JP2019100598A - 冷凍サイクル装置の製造方法及び冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】美観性を向上させることができるとともに、熱交換器に対する埃等の堆積を抑制することを目的とする。【解決手段】パネル状の下部熱交換器16と、下部熱交換器16の上に載置されるパネル状の上部熱交換器15と、を有する空冷ヒートポンプチラーの製造方法は、上部熱交換器15と下部熱交換器16とを連結して、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一に設置されるように規制するブラケット17を、上部熱交換器15と下部熱交換器16との間に設置するブラケット設置ステップと、ブラケット設置ステップの後に、上部熱交換器15と下部熱交換器16とに亘って上下方向に延びる湾曲部18がパネル面において形成されるように、上部熱交換器15及び下部熱交換器16に対して曲げ加工を施す曲げ加工ステップと、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、冷凍サイクル装置の製造方法及び冷凍サイクル装置に関するものである。
大型の冷凍サイクル装置では、冷凍サイクルの一部を構成する熱交換器も大型となることから、熱交換器を上下方向に複数段重ねて配置させる場合がある。熱交換器を上下方向に2段重ねて配置したものに、例えば特許文献1の空気調和機の室外機がある。
特許文献1には、上部熱交換器と下部熱交換器とを上下2段に積み重ねて連結した2段式の熱交換器ユニットを設けた空気調和機の室外機が開示されている。この空気調和機の室外機では、上部熱交換器及び下部熱交換器がコ字状に折り曲げ加工されているとともに、上部熱交換器および下部熱交換器の間に、各熱交換器同士を上下に重ねた状態で相対的な位置がずれないように位置決めする保持部材が設けられている。
湾曲部を有する熱交換器を上下に複数段積み重ねた構成においては、上部に配置した熱交換器の湾曲度合と、下部に配置した熱交換器との湾曲度合が異なっていると、湾曲部及び湾曲部近傍において、上部に配置した熱交換器と下部に配置した熱交換器とが面一とならず、美観性を低下させるとともに、面一となっていない箇所に埃等が堆積する可能性がある。
特許文献1の空気調和機の室外機では、上部熱交換器および下部熱交換器の間に保持部材を設け、各熱交換器同士を上下に重ねた状態で相対的な位置がずれないように位置決めして。しかしながら、この保持部材は、湾曲部における湾曲具合を略同一とさせることを目的としたものではなく、特許文献1の構成では、湾曲部及び湾曲部近傍において上部熱交換器と下部熱交換器とが面一とならず、美観性が低下し、さらに、熱交換器に埃等が堆積する可能性があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、美観性を向上させることができるとともに、熱交換器に対する埃等の堆積を抑制することができる冷凍サイクル装置の製造方法及び冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷凍サイクル装置の製造方法及び冷凍サイクル装置は以下の手段を採用する。
本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置の製造方法は、パネル状の下部熱交換器と、前記下部熱交換器の上に載置されるパネル状の上部熱交換器と、を有する冷凍サイクル装置の製造方法であって、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器とを連結して、前記上部熱交換器のパネル面と前記下部熱交換器のパネル面とが面一に設置されるように規制するブラケットを、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器との間に設置するブラケット設置ステップと、前記ブラケット設置ステップの後に、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器とに亘って上下方向に延びる湾曲部がパネル面において形成されるように、前記上部熱交換器及び前記下部熱交換器に対して曲げ加工を施す曲げ加工ステップと、を備える。
本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置の製造方法は、パネル状の下部熱交換器と、前記下部熱交換器の上に載置されるパネル状の上部熱交換器と、を有する冷凍サイクル装置の製造方法であって、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器とを連結して、前記上部熱交換器のパネル面と前記下部熱交換器のパネル面とが面一に設置されるように規制するブラケットを、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器との間に設置するブラケット設置ステップと、前記ブラケット設置ステップの後に、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器とに亘って上下方向に延びる湾曲部がパネル面において形成されるように、前記上部熱交換器及び前記下部熱交換器に対して曲げ加工を施す曲げ加工ステップと、を備える。
