JP2019101118A - カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】年齢差がある利用者同士でカラオケ歌唱を行う際、年下の利用者がカラオケ歌唱し易い楽曲を提示可能なカラオケ装置を提供する。【解決手段】カバー楽曲の識別情報と、当該カバー楽曲の原曲が発表された年代とを紐付けて記憶するカバー楽曲記憶部と、利用者同士の年齢を比較することにより、最年長者を特定する特定部と、特定された最年長者の歌唱年代を判別する判別部と、カバー楽曲記憶部を参照し、判別された歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲を抽出する抽出部と、最年長者以外の他の利用者に対し、抽出したカバー楽曲を示す情報を提示する提示部と、を有するカラオケ装置。【選択図】図2

Description

本発明はカラオケ装置に関する。
複数の利用者でカラオケ歌唱を行う場合、その場の雰囲気を盛上げるために、ある利用者が歌唱中の楽曲に関連した楽曲を他の利用者が選曲しようとすることがある。この際、歌唱中の楽曲を他の利用者が知らない場合には、関連した楽曲を選曲することが困難である。
そこで、特許文献1には歌唱中の楽曲に関する歌手名、ジャンル、年代等の属性情報をリモコン装置に表示させることにより、歌唱中の楽曲に関連した楽曲を検索しやすくする技術が開示されている。
特開2004−212476号公報
ところで、たとえば会社の上司と部下のように、年齢が離れた利用者同士でカラオケ歌唱を行う場合がある。このような場合、良く歌唱する楽曲の年代や知っている楽曲の年代(以下、「歌唱年代」)が利用者によって異なる。
従って、たとえば、年下の利用者が自己の歌唱年代の楽曲を無遠慮に歌唱した場合等には、場の雰囲気を損なう可能性がある。
一方で、歌唱年代が異なる場合、年下の利用者は、年上の利用者の歌唱する楽曲に関連する楽曲を選曲することが困難である。更に、この際、特許文献1に記載の技術を利用して、年上の利用者が歌唱している楽曲に関連する楽曲の検索が可能になったとしても、そもそも歌唱年代が異なるため、年下の利用者が歌唱できない楽曲(知らない楽曲)のみが検索で選ばれる可能性がある。この場合、年下の利用者は歌唱する楽曲が決まらないため、スムーズな歌唱が困難となる。その結果、場の雰囲気を損なうこととなる。
本発明の目的は、年齢差がある利用者同士でカラオケ歌唱を行う際、年下の利用者がカラオケ歌唱し易い楽曲を提示可能なカラオケ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、複数の利用者でカラオケ歌唱を行うためのカラオケ装置であって、カバー楽曲の識別情報と、当該カバー楽曲の原曲が発表された年代とを紐付けて記憶するカバー楽曲記憶部と、利用者同士の年齢を比較することにより、最年長者を特定する特定部と、特定された前記最年長者が良く歌唱する楽曲の年代または知っている楽曲の年代を示す歌唱年代を判別する判別部と、前記カバー楽曲記憶部を参照し、判別された前記歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲を抽出する抽出部と、前記最年長者以外の他の利用者に対し、抽出した前記カバー楽曲を示す情報を提示する提示部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、年齢差がある利用者同士でカラオケ歌唱を行う際、年下の利用者がカラオケ歌唱し易い楽曲を提示できる。
第1実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係る装置本体のソフトウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係るカバー楽曲記憶部に記憶されるデータ例を示す図である。 第1実施形態に係る利用者の歌唱履歴の例を示した図である。 第1実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るカバー楽曲記憶部に記憶されるデータ例を示す図である。 第2実施形態に係る利用者の歌唱履歴の例を示した図である。 第2実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
図1〜図5を参照して、本実施形態に係るカラオケ装置1について説明する。
==カラオケ装置==
カラオケ装置1は、利用者が選曲した楽曲のカラオケ演奏、及び利用者(一人または複数)がカラオケ歌唱を行うための装置である。図1に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は利用者の歌唱音声(マイク40からの入力音声)をアナログの歌唱音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。
