JP2019101634A - 情報提示制御装置、情報提示制御方法及びプログラム - Google Patents

情報提示制御装置、情報提示制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】道路標識等に関する情報を状況に合わせて提示することが可能であり、搭乗者にとってより適切であり有益な情報をもたらすことが可能である情報提示制御装置を提供する。【解決手段】情報提示制御装置10は、移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と、前記移動体の1の搭乗者に関する情報及び前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を外部装置に送信する送信部と、前記第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報を、前記標識又は標示の検出数が前記1の搭乗者に対応付けて種別ごとに集計された結果に基づいた態様で提示させる提示制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報提示制御装置に関し、例えば、移動体の搭乗者に向けた情報の提示に関する制御を行う情報提示制御装置、情報提示制御方法及びプログラムに関する。
移動体の走行において、移動体の運転者を含む搭乗者にとって、道路標示及び道路標識(道路標識等)を含む標識表示(以下、単に「標識及び表示」とも称する)を認識して当該道路標識等の示す意味を把握することは重要である。当該移動体の周辺に存在する道路標識等に関する情報を搭乗者に提示することで、当該搭乗者による道路標識等の認識を補助する装置が用いられている。
例えば、特許文献1には、車載カメラによって撮像された画像より道路標識等を抽出する抽出手段と、道路標識等画像を記録する記録手段と、カーナビゲーション画像を表示させるための表示手段と、道路標識等画像とカーナビゲーション画像とを同時に表示できるように画像編集を行って表示手段に出力する画像出力手段と、を備える道路標識等表示装置が開示されている。
特開2005−4410号公報
移動体の搭乗者にとって、いずれの道路標識等に関するどのような情報が有益であるかは、状況によって異なる。上記したような道路標識等表示装置において、状況にそぐわない情報も表示され得ることが課題の一例として挙げられる。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、道路標識等に関する情報を状況に合わせて提示することが可能であり、搭乗者にとってより適切であり有益な情報をもたらすことが可能である情報提示制御装置を提供することを目的の一つとしている。
請求項1に記載の発明は、情報提示制御装置であって、移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と、前記移動体の1の搭乗者に関する情報及び前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を外部装置に送信する送信部と、前記第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報を、前記標識又は標示の検出数が前記1の搭乗者に対応付けて種別ごとに集計された結果に基づいた態様で提示させる提示制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、情報提示制御装置によって、道路標識または道路標示を含む標識又は標示に関する情報を含むガイド情報を提示させる方法であって、検出部が、移動体の周辺に存在する前記標識又は標示を検出する検出ステップと、送信部が、前記移動体の1の搭乗者に関する情報及び前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を外部装置に送信する送信ステップと、提示制御部が、前記第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報を、前記標識又は標示の検出数が前記1の搭乗者に対応付けて種別ごとに集計された結果に基づいた態様で提示させる提示制御ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、コンピュータを備える情報提示制御装置によって実行される情報提示制御プログラムであって、移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と、前記移動体の1の搭乗者に関する情報及び前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を外部装置に送信する送信部と、前記第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報を、前記標識又は標示の検出数が前記1の搭乗者に対応付けて種別ごとに集計された結果に基づいた態様で提示させる提示制御部、として、前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報の、前記移動体の1の搭乗者への提示に関する制御を行う提示制御部とを有する情報提示制御装置と通信接続された情報処理装置であって、前記1の搭乗者に関する情報および前記第1の標識又は標示に関する情報を、前記情報提示制御装置から受信する受信部と、前記受信部が受信した情報に基づき、前記1の搭乗者に対応付けて前記標識又は標示の数を種別ごとに集計する集計部と、前記集計部による集計の結果に基づき、前記1の搭乗者が前記第1の標識又は標示に遭遇した頻度である遭遇頻度に関する情報を前記情報提示制御装置に送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報の、前記移動体の1の搭乗者への提示に関する制御を行う提示制御部とを有する情報提示制御装置と通信接続された情報処理装置によって、前記ガイド情報を提示させるための情報処理方法であって、受信部が、前記第1の搭乗者に関する情報および前記第1の標識又は標示に関する情報を、前記情報提示制御装置から受信する受信ステップと、集計部が、前記受信部が受信した情報に基づき、前記1の搭乗者に対応付けて前記標識又は標示の数を種別ごとに集計する集計ステップと、送信部が、前記集計部による集計の結果に基づき、前記1の搭乗者が前記第1の標識又は標示に遭遇した頻度である遭遇頻度に関する情報を前記情報提示制御装置に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報の、前記移動体の1の搭乗者への提示に関する制御を行う提示制御部とを有する情報提示制御装置と通信接続された情報処理装置によって実行される情報処理プログラムであって、前記情報処理装置が備えるコンピュータを、前記1の搭乗者に関する情報および前記第1の標識又は標示に関する情報を、前記情報提示制御装置から受信する受信部と、前記受信部が受信した情報に基づき、前記1の搭乗者に対応付けて前記標識又は標示の数を種別ごとに集計する集計部と、前記集計部による集計の結果に基づき、前記1の搭乗者が前記第1の標識又は標示に遭遇した頻度である遭遇頻度に関する情報を前記情報提示制御装置に送信する送信部、として機能させることを特徴とする。
本発明の実施例1の情報提示制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施例1の情報提示制御装置によって提示された表示画面の一例を示す図である。 実施例1の情報提示制御装置によって提示された表示画面の一例を示す図である。 実施例1の情報提示制御装置における制御に係る情報の一例を示す図である。 実施例1の情報提示制御装置における制御に係る情報の一例を示す図である。 実施例1の情報提示制御装置における制御に係る情報の一例を示す図である。 実施例1の情報提示制御装置による提示制御ルーチンの例を示すフローチャートである。 本発明の実施例2の情報提示制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施例2の情報提示制御装置における制御に係る情報の一例を示す図である。 実施例2の情報提示制御装置における制御に係る情報の一例を示す図である。 実施例2の情報提示制御装置における制御に係る情報の一例を示す図である。 実施例2の情報提示制御装置による提示制御ルーチンの例を示すフローチャートである。 本発明の実施例3の情報提示制御システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例3の情報提示制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例3の情報提示制御サーバの構成の一例を示すブロック図である。 実施例3の情報提示制御装置における制御に係る情報の一例を示す図である。 実施例3の情報提示制御システムによる提示制御ルーチンの例を示すフローチャートである。 本発明の実施例4の情報提示制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施例4の情報提示制御装置によって提示された表示画面の一例を示す図である。 実施例4の情報提示制御装置によって提示された表示画面の一例を示す図である。 実施例4の情報提示制御装置によって提示された表示画面の一例を示す図である。 実施例2の情報提示制御装置による提示制御ルーチンの例を示すフローチャートである。
以下に本発明の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面においては、実質的に同一または等価な部分には同一の参照符号を付している。
図1を参照しつつ、本発明の実施例1である情報提示制御装置10の構成について説明する。情報提示制御装置10は、車両等の移動体に搭載され、移動体の周辺に存在する道路標識又は道路標示を含む道路標識等に関する情報を含む情報であるガイド情報が、当該移動体の運転者(以下、ドライバーとも称する)を含む搭乗者に提示される際の、当該提示に関する制御を行う情報提示制御装置である。例えば、当該ガイド情報は、道路標識又は道路標示が示す交通規制又は指示の内容を含む。本実施例において、情報提示制御装置10が車両に搭載されている例について説明する。
