本発明に関する説明は、構造的ないし機能的説明のための実施形態に過ぎないので、本発明の権利範囲は、本文に説明された実施形態によって制限されることと解釈されてはならない。すなわち、実施形態は、様々な変更が可能であり、種々の形態を有することができるので、本発明の権利範囲は、技術的思想を実現できる均等物を含むものと理解されなければならない。また、本発明において提示された目的または効果は、特定実施形態がこれを全て含むべきであるか、そのような効果のみを含むべきであるという意味ではないので、本発明の権利範囲は、これによって制限されることと理解されてはならないであろう。
一方、本出願において述べられる用語の意味は、次のように理解されるべきであろう。
「第1」、「第2」などの用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別するためのものであって、これらの用語により権利範囲が限定されてはならない。例えば、第1構成要素は第2構成要素として命名されることができ、同様に、第2構成要素も第1構成要素として命名されることができる。
ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いると言及されたときには、その他の構成要素に直接的に連結されることもできるが、中間に他の構成要素が存在することもできると理解されるべきであろう。それに対し、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いると言及されたときには、中間に他の構成要素が存在しないことと理解されるべきであろう。一方、構成要素等間の関係を説明する他の表現、すなわち、「〜間に」と「すぐ〜間に」または「〜に隣り合う」と「〜に直接隣り合う」なども同様に解釈されるべきである。
単数の表現は、文脈上明白に異なるように意味しない限り、複数の表現を含むことと理解されるべきであり、「含む」または「有する」などの用語は、実施された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、1つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性を予め排除しないことと理解されるべきである。
各ステップにおいて識別符号(例えば、a、b、cなど)は、説明の都合のために使用されるものであり、識別符号は、各ステップ等の順序を説明するものでなく、各ステップは、文脈上明白に特定順序を記載しない限り、明記された順序と異なるように起こることができる。すなわち、各ステップは、明記された順序と同様に起こることができ、実質的に同時に行われることもでき、逆の順序どおりに行われることもできる。
本発明は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体にコンピュータ読み取り可能なコードとして実現されることができ、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムにより読み取られることができるデータが格納されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例では、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ格納装置などがある。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータ読み取り可能なコードが格納され、実行されることができる。
ここで使用される全ての用語は、異なるように定義されない限り、本発明の属する分野における通常の知識を有する者により一般的に理解されることと同様の意味を有する。一般的に使用される辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致することと解釈されなければならず、本出願において明白に定義しない限り、理想的であるか、過度に形式的な意味を有することと解釈されることができない。
図1は、本発明の一実施形態に係るスマートログファイル管理システムを説明する図である。
図1に示すように、スマートログファイル管理システム100は、スマートログファイル管理装置110及びユーザ端末120を備える。
スマートログファイル管理装置110は、少なくとも1つのユーザ端末120とネットワークを介して連結され得るコンピュータ装置でありうる。一実施形態において、スマートログファイル管理装置110は、ユーザ端末120と連関したユーザが構成員として含まれる少なくとも1つの構成員グループを管理できる。
一実施形態において、スマートログファイル管理装置110は、ユーザ端末120に設けられたスマートログファイルエージェントを介してユーザ端末120と連結されることができ、ここで、スマートログファイルエージェントは、ユーザ端末120に設けられると、ユーザ端末120の承認下にユーザ端末120とスマートログファイル管理装置110とが相互連動されるようにすることができるソフトウェアで実現されることができる。
ユーザ端末120は、スマートログファイル管理装置110とネットワークを介して連結されることができるコンピュータ装置に該当し、例えば、デスクトップ、ノートブック、タブレットPC、またはスマートフォンで実現されたユーザ端末に該当することができる。一実施形態において、第1のユーザ端末120aは、モバイル端末に該当することができ、スマートログファイル管理装置110とセルラー通信またはワイパイ通信を介して連結されることができる。他の一実施形態において、第2のユーザ端末120bは、デスクトップに該当することができ、スマートログファイル管理装置110とインターネットを介して連結されることができる。
図2は、図1にあるスマートログファイル管理装置を示したブロック図である。
図2に示すように、スマートログファイル管理装置110は、プロセッサ210、メモリ220、ユーザ入出力部230、及びネットワーク入出力部240を備えることができる。
プロセッサ210は、本発明の実施形態に係るスマートログファイル管理プロシージャを実行でき、このような過程でメモリ220から読み取られか、メモリ220に作成または格納されるデータやファイルなどを管理することができる。また、プロセッサは210は、メモリ220にある揮発性メモリと不揮発性メモリとの間の同期化時間をスケジュールできる。
プロセッサ210は、スマートログファイル管理装置110の動作全般を制御でき、メモリ220、ユーザ入出力部230、及びネットワーク入出力部240と電気的に連結されて、これらの間のデータフローを制御できる。プロセッサ210は、スマートログファイル管理装置110のCPU(Central Processing Unit)で実現されることができる。
メモリ220は、SSD(Solid State Disk)またはHDD(Hard Disk Drive)のような不揮発性メモリで実現されて、スマートログファイル管理装置110に必要なデータ全般を格納するのに使用される補助記憶装置を含むことができ、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリで実現された主記憶装置を含むことができる。このように、メモリ220は、揮発性及び不揮発性メモリで実現されることができ、もし、不揮発性メモリで実現されれば、ハイパーリンクを介して連結されるように実現されることができる。
ユーザ入出力部230は、ユーザ入力を受信するための環境及びユーザに特定情報を出力するための環境を含み、例えば、マウス、トラックボール、タッチパッド、グラフィックタブレット、スキャナ、タッチスクリーン、キーボード、またはポインティング装置のようなアダプタを含む入力装置及びモニタまたはタッチスクリーンのようなアダプタを含む出力装置を備えることができる。一実施形態において、ユーザ入出力部230は、遠隔接続を介して接続されるコンピュータ装置に該当することができ、そのような場合、スマートログファイル管理装置110は、サーバとしての機能を果たすことができる。
ネットワーク入出力部240は、ネットワークを介してユーザ端末120と連結するための環境を含み、例えば、LAN(Local Area Network)通信のためのアダプタを含むことができる。
図3は、図2にあるプロセッサの機能要素を示したブロック図である。
図3に示すように、プロセッサ210は、システムログメッセージ生成部310、ユーザログメッセージ生成部320、スマートログメッセージ生成部330、及び制御部340を備えることができる。