上記構成では、重ねて配置された上部熱交換器と下部熱交換器との間に、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とを面一に規制するブラケットが設置されている状態で、上部熱交換器及び下部熱交換器に対して曲げ加工を施している。これにより、曲げ加工時に、ブラケットが、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面との相対的な移動を規制する。よって、曲げ加工時において、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とが面一の状態を維持する。したがって、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とが面一の状態を維持したまま湾曲部を形成することができる。よって、湾曲部が形成された熱交換器を有する冷凍サイクル装置において、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とを面一とすることができ、美観性を向上させることができる。また、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とが面一とすることができるので、下部熱交換器の上面が露出せず、下部熱交換器の上面に対する埃等の堆積を防止することができる。
また、本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置の製造方法は、前記ブラケット設置ステップにおいて、前記ブラケットは、前記湾曲部の隣接領域に設置されていてもよい。
上記構成では、ブラケットが湾曲部の隣接領域に設置されている。これにより、曲げ加工を施す際に、湾曲部とブラケットとの距離が比較的短くなるので、上部熱交換器の湾曲度合と、下部熱交換器の湾曲度合とに差が生じ難くなる。したがって、より好適に、湾曲部が形成された熱交換器を有する冷凍サイクル装置において、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とが面一とすることができる。
また、本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置の製造方法は、前記ブラケットは、前記下部熱交換器と前記上部熱交換器との載置面に対して部分的に設けられていてもよい。
熱交換器においては、結露や、デフロスト運転(除霜運転)に伴う霜の溶融等により、水が発生することがある。また、冷凍サイクル装置の設置環境によっては、外部から熱交換器に雨水等がかかることがある。
上記構成では、下部熱交換器と上部熱交換器との載置面に対してブラケットが部分的に設けられている。これにより、載置面に対して全体にブラケットを設ける構成と比較して、水が上部熱交換器から下方に流通(滴下)する際に、ブラケットによって妨げられる水の流量を低減することができる。したがって、冷凍サイクル装置に水を溜まることを防止することができる。
なお、部分的とは、湾曲部の水平方向長さに対して、ブラケットの水平方向の長さが40%以下程度の長さとすることを意味している。
上記構成では、下部熱交換器と上部熱交換器との載置面に対してブラケットが部分的に設けられている。これにより、載置面に対して全体にブラケットを設ける構成と比較して、水が上部熱交換器から下方に流通(滴下)する際に、ブラケットによって妨げられる水の流量を低減することができる。したがって、冷凍サイクル装置に水を溜まることを防止することができる。
なお、部分的とは、湾曲部の水平方向長さに対して、ブラケットの水平方向の長さが40%以下程度の長さとすることを意味している。
また、本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置の製造方法は、前記ブラケットには、上下方向に貫通する開口が形成されていてもよい。
上記構成では、ブラケットに上下方向に貫通する開口が形成されている。これにより、上部熱交換器から下方に流通(滴下)する水は、ブラケットに形成された開口を通過するので、ブラケットによる水の流れの妨げを抑制することができる。したがって、冷凍サイクル装置に水を溜まることを防止することができる。