記憶部11は、ハードディスク、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置である。記憶部11は、情報提示制御装置10において実行されるプログラム、情報提示制御装置10の動作に必要なデータ、情報提示制御装置10の動作において発生するデータ及び外部から取込まれるデータを適宜記憶する。例えば、記憶部11には、地図情報又は経路情報等のナビゲーション情報が記憶されている。また、記憶部11には、道路標識又は道路標示が示す交通規制や指示の内容を含む情報が記憶されている。
制御部13は、中央演算処理装置(CPU(Central processing Unit))を含んでおり、情報提示制御装置10の動作に必要な制御を行う。例えば、制御部13は、情報提示制御装置10が搭載されている移動体に関連する地図情報又は経路情報を記憶部11から読み出して、これらを表示する際に必要な制御を行う。
制御部13は、提示制御部13Aを含んでいる。提示制御部13Aは、移動体の周辺に存在する道路標識又は道路標示を含む道路標識等に関する情報を含む情報であるガイド情報を移動体の搭乗者に提示する際に必要な情報を各部から取得し、かつ、当該ガイド情報の提示のための情報を生成して各部に供給する機能を実現する機能部である。例えば、提示制御部13Aは、移動体の周辺に存在する道路標識等と、記憶部11に記憶された当該道路標識等の内容とを関連付けた情報を生成する。例えば、当該ガイド情報には、道路標識又は道路標示が示す交通規制又は指示の内容が含まれる。
表示部15は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ又はヘッドアップディスプレイ(HUD:Head-up Display)等の表示装置であり、搭乗者によって視認可能に設けられている。表示部15は、制御部13からの指示に応じてナビゲーション情報及びガイド情報等の情報を示す画面を表示する。例えば、表示部15には、移動体が走行している周辺の地図情報を表示する。また、表示部15には、移動体の周辺に存在する道路標識等の画像及び当該道路標識等が示す交通規制の内容を示す文字が表示される。
音声出力部16は、ナビゲーション情報及びガイド情報等の表示部15により表示される情報を音声として出力する音響機器である。例えば、経路情報の一部を音声出力する。また、例えば、音声出力部16は、道路標識等の名称及び内容を音声出力する。
走行情報取得部17は、移動体の走行に関する情報を取得する少なくとも1つの装置を含む装置群である。走行情報取得部17は、例えばGPS(Global Positioning System)装置等の位置特定装置を含み、移動体の位置に関する情報を取得する。また、走行情報取得部17は、加速度センサ及びジャイロセンサ等のセンサを含んでいても良く、移動体の加速度及び進行方向等の情報を取得しても良い。例えば、制御部13は、走行情報取得部17によって取得された位置情報を使用して経路情報を生成する。
操作入力部19は、リモートコントローラ又はタッチパネル等の入力機器である。操作入力部19は、表示部15又は音声出力部16に関する搭乗者からの操作入力を受け付ける。例えば、操作入力部19は、経路情報の表示を要求する入力、行き先の入力等の操作入力を受け付ける。
また、操作部としての操作入力部19は、表示部15によってガイド情報が示される際の画像であるガイド情報画像について、提示を停止させるための入力等の操作を受け付ける。また、操作部としての操作入力部19は、音声出力部16によって報知される道路標識等に関する音声であるガイド情報音声について、音量を変更したり、停止させたりするための入力を受け付けても良い。
周辺撮影部21は、車載カメラ等の撮像装置であり、移動体の周囲を撮影して得られた画像データを制御部13に供給する。例えば、周辺撮影部21は、移動体の前方の風景を撮影して画像データを制御部13に供給する。制御部13は、周辺撮影部21によって撮影された画像の画像データから、当該画像を含むナビゲーション情報を生成して表示部15に表示させる。
また、制御部13は、周辺撮影部21によって撮影された道路標識等を含む移動体の前方の風景の画像データから道路標識等を検出する。制御部13は、例えばテンプレートマッチングにより当該画像データを解析し、当該画像に含まれる道路標識等を検出する。この場合、周辺撮影部21は、制御部13と共に、移動体の周辺に存在する道路標識等を検出する検出部として機能する。なお、周辺撮影部21は、カメラを複数台備えていてもよく、例えば自動車の前方及び側方等の複数の方角の撮像ができるように構成されて配置されていてもよい。
車室内モニタ部23は、車両の車室内を撮影するカメラ又は当該車室内の変化を検出するセンサ等の機器である。例えば、車室内モニタ部23は、当該車両の運転者の視線の方向若しくは動き又は頭部等の身体の動きを観測したデータを制御部13に供給する。また、車室内を撮影したカメラの画像からドライバーを特定することが可能であっても良い。
例えば、提示制御部13Aは、当該運転者の視線の方向又は動きに関するデータから、移動体の周辺に存在する道路標識等を運転者が注視した時間の長さ(標識注視時間)を得ることができる。また、例えば、提示制御部13Aは、当該運転者の視線の方向又は動きに関するデータから、表示部15に表示されたガイド情報を運転者が注視した時間の長さ(ガイド注視時間)を得ることができる。
ドライバー識別情報取得部25は、運転者を含む搭乗者を認識することが可能である認識装置である。例えば、ドライバー識別情報取得部25は、スマートフォン又はウェアラブル機器等の搭乗者が携帯する端末を認識する装置であっても良い。また、ドライバー識別情報取得部25は、静脈又は指紋等の認識が可能である生体認証装置であっても良い。
例えば、ドライバー識別情報取得部25は、運転者が車両に搭乗した際に、当該運転者が携帯するスマートフォンの識別情報を検出して制御部13に供給する。例えば、当該識別情報は、IMEI(International Mobile Equipment Identifier)等の端末に固有の識別番号である。
例えば、運転者が当該車両に初めて搭乗した際に、ドライバー識別情報取得部25によって初めて検出された当該識別情報は、記憶部11に記憶される。そして、当該運転者が当該車両に再度搭乗した際に、ドライバー識別情報取得部25が当該スマートフォンの識別情報を再度検出する。提示制御部13Aは、記憶部11に記憶されている当該運転者の識別情報と照合し、当該運転者を特定する。すなわち、ドライバー識別情報取得部25及び提示制御部13Aはドライバーを特定する特定部として機能する。
上記したように、車室内モニタ部23によって、運転者が道路標識等を注視した時間の長さ又は運転者が当該道路標識等に該当するガイド情報を注視した時間の長さである注視時間に関するデータが取得される。当該注視時間は、運転者の当該道路標識等に対する関心の度合いの指標となる。例えば、当該注視時間に基づいて、当該運転者の関心の度合いを示す関心度を算出することができる。
例えば、運転者が道路標識等についてあまり理解していない場合又は見慣れていない場合に、当該関心度は高くなると考えられる。例えば、当該関心度が高い場合には、運転者は、当該道路標識等に対応するガイド情報、すなわち、当該道路標識等の示す交通規制の内容等を含む情報を必要としている度合いである必要度が高いと考えることができる。一方、関心度が低い場合には、運転者は、当該道路標識等に対応するガイド情報をあまり必要としておらず、必要度が低いと考えることができる。
例えば、提示制御部13Aが表示部15にガイド情報を表示させる場合において、運転者の関心度に基づいた態様でガイド情報を提示させる制御を行うことで、ガイド情報の運転者にとっての必要度に応じた提示が可能である。例えば、道路標識等に対する関心度が高い場合には、より大きく目立つ態様で、道路標識等に対応するガイド情報画面を表示する。当該関心度が低い場合には、より目立たない態様で、当該ガイド情報画面を表示する。
図2Aは、表示部15の表示画面30に、より目立たない(強調しない)態様でガイド情報が表示されている例を示している。図2Aにおいて、移動体前方の画像31が表示されている。移動体の前方の画像31には、道路標識31Aが含まれている。そして、当該前方の画像31の下方には、道路標識31Aに対応するガイド情報32が表示されている。ガイド情報32には、道路標識31Aを示す画像32A及び当該道路標識31Aの内容を示す文字32Bが含まれている。なお、当該ガイド情報と併せて、地図情報等のナビゲーション情報の領域33が表示画面30の一部の領域に表示されていても良い。
図2Bは、表示部15の表示画面30に、図2Aよりも目立つ(強調した)態様でガイド情報が表示されている例を示している。図2Bにおいて、図2Aと同様に、移動体前方の画像31及びナビゲーション情報の領域33が表示されている。移動体の前方の画像31には、道路標識31Aが含まれている。そして、当該前方の画像31の下方には、道路標識31Aに対応するガイド情報34が表示されている。
図2Bにおいて、ガイド情報34には、道路標識31Aを示す画像34A及び当該道路標識31Aの内容を示す文字34Bが含まれている。画像34Aは、図2A中の画像32Aよりも大きく強調されて表示されている。文字34Bは、図2A中の文字32Bよりも大きい文字が使用され、より強調された態様で表示されている。また、図2Aの場合と同様に、ナビゲーション情報の領域33が表示されている。
図3Aは、提示制御部13Aが、ガイド情報の提示に関する制御に用いる情報である標識検出データの例を示している。当該標識検出データは、例えば、記憶部11に記憶され、新たに道路標識等が検出される度に、当該道路標識等に対応する情報が追加される。
図3Aにおいて、道路標識等が検出された「日時」、当該道路標識等の詳細情報である「道路標識等詳細」及び「種別」が夫々対応付けて記載されている。道路標識等には、速度等の制限を示す数字が記載されているものがある。例えば、最高速度、最低速度、高さ、最大幅、重量、時間等に関する制限を示す数字だけが異なる道路標識等は、同じ種別として取り扱われても良い。また、例えば、表示されている矢印の数又は向きが異なるのみであり、その他においては同様の意味を示す標識についても、同じ種別として取り扱われても良い。
