JP2019101364A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着ベルトの軸方向端部が過剰に昇温することを抑制することのできる定着装置を提供する。【解決手段】定着装置7は、軸周りに回転しながらシートS上のトナー像を加熱する定着ベルト21と、軸周りに回転しながら加圧領域Nを通過するシートS上のトナーを加圧する加圧ローラー22と、磁力線を発生させて定着ベルト21を誘導加熱する電磁誘導加熱器23と、磁性材料で定着ベルト21よりも軸方向に短く形成され、定着ベルト21の内周面に接触し、且つ漏洩磁束を吸収して定着ベルト21の加熱を補助するベルトガイド25と、非磁性材料で形成され、ベルトガイド25の軸方向外端部に重なる位置から定着ベルト21の軸方向外端までの範囲の少なくとも一部において定着ベルト21の径方向内側に配置され、定着ベルト21を透過した漏洩磁束を打ち消す磁束を発生させる昇温抑制部材26と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、媒体にトナー像を定着させる定着装置および画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の定着装置は、定着部材(ローラーやベルト)に対向して配置された磁界発生ユニットと、定着部材の端部に対向して設けられた磁束遮蔽部材と、を備えている。磁界発生ユニットは、定着部材の導電層を誘導加熱する。磁束遮蔽部材は、導電性を有すると共に、定着部材の端部に磁束を集中させる機能を有する。磁束遮蔽部材を設けることで、磁界発生ユニットのコイルの配置関係で定着部材の端部の発熱量が少なくなることが抑制されていた。
特開2006−243172号公報
上記のような定着装置では、定着部材の軸方向の寸法は、使用可能なシート状記録部材の最大幅よりも長く設定されている。定着装置による定着動作では、シート状記録部材が定着部材と加圧ローラーとの間を通過するときに定着部材の熱を奪うことになる。シート状記録部材が定着部材と軸方向中央合わせで搬送される場合、シート状記録部材が通過しない範囲となる定着部材の軸方向両端部が過剰に昇温することがあった。
本発明は、上記課題を解決するために、定着ベルトの軸方向端部が過剰に昇温することを抑制することのできる定着装置および画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、筒状に形成され、軸周りに回転しながら媒体上のトナー像を加熱する定着ベルトと、軸周りに回転しながら前記定着ベルトとの間に加圧領域を形成し、前記加圧領域を通過する前記媒体上のトナーを加圧する加圧部材と、前記定着ベルトの径方向外側に設けられ、磁力線を発生させて前記定着ベルトを誘導加熱する電磁誘導加熱器と、磁性材料で前記定着ベルトよりも軸方向に短く形成され、前記定着ベルトの内周面に接触して前記定着ベルトを支持し、且つ前記定着ベルトを透過した漏洩磁束を吸収して前記定着ベルトの加熱を補助するベルトガイドと、非磁性材料で形成され、前記ベルトガイドの軸方向外端部に重なる位置から前記定着ベルトの軸方向外端までの範囲の少なくとも一部において前記定着ベルトの径方向内側に配置され、前記定着ベルトを透過した漏洩磁束を打ち消す磁束を発生させる昇温抑制部材と、を備えている。
この場合、前記昇温抑制部材は、前記定着ベルトの内周面との間に隙間を挟んで配置されていることが好ましい。
この場合、前記ベルトガイドの軸方向外端から前記定着ベルトの軸方向外端までの範囲は、前記加圧領域を通過可能な前記媒体の最大幅よりも軸方向外側に設定されていることが好ましい。
この場合、前記定着ベルトは、ニッケル製の基材と、前記基材上に積層された銅製の第1層と、前記第1層上に積層されたニッケル製の第2層と、を含んでいることが好ましい。
また、上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載の定着装置を備えている。