本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置は、パネル状の下部熱交換器と、前記下部熱交換器の上に載置されるパネル状の上部熱交換器と、前記下部熱交換器と前記上部熱交換器との間に設けられ、前記下部熱交換器と前記上部熱交換器とを連結するブラケットと、を備え、前記下部熱交換器及び前記上部熱交換器のパネル面には、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器とに亘って上下方向に延びる湾曲部が形成されていて、前記上部熱交換器のパネル面と前記下部熱交換器のパネル面とは、面一であって、前記ブラケットは、前記下部熱交換器と前記上部熱交換器との載置面に対して部分的に設けられている。
上記構成では、下部熱交換器と前記上部熱交換器との間にブラケットを設けている。これにより、曲げ加工時に、ブラケットが、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面との相対的な移動を規制する。よって、曲げ加工時において、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とが面一の状態を維持する。したがって、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とが面一の状態を維持したまま湾曲部を形成することができる。よって、湾曲部が形成された熱交換器を有する冷凍サイクル装置において、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とを、好適に面一とすることができ、美観性を向上させることができる。また、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とが面一とすることができるので、下部熱交換器の上面が露出せず、下部熱交換器の上面に対する埃等の堆積を防止することができる。
また、下部熱交換器と上部熱交換器との載置面に対してブラケットが部分的に設けられている。これにより、載置面に対して全体にブラケットを設ける構成と比較して、水が上部熱交換器から下方に流通(滴下)する際に、ブラケットによって妨げられる水の流量を低減することができる。したがって、冷凍サイクル装置に水を溜まることを防止することができる。
なお、湾曲部の水平方向長さに対して、ブラケットの水平方向の長さが40%以下程度の長さとすることを意味している。
また、下部熱交換器と上部熱交換器との載置面に対してブラケットが部分的に設けられている。これにより、載置面に対して全体にブラケットを設ける構成と比較して、水が上部熱交換器から下方に流通(滴下)する際に、ブラケットによって妨げられる水の流量を低減することができる。したがって、冷凍サイクル装置に水を溜まることを防止することができる。
なお、湾曲部の水平方向長さに対して、ブラケットの水平方向の長さが40%以下程度の長さとすることを意味している。
また、本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置は、前記ブラケットは、前記湾曲部の隣接領域に設置されていてもよい。
上記構成では、ブラケットが湾曲部の隣接領域に設置されている。これにより、曲げ加工を施す際に、湾曲部とブラケットとの距離が比較的短くなるので、上部熱交換器の湾曲度合と、下部熱交換器の湾曲度合とに差が生じ難くなる。したがって、より好適に、湾曲部が形成された熱交換器を有する冷凍サイクル装置において、上部熱交換器のパネル面と下部熱交換器のパネル面とが面一とすることができる。
また、本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置は、前記ブラケットには、上下方向に貫通する開口が形成されていてもよい。
上記構成では、ブラケットに上下方向に貫通する開口が形成されている。これにより、上部熱交換器から下方に流通(滴下)する水は、ブラケットに形成された開口を通過するので、ブラケットによる水の流れの妨げを抑制することができる。したがって、冷凍サイクル装置に水を溜まることを防止することができる。
本発明によれば、美観性を向上させることができるとともに、熱交換器に対する埃等の堆積を抑制することができる。
以下に、本発明に係る冷凍サイクル装置の製造方法及び冷凍サイクル装置の一実施形態について、図1から図9を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る空冷ヒートポンプチラー(冷凍サイクル装置)1は、機械室2と、機械室2の上方に配置された熱交換室3と、熱交換室3の天井部に設けられた複数(本実施形態では4つ)のファン5と、機械室2と熱交換室3との間に設けられるドレンパン6と、を有する。
図1に示すように、本実施形態に係る空冷ヒートポンプチラー(冷凍サイクル装置)1は、機械室2と、機械室2の上方に配置された熱交換室3と、熱交換室3の天井部に設けられた複数(本実施形態では4つ)のファン5と、機械室2と熱交換室3との間に設けられるドレンパン6と、を有する。
機械室2は、一方向(図1のY方向)に延在する略直方体形状の筐体7によって外殻が構成される。筐体7内には、圧縮機、四方切換え弁、水熱交換器、膨張弁、冷媒配管、水配管及び水循環ポンプ(すべて図示せず)が収容されている。