図3Aにおいて、「種別」は、数字だけが異なる道路標識等を同じ種別として取り扱ったものである。例えば、図3Aにおいて、「最高速度60km」、「最高速度80km」及び「最高速度40km」は、いずれも「種別」の欄に「最高速度」が記載されている。
また、当該道路標識等の各々が検出された際のドライバーの識別情報である「ドライバー識別情報」及び当該ドライバーの「注視時間(sec)」が記載されている。当該注視時間は、例えば、ガイド情報が画像として提示された場合には、当該画像を注視した時間である。また、例えばガイド情報が提示されなかった場合には、移動体の前方に存在する道路標識等を注視した時間であっても良い。
すなわち、図3Aにおいて、周辺撮影部21が取得した画像から検出された道路標識等、これに対応するドライバーの注視時間、及びドライバーの識別情報が夫々対応付けられて蓄積されている。
図3Bは、標識検出データに基づいて、所定期間におけるドライバーAの注視時間の平均値を道路標識等の種別毎に算出し、当該算出結果に基づいて、関心度を付与した例を示している。図3Bにおいて、平均注視時間が0.5sec未満である場合を関心度「低」、平均注視時間が0.5sec以上1sec未満である場合を関心度「中」、平均注視時間が1sec以上である場合を関心度「高」として関心度が付与された例が示されている。
図3Bにおいて、種別「最高速度」の平均注視時間は0.8secであり、関心度「中」が付与されている。また、種別「歩行者専用」の平均注視時間は0.4secであり、関心度「低」が付与され、種別「高さ制限」の平均注視時間は1.2secであり、関心度「高」が付与されている。
図3Cは、提示制御部13Aが図3Bの関心度に基づいた態様でガイド情報の提示を制御する際の、関心度に応じた提示態様の判断基準の例を示している。図3Cの判断基準によれば、関心度が「低」である場合には、ガイド情報を提示させない。また、関心度が「中」である場合には、図2Aに示したような、目立たない、強調しない態様でガイド情報の通常提示制御を行う。関心度が「高」である場合には、図2Bに示したような、より目立つ、強調する態様でガイド情報の強調提示制御を行う。
例えば、ガイド情報が音声出力部16によって報知される場合には、関心度が「高」である場合に、関心度が「中」である場合と比較して、大きい音声又は奇抜な報知音を伴う態様で報知されても良い。また、ガイド情報がHUDによって提示される場合には、関心度が「高」である場合に、関心度が「中」である場合と比較して、透過率を低くする制御が行われても良い。
なお、当該関心度は、例えば、関心度の値が第1の所定の値(第1所定値)未満である場合に、提示制御部13Aは、ガイド情報を提示させない。また、関心度が第1所定値以上であって、かつ、第1所定値よりも大きい第2の所定の値(第2所定値)未満である場合には、目立たない提示態様でガイド情報を通常提示させても良い。そして、関心度が第2所定値以上である場合には、より目立つ態様でガイド情報を強調提示させても良い。
[提示制御ルーチンRT1]
図4を参照しつつ、情報提示制御装置10において提示制御部13Aによって実行される提示制御ルーチンRT1について説明する。提示制御部13Aは、情報提示制御装置10が搭載されている車両のアクセサリー電源(以下、ACC電源と称する)がオンになると、提示制御ルーチンRT1を開始する。なお、提示制御部13Aは、当該車両のエンジンの始動又は当該車両が走行を開始したことで提示制御ルーチンRT1を開始しても良い。
提示制御部13Aは、提示制御ルーチンRT1を開始すると、搭乗者の認証を実行する(ステップS11)。提示制御部13Aは、ステップS11において、当該車両を運転している運転者が携帯する端末に固有の識別番号をドライバー識別情報取得部25から取得し、これを記憶部11に記憶されている識別情報と照合して当該運転者を認識する。当該ドライバーが初めて当該車両に搭乗した場合等、当該識別番号が記憶部11に記憶されていない場合には、ステップS11において取得された識別番号を記憶部11に記憶させることで新たに登録する。
提示制御部13Aは、ステップS11の実行後、周辺撮影部21に、当該車両周辺の撮影を開始させて車両周辺の画像の取得を開始する(ステップS12)。提示制御部13Aは、ステップS12の実行後、道路標識等を検出したか否かを判定する(ステップS13)。提示制御部13Aは、ステップS13において、道路標識等を検出していないと判定する(ステップS13:NO)と、ステップS13を再度実行し、道路標識等を検出したか否かを再度判定する。
提示制御部13Aは、ステップS13において、道路標識等を検出したと判定する(ステップS13:YES)と、当該検出された道路標識等に該当するガイド情報を提示すべきか否かを判定する(ステップS14)。提示制御部13Aは、ステップS14において、当該検出された道路標識等と同じ種別の道路標識等に対応する過去の情報(図3A)が、記憶部11に一定数以上蓄積されているか否かを判定する。ステップS14において、過去に当該同じ種別の道路標識等が検出された際のドライバーの注視時間を含む情報が標識検出情報として一定数以上蓄積されていないと判定されると、ガイド情報を提示すべきであると判定される。
また、提示制御部13Aは、ステップS14において、標識検出データが一定数以上蓄積されていると判定した場合に、当該標識検出データから、ドライバーの過去注視時間又は当該注視時間から得られるドライバーが過去に示した過去の関心度を参照する。例えば、ステップS14において、当該参照された関心度が「低」である場合(図3C)に、ガイド情報を提示すべきでないと判定される。また、例えば、当該関心度が所定の閾値未満である場合(第1所定値未満)に、ガイド情報を提示すべきでないと判定される。
提示制御部13Aは、ステップS14において、ガイド情報を提示すべきであると判定する(ステップS14:YES)と、ガイド情報を強調提示するか否かを判定する(ステップS15)。例えば、提示制御部13Aは、ステップS15において、ステップS14において参照された関心度が「高」(図3C)であるか否かを判定する。また、例えば、ステップS14において、標識検出データが一定数以上蓄積されていないと判定されていた場合には、ステップS15において、強調表示すると判定されても良い。
提示制御部13Aは、ステップS15において、ガイド情報を強調提示しないと判定する(ステップS15:NO)と、表示部15にガイド情報を通常提示させる(ステップS16)。例えば、ステップS16において、図2Aに示したような目立たない態様でガイド情報が提示される。
提示制御部13Aは、ステップS15において、ガイド情報を強調提示すると判定する(ステップS15:YES)と、表示部15にガイド情報を強調提示させる(ステップS17)。例えば、ステップS17において、図2Bに示したような強調した態様でガイド情報が提示される。
提示制御部13Aは、ステップS16又はステップS17の実行後、ドライバーによるガイド情報の確認が終了したか否かを判定する(ステップS18)。例えば、提示制御部13Aは、ステップS18において、車室内モニタ部23からドライバーの視線の方向に関するデータを取得して、当該確認が終了したか否かを判定する。例えば、提示制御部13Aは、ステップS18において、ドライバーの視線が、ガイド情報画像が表示されている表示部15の表示画面に向けられた後に当該表示画面から外れている場合には、確認が終了したと判定する。
また、例えば、提示制御部13Aは、ステップS18において、ドライバーの視線がガイド情報画像に全く向けられていない場合か又は継続して向けられている場合には、当該ガイド情報画像が表示されてから一定の時間を経過したことによって、確認が終了したと判定する。なお、ステップS18において、操作入力部19がガイド情報画像の表示を停止させる操作を受付けた場合に、ガイド情報の確認が終了したと判定されても良い。また、当該操作を受付けるまでの時間に基づいて、関心度が算出されても良い。
提示制御部13Aは、ステップS18において、ガイド情報の確認が終了していないと判定する(ステップS18:NO)と、ステップS18を繰り返す。提示制御部13Aは、ステップS18において、ガイド情報の確認が終了したと判定する(ステップS18:YES)と、ガイド情報の提示を終了する(ステップS19)。
提示制御部13Aは、ステップS19の実行後か又はステップS14においてガイド情報を提示すべきでないと判定(ステップS14:NO)した場合に、標識検出情報を蓄積する(ステップS20)。例えば、当該標識検出情報には、本提示制御ルーチンRT1において道路標識等が検出された日時、道路標識等の詳細、道路標識等の種別、ドライバーが当該道路標識等又はガイド情報を注視した時間(注視時間)、及びドライバーの識別情報が含まれる。提示制御部13Aは、ステップS20において、当該標識検出情報を記憶部11に記憶させる。
提示制御部13Aは、ステップS20の実行後、提示制御ルーチンRT1の最初に戻り、提示制御ルーチンRT1を繰り返す。
なお、上述したように、提示制御ルーチンRT1において提示制御部13Aは、ガイド情報の提示態様をドライバーの過去の関心度に基づいて提示させる。しかし、その提示の後、本ルーチンのステップS13において検出された道路標識等に対するドライバーの現在の関心度を道路標識等又はガイド情報の注視時間等によって判定し、当該現在の関心度に基づいた態様に変更してガイド情報を提示させても良い。
すなわち、提示制御部13Aは、ドライバーの過去の関心度に基づいた態様を、検出された道路標識等に対するドライバーの現在の関心度に基づいた態様に変更してガイド情報を提示させても良い。
例えば、ステップS14において、ガイド情報を提示すべきでないと判定(ステップS14:NO)された場合であっても、ドライバーがステップS13で検出された道路標識等を注視した時間が長く、関心度が高い(例えば、関心度「中(1)」又は「高(2)」)と判断される場合には、例えばステップS16又はステップS17を実行して、ガイド情報を提示しても良い。
また、例えば、ステップS15において強調提示をしないと判定されて通常提示がなされた場合(例えば、関心度「中(1)」)であっても、ドライバーが道路標識等又は通常表示されたガイド情報を注視した時間が長く、関心度が高いと判断される場合には、ステップS17を実行して、ガイド情報を強調提示しても良い。
