本発明に関する説明は、構造的ないし機能的説明のための実施形態に過ぎないので、本発明の権利範囲は、本文に説明された実施形態によって制限されることと解釈されてはならない。すなわち、実施形態は、様々な変更が可能であり、種々の形態を有することができるので、本発明の権利範囲は、技術的思想を実現できる均等物を含むものと理解されなければならない。また、本発明において提示された目的または効果は、特定実施形態がこれを全て含むべきであるか、そのような効果のみを含むべきであるという意味ではないので、本発明の権利範囲は、これによって制限されることと理解されてはならないであろう。
一方、本出願において述べられる用語の意味は、次のように理解されるべきであろう。
「第1」、「第2」などの用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別するためのものであって、これらの用語により権利範囲が限定されてはならない。例えば、第1構成要素は第2構成要素として命名されることができ、同様に、第2構成要素も第1構成要素として命名されることができる。
ある構成要素が他の構成要素に「接続されて」いると言及されたときには、その他の構成要素に直接的に接続されることもできるが、中間に他の構成要素が存在することもできると理解されるべきであろう。それに対し、ある構成要素が他の構成要素に「直接接続されて」いると言及されたときには、中間に他の構成要素が存在しないことと理解されるべきであろう。一方、構成要素等間の関係を説明する他の表現、すなわち、「〜間に」と「すぐ〜間に」または「〜に隣り合う」と「〜に直接隣り合う」なども同様に解釈されるべきである。
単数の表現は、文脈上明白に異なるように意味しない限り、複数の表現を含むことと理解されるべきであり、「含む」または「有する」などの用語は、実施された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、1つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性を予め排除しないことと理解されるべきである。
各ステップにおいて識別符号(例えば、a、b、cなど)は、説明の都合のために使用されるものであり、識別符号は、各ステップ等の順序を説明するものでなく、各ステップは、文脈上明白に特定順序を記載しない限り、明記された順序と異なるように起こることができる。すなわち、各ステップは、明記された順序と同様に起こることができ、実質的に同時に行われることもでき、逆の順序どおりに行われることもできる。
本発明は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体にコンピュータ読み取り可能なコードとして実現されることができ、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムにより読み取られることができるデータが格納されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例では、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ格納装置などがある。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで接続されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータ読み取り可能なコードが格納され、実行されることができる。
ここで使用される全ての用語は、異なるように定義されない限り、本発明の属する分野における通常の知識を有する者により一般的に理解されることと同様の意味を有する。一般的に使用される辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致することと解釈されなければならず、本出願において明白に定義しない限り、理想的であるか、過度に形式的な意味を有することと解釈されることができない。
図1は、本発明の一実施形態に係るフォルダ基盤のファイル管理システムを説明する図である。
図1に示すように、フォルダ基盤のファイル管理システム100は、フォルダ基盤のファイル管理装置110及びユーザ端末120を備える。
フォルダ基盤のファイル管理装置110は、少なくとも1つのユーザ端末120とネットワークを介して接続され得るコンピュータ装置に該当する。一実施形態において、フォルダ基盤のファイル管理装置110は、ユーザ端末120と関連したユーザが構成員として含まれる少なくとも1つの構成員グループを管理できる。一実施形態において、フォルダ基盤のファイル管理装置110は、ユーザ端末120に設けられた共有フォルダエージェントを介してユーザ端末120と接続されることができ、ここで、共有フォルダエージェントは、ユーザ端末120に設けられると、ユーザ端末120の承認下にユーザ端末120とフォルダ基盤のファイル管理装置110とが相互連動されるようにすることができるソフトウェアであるエージェントプログラムに該当する。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110とネットワークを介して接続されることができるコンピュータ装置に該当し、例えば、デスクトップ、ノートブック、タブレットPC、またはスマートフォンで実現されたユーザ端末に該当し得る。
一実施形態において、第1のユーザ端末120aは、モバイル端末に該当することができ、フォルダ基盤のファイル管理装置110とセルラー通信またはワイパイ通信を介して接続されることができる。他の一実施形態において、第2のユーザ端末120bは、デスクトップに該当することができ、フォルダ基盤のファイル管理装置110とインターネットを介して接続されることができる。
図2は、図1にあるフォルダ基盤のファイル管理装置を示したブロック図である。
図2に示すように、フォルダ基盤のファイル管理装置110は、プロセッサ210、メモリ220、ユーザ入出力部230、及びネットワーク入出力部240を備えることができる。
プロセッサ210は、図6にある共有フォルダファイル管理プロシージャを実行でき、このような過程で読み取られか、作成されるメモリ220を管理でき、メモリ220にある揮発性メモリと不揮発性メモリとの間の同期化時間をスケジュールできる。プロセッサ210は、フォルダ基盤のファイル管理装置110の動作全般を制御でき、メモリ220、ユーザ入出力部230、及びネットワーク入出力部240と電気的に接続されて、これらの間のデータフローを制御できる。プロセッサ210は、フォルダ基盤のファイル管理装置110のCPU(Central Processing Unit)で実現されることができる。
メモリ220は、SSD(Solid State Disk)またはHDD(Hard Disk Drive)のような不揮発性メモリで実現されて、フォルダ基盤のファイル管理装置110に必要なデータ全般を格納するのに使用される補助記憶装置を含むことができ、RAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリで実現された主記憶装置を含むことができる。このように、メモリ220は、揮発性及び不揮発性メモリで実現されることができ、もし、不揮発性メモリで実現されれば、ハイパーリンクを介して接続されるように実現されることができる。
ユーザ入出力部230は、ユーザ入力を受信するための環境及びユーザに特定情報を出力するための環境を含み、例えば、マウス、トラックボール、タッチパッド、グラフィックタブレット、スキャナ、タッチスクリーン、キーボード、またはポインティング装置のようなアダプタを含む入力装置及びモニタまたはタッチスクリーンのようなアダプタを含む出力装置を備えることができる。一実施形態において、ユーザ入出力部230は、遠隔接続を介して接続されるコンピュータ装置に該当することができ、そのような場合、フォルダ基盤のファイル管理装置110は、サーバとして行われることができる。
ネットワーク入出力部240は、ネットワークを介してユーザ端末120と接続するための環境を含み、例えば、LAN(Local Area Network)通信のためのアダプタを含むことができる。
図3は、図2に示されたプロセッサの機能要素を示したブロック図である。
図3に示すように、プロセッサ210は、フォルダアクセス管理部310、ファイル目録提供部320、ファイルバッジ管理部330、フォルダメモ帳管理部340、フォルダ管理部350、ファイル更新報知部360、業務客体管理部370、チャットルーム管理部380、及び制御部390を備えることができる。
ただし、本発明の実施形態に係るプロセッサが上記の構成部を同時に全て備えるべきものではなく、それぞれの実施形態によって上記の構成部のうち、一部は省略されることができ、上記の構成部のうち、一部または全部を選択的に備えることができる。
ユーザ端末120がフォルダにアクセスするか、アクセスを試みると、フォルダアクセス管理部310は、ユーザ端末120のアクセスを受信する。より具体的に、フォルダアクセス管理部310は、ユーザ端末120から特定フォルダに関するアクセス要請を受信でき、当該ユーザのアクセス権限を確認して、当該アクセスを許容するか否かを決定できる。
ここで、フォルダアクセス管理部310は、ユーザ端末120と関連したユーザ情報またはユーザ端末の識別情報等を取得して、当該ユーザ端末120のフォルダへのアクセス権限を確認できる。フォルダアクセス管理部310は、当該ユーザまたは当該ユーザ端末が当該フォルダにアクセスする権限があるものと確認される場合にのみアクセスを許容することができる。一実施形態において、フォルダへのアクセス権限有無は、フォルダが作成されるとき、フォルダ作成者によるユーザ招待を介して決定されることができる。すなわち、フォルダ作成者が当該フォルダに招待したユーザに限って当該フォルダへのアクセス権限を有するようになる。
フォルダアクセス管理部310は、フォルダユーザの要請に基づいて、当該フォルダ内にファイルやサブフォルダを追加、修正、または削除する管理を行うことができ、ここで、ファイルは、ユーザ端末120から送信された文書ファイルやマルチメディアファイルのような一般的なユーザファイルを含むことができる。
ファイル目録提供部320は、フォルダにあるファイル目録(file list)とファイル別ファイルバッジ(file badge per user per file)を各ユーザ別に提供することができる。ファイル目録提供部320は、フォルダにあるファイル目録を提供する。
ここで、ファイルは、フォルダに格納されているか、フォルダを介してアクセス可能な文書、静止画像、動画像、表、音声データなど、あらゆる形態の客体を全て含むことができる。また、ここで、ファイルは、当該フォルダに関連したメモであるフォルダメモ、そして、当該フォルダ内に格納されているか、当該フォルダを介してアクセス可能であるか、当該フォルダまたは当該フォルダ内ファイルに関連した業務客体、業務客体が関連したファイルなどを全て含むことができる。特に、フォルダメモに対するファイルバッジは、ファイルバッジまたはフォルダメモバッジと呼ばれることができる。そして、業務客体が関連したファイルの場合、業務客体に発生された更新履歴は、その関連したファイルのファイルバッジにも反映されることができる。
