JP2019101653A - レイアウト変更装置、レイアウト変更方法およびレイアウト変更プログラム - Google Patents

レイアウト変更装置、レイアウト変更方法およびレイアウト変更プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作画面の操作性を改善する。【解決手段】レイアウト変更装置1は、操作者が操作する操作画面のレイアウトを変更する装置であり、レイアウトの変更を制御する制御手段2を備える。制御手段2は、操作画面を操作する操作者の操作熟練度を特定可能な情報である熟練度情報10と、操作熟練度に応じて課せられるレイアウトの変更制限を示す情報である制限情報11とに基づいて、操作者が操作画面のレイアウトを変更する場合に課せられる変更制限を特定する。そして制御手段2は、特定した変更制限の範囲内で操作者からのレイアウトの変更を受付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、レイアウト変更装置、レイアウト変更方法およびレイアウト変更プログラムに関する。
操作者から操作画面を介して操作を受付ける装置がある。このような操作画面を介して操作を受付ける装置において、操作者が操作しやすいよう(操作性が向上するよう)に操作画面のレイアウトを操作者がみずから変更できる技術が知られている。
特開平11−175225号公報
ところで、操作者による操作画面のレイアウトを変更可能にした場合に、操作に慣れている操作者が操作画面のレイアウトを変更すると、前の操作画面に慣れているがためにレイアウトの変更がかえって操作性の低下につながってしまう場合(操作ミスの発生の原因となってしまう場合)があった。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、操作画面の操作性を改善可能なレイアウト変更装置、レイアウト変更方法、およびレイアウト変更プログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、レイアウト変更装置を提供する。レイアウト変更装置は、制御手段を備える。制御手段は、操作画面を操作する操作者の操作熟練度を特定可能な熟練度情報と、操作熟練度に応じて課せられるレイアウトの変更制限を示す制限情報とに基づいて、操作者が操作画面のレイアウトを変更する場合に課せられる変更制限を特定し、特定した変更制限の範囲内でレイアウトの変更を受付ける。
また、上記課題を解決するために、レイアウト変更方法を提供する。レイアウト変更方法では、コンピュータが、操作画面を操作する操作者の操作熟練度を特定可能な熟練度情報と、操作熟練度に応じて課せられるレイアウトの変更制限を示す制限情報とに基づいて、操作者が操作画面のレイアウトを変更する場合に課せられる変更制限を特定し、特定した変更制限の範囲内でレイアウトの変更を受付ける、処理を実行する。
また、上記課題を解決するために、レイアウト変更プログラムを提供する。レイアウト変更プログラムでは、コンピュータに、操作画面を操作する操作者の操作熟練度を特定可能な熟練度情報と、操作熟練度に応じて課せられるレイアウトの変更制限を示す制限情報とに基づいて、操作者が操作画面のレイアウトを変更する場合に課せられる変更制限を特定し、特定した変更制限の範囲内でレイアウトの変更を受付ける、処理を実行させる。
本発明のレイアウト変更装置、レイアウト変更方法およびレイアウト変更プログラムによれば、操作画面の操作性を改善できる。
第一実施形態におけるレイアウト変更装置の構成を示す図である。 第二実施形態におけるトータリゼータシステムの構成例を示す図である。 第二実施形態における操作端末のハードウェアの構成例を示す図である。 第二実施形態における管理サーバおよび操作端末の機能ブロックを示す図である。 第二実施形態における基本操作画面を示す図(その1)である。 第二実施形態における基本操作画面を示す図(その2)である。 第二実施形態における基本操作画面を示す図(その3)である。 第二実施形態における基本操作画面を示す図(その4)である。 第二実施形態における操作者情報テーブルの一例を示す図である。 第二実施形態における判定情報テーブルの一例を示す図である。 第二実施形態における制限情報テーブルの一例を示す図である。 第二実施形態における登録操作画面変更処理のフローチャートを示す図である。 第二実施形態における選択画面の一例を示す図である。 第二実施形態におけるレイアウト変更画面の一例を示す図(その1)である。 第二実施形態におけるレイアウト変更画面の一例を示す図(その2)である。 第二実施形態におけるレイアウト変更画面の一例を示す図(その3)である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態におけるレイアウト変更装置の構成を示す図である。レイアウト変更装置1は、操作者が操作する操作画面のレイアウトを変更する装置である。レイアウト変更装置1は、制御手段2を備える。
制御手段2は、熟練度情報10と、制限情報11とに基づいて、操作者が操作画面のレイアウトを変更する場合に課せられる変更制限を特定し、特定した変更制限の範囲内でレイアウトの変更を受付ける。
熟練度情報10は、操作画面を操作する操作者の操作熟練度を特定可能な情報である。熟練度情報10は、たとえば、レイアウト変更装置1内部に設けられた記憶装置または外部に設けられた記憶装置に記憶されている。
制限情報11は、操作者の操作熟練度に応じて課せられるレイアウトの変更制限(操作者の操作熟練度に応じて変更可能なレイアウトの内容)を示す情報である。制限情報11は、たとえば、レイアウト変更装置1内部に設けられた記憶装置または外部に設けられた記憶装置に記憶されている。
たとえば、図1の熟練度情報10に示すように操作者の熟練度が「上」であり、制限情報11に示すように熟練度が「上」である場合にはAを変更可能であり、BおよびCの変更が不可能であり、熟練度が「中」である場合には、AおよびBを変更可能であり、Cの変更が不可能であり、熟練度が「下」である場合には、A、BおよびCを変更可能である場合、制御手段2は、A、BおよびCのうち操作者が操作画面のレイアウトを変更する場合にBおよびCの変更が不可能であること、すなわち、Aのみを変更可能であることを特定する。そして、制御手段2は、操作画面のレイアウトの変更において操作者からAのみの変更を受付ける。
このようなレイアウト変更装置1によれば、操作者の操作画面の操作熟練度に応じて、レイアウトの変更制限をおこなうこと、すなわち、レイアウトを変更可能な内容を異ならせ、当該変更可能な範囲内でのレイアウトの変更を受付けることができる。
たとえば、操作が慣れている操作者(操作熟練度の高い操作者)に対しては、慣れている操作画面のレイアウトを変更したことによって生じ得る操作画面の操作性の低下と、レイアウトの変更によって期待される操作画面の操作性の向上とを比較勘案してレイアウトの変更制限を設け、一方で操作に慣れていない操作者(操作熟練度の低い操作者)に対しては、レイアウトの変更によって期待される操作画面の操作性の向上を考慮してレイアウトの変更制限を設けることで、レイアウト変更装置1は、レイアウトの変更による操作性の向上を図りつつ、レイアウトの変更による操作性の低下の抑止ができる(各操作熟練度において操作画面の操作性を改善できる範囲内でレイアウトの変更を受付けることができる)。
[第二実施形態]
次により具体的に第二実施形態を用いて説明する。図2は、第二実施形態におけるトータリゼータシステムの構成例を示す図である。