以上、詳細に説明したように、実施例1の情報提示制御装置10によれば、移動体の走行中に検出された道路標識等の内容を含むガイド情報について、ドライバーがどの程度必要としているか、すなわち、ガイド情報をドライバーに提示することはドライバーにとってどの程度有益であるか、の指標としてドライバーの道路標識等に対する関心度を採用し、当該関心度に基づいた態様で、ガイド情報をドライバーに提供することができる。従って、ドライバーが道路標識等の各々についてどの程度理解しているか、どの程度見慣れているか、等の状況に合わせて、ドライバーにとって有益な情報を適切な態様で提供することが可能である情報提示制御装置を提供することができる。
図5を参照しつつ、本発明の実施例2である情報提示制御装置40の構成について説明する。情報提示制御装置40は、実施例1の情報提示制御装置10と同様に、車両等の移動体に搭載され、移動体の周辺に存在する道路標識又は道路標示を含む道路標識等に関する情報を含む情報であるガイド情報が、当該移動体の運転者(以下、ドライバーとも称する)を含む搭乗者に提示される際の、当該提示に関する制御を行う情報提示制御装置である。例えば、当該ガイド情報は、道路標識又は道路標示が示す交通規制又は指示の内容を含む。本実施例において、情報提示制御装置40が車両に搭載されている例について説明する。
図5に示すように、情報提示制御装置40は、情報提示制御装置10と比較して、車室内モニタ部23を有していない点及び提示制御部13Bを有している点において異なり、その余の点においては同様の構成を有している。本実施例において、提示制御部13Bは、道路標識等が検出された回数である検出数を集計する。
図6Aは、提示制御部13Bが実施例2においてガイド情報の提示に関する制御に用いる標識検出データテーブルTB2の例を示している。標識検出データテーブルTB2は記憶部11に記憶されている。新たに道路標識等が検出される度に、当該道路標識等に対応する情報である標識検出情報が標識検出データテーブルTB2に追加される。標識検出情報には、道路標識等が検出された日時、検出された道路標識等の名称及び記載事項等の詳細及びドライバーの識別情報等の情報が含まれる。
図6Aにおいて、道路標識等が検出された「日時」、当該道路標識等の名称及び記載事項等の詳細情報である「道路標識等詳細」及び道路標識等の「種別」が夫々対応付けられて時系列に記載されている。図6Aにおいて「種別」は、実施例1の標識検出データテーブルTB1の場合と同様に、名称が同じであり表示された数字等が異なる道路標識等が同じ種別として取り扱われている。
また、図6Aにおいて、当該道路標識等の各々が検出された際のドライバーの識別情報である「ドライバー識別情報」が夫々対応付けて記載されている。このように、図6Aにおいて、周辺撮影部21が取得した画像から検出された道路標識等とドライバーの識別情報とが夫々対応付けられて蓄積されている。
図6Bは、提示制御部13Bが、標識検出データテーブルTB2をもとに、ドライバーAが車両に搭乗して走行した際に道路標識等が検出された回数である検出数を集計した結果を示している。図6Bにおいて「積算検出数」は、同じドライバーが当該車両を運転して走行した時間である走行時間10時間当たりの、「種別」毎の検出数を示している。
なお、当該積算検出数は、他の所定の走行時間当たりの検出数であっても良い。また、例えばドライバーが当該車両を運転して走行した距離である走行距離あたりの検出数、又は当該車両にドライバーが初めて搭乗して以来の検出数の合計であっても良い。このように、提示制御部13Bは、ドライバー毎の、道路標識等の種別毎の検出数を集計する。
また、図6Bには、当該積算検出数から、ドライバーAが各種別の道路標識等に遭遇した頻度である遭遇頻度を算出した結果の例を示している。図6Bにおいて、当該積算検出数が3未満である場合は低い遭遇頻度である「1(低)」、当該積算検出数が3以上20未満である場合は中程度の遭遇頻度である「2(中)」、当該積算検出数が20以上である場合は高い遭遇頻度であるとして遭遇頻度「3(高)」、のように算出された例について示されている。
なお、遭遇頻度は、道路標識等の種別毎の上述したような走行時間当たりの検出数、走行距離当たりの検出数、又は車両にドライバーが初めて搭乗して以来の検出数の合計として算出されても良い。また、遭遇頻度は、道路標識等が検出された総数である検出総数に対する種別毎の検出数の割合として算出されても良い。さらに、これらの算出方法を組み合わせて遭遇頻度が算出されても良い。
図6Bにおいて、種別「最高速度」の積算検出数は50であるため遭遇頻度「3(高)」、「歩行者専用」の積算検出数は18であるため遭遇頻度「2(中)」、「ロータリーあり」の遭遇頻度は1であるため遭遇頻度「1(低)」と算出されている。
また、検出される道路標識等の種別及び遭遇頻度は、ドライバーが当該車両に搭乗して走行する経路に依存して異なる。例えば、遭遇頻度が低い場合には、ドライバーにとって当該遭遇頻度の低い道路標識等に対して馴染みが無い、見慣れていない、又は理解度が低い傾向があると考えられる。一方、遭遇頻度が高い場合には、ドライバーにとって当該遭遇頻度の高い道路標識等に対して馴染みがあり、見慣れており、又は理解度が高い傾向があると考えられる。
従って、遭遇頻度が低い場合には、運転者は、当該道路標識等に対応するガイド情報、すなわち、当該道路標識等の示す交通規制の内容等を含む情報を必要としている度合いである必要度が高いと考えることができる。一方、遭遇頻度が高い場合には、運転者は、当該道路標識等に対応するガイド情報をあまり必要としておらず、必要度が低いと考えることができる。
図6Cは、提示制御部13Bが図6Bの遭遇頻度に基づいた態様で、表示部15の表示画面に画像として表示させてガイド情報の提示を制御する際の、遭遇頻度に応じた提示態様の判断基準の例を示している。図6Cの判断基準によれば、遭遇頻度が「3(高)」である場合には、ガイド情報を提示させない。
また、遭遇頻度が「2(中)」である場合には、実施例1において図2Aに例示したような、目立たない、強調しない通常の態様でガイド情報の通常提示制御を行う。遭遇頻度が「1(低)」である場合には、実施例1において図2Bに例示したような、より目立つ、強調する態様でガイド情報の強調提示制御を行う。
このように、提示制御部13Bが表示部15にガイド情報を表示させる場合において、運転者の遭遇頻度に基づいた態様でガイド情報を提示させる制御を行うことで、ガイド情報の運転者にとっての必要度に応じた提示が可能である。
なお、提示制御部13Bは、ガイド情報を音声出力部16によって報知させる場合には、遭遇頻度が「1(低)」である場合に、遭遇頻度が「2(中)」である場合と比較して、大きい音声又は奇抜な報知音を伴う態様で報知させても良い。また、提示制御部13Bは、ガイド情報をHUDによって提示させる場合には、遭遇頻度が「1(低)」である場合に、遭遇頻度が「2(中)」である場合と比較して、透過率を低くしてガイド情報がより認識され易くする制御が行われても良い。
なお、図6B及び図6Cにおいて、提示制御部13Bが遭遇頻度を「1(低)」「2(中)」及び「3(高)」として算出する例について説明したが、この限りではない。遭遇頻度は、他の任意の数値として算出されても良い。
すなわち、提示制御部13Bが、遭遇頻度の値が第1の所定の値(第1所定値)以上である場合にガイド情報を提示させるべきではないと判定し、遭遇頻度が第1所定値未満であって、かつ、第1所定値よりも小さい第2の所定の値(第2所定値)以上である場合には、目立たない提示態様でガイド情報を通常提示させ、遭遇頻度が第2所定値未満である場合には、より目立つ態様でガイド情報を強調提示させる制御が、提示態様の制御の一例として挙げられる。
また、上記において、第1所定値及び第2所定値の2つの所定値を閾値として遭遇頻度を3段階に分けて算出する例について説明したが、この限りではなく、当該所定値を1つ又は3つ以上としても良い。すなわち、遭遇頻度に応じてガイド情報の提示を決定するための判断基準が定められていれば良い。
例えば、「1(低)」「2(中)」「3(高)」に加えて、「3(高)」よりもさらに高い遭遇頻度として第1所定値よりも大きい第3所定値以上の「4(極高)」を定義しても良い。そして、遭遇頻度が「3(高)」である場合には馴染みがあるとしてガイド情報の提示を行わないところ、遭遇頻度が非常に高い「4(極高)」である場合には、重要な道路標識等であるとして、ガイド情報の提示が行われることとしても良い。
[提示制御ルーチンRT2]
図7を参照しつつ、情報提示制御装置40において提示制御部13Bによって実行される提示制御ルーチンRT2について説明する。提示制御部13Bは、情報提示制御装置40が搭載されている車両のエンジンの始動によって提示制御ルーチンRT2を開始する。なお、提示制御部13Bは、当該車両のアクセサリー電源(以下、ACC電源と称する)がオンになると提示制御ルーチンRT2を開始しても良い。
提示制御部13Bは、提示制御ルーチンRT2を開始すると、搭乗者の認証を実行する(ステップS31)。提示制御部13Bは、ステップS31において、搭乗者の識別情報をドライバー識別情報取得部25から取得して認証を行う。
例えば、提示制御部13Bは、ステップS31において、当該車両を運転している運転者が携帯する端末に固有の識別番号をドライバー識別情報取得部25から取得し、これを記憶部11に記憶されている識別情報と照合して当該運転者を認識する。当該ドライバーが初めて当該車両に搭乗した場合等、当該識別番号が記憶部11に記憶されていない場合には、ステップS31において取得された識別番号を記憶部11に記憶させることで新たに登録する。
提示制御部13Bは、ステップS31の実行後、周辺撮影部21に、当該車両周辺の撮影を開始させて車両周辺の画像の取得を開始する(ステップS32)。提示制御部13Bは、ステップS32の実行後、道路標識等を検出したか否かを判定する(ステップS33)。提示制御部13Bは、ステップS33において、道路標識等を検出していないと判定する(ステップS33:NO)と、ステップS33を再度実行し、道路標識等を検出したか否かを再度判定する。