したがって、一実施形態において、ファイル目録提供部320は、ファイル目録の提供過程で当該フォルダと関連した1つ以上のフォルダメモ帳の各々に関する当該ユーザのフォルダメモバッジ及び当該フォルダ内ファイルに関する当該ユーザのファイルバッジをユーザ端末120に提供し、ユーザ端末120がこれを視覚化させるようにすることができる。
そして、一実施形態において、ファイル目録提供部320は、フォルダアクセス管理部310を介してユーザ端末120の当該フォルダに対するアクセスが許容されれば、当該フォルダにあるファイルとサブフォルダに関するメタデータ及び当該ファイルやサブフォルダに対するアクセス経路が含まれたファイル目録をユーザ端末120に提供することができる。
より具体的に、ファイル目録提供部320は、フォルダアクセス管理部310を介してユーザ端末120の当該フォルダに対するアクセスが許容されれば、i)当該フォルダにあるファイル及びサブフォルダに関するメタデータが含まれたファイル目録と、ii)当該フォルダにある少なくとも1つのファイルの各々に関し、当該フォルダに参加するフォルダユーザ別に行われた修正情報を含むユーザ別ファイル別ファイルバッジをユーザ端末120に提供することができる。
ファイルバッジは、特定ファイルのアップロード及び/又は修正、追加、変更、更新などの一体のイベントを含む更新履歴が生じた場合、当該ファイルに対するこれらの更新履歴の累積個数を表す。ところが、上述したイベント等による更新履歴の単純累積個数でない、特定ユーザが確認しなかった更新履歴等の累積個数を表すものが本発明の実施形態に係るファイルバッジ値である。すなわち、本発明の実施形態においてファイルバッジは、特定ユーザに対する特定ファイルの新しいアップロードから修正、変更などを含むファイル更新履歴等のうち、当該特定ユーザの未確認更新履歴の個数を表すことができる。
したがって、ファイルバッジは、ファイル別にも異なるように記録されることはもちろん、ユーザ別にも別にカウントされ、記録され、可視化される。複数のユーザがフォルダ共有に参加する場合、各ユーザが読み出すか、読み出していないファイル及び各ファイル等の更新履歴は全て相違するためである。ファイルバッジは、特定ユーザの1人が特定ファイルに対して今後読み出し及び確認が要求される事項を定量化して表示する指標でありうる。
例えば、ユーザ別ファイル別ファイルバッジは、フォルダ内にファイル1とファイル2があり、フォルダユーザであるユーザAとユーザBがある場合を仮定すれば、ファイル1及びファイル2の各々に関する修正、更新情報と、これに対するユーザA及びユーザBのそれぞれのファイル1及びファイル2に対する読み出し情報を含むことができる。
すなわち、ユーザAがアクセス可能なファイルとしてファイル1がアップロードされれば、ファイル1のファイルバッジ値は1となる。そして、ユーザAがアップロードされたファイル1にアクセスしてこれを読み出すと、ファイルバッジ値は0となる。その後、権限のあるユーザであるユーザBまたはユーザCがファイル1に対して修正や変更、メモ追加などのファイル更新行為を加えることにより、n個のファイル更新履歴が発生すれば、ユーザAがこれを確認する前までは、ユーザAに可視化されるファイル1のファイルバッジ値はnとなる。そして、その後、ユーザAがファイル1を開けて読み出すことにより、n個のファイル更新履歴を全て確認すれば、ユーザAに可視化されるファイル1のファイルバッジ値は再度0となる。
ファイルバッジ管理部330は、任意のユーザ端末120によるファイルの修正を検出し、ユーザ独立的なファイル別ファイル修正履歴を更新できる。ここで、ユーザ独立的なファイル別ファイル修正履歴は、各ファイルに対するユーザ達のファイル修正結果を含む。例えば、ユーザのホン・ギルドン(Hong Gil Dong)がフォルダ内のファイルAを修正すれば、当該フォルダに参加する全てのフォルダユーザに影響を及ぼすようになり、ファイル別ファイル修正履歴がユーザ独立的に更新されるようになる。
ファイルバッジ管理部330は、ファイル別ファイル修正履歴の更新過程で現在から過去の特定区間の間または特定個数だけのファイル修正によるファイル修正日付をファイル別ファイル修正履歴に累積することができる。例えば、ファイルバッジ管理部330は、ファイル1に対して複数回で発生されるファイル修正日付a、b、c、及びdをファイル別ファイル修正履歴に順次累積することができ、現在時点を基準に過去1年または3ヶ月の間に発生されるか、最大100回までのファイル修正を反映できる。
一実施形態において、ファイルバッジ管理部330は、前記過程で下記の数式1に基づいて特定個数を決定し、当該決定された特定個数だけのファイル修正によるファイル修正日付をファイル別ファイル修正履歴に累積することができる。例えば、ファイルバッジ管理部330は、mav1とmav2が各々2.6と1.4に検出され、n0が50に設定された場合を仮定すれば、下記の数式1によって、nを93に算出して、当該算出されたnをファイル修正日付の累積のための特定個数と決定することができる。
ここで、mav1は、当該フォルダの全てのファイルに対して最近の第1の特定区間の間(例えば、最近一週間)、一日に平均発生された修正回数を表し、mav2は、当該フォルダの全てのファイルで最近の第2の特定区間の間(例えば、最近3ヶ月間)、一日に平均発生された修正回数を表す。そして、ここで、第2の特定区間は、第1の特定区間より長い時間区間を意味する。また、ここで、n0は、基準累積個数(例えば、100)を表し、ユーザまたは設計者により設定されることができ、
は、内部の値に対して整数で四捨五入演算を行う演算を意味する。
ファイルバッジ管理部330は、ファイル別ファイル修正履歴の更新過程でファイルの修正が検出されれば、当該ユーザ端末120のユーザ情報を当該ファイル修正日付とともにファイル別ファイル修正履歴に反映することができる。例えば、ファイルバッジ管理部330は、ファイル1に対してファイル修正が発生される度に当該ファイル修正日付と当該修正を行ったユーザを共にファイル別ファイル修正履歴に累積することができる。
ファイルバッジ管理部330は、ユーザ別ファイル別ファイルバッジの提供過程でユーザ情報と関連した当該ユーザのファイル別ファイルアクセス時間とファイル別ファイル修正履歴とに基づいて、当該ユーザのファイル別ファイルバッジを作成できる。
例えば、ファイルバッジ管理部330は、ユーザAのアクセスが許容されたフォルダ1にあるファイル1とファイル2の各々に関するファイル修正履歴からファイル1のファイル修正日付2017.10.21 12:08:51、2017.10.24 10:32:08、及び2017.10.25 18:13:07を確認できる。当該ユーザAがファイル1に最も最後にアクセスした日時が2017.10.22 13:35:05と確認されれば、ファイルバッジ管理部330は、2017.10.24 10:32:08と2017.10.25 18:13:07に発生されたファイル修正をカウントして、当該ユーザAの当該ファイル1に関するファイルバッジを2に算出することができる。
すなわち、特定ファイルが修正された合計回数のうち、特定ユーザが確認または読み出した修正事項を除いた、残りの未確認修正事項に対する個数をカウントすれば、その結果値が当該ユーザに見られる当該ファイルのファイルバッジの値となる。このために、一実施形態によれば、ファイルの修正時点と当該ユーザが当該ファイルに最も最近にアクセスした時点とを比較し、当該ユーザが最終的に当該ファイルにアクセスした時点以後に累積された修正回数をファイルバッジ値で反映することができる。
ファイルバッジ管理部330は、ユーザ別ファイル別ファイルバッジをユーザ端末120に提供して、ユーザ端末120が当該フォルダに関するファイル目録を表す過程で当該フォルダにある少なくとも1つのファイルの各々に関するファイルバッジを共に可視化させるようにすることができる。
ファイルバッジ管理部330は、ユーザ端末120によるファイルの読み出しを検出して、当該ユーザの当該ファイルに関するバッジを更新する。一実施形態において、ファイルバッジ管理部330は、当該ユーザによる特定ファイルのアクセスを検出してファイル別ファイルアクセス時間を更新し、前記当該ユーザのファイル別ファイルバッジを更新できる。
例えば、ファイルバッジ管理部330は、ユーザ[チェ・ジェホ(Choi Jae Ho]のユーザ端末120が当該ファイル目録にあり、ファイルバッジ[3]である[フィルタ品質確保方案]をオープンしたりダウンロードすれば、ユーザ別ファイル別ファイルバッジのうち、当該ファイルのファイルバッジを[3]から[0]に更新することができる。
ファイルバッジ管理部330は、当該ユーザのファイル別ファイルアクセス時間とファイル別ファイル修正履歴とに基づいて、当該ユーザの当該フォルダ及び当該下位フォルダに対するファイル別ファイルバッジを累積演算して、当該フォルダにあるファイルバッジ累積カウントに反映することができる。例えば、ファイルバッジ管理部330は、上述したように、ユーザ[チェ・ジェホ]のファイル別ファイルアクセス時間とファイル別ファイル修正履歴とに基づいて、ファイル別ファイルバッジを作成できる。
一実施形態において、ファイルバッジ管理部330は、フォルダメモ帳があるならば、一般ファイルに関するファイルバッジとフォルダメモ帳に関するファイルバッジとを各々分離して管理することができる。ファイルバッジ管理部330は、フォルダメモ帳に関するファイルバッジが分離管理されるユーザ別ファイル別ファイルバッジをユーザ端末120に提供して、ユーザ端末120が各々を別に表示させるようにすることができる。
例えば、ユーザ端末120は、受信されたユーザ別ファイル別ファイルバッジに基づいて、一般ファイルに関してはファイル目録の第1のファイルバッジ累積カウントシンボルを介して、当該ユーザの当該ファイルに関するファイルバッジを表示して、当該更新回数を表すことができ、フォルダメモ帳に関しては、ファイル目録の第2のファイルバッジ累積カウントシンボルを介して、当該ユーザのアクセス権限のあるフォルダメモ帳に関するファイルバッジを表示して、当該更新回数を表すことができる。
そして、ここでプロセッサ210は、関連ファイル修正履歴管理部(図示せず)をさらに備えることができる。関連ファイル修正履歴管理部は、フォルダメモ帳に特定ファイルに対する関連リンクが作成されれば、当該時点以後に発生される任意のユーザ端末120による当該特定ファイルの修正を検出し、当該特定ファイルに関するユーザ独立的なファイル修正履歴を更新できる。