本発明によれば、定着ベルトの軸方向端部が過剰に昇温することを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンターを示す概略図(正面図)である。 本発明の一実施形態に係る定着装置を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置を構成する部品を模式的に示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の定着ベルトの断面図である。 図2のV−V断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の定着ベルトの温度と軸方向位置との関係を説明する説明図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、各図に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。また、各図面は各構成の特徴を若干強調して示したものであって、必ずしも正確な寸法を示しているわけではない。
[プリンターの全体構成]
図1を参照して、画像形成装置の一例としてのプリンター1について説明する。図1はプリンター1を示す概略図(正面図)である。
プリンター1は、略直方体状の外観を構成する装置本体2を備えている。装置本体2の下部には、例えば、普通紙等のシートS(媒体)を収容する給紙カセット3が設けられている。装置本体2の上面には、排紙トレイ4が設けられている。なお、シートSは、紙製に限らず、樹脂製等であってもよい。
また、プリンター1は、給紙装置5と、作像装置6と、定着装置7と、を備えている。給紙装置5は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで延びた搬送路8の上流端部に設けられている。作像装置6は搬送路8の中間部に設けられ、定着装置7は搬送路8の下流側に設けられている。
作像装置6は、トナーコンテナ10と、ドラムユニット11と、光走査装置12と、を含んでいる。トナーコンテナ10は、例えば、黒色のトナー(現像剤)を収容している。ドラムユニット11は、感光体ドラム13と、帯電装置14と、現像装置15と、転写ローラー16と、を含んでいる。転写ローラー16は、下側から感光体ドラム13に接触して転写ニップを形成している。なお、トナーは、トナーとキャリアとを混合した二成分現像剤であってもよいし、磁性トナーから成る一成分現像剤であってもよい。
プリンター1の制御装置(図示せず)は各装置を適宜制御し、以下のように画像形成処理を実行する。帯電装置14は、感光体ドラム13の表面を帯電させる。感光体ドラム13は、光走査装置12から出射された走査光を受け、静電潜像を担持する。現像装置15は、トナーコンテナ10から供給されたトナーを用いて感光体ドラム13上の静電潜像をトナー像に現像する。シートSは給紙装置5によって給紙カセット3から搬送路8に送り出され、感光体ドラム13上のトナー像は転写ニップを通過するシートSに転写される。定着装置7は、トナー像をシートSに定着させる。その後、シートSは、排紙トレイ4に排出される。
[定着装置]
次に、図2ないし図6を参照して、定着装置7について説明する。図2は定着装置7を模式的に示す断面図である。図3は定着装置7を構成する部品を模式的に示す平面図である。図4は定着ベルト21の断面図である。図5は、図2のV−V断面図である。図6は定着ベルト21の温度と軸方向位置との関係を説明する説明図である。
図2に示すように、定着装置7は、定着ベルト21と、加圧ローラー22と、電磁誘導加熱器23と、押圧部24と、ベルトガイド25と、一対の昇温抑制部材26と、を備えている。定着ベルト21および加圧ローラー22は、筐体20(図1参照)の内部に設けられている。電磁誘導加熱器23は、定着ベルト21の径方向外側に設けられている。押圧部24、ベルトガイド25および昇温抑制部材26は、定着ベルト21の径方向内側に設けられている。定着ベルト21、加圧ローラー22、電磁誘導加熱器23、押圧部24およびベルトガイド25は、互いに軸方向中央を合わせて(揃えて)配置されている。この定着装置7は、電磁誘導加熱器23によって定着ベルト21を誘導加熱するベルトIH(Induction Heating)方式を採用している。