圧縮機、四方切換え弁、水熱交換器及び膨張弁は、冷媒配管によって接続され、後述する熱交換室3に設けられる空気熱交換器ユニット8とともに、冷凍サイクルを構成している。
圧縮機、四方切換え弁、水熱交換器及び膨張弁は、冷媒配管によって接続され、後述する熱交換室3に設けられる空気熱交換器ユニット8とともに、冷凍サイクルを構成している。
四方切換え弁は、冷媒配管内を流通する冷媒の流れを切替え可能であって、冷媒の流れを切替えることで、空冷ヒートポンプチラー1は冷房運転及び暖房運転の両方の運転が可能となっている。
圧縮機は、例えば、インバータによって駆動されるモータを備える。圧縮機では、モータの回転数を制御することで、冷媒配管に吐出する冷媒の量を調整する。
水熱交換器は、冷媒配管を流れる冷媒と、水配管を流れる水とを熱交換する。
水配管は、空冷ヒートポンプチラー1の外部から水熱交換器に水を供給する第1配管と、水熱交換器の水を空冷ヒートポンプチラー1の外部に排出する第2配管とによって構成される。第2配管から排出された水は、温水又は冷水として各種提供先の装置(図示省略)等に提供される。各種提供先の装置等で熱交換を行った水は、各種提供先の装置等から第1配管を介して水熱交換器に供給される。このように、第1配管及び第2配管は、空冷ヒートポンプチラー1と提供先の装置等とを接続する循環流路の一部を構成している。
水配管は、空冷ヒートポンプチラー1の外部から水熱交換器に水を供給する第1配管と、水熱交換器の水を空冷ヒートポンプチラー1の外部に排出する第2配管とによって構成される。第2配管から排出された水は、温水又は冷水として各種提供先の装置(図示省略)等に提供される。各種提供先の装置等で熱交換を行った水は、各種提供先の装置等から第1配管を介して水熱交換器に供給される。このように、第1配管及び第2配管は、空冷ヒートポンプチラー1と提供先の装置等とを接続する循環流路の一部を構成している。
膨張弁は、水熱交換器と、熱交換室3に設けられた空気熱交換器ユニット8との間に設けられている。
水循環ポンプは、水配管内の水を循環させ、水熱交換器に水を供給する。
水循環ポンプは、水配管内の水を循環させ、水熱交換器に水を供給する。
熱交換室3は、一方向に延在する熱交換室筐体9によって外殻が形成される。図2に示すように、熱交換室筐体9の内側には、複数(本実施形態では4つ)の空気熱交換器ユニット8が配置される。熱交換室筐体9は、上面を構成する略長方形状の天井板11と、下面を構成する略長方形状の底板12と、短手方向(図1のX方向)の側面を構成する板状の側壁13とを有し、長手方向(図1のY方向)の側面は開放状態とされている。
図3に示すように、空気熱交換器ユニット8は、各々、パネル状に形成された下部熱交換器16と、下部熱交換器16の上に載置されるパネル状に形成された上部熱交換器15とによって構成されている。下部熱交換器16と上部熱交換器15とは、下部熱交換器16と上部熱交換器15との間に設けられるブラケット17によって連結されている。
下部熱交換器16及び上部熱交換器15は、上部熱交換器15と下部熱交換器16とに亘って上下方向(図1のZ方向)に延びる湾曲部18がパネル面において形成されるように、平面視略L字状に湾曲している。
すなわち、下部熱交換器16及び上部熱交換器15は、L字の短手部分にあたる第1平面部19と、L字の角部分にあたる湾曲部18と、L字の長手部分にあたる第2平面部20とを有している。下部熱交換器16及び上部熱交換器15のパネル面は、略全領域(すなわち、第1平面部19、湾曲部18及び第2平面部20)において、面一となるように形成されている。
下部熱交換器16及び上部熱交換器15は、上部熱交換器15と下部熱交換器16とに亘って上下方向(図1のZ方向)に延びる湾曲部18がパネル面において形成されるように、平面視略L字状に湾曲している。
すなわち、下部熱交換器16及び上部熱交換器15は、L字の短手部分にあたる第1平面部19と、L字の角部分にあたる湾曲部18と、L字の長手部分にあたる第2平面部20とを有している。下部熱交換器16及び上部熱交換器15のパネル面は、略全領域(すなわち、第1平面部19、湾曲部18及び第2平面部20)において、面一となるように形成されている。
このように構成された4つの空気熱交換器ユニット8は、熱交換室3の側面に沿うように並んで配置される。上述のように、上部熱交換器15及び下部熱交換器16はL字状に構成され、かつ、上部熱交換器15及び下部熱交換器16のパネル面が面一となっているので、空気熱交換器ユニット8も平面視略L字形状をしている。4つの空気熱交換器ユニット8は、L字の角部(すなわち、上部熱交換器15及び下部熱交換器16の湾曲部18)が、熱交換室3の四隅にそれぞれ対応するように配置される。また、4つの空気熱交換器ユニット8は、L字の長手部分(すなわち、上部熱交換器15及び下部熱交換器16の第2平面部20)が、熱交換室3の長手方向の側面に沿うように各々配置される。
