JP2019101891A - 金銭処理装置及び、金銭処理方法 - Google Patents

金銭処理装置及び、金銭処理方法 Download PDF

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Junichi Arai
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Abstract

【課題】金銭処理装置及び金銭処理方法において、新たな収納庫を配置しなくとも、硬貨の収納量が増えることに起因する装置の休止時間を減らす。【解決手段】硬貨処理装置の一例である精算装置100又は入出金装置1は、筐体の一例である釣銭機筐体14と、この釣銭機筐体14の外面に設けられ、硬貨が投入される硬貨投入口13と、釣銭機筐体14の外面に設けられ、硬貨を排出する第1の排出口の一例である硬貨出金口11と、釣銭機筐体14の外面に設けられ、硬貨を排出する第2の排出口の一例である硬貨返却口と、釣銭機筐体14内に収納される枚数の閾値を超える枚数の硬貨を硬貨返却口に排出する制御を行う制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、金銭処理装置と、金銭処理装置を用いた金銭処理方法と、に関する。
従来、店舗等において顧客自らが精算を行うための精算装置(ペイメントステーション)には、店員のみが取り扱う一般的なPOS(Point Of Sales)で利用されている釣銭機が流用されているが、この釣銭機は硬貨収納量に上限があり、上限を超えて入金することができないものが多い。
精算装置の利用者(顧客)の一つの特徴として、通常レジの場合と比較して多数の硬貨を入金する傾向があるため、硬貨収納庫がフル(満杯)になり易い。そのため、収納可能枚数を超えた硬貨を店員が回収するまで、精算装置を休止しなければならない場合が生じる。
しかし、店員のリソース(人数や作業時間)は限られているため、硬貨収納庫がフルになった精算装置からすぐに硬貨を回収できるとは限らない。そのため、精算装置を休止中のまま放置せざるを得ないケースがあり、精算装置の運用効率を悪化させる原因の一つとなっており、運用課題となっている。
近年、釣銭機では、収納可能枚数を超える硬貨を退避する特別な収納庫(オーバーフロー庫)を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6191413号公報
しかしながら、上記のようなオーバーフロー庫は、付加的に配置されるものであるため、既存の釣銭機をそのまま利用することができず、釣銭機、或いは釣銭機を備える精算装置自体を新規導入しなければならなくなり、店舗に対して大きなコスト負担となる。
なお、釣銭機には、硬貨が投入される硬貨投入口や、硬貨を出金する硬貨出金口のほか、一旦硬貨投入口から投入されて入金が取消となった硬貨が返却される硬貨返却口が設けられる。この硬貨返却口は、硬貨出金口とは別に設けられるため、顧客が硬貨返却口から返却される硬貨を見落とす場合がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、新たな収納庫を配置しなくとも、硬貨の収納量が増えることに起因する装置の休止時間を減らすことができる金銭処理装置及び金銭処理方法を提供することを目的とする。
1つの態様では、金銭処理装置は、筐体と、前記筐体の外面に設けられ、硬貨が投入される硬貨投入口と、前記筐体の前記外面に設けられ、硬貨を排出する第1の排出口と、前記筐体の前記外面に設けられ、硬貨を排出する第2の排出口と、前記筐体内に収納される枚数の閾値を超える枚数の硬貨を前記第2の排出口に排出する制御を行う制御部と、を備える。
他の1つの態様では、金銭処理方法は、筐体と、前記筐体の外面に設けられ、硬貨が投入される硬貨投入口と、前記筐体の前記外面に設けられ、硬貨を排出する第1の排出口と、前記筐体の前記外面に設けられ、硬貨を排出する第2の排出口と、を備える金銭処理装置を用いた金銭処理方法であって、前記筐体内に収納される枚数の閾値を超える枚数の硬貨があるかを判定し、前記閾値を超える枚数の硬貨を前記第2の排出口に排出する。
前記態様によれば、新たな収納庫を配置しなくとも、硬貨の収納量が増えることに起因する装置の休止時間を減らすことができる。
精算装置を示す斜視図である。 精算システムの概略構成を示すブロック図である。 前カバーが開放した状態を示す正面図である。 釣銭機における硬貨の搬送経路を示す図である。 釣銭機が自動的に判断してOF(オーバーフロー)制御する場合の釣銭機の処理を示すフローチャート(その1)である。 釣銭機が自動的に判断してOF制御する場合の釣銭機の処理を示すフローチャート(その2)である。 釣銭機が自動的に判断してOF制御する場合の精算装置の処理を示すフローチャートである。 OF専用コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の釣銭機の処理(同期処理)を示すフローチャートである。 OF専用コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の精算装置の処理(同期処理)を示すフローチャートである。 OF専用コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の釣銭機の処理(非同期処理)を示すフローチャートである。 OF専用コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の精算装置の処理(非同期処理)を示すフローチャートである。 比較例の出金コマンドを使って、硬貨の排出口を設定する場合の釣銭機の処理を示すフローチャートである。 比較例の出金コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の釣銭機の処理(同期処理)を示すフローチャートである。 比較例の出金コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の精算装置の処理(同期処理)を示すフローチャートである。 比較例の出金コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の釣銭機の処理(非同期処理)を示すフローチャートである。 比較例の出金コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の精算装置の処理(非同期処理)を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る金銭処理装置及び金銭処理方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は、精算装置100を示す斜視図である。
図2は、精算システムの概略構成を示すブロック図である。
図3は、前カバー31が開放した状態を示す正面図である。
図4は、釣銭機10における硬貨の搬送経路を示す図である。