<定着ベルト>
図2および図3に示すように、定着部材の一例としての定着ベルト21は、無端状のベルトであって、前後方向(軸方向)に長い略円筒状(直径約30mm)に形成されている。定着ベルト21の軸方向の寸法W1(例えば約370mm)は、画像形成に使用されるシートSの最大幅W0(例えば約330mm)よりも長く設定されている(図3参照)。定着ベルト21は、筐体20の内部上方に配置されている(図1参照)。定着ベルト21の軸方向両端部には、略円筒状の一対のキャップ(図示せず)が装着されている。なお、定着ベルト21の内部には、サーミスタやサーモスタット(いずれも図示せず)が設けられている。サーミスタは、定着ベルト21の内周面に接触しており、定着ベルト21の温度を検知する。サーモスタットは、後述するベルトガイド25の温度を非接触で検知する。
図4に示すように、定着ベルト21は、径方向内側から外側に向かって順に、基材21Aと、第1層21Bと、第2層21Cと、ゴム層21Dと、離型層21Eと、を積層することで形成されている。基材21Aは、厚み30μm程度のニッケル製の層である。第1層21Bは、基材21A上に積層された厚み12μm程度の銅製の層であり、第2層21Cは、第1層21B上に積層された厚み1μm程度のニッケル製の層である。基材21Aおよび第1層21Bは、電磁誘導加熱器23によって加熱される発熱層として機能する。第2層21Cは、第1層21Bの酸化を防止する機能と、ゴム層21Dの密着性を確保する機能とを有している。ゴム層21Dは、第2層21C上に積層された厚み300μm程度のシリコンゴム製の層である。離型層21Eは、ゴム層21D上に積層されたフッ素樹脂(PFA,PTFE等)製の層である。離型層21Eは、シートSの貼り付き等を抑制する機能を有している。また、基材21A(定着ベルト21)の内周面には、ポリイミド樹脂(PI)やフッ素樹脂(PTFE)製のコート層21Fが積層されている。コート層21Fは、後述する押圧パッド41(摺動シート42)との摩擦を低減する機能を有している。
<加圧ローラー>
図2および図3に示すように、加圧部材の一例としての加圧ローラー22は、前後方向(軸方向)に長い略円筒状(直径30〜35mm程度)に形成されている。加圧ローラー22の軸方向の寸法W2(例えば約342mm)は、シートSの最大幅W0よりも長く、且つ定着ベルト21の軸方向の寸法W1よりも短く設定されている。加圧ローラー22は、筐体20の内部下方に配置されている(図1参照)。加圧ローラー22は、ステンレス等の金属製の芯金22Aと、その外周面に積層されたシリコンゴム等の弾性層22Bと、を含んでいる(図2参照)。また、弾性層22B上には、フッ素樹脂(PFA,PTFE等)製の離型層(図示せず)が積層されている。芯金22Aの軸方向両端部は、筐体20に回転可能に支持されている。芯金22Aにはギア列等を介して駆動モーター(図示せず)が接続され、加圧ローラー22は駆動モーターによって回転駆動される。
また、定着装置7は、加圧ローラー22を昇降させて定着ベルト21に対する加圧ローラー22の接触圧を調整する圧力調整部(図示せず)を備えている。加圧ローラー22が定着ベルト21に押し付けられることで、定着ベルト21と加圧ローラー22との間に加圧領域Nが形成される。また、加圧領域Nとは、圧力が0PaであるシートSの搬送方向上流側の位置から最大圧力となる位置を経由して再び圧力が0PaとなるシートSの搬送方向下流側の位置までの領域を指している。
<電磁誘導加熱器>
図2に示すように、電磁誘導加熱器23は、定着ベルト21を挟んで加圧領域Nの反対側に設けられている。電磁誘導加熱器23は、ボビン部30と、コイル31と、2つのサイドコア32と、複数のアーチコア33と、センターコア34と、を含んでいる。
ボビン部30は、例えば、耐熱性を有する樹脂材料等で定着ベルト21を覆うような略半円筒状に形成されている。ボビン部30は、定着ベルト21の上部表面との間に隙間を挟んで設けられている。ボビン部30は、定着ベルト21との隙間を略一定に保つように筐体20に固定されている。
