量は0.8モル、第2の構造単位の含有量に対する4−アミノベンゼンスルホン酸基の含有量は2.0であった。このビスフェノール系樹脂と、ファーネスブラック(キャボット社製、商品名:バルカンXC)との混合物を鉛粉に添加した後に乾式混合した。次に、水を加えた後に混練した。続いて、比重1.280の希硫酸を少量ずつ添加しながら混練して、負極活物質ペーストを作製した。なお、ビスフェノール系樹脂及びファーネスブラックの含有量は、化成後の負極活物質の全質量を基準として、いずれも0.2質量%となるように配合した。
鉛合金からなる圧延シートにエキスパンド加工を施すことにより作製されたエキスパンド式集電体にこの負極活物質ペーストを充填した後、温度50℃、湿度98%の雰囲気で24時間熟成した。その後乾燥して、未化成の負極活物質を有する負極を作製した。
(電池の組み立て)
袋状に加工したポリエチレン製のセパレータに未化成の負極を挿入した。次に、未化成の正極5枚と、袋状セパレータに挿入された未化成の負極6枚とを交互に積層した。続いて、キャストオンストラップ(COS)方式で、同極性の電極の耳部同士を溶接して極板群を作製した。
この極板群を6つ用意し、電槽に挿入して電池工業会規格SBA S0101規定の12V電池K−42を組み立てた。その後、比重1.230の硫酸溶液を注入し、10.4Aにて20時間の定電流で化成を行った。化成後の電解液(硫酸溶液)の比重を1.28(20℃)に調整した。
<実施例2〜6及び比較例1〜3>
ビスフェノール系樹脂において、第1の構造単位の含有量及び第2の構造単位の含有量を表1に示すとおりに変更し、第2の構造単位の含有量に対する4−アミノベンゼンスルホン酸に由来する基の含有量のモル比を表1に示すとおりに調整した以外は、実施例1と同様にして鉛蓄電池を作製した。
[耳痩せ抑制の評価]
耳痩せ抑制の評価としては、電池工業会規格SBA S0101のアイドリングストップ寿命試験に準拠した方法で耐久試験を実施し、30000サイクルに到達した電池の負極耳厚さを測定した。比較例2における負極耳厚さを100としたときの相対値として評価した結果を表1に示す。アイドリングストップ寿命試験前の負極耳厚さに対して薄くなるほど、耳痩せしやすい電池であると評価される。言い換えれば、負極耳厚さが大きいほど耳痩せをより抑制できていることを意味する。
Figure 2019102327
1…鉛蓄電池、7…電極群、9…負極、12…負極集電体、12a…負極耳部、13…負極活物質。

Claims (6)

  1. ビスフェノールAに由来する第1の構造単位と、ビスフェノールSに由来する第2の構造単位とを含む樹脂であって、前記第1の構造単位及び前記第2の構造単位のそれぞれが、アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基を有し、かつ、前記第2の構造単位の含有量に対する前記アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基の含有量のモル比が1.8〜6.5である樹脂を含有する、鉛蓄電池の負極の耳痩せ抑制剤。
  2. 前記モル比が2.0〜5.3である、請求項1に記載の耳痩せ抑制剤。
  3. ビスフェノールAに由来する第1の構造単位と、ビスフェノールSに由来する第2の構造単位とを含む樹脂であって、前記第1の構造単位及び前記第2の構造単位のそれぞれが、アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基を有し、かつ、前記第2の構造単位の含有量に対する前記アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基の含有量のモル比が1.8〜6.5である樹脂を、鉛蓄電池の負極に含有させることにより、前記負極の耳痩せを抑制する方法。
  4. 前記モル比が2.0〜5.3である、請求項3に記載の方法。
  5. ビスフェノールAに由来する第1の構造単位と、ビスフェノールSに由来する第2の構造単位とを含む樹脂であって、前記第1の構造単位及び前記第2の構造単位のそれぞれが、アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基を有し、かつ、前記第2の構造単位の含有量に対する前記アミノベンゼンスルホン酸又はその誘導体に由来する基の含有量のモル比が1.8〜6.5である樹脂の、鉛蓄電池の負極の耳痩せ抑制剤への使用。
  6. 前記モル比が2.0〜5.3である、請求項5に記載の使用。
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