図1及び図2に示すように、金銭処理装置の一例である精算装置100は、入出金装置1と、主制御部101と、表示装置102と、磁気情報読取部103と、レシートプリンタ104と、レーンライト105と、を備える。図2に示す精算装置100は、店舗等に例えば3つ(1つ以上)設置され、無線又は有線で接続された例えば3つ(1つ以上)のスキャニングステーション200のいずれかにおいて店員によってバーコードをスキャンされた商品の精算を顧客自らが行うための装置である。なお、精算装置100がスキャナを備えてもよく、その場合、精算装置100は、商品スキャン及び精算の両方を顧客が行う装置として機能する。
図2に示すように、主制御部101は、例えば精算装置100全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えば、CPU:Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶部と、を有し、入出金装置1、表示装置102、磁気情報読取部103、レシートプリンタ104、レーンライト105等を制御する。
表示装置102は、入出金装置1の上部に配置された例えば液晶ディスプレイであり、精算金額等の表示を行う。表示装置102には、タッチパネルが配置されているとよい。
磁気情報読取部103は、磁気カード(例えばクレジットカード)の磁気情報を読み取る。磁気情報読取部103は、例えば表示装置102の右側面に配置される。
レシートプリンタ104は、入出金装置1の上部に配置されており、精算金額等の取引内容等を印字したレシートを発行する。
レーンライト105は、図4に示す硬貨収納庫Bにおける硬貨の収納枚数が、満杯となるフル枚数になった状態、後述する閾値を超えた状態、満杯に近づいたことを表すニアフル枚数になった状態などに、状態に対応する色のランプを点灯又は点滅させることにより、精算装置100の状態を報知する。レーンライト105は、精算装置100の最上部に位置する。
図1及び図2に示すように、入出金装置1は、釣銭機10と、釣札機20と、入出金装置筐体30と、カゴ置き台40と、スカート50と、を備える。なお、入出金装置1のみを金銭処理装置とみなしてもよい。
図4に示すように、釣銭機10は、硬貨出金口11と、硬貨返却口12と、硬貨投入口13と、釣銭機筐体14(図3参照)と、制御部15(図2参照)と、硬貨識別部16と、硬貨一時保留部17と、入金搬送路18と、出金搬送路19と、硬貨収納庫Bと、複数の振分ゲートGと、を有する。なお、制御部15、硬貨識別部16、硬貨一時保留部17、入金搬送路18、及び出金搬送路19は、釣銭機筐体14内に配置されている。
ここで、硬貨出金口11は、硬貨を排出する第1の排出口の一例である。また、硬貨返却口12は、硬貨を排出する第2の排出口の一例である。また、釣銭機筐体14は、硬貨出金口11と硬貨返却口12と硬貨投入口13とが外面に設けられる筐体の一例である。なお、硬貨出金口11及び硬貨返却口12は、釣銭機筐体14の前面に設けられ、硬貨投入口13は、釣銭機筐体14の上面前部に設けられている。
図3に示す硬貨出金口11及び硬貨返却口12のうち、硬貨返却口12は、図1に示すように、後述する入出金装置筐体30に設けられた前カバー31によって覆われている。そのため、硬貨返却口12は、本来、入金取消となった硬貨を返却可能に設けられているものであるが、前カバー31が配置されていることによって、硬貨を顧客に返却する機能を果たさない。本実施の形態における硬貨返却口12は、閾値を超えた枚数の硬貨を排出し、収容する。硬貨返却口12には、この硬貨返却口12に収容された硬貨を検出する硬貨検出センサ12aが設けられているとよい。
なお、硬貨出金口11は、前カバー31の開口部分に位置するため、前カバー31によって覆われていない。また、硬貨投入口13も、入出金装置筐体30に設けられた上カバー32の開口部分に位置するため、上カバー32によって覆われていない。
ここで、前カバー31は、閉じた状態でロックされて硬貨返却口12を覆うとともにロックを解除されて開放した状態で硬貨返却口12を露出させるカバーの一例である。このカバーとしては、釣銭機10と一体に設けられるものであってもよい。その場合、金銭処理装置は、精算装置100又は入出金装置1ではなく釣銭機10とみなしてもよい。
図2に示す制御部15は、例えば釣銭機10の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えば、CPU)と、記憶部と、を有する。
図4に示す硬貨識別部16は、硬貨投入口13から投入された硬貨の真偽および金種を識別する。
硬貨一時保留部17は、硬貨を一時保留する。
入金搬送路18は、硬貨一時保留部17から各硬貨収納庫Bに硬貨を搬送する。
出金搬送路19は、各硬貨収納庫Bから硬貨出金口11に硬貨を搬送する。
硬貨収納庫Bは、各金種の収納庫である、1円収納庫B1、5円収納庫B5、10円収納庫B10、50円収納庫B50、100円収納庫B100、及び500円収納庫B500を含む。このように、金種ごとに硬貨収納庫Bが配置されることが望ましいが、硬貨収納庫Bは1つ以上配置されていればよい。
複数の振分ゲートGは、第1〜第3の振分部の一例である第1〜第3の振分ゲートG1〜G3を含む。
図4に示すように、硬貨投入口13から投入された硬貨は、硬貨識別部16に搬送される。第1の振分ゲートG1は、硬貨識別部16において正貨として識別された硬貨を硬貨一時保留部17へ振分け、硬貨識別部16において正貨として識別されなかった投入物を硬貨出金口11に振分ける。
そして、硬貨一時保留部17において一時保留された硬貨は、入金搬送路18において、第2の振分ゲートG2によって金種別に複数の硬貨収納庫Bへ振分けられる。
第3の振分ゲートG3は、出金搬送路19において、硬貨収納庫Bから硬貨出金口11に搬送される硬貨のうち硬貨収納庫Bにおいて閾値を超えた枚数の硬貨を、一時保留部17を経由して硬貨返却口12へ振分ける。このように各硬貨収納庫Bにおいて閾値を超えた枚数の硬貨は、入金搬送路18において、第2の振分ゲートG2によって硬貨返却口12に振分けられる。なお、硬貨一時保留部17が省略される場合などには、閾値を超えた枚数の硬貨は、硬貨一時保留部17を経由せずに、例えば出金搬送路19から直接的に入金搬送路18へ搬送され、硬貨返却口12へ振分けられてもよい。
図3に示すように、釣札機20は、紙幣を排出する紙幣出金口21と、紙幣を収容する紙幣カセット22と、を有する。また、釣札機20は、図示はしないが、釣札機20の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えば、CPU)と、RAM、HDDなどの記憶部と、を有してもよい。或いは、釣銭機10の制御部15が釣札機20の制御を行ってもよい。
図1に示すように、紙幣出金口21は、前カバー31の開口部分に位置するため、前カバー31によって覆われていないが、紙幣カセット22は、前カバー31によって覆われている。
入出金装置筐体30は、上述の釣銭機10及び釣札機20を収容する。また、入出金装置筐体30には、上述の前カバー31及び上カバー32が開閉可能に配置されている。