例えば、関連ファイル修正履歴管理部は、フォルダメモ帳1にファイル1に関する関連リンクが作成されれば、ファイル1に関するユーザ独立的なファイル修正履歴を作成し、当該ファイルに対する修正が検出される度に、当該修正日時、ファイル修正者、及び修正コンテンツを当該ファイル修正履歴に追加することができる。
一実施形態において、関連ファイル修正履歴管理部は、当該ファイル修正履歴のファイル修正追跡コンテナに修正前後のファイルを複製して修正コンテンツを追跡できる。
一実施形態において、関連ファイル修正履歴管理部は、関連リンクの作成時点で当該特定ファイルの原本にアクセスするための関連リンクをフォルダメモ帳に含め、当該特定ファイルの原本に基づいて当該特定ファイルの修正を検出し、当該ファイル修正履歴に反映することができる。このような場合、フォルダメモ帳に関連リンクされた特定ファイルは当該フォルダにあり、現在時点を基準に最近修正が反映される原本ファイルに該当する。 他の一実施形態において、関連ファイル修正履歴管理部は、関連リンクの作成時点で当該特定ファイルのファイル複写本をフォルダメモ帳に含め、当該特定ファイルの複写本に基づいて当該特定ファイルの修正を検出し、当該ファイル修正履歴に反映することができる。このような場合、フォルダメモ帳に関連リンクされた特定ファイルは、関連時点を基準に複写された複写本ファイルに該当し、関連時点以後の原本ファイルに対する最近修正が反映されない。
関連ファイル修正履歴管理部は、フォルダメモ帳と関連した特定ファイルに関するユーザ独立的なファイル修正履歴に基づいて、ユーザ別未確認更新回数を表すユーザ別ファイルバッジを作成できる。一実施形態において、関連ファイル修正履歴管理部は、当該特定ファイルに関するタイムスタンプを当該特定ファイルに関するユーザ独立的なファイル修正履歴を介して管理することができ、当該ユーザによる当該特定ファイルのアクセスを検出して、当該ファイル修正履歴に当該ユーザの最も最近のアクセス日時を更新し、当該ユーザのファイルバッジを更新できる。
関連ファイル修正履歴管理部は、リアルタイムにフォルダユーザ別に当該特定ファイルに対するアクセスや修正が検出される度に、ファイル修正履歴のユーザ別タイムスタンプと、これから算出されるユーザ別ファイルバッジを直ちに更新でき、当該ユーザのフォルダ及び当該下位フォルダにある関連ファイルに対するファイルバッジを累積演算して、当該フォルダにある関連ファイルバッジ累積カウントに反映することができる。
関連ファイル修正履歴管理部は、フォルダメモ帳と関連した特定ファイルに関するユーザ独立的なファイル修正履歴に基づいて、ファイルバッジが基準値を超過するユーザ情報を検出して、当該ユーザと関連したユーザ端末120に当該特定ファイルの閲覧を推奨することができる。
一実施形態において、関連ファイル修正履歴管理部は、ファイル修正履歴の更新過程で予め設定された基準値(例えば、10)を超過するファイルバッジが検出されれば、当該ユーザの最後のアクセス日付以後に、当該特定ファイルを修正した他のユーザ達の名前やIDを持ってきて、当該ファイルバッジ及び当該ファイルにアクセスするためのアクセス経路とともに、当該ユーザのユーザ端末120に当該特定ファイルの閲覧を推奨する閲覧推奨メッセージとして提供することができる。
フォルダメモ帳管理部340は、ファイル目録及びユーザ別ファイル別ファイルバッジ提供過程でフォルダメモ帳を提供できる。ここで、フォルダメモ帳は、フォルダに関連するメモ帳であって、フォルダと関係のある内容に対する記録と共有機能を支援する。フォルダメモ帳は、少なくとも1つのフォルダユーザ間に共有され、フォルダ内の特定ファイルに対する関連リンクを含むことができ、当該メモ内容に対する修正追跡が可能である。
本発明の実施形態においてフォルダメモ帳もファイルの1つであって、ファイル目録に含まれるか、または別に表示されることができる。そして、フォルダメモ帳もファイルの1つであって、フォルダメモ帳に対する修正事項または更新履歴に関する情報は、フォルダメモ帳に対するファイルバッジを介してユーザ端末120に提供されることができる。ただし、説明と理解の便宜のために、フォルダメモ帳に対するファイルバッジは、フォルダメモバッジと呼ばれることもできる。
そして、フォルダメモ帳管理部340は、フォルダと関連したフォルダメモ帳に関するユーザ端末120のアクセス権限を確認してフォルダメモ帳を提供する。より具体的に、フォルダメモ帳管理部340は、当該フォルダに対するアクセス権限のある少なくとも1人のフォルダユーザにより作成、修正、または削除されることができ、フォルダメモに含まれたメモコンテンツの修正に関して追跡可能なフォルダメモ帳を提供できる。
フォルダメモ帳管理部340は、フォルダがフォルダ作成者により作成されるとき、フォルダメモ帳を作成し、当該フォルダ作成者によるユーザ指定を介して当該フォルダメモ帳に参加する少なくとも1人のメモ参加者を決定できる。ここで、少なくとも共有メモ参加者の各々は、当該フォルダのフォルダユーザに該当することができる。
そして、一実施形態において、フォルダメモ帳管理部340は、ユーザ指定に含まれた閲覧権限者及び修正権限者に関するユーザ指定情報に基づいて、少なくとも1人のメモ参加者の各々に当該フォルダメモ帳を閲覧できる閲覧権限(例えば、読み取り専用)または修正できる修正権限(例えば、読み取り/書き込み可能)を選別的に付与できる。
フォルダメモ帳管理部340は、ユーザ端末120のアクセス権限を確認して、当該ユーザのアクセスが許容されたフォルダメモ帳を選別し、選別されたフォルダメモ帳に関する情報と、これに関するアクセス経路を含むフォルダメモ帳目録をユーザ端末120に提供することができる。
ファイルと関連したフォルダメモ帳の場合には、フォルダメモ帳の更新イベントは関連したファイルのファイルバッジ値に反映されることができる。そして、フォルダメモ帳管理部340は、フォルダメモ帳が特定ファイルと関連して作成される場合、フォルダメモ帳の作成を当該ファイルに対するファイル修正履歴に反映し、当該ファイルに対するファイルバッジを更新できる。
フォルダメモ帳管理部340は、ファイルバッジ管理部330とともに、フォルダメモ及びフォルダメモに対する更新履歴と、その具体的な内容を時系列にベクトル化された順次的目録として管理することができる。
フォルダメモ帳管理部340は、フォルダメモ帳の修正、変更などの更新履歴が検出される度に、当該修正を行ったユーザのユーザ情報を当該修正日時とともに管理することができ、追跡されたメモコンテンツを提供する過程で当該メモ修正者のユーザ情報を共に提供して、互いに異なるユーザにより修正されたメモコンテンツの場合には、ユーザ端末120が互いに異なる色相、フォント、または大きさで表示させるようにすることができる。
さらに他の一実施形態において、フォルダメモ帳管理部340は、任意のユーザ端末120によるフォルダメモ帳に対する修正が発生されれば、修正前ファイルと修正後ファイルとを各々格納して管理することができ、現在から過去の特定区間の間または特定個数だけのファイル修正によるファイルを管理できる。
フォルダメモ帳管理部340は、ユーザ端末120がフォルダメモ帳と更新履歴を読み出した事実を感知または検出すれば、当該ユーザの当該フォルダメモ帳に関する最も最近のアクセス日時以後に作成された修正後ファイルを検索し、当該修正後ファイルと当該修正直前の修正前ファイルとの間のコンテンツ差を比較演算して、修正されたメモコンテンツを追跡することもできる。
そして、フォルダメモ帳管理部340は、次のような実施形態等によってフォルダメモ帳に含まれたフォルダメモの修正を追跡できる。
一実施形態によれば、フォルダメモ帳管理部340は、フォルダメモを時系列にベクトル化された順次的目録として管理してフォルダメモの修正を追跡できる。
フォルダメモ帳管理部340は、フォルダメモ帳の各々に関する当該ユーザのファイルバッジをユーザ端末120に提供して、ユーザ端末120が当該フォルダに関するファイル目録を表す過程で当該フォルダにある少なくとも1つのフォルダメモ帳の各々に関するファイルバッジ、すなわち、フォルダメモバッジを共に表すようにすることができる。
フォルダメモ帳管理部340は、当該ユーザによるフォルダメモ帳のアクセスを検出して、当該フォルダメモ修正履歴に当該ユーザの最も最近のアクセス日時を更新し、当該ユーザのフォルダメモバッジを更新できる。フォルダメモ帳管理部340は、リアルタイムにメモ参加者別に各フォルダメモ帳に対するアクセスや修正が検出される度に、フォルダメモ修正履歴のユーザ別タイムスタンプと、これから算出されるユーザ別ファイルバッジを直ちに更新できる。
フォルダメモ帳管理部340は、当該ユーザのフォルダ及び当該下位フォルダに対するフォルダメモバッジを累積演算して、当該フォルダにあるフォルダメモバッジ累積カウントに反映することができ、一実施形態において、当該ユーザと関連して当該フォルダまたは当該下位サブフォルダと関連した全てのフォルダメモ帳のフォルダメモバッジの値を合算し、当該フォルダ全体に関するユーザの未確認全体更新回数を表すフォルダメモバッジ累積カウントとして提供することができる。
フォルダ管理部350は、フォルダを作成し、管理することができる。より具体的に、フォルダ管理部350は、ユーザの要請に基づいて、フォルダ内にファイル及びサブフォルダのうち、少なくとも1つを作成及び管理することができる。ここで、ファイルは、ユーザ端末120から送信された文書ファイルやマルチメディアファイルのような一般的なユーザファイルを含む。
一実施形態において、フォルダ管理部350は、ユーザ端末120からフォルダ作成要請が受信されれば、当該ユーザ端末120と関連したユーザがフォルダ作成者に指定された特定フォルダを作成でき、フォルダ作成者による共有者招待を介して当該フォルダに参加する少なくとも1人のフォルダ参加者を決定できる。一実施形態において、フォルダ管理部350は、フォルダがフォルダ作成者により作成されれば、当該フォルダ作成者にフォルダ削除権限が含まれたフォルダ作成者のアクセス権限を付与でき、フォルダ参加者の各々にフォルダ削除権限が除かれたフォルダ共有者のアクセス権限を付与できる。
ファイル更新報知部360は、任意のユーザ端末120がファイルを修正、変更することにより、フォルダ内ファイルに対する更新履歴が新しく作成されれば、少なくとも1人のフォルダユーザの各々に対応するユーザ端末120に当該ファイルの更新が発生したことを知らせることができる。
より具体的に、例えば、フォルダメモ帳のアクセス権限のあるフォルダユーザのうちの1つにより当該フォルダ内ファイルなどが修正され得る。この場合、ファイル更新報知部360は、ファイルバッジ管理部330などのファイルバッジ値算出及びファイルバッジ更新とは別個に、当該フォルダ内ファイルに対する更新履歴が新しく発生したことを知らせる報知メッセージを直ちに提供することができる。ここで、報知メッセージは、当該メモ修正者を除いた、残りのフォルダ参加者の各々に対応するユーザ端末120に送信されることができる。