提示制御部13Bは、ステップS33において、道路標識等を検出したと判定する(ステップS33:YES)と、当該検出された道路標識等に該当するガイド情報を提示すべきか否かを判定する(ステップS34)。提示制御部13Bは、ステップS34において、当該検出された道路標識等と同じ種別の道路標識等に対応する当該ドライバーの標識検出情報(図6A)が、記憶部11に一定数以上蓄積されているか否かを判定する。ステップS34において、当該検出数を含む情報が一定数以上蓄積されていないと判定されると、ガイド情報を提示すべきであると判定される。
また、提示制御部13Bは、ステップS34において、当該検出数を含む情報が一定数以上蓄積されていると判定した場合に、当該ドライバーが過去に当該同じ種別の道路標識等に遭遇した遭遇頻度を算出する。そして、当該遭遇頻度に基づいて、ガイド情報を提示すべきか否かを判定する。
例えば、ステップS34において、提示制御部13Bは、当該算出された遭遇頻度が「3(高)」である場合(図6C)又は第1所定値以上である場合に、ガイド情報を提示すべきでないと判定する。例えば、提示制御部13Bは、当該遭遇頻度が「2(中)」若しくは「1(低)」又は所定の閾値未満である場合(第1所定値未満)に、ガイド情報を提示すべきであると判定する。
提示制御部13Bは、ステップS34において、ガイド情報を提示すべきであると判定する(ステップS34:YES)と、ガイド情報を強調提示するか否かを判定する(ステップS35)。例えば、提示制御部13Bは、ステップS35において、ステップS34において算出された遭遇度が「1(低)」(図6C)であるか否かを判定する。また、例えば、ステップS34において、標識検出情報が一定数以上蓄積されていないと判定されていた場合には、ステップS35において、強調表示すると判定されても良い。
提示制御部13Bは、ステップS35において、ガイド情報を強調提示しないと判定する(ステップS35:NO)と、表示部15にガイド情報を通常提示させる(ステップS36)。例えば、ステップS36において、図2Aに示したような目立たない態様で、所定の時間継続してガイド情報が提示される。
提示制御部13Bは、ステップS35において、ガイド情報を強調提示すると判定する(ステップS35:YES)と、表示部15にガイド情報を強調提示させる(ステップS37)。例えば、ステップS37において、図2Bに示したような強調した態様で、所定の時間継続してガイド情報が提示される。
提示制御部13Bは、ステップS36又はステップS37の実行後、表示部15によるガイド情報の提示を終了させる(ステップS38)。なお、提示制御部13Bは、ステップS38において、操作入力部19がガイド情報画像の表示を停止させる操作を受け付けた場合に、当該所定の時間が経過していなくても、ガイド情報の提示を終了させても良い。また、当該操作を受け付けたという履歴が、標識検出情報に、合わせて記載されて記憶されても良い。
提示制御部13Bは、ステップS38の実行後か又はステップS34においてガイド情報を提示すべきでないと判定(ステップS34:NO)した場合に、標識検出情報を蓄積する(ステップS39)。例えば、当該標識検出情報には、本提示制御ルーチンRT2において道路標識等が検出された日時、道路標識等の詳細、道路標識等の種別、積算検出数、及びドライバーの識別情報が含まれる。例えば、提示制御部13Bは、ステップS39において、当該標識検出情報を記憶部11に記憶させる。
提示制御部13Bは、ステップS39の実行後、当該車両のエンジンがONになっているか否かを判定する(ステップS40)。提示制御部13Bは、ステップS40において、エンジンがONになっていると判定する(ステップS40:YES)と、ステップS33に戻り、道路標識等を検出したか否かを再び判定する。
提示制御部13Bは、ステップS40において、エンジンがONになっていないと判定する(ステップS40:NO)と、提示制御ルーチンRT2を終了する。
なお、本実施例の情報提示制御装置40は、実施例1の場合と同様に車室内モニタ部23を有していても良く、運転者の視線の動き等のデータの取得、及び車室内を撮影したカメラの画像からドライバーを特定することが可能であっても良い。
以上、詳細に説明したように、本実施例の情報提示制御装置40によれば、移動体の走行中に検出した道路標識等の検出数を集計して遭遇頻度を算出し、移動体の走行中に検出された道路標識等の内容を含むガイド情報について、ドライバーがどの程度必要としているか、すなわち、ガイド情報をドライバーに提示することはドライバーにとってどの程度有益であるかを示す指標として当該遭遇頻度を使用することができる。そして、当該遭遇頻度に基づいた態様で、ガイド情報をドライバーに提供することができる。従って、ドライバーが道路標識等の各々についてどの程度遭遇した経験があるか、という状況に合わせて、ドライバーにとって有益な情報を適切な態様で提供することが可能である情報提示制御装置を提供することができる。
図8、図9A及び図9Bを参照しつつ、本発明の実施例3に係る情報提示制御装置50を含む提示制御システム100の構成について説明する。図8に示すように、提示制御システム100は、情報提示制御装置50及び情報処理装置としての情報提示制御サーバ60を含んでいる。情報提示制御装置50は、車両Mに搭載されている。
情報提示制御装置50と情報提示制御装置50の外部装置である情報提示制御サーバ60とは、ネットワーク(通信路)を介して相互にデータの送受信(通信接続)が可能である。例えば、当該送受信には、TCP/IP等の通信プロトコルが用いられる。また、当該ネットワークは、移動体通信網、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信及び有線通信を含むインターネット通信により構築され得る。
情報提示制御サーバ60は、複数の車両Mに搭載された複数の情報提示制御装置50の各々との間で相互にデータの送受信が可能である。
図9Aは、情報提示制御装置50の構成を示している。図9Aに示すように、情報提示制御装置50は、実施例2の情報提示制御装置40と比較して、通信部51を有している点及び提示制御部13Cを有している点において異なり、その余の点においては同様に構成されている。
通信部51は、提示制御部13Cの指示に従って外部とのデータの送受信を行うためのNIC(Network Interface Card)等のネットワークアダプタである。例えば、通信部51は、車両Mに搭乗しているドライバーの識別情報を送信する。また、通信部51は、車両Mの走行中に道路標識等が検出されると、当該道路標識等に関する情報である標識検出情報を送信する。当該標識検出情報には、検出された道路標識等の名称及び表示内容等の詳細又は当該検出された道路標識等の種別が含まれる。
例えば、当該道路標識等に関する情報は、TCP/IP等の通信プロトコルを使用して情報提示制御サーバ60に宛てて送信される。また、また、通信部51は、道路標識等に関する情報を含むガイド情報の車両Mのドライバーへの提示に関する情報を受信する。
提示制御部13Cは、当該提示に関する情報を受信すると、当該情報に含まれる指示の内容に従って、表示部15又は音声出力部16を制御してガイド情報をドライバーに提供させる。
図9Bは、情報提示制御サーバ60の構成を示している。サーバ通信部61は、NIC等のネットワークアダプタであり、1又は複数の車両Mとの間でデータの送受信を行う。サーバ通信部61は、車両Mに搭乗しているドライバーの識別情報及び車両Mの走行中に検出された道路標識等に関する標識検出情報を受信する。
サーバ記憶部62は、ハードディスク、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置である。サーバ記憶部62は、オペレーティングシステム及びサーバ用のソフトウェア等の各種プログラムを記憶する。
また、サーバ記憶部62は、ドライバー履歴データベース(ドライバー履歴DB)62Aを記憶する。ドライバー履歴DB62Aには、各々のドライバーが1又は複数の車両Mに搭乗した際に道路標識等に遭遇した履歴を示す情報であるドライバー履歴情報が保存されている。例えば、ドライバー履歴情報には、道路標識等の種別毎の検出数の集計結果が含まれる。
サーバ制御部63は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM等により構成され、コンピュータとして機能する。サーバ制御部63は、サーバ記憶部62に記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現する。サーバ制御部63は、サーバ提示制御部63Aを含んでいる。
サーバ提示制御部63Aは、ドライバー履歴DB62Aに保存されているドライバー履歴情報に基づいて、ガイド情報の提示又は報知に関する制御を行う。例えば、サーバ提示制御部63Aは、ドライバーの識別情報及び検出された道路標識等の標識検出情報をサーバ通信部61から取得して、ドライバー履歴情報に加えることで、検出数の集計を行う。例えば、当該検出数は、道路標識等の種別毎に集計される。サーバ提示制御部63Aは、道路標識等の検出数を種別毎に集計する集計部として機能する。
また、サーバ提示制御部63Aは、標識検出情報をサーバ通信部61から取得すると、当該標識検出情報に対応するドライバー履歴情報に含まれる検出数の集計結果から遭遇頻度を算出し、当該遭遇頻度に基づいて、当該検出された道路標識等に対応するガイド情報を提示すべきか否かを判定する。サーバ提示制御部63Aは、当該判定の結果を含むデータをサーバ通信部61から情報提示制御装置50に送信させる。
図10は、ドライバー履歴情報としてドライバー履歴DB62Aに保存されている標識検出データテーブルTB3の一例を示している。図10において、ドライバーAについて、異なる車両M1、M2及びM3に搭乗した際に検出された道路標識等の検出に関する情報が時系列で示されている。
図10に示すように、異なる車両に搭乗時であっても、同じ種別の道路標識等が検出されている。例えば、種別「道路工事中」の道路標識等は、車両M2に搭乗中に検出され、その後、車両M3に搭乗中に検出されている。
また、実施例1及び実施例2の場合と同様に、名称が同じであり道路標識等に表示された数字等が異なるものは同じ種別として取り扱われても良い。例えば、図10において、「最高速度60km」及び「最高速度80km」の道路標識等について、同じ種別「最高速度」として記載されている。