コイル31は、ボビン部30の上面に支持されている。図3に示すように、コイル31は、平面から見て、前後方向(軸方向)に長い略楕円を描くように形成されている。コイル31の長径の外寸(最大外径D1=約380mm)は、定着ベルト21の軸方向の寸法W1よりも長く設定されている。コイル31の長径の内寸(最大内径D2=約340mm)は、加圧ローラー22の軸方向の寸法W2と略同一に設定されている。なお、加圧ローラー22の軸方向の寸法W2は、コイル31の最大内径D2よりも長く設定されてもよい。
サイドコア32、アーチコア33およびセンターコア34は、例えば、フェライト等の強磁性体で形成されている。これらのコア32〜34は、コイル31から発生する磁束を通過させる磁路を形成する機能を有している。
図2および図3に示すように、2つのサイドコア32は、ボビン部30の左右両端部に設けられている。各サイドコア32は、前後方向(軸方向)に長い略棒状に形成されている。各サイドコア32の軸方向の寸法W3(約343mm)は、コイル31の最大内径D2と略同一に設定されている。なお、各サイドコア32の軸方向の寸法W3は、コイル31の最大内径D2よりも長く設定されてもよい。
複数のアーチコア33は、2つのサイドコア32から上方に向かって左右方向中央に湾曲した形状を有している。複数のアーチコア33は、コイル31を覆うような略円弧状に形成されている。複数のアーチコア33は、軸方向に間隔をあけて配置されている。アーチコア33の配置間隔は、軸方向中央付近よりも軸方向両側において狭く設定されている。軸方向両側において複数のアーチコア33を密に配置することで、定着ベルト21の軸方向両端部での温度低下を抑制することができる。軸方向一端のアーチコア33から軸方向他端のアーチコア33までの距離W4(約326mm)は、シートSの最大幅W0よりも僅かに短く設定されている。なお、軸方向両端のアーチコア33間の距離W4は、シートSに対する最大の画像幅よりも長く設定されていてもよい。
センターコア34は、略円形断面を有し、前後方向(軸方向)に長い棒状に形成されている。センターコア34は、正面から見て左右に対向したアーチコア33の間に配置され(図2参照)、平面から見てコイル31の内径領域に配置されている(図3参照)。センターコア34の軸方向の寸法W5(約326mm)は、軸方向両端のアーチコア33間の距離W4と略同一に設定されている。なお、センターコア34の軸方向両端部は、樹脂製の軸受け(図示せず)に支持されている。センターコア34の表面の一部には、銅板等の磁気遮蔽部材(図示せず)が貼付されている。センターコア34は、軸周りに回転することで磁気の遮蔽状態を変化させ、シートSが通過しない範囲となる定着ベルト21の軸方向両端部の温度上昇を抑制する。なお、軸方向両端のアーチコア33間の距離W4が、センターコア34の寸法W5よりも長く設定されてもよい。
なお、駆動モーターや電磁誘導加熱器23(コイル31)等は、各種の駆動回路(図示せず)を介して電源(図示せず)に電気的に接続されている。また、電源、駆動モーターおよびサーミスタ等は、各種の回路を介してプリンター1の制御装置に電気的に接続され、制御装置によって適宜制御されるようになっている。
<押圧部>
図2に示すように、押圧部24は、定着ベルト21の径方向内側に設けられている。押圧部24は、支持部材40と、押圧パッド41と、摺動シート42と、ハーネスホルダー43と、を含んでいる。
支持部材40は、例えば、鉄やステンレス等の金属材料によって前後方向(軸方向)に略角筒状に形成されている。支持部材40は定着ベルト21を軸方向に貫通し、支持部材40の軸方向両端部は定着ベルト21よりも外側に延びて筐体20に固定されている。支持部材40は、左右一対のキャップを介して定着ベルト21を軸周りに回転可能に支持している。
押圧パッド41は、支持部材40の下面に固定されている。押圧パッド41は、例えば、耐熱性を有する合成樹脂等によって前後方向に長い略厚板状に形成されている。押圧パッド41は、定着ベルト21を挟んで押し付けられる加圧ローラー22を受け止める機能を有している。