一実施形態において、ファイル更新報知部360は、任意のユーザ端末120により特定ファイルの修正が発生されれば、少なくとも1人のフォルダユーザの各々と関連したユーザ端末120に当該ファイルの更新を知らせることができる。上記と同様に、ファイル更新報知部360は、特定フォルダにアクセス権限のあるフォルダユーザのうちの1つにより当該フォルダ内の特定ファイルが修正されれば、当該ファイルを修正したユーザを除いた、残りのフォルダ参加者の各々と関連したユーザ端末120に当該ファイルの更新に関する報知メッセージを直ちに提供することができる。
業務客体管理部370は、任意のユーザ端末120から業務指示者、業務内容、及び業務処理者を含み、業務処理者によりフィードバックされ得る業務を受信して業務客体を追加できる。
より具体的に、業務客体管理部370は、業務指示者に該当するユーザ端末120から当該業務指示者により作成された業務指示内容、業務処理者、業務評点、及び締め切り期間のうち、少なくとも1つに関する情報を含む業務を受信できる。そして、業務客体管理部370は、当該業務の業務指示者、業務処理者、業務指示内容、業務処理内容、業務評点、及び締め切り期間のうち、少なくとも1つに関する情報を含んでカプセル化された客体である業務客体を作成でき、当該業務客体をフォルダ、ファイル、またはフォルダメモ帳などに関連させることができる。
そして、業務客体の作成に必要な情報は、チャットルーム、フォルダメモ帳などを介して受信することができ、したがって、このような場合、業務客体は、チャットルームまたはフォルダメモ帳などを介して作成されることもできる。
業務客体管理部370は、業務客体を当該フォルダ業務またはフォルダメモ帳に参加したり、フォルダ及びフォルダ内ファイルを共有する1つ以上のユーザにより直接的にアクセスされることができる。そして、業務客体は、テキストメッセージまたはマルチメディアメッセージと区別される独立的な業務客体メッセージとしてフォルダ内に格納されるか、フォルダまたはフォルダ内ファイルに関連することができる。また、業務客体は、フォルダメモ帳または業務チャットルームに追加されるか、関連することができる。
ここで、業務処理者は、当該業務指示者により当該業務を処理する主体でとして指定されたユーザであって、フォルダ共有者またはフォルダ参加者のうちの1つでありうる。そして、業務評点は、当該業務が完了すれば、当該業務指示者により評価され得る評価点数の最大上限を意味する評価予約点数と、実際に評価された点数を意味する評価点数とを含むことができる。これにより、業務指示者は、業務処理者にフォルダを介して簡便に業務を指示し、業務進行経過を共有することができる。
または、実施形態によって、フォルダメモ帳または業務チャットルームを介して業務客体を作成する場合、業務指示者は、フォルダメモ帳または業務チャットルームの参加者達間に共有されるフォルダメモ帳や業務チャットルームを介して業務客体を共有できる。そして、業務指示者は、当該業務客体をフォルダメモ帳または業務チャットルーム内で業務処理者に伝達することにより、簡便に業務を指示し、業務経過の報告を受け、評価することができる。
業務客体管理部370は、処理段階別の進行状態を表す業務進行状態を含む業務客体の進行を行うことができ、業務処理者によるフィードバックに基づいてこのような進行を行って業務客体を更新できる。一実施形態において、業務客体管理部370は、業務指示者と業務処理者のうち、一方による要請と他方による応答を反映して、処理段階別の業務進行状態を定義した業務処理ダイヤグラム上で予め決定された業務進行状態を更新し、当該フォルダメモ帳にある業務客体を更新できる。
例えば、業務進行状態は、業務客体が新しく作成された状態を表す「新しい」、業務処理者が当該業務客体を処理中の状態を表す「する途中」、業務処理者が業務客体を完了した状態であって、業務指示者から業務完了に対するインタラクションを待つ状態を表す「終わった」、及び業務指示者が業務処理者の完了した業務客体を確認した状態を表す「確認」を含むことができる。
業務客体管理部370は、業務指示者と業務処理者との間の応答関係で実現される業務客体関連応答を介して、当該業務客体の業務進行状態を更新する方式で業務客体の進行を行うことができる。ここで、業務客体関連応答は、業務指示者または業務処理者と関連したユーザ端末120により応答されることができる業務客体に関する応答に該当する。そして、一実施形態において、当該業務客体の現在業務処理状態によって業務確認応答、業務完了応答、及び業務評価応答のうち、少なくとも1つを含むことができる。
例えば、業務客体管理部370は、業務進行状態が「新しい」状態に該当する業務客体に関して業務処理者に該当するユーザから業務インタラクションを受信すれば、当該業務進行状態を次の進行状態である「する途中」状態に更新することができる。
一実施形態において、業務客体管理部370は、共有フォルダエージェントにある業務客体に関する制御インターフェースを介して業務指示者または業務処理者と関連したユーザ端末120から業務関連応答を受信でき、業務客体関連応答が受信されれば、現在業務処理状態を決定し、当該メッセージスレッドを更新できる。
業務客体管理部370は、業務客体の進行を行い、最終的に業務指示者から当該業務客体に関する評価を受信して、当該業務客体の業務評点として付与することができる。
業務客体管理部370は、業務客体と関連し、当該業務進行状態が完了するまで特定繰返し基準によって当該業務進行状態の完了を要請するリマインドメッセージを当該業務処理者または業務指示者と関連したユーザ端末120に報知メッセージとして提供することができる。一実施形態において、特定繰返し基準は、業務指示者により指定された締め切り期間または業務重要度に基づいて、業務進行状態別に決定されることができる。
ファイルバッジ管理部330または業務客体管理部370は、業務客体または当該業務客体が関連したファイル客体に関するファイル修正履歴に基づいて、当該ユーザの未確認更新回数を表すファイルバッジを作成できる。
ファイルバッジ管理部330または業務客体管理部370は、業務客体と関連したファイル客体の各々に関する当該ユーザのファイルバッジをユーザ端末120に提供して、ユーザ端末120が当該フォルダに関するファイル目録と業務客体目録を表す過程で当該フォルダにあるファイル客体のうち、業務客体と関連したファイル客体の各々に関するファイルバッジを共に表すようにすることができる。ファイルバッジ管理部330または業務客体管理部370は、当該ユーザにより当該ファイル客体のアクセスを検出して、当該ファイル修正履歴に当該ユーザの最も最近のアクセス日時を更新し、当該ユーザのファイルバッジを更新できる。
ファイルバッジ管理部330または業務客体管理部370は、ファイル客体に関するユーザ別ファイルバッジのうち、基準バッジを超過するファイルバッジと関連したユーザを検出して、当該ユーザのログインが行われるとき、当該特定ファイル客体の更新を通知し、当該特定ファイル客体のアクセスリンクを提供して、当該アクセスリンクを介しての更新内容の確認を推奨できる。一実施形態において、ファイルバッジ管理部330または業務客体管理部370は、ファイル修正履歴で予め設定された基準バッジ値(例えば、10)を超過するファイルバッジが検出されれば、当該検出されたユーザの最後のアクセス日付以後に当該特定ファイルを修正した他のユーザ達の名前、当該ファイルバッジ及び当該ファイル客体にアクセスするためのアクセス経路とともに検出されたユーザのユーザ端末120に当該特定ファイルの閲覧を推奨する閲覧推奨メッセージとして提供することができる。
一実施形態において、ファイルバッジ管理部330または業務客体管理部370は、下記の数式2に基づいて前記基準バッジ値を決定でき、下記においてsは、前記基準バッジ値を意味し、hは、1以上5以下の自然数であって、当該フォルダの階層指数を意味し、高いほど、上位フォルダに該当することを表し、当該フォルダ構造に基づいて予め設計者やユーザによりフォルダ別に設定されることができ、s0は、自然数であって、設計者やユーザにより設定されることができる初期値を意味し、unは、当該関連したファイル客体にアクセス可能なユーザの数を意味し、round( )は、内部の値に対して少数点以下に四捨五入演算を取って自然数を出力するラウンド関数を表す。
フォルダチャットルーム管理部380は、ファイル目録及びユーザ別ファイル別ファイルバッジ提供過程でフォルダチャットルームを提供できる。ここで、フォルダチャットルームは、フォルダに関連するチャットルームであって、フォルダと関係のある内容に対するユーザ間のメッセンジャー対話を支援する。したがって、ユーザ達は、フォルダチャットルームを介して対話のためのメッセージスレッドを入力し、他のユーザにより入力されたメッセージスレッドをリアルタイムに確認することができる。
少なくとも1つ以上のフォルダユーザがフォルダチャットルームを共有し、フォルダチャットルームに参加することができる。そして、フォルダチャットルームは、フォルダ内の特定ファイルに関連して作成されることができ、フォルダ内の特定ファイルに対する関連リンクを含むこともできる。
本発明の実施形態においてフォルダチャットルームもファイルの一種であって、ファイル目録に含まれたり、または別に表示されることができる。そして、フォルダチャットルームがファイルの1つであるから、フォルダチャットルームに対する修正事項または更新履歴に関する情報は、フォルダチャットルームに対するファイルバッジを介してユーザ端末120に提供されることができる。ただし、説明と理解の便宜のために、フォルダチャットルームに対するファイルバッジは、フォルダチャットルームバッジと呼ばれることもできる。
そして、フォルダチャットルーム管理部380は、フォルダと関連したフォルダチャットルームに関するユーザ端末120のアクセス権限を確認し、アクセス権限が確認されたユーザ端末120にのみフォルダチャットルームを提供できる。すなわち、フォルダチャットルーム管理部380は、ユーザ端末120のアクセス権限が確認されれば、当該フォルダと関連したチャットルームが実体化され、ユーザ端末から入力されたメッセージスレッドの一部または全部が、当該ユーザ端末に一部または全部が表示され得るように、チャットルームと当該チャットルームに対応するメッセージスレッドを提供する。より具体的に、フォルダチャットルームは、当該フォルダに対するアクセス権限のある少なくとも1人のフォルダユーザにより作成または削除されることができ、閲覧されることができ、チャットルームにメッセージスレッドを追加できる。
フォルダチャットルーム管理部380は、フォルダがフォルダ作成者により作成されるときにフォルダチャットルームを作成し、当該フォルダ作成者のユーザ選択及び指定を介して当該フォルダチャットルームに参加する対話参加者を決定できる。ここで、少なくとも対話参加者の各々は、当該フォルダのフォルダユーザのうちの1つでありうる。
フォルダチャットルーム管理部380は、ユーザ端末120のアクセス権限を確認して、当該ユーザのアクセスが許容されたフォルダチャットルームを選別し、選別されたフォルダチャットルームに関する情報と、これに関するアクセス経路を含むフォルダチャットルーム目録をユーザ端末120に提供することができる。