システムログメッセージ生成部310は、システムログメッセージを生成する。ここで、システムログメッセージは、ファイルまたはフォルダに発生した更新履歴に関する情報を含む。すなわち、システムログメッセージは、フォルダ内のファイルに修正、変更、アップデートなどの更新履歴が発生した場合に、ファイル及び/又はフォルダの更新履歴を記録するメッセージでありうる。ファイルに対して更新履歴が発生されれば、ファイルの更新に対するログメッセージと当該ファイルの属したフォルダに対するログメッセージのうち、1つ以上のログメッセージが生成され得る。
ここで、ファイルが更新されたとは、ファイルが修正、変更、アップデートされた後、その状態で格納されたことを意味できる。したがって、この場合、ファイルの修正、変更時点とファイルの更新時点とは異なる場合がある。ただし、ファイルに修正または変更が加えられたことをファイルの更新とみなすと、ファイルの修正時点と更新時点とは同様の場合もある。そして、フォルダが更新されたとは、フォルダ内に新しい下位フォルダが生成されたか、フォルダ名が変更されるか、フォルダ参加者の変更、フォルダ内のファイルが更新されるか、当該フォルダ内で下位フォルダ間のファイルの移動が発生した場合などを含むことができる。
ここで、ファイルは、ユーザ端末120から送信された文書ファイルやマルチメディアファイルのような一般的なユーザファイルを含むことができる。
そして、ここで、「フォルダ内のファイル」または「フォルダに属したファイル」とは、フォルダ内に格納されているか、フォルダを介して接近可能であるか、フォルダに連関または連結されているファイルを全て含むことができる。フォルダ内のファイルに更新履歴が発生すれば、これは、フォルダにも更新履歴が発生したこととみなされて、ファイルに対するシステムログメッセージとフォルダに対するシステムログメッセージとが全て作成され得る。
システムログメッセージ生成部310は、ユーザ端末120によりファイルが更新されることで、当該ファイルまたは当該ファイルの属したフォルダに更新履歴が発生された場合、当該更新履歴に対するシステムログメッセージを生成できる。システムログメッセージには、更新時刻、更新されたファイルの格納時刻、そして、その他にも、更新履歴の具体的な内容など、ファイル及びフォルダの更新と関連した各種情報が含まれ得る。
一実施形態において、システムログメッセージ生成部310は、ユーザ端末120が特定ファイルを修正または変更して、当該ファイルに更新履歴が発生されれば、更新履歴に関する情報が含まれたシステムログメッセージを生成できる。ここで、ユーザ端末120は、特定フォルダにフォルダ参加者として参加中であるユーザのユーザ端末120でありうる。そして、更新履歴に関する情報は、当該ファイルのファイル更新時間、修正前後のファイル格納時間、ファイル更新種類、ユーザ情報、及びユーザグループ情報のうち、少なくとも1つを含むことができる。
ここで、修正、変更などの更新履歴が発生されたことのないファイルを都合上、原本ファイルと呼ぶことにする。そして、原本ファイルに対して修正、変更などのファイル更新が加えられた場合、更新が行なわれた時点は修正日時と呼ばれることができる。そして、原本ファイルに対して更新履歴が発生されれば、原本ファイルと別個の写本ファイルが生成され得る。
この場合、写本ファイルには、更新履歴が適用され、原本ファイルは、更新されなかったままで格納されることもできる。そして、ユーザ端末120がファイルに接近すれば、当該ユーザ端末120の識別情報とともに、当該ファイルに接近した時刻が記録され得る。ファイルへの接近記録と更新履歴、当該更新履歴が発生した時刻に関する情報は、共に格納されることができる。
したがって一実施形態において、システムログメッセージに含まれるファイル更新時間に関する情報は、更新履歴発生日時または更新された写本ファイルなどの作成日時(generation time)、原本ファイルに対する個々の修正事項が発生された修正日時(last modified time)、及びユーザ端末120の接近記録による原本ファイルへの接近日時(last access time)のうち、少なくとも1つを含むことができる。
システムログメッセージには、ユーザ端末10のログイン過程で認証されたユーザ識別子、ユーザ識別情報、ユーザ端末識別情報などのユーザ情報が含まれ得る。一実施形態において、システムログメッセージ生成部310は、当該ユーザ端末120に対するユーザ情報からユーザIDまたはユーザ名前を持ってきて、システムログメッセージに含めることができる。
システムログメッセージ生成部310は、ユーザ端末10に対応するユーザが属するグループに関する情報であるユーザグループ識別子をシステムログメッセージにさらに含めることができる。一実施形態において、システムログメッセージ生成部310は、当該ユーザ端末120に対応するユーザが構成員として参加するユーザグループIDまたはユーザグループ名を持ってきて、システムログメッセージにさらに含めることができる。
ユーザログメッセージ生成部320は、ユーザ端末120にファイルの更新に関するユーザログメッセージを生成する。ユーザログメッセージは、フォルダまたはファイルに発生した更新履歴と関連したユーザに関する情報を含む。
更新履歴と関連したユーザに関する情報とは、ファイルまたはフォルダに発生した更新履歴において、当該更新履歴を発生させたユーザまたは当該更新履歴を確認したり、更新履歴に対するフィードバック要請を受けるユーザなどに関する情報、ユーザが更新に関して追加するコメントなどに関する情報を含むことができる。
ここで、ユーザログメッセージは、第1部分、第2部分、第3部分などに分けて説明する。図3を参照して説明する本発明の一実施形態において、ユーザログメッセージの第1部分には、ユーザ端末120のフィードバック要請可否に関する情報が、第2部分には、更新が反映されたファイルの一部または全部の複写本、第3部分には、当該ファイルの修正/変更など、ファイル更新と関連したユーザコメント情報が含まれ得る。
したがって、本発明の実施形態によれば、ユーザログメッセージは、ファイルまたは当該ファイルの属したフォルダの更新に関するフィードバック可否、ユーザ更新意図、及び更新内容など、更新と関連したユーザのコメントのうち、少なくとも1つを表すための複数の部分メッセージで構成されたメッセージでありうる。
そして、ユーザログメッセージは、上述した第1部分、第2部分、及び第3部分のメッセージを全て含むべきものではなく、実施形態によってこれらのうち、一部の部分メッセージだけを選択的に含むことができる。
ユーザログメッセージのうち、第1部分メッセージは、当該ファイルの更新による他のユーザのフィードバック要請有無に関する情報を含むことができる。この場合、ユーザログメッセージ生成部320は、ユーザログメッセージの第1部分メッセージでフィードバック要請可否に関する情報を含むユーザログメッセージを生成できる。
フィードバック要請可否情報は、ファイルの更新により当該ファイルまたは当該ファイルの属したフォルダに発生された更新履歴に対して、他のユーザのフィードバックを要請するか否かを表した情報でありうる。
一実施形態において、ユーザログメッセージ生成部320は、ファイル更新過程で受信され、ユーザにより入力されたフィードバック要請可否情報に基づいて、フィードバック要請があると判別された場合、当該ファイルの更新履歴に対する他のユーザのフィードバックを要請するフィードバック要請信号を生成し、ユーザログメッセージの第2部分に含めることができる。
例えば、ユーザログメッセージ生成部320は、ファイルの更新過程でユーザインターフェースの1つとしてフィードバック要請ボタンを提供できる。そして、ユーザ端末120がフィードバック要請ボタンを介してフィードバック要請信号を生成させると、ユーザログメッセージ生成の際、第1部分メッセージとしてフィードバックを要請するフィードバック要請メッセージをユーザログメッセージに部分メッセージの1つとして含めることができる。
他の一実施形態において、ユーザログメッセージ生成部320は、ファイルが更新されれば、更新の完了後、ファイルを更新したユーザ端末120に当該ファイル更新を他のユーザにフィードバックするか否かを問うフィードバック可否確認メッセージを直ちに提供することができる。フィードバック可否確認メッセージの一例に、[他のフォルダ参加者にファイル更新に関してフィードバックしますか? はい/いいえ]という内容のメッセージがポップアップウィンドウを介して提供されることができる。