ところで、押圧パッド41が加圧ローラー22を受け止めた際、押圧パッド41が加圧ローラー22よりも短いと、押圧パッド41のエッジで定着ベルト21の内面を傷付けることになる。そこで、押圧パッド41の軸方向の寸法W6(約349mm)は、加圧ローラー22の軸方向の寸法W2よりも僅かに長く設定されている(図3参照)。これにより、押圧パッド41のエッジによる定着ベルト21の損傷を抑制することができる。
摺動シート42は、例えば、PTFE繊維等を用いて織った織物である。定着ベルト21の回転方向上流側となる摺動シート42の一端部は、支持部材40の左側面に固定されている。摺動シート42は、定着ベルト21と押圧パッド41との間を通って定着ベルト21の回転方向下流側に延びている。摺動シート42は、加圧領域Nに対向した定着ベルト21の内周面に接触し、定着ベルト21との摩擦を低減する機能を有している。なお、摺動シート42は、押圧パッド41に巻き付けられていてもよい。
ハーネスホルダー43は、支持部材40の上面に固定されている。ハーネスホルダー43は、例えば、ステンレス等の金属材料によって前後方向に長い略板状に形成されている。ハーネスホルダー43は、略U字状断面を有しており、サーミスタやサーモスタットの配線等の電気部品を保持する機能を有している。
<ベルトガイド>
図2および図3に示すように、ベルトガイド25は、例えば、磁性を有するステンレス等の金属材料(磁性材料)によって前後方向(軸方向)に長い略半円筒状に形成されている。ベルトガイド25は、湾曲面を定着ベルト21の上側内面に接触させ、定着ベルト21を挟んでコイル31(電磁誘導加熱器23)に対向配置されている。ベルトガイド25は、定着ベルト21と軸方向中央を合わせた位置で、支持部材40に固定されている。
ところで、定着ベルト21の端部にはキャップが取り付けられるため、ベルトガイド25がキャップ近傍まで延びていると、ベルトガイド25のエッジで定着ベルト21の内面を傷付けることになる。そこで、ベルトガイド25の軸方向の寸法W7(約340mm)は、シートSの最大幅W0よりも長く、且つ定着ベルト21の軸方向の寸法W1よりも短く設定されている(図3参照)。これにより、ベルトガイド25のエッジによる定着ベルト21の損傷を抑制することができる。
本実施形態に係る定着装置7では、シートSは、その軸方向(前後幅)の中央を定着ベルト21の軸方向中央に合わせた(揃えた)状態で搬送される。したがって、図3および図5に示すように、ベルトガイド25の軸方向外端から定着ベルト21の軸方向外端までの範囲(非通過領域A1)は、加圧領域Nを通過可能なシートSの最大幅W0よりも軸方向外側に設定されている。つまり、非通過領域A1は、定着ベルト21の軸方向外端部においてシートSが通過しない領域に設定されている。なお、定着ベルト21の軸方向外端部を除く範囲においてシートSが通過する領域を「通過領域A2」と呼ぶこととする(図3参照)。
<昇温抑制部材>
図2および図3に示すように、一対の昇温抑制部材26は、例えば、アルミニウム、銅、非磁性ステンレス等の非磁性材料によって略半円筒状に形成されている。昇温抑制部材26の軸方向の寸法W8は、例えば、約10mmに設定されている(図3参照)。昇温抑制部材26の厚みは、例えば、0.2〜0.5mmの範囲で設定されている。一対の昇温抑制部材26は、定着ベルト21を挟んでコイル31の軸方向両端部に対向する位置で支持部材40に固定されている。詳細には、一対の昇温抑制部材26は、ベルトガイド25の軸方向外端に隣接し、且つ定着ベルト21の軸方向外端から露出しないように配置されている(図5参照)。すなわち、昇温抑制部材26の軸方向外端は、定着ベルト21の軸方向外端よりも内側に位置している。
また、図5に示すように、昇温抑制部材26は、定着ベルト21の内周面との間に隙間Gを挟んで配置されている。つまり、昇温抑制部材26は、定着ベルト21の内周面から径方向内側に離間している。昇温抑制部材26と定着ベルト21との隙間Gは、例えば、1〜3mmの範囲で設定されている。
なお、ベルトガイド25や昇温抑制部材26は、ネジや接着剤を用いて支持部材40に固定されてもよいし、支持部材40に溝を設けてベルトガイド25や昇温抑制部材26を溝に差し込むことで固定されてもよい。
[定着装置の作用]
次に、図2を参照して、定着装置7の作用について説明する。