フォルダチャットルーム管理部380は、フォルダチャットルームに対する更新履歴を検出してチャットルーム修正履歴に反映することができる。ここで、フォルダチャットルームに他のユーザのメッセージ入力によりメッセージスレッドが追加されることは、フォルダチャットルームの更新履歴として認識されることができる。
そして、フォルダチャットルーム管理部380は、チャットルーム修正履歴とユーザ識別情報、及びユーザ端末のフォルダチャットルームへのアクセス日時情報を利用して、フォルダチャットルームに対するファイルバッジ、すなわち、フォルダチャットルームバッジを作成し、更新することができる。
そして、チャットルームがフォルダ内の特定ファイルと関連して作成される場合、チャットルームの作成は、当該ファイルに対するファイル修正履歴に反映される。そして、フォルダチャットルーム管理部380は、チャットルームの作成によって当該ファイルに対するファイルバッジを更新できる。
制御部390は、プロセッサ210の動作全般を制御でき、フォルダアクセス管理部310、ファイル目録提供部320、ファイルバッジ管理部330、フォルダメモ帳管理部340、フォルダ管理部350、ファイル更新報知部360、及び業務客体管理部370間のデータフローを制御できる。
制御部390は、ファイルバッジ管理部330のファイルバッジ値算出のために、ファイル目録提供部320、フォルダメモ帳管理部340、フォルダ管理部360、業務客体管理部370間のデータまたは信号を伝達し、これらを活性化したり、不活性化することにより動作を制御することもできる。
制御部390は、フォルダメモ帳がルートフォルダメモ帳に指定されれば、サブフォルダメモ帳が他のルートフォルダメモ帳に指定される前まで当該フォルダメモ帳を当該フォルダ及び当該フォルダの下位フォルダに関する基本フォルダメモ帳として設定することができる。
例えば、制御部390は、第1のフォルダに下位フォルダとして第1ないし第3のサブフォルダがあり、各々と関連したフォルダメモ帳が1個ずつ存在する場合を仮定したとき、第1のフォルダのフォルダ作成者により第1のフォルダのフォルダメモ帳に対するルートフォルダメモ帳設定要請が受信されれば、第1のフォルダのフォルダメモ帳を第1ないし第3のサブフォルダに関するルートフォルダメモ帳として設定することができる。
これにより、制御部390は、ユーザ端末120から第2のサブフォルダに関するアクセスが受信されれば、第2のサブフォルダと関連したフォルダメモ帳の代りに、第1のフォルダと関連したフォルダメモ帳を提供して、ユーザ端末120が第2のサブフォルダのファイル目録を視覚化させる過程でルートフォルダメモ帳として設定された第1のフォルダと関連したフォルダメモ帳及び当該共有メモを視覚化させ、他のフォルダメモ帳をフォルダメモ帳リストとして視覚化させるようにすることができる。
一実施形態において、制御部390は、特定フォルダと関連したフォルダメモ帳に対するルートフォルダメモ帳設定要請が受信されれば、当該フォルダが次上位フォルダまたは次上位フォルダの下位フォルダに該当するか確認し、それなら、該当設定要請を承認できる。
制御部390は、当該フォルダ及び当該下位構造にある全てのサブフォルダと関連したファイル、フォルダメモ帳、及び当該フォルダメモ帳を介して作成された業務客体に関する統計情報を検出して、当該フォルダにある累積統計カウントに反映することができる。
制御部390は、ファイル目録の提供過程で当該フォルダ及び当該下位フォルダにある全てのフォルダメモ帳作成個数、当該フォルダメモ帳を介して作成された業務客体作成個数、処理個数、業務指示者、及び業務処理者のうち、少なくとも1つに基づいて統計演算を行い、当該フォルダの累積統計カウントに反映することができ、例えば、ユーザ端末120が累積統計カウントシンボル(図7の726)を介して当該フォルダの累積統計カウントを表示させるようにすることができる。
制御部390は、特定時間周期でフォルダ及び当該下位構造にある全てのサブフォルダと関連したフォルダメモ帳を介して作成された業務客体の中で業務進行状態及び締め切り期間に基づいて決定され得るリマインド条件を満たす業務客体を検出して、当該フォルダにあるトゥデイ業務リストに反映することができ、全てのフォルダ及び当該下位フォルダを対象に検出されたトゥデイ業務リストをユーザ端末120に提供して、ユーザ端末120がリマインド業務客体リストを視覚化させるようにすることができる。
制御部390は、ユーザ端末120の要請に応じて未確認ファイル更新に関する統計情報または業務客体に関する統計情報に基づいて、当該フォルダに関するフィルタリングを行ったり、当該フォルダが整列されるようにすることができる。例えば、制御部390は、ユーザ端末120の要請に応じてフォルダ別に未確認ファイル更新個数が多い順に、または、作成された業務客体が多い順に整列されるようにすることができる。一実施形態において、制御部390は、ユーザ端末120の要請に応じてフォルダ内で当該フォルダ及び当該下位構造にあるフォルダメモ帳のうち、特定メモ帳を検索するフォルダメモ帳検索機能を提供することもできる。
制御部390は、ユーザ端末120の要請に応じて未確認ファイル更新履歴または未確認関連ファイル更新に関する統計情報に基づいて、当該フォルダに関するフィルタリングを行ったり、当該フォルダが整列されるようにすることができる。例えば、制御部390は、ユーザ端末120の要請に応じてフォルダ別に未確認フォルダメモ帳更新回数が多い順に(フォルダメモバッジが大きい順に)整列されるようにすることができる。制御部390は、ユーザ端末120の要請に応じてフォルダ内で当該フォルダ及び当該下位構造にあるフォルダメモ帳のうち、特定フォルダメモ帳を検索するフォルダメモ帳検索機能を提供できる。
また、制御部390は、フォルダ及び当該下位フォルダにある少なくとも1つのファイル客体と関連した業務客体に関する統計情報を累積演算して、当該フォルダにある業務客体統計カウントに反映することができる。一実施形態において、制御部390は、当該フォルダ内にあるファイル客体と関連した業務客体に関する統計情報を検出して累積統計カウントに含めることができる。例えば、業務客体の作成個数、処理個数、当該関連した業務作成者、及び業務処理者のうち、少なくとも1つに基づいて統計演算を行い、当該フォルダの累積統計カウントに反映することができる。
制御部390は、当該フォルダにアクセスするフォルダ受信端末120のユーザと関連して、当該フォルダまたは当該下位サブフォルダにある全てのファイル客体のうち、業務客体と関連した少なくとも一部のファイル客体に関する当該ユーザのファイルバッジの値を合算し、当該フォルダ全体に関するユーザの未確認ファイル更新履歴の個数を表すファイルバッジ累積カウントとして提供することができる。
図4は、図3にあるファイルバッジ管理部330がファイルの更新履歴を時系列にベクトル化された順次的目録として管理する過程の一実施形態を示した図である。
一実施形態において、ファイルバッジ管理部330は、フォルダにある少なくとも1つのファイルの各々に関して、ユーザ別にファイル別に時間変位媒介変数としてタイムスタンプ(time stamp)を管理し、ユーザ別ファイル別ファイルバッジに反映することができる。ここで、タイムスタンプは、作成日付(generation time)、修正日付(last modified time)、及びアクセス日付(last access time)を含むことができる。
例えば、ファイルバッジ管理部330は、図4(a)のように、ユーザ別ファイル別タイムスタンプを介して定義されるユーザ別ファイル別ファイルバッジを作成でき、ユーザ別に各ファイルに対するアクセスまたは修正が発生される度に、ユーザ別ファイル別ファイルバッジを更新できる。
また、ファイルバッジ管理部330は、図4(b)のように、リアルタイムに更新されるユーザ別ファイル別ファイルバッジに基づいて、ユーザ別にファイルの各々に関するファイルバッジを算出及び更新でき、もし、当該フォルダに対するアクセスを要請するユーザ端末120のユーザがユーザAであれば、当該フォルダにあるファイル1、2、及び3に関するファイルバッジ0、1、及び2をユーザ端末120に提供することができる。
また、さらに他の実施形態によれば、図4を参照して図3にあるファイルバッジ管理部330またはフォルダメモ帳管理部340がユーザのフォルダメモに対するファイルバッジ(以下において、都合上、フォルダメモバッジと呼ぶ)を管理する過程の一実施形態を説明できる。
図4において、ファイルバッジ管理部330またはフォルダメモ帳管理部340は、ユーザ端末120と関連したユーザ情報を取得し、フォルダメモ修正履歴にある当該ユーザの最も最近のアクセス日時と、当該アクセス日時以後に修正されたメモコンテンツとに基づいて、当該ユーザのフォルダメモバッジを作成できる。
一実施形態において、ファイルバッジ管理部330またはフォルダメモ帳管理部340は、フォルダメモ帳の各々に関してユーザ独立的なフォルダメモ修正履歴を管理することができ、他の一実施形態において、当該フォルダにある少なくとも1つのフォルダメモ帳の各々に独立的であり、ユーザに独立的なフォルダメモ修正履歴を管理することもできる。
ファイルバッジ管理部330またはフォルダメモ帳管理部340は、フォルダメモ帳に関してユーザ別に時間変位媒介変数としてタイムスタンプ(time stamp)を管理し、ユーザ別ファイルバッジに反映することができる。ここで、タイムスタンプは、作成日付(generation time)、修正日付(last modified time)、及びアクセス日付(last access time)を含むことができる。
一実施形態において、ファイルバッジ管理部330またはフォルダメモ帳管理部340は、図4(a)のように、当該フォルダメモ帳に関するメモ参加者等の接続時間をリアルタイムに確認して、当該フォルダメモ帳に関するユーザ別タイムスタンプをフォルダメモ修正履歴に格納して管理することができ、最も最近更新されたユーザ別タイムスタンプに基づいて、図4(b)のように、当該フォルダメモ帳に関するユーザ別ファイルバッジを作成できる。
例えば、図4において、フォルダメモ帳管理部340は、ユーザAと関連したユーザ端末120のフォルダメモ帳1に関するアクセス権限が確認されれば、当該フォルダメモ帳1に関するフォルダメモ修正履歴から作成日付2017.10.21 12:08:51と2回の修正日付2017.10.22 09:43:20及び2017.10.25 11:08:22を検出でき、当該ユーザAの最も最近のアクセス日付2017.10.22 09:43:20を検出して、当該アクセス日時以後に発生された1回の修正回数をカウントして当該ユーザAのファイルバッジを1に算出することができ、これは、ユーザAが最も最後に当該フォルダメモ帳をオープンした以後に、他のユーザにより当該フォルダメモ帳に合計1回の修正が発生したことを表す。