フィードバック可否確認メッセージに対するユーザ応答として、ユーザ端末120は、フィードバック可否確認応答メッセージを送信できる。これにより、ユーザログメッセージ生成部320は、ユーザのフィードバック可否確認応答メッセージに基づいて、ユーザログメッセージの第1部分メッセージにフィードバック要請信号を含めるか否かを決定できる。例えば、上記で提供されたポップアップウィンドウを介して提供されたフィードバック可否確認メッセージでユーザ端末120が[はい]を選択して応答する場合、ユーザログメッセージ生成部320は、フィードバック要請信号をユーザログメッセージの第1部分に含めることができる。
一実施形態において、ユーザログメッセージ生成部320は、フィードバック可否に関するユーザ意図を確認する過程で、更新に対するフィードバックを要請しようとする他のユーザを1つ以上指定することができる。すなわち、ユーザ端末120は、特定ファイルの特定更新に対してはフィードバック義務を有するユーザグループを予め設定するなどの方法を介して、フィードバック要請の対象を指定することができる。そして、これを介して指定されたフィードバック要請対象となるユーザのユーザ情報またはユーザ端末情報をユーザログメッセージの第1部分に含めることができる。
例えば、共有フォルダ参加者がA、B、Cである場合、ユーザAが特定ファイルを修正した後、ユーザBとユーザCのうち、1つ以上のユーザに当該修正に対するフィードバックを要請できる。この場合、ユーザAがファイルの修正に対するフィードバックを誰に要請したかに関する情報がユーザログメッセージの第1部分に含まれることができる。
ユーザログメッセージ生成部320は、ユーザ端末120からフィードバック要請が受信された場合、直ちにまたはフィードバック要請の対象となったユーザのログイン時に当該ファイルが更新されたことを、フィードバック要請の対象となったユーザのユーザ端末120に報知することができる。ファイルが更新されたことを知らせる方法の1つとして、ファイル更新報知メッセージが使用され得る。ファイル更新報知メッセージは、ファイルの更新に関するユーザログメッセージの主な内容を要約したメッセージでありうる。ファイル更新報知メッセージには、ファイル更新の主体、ファイル更新日時、ファイル更新の主な内容などの情報が含まれ得る。
したがって、本発明の一実施形態によれば、ユーザログメッセージ生成部320は、ユーザログメッセージの第1部分メッセージを介して当該ファイル更新に関するフィードバック要請があることが確認されれば、当該フィードバック要請対象に指定された少なくとも1つのフォルダ参加者の各々に対応するユーザ端末120に、当該ファイル更新に関するユーザログメッセージの主な内容を要約したファイル更新報知メッセージを提供することができる。
その後、ユーザログメッセージの第1部分メッセージ、すなわち、フィードバック要請信号に対する応答が入力され得る。すなわち、ユーザログメッセージを受信した他のユーザは、第1部分メッセージに含まれたフィードバック要請信号に対応したフィードバックの一環として、修正内容を確認したことを表示する応答を残したり、当該ファイルを再更新することができる。
この場合、ユーザログメッセージ生成部320は、第1部分メッセージに対して入力された応答、すなわち、修正確認またはファイル再更新履歴に基づいて、他のユーザにより当該ファイルが再更新されたか否かに関する情報を含む信号を生成できる。
一実施形態において、上述したファイル更新報知メッセージに対して当該他のユーザによる応答として当該ファイルの再更新可否に関する情報を含むファイル更新報知応答メッセージが今後受信されれば、ユーザログメッセージ生成部320は、受信されたファイル更新報知応答メッセージに基づいて、当該ファイルの再更新可否報知信号を生成し、ユーザログメッセージの第1部分メッセージに含めることができる。
ユーザログメッセージ生成部320は、ファイルにそれぞれの更新が反映された更新当時のファイルまたは複数の更新を経た最終バージョンのファイルを複製してチェックポイントファイルとして生成することができる。そして、ユーザログメッセージの第2部分メッセージには、当該チェックポイントファイルが含まれ得る。すなわち、ユーザログメッセージ生成部320は、チェックポイントファイルをユーザログメッセージの第2部分メッセージに含めることができる。
ユーザログメッセージ生成部320は、現在時点のファイルを今後確認したり、復元できるように、更新されたバージョンのファイルを複製して写本を生成するが、ここで、当該写本をチェックポイントファイルと呼ぶことができる。
例えば、ユーザログメッセージ生成部320は、第1のファイルの1番目の修正が検出されれば、修正された時点のファイルを第1のチェックポイントファイルに複製してユーザログメッセージの第2部分メッセージに含め、今後、第1のファイルの2番目の修正が検出されれば、2番目に修正された時点のファイルを第2のチェックポイントファイルに複製して、当該ユーザログメッセージの第2部分メッセージにさらに含めることができる。
または、他の実施形態において、ユーザログメッセージ生成部320は、ファイルの修正が最初に検出されれば、原本ファイルを原本チェックポイントファイルに複製し、ファイル更新時点のファイルをチェックポイントファイルとして生成することができる。
ユーザログメッセージ生成部320は、ファイルの修正が検出される度に、チェックポイントファイルをユーザログメッセージの第2部分メッセージとして累積複製して管理することができる。ここで、ユーザログメッセージ生成部320は、ファイルの更新が発生する度に、無限にチェックポイントファイルを生成して管理することではなく、特定時間区間(例えば、1ヶ月)または特定回数(例えば、100回)を限定して、最近のチェックポイントファイルを選別的に管理し、所定基準より古いチェックポイントファイルは、削除したり、別の格納空間へ移動させることができる。
そして、ユーザログメッセージの第3部分メッセージは、ファイルを更新したユーザの更新意図などに関するユーザコメントを含むことができる。ユーザは、共有フォルダ内の特定ファイルを修正または変更するとき、当該ファイルの更新または再更新行為の意図や理由、目的などに関して付加説明したユーザメモを入力できる。ユーザが入力したメモによってユーザログメッセージ生成部320は、ユーザログメッセージの第3部分メッセージに当該ユーザの更新意図などを表すユーザコメントを含めることができる。
ここで、「ユーザの更新意図」をより詳細に説明すれば、次のとおりである。ユーザがファイルを修正する場合、主にいかなる趣旨で修正したか(例えば、概要部分誤字修正)、どの部分が何の理由で修正されたか(例えば、本文と要約部分の不一致修正または小結論変更)等、ユーザがファイルを修正または変更した理由や意図などを簡略に書いたメモでありうる。このようなメモが含まれていると、他のユーザによるファイルの更新履歴を検討するユーザは、ファイルの修正された部分や修正内容をより容易に探し、理解することができるようになる。
そして、ここで一例によれば、ファイルの更新過程でスマートログファイル管理装置210は、ユーザ端末120にユーザメモ生成欄がディスプレイされ得るようにユーザインターフェースを提供できる。すると、ユーザは、ユーザ端末にディスプレイされたユーザメモ生成欄を介して本人が行ったファイルの更新に対するメモを入力できる。例えば、ファイル更新の意図、更新の目的、特に、比重あるように確認しなければならない更新履歴などがユーザメモ生成欄を介して入力され得る。ユーザログメッセージ生成部320は、ユーザメモ(例えば、[細部主題変更及び誤記訂正])が受信されれば、ユーザログメッセージの第3部分メッセージにユーザコメントを含めることができる。
ユーザログメッセージ生成部320は、ファイルの更新が完了すれば、既存のファイルから変更された内容を基に、ユーザメモを自動で生成してユーザに提案することができる。
一実施形態において、ユーザログメッセージ生成部320は、ファイル更新が完了すれば、更新前バージョンのファイルと更新によって生成されたチェックポイントファイルとを比較分析することができる。もし、ファイルが2回更新されたならば、原本ファイルと第1のチェックポイントファイル、そして第2のチェックポイントファイルを比較分析することができる。