まず、プリンター1の制御装置は、駆動モーターや電源等を駆動制御する。加圧ローラー22は駆動モーターの駆動力を受けて回転し、定着ベルト21は加圧ローラー22に従動して回転する(図2の実線矢印参照)。ベルトガイド25は、定着ベルト21の内周面に接触して定着ベルト21を支持することで、定着ベルト21の略円筒形状を保持しつつ定着ベルト21の回転軌道を安定させる。
電磁誘導加熱器23(コイル31)は、電源からの電力を受けて、磁力線を発生させて定着ベルト21を誘導加熱する。具体的には、コイル31に交流電流が流れると、コイル31の周囲には高周波磁界が発生し、定着ベルト21には渦電流が発生する。定着ベルト21に含まれる発熱層(基材21A、第1層21B、第2層21C)は、自身の電気抵抗によって自己発熱する。ベルトガイド25は、定着ベルト21を透過した漏洩磁束を吸収して自己発熱し、定着ベルト21の加熱を補助する。なお、ベルトガイド25は、押圧部24(ハーネスホルダー43)側に漏れる磁束(漏洩磁束)を低減する機能も有している。
続いて、サーミスタ等は、定着ベルト21の温度を検出し、入力回路を介して検出信号を制御装置に送信する。制御装置は、設定温度(例えば150〜200℃)に達したことを認識すると、その設定温度を維持するように電磁誘導加熱器23を制御しながら、既に説明した画像形成処理の実行を開始する。トナー像が転写されたシートSは筐体20内に進入し、定着ベルト21は、軸周りに正回転しながら加圧領域Nを通過するシートS上のトナー(トナー像)を加熱する。加圧ローラー22は、軸周りに回転しながら加圧領域Nを通過するシートS上のトナーを加圧する。すると、トナー像がシートSに定着する。そして、トナー像が定着したシートSは、筐体20の外部に送り出されて排紙トレイ4に排出される(図1参照)。
ここで、定着ベルト21の軸方向の温度分布としては、定着ベルト21の通過領域A2では設定温度にして、定着ベルト21の非通過領域A1では設定温度以下にすることが理想である。しかしながら、定着ベルト21の通過領域A2を設定温度に制御した場合、定着ベルト21の非通過領域A1ではシートSの通過で熱を奪われることが無いため、設定温度よりも高くなる傾向があった。また、定着ベルト21が過剰に昇温すると、定着ベルト21の耐熱温度上限を超えて破損したり、定着ベルト21の径方向内側に配置したサーミスタや配線等が故障したりする虞もあった。
ニッケルと銅を積層した(Ni+Cu積層型)定着ベルト21では、非通過領域A1で高温になる傾向が強いという問題があった。これに対して、第1層21Bと第2層21Cとが削除され、基材21Aが発熱層となるニッケル(Ni)単層型の定着ベルト(図示せず)では、非通過領域A1で高温になる傾向が弱かった。以下、その理由を考察する。
ベルトガイド25が存在しない非通過領域A1では、定着ベルト21はベルトガイド25による加熱補助を受けることができないため、定着ベルト21の温度はコイル31から発生する磁力線(磁束)による誘導加熱に依存して上昇する。このため、定着ベルト21は、漏洩磁束が少ないほど効率良く加熱されて高温になると考えられる。ここで、Ni+Cu複層型の定着ベルト21は、Ni単層型の定着ベルトに比べて漏洩磁束が少なく、発熱効率(発熱性能)が良いことが知られている。したがって、Ni+Cu複層型の定着ベルト21では、Ni単層の定着ベルトに比べて漏洩磁束が少ないため、非通過領域A1での発熱量(温度)が高くなると考えられる。
以上のような問題に対処するため、本実施形態に係る定着装置7では、定着ベルト21の軸方向端部(非通過領域A1)の過剰な昇温を抑制するために昇温抑制部材26が設けられている。昇温抑制部材26は、定着ベルト21を透過した漏洩磁束を打ち消す磁束を発生させる。昇温抑制部材26から発生した磁束は、漏洩磁束とは逆位相であるため、漏洩磁束を相殺することになる。その結果、定着ベルト21の非通過領域A1での過剰な昇温が抑制され、予め設定された上限温度よりも低い温度に制御される(図6の実線参照)。仮に、昇温抑制部材26を削除した場合、定着ベルト21の非通過領域A1において過剰に昇温し、上限温度を超えることが確認された(図6の一点鎖線参照)。