図10に示したドライバー履歴情報に基づいて、サーバ提示制御部63Aは、道路標識等の検出数を集計し、ドライバーAが道路標識等に遭遇した遭遇頻度を算出し、遭遇頻度に基づいて、ガイド情報の提示態様を判定する。遭遇頻度は、例えば、実施例2において図6Bに示した場合と同様に、第1所定値以上である場合に「3(高)」、第1所定値未満でかつ第2所定値以上である場合に「2(中)」、第2所定値未満である場合に「1(低)」のように算出され得る。
例えば、提示態様は、実施例2において図6Cに示した場合と同様に、遭遇頻度が「3(高)」である場合にガイド情報を提示すべきでないと判定され得る。また、遭遇頻度が「2(中)」である場合には目立たない提示態様である通常提示、遭遇頻度が「1(低)」である場合には目立つ提示態様である強調提示によってガイド情報を提示すべきであると判定され得る。
[提示制御ルーチンRT3]
図11を参照しつつ、提示制御システム100において実行される提示制御ルーチンRT3について説明する。図11における破線は、データの送受信の様子を模式的に示すものである。また、図11において、情報提示制御装置50によって実行されるルーチンをルーチンRT3A、情報提示制御サーバ60によって実行されるルーチンをルーチンRT3Bとして示す。
情報提示制御装置50の提示制御部13Cは、車両Mのエンジンの始動によってルーチンRT3Aを開始する。なお、提示制御部13Cは、車両MのACC電源がオンになるとルーチンRT3Aを開始しても良い。
提示制御部13Cは、ルーチンRT3Aを開始すると、車両Mのドライバー識別情報をドライバー識別情報取得部25から取得し、通信部51を制御して情報提示制御サーバ60に送信させる(ステップS51A)。ステップS51Aにおいて、ドライバー識別情報は、情報提示制御装置50の装置IDと共に通信部51によって送信される。ステップS51Aにおいて、通信部51は送信部として機能する。
例えば、提示制御部13Cは、ステップS51Aにおいて、ドライバーが携帯する端末に固有の識別番号をドライバー識別情報取得部25から取得し、情報提示制御装置50の装置IDと共に送信する。
例えば、ステップS51Aにおいて、ドライバー識別情報取得部25は、指紋認証又は虹彩認証等の生体認証によってドライバーの識別情報を取得しても良い。また、ドライバー識別情報取得部25は、当該生体認証の情報に加えて、ドライバーからのパスワードの入力情報を取得して提示制御部13Cに提供しても良い。
例えば、当該装置IDは、情報提示制御装置50と情報提示制御サーバ60との間で使用されている通信プロトコルにおける識別子である。また、ステップ51Aにおいて送信される情報には、車両Mの識別情報である車両IDが含まれていても良い。
情報提示制御サーバ60のサーバ提示制御部63Aは、情報提示制御サーバ60が起動されると、ルーチンRT3Bを開始する。サーバ提示制御部63Aは、ルーチンRT3Bを開始すると、ドライバー識別情報の受信を待機する(ステップS51B)。
サーバ提示制御部63Aは、ステップS51Bの実行後、ドライバー識別情報を受信したか否かを判定する(ステップS52B)。サーバ提示制御部63Aは、ステップS52Bにおいて、ドライバー識別情報及び情報提示制御装置50の装置IDを含む情報がサーバ通信部61によって受信されたか否かを判定する。ステップS52Bにおいて、サーバ通信部61は受信部として機能する。
サーバ提示制御部63Aは、ドライバー識別情報を受信していないと判定する(ステップS52B:NO)と、当該受信を一定時間待機し、再度ステップS52Bを実行する。
サーバ提示制御部63Aは、ドライバー識別情報を受信したと判定する(ステップS52B:YES)と、当該ドライバー識別情報がサーバ記憶部62のドライバー履歴DB62Aに既に登録されているか否かを判定する(ステップS53B)。ステップS53Bにおける判定は、標識検出データテーブルTB3にステップS52Bにおいて受信されたドライバー識別情報が記載されているか否かによってなされる。
サーバ提示制御部63Aは、ステップS53Bにおいて、ドライバー識別情報が登録されていないと判定する(ステップS53B:NO)と、ステップS52Bにおいて受信されたドライバー識別情報を新たに登録する(ステップS54B)。ステップS54Bにおける登録は、受信されたドライバー識別情報を標識検出データテーブルTB3に新たに記載して保存する処理によってなされる。
提示制御部13Cは、ステップS51Aの実行後、周辺撮影部21に、当該車両周辺の撮影を開始させて車両周辺の画像の取得を開始する(ステップS52A)。提示制御部13Cは、ステップS52Aの実行後、道路標識等を検出したか否かを判定する(ステップS53A)。提示制御部13Cは、ステップS53Aにおいて、道路標識等を検出していないと判定する(ステップS53A:NO)と、ステップS53Aを再度実行し、道路標識等を検出したか否かを再度判定する。
提示制御部13Cは、ステップS53Aにおいて、道路標識等を検出したと判定する(ステップS53A:YES)と、当該検出された道路標識等の標識検出情報を情報提示制御サーバ60に送信する(ステップS54A)。
サーバ提示制御部63Aは、ステップS53Bにおいて、ドライバー識別情報が登録されていると判定した場合(ステップS53B:YES)か又はステップS54Bの実行後、標識検出情報を待機する(ステップS55B)。その後、サーバ提示制御部63Aは、標識検出情報を受信したか否かを判定する(S56B)。
サーバ提示制御部63Aは、ステップS56Bにおいて、標識検出情報を受信していないと判定する(ステップS56B:NO)と、ステップS56Bを繰り返す。サーバ提示制御部63Aは、ステップS56Bにおいて、標識検出情報を受信したと判定する(ステップS56B:YES)と、ガイド情報を提示すべきか否かを判定する(ステップS57B)。
ステップS57Bにおいて、ドライバー履歴DB62Aに保存されているドライバー履歴情報から、実施例2と同様の、遭遇頻度の算出(図6B)及び遭遇頻度に基づく提示態様の判定(図6C)が行われる。例えば、サーバ提示制御部63Aは、ステップS57Bにおいて、遭遇頻度が第1の所定の値(第1所定値)以上である場合に、ガイド情報を提示すべきでないと判定し、遭遇頻度が第1所定値未満である場合に、ガイド情報を提示すべきであると判定する。
また、サーバ提示制御部63Aは、ステップS57Bにおいて、ドライバー履歴情報が一定数以上蓄積されていない場合に、ガイド情報を提示すべきであると判定しても良い。
サーバ提示制御部63Aは、ステップS57Bにおいて、ガイド情報を提示すべきであると判定する(ステップS57B:YES)と、ガイド情報の出力を要求する情報を含む情報であるガイド情報出力要求(提示要求)を情報提示制御装置50に送信する(ステップS58B)。例えば、ステップS58Bにおいて、サーバ提示制御部63Aは、ガイド情報の出力を要求する情報及びガイド情報の提示態様を示す情報を含む情報を生成してサーバ通信部61から送信させる。ステップS58Bにおいて、サーバ通信部61は送信部として機能する。
提示制御部13Cは、ステップS54Aの実行後、ガイド情報出力要求を受信したか否かを判定する(ステップS55A)。ステップS55Aにおいて、提示制御部13Cは、通信部51がガイド情報出力要求を受信したか否かを判定する。ステップS55Aにおいて、通信部51は、受信部として機能する。例えば、ステップS55Aにおいて、提示制御部13Cは、ガイド情報出力要求を受信したか否かの判定を所定の時間繰り返す。
提示制御部13Cは、ステップS55Aにおいて、ガイド情報出力要求を受信したと判定する(ステップS55A:YES)と、ガイド情報を提示する(ステップS56A)。例えば、提示制御部13Cは、ステップS56Aにおいて、表示部15の表示画面にガイド情報を所定の時間表示させる。また、ステップ56Aにおける提示の態様は、ガイド情報出力要求に含まれる指示に従って、目立たない通常提示の態様又は目立つ強調提示の態様によって行われても良い。また、例えば、提示制御部13Cは、ステップS56Aにおいて、音声出力部16にガイド情報を読み上げた音声を出力させても良い。
提示制御部13Cは、ステップS56Aの実行後、ガイド情報の提示を終了する(ステップS57A)。提示制御部13Cは、ステップS57Aの実行後又はステップS55Aにおいてガイド情報出力要求を受信していないと判定した場合(ステップS55A:NO)に、車両MのエンジンがONになっているか否かを判定する(ステップS58A)。
提示制御部13Cは、ステップS58Aにおいて、エンジンがONになっていると判定する(ステップS58A:YES)と、ステップS53Aに戻り、道路標識等を検出したか否かを再度判定する。
提示制御部13Cは、ステップS58Aにおいて、エンジンがONになっていないと判定する(ステップS58A:NO)と、車両Mの走行が終了したことを示す走行終了情報を情報提示制御サーバ60に送信する(ステップS59A)。提示制御部13Cは、ステップS59Aの実行後、ルーチンRT3Aを終了する。
サーバ提示制御部63Aは、ステップS58Bの実行後、車両Mの走行終了情報を受信したか否かを判定する(ステップS59B)。サーバ提示制御部63Aは、ステップS59Bにおいて、走行終了情報を受信していないと判定する(ステップS59B:NO)と、ステップS55Bに戻り、標識検出情報を再び待機する。サーバ提示制御部63Aは、ステップS59Bにおいて、走行終了情報を受信したと判定する(ステップS
59B:YES)と、ルーチンRT3Bを終了する。
なお、本実施例において、情報提示制御サーバ60においてガイド情報を提示すべきか否かの判定が行われる場合について説明したが、この限りではない。当該判定は、情報提示制御装置50の提示制御部13Cによって行われても良い。例えば、情報提示制御サーバ60のサーバ提示制御部63Aは、ガイド情報出力要求に代えて、対応する道路標識等の検出数又は遭遇頻度を含む情報を情報提示制御装置50に送信しても良い。
この場合、情報提示制御装置50の提示制御部13Cは、検出数を集計しても良く、当該検出数又は遭遇頻度に基づいて、ガイド情報を提示すべきか否かの判定及び提示態様の判定を行っても良い。ドライバー履歴DB62Aに、複数の車両に関するドライバー毎の検出数が集計されて、サーバ提示制御部63A又は提示制御部13Cによって遭遇頻度が算出可能であれば良い。