(カラオケ本体のハードウェア)
図1に示すように、カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
カラオケ本体10は、選曲された楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景画像等の表示制御、マイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。
制御部11は、CPU11aおよびメモリ11bを備える。CPU11aは、メモリ11bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ11bは、CPU11aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。
通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。
記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。記憶部13は、カラオケ装置1によりカラオケ演奏を行うための複数の楽曲データを記憶する。
楽曲データは、個々のカラオケ楽曲を特定するための識別情報(楽曲ID)が付与されている。楽曲データは、伴奏データ、リファレンスデータ、背景画像データ、歌詞データ及び属性情報を含む。伴奏データは、カラオケ演奏音の元となるMIDI形式のデータである。リファレンスデータは、利用者によるカラオケ歌唱を採点する際の基準として用いられるデータである。リファレンスデータは、ピッチ(音高)データ、音長データ、タイミングデータ等を含む。背景画像データは、カラオケ演奏時に合わせて表示装置30等に表示される背景画像に対応するデータである。歌詞データは、表示装置30等に表示させる歌詞(歌詞テロップ)に関するデータである。属性情報は、曲名、歌手名、作詞・作曲者名、楽曲が発表された年代、及びジャンル等の当該楽曲に関する情報である。ここで、楽曲が発表された年代は、たとえばCDが発売された年やインターネット上にアップロードされた年等、ある一の年であってもよいし、1970年代(1970年〜1979年)、2000年代(2000年〜2009年)等、所定の期間であってもよい。
音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、楽曲に対する演奏の制御およびマイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理を行う。音響処理部14は、たとえばMIDI音源、ミキサ、アンプ(いずれも図示なし)を含む。制御部11は、予約された楽曲の伴奏データを、テンポクロック信号に基づいて順次読み出し、MIDI音源に入力する。MIDI音源は、当該伴奏データに基づいて楽音信号を生成する。ミキサは、当該楽音信号およびマイク40から出力される歌唱音声信号を適当な比率でミキシングしてアンプに出力する。アンプは、ミキサからのミキシング信号を増幅し、放音信号としてスピーカ20へ出力する。これにより、スピーカ20からは放音信号に基づくカラオケ演奏音およびマイク40からの歌唱音声が放音される。
表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、カラオケ演奏時における背景画像に歌詞や各種アイコンが重ねられた映像を表示装置30に表示させる制御を行う。
操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、利用者によるカラオケ装置1のパネルスイッチあるいはリモコン装置50の操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。利用者はリモコン装置50を用いて歌唱を希望するカラオケ楽曲の選曲(予約)等を行うことができる。
(カラオケ本体のソフトウェア)
図2はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、カバー楽曲記憶部100、特定部200、判別部300、抽出部400、及び提示部500を備える。カバー楽曲記憶部100は、記憶部13の記憶領域の一部として提供される。特定部200、判別部300、抽出部400、及び提示部500は、CPU11aがメモリ11bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
[カバー楽曲記憶部]
カバー楽曲記憶部100は、カバー楽曲の識別情報と、当該カバー楽曲の原曲が発表された年代とを紐付けて記憶する。