前カバー31は、鍵挿入口31aが設けられており、閉じた状態で硬貨返却口12を覆う。また、前カバー31は、鍵挿入口31aに鍵が挿入されることでロック機構によるロックを解除されて開放した状態で図3に示すように硬貨返却口12を露出させる。なお、上カバー32もロックを解除されることで開放する。
入出金装置筐体30の左側面には、水平に配置された板状のカゴ置き台40が配置されている。このカゴ置き台40には、図2に示すスキャニングステーション200においてバーコードをスキャンされた商品を収容するカゴが顧客によって載置される。
また、入出金装置筐体30の下部には、硬貨等が入出金装置筐体30の下部に入り込むのを防ぐためのスカート50が前後左右に亘って配置されている。
以下、釣銭機10の硬貨収納庫Bにおいて所定の閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12から排出するためのオーバーフロー(OF)制御について説明する。
以下では、硬貨収納庫Bに収納された硬貨の枚数が閾値を超えるか否かの判定を、釣銭機10の制御部15が行う場合の処理について図5A〜図5Cを参照しながら説明し、精算装置100の主制御部101が行う場合(すなわち、主制御部101が「制御部」として機能する場合)の処理について図6A〜図10Bを参照しながら説明する。
図5A及び図5Bは、釣銭機10が自動的に判断してOF制御する場合の釣銭機10(制御部15)の処理を示すフローチャートである。
図5Cは、釣銭機10が自動的に判断してOF制御する場合の精算装置100(主制御部101)の処理を示すフローチャートである。
図5Aに示すフローチャートは、出金後のOF制御に関する処理を示し、図5Bに示すフローチャートは、入金後にお釣りが無い場合(出金が無い場合)のOF制御に関する処理を示す。
まず、図5Aに示すように、制御部15は、主制御部101からの指示があるまで指示があるかの判定を繰り返して待機し(ステップS101,S102:NO)、指示があると(ステップS102:YES)、その指示が出金指示であるかを判定する(ステップS103)。なお、ここでの出金指示は、精算時にお釣りがある場合に主制御部101から送られる指示である。
主制御部101からの指示が出金指示でない場合(ステップS103:NO)、制御部15は、その指示に対応する処理(ステップS104)を行い、ステップS101に戻る。なお、出金指示以外の指示は、例えば、入金開始、入金終了(例えば、お釣り有り/無し/返却の3パターン)、回収(硬貨収納庫B内の硬貨の全回収や、残置回収(決められた金額だけ残して回収、或いは、1万円などの決められた金額のみ回収))、精査(各硬貨収納庫B内の収納枚数の数え直し)、排出口(硬貨出金口11又は硬貨返却口12)の変更、OF金種の硬貨返却口12への移動、在高取得(各硬貨収納庫B内の金種の収納枚数の取得)などである。
主制御部101からの指示が出金指示である場合(ステップS103:YES)、制御部15は、硬貨出金口11からの出金処理を開始する(ステップS105、S106:NO)。なお、出金指示は、金額のみ指定されて制御部15が金種枚数を出金に対応する各金種の枚数を指定してもよいし、主制御部101によって金種枚数まで指定されてもよい。
制御部15は、出金が終了するまで出金処理(S105)を繰り返し、出金が終了すると(ステップS106:YES)、出金終了を主制御部101に通知する(ステップS107)。また、制御部15は、出金後の各硬貨収納庫B内の収納枚数をカウントする(ステップS107a)。
次に、制御部15は、OFが発生するか、すなわち、各硬貨収納庫Bのいずれかで閾値を超えた枚数の硬貨があるかを判定する(ステップS108)。この閾値は、例えば、硬貨収納庫Bの枚数が、満杯となるフル枚数(例えば150枚)よりも少なく且つ満杯に近づいたことを表す上記のニアフル枚数(例えば100枚)よりも多い枚数(例えば130枚)である。なお、制御部15は、フル枚数に達したこと、または、ニアフル枚数に達したこと、の少なくともいずれか1つを検出する。
制御部15は、OFが発生すると判定すると(ステップS108:YES)、上記の閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能(排出可能)であるかを判定する(ステップS109)。すなわち、制御部15は、硬貨返却口12が収容する硬貨の収容状況の情報に基づき、上記の閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能であるかの判定を行い、移動可能であると判定した場合(後述するステップS109:YES)に、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に排出する制御を行う。この移動可能であるかの判定は、例えば、閾値を超えた枚数の硬貨が硬貨返却口12に更に収容できる枚数以下であるかによって行ってもよいが、閾値を超えた枚数の硬貨の一部のみでも硬貨返却口12に移動可能であるかを判定してもよい。硬貨返却口12に収容可能な枚数は、30枚等の枚数を管理者が決定するか或いは予め設定されている。例えば、制御部15は、硬貨返却口12の収容可能枚数が30枚の場合、20枚(例えば1円10枚及び5円硬貨10枚)を硬貨返却口12に移動済みであれば、残り10枚まで移動可能と判定する。
或いは、制御部15は、硬貨返却口12の収容状況の情報に基づき、金種ごとに予め定められた係数を用いて、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能であるかの判定を行うとよい。この係数は、例えば金種毎の大きさの違いを考慮した係数であり、1円硬貨であれば0.8、5円硬貨であれば0.9、10円硬貨であれば1.0、50円硬貨であれば0.8、100円硬貨であれば1.0、500円硬貨であれば1.3などのように予め定められればよい。例えば、制御部15は、硬貨返却口12の収容可能枚数が30枚(係数30)の場合、1円10枚及び5円硬貨10枚を硬貨返却口12に移動済みであれば、硬貨返却口12の空きを、「30−((0.8)×10)+(0.9×10))=13」で、13枚(係数13)として判定を行ってもよい。なお、このような制御部15の判定処理については、後述する主制御部101の判定処理においても同様に行うとよい。
制御部15が、OFが発生しないと判定した場合(ステップS108:NO)や、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能でないと判定した場合(ステップS109:NO)には、ステップS101に戻る。