以上、詳細に説明したように、実施例3の提示制御システム100によれば、異なる車両に搭乗して走行するドライバーが過去に遭遇した遭遇頻度を、情報提示制御サーバ60において、車両の違いに関わらず道路標識等の種別毎に集計することができる。そして、ドライバー毎に異なる遭遇頻度に基づいた態様でガイド情報をドライバーに提示することができる。
従って、例えばカーシェアリング又はレンタカー等の貸出車両を利用することで一人のドライバーが複数の車両に搭乗する機会があり、常に同じ車両に搭乗するとは限らない場合であっても、ドライバーが道路標識等に遭遇した遭遇頻度を各々のドライバー毎に集計することができ、ドライバー毎の遭遇頻度に基づいてガイド情報を提示することができる。
従って、ドライバーにとって有益な情報をドライバーにとって適切な態様で提供することが可能である情報提示制御装置及び情報提示制御サーバを提供することができる。
実施例4に係る情報提示制御装置70について、添付図面を参照しつつ以下に説明する。図12は、情報提示制御装置70の構成を示している。情報提示制御装置70は、実施例2に係る情報提示制御装置40と同様に構成されており、提示制御部13Aと異なる制御が可能である提示制御部13Dを有している点において異なる。
情報提示制御装置70は、運転のモードに関して、自動運転と手動運転との間で切替が可能である車両に搭載されている。本明細書において、自動運転とは、人間が関与する必要の無い運転のモードを表わす。また、本明細書において、手動運転は、人間が関与する必要のある運転(非自動運転)のモードを表わし、一部手動運転を含む。一部手動運転とは、操作又は周囲の確認の少なくとも一部を人間が行う必要があり、何らかの人間の関与が必要である運転モードを表わす。
また、本明細書において自動運転と手動運転との間で切替が可能である車両とは、自動運転のモードでの走行が可能であり、周囲の道路状況若しくは天候等の環境の条件が悪い場合又は運転者の意思によって自動運転が解除された場合に、手動運転のモードで走行が可能である車両を指す。例えば、SAE J3016の規格におけるレベル3以上の運転が可能である車両がこれに該当する。
提示制御部13Dは、車両の運転モードが自動運転であるか否かに基づいて、道路標識等に関する情報を含むガイド情報の提示に関する制御を行う。具体的には、提示制御部13Dは、自動運転モードでの運転中(自動運転中)には、交通規則の解説、交通規則に違反した場合の罰則又はより多くの種別の道路標識等に関する情報を含むなど、より多くの情報を含む詳細な内容を示す態様でガイド情報を提示させる。
手動運転モードでの運転中(手動運転中)には、提示制御部13Dは、道路標識等の名称のみ等のより少ない情報を含む簡易的なガイド情報を提示させる。当該自動運転であるか否かの判別は、例えば車両から情報を取得して行う。
例えば、道路標識等の種別のうち、どの種別に対応するガイド情報を提示するかについて、所定の基準を設けて選択され得る。例えば、提示制御部13Dは、車両が自動運転中でない場合(非自動運転)には、第1の基準を満たす種別の道路標識等に関する非自動運転用のガイド情報を提示させる。また、例えば、提示制御部13Dは、車両が自動運転中である場合には、第1の基準よりも満たしやすい基準である第2の基準を満たす種別の標識又は標示について自動運転用のガイド情報を提示させても良い。
例えば、当該所定の基準として、実施例1〜3の場合と同様の道路標識等に対する搭乗者の関心度又は搭乗者が道路標識等に遭遇した頻度を用いることができる。例えば、関心度が所定値よりも高い種別の道路標識等、又は遭遇頻度が所定値よりも低い種別の道路標識等に対応するガイド情報を表示することとしても良い。そして、自動運転中には当該所定値を低く設定し、手動運転中には当該所定値を高く設定することで、自動運転中にはより多くの情報を含むガイド情報を提示し、手動運転中にはより少ない情報を含むガイド情報を提示することができる。
なお、提示制御部13Dの機能は、実施例1における情報提示制御装置10(図1)、実施例2における情報提示制御装置40(図5)又は実施例3における提示制御システム100(図8、図9A)においても実現することができる。
従って、情報提示制御装置70において、ドライバーを含む搭乗者に必要とされている度合いである必要度を示す指標として、ドライバーの道路標識等に対する関心度又は道路標識等に遭遇した頻度である遭遇頻度を採用し、関心度又は遭遇頻度に基づいた態様で、ガイド情報をドライバーに提示させても良い。
図13Aは、実施例4において自動運転中に表示部15の表示画面30に表示される、ガイド情報を含む表示画面の一例を示している。図13Aにおいて、車両の前方の画像31が表示されている。車両の前方の画像31には、最高速度を示す道路標識31Aが含まれている。車両の前方の画像31の下方には、道路標識31Aに対応するガイド情報35が表示されている。
ガイド情報35には、道路標識31Aを示す画像35A及び道路標識31Aの詳細な内容を示す文字35Bが含まれている。文字35Bは、道路標識31Aの名称だけでなく、道路標識31Aが表示する意味も示している。なお、当該ガイド情報35と併せて、地図情報等のナビゲーション情報の領域33が表示画面30の一部の領域に表示されていても良い。
図13Bは、実施例4において自動運転中に表示部15の表示画面30に表示される、ガイド情報を含む表示画面の他の一例を示している。図13Bにおいて、車両の前方の画像36が表示されている。車両の前方の画像36には、一時停止を示す道路標識36Aが含まれている。車両の前方の画像36の下方には、道路標識36Aに対応するガイド情報37が表示されている。
ガイド情報37には、道路標識36Aを示す画像37A及び道路標識36Aの詳細な内容を示す文字37Bが含まれている。文字37Bは、道路標識36Aの名称だけでなく、表示する意味及び罰則を含む詳細な内容を示している。
また、図13Bにおけるガイド情報37が提示される際に、文字37Bを読み上げた音声が音声出力部16から出力されても良い。例えば、音声「一時停止標識です。徐行でも違反になります。違反点数は2点、普通車の反則金は7千円です」という音声を伴って、ガイド情報37Aが表示画面30に表示される。
図13Bに例示したような詳細な情報は、ドライバーの学習のために用いられても良い。なお、当該ガイド情報と併せて、地図情報等のナビゲーション情報の領域38が表示画面30の一部の領域に表示されていても良い。
図13Cは、実施例4において自動運転中に表示部15の表示画面30に表示される、クイズモードの表示画面の他の一例を示している。クイズモードは、例えば、ドライバーの学習結果又は理解度の確認に使用される。図13Cにおいて、道路標識の画像及び当該道路標識の正しい意味を選択させる問題が表示されている。例えば、ドライバーは、運転に関与する必要の無い自動運転中に道路標識等に関する学習をしておくことができ、手動運転に切り替わった際に道路標識の認識に役立てることができる。
[提示制御ルーチンRT4]
図14を参照しつつ、実施例4において実行されるルーチンの一例として、提示制御部13Dによって実行される提示制御ルーチンRT4について説明する。提示制御部13Dは、実施例4の情報提示制御装置が搭載されている車両のエンジンの始動によって提示制御ルーチンRT4を開始する。なお、提示制御部13Dは、当該車両のACC電源がオンになると提示制御ルーチンRT4を開始しても良い。
提示制御部13Dは、提示制御ルーチンRT4を開始すると、当該車両のドライバーを含む搭乗者の認証を実行する(ステップS61)。提示制御部13Dは、ステップS61において、搭乗者の識別情報をドライバー識別情報取得部25から取得して認証を行う。
例えば、提示制御部13Dは、ステップS61において、当該ドライバーが携帯する端末の識別番号又は当該ドライバーの生体情報を取得して、記憶部11に記憶されて予め登録されている識別情報と照合して当該ドライバーを認証する。ドライバーの識別情報が記憶部11に記憶されていない場合には、ステップS61において取得された識別情報が記憶部11に記憶されて新たに登録される。
提示制御部13Dは、ステップS61の実行後、周辺撮影部21に、当該車両周辺の撮影を開始させて車両周辺の画像の取得を開始する(ステップS62)。提示制御部13Dは、ステップS62の実行後、道路標識等を検出したか否かを判定する(ステップS63)。提示制御部13Dは、ステップS63において、道路標識等を検出していないと判定する(ステップS63:NO)と、ステップS63を再度実行し、道路標識等を検出したか否かを再度判定する。
提示制御部13Dは、ステップS63において、道路標識等を検出したと判定する(ステップS63:YES)と、当該車両の運転モードが自動運転モードであるか否かを判定する(ステップS64)。
提示制御部13Dは、ステップS64において、自動運転モードではないと判定する(ステップS64:NO)と、詳細の情報を含まない簡易的な態様でガイド情報を表示させる(非自動運転ガイド情報提示モード)制御を行う(ステップS65)。提示制御部13Dは、ステップS65において、例えば実施例1において図2Aに示したような簡易的な態様でガイド情報の表示を一定時間行う。
提示制御部13Dは、ステップS64において、自動運転モードであると判定する(ステップS64:YES)と、多くの情報を含む詳細なガイド情報を提示させる(自動運転ガイド情報提示モード)制御を行う(ステップS66)。提示制御部13Dは、ステップS66において、例えば図13Aに示したような詳細なガイド情報又は図13Bに示したような音声を伴う詳細なガイド情報を一定時間提示させる。また、提示制御部13Dは、ステップS66において、例えば13Cに示したようなクイズモードを含む詳細なガイド情報を一定時間提示させる。
なお、ステップS65及びステップS66における提示制御において、提示制御部13Dは、関心度又は遭遇頻度に基づいて、ガイド情報の提示態様の制御をさらに行っても良い。例えば、関心度が低い場合又は遭遇頻度が高い場合に、ガイド情報の提示を行わないと判定しても良い。