トータリゼータシステム100は、競輪、競馬、競艇などの公営競技における投票券の発券、払い戻し、投票者(ファン)に対する情報提供(たとえば、着順の提供)などを実行するシステムである。なお、以下では競馬を一例として用いて説明する。
トータリゼータシステム100は、管理サーバ200と、操作端末300と、投票端末400と、場内表示装置500と、を備える。管理サーバ200と、操作端末300と、投票端末400と、場内表示装置500とは、ネットワーク150を介して互いに接続する。
管理サーバ200は、システム全体を管理する装置であり、データセンタ等に備えられ、競走に関する情報(購入者による予想や、売上、競走結果など)の集計および競走に関する情報の管理を行う。
操作端末300は、競技を進行する審判員(以下、操作者)が操作する端末である。操作端末300は、競走の結果(1着〜5着までの着順および各着順間の着差)の入力を操作者から受付ける。操作端末300は、操作画面(タッチパネル)を介して操作者から入力を受付ける。トータリゼータシステム100では、操作端末300の操作画面は、操作者毎に異なるレイアウトを設定可能であり、各操作者がみずから使用する操作画面のレイアウトを変更可能である。着差は、競走対象(出走馬)がゴールに到達した時点と他の競争対象(出走馬)がゴールに到達した時点の差を、所定の単位で表示(競走対象(出走馬の体等)を単位として表示)したものである。例えば、競馬においては、ハナ(鼻)差、クビ(首)差、1/2馬身差等、競輪においては、1/4車輪差、2車身差等である。操作端末300は、図示しない審判室などに配置される。
投票端末400は、着順予想の投票を受付ける端末(投票券を発券する端末)である。投票端末400は、投票者(ファン)によって操作される。投票端末400は、競馬場などに配置される。
場内表示装置500は、競馬場の場内に配置された表示装置である。場内表示装置500は、投票者(ファン)に対して情報を表示する。場内表示装置500は、操作端末300が操作画面を介して操作者から入力された競走の結果(着順および着差)を投票者(ファン)に対して表示する。
次に、操作端末300のハードウェア構成について図3を用いて説明する。図3は、第二実施形態における操作端末のハードウェアの構成例を示す図である。
操作端末300は、プロセッサ301によって装置全体が制御されている。プロセッサ301には、バス309を介してRAM(Random Access Memory)302と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ301は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ201は、たとえばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはPLD(Programmable Logic Device)である。またプロセッサ301は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM302は、操作端末300の主記憶装置として使用される。RAM302には、プロセッサ301に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM302には、プロセッサ301による処理に必要な各種データが格納される。
バス309に接続されている周辺機器としては、HDD(Hard Disk Drive)303、グラフィック処理装置304、入出力インタフェース305、光学ドライブ装置306、機器接続インタフェース307およびネットワークインタフェース308がある。
HDD303は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD303は、操作端末300の補助記憶装置として使用される。HDD303には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置304には、表示ユニットのディスプレイ304aが接続されている。グラフィック処理装置304は、プロセッサ301からの命令に従って、画像をディスプレイ304aの画面に表示させる。ディスプレイ304aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置などがある。
入出力インタフェース305には、表示ユニットのタッチパネル305aとキーボード305bとマウス305cとが接続されている。入出力インタフェース305は、表示ユニットのタッチパネル305aとキーボード305bとマウス305cから送られてくる信号をプロセッサ301に送信する。なお、入出力装置としては、表示ユニットのタッチパネル305aとキーボード305bとマウス305cに加え、他の装置を備えていてもよい。
なお、マウス305cは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タブレット、タッチパッド、トラックボールなどがある。
光学ドライブ装置306は、レーザ光などを利用して、光ディスク306aに記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク306aは、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスク306aには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(Re Writable)などがある。
機器接続インタフェース307は、操作端末300に周辺機器を接続するための通信インタフェースである。たとえば機器接続インタフェース307には、メモリ装置307aやメモリリーダライタ307bを接続することができる。メモリ装置307aは、機器接続インタフェース307との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタ307bは、メモリカード307cへのデータの書き込み、またはメモリカード307cからのデータの読み出しを行う装置である。メモリカード307cは、カード型の記録媒体である。
ネットワークインタフェース308は、ネットワーク150に接続されている。ネットワークインタフェース308は、ネットワーク150を介して、管理サーバ200等との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、第二実施形態の処理機能を実現することができる。なお、管理サーバ200等の処理機能についても図3に示した操作端末300と同様のハードウェア構成により実現することができる。
次に管理サーバ200および操作端末300の機能について図4を用いて説明する。図4は、第二実施形態における管理サーバおよび操作端末の機能ブロックを示す図である。
管理サーバ200は、レイアウト情報記憶部210と、操作者情報記憶部220と、判定情報記憶部230と、制限情報記憶部240とを備える。
レイアウト情報記憶部210は、操作端末300の操作画面のレイアウトに関するレイアウト情報を記憶する。レイアウト情報は、操作画面を構成する各種構成要素(操作部(ボタン))の配置や大きさなどを識別可能な情報である。
レイアウト情報記憶部210が記憶するレイアウト情報としては、基本(ベース)となる操作画面(基本操作画面またはベーステンプレートともいう)に対応するレイアウト情報と、操作者によって基本操作画面からレイアウトの変更が施された操作画面に対応するレイアウト情報とがある。レイアウト情報記憶部210は、4種類の基本操作画面のレイアウト情報を記憶する。レイアウト情報記憶部210は、ベースとした基本操作画面を特定可能に、操作者によって基本操作画面からレイアウトの変更が施された操作画面に対応するレイアウト情報を記憶する。4種類の基本操作画面については後で図5〜8を用いて詳細に説明する。