カバー楽曲は、ある歌手が発表した楽曲(原曲)を他の歌手が歌唱したものである。一般的に、カバー楽曲は原曲の発表から約10年以上経過した後に発表されることが多い。これは、通常、カバー楽曲は大ヒットした原曲に対して作成されるものであるため、原曲の発表からあまり年数が経過していないと、原曲の歌手のイメージが強く、他の歌手がカバーしにくいという面があるからである。
本実施形態に係るカバー楽曲記憶部100は、原曲が発表された年代を基準としてカバー楽曲の識別情報を記憶する。図3は、カバー楽曲記憶部100に記憶されているデータ例を示す。図3の例では、楽曲(原曲)が発表された一の年毎に、カバー楽曲の楽曲IDが関連付けられたテーブル形式のデータとして記憶されている。図3の例において、1980年に発表された楽曲全てに対応するカバー楽曲は、ID8001〜ID8015の15曲存在する。ここで、たとえば、原曲X1に対してID8001のカバー楽曲が存在し、原曲X2に対してID8002のカバー楽曲が存在し、原曲X3に対してID8003のカバー楽曲が存在し・・・といったように一の原曲に対して一のカバー楽曲が存在する場合や、人気の高い原曲について複数のカバー楽曲が存在する場合がある。いずれの場合であっても、1980年に発表された楽曲のカバー楽曲については、当該年代に紐付けて記憶される。
[特定部]
特定部200は、利用者同士の年齢を比較することにより、最年長者を特定する。
利用者同士の年齢比較は、たとえば、各利用者の登録情報に含まれる年齢情報に基づいて行う。登録情報は、たとえば、カラオケ装置1または専用のWebサイト等を介して入力された氏名、住所、年齢、好きな楽曲のジャンル等の情報である。登録情報は、利用者の歌唱履歴等と合わせて固有のID(利用者ID)に紐付けて記憶部13やサーバ(図示無し)に記憶されている。
たとえば、複数の利用者でカラオケ装置1を利用する場合、各利用者は、自己の利用者IDでカラオケ装置1にログインする。特定部200は、ログインした利用者の登録情報から年齢情報を読み出して比較する。一例として、利用者A(上司:年齢57歳)及び利用者B(部下:年齢27歳)がログインしたとする。この場合、特定部200は、利用者Aと利用者Bの年齢を比較することにより、最年長者として利用者Aを特定する。なお、3人以上の利用者が居る場合、各人の年齢情報を比較することで最年長者を決定する。
なお、複数の利用者でカラオケ装置1を利用する場合であっても、会社や学校の同期等、利用者同士の年齢差が小さければ歌唱年代が大きく異なることはない。従って、特定部200は、利用者同士の年齢を比較し、所定値以上の年齢差がある場合に最年長者を特定することでもよい。所定値は、歌唱年代の差分等を加味して任意の値(たとえば、±5歳)を設定できる。
[判別部]
判別部300は、特定された最年長者が良く歌唱する楽曲の年代または知っている楽曲の年代を示す歌唱年代を判別する。
歌唱年代は、ある一の年でもよいし、所定の期間(たとえば、1975年〜1980年)でもよい。歌唱年代の判別は、たとえば以下の2つの方法により行うことができる。
第1の方法として、判別部300は、最年長者の歌唱履歴に基づいて歌唱年代を判別する。
たとえば、利用者Aが最年長者として特定されたとする。この場合、判別部300は、利用者Aの歌唱履歴を参照し、利用者Aが過去に歌唱した楽曲の属性情報から、楽曲が発表された年代を特定し、特定された年代を元に歌唱年代を判別する。図4は、利用者Aの歌唱履歴を示す図である。図4によれば、利用者Aは、1975年〜1985年に発表された楽曲を歌唱したことがある。ここで、図4のように歌唱履歴に幅がある場合、どの年代を歌唱年代とするかは予め任意の値を設定しておいてもよいし、都度設定してもよい。たとえば、歌唱する頻度が20以上の年を歌唱年代とするよう設定されているとする。この場合、判別部300は、頻度が20以上の1979年〜1981年を利用者Aの歌唱年代として判別する。
なお、歌唱年代は様々な設定が可能である。たとえば、最頻値である1980年を歌唱年代としてもよいし、歌唱履歴がある1975年〜1985年全てを歌唱年代としてもよい。また、歌唱年代として所定の期間を判別する場合、カラオケ装置1毎にある期間(たとえば、最頻値の前後2年)を予め設定していてもよいし、都度任意の期間を設定することでもよい。また、利用者によっては、歌唱する頻度が高い年代が、1979年、1982年、1985年といったように不連続になる場合がある。この場合、それぞれの年代を歌唱年代としてもよいし、最も頻度が高い年を歌唱年代としてもよい。
第2の方法として、判別部300は、最年長者が予約した楽曲が発表された年代または最年長者が歌唱中の楽曲が発表された年代に基づいて歌唱年代を判別する。