比較分析の結果、ユーザログメッセージ生成部320は、他のバージョンのファイルとチェックポイントファイルとの間の変わった部分を抽出し、当該部分の変更内容、修正分量のうち、少なくとも1つ以上の情報を検出し出すことができる。そして、比較分析の結果、検出された事項に基づいてユーザメモサンプルとして生成し、ユーザ端末120にディスプレイされ得るように提供する。ユーザが上述したユーザメモサンプルを確認した後、これを承認すれば、ユーザメモサンプルが当該更新に対するユーザコメントとなる。
すなわち、ユーザは、ユーザログメッセージ生成部320が生成したユーザメモサンプルをユーザコメントとして格納するか否かを決定できる。そして、その結果、ユーザログメッセージ生成部320は、ユーザにより承認されたユーザメモサンプルをユーザログメッセージの第3部分にユーザコメントとして含めることができる。
例えば、ユーザログメッセージ生成部320は、チェックポイントファイルの比較分析を介して、更新前と比較して[戦落(センラク)会議]を[戦略(センリャク)会議]に2バイト修正及び[次の戦略を追加します...]の150バイト追加を検出して、[誤記修正、説明追加]をユーザメモサンプルとして生成することができる。そして、ユーザログメッセージ生成部320が生成したユーザメモサンプルをユーザ端末120に提供すれば、ユーザ端末120がこれを視角化することにより、ユーザにユーザメモサンプルを提案できる(例えば、ユーザ端末120が「今回の修正のユーザ更新意図として[誤記修正、説明追加]を記録しますか?」という内容のポップアップウィンドウをディスプレイ)。
また、当該ユーザメモサンプルの提案に対するユーザ端末120の応答として「ユーザ承認」が受信されれば、ユーザログメッセージ生成部320は、ユーザメモサンプルをユーザログメッセージの第3部分メッセージにユーザコメントとして追加することができる。
スマートログメッセージ生成部330は、システムログメッセージとユーザログメッセージとに基づいてスマートログメッセージを生成し、スマートログメッセージを当該ファイルまたはフォルダと連関させることができる。
スマートログメッセージは、まず、システムログメッセージとユーザログメッセージとを含むことができる。そして、本発明の一実施形態によれば、スマートログメッセージは、システムログメッセージとユーザログメッセージとの間の連関性分析を介して生成された連関性分析結果をさらに含むことができる。
連関性分析結果とは、ファイルやフォルダの更新に関して、フォルダまたはファイルの更新やファイル関連ユーザ設定、応答及び未応答、確認及び未確認などに対し、システムログメッセージまたはユーザログメッセージが含む情報を再度分析したり、まとめた統計、分析、評価結果などでありうる。
ここで、スマートログメッセージの連関性分析結果には、ファイルバッジまたはフォルダバッジに関する情報が含まれ得る。スマートログメッセージ生成部330は、スマートログメッセージの連関性分析情報の1つとして、ファイルの更新によってユーザ別ファイルバッジ(file badge per user)及びユーザ別フォルダバッジ(folder badge per user)を作成できる。
ここで、ユーザ別ファイルバッジは、各ユーザ別に、当該ユーザがまだ確認していない、当該ファイル更新履歴の累積個数を表すことができる。そして、ユーザ別フォルダバッジは、各ユーザ別に当該ユーザが当該まだ確認していない、当該フォルダに蓄積された更新履歴の累積個数である。
フォルダバッジは、ユーザが当該フォルダに関連して確認すべき更新履歴の全体個数を知らせるシンボルであって、当該フォルダ及び当該フォルダ内の下位フォルダ並びにファイルに発生された更新履歴の個数を表すことができる。すなわち、ファイルバッジまたはフォルダバッジは、当該ファイルまたは当該フォルダに発生した更新履歴のうち、ユーザ別に未確認更新履歴の個数を表すことができる。
したがって、スマートログメッセージ生成部330は、システムログメッセージの更新時刻に関する情報と、各ユーザ端末120の接近時間に関する情報、システムログメッセージに含まれた更新内容に関する情報、またはユーザログメッセージに含まれた修正前後のチェックポイントファイル情報のうち、一部または全部を利用して連関性分析を介してファイルバッジまたはフォルダバッジを作成できる。
より具体的に、システムログメッセージ生成部310とユーザログメッセージ生成部320、またはスマートログメッセージ生成部330は、ファイルまたはフォルダが更新されるにつれて、当該ファイルまたは当該フォルダに関して行われた修正情報を含むユーザ独立的なファイル修正ヒストリを作成及び管理することができる。ここで、ユーザは、例えば、当該フォルダを共有するフォルダ参加者でありうる。そして、スマートログメッセージ生成部330は、ファイル修正ヒストリに基づいてファイルバッジ値を算出し、ユーザ別ファイルバッジまたはユーザ別フォルダバッジを作成できる。
例えば、フォルダ参加者であるユーザA、ユーザB、ユーザCのうち、ユーザAがフォルダa内のファイルa−1を修正したならば、当該更新行為は、当該フォルダに参加するユーザB、ユーザCの両方のフォルダバッジ値及びファイルバッジ値に影響を及ぼすようになる。ユーザAのファイル修正により、当該ファイルa−1に関するユーザ別ファイルバッジとフォルダaに関するユーザ別フォルダバッジとがユーザ独立的に更新されることができる。
スマートログメッセージ生成部330は、ファイル修正ヒストリの更新過程で現在から過去までの特定時間区間の間、または最近順に特定個数だけの更新履歴と当該更新履歴によるファイル修正日付をファイル修正ヒストリに累積格納することができる。スマートログメッセージ生成部330は、当該ファイルに関してユーザ別時間変位媒介変数として生成日付、接近日付、及び修正日付のうち、1つ以上を含むタイムスタンプを管理して、ファイル修正ヒストリにファイル修正日付として反映することができる。
例えば、システムログメッセージ生成部310とユーザログメッセージ生成部320、またはスマート管理部330は、下記の[表1]のように、1つのファイルに対して種々のユーザにより複数回で発生されるファイル修正日付a、b、c、及びdをファイル修正ヒストリに順次累積管理することができる。ヒストリは、前述したように、無限に累積格納される必要はなく、現在時点を基準に特定時間区間または特定個数だけのファイル修正ヒストリのみが格納され、ファイルバッジとフォルダバッジに反映されることができる。この場合、基準値より古い残りの修正ヒストリは、ファイルバッジやフォルダバッジに反映されず、削除されることができる。
一実施形態において、スマートログメッセージ生成部330は、下記の数式1に基づいて前記特定個数を設定し、これにより設定された特定個数だけのファイル修正によるファイル修正日付をファイル修正ヒストリに累積することができる。
ここで、mav1は、当該ファイルに対して最近の第1の特定時間区間の間(例えば、最近一週間)、一日平均発生された更新履歴の個数を表し、mav2は、当該ファイルで最近の第2の特定時間区間の間(例えば、最近3ヶ月間)、一日平均発生された更新履歴の個数を表すことができる。ここで、第2の特定時間区間は、第1の特定時間区間より長い時間区間を意味する。また、ここで、n0は、更新履歴の累積個数の基準値(例えば、100)を表し、ユーザまたは設計者により設定されることができる。そして、
は、内部の値に対して整数で四捨五入演算を行う演算を意味する。
例えば、スマートログメッセージ生成部330は、mav1とmav2が各々2.6と1.4に検出され、n0が50に設定された場合を仮定すれば、上記の数式1によって、n値は93に算出される。この場合、該当算出されたnをファイル修正日付の累積のための特定個数として決定することができる。スマートログメッセージ生成部330により管理されるファイル修正ヒストリには、93個の更新履歴まで格納が可能であり、最近の93個までの更新履歴がファイルバッジ及び/又はフォルダバッジに反映されることができる。
スマートログメッセージ生成部330は、ファイル更新が完了すれば、当該ファイルに関するファイル修正ヒストリ及びユーザ別当該ファイルへのファイル接近時間を追跡したり、システムログメッセージ及び/又はユーザログメッセージを分析してユーザ別ファイルバッジを更新できる。
例えば、スマートログメッセージ生成部330は、当該ファイルに関する上記の表1のようなファイル修正ヒストリから当該ファイルの更新履歴及びファイル修正日付を確認することができる。そして、更新履歴には、どのユーザによるファイル更新であるかに関する情報も含まれることができる。