操作者情報記憶部220は、予め登録された操作端末300を操作する操作者(審判員)に関する操作者情報を記憶する。操作者情報は、たとえば、操作者が使用登録(設定)している操作画面(以下、登録操作画面)に対応するレイアウト情報を識別可能なレイアウト情報識別情報を含む。操作者情報については後で図9を用いて詳細に説明する。
判定情報記憶部230は、操作者情報に基づいて操作者の操作熟練度(習熟度)を判定するための判定情報を記憶する。たとえば、操作熟練度は、操作者の操作歴によって判定される。判定情報については後で図10を用いて詳細に説明する。
制限情報記憶部240は、登録操作画面からレイアウトを変更するに際し、操作者に課せられるレイアウトの変更制限(制約)に関する制限情報を記憶する。レイアウト変更制限は、操作者熟練度に応じて課せられる。制限情報については後で図11を用いて詳細に説明する。
操作端末300は、操作処理部310と、レイアウト変更処理部320とを備える。操作処理部310は、操作者による操作画面を用いた入力操作(着順の入力、着差の入力)に関する処理を制御する。操作処理部310は、たとえば、操作者によって操作画面を介して入力された情報を、入力される度に場内表示装置500に送信して表示させる。
レイアウト変更処理部320は、操作者による登録操作画面のレイアウト変更に関する処理を制御する。レイアウト変更処理部320は、操作者の現在の登録操作画面からのレイアウトの変更を、操作者に課せられる変更制限の範囲内で受付ける。レイアウト変更としては、たとえば、現在の登録操作画面を構成している各種構成要素の配置の変更、大きさの変更、色の変更、および登録操作画面のベースとなっている基本操作画面(ベーステンプレート)の変更などがある。
次に4種類の基本操作画面について図5〜図8を用いて説明する。図5は、第二実施形態における基本操作画面の一例を示す図(その1)である。図6は、第二実施形態における基本操作画面の一例を示す図(その2)である。図7は、第二実施形態における基本操作画面の一例を示す図(その3)である。図8は、第二実施形態における基本操作画面の一例を示す図(その4)である。
まず1つ目の基本操作画面について図5を用いて説明する。操作画面600aは、構成要素に変更(レイアウトの変更)が施されていない基本操作画面である。操作画面600aに対応するレイアウト情報は、レイアウト情報記憶部210に記憶されている。操作画面600aは、機械式(ハードウェア式)の操作部で構成された操作端末(従来の操作端末(タッチパネル式ではない操作端末))における操作部の配置に対応するように各種構成要素を配置した操作画面である。
操作画面600aは、第1の構成要素配置領域610と、第2の構成要素配置領域620と、第3の構成要素配置領域630と、第4の構成要素配置領域640とを含む。
第1の構成要素配置領域610は、着差の入力に用いる構成要素(操作部(ボタン))が配置された領域である。第2の構成要素配置領域620は、着順の入力に用いる構成要素(操作部(ボタン))が配置された領域である。第3の構成要素配置領域630は、入力の切り替えに用いる構成要素(操作部(ボタン))が配置された領域である。第4の構成要素配置領域640は、その他の用途の入力に用いられる構成要素(操作部(ボタン))が配置された領域である。
まず、第1の構成要素配置領域610について説明する。第1の構成要素配置領域610は、着順間(入力対象)の指定に用いる操作部(ボタン611a〜611d)と、着順間の着差の入力に用いる操作部(ボタン612a〜612x)とを備える。
ボタン611aは、操作者が入力対象として1着と2着の着差を指定する場合(1着と2着の着順間の着差を入力する場合)に押下する押下式のボタンである。ボタン611bは、操作者が入力対象として2着と3着の着差を指定する場合(2着と3着の着順間の着差を入力する場合)に押下する押下式のボタンである。ボタン611cは、操作者が入力対象として3着と4着の着差を指定する場合(3着と4着の着順間の着差を入力する場合)に押下する押下式のボタンである。ボタン611dは、操作者が入力対象として4着と5着の着差を指定する場合(4着と5着の着順間の着差を入力する場合)に押下する押下式のボタンである。
ボタン612aは、操作者が着順間の着差として「写真」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612bは、操作者が着順間の着差として「鼻(差)」(ハナ(差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612cは、操作者が着順間の着差として「頭(差)」(アタマ(差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612dは、操作者が着順間の着差として「首(差)」(クビ(差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612eは、操作者が着差として「1/2(馬身差)」(2分の1:半(馬身差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。
ボタン612fは、操作者が着差として「3/4(馬身差)」(4分の3(馬身差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612gは、操作者が着差として「1(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612hは、操作者が着差として「1 1/4(馬身差)」(1と4分の1(馬身差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612iは、操作者が着差として「1 1/2(馬身差)」(1と2分の1(馬身差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612jは、操作者が着差として「1 3/4(馬身差)」(1と4分の3(馬身差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。
ボタン612kは、操作者が着差として「2(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612lは、操作者が着差として「2 1/2(馬身差)」(2と2分の1(馬身差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612mは、操作者が着差として「3(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612nは、操作者が着差として「3 1/2(馬身差)」(3と2分の1(馬身差))を入力する場合に押下する押下式のボタンである。
ボタン612oは、操作者が着差として「4(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612pは、操作者が着差として「5(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612qは、操作者が着差として「6(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612rは、操作者が着差として「7(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。