たとえば、利用者Aが最年長者として特定されたとする。この場合、判別部300は、予約待ち行列を参照することで、利用者Aが予約した楽曲または歌唱中の楽曲を特定する。判別部300は、特定した楽曲の属性情報を参照することにより、当該属性情報に含まれる発表年代を歌唱年代として判別する。
なお、利用者Aにより予約された楽曲が複数ある場合、判別部300は、ある特定の楽曲(たとえば、最も新しく予約された楽曲)が発表された年代を歌唱年代として判別することができる。或いは、判別部300は、全ての楽曲の発表された年代を合わせた期間を歌唱年代として判別してもよいし、重複する発表年代についてのみ歌唱年代として判別することでもよい。たとえば、利用者Aにより、1990年に発表された楽曲X1、1991年に発表された楽曲X2、X3、及び1992年に発表された楽曲X4が予約されているとする。この場合、判別部300は、1990年〜1992年を歌唱年代として判別してもよいし、1991年を歌唱年代として判別してもよい。
[抽出部]
抽出部400は、カバー楽曲記憶部100を参照し、判別された歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲を抽出する。
たとえば、上記例において、最年長者である利用者Aの歌唱年代が1980年と判別されたとする。この場合、抽出部400は、カバー楽曲記憶部100に記憶されているテーブルデータ(図3)の中から、1980年に発表された楽曲に対応するカバー楽曲の楽曲ID8001〜8015を抽出する。
[提示部]
提示部500は、最年長者以外の他の利用者に対し、抽出したカバー楽曲を示す情報を提示する。
他の利用者は、一のカラオケ装置を利用する利用者(ログインした利用者)のうち、最年長者以外の利用者である。上記例であれば、利用者Bが他の利用者に該当する。カバー楽曲を示す情報は、楽曲ID、楽曲名、歌手名等、カバー楽曲を特定できる情報である。情報の提示方法は様々な手法が可能である。たとえば、提示部500は、カバー楽曲を示す情報をリモコン装置50の表示画面に表示させることができる。或いは、提示部500は、カバー楽曲を示す情報を他の利用者が所有する携帯端末に送信し、携帯端末にインストールされた専用アプリケーションソフトウエアを使って間接的に提示することも可能である。
==カラオケ装置1の動作について==
次に、図5を参照して本実施形態におけるカラオケ装置1の動作の具体例について述べる。図5は、カラオケ装置1の動作例を示すフローチャートである。この例では、利用者A及び利用者Bがカラオケ装置1でカラオケ歌唱を行うとする。また、利用者Aが最年長者であるとする。
利用者A及び利用者Bは、自己の利用者IDでカラオケ装置1にログインする(利用者のログイン。ステップ10)。特定部200は、利用者Aと利用者Bの登録情報から年齢情報を読み出して比較することで、最年長者(利用者A)を特定する(最年長者の特定。ステップ11)。
判別部300は、ステップ11で特定された利用者Aの歌唱履歴に基づいて、利用者Aの歌唱年代を判別する(歌唱年代の判別。ステップ12)。
抽出部400は、カバー楽曲記憶部100を参照し、ステップ12で判別された歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲を抽出する(カバー楽曲の抽出。ステップ13)。
提示部500は、利用者Bに対し、ステップ13で抽出したカバー楽曲を示す情報を提示する(カバー楽曲の提示。ステップ14)。
以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケ装置1は、複数の利用者でカラオケ歌唱を行うためのカラオケ装置であって、カバー楽曲記憶部100、特定部200、判別部300、抽出部400、及び提示部500を含む。カバー楽曲記憶部100は、カバー楽曲の識別情報と、当該カバー楽曲の原曲が発表された年代とを紐付けて記憶する。特定部200は、利用者同士の年齢を比較することにより、最年長者を特定する。判別部300は、特定された最年長者が良く歌唱する楽曲の年代または知っている楽曲の年代を示す歌唱年代を判別する。抽出部400は、カバー楽曲記憶部100を参照し、判別された歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲を抽出する。提示部500は、最年長者以外の他の利用者に対し、抽出したカバー楽曲を示す情報を提示する。