上部熱交換器15及び下部熱交換器16は、いわゆるフィンアンドチューブ型の熱交換器である。詳細には、上部熱交換器15及び下部熱交換器16は、各々、内部に冷媒が流通する円管状の複数のチューブ21(図8参照)と、チューブ21の外周面に設けられる複数のフィン(図示省略)とを有する。チューブ21は、水平方向に所定距離延びている。
また、チューブ21は、水平方向に2列並んで配置されるとともに、上下方向に複数列(本実施形態では略30列)並んで配置される。本実施形態では、チューブ21が上下方向に複数列配置される面を、上部熱交換器15及び下部熱交換器16のパネル面としている。
また、チューブ21は、水平方向に2列並んで配置されるとともに、上下方向に複数列(本実施形態では略30列)並んで配置される。本実施形態では、チューブ21が上下方向に複数列配置される面を、上部熱交換器15及び下部熱交換器16のパネル面としている。
フィンは、板状であって、板面が鉛直面となるように複数列並んで配置されている。また、フィンの板面には、複数の穴が形成されている。この穴の直径は、チューブ21の外形よりも僅かに大きく形成されており、この穴にチューブ21が嵌め込まれるように挿通している。このようにして、チューブ21の外周面に対してフィンが設けられている。
このように構成された空気熱交換器ユニット8は、開放状態とされた熱交換室筐体9の長手方向側面から導入された外気と熱交換することで、チューブ内を流通する冷媒の冷却または加熱を行う。
次にブラケット17について図4及び図5を用いて説明する。なお、図4は、ブラケット17に対して、折り曲げ加工する前の状態を示し、図5は、ブラケット17に対して、折り曲げ加工を行った後の状態を示している。ブラケット17は、折り曲げ加工を行った後の状態で、下部熱交換器16と上部熱交換器15とを連結する。
ブラケット17は、矩形板状の基部23と、基部23の一側の端部(本実施形態では、空気熱交換器ユニット8に設けられた状態における外端部)から上方に立ち上がる第1立ち上がり部24と、基部23の一側の端部から下方に垂下する第1垂下部25と、基部23の他側(本実施形態では、空気熱交換器ユニット8に設けられた状態における内端部)から上方に立ち上がる第2立ち上がり部26と、基部23の他側の端部から下方に垂下する第2垂下部27と、を一体的に有する。基部23には、基部23の外周に沿うように矩形の開口28が形成されている。第1立ち上がり部24と第2立ち上がり部26とは斜向かいとなるように対向している。また、第1垂下部25と第2垂下部27とは、斜向かいとなるように対向している。
なお、ブラケット17は、第1平面部19に設けられている(図3、図9参照)。
ブラケット17は、矩形板状の基部23と、基部23の一側の端部(本実施形態では、空気熱交換器ユニット8に設けられた状態における外端部)から上方に立ち上がる第1立ち上がり部24と、基部23の一側の端部から下方に垂下する第1垂下部25と、基部23の他側(本実施形態では、空気熱交換器ユニット8に設けられた状態における内端部)から上方に立ち上がる第2立ち上がり部26と、基部23の他側の端部から下方に垂下する第2垂下部27と、を一体的に有する。基部23には、基部23の外周に沿うように矩形の開口28が形成されている。第1立ち上がり部24と第2立ち上がり部26とは斜向かいとなるように対向している。また、第1垂下部25と第2垂下部27とは、斜向かいとなるように対向している。
なお、ブラケット17は、第1平面部19に設けられている(図3、図9参照)。
また、基部23は、下部熱交換器16の上面に載置される。すなわち、基部23は、下面が下部熱交換器16の上面と接触し、上面が上部熱交換器15の下面と接触している。また、第1立ち上がり部24の内面は、上部熱交換器15の外面(すなわち、外側を向いているパネル面)と接触し、第1垂下部25の内面は、下部熱交換器16の外面と接触する。また、第2立ち上がり部26の内面は、上部熱交換器15の内面(すなわち、内側を向いているパネル面)と接触し、第2垂下部27の内面は、下部熱交換器16の内面と接触する。
このようにして、ブラケット17は、上部熱交換器15と下部熱交換器16とを連結している。なお、ブラケット17と、上部熱交換器15及び下部熱交換器16とは、溶接等で結合されてはいない。
また、ブラケット17は、下部熱交換器16と上部熱交換器15との載置面の全体には設けられておらず、部分的に設けられている。チューブ21の延在方向におけるブラケット17の長さは、湾曲部18に対して、略40%程度となっている。なお、ブラケット17の長さは、この例に限定されない。
また、ブラケット17は、湾曲部18の隣接する領域である第1平面部19に設けられる。詳細には、第1平面部19と湾曲部18との境界(Rエンド部)よりも50cm〜60cm離間した位置に、ブラケット17の湾曲部18側の端部が位置するように配置されている。
このようにして、ブラケット17は、上部熱交換器15と下部熱交換器16とを連結している。なお、ブラケット17と、上部熱交換器15及び下部熱交換器16とは、溶接等で結合されてはいない。