制御部15は、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能であると判定した場合(ステップS109:YES)には、閾値を超えている金種の硬貨収納庫Bから閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12へ移動させる処理(OF処理)を行い、このOF処理を開始したことを主制御部101に通知する(ステップS110)。なお、複数の硬貨収納庫Bにおいて閾値を超える枚数の硬貨がある場合、硬貨返却口12へ移動させる硬貨の金種の優先順位をつけてもよい(例えば、金額の安い順、金額の高い順、或いは金額の大小とは関係しない1円、10円、100円、5円、50円、500円などの任意の順)。すなわち、制御部15は、閾値を超えた枚数の硬貨が複数の金種の硬貨を含む場合に、金種ごとに予め定められた優先度に基づき、優先度の高い金種の硬貨から順に硬貨返却口12に排出する制御を行う。これにより、上述のように閾値を超えた枚数の硬貨の一部のみを硬貨返却口12に移動させる場合、優先度の高い硬貨のみを硬貨返却口12に排出可能となる。なお、少なくともOF処理の途中には、制御部15が入出金等の処理は受け付けないことが望ましい。
その後、制御部15は、OF処理が終了したこと及びOFの状況を主制御部101に通知し(ステップS111)、ステップS101に戻る。ここで、OFの状況は、閾値を超える枚数の全ての硬貨を硬貨返却口12に移動できたために閾値を超えた金種は存在しないことを表す「解除」、硬貨返却口12の容量が満杯になったために移動しきれない硬貨があることを表す「継続」などである。
図5Bに示すフローチャートは、図5Aに示すフローチャートのステップS103に代えてS123の処理を行い、S105〜S107の処理が無くなっている点のみ、図5Aに示すフローチャートの処理と異なる。そのため、相違部分のみ説明する。
図5Bに示すように、制御部15は、主制御部101からの指示があると(ステップS122:YES)、入金終了指示で且つお釣り予定無しであるかを判定する(ステップS123)。上述の図5Aの出金指示(ステップS103)がなくとも、入金後にはOFが発生する可能性があるためである。なお、お釣り予定が有る場合には、図5Aに示す出金指示があった場合(ステップS103:YES)と同様に処理を行うことになる。
制御部15は、入金終了指示で且つお釣り予定無しの指示と判定すると(ステップS123:YES)、入金後の各硬貨収納庫B内の収納枚数をカウントし(ステップS124a)、図5Aに示すステップS108の処理と同様に、OFが発生するかを判定(ステップS125)する。その後の処理は、図5Aに示すフローチャートと同様である。
次に、図5Cに示す精算装置100(主制御部101)の処理について説明する。
まず、図5Cに示すように、主制御部101は、顧客による取引が開始するまで取引開始かの判定を繰り返して待機し(ステップS141,S142:NO)、取引が開始すると(ステップS142:YES)、利用者(顧客)の入金処理を開始する(ステップS143)。この入金処理において、主制御部101は、釣銭機10に入金の開始を指示する。その後、釣銭機10の硬貨投入口13に硬貨が投入されるが、主制御部101は、釣銭機10から入金金額を随時通知される。
主制御部101は、入金金額が必要金額(すなわち精算金額)に到達するまで必要金額に到達するかの判定を繰り返す(ステップS144:NO)。必要金額に到達すると(ステップS144:YES)、主制御部101は、入金が終了したかを判定する(ステップS145)。この入金が終了したかの判定は、例えば、顧客によって表示装置102のタッチパネルで「支払終了」ボタンが押されたことに基づいて判定すればよい。
主制御部101は、入金が終了すると(ステップS145:YES)、お釣り出金が必要であるかを判定する(ステップS146)。一方、主制御部101は、入金が終了しない場合(ステップS145:NO)、ステップS144に戻る。
主制御部101は、精算金額より多い金額(硬貨及び紙幣)が投入されることで硬貨のお釣りの出金が必要であると判定すると(ステップS146:YES)、釣銭機10に入金停止(例えば硬貨投入口13の閉鎖)を指示するとともに、お釣り予定が有ることを指示する(ステップS147)。その後、主制御部101は、釣銭機10にお釣りの出金を指示する(ステップS148)。また、主制御部101は、釣銭機10から出金終了の通知を受けたか、すなわち出金終了かの判定を、出金終了の通知を受けるまで繰り返す(ステップS149:NO)。
主制御部101は、釣銭機10から出金終了の通知を受けると(ステップS149:YES)、釣銭機10の硬貨出金口11に設けられた図示しない出金硬貨検出センサによって硬貨が取り除かれたことが検出されたか否かの情報を釣銭機10から随時取得することで、お釣りが顧客によって取り除かれたかの判定を繰り返す(ステップS150:NO)。
また、主制御部101は、上述のお釣り出金が必要であるかの判定において、お釣りが不要と判定した場合(ステップS146:NO)、釣銭機10に入金停止を指示するとともに、お釣り予定が無いことを指示する(ステップS151)。
主制御部101は、お釣りが取り除かれたと判定(ステップS150:YES)した後、及びステップS151の処理の後には、釣銭機10からOF処理開始の通知(図5AのステップS110及び図5BのステップS127参照)を受けたかを判定する(ステップS152)。
主制御部101は、OF処理開始の通知を受けると(ステップS152:YES)、釣銭機10からOF処理の終了通知を受けたかの判定を繰り返して待機する(ステップS153,S154:NO)。
主制御部101は、釣銭機10からOF処理の終了通知を受けると(ステップS154:YES)、釣銭機10が硬貨返却口12へ移動させた硬貨の金種及び枚数の情報を釣銭機10から取得する(ステップS155)。なお、硬貨返却口12へ移動させた硬貨の金種及び枚数の情報は、店員(管理者)により硬貨返却口12から硬貨が回収されたことを通知されたタイミングでクリア(硬貨返却口12に排出された硬貨の枚数を0枚とカウント)するとよい。また、上述の制御部15又は主制御部101は、上述の図4に示す硬貨検出センサ12aの検出結果に基づき、硬貨返却口12aが収容する硬貨の収容状況の情報を更新するとよい。例えば、現金回収操作(売上金回収操作)完了時、硬貨返却口12の残留未検知であること、釣銭機10のジャム等のエラー解除操作完了時、硬貨返却口12の残留未検知であること、釣銭機10の待機中に、硬貨返却口12の残留未検知であることに基づき、硬貨返却口12へ移動させた硬貨の金種及び枚数の情報をクリアするとよい。なお、収容状況が0枚のとき、硬貨検出センサ12aにより残留を一定時間(例えば3秒)検知した場合、装置エラーと判定されてもよい。
また、主制御部101は、スキャニングステーション200にOF発生状況を通知し(ステップS156)、ステップS141に戻る。また、主制御部101は、OF処理開始の通知を受けなかった場合(ステップS152:NO)にも、ステップS141に戻る。
なお、スキャニングステーション200は、OF発生状況の通知を受けると、スキャニングステーション200の図示しない表示装置による表示等によって、OF発生状況を店員に報知し、硬貨返却口12からの硬貨の回収を店員に促す。また、主制御部101は、上述のレーンライト105によってOF発生状況を店員に報知してもよい。