また、図4を参照して図3にあるファイルバッジ管理部330または業務客体管理部370が業務客体または当該業務客体と関連したファイル客体に関するユーザのファイルバッジを管理する過程の一実施形態を説明できる。
図4において、ファイルバッジ管理部330または業務客体管理部370は、当該業務客体と関連した特定ファイル客体に対するユーザ独立的なファイル修正履歴とユーザ別ファイルアクセス時間に基づいて、当該業務客体または関連した特定ファイル客体の更新に関するユーザ別未確認更新回数を表すユーザ別ファイルバッジを作成できる。
より具体的に、業務客体管理部370は、前記ユーザ端末120による当該業務客体またはこれと関連した特定ファイル客体へのアクセスを検出して、当該ファイル修正履歴に当該ユーザの最も最近のアクセス日時を更新し、当該ユーザのファイルバッジを更新できる。
一実施形態において、業務客体管理部370は、当該業務客体またはこれと関連した特定ファイル客体に関してユーザ別時間変位媒介変数としてタイムスタンプ(time stamp)を管理し、ユーザ別ファイルバッジに反映することができる。ここで、タイムスタンプは、作成日付(generation time)、修正日付(last modified time)、及びアクセス日付(last access time)を含むことができる。
一実施形態において、業務客体管理部370は、図4(a)のように、当該業務客体または関連したファイル客体に関するユーザ別接続時間をリアルタイムに確認して、ユーザ別タイムスタンプを当該ファイル修正履歴に更新することができ、最も最近更新されたユーザ別タイムスタンプに基づいて、図4(b)のように、当該業務客体または関連したファイル客体に関するユーザ別ファイルバッジを作成できる。
端末120のファイル1に関するアクセス権限が確認されれば、ファイル1に関するファイル修正履歴から作成日付2017.10.21 12:08:51と2回の修正日付2017.10.22 09:43:20及び2017.10.25 11:08:22を検出でき、当該ユーザAの最も最近のアクセス日付2017.10.22 09:43:20を検出して、当該アクセス日時以後に発生された1回の修正回数をカウントして、当該ユーザAのファイルバッジを1に算出することができ、これは、ユーザAが最も最後に当該ファイル客体をオープンした以後に、他のユーザにより当該ファイル客体に合計1回の修正が発生したことを表す。
図5は、プロセッサ210が修正されたファイルを時系列にベクトル化された順次的目録として管理する過程の一実施形態を示した図である。
図5において、プロセッサ210は、任意のユーザ端末120によるファイルの修正、変更など、更新履歴を検出して、当該ファイルを作成日時と修正日時を基準に時系列にベクトル化された順次的目録として管理することができる。ここで、ファイルは、一般的なファイル客体だけでなく、前述したように、フォルダメモ帳、業務客体、業務客体と関連したファイルなどを全て含むことができる。
一実施形態において、プロセッサ210は、ファイルが作成されるとき、当該ファイルを構成する複数のコンテンツを順次的なファイル配列を基準にベクトル化することができる、そして、ファイルの作成時点から時間フローを基準にコンテンツの追加、修正、または削除が発生される度に、当該コンテンツを既存のコンテンツのうち、少なくとも一部とベクトルとして接続して管理することができる。
例えば、プロセッサ210は、作成されたファイルがコンテンツ1、コンテンツ2、及びコンテンツ3に順次構成された場合、当該コンテンツをコンテンツ1−コンテンツ2−コンテンツ3のベクトル化された順次的目録として管理することができる。そして、当該ファイルの作成時点以後に、修正日時aにフォルダユーザによりコンテンツ1がコンテンツ1’’に修正され、コンテンツ1とコンテンツ2との間にコンテンツ4が追加される修正が検出されたならば、コンテンツ1をコンテンツ1’’でベクトル接続し、コンテンツ1とコンテンツ2との間をコンテンツ4でベクトル接続することができる。
プロセッサ210は、ユーザ端末120による当該ファイルの読み出しを検出して、当該ユーザの当該ファイルに関する最も最近のアクセス日時以後に修正されたファイル内のコンテンツを追跡できる。
より具体的に、プロセッサ210は、フォルダユーザのうちの1つのユーザにより当該ファイルに関する読み出し試みが感知または検出されれば、当該ユーザの当該ファイルに対する最後のアクセス日付(last access time)を確認し、時系列にベクトル化された順次的目録として管理されるファイルを分析して、当該アクセス日付以後に修正されたコンテンツを検出できる。
例えば、プロセッサ210は、ユーザの当該ファイルに対する最後のアクセス日付が修正日時aと修正日時bとの間であることと確認されれば、コンテンツ2’’(修正)、コンテンツ5(追加)、コンテンツ3(削除)、及びコンテンツ6(追加)を当該ユーザと関連して最近修正されたファイル内コンテンツとして検出することができる。
また、プロセッサ210は、ファイルまたはファイル目録を提供する過程で追跡されたファイル内の修正されたコンテンツをユーザ端末120に提供することにより、ユーザ端末120が当該ファイルを開けてディスプレイするとき、ファイル内の修正された部分に対しては修正されていない残りの部分とは相違した特定色相や特定フォント、または特定サイズを適用して表示させるようにすることができる。
例えば、プロセッサ210は、ユーザ端末120が当該ファイルを開けて表示するとき、上記の例において最近修正されたファイル内コンテンツとして追跡されたコンテンツ2’’(修正)、コンテンツ5(追加)、コンテンツ3(削除)、及びコンテンツ6(追加)に対応する部分は赤色で表示させ、ユーザが当該ユーザの観点で全体ファイルのうち、最近修正された部分を視覚的、直観的に認識可能なようにして、確認の際の便宜を提供することができる。
図6は、本発明の実施形態に係るフォルダ基盤のファイル管理方法を示したフローチャートである。
本発明の実施形態に係るフォルダ基盤のファイル管理装置は、メモリ及び前記メモリと電気的に接続されたプロセッサを備える。
ここで、プロセッサ210のうち、フォルダアクセス管理部310は、まず、ユーザ端末がフォルダにアクセスすることを感知するか、これに対する信号を受信できる(S610)。この過程で当該ユーザ端末が当該フォルダへのアクセス権限を有するか否かを先に検証することができる。ここには、ユーザ端末情報、ユーザ端末に対応するユーザのユーザ識別情報などが利用され得る。すなわち、フォルダアクセス管理部310は、ユーザ端末に対応するユーザのユーザ識別情報をユーザ端末から受信したり、取得してユーザ端末の前記フォルダへのアクセス権限有無を確認できる。
ファイル目録提供部320は、フォルダにアクセスしたユーザ端末の権限に対応してフォルダ内ファイルのファイル目録を提供できる(S620)。フォルダ内に位置したり、当該フォルダを介してアクセス可能なファイルのうち、ユーザ端末がアクセス権限を有することにより、当該ユーザ端末のアクセスが許容されたフォルダ内ファイルのみでファイル目録を構成して提供することができる。ユーザがアクセス権限を有するファイルのみを選び出す過程でも、ユーザ識別情報またはユーザ端末に関する情報が使用され得る。
一例に、当該フォルダに対する共有ユーザ、フォルダユーザ、業務共有者などに指定されたユーザであれば、フォルダへのアクセスが許容されることができる。そして、それぞれのファイル別には、アクセス権限に対して予め設定された場合がありうる。すなわち、同じフォルダを共有するユーザ間にも、各ユーザがアクセス権限を有するファイルは互いに相違することができる。
ファイルバッジ管理部330は、当該ユーザがアクセス可能なファイルの各々に対して、当該ユーザのアクセス履歴を把握し、各ファイル別の当該ユーザ固有のファイルバッジ値を算出できる。そして、ファイル目録提供部320とファイルバッジ管理部330は、ユーザ端末のアクセスが許容されたファイルに対応するファイルバッジをファイル目録とともに提供することができる。そして、ファイルバッジは、ファイル目録上の各ファイル項目とともに表示されることができる。
ここで、ファイルバッジは、ユーザ端末によるアクセスが許容されたファイルがアップロードされるか、更新されてファイル更新履歴が発生した場合、ユーザ端末によってまだ読み出されていないファイル更新履歴の個数を表すシンボルでありうる。そして、特定ファイルにおいて、ユーザ端末によってまだ読み出されていないファイル更新履歴の個数が当該ファイルのファイルバッジに表示されるファイルバッジ値でありうる。
ファイルバッジ管理部330は、ファイルの修正、変更、メモ追加を含むファイル更新履歴を検出し、ファイルに対する前記更新履歴によってファイル別ファイル修正履歴をそれぞれのユーザに対してユーザ独立的に更新することができる。そして、ファイルバッジ管理部330は、ファイル別ファイル修正履歴とユーザ識別情報及びユーザ端末のファイル別ファイルアクセス時間に基づいて、それぞれのユーザに対応するファイル別ファイルバッジを作成できる。
ここで、ファイルは、フォルダと関連したフォルダメモ帳でありうる。ここで、フォルダメモ帳は、ユーザ端末のアクセス権限を、確認によってユーザ端末でフォルダと関連したメモ帳に実体化することができ、修正追跡が可能なフォルダメモを含むメモ帳でありうる。
ファイルバッジ管理部330は、この場合にも、フォルダメモに対する更新履歴を検出してフォルダメモ修正履歴に反映することができる。そして、ファイルバッジ管理部330は、フォルダメモ修正履歴とユーザ識別情報及びユーザ端末の前記フォルダメモ帳へのアクセス日時情報を利用して、当該フォルダメモ帳に対するファイルバッジ、すなわち、フォルダメモバッジを作成でき、これを更新し続けることができる。
また、ここで、業務客体または当該業務客体に関連したファイルも本発明の実施形態におけるファイルのうちの1つでありうる。ここで、業務客体は、フォルダを介してアクセス可能であり、業務指示者、業務処理者、業務指示内容、及び業務処理内容のうちの1つ以上に関する情報を含んでカプセル化されている。そして、業務客体は、業務処理者または業務指示者のうち、1つ以上によりフィードバックされることができる。
この場合、ファイルバッジ管理部330は、業務客体がファイルと関連して作成される場合、業務客体の作成をファイルに対するファイル修正履歴に反映し、その結果を反映してファイルまたは業務客体に対するファイルバッジを更新できる。
すなわち、特定ファイルに業務客体が関連している場合、当該ファイルに関連した業務客体が作成されることで、当該ファイルに対応するファイルバッジ値は1つ増加することができる。同様に、関連した業務客体に対してn個の更新履歴が発生する場合、これも当該業務客体が関連しているファイルのファイルバッジに反映され、当該ファイルのファイルバッジ値はnだけ増加することができる。