また、ブラケット17は、下部熱交換器16と上部熱交換器15との載置面の全体には設けられておらず、部分的に設けられている。チューブ21の延在方向におけるブラケット17の長さは、湾曲部18に対して、略40%程度となっている。なお、ブラケット17の長さは、この例に限定されない。
また、ブラケット17は、湾曲部18の隣接する領域である第1平面部19に設けられる。詳細には、第1平面部19と湾曲部18との境界(Rエンド部)よりも50cm〜60cm離間した位置に、ブラケット17の湾曲部18側の端部が位置するように配置されている。
4つのファン5は、熱交換室筐体9の天井板11に設けられ、熱交換室筐体9の長手方向に沿って、等間隔に並んで配置されている。4つのファン5は、熱交換室3内に外気を導入するとともに、熱交換器において熱交換を行った外気を熱交換室3の外部に排出する。
ドレンパン6は、空気熱交換器ユニット8の下方に設けられ、空気熱交換器ユニット8で発生した凝縮水を回収する。
ドレンパン6は、空気熱交換器ユニット8の下方に設けられ、空気熱交換器ユニット8で発生した凝縮水を回収する。
次に、空冷ヒートポンプチラー1の製造方法について説明する。
まず、上部熱交換器15及び下部熱交換器16の製造方法について説明する。板状のフィンに形成された複数の穴に、チューブ21を挿通させる。この時、チューブ21は拡管前の状態であるので、フィンに形成された穴の直径よりも、外径が小さく形成されているため、容易に挿通することができる。次に、穴に挿通された状態のチューブ21内にマンドレルを挿入し、拡管を行う。拡管されたチューブ21は、外径が大きくなり、フィンに形成された穴の内縁に接触する。このように、上部熱交換器15及び下部熱交換器16は製造される。
なお、熱交換器を製造する際の拡管作業等は、熱交換器単位で行われるので、複数のチューブ21に対して同時に行われる。したがって、拡管作業を同時に行うことができない大きさの熱交換器を製造する場合(例えば、拡管機の最大能力を超える段数の場合など)には、複数の熱交換器を組み合わせてユニット化する。
まず、上部熱交換器15及び下部熱交換器16の製造方法について説明する。板状のフィンに形成された複数の穴に、チューブ21を挿通させる。この時、チューブ21は拡管前の状態であるので、フィンに形成された穴の直径よりも、外径が小さく形成されているため、容易に挿通することができる。次に、穴に挿通された状態のチューブ21内にマンドレルを挿入し、拡管を行う。拡管されたチューブ21は、外径が大きくなり、フィンに形成された穴の内縁に接触する。このように、上部熱交換器15及び下部熱交換器16は製造される。
なお、熱交換器を製造する際の拡管作業等は、熱交換器単位で行われるので、複数のチューブ21に対して同時に行われる。したがって、拡管作業を同時に行うことができない大きさの熱交換器を製造する場合(例えば、拡管機の最大能力を超える段数の場合など)には、複数の熱交換器を組み合わせてユニット化する。
次に、ユニット化の工程について説明する。下部熱交換器16の上面にブラケット17を所定の態様で載置する。所定の態様とは、図6及び図7に示すように、第1立ち上がり部24の内面が、上部熱交換器15の一側のパネル面と接触し、第1垂下部25の内面が、下部熱交換器16の一側のパネル面と接触し、第2立ち上がり部26の内面が、上部熱交換器15の他側のパネル面と接触し、第2垂下部27の内面が、下部熱交換器16の他側のパネル面と接触する状態である。
ブラケット17は、図8及び図9に示すように、後述する湾曲部18ではなく、湾曲部18の隣接する領域である第1平面部19に載置される。詳細には、第1平面部19と湾曲部18との境界Bを形成する位置よりも50cm〜60cm離間した位置に載置される。次に、ブラケット17が載置された下部熱交換器16に対して、上部熱交換器15を載置する。このとき、ブラケット17が、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一に設置されるように規制している。
このように、上部熱交換器15と下部熱交換器16とがブラケット17によって連結され、ユニット化される(ブラケット設置ステップ)。
ブラケット17は、図8及び図9に示すように、後述する湾曲部18ではなく、湾曲部18の隣接する領域である第1平面部19に載置される。詳細には、第1平面部19と湾曲部18との境界Bを形成する位置よりも50cm〜60cm離間した位置に載置される。次に、ブラケット17が載置された下部熱交換器16に対して、上部熱交換器15を載置する。このとき、ブラケット17が、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一に設置されるように規制している。
このように、上部熱交換器15と下部熱交換器16とがブラケット17によって連結され、ユニット化される(ブラケット設置ステップ)。