ボタン612sは、操作者が着差として「8(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612tは、操作者が着差として「9(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612uは、操作者が着差として「10(馬身差)」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン612vは、操作者が着差として「大差」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。
ボタン612wは、着順間の差が確認できない場合に操作者が操作するスライド押下式のボタン(操作者が着差として「同着」を入力する場合にスライド押下するスライド押下式のボタン)である。スライド押下式のボタンは、押下した状態でスライド(図では右方向に移動)した場合に入力を受付ける。同着である場合には、払戻し等に影響を与える。そのため、ボタン612wは、他のボタン(押下式のボタン)よりも操作ミスが発生しにくい操作態様(スライド押下式)、すなわち、他のボタンよりも相対的に入力しにくい操作態様で構成されている。ボタン612xは、着差として入力した情報をキャンセル(クリア)する場合に操作者が押下する押下式のボタンである。
次に、第2の構成要素配置領域620について説明する。第2の構成要素配置領域620は、現在のレースNO.を表示する表示部621と、レース毎に競走対象に設定される識別番号(馬番)を入力する着順(入力対象)の指定に用いる操作部(ボタン622a〜622e)と、各着順に入力された馬番を表示する表示部(表示部623a〜623e)と、馬番の入力に用いる操作部(ボタン624a〜624j、ボタン625)とを備える。
表示部621は、現在のレースNO.(レース番号)を表示する。ボタン622aは、操作者が入力対象として1着の着順を指定する場合(1着の馬番を入力する場合)に押下する押下式のボタンである。ボタン622bは、操作者が入力対象として2着の着順を指定する場合(2着の馬番を入力する場合)に押下する押下式のボタンである。ボタン622cは、操作者が入力対象として3着の着順を指定する場合(3着の馬番を入力する場合)に押下する押下式のボタンである。ボタン622dは、操作者が入力対象として4着の着順を指定する場合(4着の馬番を入力する場合)に押下する押下式のボタンである。ボタン622eは、操作者が入力対象として5着の着順を指定する場合(5着の馬番を入力する場合)に押下する押下式のボタンである。
表示部623aは、操作者が入力した1着の馬番を表示する表示部である。表示部623bは、操作者が入力した2着の馬番を表示する表示部である。表示部623cは、操作者が入力した3着の馬番を表示する表示部である。表示部623dは、操作者が入力した4着の馬番を表示する表示部である。表示部623eは、操作者が入力した5着の馬番を表示する表示部である。
ボタン624aは、操作者が「0」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン624bは、操作者が「1」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン624cは、操作者が「2」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン624dは、操作者が「3」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン624eは、操作者が「4」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン624fは、操作者が「5」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン624gは、操作者が「6」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン624hは、操作者が「7」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン624iは、操作者が「8」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン624jは、操作者が「9」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン625は、入力した馬番をキャンセル(クリア)する場合に操作者が押下する押下式のボタンである。
このように操作画面600aは、馬番を入力するための操作部として「0」〜「9」のボタン(テンキー)を備えることで、操作者(審判員)による任意の馬番の入力を可能にしている。
次に、第3の構成要素配置領域630について説明する。第3の構成要素配置領域630は、着順および着差の入力を有効にする場合に用いる操作部(ボタン631)と、図示しない通過順位の入力端末(通過順位を入力する操作画面)を用いた通過順位の入力を有効にする場合に用いる操作部(ボタン632)とを備える。通過順位とは、レースにおいて所定の位置を通過した順位(レースにおける途中経過)である。
ボタン631は、着順および着差の入力を有効にする場合に操作者が操作するスライド押下式のボタンである。ボタン632は、図示しない通過順位の入力端末における入力を有効にする場合に操作者が操作するスライド押下式のボタンである。
たとえば、トータリゼータシステム100では、通過順位と、着順および着差とは、排他的に入力可能であり、ボタン631を操作者がスライド押下した場合には、通過順位が入力不可となり、着順および着差が入力可能になる。一方で、ボタン632を操作者がスライド押下した場合には、着順および着差が入力不可となり、通過順位が入力可能になる。
次に、第4の構成要素配置領域640について説明する。第4の構成要素配置領域640は、テスト中であることを通知する場合に用いる操作部(ボタン641)と、レコード(新記録)が出た場合に用いる操作部(ボタン642)と、入力した着順および着差を全てクリアする場合に用いる操作部(ボタン643)と、ブザー(入力アラーム)を停止させる場合に用いる操作部(ボタン644)とを備える。
ボタン641は、着順および着差の入力の動作確認を行う場合に、テスト中であることを表示するために操作者が操作するスライド押下式のボタンである。ボタン642は、レース結果として新記録が発生した場合に、新記録であることを表示(レコードが更新されたことを表示)するために操作者が操作するスライド押下式のボタンである。ボタン643は、入力した着順および着差(入力に伴い場内表示装置500に表示中の着順および着差)を全てクリアする場合に操作者が操作するスライド押下式のボタンである。ボタン643は、たとえば、次のレースが始まる場合に操作される。ボタン644は、入力ミス(たとえば、レースに出場している競走対象以外の馬番の入力)によって発生したブザー(エラー音)を停止させる場合に操作者が押下する押下式のボタンである。
以上が1つ目の基本操作画面である。次に2つ目の基本操作画面について図6を用いて説明する。なお、1つ目の基本操作画面と同様の構成については適宜説明を省略する。
操作画面600bは、構成要素に変更(レイアウトの変更)が施されていない基本操作画面である。操作画面600bは、操作画面600aにおける第2の構成要素配置領域620を構成していた馬番の入力に用いる操作部の態様をテンキー態様(0〜9のボタン)から1対1態様(出場する競走対象それぞれに対応するボタンを設けた態様)に変更した操作画面である。