したがって、ファイルバッジ管理部330は、業務客体に対する更新履歴を検出して業務客体修正履歴に反映し、更新履歴が反映された業務客体修正履歴とユーザ識別情報及びユーザ端末の前記業務客体への最終アクセス日時情報等を利用して業務客体または業務客体と関連したファイルに対応するファイルバッジを作成し、これを更新し続けることができる。
その後、ファイルバッジ管理部330は、算出されたファイルバッジ値に基づいて、各ファイル別ファイルバッジをファイル目録とともに提供することができる(S630)。そして、ファイルバッジは、ファイル目録とともにユーザ端末に提供され、表示されることができる。
そして、ファイルバッジ管理部330は、フォルダアクセス管理部310から以後のユーザ端末によるファイルへのアクセス可否に関する情報及び当該ユーザのファイル別最終アクセス日時に関する情報を提供されて、ユーザ別、ファイル別ユーザ端末の最終アクセス日時情報を更新できる。そして、ファイルバッジ管理部330は、最終アクセス日時情報の更新結果を繰り返し的、周期的に収集することにより、各ユーザに対応するファイル別ファイルバッジを更新できる。
そして、ファイルバッジ管理部330は、当該ファイルに対する更新履歴をユーザ端末に提供することができる。すると、ユーザ端末は、修正された最終バージョンのファイルをオープンしてユーザ端末120の出力部を介して表すとき、更新履歴に対応する部分に、残りの部分とは相違した特定色相や特定フォント、または特定サイズのうちの1つ以上を適用して出力することができる。すなわち、ユーザ端末120は、ファイル内に修正されたコンテンツがある場合、修正されたコンテンツに対応する部分は、他の部分と視覚的な差を適用して表示することにより、修正された部分を確認するのにおいてユーザに便宜を提供することができる。
そして、ファイルバッジ管理部330または制御部390は、フォルダ内に1つ以上のファイルが含まれる場合、各ファイルに対応するファイルバッジのファイルバッジ値を累積合算して、フォルダに対応するフォルダバッジ値を算出できる。そして、ファイルバッジ管理部330または制御部390は、算出されたフォルダバッジ値を用いて、当該フォルダに対応するフォルダバッジを作成することもできる。この場合、フォルダのフォルダバッジ値は、フォルダ内ファイル等のファイルバッジ値の総計と同じようになる。
図7は、図1にあるユーザ端末がフォルダ基盤のファイル管理装置と連動して共有フォルダインターフェースを提供する過程の一実施形態を示した図である。
例えば、図7のように、ファイルバッジ管理部330は、ユーザ端末120が[4.生産性]フォルダのファイル目録を視覚化する過程で、当該ユーザ[チェ・ジェホ]の当該フォルダに関するユーザ別ファイル別ファイルバッジに基づいて、ファイル[機能性フィルタ品質]、[フィルタ品質確保方案]、及び[フィルタ戦略インタビュー]の各々に関してファイル目録の第1のファイルバッジシンボル722を介してそれぞれのファイルバッジ[0]、[3]、及び[0]を表示でき、このうち、[フィルタ品質確保方案]のファイルバッジ[3]の場合、当該ユーザ[チェ・ジェホ]が最も最後に当該ファイルをオープンしたか、ダウンロードした後に、他のユーザによって合計3回の修正が発生したことを表す。
図7において、フォルダ基盤のファイル管理装置110から提供されたフォルダ及び当該フォルダにあるファイル全般に関する情報に基づいて、当該ユーザ端末120に設けられた共有フォルダエージェントの共有フォルダインターフェース700を介して当該フォルダ全般に関する情報をディスプレイすることができ、ユーザの要請に基づいて、共有フォルダインターフェース700を介してフォルダに関するアクセスや作成、ファイル管理、及びフォルダメモ帳作成をフォルダ基盤のファイル管理装置110に要請することができる。
ユーザ端末120は、共有フォルダエージェントに接続してフォルダ基盤のファイル管理装置110に共有フォルダに関するアクセスを要請することができ、フォルダ基盤のファイル管理装置110からアクセス可能なフォルダ目録を受信して、共有フォルダインターフェース700のフォルダウィンドウ710を介して視覚化させることができる。ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110からフォルダ別に演算されたファイルバッジ累積カウントを視覚化させることができる。
一実施形態において、ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から受信されたフォルダ別に演算されたファイルバッジ累積カウントのうち、一般ファイルに関するファイルバッジ累積カウントをフォルダ目録の第1のファイルバッジ累積カウントシンボル712を介して表示し、フォルダメモ帳に関するファイルバッジ累積カウントをフォルダ目録の第2の累積カウントシンボル714を介して表示することができる。
例えば、図7において、現在選択されたフォルダである「4.生産性」フォルダの場合、当該フォルダの一般ファイルに関するファイルバッジ累積カウントは6であり、フォルダメモ帳に関するファイルバッジ累積カウントは3である。
図7に示すように、作成されたファイル別ファイルバッジを当該フォルダ[4.生産性]全体に関して累積演算して算出されたファイルバッジ累積カウント[6]及び当該サブフォルダ[量産設備構築]下位構造全体に関して累積演算して算出されたファイルバッジ累積カウント[2]を各々フォルダ目録の第1のファイルバッジ累積カウントシンボル712及びファイル目録の第1のファイルバッジ累積カウントシンボル722を介して表示することができる。
そして、フォルダ管理部350は、各ファイルの関連性情報を含むファイル目録を提供して、ユーザ端末120がファイル目録を視覚化させる過程で関連性表示シンボル724を介して当該ファイルの関連性に関する情報をさらに表示させるようにすることができる。
ユーザ端末120は、ユーザ選択によって当該フォルダ目録にある特定フォルダに関するアクセスを試みることができ、当該アクセスが許容されれば、当該フォルダのファイル目録とユーザ別ファイル別ファイルバッジ、及びフォルダメモ帳を受信して、これらの各々を実体化させるために、共有フォルダインターフェース700のファイルウィンドウ720及びフォルダメモ帳ウィンドウ730を関連提供することができる。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から当該フォルダに関するファイル目録が受信されれば、ファイルウィンドウ720を介して当該フォルダのファイル及びサブフォルダに関するメタデータを視覚化させることができる。ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から受信された各ファイルのファイルバッジを視覚化させることができる。
一実施形態において、ユーザ端末120は、ファイルウィンドウ720のファイル目録の第1のファイルバッジ累積カウントシンボル722を介して当該フォルダにあるサブフォルダの場合には、当該サブフォルダ全体の一般ファイルに関するファイルバッジ累積カウントを表示し、一般ファイルの場合には、当該一般ファイルの更新回数を表す当該ファイルの当該ユーザ(チェ・ジェホ)に関するファイルバッジを表示できる。
ユーザ端末120は、ファイル目録の第2のファイルバッジ累積カウントシンボル728を介して当該フォルダにあるサブフォルダの各々に関して、当該サブフォルダ全体のファイル及びフォルダメモ帳に関するファイルバッジ累積カウントを表示できる。
ユーザ端末120は、関連性表示シンボル724を介して各ファイルに関する関連性情報を表示し、当該ファイルが当該フォルダのフォルダメモ帳と関連したか否かを視覚化させることができ、累積統計カウントシンボル726を介して当該フォルダの累積統計カウントを表示し、当該フォルダ及び当該下位構造にある全てのファイルの個数(合計ファイル数:5)、当該全てのファイルのファイルバッジ総計(ファイルバッジ総計:6)、及び当該下位構造の全てのフォルダメモバッジの総計(フォルダメモバッジ総計:2)を視覚化させることができる。
ユーザ端末120は、フォルダウィンドウ710またはファイルウィンドウ720を介して特定ユーザ入力(例えば、ユーザによる空いた空間タッチ入力やマウス右クリック入力など)が受信されれば、フォルダ制御インターフェース(図示せず)をさらに提供して、フォルダ制御インターフェースを介して新規フォルダの作成、当該フォルダ内で新規サブフォルダの作成、新規フォルダメモ帳の作成、新規ファイルの送受信(ファイルアップロードやファイルダウンロード)、特定ファイルとフォルダメモ帳との間の関連性設定、予め設定された関連性の解除、フォルダメモ帳やファイル客体を他のフォルダに移動、フォルダユーザ招待及びフォルダメモ帳参加者指定のうち、少なくとも1つに関するユーザ要請を受信できる。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110からフォルダメモ帳を受信し、フォルダメモ帳ウィンドウ730を介して視覚化させることができる。ユーザ端末120は、フォルダメモ帳ウィンドウ730を介してのユーザインタラクションに基づいて、当該フォルダメモ帳の共有メモに関する閲覧または内容修正を要請できる。
ユーザ端末120は、フォルダメモ帳主要情報表示欄731を介して当該フォルダメモ帳の参加者、フォルダメモ帳題目、及び関連リンクされたファイルに関して表示することができる。
ユーザ端末120は、共有メモ表示欄732を介して当該フォルダメモ帳の共有メモを表示できる。ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から当該ユーザの当該メモ共有フィールドに関する未確認メモコンテンツを受信し、例えば、識別符号733のように、特定色相で表示することができる。もし、当該ユーザ[チェ・ジェホ]の当該メモ共有フィールドに関する最後のアクセス日付を基準に互いに異なるユーザによる2回の修正があったならば、ユーザ端末120は、識別符号733のように、1番目の修正コンテンツを第1の色相(赤色)で表示し、2番目の修正コンテンツを第2の色相(青色)で表示することができる。
ユーザ端末120は、フォルダメモ帳に業務客体が追加された場合には、識別符号734のように、当該業務客体を当該フォルダメモ帳に記録された一般的なテキストメモと区分される独立的な客体として表現することができ、当該業務客体の業務内容、業務指示者、業務処理者、及び業務進行状態を視覚化できる(業務進行状態と関連して、新しい(●○○○)、する途中(○●○○)、終わった(○○●○)、または確認(○○○●)のような現在処理段階に対応するシンボルを介して現在業務進行状態を表すことができる)。
ユーザ端末120は、業務客体作成ボタン735を介してユーザにより指定された業務指示者、業務処理者、業務内容、及び業務評点を含む業務をフォルダ基盤のファイル管理装置110に送信することができ、これにより、フォルダ基盤のファイル管理装置110は、当該業務を含む業務客体を作成して、当該フォルダメモ帳に新しい業務客体として追加し、識別符号734と同様に、当該新しい業務客体を当該フォルダメモ帳内に視覚化させることができる。