このようなカラオケ装置1によれば、最年長者の歌唱年代に発表された楽曲に対応するカバー楽曲を年下の利用者に対して提示できる。提示されたカバー楽曲は、最年長者の歌唱年代に発表された楽曲を他の歌手が歌唱したものであるため、歌詞やメロディはほぼ変わらない。よって、カバー楽曲のカラオケ歌唱を聴いた最年長者は、原曲を直ぐに思い浮かべることができるため、年下の利用者のカラオケ歌唱を楽しむことができる。一方、原曲を知らない年下の利用者であっても、慣れ親しんでいるカバー曲であればカラオケ歌唱はできるため、予約する楽曲が決まらない等の問題が生じ難い。すなわち、本実施形態に係るカラオケ装置1によれば、年齢差がある利用者同士でカラオケ歌唱を行う際、年下の利用者がカラオケ歌唱し易い楽曲を提示できる。従って、カラオケ歌唱の場の雰囲気を損なうことが無い。
また、判別部300は、最年長者の歌唱履歴に基づいて歌唱年代を判別する。或いは、判別部300は、最年長者が予約した楽曲が発表された年代または最年長者が歌唱中の楽曲が発表された年代に基づいて歌唱年代を判別する。
このように過去の歌唱履歴や実際に予約された楽曲等を利用して歌唱年代を判別することにより、最年長者の歌唱年代を正確に判別できる。
更に、利用者同士の年齢が近い場合には、歌唱年代も近いため、知らない楽曲のカラオケ歌唱により場の雰囲気が損なわれるという可能性が低い。そこで、特定部200は、利用者同士の年齢を比較し、所定値以上の年齢差がある場合に最年長者を特定してもよい。
<第2実施形態>
次に、図6〜図8を参照して、第2実施形態に係るカラオケ装置1について説明する。本実施形態では、他の利用者の歌唱年代を加味してカバー楽曲を提示する例について述べる。第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
[カバー楽曲記憶部]
本実施形態に係るカバー楽曲記憶部100は、カバー楽曲の識別情報、当該カバー楽曲の原曲が発表された年代に加え、カバー楽曲が発表された年代を更に紐付けて記憶する。
本実施形態に係るカバー楽曲記憶部100は、原曲が発表された年代を基準として、カバー楽曲の識別情報、及びカバー楽曲が発表された年代を記憶する。図6は、カバー楽曲記憶部100に記憶されているデータ例を示す。図6の例では、楽曲(原曲)が発表された一の年毎に、カバー楽曲の楽曲ID、及び各カバー楽曲が発表された年が関連付けられたテーブル形式のデータとして記憶されている。図6の例において、1980年に発表された楽曲全てに対応するカバー楽曲は、ID8001〜ID8015の15曲存在する。また15曲のカバー楽曲は、それぞれ異なる年に発表された楽曲である。たとえば、楽曲ID8001のカバー楽曲は1995年に発表され、楽曲ID8002のカバー楽曲は1998年に発表され、・・・・楽曲ID8014のカバー楽曲は2008年に発表され、楽曲ID8015のカバー楽曲は2015年に発表されている。
[判別部]
本実施形態に係る判別部300は、特定された最年長者の歌唱年代だけでなく、他の利用者の歌唱年代を判別する。他の利用者の歌唱年代の判別は、第1実施形態で説明した利用者Aの歌唱年代を判別する方法と同様の方法を用いることができる(但し、歌唱中の楽曲が発表された年代に基づく例を除く)。
たとえば、カラオケ装置1にログインした利用者A及び利用者Bのうち、利用者Aが最年長者として特定されたとする。この場合、判別部300は、利用者B(他の利用者)の歌唱履歴を参照し、歌唱年代を判別する。図7は、利用者Bの歌唱履歴を示す図である。図7によれば、利用者Bは、2005年〜2015年に発表された楽曲を歌唱したことがある。ここで、たとえば歌唱する頻度が20以上の年を歌唱年代とするよう設定されているとする。この場合、判別部300は、頻度が20以上の2007年〜2010年を利用者Bの歌唱年代として判別する。
[抽出部]
抽出部400は、カバー楽曲記憶部100を参照し、最年長者の歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲のうち、他の利用者の歌唱年代に発表されたカバー楽曲を抽出する。
たとえば、図4の例において、最年長者である利用者Aの歌唱年代が1980年と判別されたとする。一方、図7の例において、年下の利用者Bの歌唱年代が2007年〜2010年と判別されたとする。この場合、抽出部400は、カバー楽曲記憶部100に記憶されているテーブルデータ(図6)の中から、1980年に発表された楽曲に対応するカバー楽曲のうち、2007年〜2010年に発表されたカバー楽曲の楽曲ID(たとえば、楽曲ID8014)を抽出する。一方、1980年に発表された楽曲に対応するカバー楽曲であっても、2007年〜2010年に発表されたカバー楽曲でない場合、抽出部400は、当該カバー楽曲(たとえば、楽曲ID8001、8002のカバー楽曲)の抽出を行わない。
==カラオケ装置1の動作について==
次に、図8を参照して本実施形態におけるカラオケ装置1の動作の具体例について述べる。図8は、カラオケ装置1の動作例を示すフローチャートである。この例では、利用者A及び利用者Bがカラオケ装置1でカラオケ歌唱を行うとする。また、利用者Aが最年長者であるとする。