操作画面600bは、第1の構成要素配置領域610と、第2の構成要素配置領域620と、第3の構成要素配置領域630と、第4の構成要素配置領域640とを含む。
第2の構成要素配置領域620は、現在のレースNO.を表示する表示部621と、競走対象の番号(馬番)を入力する着順(入力対象)の指定に用いる操作部(ボタン622a〜622e)と、各着順に入力された馬番を表示する表示部(表示部623a〜623e)と、馬番の入力に用いる操作部(ボタン626a〜626r、ボタン625)とを備える。
ボタン626aは、操作者が馬番として「1」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626bは、操作者が馬番として「2」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626cは、操作者が馬番として「3」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626dは、操作者が馬番として「4」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626eは、操作者が馬番として「5」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626fは、操作者が馬番として「6」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626gは、操作者が馬番として「7」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626hは、操作者が馬番として「8」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626iは、操作者が馬番として「9」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。
ボタン626jは、操作者が馬番として「10」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626kは、操作者が馬番として「11」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626lは、操作者が馬番として「12」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626mは、操作者が馬番として「13」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626nは、操作者が馬番として「14」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626oは、操作者が馬番として「15」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626pは、操作者が馬番として「16」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626qは、操作者が馬番として「17」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。ボタン626rは、操作者が馬番として「18」を入力する場合に押下する押下式のボタンである。
なお、図6に示す操作画面600b(基本操作画面)において設けられた馬番の入力に用いる操作部(ボタン626a〜626r)は、レースに出場可能な最大出場数に応じた数(ここでは「18」)である。たとえば、実際の使用時においては、管理サーバ200等からレースに出場する競争対象の数を取得して、当該競争対象の数に応じた数のボタンだけが表示される、すなわち、1対1態様である場合にはレースに応じて表示されるボタンの数が変化する。このように操作画面600bは、レースに出場する競争対象の数に応じた数のボタン(ここでは各競走対象に対応する「1」〜「18」のボタン)を備えることで、操作者(審判員)による1対1の馬番の入力を可能にしている。
なお、操作画面600b(基本操作画面)において設けられた馬番の入力に用いるボタンは、競走対象毎(1対1で)に設けられるため、たとえば、各ボタンの態様を各競走対象に応じた態様(たとえば、ボタンの色として競走対象に割り当てられた色を採用)とすることもできる。このように各競走対象に応じた態様とすることで、操作画面の操作性を向上(操作ミスを抑止)できる。
以上が2つ目の基本操作画面である。次に3つ目の基本操作画面について図7を用いて説明する。なお、1つ目および2つ目の基本操作画面と同様の構成については適宜説明を省略する。
操作画面600c1、600c2は、構成要素に変更(レイアウトの変更)が施されていない基本操作画面である。操作画面600c1、600c2は、操作画面600aにおいて1画面に表示していた2つの領域(第1の構成要素配置領域610と第2の構成要素配置領域620と)を排他的に表示するように(タブによって切替えて表示するように)変更した画面である。
操作画面600c1は、第2の構成要素配置領域620を表示している状態を示す。操作画面600c2は、第1の構成要素配置領域610を表示している状態を示す。
このように、2つの領域(第1の構成要素配置領域610と第2の構成要素配置領域620と)を1度に表示するのではなく、排他的に表示(タブによって切替えて表示)することで、それぞれの領域のサイズ、領域内に配置される構成要素(ボタン)のサイズ、および領域内に配置される構成要素(ボタン)間の間隔等をより大きくすることを可能にしている。すなわち、操作画面600aを用いる場合よりも操作性を向上(操作ミスを抑止)可能にしている。
以上が3つ目の基本操作画面である。次に4つ目の基本操作画面について図8を用いて説明する。なお、1つ目〜3つ目の基本操作画面と同様の構成については適宜説明を省略する。
操作画面600d1、600d2は、構成要素に変更(レイアウトの変更)が施されていない基本操作画面である。操作画面600d1、600d2は、操作画面600bにおいて1画面に表示していた2つの領域(第1の構成要素配置領域610と第2の構成要素配置領域620と)を排他的に表示するように(タブによって切替えて表示するように)変更した画面である。
操作画面600d1は、第2の構成要素配置領域620を表示している状態を示す。操作画面600d2は、第1の構成要素配置領域610を表示している状態を示す。
このように、2つの領域(第1の構成要素配置領域610と第2の構成要素配置領域620と)を1度に表示するのではなく、排他的に表示することで、それぞれの領域のサイズ、領域内に配置される構成要素(ボタン)のサイズ、および領域内に配置される構成要素(ボタン)間の間隔等をより大きくすることを可能にしている。すなわち、操作画面600bを用いた場合よりも操作性を向上(操作ミスを抑止)可能にしている。
次に操作者情報について図9を用いて説明する。図9は、第2実施形態における操作者情報テーブルの一例を示す図である。
操作者情報テーブル221は、操作者情報記憶部220が保持するテーブルである。操作者情報テーブル221は、予め登録した操作端末300を操作する操作者(審判員)に関する操作者情報(審判員情報)が格納されたテーブルである。操作者情報テーブル221は、新規の登録がおこなわれた場合や、レイアウトの変更が行われた場合などに更新される。