ユーザ端末120は、ファイルアップロードボタン736を介して当該フォルダメモ帳にファイルを含めることができ、関連性設定ボタン737を介して当該フォルダメモ帳と当該フォルダにある特定ファイルとの間の関連性を設定して、当該フォルダメモ帳に関連リンクを作成できる。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から受信されたフォルダメモ帳目録をフォルダメモ帳目録表示欄738を介して視覚化することができ、これを介してユーザにより他のフォルダメモ帳が選択されれば、フォルダ基盤のファイル管理装置110に選択された他のフォルダメモ帳のオープンを要請でき、フォルダ基盤のファイル管理装置110から当該要請されたメッセージスレッドの少なくとも一部を受信して、既存のフォルダメモ帳の代わりに、新しく受信された他のフォルダメモ帳を視覚化させることができる。
図8は、ユーザ端末がフォルダ基盤のファイル管理装置と連動してユーザインターフェースを提供する過程の他の実施形態を示した図である。
図8において、ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から提供されたフォルダ情報、ファイル目録、及びフォルダメモ帳に基づいて、当該ユーザ端末120に設けられた共有フォルダエージェントの共有フォルダインターフェース800を介して当該フォルダ、ファイル、及びフォルダメモ帳に関する情報をディスプレイすることができ、共有フォルダインターフェース800を介してフォルダアクセス要請、ファイルアクセス要請、及びフォルダメモ帳アクセス要請を含むユーザ入力を受信して、フォルダメモ帳提供装置110に送信することができる。
ユーザ端末120は、共有フォルダエージェントに接続して、フォルダ基盤のファイル管理装置110に当該ユーザと関連したフォルダのアクセスを要請でき、フォルダ基盤のファイル管理装置110からアクセス可能なフォルダ目録を受信して、フォルダウィンドウ810を介して視覚化させることができる。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110からフォルダ別に演算された関連ファイルバッジ累積カウントを受信して、第1の関連ファイルバッジ累積カウントシンボル812を介して表示することができ、フォルダ別に演算されたフォルダメモバッジ累積カウントを受信して、第1のフォルダメモバッジ累積カウントシンボル814を介して表示することができる。
ユーザ端末120は、ユーザ選択によって当該フォルダ目録にある特定フォルダに関するアクセスを試みることができ、ユーザ端末120のアクセス権限を介して当該アクセスが承認されれば、フォルダ基盤のファイル管理装置110から当該フォルダのファイル目録とフォルダメモ帳、及びフォルダメモ帳目録を受信して、これらの各々を実体化させるために、ファイルウィンドウ820及びフォルダメモ帳ウィンドウ830を関連提供することができる。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から当該フォルダに関するファイル目録が受信されれば、ファイルウィンドウ820を介して当該ファイル目録にあるファイル及びサブフォルダに関するメタデータを視覚化させることができる。
ユーザ端末120は、ファイルウィンドウ820の関連ファイルバッジシンボル822を介して当該フォルダのフォルダメモ帳と関連したファイルの各々に関する当該ユーザのファイルバッジを表示でき、関連性表示シンボル824を介して当該ファイルがフォルダメモ帳と関連したか否かを視覚化させながら、当該関連したフォルダメモ帳にアクセスするためのアクセスリンクを提供でき、累積統計カウントシンボル826を介して当該フォルダの累積統計カウントを表示して、当該フォルダと下位構造にある全てのフォルダメモ帳の個数(フォルダメモ帳数:4)、当該全てのフォルダメモ帳に関連リンクが作成されたファイルの個数(関連ファイル個数:3)、及び当該全てのフォルダメモ帳を介して作成された全ての業務客体個数(合計業務数:4)を視覚化させることができる。
ユーザ端末120は、サブフォルダ別に演算された関連ファイルバッジ累積カウントを受信して、第2の関連ファイルバッジ累積カウントシンボル828を介して表示することができ、サブフォルダ別に演算されたフォルダメモバッジ累積カウントを受信して、第2のフォルダメモバッジ累積カウントシンボル829を介して表示することができる。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から受信されたフォルダメモ帳目録をフォルダメモ帳目録表示欄839を介して視覚化することができ、これを介してユーザによる他のフォルダメモ帳の選択入力が受信されれば、フォルダ基盤のファイル管理装置110に当該選択された他のフォルダメモ帳のオープンを要請して、受信された他のフォルダメモ帳を視覚化させることができる。ユーザ端末120は、フォルダメモ帳提供装置110からフォルダメモ帳別に算出された当該ユーザのフォルダメモバッジを受信して、フォルダメモバッジシンボル840を介して表示することができ、フォルダメモ帳のオープンによって当該フォルダメモ帳に対するユーザのフォルダメモバッジが更新されれば、これを反映してフォルダメモバッジシンボル840を更新することができる。
図9は、ユーザ端末がフォルダ基盤のファイル管理装置装置と連動してユーザインターフェースを提供する過程のさらに他の実施形態を示した図である。
図9において、ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から提供されたフォルダ情報、ファイル目録、及び業務客体目録に基づいて、当該ユーザ端末120に設けられた共有フォルダエージェントの共有フォルダインターフェース900を介して当該フォルダ、ファイル客体、及び関連した業務客体に関する情報をディスプレイすることができ、共有フォルダインターフェース900を介してフォルダアクセス要請、ファイル客体アクセス要請、及び関連した業務客体アクセス要請を含むユーザ入力を受信して、フォルダ基盤のファイル管理装置110に送信することができる。
ユーザ端末120は、共有フォルダエージェントに接続してフォルダ基盤のファイル管理装置110に当該ユーザと関連したフォルダのアクセスを要請でき、フォルダ基盤のファイル管理装置110からアクセス可能なフォルダ目録を受信して、フォルダウィンドウ910を介して視覚化させることができる。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110からフォルダ別に演算されたファイルバッジ累積カウントを受信し、当該フォルダにあるファイル客体のうち、業務客体と関連したファイル客体に関する当該ユーザの合計未確認更新回数をファイルバッジ累積カウントシンボル912を介して表示することができ、フォルダ別に累積演算された当該関連したメッセージスレッドの更新回数を業務チャットルーム新規メッセージ累積カウントシンボル914を介して表示することができる。
ユーザ端末120は、ユーザ選択によって当該フォルダ目録にある特定フォルダに関するアクセスを試みることができ、ユーザ端末120のアクセス権限を介して当該アクセスが承認されれば、フォルダ基盤のファイル管理装置110から当該フォルダのファイル目録と業務客体目録を受信し、これらの各々を実体化させるために、ファイルウィンドウ920及び業務客体ウィンドウ930を関連提供することができる。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から当該フォルダに関するファイル目録が受信されれば、ファイルウィンドウ920を介して当該ファイル目録にあるファイル及びサブフォルダに関する主要情報を視覚化させることができる。
ユーザ端末120は、ファイル目録ウィンドウ920の関連ファイルバッジシンボル922を介して当該フォルダにあり、業務客体と関連したファイル客体の各々に関する当該ユーザのファイルバッジを表示でき、第1の業務チャットルーム新規メッセージカウントシンボル924を介して当該ファイル客体の各々と関連した業務客体と関連した業務チャットルームで作成され、当該ユーザにより確認されていない未確認新規メッセージ個数を表示でき、第1の累積統計カウント表示欄926を介して当該フォルダの累積統計カウントを表示し、当該フォルダにある全体ファイル客体の個数(ファイル数:3)、業務客体と関連したファイル客体の個数(関連ファイル数:2)、及び当該ファイル客体と関連した業務客体個数(関連業務数:3)を視覚化させることができる。
ユーザ端末120は、フォルダ基盤のファイル管理装置110から業務客体目録を受信し、業務客体ウィンドウ930を介して視覚化させることができる。ユーザ端末120は、業務客体ウィンドウ930に当該フォルダにあるファイル客体と関連した全ての業務客体に関する主要情報を表示でき、図9のように、各業務客体と関連したファイル客体名、当該業務客体の業務題目、業務作成者、業務処理者、業務締め切り期間、業務進行状態、関連した業務チャットルームの有無(あるならば、アクセスリンク)、及び関連した業務メモ帳の有無(あるならば、アクセスリンク)を含む業務客体目録を受信し、これを視覚化させることができる。
ユーザ端末120は、第2の業務チャットルーム新規メッセージカウントシンボル932を介して当該業務客体目録にある業務客体と関連した業務チャットルームで作成され、当該ユーザにより確認されていない未確認新規メッセージ個数を表示でき、当該業務客体目録にある業務客体と関連した業務メモ帳がある場合、業務メモ帳リンクシンボル934を介して当該業務メモ帳の有無及びこれにアクセスするためのアクセス経路を提供でき、第2の累積統計カウント表示欄936を介して当該業務客体目録にある業務客体に関する累積統計カウントを表示して、当該関連した業務客体に関する作成個数、業務作成者、業務処理者、関連した業務チャットルーム、及び関連した業務メモ帳に関する統計情報を表示できる。
ユーザ端末120は、当該業務客体目録にある特定業務客体がユーザにより選択されれば、フォルダ基盤のファイル管理装置110に当該選択された業務客体に関するアクセスを要請でき、フォルダ基盤のファイル管理装置110から選択された業務客体に関する詳細情報を受信して視覚化させることができる。一実施形態においてユーザ端末120は、選択された業務客体と関連した業務チャットルームや業務メモ帳のアクセスリンクをさらに受信したり、関連した業務メモ帳の業務メモをさらに受信して、当該選択された業務客体に関する詳細情報を視覚化させる過程で共に視覚化させることができる。
上記では、本出願の好ましい実施形態を参照して説明したが、当該技術分野の熟練された通常の技術者は、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本出願を様々に修正及び変更させ得ることが理解できるであろう。