次に、図6A〜図7Bを参照しながら、OF制御専用のコマンドを使って主制御部101がOF制御する場合の例について説明する。なお、重複する事項についての説明は適宜省略する。
図6Aは、OF専用コマンドを使って主制御部101がOF制御する場合の釣銭機10(制御部15)の処理(同期処理)を示すフローチャートである。
図6Bは、OF専用コマンドを使って主制御部101がOF制御する場合の精算装置100(主制御部101)の処理(同期処理)を示すフローチャートである。
まず、図6Aに示すように、制御部15は、主制御部101からの指示があるまで指示があるかの判定を繰り返して待機し(ステップS201,S202:NO)、指示があると(ステップS202:YES)、その指示がOF金種の硬貨返却口12への移動指示であるかを判定する(ステップS203)。なお、OF金種の硬貨返却口12への移動指示は、精算装置100の主制御部101が釣銭機10の各硬貨収納庫Bの収納枚数が閾値を超えると判定した場合に通知される(図6BのステップS233参照)。
主制御部101からの指示がOF金種の移動指示でない場合(ステップS203:NO)、制御部15は、その指示に対応する処理(ステップS204)を行い、ステップS201に戻る。
主制御部101からの指示がOF金種の移動指示である場合(ステップS203:YES)、制御部15は、上記の閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能であるかを判定する(ステップS205)。
制御部15が、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能でないと判定した場合(ステップS205:NO)には、OF金種の移動が不可であることを主制御部101に応答し(ステップS206)、ステップS201に戻る。
制御部15は、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能であると判定した場合(ステップS205:YES)には、主制御部101に指示された金種とその枚数を硬貨収納庫Bから硬貨返却口12へ移動させる制御を行い(ステップS207)、このOF処理が完了したことを主制御部101に応答し(ステップS208)、ステップS201に戻る。
次に、図6Bに示す精算装置100(主制御部101)の処理について説明する。なお、図6Bに示すステップS221〜S231の処理は、図5Cに示すステップS141〜S151の処理と同様であるため、説明を省略する。
主制御部101は、お釣りが取り除かれたと判定(ステップS230(S150と同一):YES)した後、及びステップS231(S151と同一)の処理の後には、入出金後の各硬貨収納庫B内の収納枚数の情報(在高)を取得し(ステップS231a)、OF処理が必要であるか、すなわち、各硬貨収納庫Bのいずれかで閾値を超えた枚数の硬貨があるかを判定する(ステップS232)。
主制御部101は、OF処理が必要であると判定すると(ステップS232:YES)、上記の閾値を超えたOF金種の移動指示を行う(ステップS233)。このとき、図6Bは同期処理であるため、釣銭機10の動作が終了するまで応答が返らない(主制御部101のアプリ動作が停止する)。その後、主制御部101は、図6Aにおいて上述したように、釣銭機10の制御部15からの応答が、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能でないと判定したものであるかを判定する(ステップS234)。
閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能である場合(ステップS234:NO)のみ、主制御部101は、硬貨返却口12に移動させた硬貨の金種と枚数の情報を主制御部101から取得する(ステップS235)。
次に、主制御部101は、スキャニングステーション200にOF発生状況を通知し(ステップS236)、ステップS221に戻る。また、主制御部101は、OF処理が必要でないと判定した場合(ステップS232:NO)にも、ステップS221に戻る。
図7Aは、OF専用コマンドを使って主制御部101がOF制御する場合の釣銭機10(制御部15)の処理(非同期処理)を示すフローチャートである。
図7Bは、OF専用コマンドを使って主制御部101がOF制御する場合の精算装置100(主制御部101)の処理(非同期処理)を示すフローチャートである。
図7Aに示すステップS301〜S306の処理は、図6Aに示すステップS201〜S206の処理と同様であるため、説明を省略する。
制御部15は、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能であると判定した場合(ステップS305(S205と同一):YES)には、OF処理を開始する前に指示受付を主制御部101に応答する(ステップS307)。
また、制御部15は、主制御部101に指示された金種とその枚数を硬貨収納庫Bから硬貨返却口12へ移動させる制御を行い(ステップS308)、非同期処理の終了を主制御部101に応答し(ステップS309)、ステップS301に戻る。
次に、図7Bに示す精算装置100(主制御部101)の処理について説明する。なお、図7Bに示すステップS321〜S338の処理は、ステップS335及びS336の処理が追加されていることのみ図6Bに示すステップS221〜S236の処理と異なる。そのため、相違部分のみ説明する。
主制御部101は、釣銭機10の制御部15からの応答が、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能でないと判定したものであるかを判定し(ステップS334(S234と同一))、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能である場合(ステップS334:NO)には、非同期処理の終了通知を釣銭機10から受け取らない間(ステップS336:NO)、図6Bに示す同期処理とは異なり、釣銭機10の動作中に別の処理を行うことが可能となる(ステップS335)。
その後、非同期処理の終了通知を釣銭機10から受け取ると(ステップS336:YES)、主制御部101は、硬貨返却口12に移動させた硬貨の金種と枚数の情報を主制御部101から取得し(ステップS337(S235と同一))、スキャニングステーション200にOF発生状況を通知し(ステップS338(S236と同一))、ステップS321(S221と同一)に戻る。
ここで、硬貨返却口12は、上述のように、本来は入金取消となった硬貨を返却可能に設けられているものであるが、この場合、硬貨返却口12及び硬貨出金口11の2つの排出口が並存することになり顧客が混同するため、入金取消となった硬貨を出金用の硬貨と同様に硬貨出金口11から排出させる釣銭機10とすることが考えられる。このように入金取消となった硬貨も硬貨返却口12ではなく硬貨出金口11から排出し、硬貨返却口12を使用しない態様を比較例とする。以下では、この比較例の出金コマンドの一部を変更しながら使うことで、OF制御を行う例について説明する。なお、重複する事項についての説明は適宜省略する。