操作者情報テーブル221は、IDの項目と、パスワードの項目と、登録日の項目と、登録操作画面の項目とを含んで構成される。そして、各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられている。
IDの項目には、操作者を一意に識別可能に設定された識別情報が格納される。パスワードの項目には、会員の認証に用いるパスワードが格納される。登録日の項目には、操作者情報を登録した日付(審判員(操作者)になった日付)が格納される。登録操作画面の項目には、操作者の現在の登録操作画面に対応するレイアウト情報(レイアウト情報記憶部210が記憶しているレイアウト情報)を一意に識別可能なレイアウト情報識別情報が格納される。
なお、トータリゼータシステム100においては、1つ目の基本操作画面(操作画面600a)のレイアウト情報識別情報として「#0001」が割り当てられ、2つ目の基本操作画面(操作画面600b)のレイアウト情報識別情報として「#0002」が割り当てられ、3つ目の基本操作画面(操作画面600c)のレイアウト情報識別情報として「#0003」が割り当てられ、4つ目の基本操作画面(操作画面600d)のレイアウト情報識別情報として「#0004」が割り当てられている。また、トータリゼータシステム100においては、基本操作画面からレイアウトの変更を施した画面のレイアウト情報識別情報としては、ベースとした基本操作画面のレイアウト情報識別情報(たとえば、「#0004」)に付加情報(たとえば、「−3」)を付加した情報(たとえば、「#0004−3」)が割り当てられている。
たとえば、操作者情報テーブル221は、IDの項目に「#002」、パスワードの項目に「32145」、登録日の項目に「1977.08.12」、登録操作画面の項目に「#0004−3」が格納されている。
これは、IDが「#002」である操作者のパスワードが「32145」であり、登録日が「1977年8月12日」であり、現在の登録操作画面のレイアウト情報識別情報が「#0004−3」であること、すなわち、現在の登録操作画面が4つ目の基本操作画面をベースとしてレイアウトの変更を施した画面であることを示している。
次に判定情報について図10を用いて説明する。図10は、第二実施形態における判定情報テーブルの一例を示す図である。
判定情報テーブル231は、判定情報記憶部230が保持するテーブルである。判定情報テーブル231は、操作者の操作熟練度の判定(特定)に用いる判定情報が格納されたテーブルである。
判定情報テーブル231は、操作熟練度の項目と、操作歴の項目とを含んで構成される。そして、各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられている。操作熟練度の項目には、操作熟練度を示す情報(「上」、「中」、「下」の三段階の情報)が格納される。操作歴の項目には、各操作熟練度に対応した操作歴(審判歴)が格納される。
たとえば、判定情報テーブル231は、操作熟練度中の項目に「中」が格納され、操作歴の項目に「5年〜10年」が格納されている。これは、操作者の操作歴が「5年〜10年」である場合(登録から5年〜10年の間である場合)に、操作熟練度が「中」であると判定されることを示している。
次に制限情報について図11を用いて説明する。図11は、第二実施形態における制限情報テーブルの一例を示す図である。
制限情報テーブル241は、制限情報記憶部240が保持するテーブルである。制限情報テーブル241は、登録操作画面からレイアウトを変更するに際し、操作者に課せられるレイアウトの変更制限(制約)に関する制限情報を記憶する。
制限情報テーブル241は、操作熟練度の項目と、ボタンの色・大きさ変更の項目と、ボタンの位置変更の項目と、ベーステンプレート(ベースとなる基本操作画面)の変更の項目とを含んで構成される。そして、各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられている。
操作熟練度の項目には、操作熟練度を示す情報(「上」、「中」、「下」の三段階の情報)が格納される。ボタンの色・大きさ変更の項目には、ボタンの色・大きさを変更可能であるか否かを識別可能なフラグ情報が格納される。具体的には、ボタンの色・大きさ変更の項目は、ボタンの色・大きさを変更可能である場合(変更制限がない場合)には「〇」が格納され、ボタンの色・大きさを変更不可能である場合(変更制限がある場合)には「×」が格納される。
ボタンの位置変更の項目には、ボタンの位置変更が可能であるか否かを識別可能なフラグ情報が格納される。具体的には、ボタンの位置変更の項目は、ボタンの位置を変更可能である場合には「〇」が格納され、ボタンの位置を変更不可能である場合には「×」が格納される。
ベーステンプレートの項目には、ベーステンプレ―ト(ベースとなる基本操作画面)の変更が可能であるか否かを識別可能なフラグ情報が格納される。具体的には、ベーステンプレートの変更の項目は、ベーステンプレートの変更可能である場合には「〇」が格納され、ベーステンプレートの変更不可能である場合には「×」が格納される。
たとえば、制限情報テーブル241は、操作熟練度の項目に「上」が格納され、ボタンの色・大きさ変更の項目に「〇」が格納され、ボタンの位置変更の項目に「×」が格納され、ベーステンプレートの変更の項目に「×」が格納されている。
これは操作熟練度が「上」である場合には、ボタンの色・大きさ変更が可能であり、ボタンの位置変更およびベーステンプレートの変更が不可能であることを示している。
また、制限情報テーブル241は、操作熟練度の項目に「中」が格納され、ボタンの色・大きさ変更の項目に「〇」が格納され、ボタンの位置変更の項目に「〇」が格納され、ベーステンプレートの変更の項目に「×」が格納されている。
これは操作熟練度が「中」である場合には、ボタンの色・大きさ変更およびボタンの位置変更が可能であり、ベーステンプレートの変更が不可能であることを示している。
また、制限情報テーブル241は、操作熟練度の項目に「下」が格納され、ボタンの色・大きさ変更の項目に「〇」が格納され、ボタンの位置変更の項目に「〇」が格納され、ベーステンプレートの変更の項目に「〇」が格納されている。
これは操作熟練度が「下」である場合には、ボタンの色・大きさ変更、ボタンの位置変更、およびベーステンプレートの変更が可能であることを示している。
このような制限情報テーブル241によれば、操作熟練度が高い操作者ほどレイアウト(操作部の位置)を大きく変更できないようにレイアウトの変更制限を課すことができる(レイアウトの変更の自由度を下げることができる)。
このような制限情報テーブル241によれば、レイアウト変更により操作熟練度が高い操作者の登録操作画面のレイアウト(操作部の位置)が大きく変更されることを制限でき、レイアウトの変更によってかえって操作性が低下することを抑止できる。一方で、操作熟練度の低い(不慣れな)操作者については、レイアウトを大きく変更できるようにレイアウトの変更制限を課している(レイアウトの変更の自由度を高くしている)ので、レイアウトの変更による操作性の向上効果も維持できる。
次に操作者が登録操作画面からレイアウトを変更する場合に行われる処理について図12を用いて詳細に説明する。図12は、第二実施形態における登録操作画面変更処理のフローチャートを示す図である。
登録操作画面変更処理は、レイアウト変更処理部320によって行われる。登録操作画面変更処理は、IDおよびパスワードによって認証済みの操作者が現在の登録操作画面からレイアウトを変更する場合に行われる処理である。