以上説明した本実施形態に係る定着装置7では、非磁性材料である昇温抑制部材26が、ベルトガイド25の軸方向外端よりも外側に配置される構成とした。この構成によれば、定着ベルト21の軸方向端部(非通過領域A1)ではベルトガイド25が存在しないため、ベルトガイド25による定着ベルト21の加熱補助を削減することができる。これに加えて、定着ベルト21の軸方向端部を透過した漏洩磁束を、昇温抑制部材26が発する磁束によってキャンセルする(打ち消す)ことができる。これにより、定着ベルト21の軸方向端部が過剰に昇温することを抑制することができる。また、定着ベルト21の径方向内側の過剰な昇温を抑えることができるため、サーミスタや配線等の故障を抑制することもできる。
また、本実施形態に係る定着装置7によれば、昇温抑制部材26が定着ベルト21の内周面に対して非接触であるため、昇温抑制部材26と定着ベルト21との摩擦による損傷を防止することができる。なお、昇温抑制部材26が定着ベルト21に近いほど漏洩磁束をキャンセルする効果が強く発揮されるため、昇温抑制部材26と定着ベルト21との摩擦が定着ベルト21の損傷させない程度であれば、昇温抑制部材26を定着ベルト21の内周面に接触(隙間G=0mm)させてもよい。
また、本実施形態に係る定着装置7によれば、昇温抑制部材26が定着ベルト21の非通過領域A1に対向して配置されているため、非通過領域A1での過昇温を抑制することができる。これにより、非通過領域A1での過昇温を異常加熱として検知されることを抑制することができる。
また、本実施形態に係る定着装置7によれば、Ni+Cu積層型の定着ベルト21を採用することで、電磁誘導加熱器23(コイル31)による誘導加熱を効率良く行うことができる。
なお、本実施形態に係る定着装置7では、Ni+Cu積層型の定着ベルト21を採用したが、本発明はこれに限定されない。例えば、Ni+Cu積層型の定着ベルト21に代えて、Ni単層型の定着ベルト(図示せず)を採用してもよい。Ni単層型の定着ベルトは、Ni+Cu積層型の定着ベルト21に比べて、製造コストを抑えることができる利点があるが、発熱性能に劣り、漏洩磁束が多くなるという欠点もある。そこで、Ni単層型の定着ベルトを採用する場合には、昇温抑制部材26の大きさ(軸方向の寸法)や配置(軸方向の位置や定着ベルトとの隙間G等)を調整することが好ましい。また、他にも、Ni+Cu積層型の定着ベルト21に代えて、ステンレス製の基材を用いたベルトや、ポリイミド樹脂製の基材上に銅層を積層したベルト等を採用してもよい。これらの場合でも、各ベルトの特性に応じて、昇温抑制部材26の大きさや配置を調整することが好ましい。以上のように、昇温抑制部材26の大きさや配置を調整することで、特性・仕様の異なる様々な定着ベルトに対応することができる。その結果、定着ベルトの仕様変更に伴って昇温抑制部材26以外の部品の変更を必要としないため、例えば、仕様の異なる定着装置において電磁誘導加熱器23等の他の部品を共通化することができる。つまり、定着装置の製造コストを低減することができる。
また、本実施形態に係る定着装置7では、シートSの最大幅W0に応じて定着ベルト21の寸法W1やベルトガイド25の寸法W7等が設定されていたが、これらの寸法は一例であって、本発明はこれに限定されない。各部品の軸方向の寸法、昇温抑制部材26の軸方向の寸法、昇温抑制部材26と定着ベルト21との隙間G等は、使用可能なシートSの最大幅に応じて適宜調整することが好ましい。
また、本実施形態に係る定着装置7では、定着ベルト21の軸方向外端と昇温抑制部材26の軸方向外端との間隔が約5mmになっていたが、これは一例であって、本発明はこれに限定されない。昇温抑制部材26は、定着ベルト21の軸方向外端から露出(突出)しない寸法であればよい。また、本実施形態に係る定着装置7では、定着ベルト21の軸方向外端とベルトガイド25の軸方向外端との間隔が約15mmであるため、昇温抑制部材26の軸方向の寸法W8は最大で15mmに設定することができる。昇温抑制部材26の軸方向の寸法W8は、キャップの取付構造等の機構的な制約や発熱を抑制したい範囲に応じて適宜調整することができ、本実施形態であれば、10〜15mmの範囲で設定することが好ましい。