次に、ブラケット17が間に設けられた状態の上部熱交換器15及び下部熱交換器16に対して曲げ加工を施す。曲げ加工を施す際には、図8及び図9に示すように、半円形状の治具29を用いる。直線状態にある上部熱交換器15及び下部熱交換器16に対して、治具29の円弧部分を当接させる。そして、加工装置(図示省略)が、上部熱交換器15及び下部熱交換器16の両端部を支持するとともに、円弧部に沿うように、上部熱交換器15及び下部熱交換器16に対して曲げ加工を施す(曲げ加工ステップ)。
曲げ加工を施した上部熱交換器15及び下部熱交換器16(すなわち、空気熱交換器ユニット8)は、熱交換室3内の所定の場所に配置する。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、重ねて配置された上部熱交換器15と下部熱交換器16との間に、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とを面一に規制するブラケット17が設置されている状態で、上部熱交換器15及び下部熱交換器16に対して曲げ加工を施している。これにより、曲げ加工時に、ブラケット17が、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面との相対的な移動を規制する。よって、曲げ加工時において、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一の状態を維持する。したがって、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一の状態を維持したまま湾曲部18を形成することができる。よって、湾曲部18が形成された熱交換器を有する空冷ヒートポンプチラー1において、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とを、全領域(すなわち、第1平面部19、湾曲部18及び第2平面部20)において、面一とすることができ、美観性を向上させることができる。また、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一となるので、面一となるパネル面においては、下部熱交換器16の上面が露出しないので、下部熱交換器16の上面に対する埃等の堆積を抑制することができる。
本実施形態では、重ねて配置された上部熱交換器15と下部熱交換器16との間に、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とを面一に規制するブラケット17が設置されている状態で、上部熱交換器15及び下部熱交換器16に対して曲げ加工を施している。これにより、曲げ加工時に、ブラケット17が、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面との相対的な移動を規制する。よって、曲げ加工時において、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一の状態を維持する。したがって、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一の状態を維持したまま湾曲部18を形成することができる。よって、湾曲部18が形成された熱交換器を有する空冷ヒートポンプチラー1において、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とを、全領域(すなわち、第1平面部19、湾曲部18及び第2平面部20)において、面一とすることができ、美観性を向上させることができる。また、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一となるので、面一となるパネル面においては、下部熱交換器16の上面が露出しないので、下部熱交換器16の上面に対する埃等の堆積を抑制することができる。
また、ブラケット17は、湾曲部18の隣接領域である第1平面部19に設置されている。詳細には、ブラケット17は、湾曲部18と第1平面部19との境界Bから所定距離L(本実施形態では、50cm〜60cm)離れた位置に設置されている。これにより、曲げ加工を施す際に、湾曲部18とブラケット17による支持部分との距離が比較的短くなるので、上部熱交換器15の湾曲度合と、下部熱交換器16の湾曲度合とに差が生じ難くなる。したがって、より好適に、湾曲部18が形成された熱交換器を有する空冷ヒートポンプチラー1において、上部熱交換器15のパネル面と下部熱交換器16のパネル面とが面一とすることができる。
また、湾曲部18と第1平面部19との境界から50cm〜60cmの位置に設置されているので、曲げ加工を施す際に、ブラケット17と治具29とを干渉させずに曲げ加工を施すことができる。
また、湾曲部18と第1平面部19との境界から50cm〜60cmの位置に設置されているので、曲げ加工を施す際に、ブラケット17と治具29とを干渉させずに曲げ加工を施すことができる。