図8は、比較例の出金コマンドを使って、硬貨の排出口を設定(変更)する場合の釣銭機10(制御部15)の処理を示すフローチャートである。
まず、図8に示すように、制御部15は、主制御部101からの指示があるまで指示があるかの判定を繰り返して待機し(ステップS401,S402:NO)、指示があると(ステップS402:YES)、その指示が排出口の変更指示であるかを判定する(ステップS403)。なお、釣札機20にも、紙幣出金口21又は紙幣カセット22の排出口が主制御部101によって指定される。また、釣銭機10の制御部15が釣札機20の制御も行う場合、制御部15から紙幣の排出口の変更指示も受けることになる。
主制御部101からの指示が排出口の変更指示でない場合(ステップS403:NO)、制御部15は、その指示に対応する処理(ステップS404)を行い、ステップS401に戻る。
主制御部101からの指示が排出口の変更指示である場合(ステップS403:YES)、比較例では、上述のように硬貨返却口12が使用されないため、硬貨出金口11のみが設定されるが、本実施の形態では、硬貨返却口12がOF硬貨を排出するため、硬貨出金口11のみならず硬貨返却口12も設定されうる。
そのため、本実施の形態では、制御部15は、排出口の変更指示が硬貨返却口12であるかを判定し(ステップS405)、硬貨返却口12が指定されない場合(ステップS405:NO)、すなわち硬貨出金口11が指定される場合、制御部15は、排出口を硬貨出金口11に設定する(ステップS406)。また、制御部15は、硬貨返却口12が指定された場合(ステップS405:YES)、排出口を硬貨返却口12に設定する(ステップS407)。排出口の変更(ステップS406,S407)後、ステップS401に戻る。
図9Aは、比較例の出金コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の釣銭機10(制御部15)の処理(同期処理)を示すフローチャートである。
図9Bは、比較例の出金コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の精算装置100(主制御部101)の処理(同期処理)を示すフローチャートである。
まず、図9Aに示すように、制御部15は、主制御部101からの指示があるまで指示があるかの判定を繰り返して待機し(ステップS501,S502)、指示があると(ステップS502:YES)、硬貨の排出指示(すなわち、出金指示又はOF金種の移動指示)であるかを判定する(ステップS503)。
主制御部101からの指示が硬貨の排出指示でない場合(ステップS503:NO)、制御部15は、その指示に対応する処理(ステップS504)を行い、ステップS501に戻る。
主制御部101からの指示が硬貨排出指示である場合(ステップS503:YES)、制御部15は、排出先が硬貨返却口12であるかを判定する(ステップS505)。指示の排出先が硬貨返却口12でなければ(ステップS505:NO)、排出先は硬貨出金口11となるため、制御部15は、硬貨出金口11への出金処理を行い(ステップS506)、ステップS501に戻る。
指示の排出先が硬貨返却口12であれば(ステップS505:YES)、制御部15は、硬貨返却口12に空きはあるか(硬貨収納庫Bの閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能であるか)を判定する(ステップS507)。
制御部15は、硬貨返却口12に空きがあれば(ステップS507:YES)、硬貨返却口12に主制御部101が指定する金種と枚数の硬貨を移動させ(ステップS508)、ステップS501に戻る。
制御部15は、硬貨返却口12に空きがなければ(ステップS507:NO)、主制御部101に移動不可を応答し(ステップS509)、ステップS501に戻る。
次に、図9Bに示す精算装置100(主制御部101)の処理について説明する。なお、図9Bに示すステップS521〜S531の処理は、図6Bに示すステップS221〜S231の処理と同様であるため、説明を省略する。
主制御部101は、お釣りが取り除かれたと判定(ステップS530(S230と同一):YES)した後、及びステップS531(S231と同一)の処理の後には、入出金後の各硬貨収納庫B内の収納枚数の情報(在高)を取得し(ステップS531a)、OF処理が必要であるか、すなわち、各硬貨収納庫Bのいずれかで閾値を超えた枚数の硬貨があるかを判定する(ステップS532)。
主制御部101は、OF処理が必要であると判定すると(ステップS532:YES)、硬貨の排出口を硬貨返却口12へ変更(図8のフローチャート参照)するように制御部15に指示する(ステップS533)。
また、主制御部101は、硬貨の金種及び枚数を指定して硬貨返却口12へ硬貨を移動させるように制御部15に指示する(ステップS534)。このとき、図9Bは同期処理であるため、釣銭機10の動作が終了するまで応答が返らない(主制御部101のアプリ動作が停止する)。なお、硬貨の金種及び枚数は、硬貨の排出口を変更して硬貨出金口11からの出金時と同様に指示を出すため、どの金種を何枚硬貨返却口12へ移動させるかは主制御部101側で自由に対応できる。
その後、主制御部101は、釣銭機10の制御部15からの応答が、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能でないと判定したものであるかを判定する(ステップS535)。なお、主制御部101は、上述の「解除」、「継続」などのOFの状況を制御部15からの応答により判断する。
また、主制御部101は、OFで移動する金種と枚数の情報は既に有している。そのため、制御部15からの応答が移動不可である場合(ステップS535:YES)、移動可能である場合(ステップS535:NO)のどちらの場合でも、図6Bに示すOF専用コマンドを使う場合と異なり、金種と枚数の情報の取得処理(ステップS235)は行わず、スキャニングステーション200にOF発生状況を通知する(ステップS536)。また、主制御部101は、硬貨の排出口を硬貨出金口11へ戻すように設定変更し(ステップS537)、ステップS521に戻る。また、主制御部101が、OF処理が必要でないと判定した場合(ステップS532:NO)、ステップS521に戻る。
図10Aは、比較例の出金コマンドを使って、主制御部101がOF制御する場合の釣銭機10(制御部15)の処理(非同期処理)を示すフローチャートである。
図10Bは、比較例の出金コマンドを使って、主制御部がOF制御する場合の精算装置100(主制御部101)の処理(非同期処理)を示すフローチャートである。
図10Aに示すステップS601〜S611の処理(非同期処理)は、ステップS608及びS610が追加されていることのみ図9Aに示すステップS501〜S509の処理(同期処理)と異なる。そのため、相違部分のみ説明する。