利用者A及び利用者Bは、自己の利用者IDでカラオケ装置1にログインする(利用者のログイン。ステップ20)。特定部200は、利用者Aと利用者Bの登録情報から年齢情報を読み出して比較することで、最年長者(利用者A)を特定する(最年長者の特定。ステップ21)。
判別部300は、ステップ21で特定された利用者Aの歌唱履歴に基づいて、利用者Aの歌唱年代を判別する(最年長者の歌唱年代の判別。ステップ22)。また、判別部300は、最年長者以外の他の利用者Bの歌唱履歴に基づいて、利用者Bの歌唱年代を判別する(他の利用者の歌唱年代の判別。ステップ23)。
抽出部400は、カバー楽曲記憶部100を参照し、ステップ22で判別された歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲を特定する(最年長者の歌唱年代に対応するカバー楽曲の特定。ステップ24)。
更に、抽出部400は、カバー楽曲記憶部100を参照し、ステップ24で特定したカバー楽曲のうち、ステップ23で判別された歌唱年代に発表されたカバー楽曲を抽出する(他の利用者の歌唱年代に対応するカバー楽曲の抽出。ステップ25)。
提示部500は、利用者Bに対し、ステップ25で抽出したカバー楽曲を示す情報を提示する(カバー楽曲の提示。ステップ26)。
以上から明らかなように、本実施形態に係るカバー楽曲記憶部100は、カバー楽曲の識別情報に対し、当該カバー楽曲が発表された年代を更に紐付けて記憶する。また、判別部300は、他の利用者の歌唱年代を判別する。抽出部400は、カバー楽曲記憶部100を参照し、最年長者の歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲のうち、他の利用者の歌唱年代に発表されたカバー楽曲を抽出する。
このように、他の利用者の歌唱年代を考慮してカバー楽曲を抽出することにより、抽出されたカバー楽曲自体を知らないという可能性を低減できる。従って、カラオケ歌唱のために予約する楽曲が決まらない等の問題がより生じ難い。すなわち、本実施形態に係るカラオケ装置1によれば、年齢差がある利用者同士でカラオケ歌唱を行う際、年下の利用者がカラオケ歌唱し易い楽曲をより確実に提示できる。従って、カラオケ歌唱の場の雰囲気を損なうことが無い。
<その他>
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケ装置
100 カバー楽曲記憶部
200 特定部
300 判別部
400 抽出部
500 提示部

Claims (5)

  1. 複数の利用者でカラオケ歌唱を行うためのカラオケ装置であって、
    カバー楽曲の識別情報と、当該カバー楽曲の原曲が発表された年代とを紐付けて記憶するカバー楽曲記憶部と、
    利用者同士の年齢を比較することにより、最年長者を特定する特定部と、
    特定された前記最年長者が良く歌唱する楽曲の年代または知っている楽曲の年代を示す歌唱年代を判別する判別部と、
    前記カバー楽曲記憶部を参照し、判別された前記歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲を抽出する抽出部と、
    前記最年長者以外の他の利用者に対し、抽出した前記カバー楽曲を示す情報を提示する提示部と、
    を有するカラオケ装置。
  2. 前記判別部は、前記最年長者の歌唱履歴に基づいて前記歌唱年代を判別することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記判別部は、前記最年長者が予約した楽曲が発表された年代または前記最年長者が歌唱中の楽曲が発表された年代に基づいて前記歌唱年代を判別することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  4. 前記カバー楽曲記憶部は、前記カバー楽曲の識別情報に対し、当該カバー楽曲が発表された年代を更に紐付けて記憶し、
    前記判別部は、前記他の利用者の歌唱年代を判別し、
    前記抽出部は、前記カバー楽曲記憶部を参照し、前記最年長者の歌唱年代を原曲の発表年代とするカバー楽曲のうち、前記他の利用者の歌唱年代に発表されたカバー楽曲を抽出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
  5. 前記特定部は、前記利用者同士の年齢を比較し、所定値以上の年齢差がある場合に前記最年長者を特定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
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