[ステップS1]レイアウト変更処理部320は、操作者情報テーブル221と、判定情報テーブル231とに基づいて操作者の操作熟練度を特定(判定)する。レイアウト変更処理部320は、操作者の登録日に基づいて操作者の操作歴(審判歴)を特定し、判定情報テーブル231を参照して操作者の操作熟練度が「上」、「中」、「下」のいずれであるか特定する。
[ステップS2]レイアウト変更処理部320は、特定した操作熟練度と、制限情報テーブル241とに基づいて操作者に課せられるレイアウトの変更制限の内容を特定する。
[ステップS3]レイアウト変更処理部320は、新たに登録する登録操作画面のベースを選択する選択画面を表示する。ここで選択画面について図13を用いて詳細に説明する。図13は、第二実施形態における選択画面の一例を示す図である。なお、以下では、操作熟練度が「下」である場合を例として用いて説明する。
選択画面650は、新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面を選択する画面である。選択画面650は、新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面を選択するための操作部(ボタン651a〜651e)と、ベースとして選択された操作画面を表示(プレビュー)する表示部652と、ベースとして選択した操作画面にレイアウトの変更を施す場合に用いる操作部(ボタン653)と、登録操作画面の変更を中止(レイアウトの変更を中止)する場合に用いる操作部(ボタン654)と、ベースとして選択した操作画面を新たな登録操作画面とする場合に用いる操作部(ボタン655)とを備える。
ボタン651aは、1つ目の基本操作画面(操作画面600a)をベースとする場合に操作者が押下する押下式のボタンである。ボタン651bは、2つ目の基本操作画面(操作画面600b)をベースとする場合に操作者が押下する押下式のボタンである。ボタン651cは、3つ目の基本操作画面(操作画面600c1、c2)をベースとする場合に操作者が押下する押下式のボタンである。ボタン651dは、4つ目の基本操作画面(操作画面600d1、d2)をベースとする場合に操作者が押下する押下式のボタンである。ボタン651eは、現在の登録操作画面をベースとする場合に操作者が押下する押下式のボタンである。
なお、新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面を選択するための操作部は、レイアウトの変更制限に基づいて表示される操作部が変化する。
具体的には、操作熟練度が「下」である場合には、ベーステンプレートの変更に制限がないため新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面を選択するための操作部として、ボタン651a〜651eが表示される。
一方で、操作熟練度が「中」である場合には、ベーステンプレートの変更に制限が課せられるため、新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面を選択するための操作部として、現在の登録操作画面をベースとする場合に操作する操作部(ボタン651e)と、現在の登録操作画面のベースである基本操作画面をベースとする場合に操作する操作部(たとえば、現在の登録操作画面が「#0001−4」である場合にはボタン651a)が表示される。
そして、操作熟練度が「上」である場合には、ベーステンプレートの変更の制限に加え、ボタンの位置変更の制限が課せられるため、新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面を選択するための操作部として、現在の登録操作画面をベースとする場合に操作する操作部(ボタン651e)だけが表示される。
表示部652は、現在選択されている新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面を表示する。図13に示す選択画面650では、表示部652は、ボタン651aに対応する操作画面(1つ目の基本操作画面)を表示している。
ボタン653は、新たな登録操作画面を登録するに際して、ベースとして選択した操作画面に対してレイアウトの変更を施す場合に操作者が押下する押下式のボタンである。ボタン654は、登録操作画面の変更を中止(レイアウトの変更を中止)する場合に操作者が押下する押下式のボタンである。ボタン655は、ベースとして選択中の操作画面にレイアウト変更を施すことなく新たな登録操作画面とする場合に操作者が押下する押下式のボタンである。
[ステップS4]レイアウト変更処理部320は、新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面の選択の終了の契機となる操作入力(ボタン653、ボタン654、ボタン655のいずれかの入力)を受付ける。
[ステップS5]レイアウト変更処理部320は、受付けた操作入力の内容を判定する。レイアウト変更処理部320は、ボタン653(レイアウト変更)の入力を受付けたと判定した場合にはステップS6にすすみ、ボタン654(中止)の入力を受付けたと判定した場合には登録操作画面変更処理を終了し、ボタン655(更新)の入力を受付けたと判定した場合にはステップS10にすすむ。
[ステップS6]レイアウト変更処理部320は、操作者による登録操作画面のベースとして選択した操作画面からのレイアウトの変更を受付けるレイアウト変更画面を表示する。ここでレイアウト変更画面およびレイアウトの変更方法について図14〜16を用いて詳細に説明する。図14は、第二実施形態におけるレイアウト変更画面の一例を示す図(その1)である。図15は、第二実施形態におけるレイアウト変更画面の一例を示す図(その2)である。図16は、第二実施形態におけるレイアウト変更画面の一例を示す図(その3)である。
レイアウト変更画面660aは、操作者による登録操作画面のベースとして選択した操作画面からのレイアウトの変更を受付ける画面である。レイアウト変更画面660aは、レイアウト変更中の操作画面を表示する表示部661と、登録操作画面の変更を中止(レイアウトの変更を中止)する場合に用いる操作部(ボタン654)と、ベースとして選択した操作画面からレイアウトを変更した操作画面(表示部661に表示された操作画面)を新たな登録操作画面とする場合に用いる操作部(ボタン662)と、新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面を再度選択しなおす場合に用いる操作部(ボタン663)とを備える。
表示部661は、レイアウト変更中の操作画面を表示する。ボタン662は、ベースとして選択した操作画面からレイアウトの変更を施した操作画面(表示部661に表示された操作画面)を新たな登録操作画面とする場合に操作者が押下する押下式のボタンである。ボタン663は、新たに登録する登録操作画面のベースとする操作画面を再度選択しなおす場合に操作者が押下する押下式のボタンである。
図14に示すレイアウト変更画面660aでは、ボタン625が選択(変更操作の対象と)されており、ボタン625についての詳細情報625aが画面下部に表示されている。ボタン625についての詳細情報625aとしては、ボタン625の位置(たとえば、中心座標)および大きさを識別可能な情報(左上座標、右下座標)と、ボタン625の表示色を識別可能な情報(カラー)とを含む。
たとえば、トータリゼータシステム100においては、詳細情報625aの左上座標、右上座標、カラーの項目を選択(タッチ)し、項目に格納された数値を直接変更(たとえば、キーボード入力により変更)することでレイアウトを変更可能となっている。なお、ボタンの位置の変更制限が課せられている場合(操作熟練度が「上」である場合)には、たとえば、ボタンの中心座標が変更するようなレイアウトの変更を受付けないようになっている。