制御部15は、硬貨返却口12に空きがあれば(ステップS607(S507と同一):YES)、硬貨排出指示(ステップS603(S503と同一))に対する指示受付を主制御部101に応答する(ステップS608)。
また、制御部15は、硬貨返却口12に主制御部101が指定する金種と枚数の硬貨を移動させ(ステップS609(S508と同一))、非同期処理の終了を主制御部101に応答し(ステップS610)、ステップS601に戻る。
次に、図10Bに示す精算装置100(主制御部101)の処理について説明する。なお、図10Bに示すステップS621〜S639の処理は、ステップS636及びS637の処理が追加されていることのみ図9Bに示すステップS521〜S537の処理と異なる。そのため、相違部分のみ説明する。
主制御部101は、釣銭機10の制御部15からの応答が、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12に移動可能と判定したものである場合(ステップS635(S535と同一):NO)、図9Bに示す同期処理とは異なり、非同期処理の終了通知を釣銭機10から受け取らない間(ステップS637:NO)、釣銭機10の動作中に別の処理を行うことが可能となる(ステップS636)。
その後、非同期処理の終了通知を釣銭機10から受け取ると(ステップS637:YES)、主制御部101は、スキャニングステーション200にOF発生状況を通知し(ステップS638(S536と同一))、硬貨の排出口を硬貨出金口11へ戻すように設定変更し(ステップS639(S537と同一))、ステップS621に戻る。
以上説明した本実施の形態では、金銭処理装置の一例である精算装置100及び入出金装置1は、筐体の一例である釣銭機筐体14と、この釣銭機筐体14の外面に設けられ、硬貨が投入される硬貨投入口13と、釣銭機筐体14の外面に設けられ、硬貨を排出する第1の排出口の一例である硬貨出金口11と、釣銭機筐体14の外面に設けられ、硬貨を排出する第2の排出口の一例である硬貨返却口12と、釣銭機筐体14内に収納される枚数の閾値を超える枚数の硬貨を硬貨返却口12に排出する制御を行う制御部15(又は制御部の他の一例として機能する主制御部101)と、を備える。また、本実施の形態では、制御部15は、釣銭機筐体14内に収納される枚数の閾値を超える枚数の硬貨があるかを判定し、閾値を超える枚数の硬貨を硬貨返却口に排出する。また、本実施の形態では、金銭処理装置は、例えば、表示装置102と、制御部15及び表示装置102を制御する主制御部101と、を備える精算装置100である。
そのため、閾値を超えた枚数の硬貨を、新たな収納庫を釣銭機10(入出金装置1,精算装置100)に付加的に配置しなくとも、既存の釣銭機10の硬貨返却口12を利用して、閾値を超えた枚数の硬貨を収納することができる。そのため、釣銭機10や入出金装置1、ひいては精算装置100の新規導入を回避して店舗に対する大きなコスト負担の発生を抑制することができる。よって、本実施の形態によれば、新たな収納庫を配置しなくとも、硬貨の収納量が増えることに起因する自動取引装置1や精算装置100の休止時間を減らすことができる。
また、本実施の形態では、精算装置100及び入出金装置1は、閉じた状態で硬貨返却口12を覆い、開放した状態で硬貨返却口12を露出させるカバーの一例である前カバー31を有する。また、本実施の形態では、前カバー31は、ロック機構(鍵挿入口31a)を有している。そのため、硬貨返却口12から排出された硬貨が顧客によって取り去られるのを抑制することができる。
また、本実施の形態では、精算装置100及び入出金装置1は、硬貨を金種別に収納する1つ以上の硬貨収納庫Bを備え、上記の閾値は、硬貨収納庫Bに収納される硬貨の枚数の閾値である。そのため、簡単な制御・構成で、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12へ移動させる処理を行うことができる。
また、本実施の形態では、精算装置100及び入出金装置1は、硬貨を金種別に収納する1つ以上の硬貨収納庫Bと、硬貨投入口13から投入された硬貨の真偽および金種を識別する硬貨識別部16と、硬貨収納庫Bに硬貨を搬送する入金搬送路18と、硬貨収納庫Bから硬貨出金口11に硬貨を搬送する出金搬送路19と、硬貨識別部16において正貨として識別されなかった投入物を硬貨出金口11に振分ける第1の振分部の一例である第1の振分ゲートG1と、入金搬送路18において硬貨を金種別に硬貨収納庫Bへ振分ける第2の振分部の一例である第2の振分ゲートG2と、出金搬送路19において、硬貨収納庫Bから硬貨出金口11に搬送される硬貨のうち硬貨収納庫Bにおいて閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12へ振分ける第3の振分部の一例である第3の振分ゲートG3と、を備える。また、本実施の形態では、精算装置100及び入出金装置1は、硬貨を一時保留する硬貨一時保留部17を備え、第1の振分ゲートG1は、硬貨識別部16において正貨として識別された硬貨を硬貨一時保留部17へ振分け、第3の振分ゲートG3は、上記の閾値を超えた枚数の硬貨を、硬貨一時保留部17を経由して硬貨返却口12に振分ける。そのため、簡単な制御・構成で、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12へ移動させる処理を行うことができる。 また、本実施の形態では、制御部15(主制御部101)は、硬貨収納庫Bの収納枚数が、満杯となるフル枚数に達したこと、または、満杯に近づいたことを表すニアフル枚数に達したこと、の少なくともいずれか1つを検出し、上記の閾値は、フル枚数よりも少なく且つニアフル枚数よりも多い枚数である。そのため、満杯間近の硬貨収納庫Bに収納された硬貨を硬貨返却口12に移動させることで、自動取引装置1や精算装置100の休止時間を確実に減らすことができる。
また、本実施の形態では、制御部15(主制御部101)は、閾値を超える枚数の硬貨が複数の金種の硬貨を含む場合に、金種ごとに予め定められた優先度に基づき、優先度の高い金種の硬貨から順に硬貨返却口12に排出する制御を行う。そのため、例えば、金額の安い順、金額の高い順、或いは金額の大小とは関係しない任意の順などで硬貨が硬貨返却口12に排出されることで、入出金装置1や精算装置100の利用状況に即して自動取引装置1や精算装置100の休止時間を確実に減らすことができる。
また、本実施の形態では、制御部15(主制御部101)は、硬貨返却口12が収容する硬貨の収容状況の情報に基づき、閾値を超える枚数の硬貨を硬貨返却口12に排出可能であるかの判定を行い、排出可能であると判定した場合に、閾値を超える枚数の硬貨を硬貨返却口12に排出する制御を行う。また、本実施の形態では、制御部15(主制御部101)は、収容状況の情報に基づき、金種ごとに予め定められた係数を用いて、閾値を超える枚数の硬貨を硬貨返却口12に排出可能であるかの判定を行う。これにより、硬貨返却口12から硬貨が溢れるのを防止しながら、より多くの硬貨を硬貨返却口12に排出することができるため、自動取引装置1や精算装置100の休止時間を確実に減らすことができる。