ユーザログメッセージ生成部320は、当該ユーザ別に当該ファイルに最も最後に接近した日時に基づいて、当該ユーザの最後の接近後に発生されたファイル修正をカウントして、ユーザ別ファイルバッジを下記の表2のように作成することができる。
例えば、ユーザAのファイルバッジは、ユーザAが当該ファイルを作成し、最も最後に修正したので、0に更新される。そして、ユーザBのファイルバッジは、ユーザBの最後の接近日時以前に当該ファイルが作成され、ユーザBの最後の接近日時以後にユーザAにより1回修正されて、1回の更新履歴が発生したので、ユーザBに提供されるファイルバッジのファイルバッジ値は1に更新される。そして、ユーザCのファイルバッジ値は、当該ファイルが作成されながら1つ増加し、当該ファイルが修正されることにより、1つ増加したが、ユーザCは、当該ファイルが作成され、修正された後、当該ファイルに接近した所がないので、ユーザCのファイルバッジは、2に更新されることができる。各ユーザのファイルバッジ値は、下記の[表2]を参照できる。
ユーザログメッセージ生成部330は、ユーザ端末120により当該ファイルが読み出されたかを判別して、当該ユーザの当該ファイルに関するファイルバッジを更新できる。ここで、ユーザログメッセージ生成部330が、当該ユーザが当該ファイルまたはフォルダ、そしてファイルまたはフォルダに発生された更新履歴を読み出したかを判別するにあって、システムログメッセージとユーザログメッセージに含まれた更新履歴に関する情報及びユーザのファイルまたはフォルダ接近に関する情報を利用できる。したがって、ユーザCと連関したユーザ端末120がファイルバッジ2である当該ファイルに接近して、当該ファイルをオープンしたり、ダウンロードすると、当該ファイルのユーザ別ファイルバッジのうち、ユーザCのファイルバッジは、2から0に更新されることができる。
また、連関性分析情報は、当該ファイルまたは当該フォルダに含まれたファイルに対する合計修正回数または更新履歴の累積個数、平均更新頻度、合計フィードバック要請回数、合計フィードバック要請応答回数、日平均または月平均更新/フィードバック要請/フィードバック応答回数、フィードバック応答率(合計フィードバック要請回数に対する実際フィードバック要請応答回数の比率)、及びスマートログメッセージ提供回数のうち、少なくとも1つ以上に関して算出された統計情報のうち、1つ以上を含むことができる。そして、算出結果を予め設定された区間によって分けた結果値を用いてユーザ確認の優先順位情報や重要度、緊急度などを共に導き出してスマートログメッセージに含めることができる。
例えば、スマートログメッセージ生成部330は、スマートログメッセージの生成過程でシステムログメッセージにある当該ユーザのグループIDと連関して設定されたグループ設定情報のうち、フィードバック設定[フィードバック要請推奨]があるならば、当該フィードバック設定と連関したユーザログメッセージの第1部分メッセージ[フィードバック要請される]及び当該フィードバック設定情報をスマートログメッセージに共に含めることができる。
一実施形態において、スマートログメッセージ生成部330は、下記の表3のように、システムログメッセージとユーザログメッセージとに基づいてスマートログメッセージを生成し、当該ファイルに連関させることができる。
例えば、スマートログメッセージ生成部330は、(a)システムログメッセージにあるファイル格納時間、ファイル更新種類、ユーザ情報、及びユーザグループ情報、(b)ユーザログメッセージにあるフィードバック要請有無、チェックポイントファイル、更新関連ユーザコメント、及びユーザ別ファイルバッジ値、(c)ユーザ設定情報とグループ設定情報、及び(4)合計修正回数、合計フィードバック要請回数、合計フィードバック要請応答回数、フィードバック応答率、及びスマートログメッセージ提供回数などに関する統計情報に基づいてスマートログメッセージを生成できる。
スマートログメッセージ生成部330は、ユーザ端末120から当該ファイルまたはフォルダへの接近の要請を受けると、当該ファイルまたはフォルダのスマートログメッセージを分析し、当該スマートログメッセージのうち、一部または全部を連関提供するか否かを決定できる。
例えば、スマートログメッセージ生成部330は、ユーザ端末がフォルダまたはファイルに接近する場合、ユーザ端末120が明示的にスマートログメッセージの提供を要請しなくても、当該フォルダまたはファイルと連関したスマートログメッセージを分析して、当該ユーザの最後の接近日付以後に予め設定された基準値(例えば、3回)以上の更新履歴またはフィードバック要請などが検出されれば、スマートログメッセージを自動で提供したり、スマートログメッセージを先に確認することを推奨する報知メッセージなどをユーザ端末120に提供することができる。
スマートログメッセージ生成部330は、スマートログメッセージを当該フォルダ内で管理したり、別のルートを介して管理することができる。
一実施形態において、スマートログメッセージ生成部330は、スマートログメッセージを当該ファイルの属したフォルダにユーザファイルの1つのように格納することができる。ただし、スマートログメッセージ生成部330は、スマートログメッセージを読み取り専用属性として格納することができる。
そして、スマートログメッセージ生成部330は、ファイルに更新履歴がさらに発生することにより、スマートログメッセージを更新できる。そして、ユーザ端末120により当該スマートログメッセージに関する接近が要請されれば、スマートログメッセージ生成部330は、読み取り専用で当該スマートログメッセージが閲覧されるようにすることができる。
他の一実施形態において、スマートログメッセージ生成部330は、スマートログメッセージをファイルシステムの特定領域にログファイルとして格納することができる。スマートログメッセージ生成部330は、スマートログファイルデータベース(図示せず)を介してスマートログメッセージと当該ファイルとの間の連関関係を管理できる。
このとき、スマートログメッセージ生成部330は、当該ファイルを介してスマートログメッセージへの接近または閲覧要請をユーザ端末120から受信すれば、当該スマートログメッセージを修正及び編集、削除が不可能な読み取り専用状態で提供することができる。スマートログメッセージ生成部330は、ユーザ端末120の要請に基づいてスマートログファイルデータベースを修正し、これらの間の連関関係を再設定することができる。
スマートログメッセージ生成部330は、ファイルの移動が検出されれば、当該ファイルと連関したスマートログメッセージにこれを記録すると同時に、スマートログメッセージも当該ファイルとともに他のフォルダに共に移動するか、スマートログファイルデータベースを修正して連関関係の再設定を行うことができる。そして、当該フォルダに連関したスマートログメッセージに、当該ファイルの移動事実が記録されることができる。
スマートログメッセージ生成部330は、スマートログメッセージを提供する過程でユーザ端末120からファイルまたはフォルダの詳細更新履歴を提供してほしいとの要請を受けることができる。この場合、スマートログメッセージ生成部330は、当該スマートログメッセージにあるユーザログメッセージの変更内容に関する詳細更新履歴または分析結果を当該ユーザ端末120に提供することができる。
変更内容に関する分析結果または詳細更新履歴は、次のように、例を挙げて説明することができる。
1.フォルダA内に下位フォルダb作成及びファイルa−1、ファイルa−2を下位フォルダaから下位フォルダbに移動
2.フォルダA内に下位フォルダaの名称をbに変更
3.フォルダA内にファイルa−1のファイル名をb−1に変更
4.フォルダA内にファイルa−2の5頁の1番目の段落削除、10頁の2番目の段落修正、及び修正前テキストと修正後テキストとを対照してディスプレイ
5.フォルダA内に新しいファイルc−1作成
6.上述した更新履歴をまとめて、「下位フォルダ作成2件、フォルダ名変更1件、ファイル移動2件」のような形式で統計化されたメッセージ提供
例えば、スマートログメッセージ生成部330は、当該スマートログメッセージに基づいて、修正前の第1のチェックポイントファイル及び修正後の第2のチェックポイントファイルを修正された部分を中心に連関提供して、修正による変更事項を視覚的に対比させることができる。特に、スマートログメッセージ生成部330は、チェックポイントファイルを用いて更新履歴が発生した部分を抜粋するが、修正前と修正後のファイルを比較したり、修正前と1次修正後、1次修正後と2次修正後のファイルのうち、修正された部分を同時に比較する形態で各更新履歴をまとめて提供することもできる。