提示制御部13Dは、ステップS65又はステップS66の実行後、ガイド情報の提示に関する履歴を保存する(ステップS67)。ステップS67において、提示制御部13Dは、新たに検出された道路標識等の検出された日時等を含む標識検出情報を記憶部11に記憶させる。また、ステップS67において、提示制御部13Dは、提示されたガイド情報に関して、内容が詳細であったか否か、又はドライバーの理解度等の情報を記憶部11に記憶させても良い。
提示制御部13Dは、ステップS67の実行後、当該車両のエンジンがONになっているか否かを判定する(ステップS68)。提示制御部13Dは、ステップS68において、エンジンがONになっていると判定する(ステップS68:YES)と、ステップS63に戻り、道路標識等を検出したか否かを再び判定する。
提示制御部13Dは、ステップS68において、エンジンがONになっていないと判定する(ステップS68:NO)と、周辺撮影部21に、当該車両周辺の撮影を終了させて提示制御ルーチンRT4を終了する。
以上、詳細に説明したように、自動運転と自動でない運転との間で運転モードの切替が可能である車両に搭載された、本発明の実施例4に係る情報提示制御装置又は情報提示制御システムによれば、ドライバーが運転に関与する必要の無い自動運転モードの際に、道路標識等に関してより多くの情報を含む詳細な情報をドライバーに提供することができる。
道路標識等が示す内容及び関連する規則や罰則等について、確認又は学習する機会をドライバーに提供することが可能であり、ドライバーが自動運転モードを使用していても、道路標識等に関する知識を維持することを可能にする。
従って、実施例4の情報提示制御装置又は情報提示制御システムによれば、自動運転モードであるか否かという状況に合わせて、道路標識等に関する情報を適切な分量及び態様で提示することが可能であり、搭乗者にとって有益な情報をもたらすことが可能である。
10、40、50、70 情報提示制御装置
11 記憶部
13 制御部
13A 提示制御部
15 表示部
16 音声出力部
17 走行情報取得部
19 操作入力部
21 周辺撮影部
23 車室内モニタ部
25 ドライバー認識情報取得部
51 通信部
60 情報提示制御サーバ
61 サーバ通信部
62 サーバ記憶部
62A ドライバー履歴DB
63 サーバ制御部
63A サーバ提示制御部

Claims (15)

  1. 移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と、
    前記移動体の1の搭乗者に関する情報及び前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を外部装置に送信する送信部と、
    前記第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報を、前記標識又は標示の検出数が前記1の搭乗者に対応付けて種別ごとに集計された結果に基づいた態様で提示させる提示制御部と、
    を備えることを特徴とする情報提示制御装置。
  2. 前記外部装置が、前記集計の結果に基づいて、前記1の搭乗者が前記第1の標識又は標示と同じ種別の標識又は表示に遭遇した頻度である遭遇頻度が所定値未満であると判定した場合に出力する提示要求を、前記外部装置から受信する受信部を備え、
    前記提示制御部は、前記提示要求に応じて前記ガイド情報を提示させることを特徴とする請求項1に記載の情報提示制御装置。
  3. 前記提示制御部は、所定の期間内に前記検出部により検出された標識又は標示の検出数が集計された結果に基づいて前記ガイド情報を提示させることを特徴とする請求項1又は2項に記載の情報提示制御装置。
  4. 前記遭遇頻度は、所定の期間当たりの前記標識又は標示の種別ごとの検出数に基づいて算出されることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報提示制御装置。
  5. 前記遭遇頻度は、前記移動体が走行した距離である走行距離当たりの前記集計された結果であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報提示制御装置。
  6. 前記遭遇頻度は、前記移動体が走行した時間である走行時間当たりの前記集計された結果であることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の情報提示制御装置。
  7. 前記遭遇頻度は、前記検出部による前記標識又は標示の検出総数に占める前記種別ごとの検出数の割合であることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の情報提示制御装置。
  8. 貸出車両に搭載されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報提示制御装置。
  9. 情報提示制御装置によって、道路標識または道路標示を含む標識又は標示に関する情報を含むガイド情報を提示させる方法であって、
    検出部が、移動体の周辺に存在する前記標識又は標示を検出する検出ステップと、
    送信部が、前記移動体の1の搭乗者に関する情報及び前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を外部装置に送信する送信ステップと、
    提示制御部が、前記第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報を、前記標識又は標示の検出数が前記1の搭乗者に対応付けて種別ごとに集計された結果に基づいた態様で提示させる提示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする情報提示制御方法。
  10. コンピュータを備える情報提示制御装置によって実行される情報提示制御プログラムであって、
    移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と、
    前記移動体の1の搭乗者に関する情報及び前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を外部装置に送信する送信部と、
    前記第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報を、前記標識又は標示の検出数が前記1の搭乗者に対応付けて種別ごとに集計された結果に基づいた態様で提示させる提示制御部、
    として、前記コンピュータを機能させることを特徴とする情報提示制御プログラム。
  11. 移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報の、前記移動体の1の搭乗者への提示に関する制御を行う提示制御部とを有する情報提示制御装置と通信接続された情報処理装置であって、
    前記1の搭乗者に関する情報および前記第1の標識又は標示に関する情報を、前記情報提示制御装置から受信する受信部と、
    前記受信部が受信した情報に基づき、前記1の搭乗者に対応付けて前記標識又は標示の数を種別ごとに集計する集計部と、
    前記集計部による集計の結果に基づき、前記1の搭乗者が前記第1の標識又は標示に遭遇した頻度である遭遇頻度に関する情報を前記情報提示制御装置に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記送信部は、前記集計の結果に基づき、前記第1の標識又は標示と同じ種別の前記標識又は標示に対する前記1の搭乗者の遭遇頻度が所定値未満であると判定する際に、前記ガイド情報を提示させるための提示要求を出力することを特徴とする請求項11に記載の情報提示制御装置。
  13. 前記集計された結果は、所定の期間内に前記受信部が受信した前記標識又は標示に関する情報に基づくことを特徴とする請求項11又は12に記載の情報提示制御装置。
  14. 移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報の、前記移動体の1の搭乗者への提示に関する制御を行う提示制御部とを有する情報提示制御装置と通信接続された情報処理装置によって、前記ガイド情報を提示させるための情報処理方法であって、
    受信部が、前記1の搭乗者に関する情報および前記第1の標識又は標示に関する情報を、前記情報提示制御装置から受信する受信ステップと、
    集計部が、前記受信部が受信した情報に基づき、前記1の搭乗者に対応付けて前記標識又は標示の数を種別ごとに集計する集計ステップと、
    送信部が、前記集計部による集計の結果に基づき、前記1の搭乗者が前記第1の標識又は標示に遭遇した頻度である遭遇頻度に関する情報を前記情報提示制御装置に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. 移動体の周辺に存在する、道路標識または道路標示を含む標識又は標示を検出する検出部と前記検出部により検出された第1の標識又は標示に関する情報を含むガイド情報の、前記移動体の1の搭乗者への提示に関する制御を行う提示制御部とを有する情報提示制御装置と通信接続された情報処理装置によって実行される情報処理プログラムであって、
    前記情報処理装置が備えるコンピュータを、
    前記1の搭乗者に関する情報および前記第1の標識又は標示に関する情報を、前記情報提示制御装置から受信する受信部と、
    前記受信部が受信した情報に基づき、前記1の搭乗者に対応付けて前記標識又は標示の数を種別ごとに集計する集計部と、
    前記集計部による集計の結果に基づき、前記1の搭乗者が前記第1の標識又は標示に遭遇した頻度である遭遇頻度に関する情報を前記情報提示制御装置に送信する送信部、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。

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WO2022255409A1 (ja) * 2021-06-02 2022-12-08 株式会社デンソー 車両用表示システム、車両用表示方法、及び車両用表示プログラム

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