また、本実施形態に係る定着装置7では、昇温抑制部材26が、ベルトガイド25の軸方向外端に隣接して配置されていたが、本発明はこれに限定されない。昇温抑制部材26は、ベルトガイド25の軸方向外端部に重なる位置から定着ベルト21の軸方向外端までの範囲の少なくとも一部において定着ベルト21の径方向内側に配置されていればよい。例えば、昇温抑制部材26の軸方向内端部は、ベルトガイド25の軸方向外端部の径方向内側に重なっていてもよい。この場合、昇温抑制部材26とベルトガイド25との重なり幅は、シートSの最大幅W0や発熱を抑制したい範囲等に応じて適宜調整することができ、例えば、数mm〜数十mm程度の範囲で設定することが好ましい。
また、本実施形態に係る定着装置7では、加圧ローラー22を回転駆動させ、定着ベルト21を従動回転させていたが、これに限らず、定着ベルト21を回転駆動させ、加圧ローラー22を従動回転させてもよい。
また、本実施形態に係る定着装置7では、定着ベルト21に対して加圧ローラー22を昇降(接近または離間する方向に移動)させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、加圧ローラー22に対して定着ベルト21を接近または離間する方向に移動させる構成としてもよい。
また、本実施形態に係る定着装置7では、電磁誘導加熱器23のセンターコア34が回転する構成であったが、これに限らず、センターコアが固定されていてもよい(図示せず)。
また、本実施形態の説明では、一例として、本発明をモノクロのプリンター1に適用した場合を示したが、これに限らず、例えば、カラープリンター、複写機、ファクシミリまたは複合機等に本発明を適用してもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る定着装置および画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 プリンター(画像形成装置)
7 定着装置
21 定着ベルト
22 加圧ローラー(加圧部材)
23 電磁誘導加熱器
25 ベルトガイド
26 昇温抑制部材
21A 基材
21B 第1層
21C 第2層
S シート(媒体)
N 加圧領域

Claims (5)

  1. 筒状に形成され、軸周りに回転しながら媒体上のトナー像を加熱する定着ベルトと、
    軸周りに回転しながら前記定着ベルトとの間に加圧領域を形成し、前記加圧領域を通過する前記媒体上のトナーを加圧する加圧部材と、
    前記定着ベルトの径方向外側に設けられ、磁力線を発生させて前記定着ベルトを誘導加熱する電磁誘導加熱器と、
    磁性材料で前記定着ベルトよりも軸方向に短く形成され、前記定着ベルトの内周面に接触して前記定着ベルトを支持し、且つ前記定着ベルトを透過した漏洩磁束を吸収して前記定着ベルトの加熱を補助するベルトガイドと、
    非磁性材料で形成され、前記ベルトガイドの軸方向外端部に重なる位置から前記定着ベルトの軸方向外端までの範囲の少なくとも一部において前記定着ベルトの径方向内側に配置され、前記定着ベルトを透過した漏洩磁束を打ち消す磁束を発生させる昇温抑制部材と、を備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記昇温抑制部材は、前記定着ベルトの内周面との間に隙間を挟んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ベルトガイドの軸方向外端から前記定着ベルトの軸方向外端までの範囲は、前記加圧領域を通過可能な前記媒体の最大幅よりも軸方向外側に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記定着ベルトは、
    ニッケル製の基材と、
    前記基材上に積層された銅製の第1層と、
    前記第1層上に積層されたニッケル製の第2層と、を含んでいることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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