スマートログメッセージ生成部330は、ユーザ端末120がログインすれば、フォルダ内で当該ユーザが接近権限を有する全てのファイルの更新履歴のうち、当該ユーザが最後に当該フォルダに接続した接続日時以後に検出されたファイル更新履歴に関するスマートログ要約情報を一度に提供することができる。
例えば、スマートログメッセージ生成部330は、ユーザAのユーザ端末120がシステムにログインすれば、ユーザAが接近可能な全てのフォルダ内の全てのファイルのうち、ユーザAの前回ログインした後に修正されたファイルに関して、フォルダ名、ファイル名、修正種類、及び修正日時を含むスマートログ要約リストを提供することにより、ユーザAがフォルダ及びファイルの更新現況を一目で把握するのに役に立つことができる。
制御部340は、プロセッサ210の動作全般を制御でき、システムログメッセージ生成部310、ユーザログメッセージ生成部320、及びスマートログメッセージ生成部330の間のデータフローを制御できる。
一実施形態において、制御部340は、ユーザ端末120から特定フォルダに関する接近要請を受信でき、当該ユーザの当該ファイルに関する接近権限を確認して、当該接近を許容するか否かを決定できる。制御部340は、ユーザ端末120と連関したユーザ情報を取得してフォルダの接近権限を確認でき、当該ユーザの当該フォルダに対する接近権限が確認される場合にのみ、当該接近を許容することができる。制御部340は、フォルダが作成されるとき、フォルダ作成者によるユーザ招待を介してフォルダの接近権限を決定できる。
制御部340は、ユーザ端末120によるフォルダ接近が許容されれば、当該フォルダにある少なくとも1つのファイルの各々のユーザ別ファイルバッジをユーザ端末120に提供して、ユーザ端末120が当該フォルダに関するファイル目録を表す過程で当該フォルダにある少なくとも1つのファイルの各々に関するユーザ別ファイルバッジを共に表すようにすることができる。
制御部340は、フォルダにあるファイルの各々にユーザ別ファイルバッジとファイル修正ヒストリとに基づいて、当該フォルダ及び当該下位構造にあるサブフォルダ内のファイルに関する当該ユーザのファイルバッジを累積演算して、当該フォルダにあるファイルバッジ累積カウントに反映することができる。
制御部340は、当該フォルダ及び当該下位構造にある全てのファイルと連関したスマートログメッセージの統計情報を検出して、当該フォルダにある累積統計カウントに反映することができる。例えば、制御部340は、ファイル目録の提供過程で当該フォルダ及び当該下位フォルダにあるファイル等の合計修正回数、合計フィードバック要請回数、合計フィードバック要請応答回数、及びスマートログメッセージ提供回数のうち、少なくとも1つに関する統計情報を累積反映して、当該フォルダの累積統計カウントに反映することができる。
また、制御部340は、ユーザの要請可否と関係なく、スマートログメッセージを自動で提供する必要があるかを判断できる。例えば、フィードバック要請を受けた件数が基準値以上であるか、特定数字以上の他のユーザから要請事項が累積されたか、ファイルバッジまたはフォルダバッジの値が基準値以上であるか、未確認更新履歴のうち、削除予定の件の個数が基準値以上である場合などがこれに該当し得る。
制御部340の判断結果、ユーザの要請がなくてもスマートログメッセージを提供する必要がある場合、制御部340は、ユーザ端末120にスマートログメッセージの一部または全部を提供するか、スマートログメッセージを先に確認することを推奨または提案する報知メッセージを生成して出力することができる。
制御部340は、ユーザ端末120の要請に応じてユーザ別ファイルバッジ及びスマートログメッセージに基づいて、当該フォルダまたはファイルが整列されるようにすることができる。例えば、制御部340は、ユーザ端末120の要請に応じて当該フォルダにあるファイル等が、当該ユーザのファイルバッジが大きい順に(未確認ファイル更新個数が多い順に)、合計修正回数が多い順に、合計フィードバック要請回数が多い順に、または、合計フィードバック要請応答回数が多い順に整列されるようにすることができる。
図4は、本発明の一実施形態に係るスマートログファイル管理方法を説明するフローチャートである。
図4を参照して説明する実施形態に係るスマートログファイル管理方法は、図2を参照して説明したプロセッサによって行われることができる。
図4において、システムログメッセージ生成部310は、ユーザ端末120を介してのファイルの更新可否を検出し、ファイル格納時間を含むシステムログメッセージを生成する(ステップS410)。ユーザログメッセージ生成部320は、ユーザ端末120にファイルの更新に関するユーザログメッセージを生成する(ステップS420)。スマートログメッセージ生成部330は、システムログメッセージとユーザログメッセージとに基づいてスマートログメッセージを生成して、当該ファイルと連関させる(ステップS430)。
図5は、本発明の他の実施形態に係るスマートログファイル管理方法を説明するフローチャートである。
図5を参照して説明する実施形態に係るスマートログファイル管理方法は、図2〜図3を参照して説明したスマートログファイル管理装置により実行されることができる。
まず、ファイルまたはフォルダにユーザ端末が接近し、当該ファイルまたはフォルダを更新することにより更新履歴が発生する(S510)。ここで、更新は、前述したように、フォルダの修正、変更、下位フォルダの追加作成または削除、ファイルの作成、修正、変更、削除などを含むことができる。
また、ユーザ端末がファイルまたは前記フォルダに接近すれば、スマートログファイル管理装置は、当該ユーザ端末に対応するユーザ情報を取得できる。すなわち、ユーザ端末がファイルまたはフォルダに接近すれば、当該ユーザ端末に対してログインなどの接近を許容し、ユーザを認証するための認証手順を行いながら、この過程で当該ユーザ端末に対応するユーザ識別情報、ユーザ端末識別情報のうち、1つ以上をユーザ情報として提供されることができる。
スマートログファイル管理装置のプロセッサは、上述した更新履歴を検出して、当該フォルダまたはファイルに対する修正ヒストリを作成し、これをユーザ独立的に更新することができる。
そして、スマートログファイル管理装置は、更新履歴が発生した日時に関する情報を生成及び格納し、更新日時に関する情報を含むシステムログメッセージを生成できる(S520)。
ここで、システムログメッセージには、ユーザ端末がフォルダまたはファイルに接近した日時に関する情報である接近日時情報、ユーザ端末を介してファイルまたはフォルダが修正された日時に関する情報である修正日時情報、ファイルまたはフォルダが更新された後、更新された状態で格納された日時に関する情報である格納日時情報のうち、1つ以上がさらに含まれることができる。したがって、当該更新履歴がどのユーザによって行なわれた更新行為により発生したものであるかに関する情報が共に管理されることができる。
したがって、システムログメッセージは、フォルダまたはファイルに対する更新履歴を誰が発生させたかに関する情報であるユーザ情報をさらに含むことができ、当該ユーザの属したユーザグループ情報もさらに含むことができる。
そして、ユーザ端末によりファイルまたはフォルダが更新されながら、当該ユーザ端末のユーザは、当該更新履歴に対して他のユーザがこれを閲覧した後、フィードバックをするように要請するかを決定できる。例えば、ユーザ端末120が更新履歴に対する他のユーザのフィードバックを明示的に要請するか、要請しないことにより、またはシステム上の設定によりフィードバックを要請するか、要請しないこととみなされることにより、スマートログファイル管理装置は、フィードバック要請可否を判別し、ユーザのフィードバック要請可否情報を生成できる(S530)。
そして、スマートログファイル管理装置は、フィードバック要請可否情報が含まれたユーザログメッセージを生成できる(S540)。すなわち、スマートログファイル管理装置は、フォルダまたはファイルの更新履歴に対するフィードバックを他のユーザに要請するかに関する情報であるフィードバック要請可否情報を含むユーザログメッセージを生成できる。更新履歴を発生させたユーザの全部がユーザのフィードバックを要請するためにフィードバック要請信号を入力する場合、スマートログファイル管理装置は、当該ファイルまたはフォルダに今後、他のユーザが接近時、当該ファイルまたはフォルダに発生した更新履歴に対してフィードバックをすることを知らせる報知メッセージなどを提供できる。