レイアウト変更画面660bは、操作者がタッチ入力によってボタン625の大きさを変更している様子を示す。トータリゼータシステム100においては、図15に示すように操作者が大きさを変更しようとしているボタン(ボタン625)を選択した後に、ボタンの中心から外側に向かってボタンが拡大する方向へタッチ入力にすることによってボタンの拡大、ボタンの外側から中心に向かってボタンが縮小する方向へタッチ入力することによってボタンの縮小が可能となっている。
具体的には、トータリゼータシステム100においては、操作端末300は、たとえば、ボタンの中心から外側に向かってボタンが拡大する方向にタッチ入力を受付けた場合には、タッチ入力の終点の座標および当該タッチ入力の傾き(右上がり、右下がり)を検出し、終点の座標とタッチ入力の傾きに基づいて左上座標、および右下座標を特定し、特定した座標を用いて詳細情報625aを更新することでレイアウトを変更する。
レイアウト変更画面660cは、操作者がタッチ入力によってボタン625の位置を変更している様子を示す。トータリゼータシステム100においては、図16に示すように操作者が位置を変更しようとしているボタン(ボタン625)を選択した後に、移動させたい任意の位置までタッチ入力することによってボタンの位置を変更可能となっている。
具体的には、トータリゼータシステム100においては、操作端末300は、たとえば、任意の位置までタッチ入力を受付けた場合には、タッチ入力の終点の座標を特定し、当該座標を中心座標として左上座標、および右下座標を特定し、特定した座標を用いて詳細情報625aを更新することでレイアウトを変更する。
[ステップS7]レイアウト変更処理部320は、レイアウト変更の終了の契機となる操作入力(ボタン654、ボタン662、ボタン663のいずれかの入力)を受付ける。
[ステップS8]レイアウト変更処理部320は、受付けた操作入力の内容を判定する。レイアウト変更処理部320は、ボタン654(中止)の入力を受付けたと判定した場合には登録操作画面変更処理を終了し、ボタン662(更新)の入力を受付けたと判定した場合にはステップS9にすすみ、ボタン663(戻る)の入力を受付けたと判定した場合にはステップS3にすすむ。
[ステップS9]レイアウト変更処理部320は、ベースとして選択した操作画面からレイアウトの変更を施した操作画面に対応するレイアウト情報を、レイアウト情報記憶部210に記憶する。
[ステップS10]レイアウト変更処理部320は、操作者情報テーブル221の登録操作画面の項目を更新し、登録操作画面変更処理を終了する。
以上が第二実施形態におけるトータリゼータシステム100である。このようなトータリゼータシステム100によれば、レイアウトの変更をする際に操作熟練度が高い操作者ほどレイアウトを大きく変更できない(レイアウトの変更内容が少ない)ように制限するため、前の操作画面に慣れているがためにレイアウトの変更によってかえって当該操作者について操作画面の操作性が低下してしまうことを抑止できる。
さらには、操作熟練度の低い(不慣れな)操作者については、レイアウトを大きく変更できるようにレイアウトの変更制限を課している(レイアウトの変更の自由度を高くしている)ので、レイアウトの変更による操作性の向上効果も維持できる。
なお、第二実施形態においては操作熟練度を操作歴(審判歴)によって特定したがこれに限らない。たとえば、操作熟練度を、登録操作画面の使用期間に基づいて特定してもよいし、所定期間内における入力ミスの発生回数に基づいて特定してもよい。この場合でも同様に、登録操作画面の操作に熟練した(登録操作画面に慣れている)操作者に対してより厳しいレイアウトの変更制限を課すことができ(熟練した操作者の操作画面のレイアウトが大きく変更されることを制限でき)、レイアウトの変更によってかえって操作性が低下(入力ミスの発生)することを抑止できる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RWなどがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLDなどの電子回路で実現することもできる。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。たとえば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせてもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能である。
1 レイアウト変更装置
2 制御手段
10 熟練度情報
11 制限情報

Claims (8)

  1. 操作画面を操作する操作者の操作熟練度を特定可能な熟練度情報と、前記操作熟練度に応じて課せられるレイアウトの変更制限を示す制限情報とに基づいて、前記操作者が前記操作画面のレイアウトを変更する場合に課せられる前記変更制限を特定し、特定した前記変更制限の範囲内でレイアウトの変更を受付ける制御手段を備える、レイアウト変更装置。
  2. 前記変更制限は、前記操作熟練度が高いほどレイアウトの変更内容が少ないように設定されている、
    請求項1に記載のレイアウト変更装置。
  3. 前記操作画面は、公営競技において審判員が操作する画面であり、
    前記制御手段は、前記操作者の操作歴に基づいて前記操作熟練度を特定する、
    請求項1に記載のレイアウト変更装置。
  4. 前記制御手段は、前記操作者によるレイアウトの変更前の前記操作画面の使用期間に基づいて前記操作熟練度を特定する、
    請求項1に記載のレイアウト変更装置。
  5. 前記制御手段は、前記操作者によるレイアウトの変更前の前記操作画面の所定期間内における操作ミスの回数に基づいて前記操作熟練度を特定する、
    請求項1に記載のレイアウト変更装置。
  6. 前記操作画面は、識別番号を入力する画面であり、
    レイアウトの変更では、入力可能な識別番号それぞれに対応する操作部により識別番号を入力する態様と、テンキーにより識別番号を入力する態様とを変更可能である、
    請求項1に記載のレイアウト変更装置。
  7. コンピュータが、
    操作画面を操作する操作者の操作熟練度を特定可能な熟練度情報と、前記操作熟練度に応じて課せられるレイアウトの変更制限を示す制限情報とに基づいて、前記操作者が前記操作画面のレイアウトを変更する場合に課せられる前記変更制限を特定し、特定した前記変更制限の範囲内で前記レイアウトの変更を受付ける、処理を実行する、
    レイアウト変更方法。
  8. コンピュータに、
    操作画面を操作する操作者の操作熟練度を特定可能な熟練度情報と、前記操作熟練度に応じて課せられるレイアウトの変更制限を示す制限情報とに基づいて、前記操作者が前記操作画面のレイアウトを変更する場合に課せられる前記変更制限を特定し、特定した前記変更制限の範囲内で前記レイアウトの変更を受付ける、処理を実行させる、
    レイアウト変更プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022551359A (ja) * 2020-09-11 2022-12-09 ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司 アプリケーションプログラム内のコントロールの位置調整方法、装置、機器及び記憶媒体

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