また、本実施の形態では、精算装置100及び入出金装置1は、硬貨返却口12に収容された硬貨を検出する硬貨検出センサ12aを備え、制御部15(主制御部101)は、硬貨検出センサ12の検出結果に基づき、硬貨返却口12が収容する硬貨の収容状況の情報を更新する。そのため、硬貨返却口12から硬貨が溢れるのを防止しながら、より多くの硬貨を硬貨返却口12に排出することができるため、自動取引装置1や精算装置100の休止時間を確実に減らすことができる。
また、本実施の形態では、主制御部101は、硬貨収納庫Bに収納された硬貨の枚数が閾値を超えるか否かを判定する。そのため、入出金装置1(釣銭機10)の制御部15による判定を行わずに、閾値を超えた枚数の硬貨を硬貨返却口12へ移動させる処理を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせてもよい。このように、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能である。
1 入出金装置
10 釣銭機
11 硬貨出金口(第1の排出口)
12 硬貨返却口(第2の排出口)
12a 硬貨検出センサ
13 硬貨投入口
14 釣銭機筐体(筐体)
15 制御部
16 硬貨識別部
17 硬貨一時保留部
18 入金搬送路
19 出金搬送路
20 釣札機
21 紙幣出金口
22 紙幣カセット
30 入出金装置筐体
31 前カバー(カバー)
31a 鍵挿入口
32 上カバー
40 カゴ置き台
50 スカート
100 精算装置
101 主制御部
102 表示装置
103 磁気情報読取部
104 レシートプリンタ
105 レーンライト
200 スキャニングステーション
B(B1,B5,B10,B50,B100,B500) 硬貨収納庫
G(G1〜G3) 振分ゲート

Claims (13)

  1. 筐体と、
    前記筐体の外面に設けられ、硬貨が投入される硬貨投入口と、
    前記筐体の前記外面に設けられ、硬貨を排出する第1の排出口と、
    前記筐体の前記外面に設けられ、硬貨を排出する第2の排出口と、
    前記筐体内に収納される枚数の閾値を超える枚数の硬貨を前記第2の排出口に排出する制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする金銭処理装置。
  2. 閉じた状態で前記第2の排出口を覆い、開放した状態で前記第2の排出口を露出させるカバーを備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の金銭処理装置。
  3. 前記カバーは、ロック機構を有している、
    ことを特徴とする請求項2記載の金銭処理装置。
  4. 硬貨を金種別に収納する1つ以上の硬貨収納庫を備え、
    前記閾値は、前記硬貨収納庫に収納される硬貨の枚数の閾値である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の金銭処理装置。
  5. 硬貨を金種別に収納する1つ以上の硬貨収納庫と、
    前記硬貨投入口から投入された硬貨の真偽および金種を識別する硬貨識別部と、
    前記硬貨収納庫に硬貨を搬送する入金搬送路と、
    前記硬貨収納庫から前記第1の排出口に硬貨を搬送する出金搬送路と、
    前記硬貨識別部において正貨として識別されなかった投入物を前記第1の排出口に振分ける第1の振分部と、
    前記入金搬送路において硬貨を金種別に前記硬貨収納庫へ振分ける第2の振分部と、
    前記出金搬送路において、前記硬貨収納庫から前記第1の排出口に搬送される硬貨のうち前記硬貨収納庫において前記閾値を超えた枚数の硬貨を前記第2の排出口に振分ける第3の振分部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の金銭処理装置。
  6. 硬貨を一時保留する硬貨一時保留部を備え、
    前記第1の振分部は、前記硬貨識別部において正貨として識別された硬貨を前記硬貨一時保留部へ振分け、
    前記第3の振分部は、前記閾値を超えた枚数の硬貨を、前記硬貨一時保留部を経由して前記第2の排出口に振分ける、
    ことを特徴とする請求項5記載の金銭処理装置。
  7. 前記制御部は、前記硬貨収納庫の収納枚数が、満杯となるフル枚数に達したこと、または、満杯に近づいたことを表すニアフル枚数に達したこと、の少なくともいずれか1つを検出し、
    前記閾値は、前記フル枚数よりも少なく且つ前記ニアフル枚数よりも多い枚数である、
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか記載の金銭処理装置。
  8. 前記制御部は、前記閾値を超える枚数の硬貨が複数の金種の硬貨を含む場合に、金種ごとに予め定められた優先度に基づき、優先度の高い金種の硬貨から順に前記第2の排出口に排出する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の金銭処理装置。
  9. 前記制御部は、前記第2の排出口が収容する硬貨の収容状況の情報に基づき、前記閾値を超える枚数の硬貨を前記第2の排出口に排出可能であるかの判定を行い、排出可能であると判定した場合に、前記閾値を超える枚数の硬貨を前記第2の排出口に排出する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の金銭処理装置。
  10. 前記制御部は、前記第2の排出口の前記収容状況の情報に基づき、金種ごとに予め定められた係数を用いて、前記閾値を超える枚数の硬貨を前記第2の排出口に排出可能であるかの判定を行う、
    ことを特徴とする請求項9記載の金銭処理装置。
  11. 前記第2の排出口に収容された硬貨を検出する硬貨検出センサを備え、
    前記制御部は、前記硬貨検出センサの検出結果に基づき、前記第2の排出口が収容する硬貨の収容状況の情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の金銭処理装置。
  12. 表示装置と、
    前記制御装置及び前記表示装置を制御する主制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか記載の金銭処理装置。
  13. 筐体と、前記筐体の外面に設けられ、硬貨が投入される硬貨投入口と、前記筐体の前記外面に設けられ、硬貨を排出する第1の排出口と、前記筐体の前記外面に設けられ、硬貨を排出する第2の排出口と、を備える金銭処理装置を用いた金銭処理方法であって、
    前記筐体内に収納される枚数の閾値を超える枚数の硬貨があるかを判定し、
    前記閾値を超える枚数の硬貨を前記第2の排出口に排出する、
    ことを特徴とする金銭処理方法。
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