そして、ユーザログメッセージは、更新履歴が適用されたチェックポイントファイルをさらに含むことができ、チェックポイントファイルは、更新履歴が発生する度に、別に生成され、格納されることができる。
そして、ユーザログメッセージは、更新履歴に対して付加説明するユーザメモを用いて生成されたユーザコメントをさらに含むことができる。例えば、ユーザは、ユーザ端末120を介して更新履歴を発生させた後、当該更新履歴の目的や意図、理由、参考事項などのうち、一部または全部を含むユーザメモを入力できる。すると、スマートログファイル管理装置は、これをユーザコメントとして生成してユーザログメッセージに含めることができる。
他の実施形態によれば、ユーザコメントは、ユーザがユーザ端末120を介してユーザメモを入力することにより生成される方法の他にも、ファイルまたはフォルダの更新履歴を利用してスマートログファイル管理装置がユーザ自動でユーザメモサンプルを自動で作成することにより生成されることもできる。
すなわち、スマートログファイル管理装置のプロセッサは、ファイルまたはフォルダの更新が完了すれば、更新履歴の内容を利用してユーザメモサンプルを生成できる。ここで、更新履歴の内容を抽出し、ユーザメモサンプルを作成するために、ユーザログメッセージに含まれたチェックポイントファイルを利用することができる。プロセッサがユーザ端末を介してユーザにユーザメモサンプルを提示し、ユーザ端末からユーザメモサンプルに対するユーザの承認信号が入力されれば、当該ユーザメモサンプルをユーザコメントとして生成することができる。そして、このような過程を介して生成されたユーザコメントがユーザログメッセージに含まれることができる。
一方、スマートログファイル管理装置は、システムログメッセージとユーザログメッセージとを用いて連関性分析情報を導き出すことができる(S550)。連関性分析情報は、システムログメッセージとユーザログメッセージとに含まれた更新履歴とユーザに関する情報を分析して算出した統計情報でありうる。
ここで、スマートログメッセージに含まれた連関性分析情報は、フォルダまたは当該フォルダに含まれたファイルに対する更新履歴の累積個数、ファイルに対する合計修正回数、更新履歴の平均発生頻度、フィードバック要請の合計回数、フィードバック要請に対するフィードバック要請応答の合計回数、更新履歴の発生、またはフィードバック要請、若しくはフィードバック要請応答のうち、1つ以上に対する日平均または月平均回数、フィードバック応答率またはスマートログメッセージの提供回数、フォルダバッジまたはファイルバッジのうち、少なくとも1つ以上を含むことができる。
スマートログファイル管理装置は、上述した連関性分析情報を含むスマートログメッセージを生成できる(S560)。そして、当該スマートログメッセージを当該ファイルまたはフォルダに連関させることができ、ユーザ要請時または必要時、スマートログメッセージをユーザ端末120に提供することができる。
図6は、本発明のさらに他の実施形態に係るスマートログファイル管理方法を示したフローチャートである。
スマートログファイル管理装置は、ファイルまたはフォルダに対する更新履歴が発生すれば(S610)、これに対するシステムログメッセージとユーザログメッセージとを生成できる(S620)。そして、スマートログファイル管理装置は、フォルダまたはファイルに対するシステムログメッセージ及び/又はユーザログメッセージを分析することができる(S630)。
スマートログファイル管理装置は、当該フォルダまたは当該ファイルに対するシステムログメッセージとユーザログメッセージとのうち、いずれか1つまたは両者を分析して、当該フォルダまたは当該ファイルに対するフォルダバッジまたはファイルバッジを作成できる(S640)。フォルダバッジまたはファイルバッジの作成のために、フォルダまたはファイルに対するユーザ別未確認更新履歴の個数も算出することができる。そして、スマートログファイル管理装置は、ファイルバッジまたはフォルダバッジの結果値算出のために、ユーザ別フォルダまたはファイルに対する接近時間または読み出し可否に関する情報も利用することができる。
フォルダバッジまたはファイルバッジは、フォルダまたはファイルに対して発生した更新履歴のうち、各ユーザ端末により読み出されていない未確認更新履歴の累積個数を各ユーザ別に、ユーザ独立的に表す一種のシンボルである。ファイルバッジまたはフォルダバッジの値を算出してファイルバッジまたはフォルダバッジを作成するために、スマートログファイル管理装置は、ファイルまたはフォルダに対する修正ヒストリをユーザ別に記録、更新することにより管理することができる。
すなわち、スマートログファイル管理装置は、ファイルに対するファイルバッジ値を修正ヒストリに記録された更新履歴の個数を用いて算出することができる。そして、スマートログファイル管理装置は、修正ヒストリに記録された更新履歴の個数とともに、ユーザ別ファイル接近時間をさらに用いてユーザ別ファイルバッジ値を算出できる。この場合、スマートログファイル管理装置は、ユーザが最後に接近する前に累積された未確認更新履歴は、ユーザが当該ファイルまたはフォルダに接近することにより読み出されたこととみなして、ファイルバッジ値またはフォルダバッジ値から減ずる。
もし、スマートログファイル管理装置がフォルダバッジを作成する場合、当該フォルダに対して発生した未確認更新履歴の累積個数と、フォルダ内のファイルに対する未確認更新履歴の累積個数とを合算してフォルダバッジの値を算出できる。そして、当該フォルダ内に下位フォルダがある場合、スマートログファイル管理装置は、フォルダに対して発生した未確認更新履歴の累積個数と、下位フォルダに対して発生した未確認更新履歴の累積個数と、当該フォルダ及び下位フォルダ内のファイルに対する未確認更新履歴の累積個数とを全て合算することにより、当該フォルダのフォルダバッジの値を算出できる。
上記の過程を介してファイルバッジまたはフォルダバッジが作成されれば、スマートログファイル管理装置は、連関性分析結果が含まれたスマートログメッセージを生成できる(S650)。そして、ここで、連関性分析結果は、ファイルバッジまたはフォルダバッジに関する情報でありうる。
スマートログメッセージに含まれる情報は、前述したとおりであるから、ここでは重複する説明を省略する。
スマートログファイル管理装置のプロセッサは、スマートログメッセージをユーザの要請可否と関係なく、自動で提供する必要があるかを判断できる(S660)。判断の結果、ユーザの要請がなくてもスマートログメッセージを提供する必要がある場合、スマートログファイル管理装置は、ユーザ端末120にスマートログメッセージの一部または全部を提供するか、スマートログメッセージを先に確認することを推奨または提案する報知メッセージを出力できる(S680)。
スマートログファイル管理装置のプロセッサは、連関性分析情報を算出した結果値を予め設定された区間によって分け、ユーザ確認の優先順位情報や重要度、緊急度のうち、1つ以上をさらに導き出すことができる。例えば、ファイルバッジ値またはフォルダバッジ値、またはその平均値が所定基準値(例えば、30)以上である場合、ユーザが緊急に確認が要求される件に分離して、ユーザの要請可否に関係なく、スマートログメッセージを提供すべきであるものとプロセッサが判断できる。
また、他のファイルまたは他のフォルダの連関性分析情報結果値と比較して、より高い優先順位や重要度、緊急度を有するファイルまたはフォルダが何であるかに対する優先順位情報、重要度情報、緊急度情報などもスマートログメッセージにさらに含まれることができる。したがって、ユーザは、スマートログメッセージを介してどの業務を先に処理しなければならないのか、どの更新履歴に対して先にフィードバックしなければならないのか、どのファイルまたはフォルダを先に開いて確認しなければならないのか等に関する情報を得ることができる。
もし、自動でスマートログメッセージを直ちに提供する必要がないものと判断された場合、スマートログファイル管理装置は、今後、ユーザの要請があるかを再度判別する(S670)。スマートログメッセージの提供を要請するユーザ信号が入力された場合、スマートログファイル管理装置は、ユーザ端末120にスマートログメッセージを提供できる(S680)。ユーザ端末120からスマートログメッセージの提供要請がない場合、スマートログファイル管理装置は、スマートログメッセージを予め指定された所に格納したり、当該フォルダまたはファイルに連関させた後、当該プロセスを一応終了することができる。
図7〜図9は、本発明の実施形態に係るスマートログファイル管理装置がユーザ端末と連動してスマートログメッセージを提供する過程を示す。
より具体的に、図7は、ユーザ端末120が設けられたスマートログファイルエージェントのファイル修正インターフェース700を介してユーザにより入力されたファイルの修正要請を受信し、スマートログファイル管理装置110に送信する過程を示し、図8及び図9は、ユーザ端末120がスマートログファイル管理装置110から提供されたフォルダ、ファイル目録、及びスマートログメッセージを共有フォルダインターフェース700を介して視角化する過程を示す。
図7において、スマートログファイル管理装置110は、ユーザ端末120から特定ファイルに関する接近が受信されれば、当該ユーザのファイル接近権限を確認して、該当特定ファイルをユーザ端末120に提供することができ、ユーザ端末120は、ファイル修正インターフェース700を提供して、当該ユーザにより入力された当該ファイルに関する修正情報をファイル修正インターフェース700を介して受信することができる。
ユーザ端末120は、ファイル修正インターフェース700のスマートログ設定メニュー710を介して当該ファイル修正に関して他のユーザのフィードバック要請可否に関する設定、フィードバック要請対象指定設定、及び更新意図入力設定を含むスマートログ設定情報を受信でき、ファイル修正メニュー720を介して当該ファイルの修正内容を受信できる。
ユーザ端末120は、最終的にユーザにより作成されたスマートログ設定情報及び修正内容を含むファイル修正要請が受信されれば、これをスマートログファイル管理装置110に送信して当該ファイルの修正を要請できる。
スマートログファイル管理装置110は、ユーザ端末120を介してファイル修正要請が受信されれば、当該ファイルの更新を行うことができ、当該ファイルの更新過程で受信されたファイル修正要請にあるスマートログ設定情報及び修正内容を分析して、システムログメッセージ、ユーザログメッセージ、及びこれに基づくスマートログメッセージを生成できる。
例えば、スマートログファイル管理装置110は、当該ファイル格納時間[2017.12.02 18:07:42]と当該ユーザID[チェ・ジェホ(Choi Jae Ho)]を含むシステムログメッセージを生成する。
図7のように、スマートログファイル管理装置110は、当該スマートログ設定情報に基づいて、当該ファイルの更新を[フォルダ参加者全体にフィードバック要請]するためのフィードバック要請情報をユーザログメッセージの第1部分メッセージとして生成する。そして、スマートログファイル管理装置110は、当該ファイル更新が反映されたチェックポイントファイルを第2部分メッセージとして生成し、当該スマートログ設定情報に基づいて、ユーザメモ[細部主題を変更して内容全般修正]を第3部分メッセージとして生成する。そして、スマートログファイル管理装置110は、当該ファイル更新によるユーザ別ファイルバッジを第4部分メッセージとして生成し、システム及びユーザログメッセージに基づいてスマートログメッセージを生成できる。
スマートログファイル管理装置110は、フィードバック要請設定によって、当該フォルダ参加者と連関したユーザ端末120がログインすれば、当該ファイルの更新を報知でき、もし、当該ユーザ端末120が報知に対する応答メッセージとしてファイルを修正したならば、当該修正が報知に対する応答を介して行われたことを第1部分メッセージに対する応答メッセージに反映することができる。
図8において、ユーザ端末120は、ユーザ選択によって当該フォルダ目録にある特定フォルダに関する接近を試みることができ、当該接近が許容されれば、スマートログファイル管理装置110から当該フォルダのファイル目録、ユーザ別ファイルバッジ、及びスマートログメッセージに関する情報を受信して、共有フォルダインターフェース800を介してディスプレイすることができる。
ユーザ端末120は、フォルダウィンドウ810を介して当該ユーザの接近可能なフォルダ目録を視角化させることができ、スマートログファイル管理装置110から提供されたフォルダ別に演算されたファイルバッジ累積カウントをフォルダファイルバッジ累積カウントシンボル812を介して表すことができる。例えば、図8において、現在選択されたフォルダである「4.生産性」フォルダの場合、当該フォルダにある全てのファイルに関するファイルバッジ累積カウントは6に表示されることができる。
ユーザ端末120は、ファイルウィンドウ820を介してスマートログファイル管理装置110から受信されたファイル目録、各ファイル別メタデータを視角化させることができる。ユーザ端末120は、ファイルウィンドウ820のファイルバッジシンボル822を介して各ファイル別に当該ユーザのファイルバッジを表示できる。例えば、[4.生産性改善]フォルダにある[機能性フィルタ品質]、[フィルタ品質確保方案]、及び[フィルタ戦略インタビュー]ファイルの各々に関し、ファイルバッジシンボル822を介して当該ファイルのユーザ別ファイルバッジのうち、ユーザ[チェ・ジェホ]のファイルバッジを[3]、[0]、及び[0]に表示することができる。
そして、そのうち、[機能性フィルタ品質]のファイルバッジ[3]の場合、ユーザ[チェ・ジェホ]が最も最後に当該ファイルをオープンしたか、ダウンロードした後に、他のユーザにより総計3回の修正が発生したことを表す。ユーザ端末120は、フォルダ内にあるサブ−フォルダの場合、ファイルバッジシンボル822を介して当該サブ−フォルダの下位構造にある全てのファイルに関するファイルバッジ累積カウントを表示できる。
ユーザ端末120は、スマートログリンクシンボル824を介して各ファイルと連関したスマートログメッセージに接近するための接近リンクを表示できる。そして、ユーザ端末120は、累積統計カウントシンボル826を介して当該フォルダの累積統計カウントを表示し、当該フォルダ及び当該下位構造にある全てのファイル個数(合計ファイル数:11)、当該全てのファイルに関して発生された修正回数の合計(合計修正回数:13)、及び当該全てのファイル別にカウントされる現在時点のファイルバッジ合計(ファイルバッジ累積:6)を視角化させることができる。
ユーザ端末120は、特定ファイルの修正が完了すれば、スマートログファイル管理装置110から当該修正によって更新された各ファイルのユーザ別ファイルバッジを受信し、ファイルウィンドウ820を介してアップデートすることができる。
図9において、ユーザ端末120は、ファイルウィンドウ820のスマートログリンクシンボル824を介して特定ファイルに関するスマートログメッセージの接近要請が受信されれば、当該接近要請をスマートログファイル管理装置110に送信して、スマートログファイル管理装置110から当該ファイルと連関したスマートログメッセージを受信することができ、スマートログウィンドウ830を介して当該スマートログメッセージを視角化させることができる。
ユーザ端末120は、スマートログウィンドウ830のファイル修正基本情報提供欄832を介してスマートログメッセージにある修正者(チェ・ジェホ)、修正日付、修正種類(生成、修正)、及びフィードバック要請に応答して修正されたか否かに関する報知メッセージを提供でき、同一ファイルに対して複数の更新が発生されたならば、当該更新の各々に関する報知メッセージを時系列に順次配置して提供することができる。
ユーザ端末120は、スマートログウィンドウ830の修正前ファイル表示欄834を介してファイル修正前に複製された第1のチェックポイントファイル(修正前ファイル)を視角化させることができ、修正後ファイル表示欄836を介してファイル修正が反映された第2のチェックポイントファイル(修正後ファイル)を視角化させることができる。ユーザ端末120は、第1のチェックポイントファイルに対して第2のチェックポイントファイルで修正された部分の相対的位置に修正部分対比標識838をオーバーラップして、当該修正によって修正された部分を視覚的に表示することができる。
ユーザ端末120は、ユーザにより複数のファイル修正基本情報提供欄832のうち、他の1つが選択されれば、当該選択された修正に関するチェックポイントファイルを修正前ファイル表示欄834及び修正後ファイル表示欄836を介して新しく視角化させることができる。
上記では、本出願の好ましい実施形態を参照して説明したが、当該技術分野の熟練された通常の技術者は、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本出願を様々に修正及び変更させ得ることが理解できるであろう。