空気熱交換器ユニット8においては、結露や、デフロスト運転(除霜運転)に伴う霜の溶融等により、水が発生することがある。また、空冷ヒートポンプチラー1の設置環境によっては、外部から熱交換室3に雨水等が流入することがある。
本実施形態では、下部熱交換器16と上部熱交換器15との載置面に対してブラケット17が部分的に設けられている。これにより、載置面に対して全体にブラケット17を設ける構成と比較して、水が上部熱交換器15から下方に流通(滴下)する際に、ブラケット17によって妨げられる水の流量を低減することができる。したがって、空気熱交換器ユニット8に水が溜まることを防止することができる。
なお、上述したように、部分的とは、湾曲部18の水平方向長さに対して、ブラケット17の水平方向の長さが40%以下程度の長さとすることを意味している。
本実施形態では、下部熱交換器16と上部熱交換器15との載置面に対してブラケット17が部分的に設けられている。これにより、載置面に対して全体にブラケット17を設ける構成と比較して、水が上部熱交換器15から下方に流通(滴下)する際に、ブラケット17によって妨げられる水の流量を低減することができる。したがって、空気熱交換器ユニット8に水が溜まることを防止することができる。
なお、上述したように、部分的とは、湾曲部18の水平方向長さに対して、ブラケット17の水平方向の長さが40%以下程度の長さとすることを意味している。
また、ブラケット17に上下方向に貫通する開口28が形成されている。これにより、上部熱交換器15から下方に流通(滴下)する水は、ブラケット17に形成された開口28を通過するので、ブラケット17による水の流れの妨げを抑制することができる。したがって、空気熱交換器ユニット8に水が溜まることを防止することができる。
また、本実施形態では、上部熱交換器15と下部熱交換器16との間にブラケット17を設けているが、上部熱交換器15と下部熱交換器16との間に介在するのは、板状の基部23のみなので、上部熱交換器15と下部熱交換器16との離間距離を抑制することができる。したがって、下部熱交換器16と上部熱交換器15との載置面に対してブラケット17を部分的に設けた場合であっても、ブラケット17を設けた箇所における上部熱交換器15と下部熱交換器16との離間距離と、ブラケット17を設けていない箇所における上部熱交換器15と下部熱交換器16との離間距離との差を抑制することができる。
また、本実施形態では、ブラケット17を一枚板から加工することができるので、簡易にブラケット17を加工することができる。詳細には、図4に示した一枚の板の一点鎖線部分を曲折加工することで、図5に示すように、本実施形態に係るブラケット17の状態に加工することできる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、上部熱交換器15及び下部熱交換器16をL字状に形成したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、湾曲部が形成されている熱交換器であれば適用可能であり、例えば、コ字状に形成されている熱交換器においても適用することができる。
例えば、上記実施形態では、上部熱交換器15及び下部熱交換器16をL字状に形成したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、湾曲部が形成されている熱交換器であれば適用可能であり、例えば、コ字状に形成されている熱交換器においても適用することができる。
また、上記実施形態では、ブラケット17を取り付けた下部熱交換器16に対して、上部熱交換器15を載置して空気熱交換器ユニット8を形成する例について説明したが、ブラケット17を取り付けた上部熱交換器15を下部熱交換器16に対して載置して、空気熱交換器ユニット8を形成してもよい。
また、上記実施形態では、本発明に係る冷凍サイクル装置を空冷ヒートポンプチラーに適用する例について説明したが、本発明に係る冷凍サイクル装置は、他の熱源機、給湯器、空気調和装置等の冷媒サイクルを有するものにも適用可能である。
1 空冷ヒートポンプチラー(冷凍サイクル装置)
2 機械室
3 熱交換室
5 ファン
6 ドレンパン
7 筐体
8 空気熱交換器ユニット
9 熱交換室筐体
15 上部熱交換器
16 下部熱交換器
17 ブラケット
18 湾曲部
19 第1平面部
20 第2平面部
23 基部
24 第1立ち上がり部
25 第1垂下部
26 第2立ち上がり部
27 第2垂下部
28 開口
29 治具
2 機械室
3 熱交換室
5 ファン
6 ドレンパン
7 筐体
8 空気熱交換器ユニット
9 熱交換室筐体
15 上部熱交換器
16 下部熱交換器
17 ブラケット
18 湾曲部
19 第1平面部
20 第2平面部
23 基部
24 第1立ち上がり部
25 第1垂下部
26 第2立ち上がり部
27 第2垂下部
28 開口
29 治具
Claims (7)
- パネル状の下部熱交換器と、前記下部熱交換器の上に載置されるパネル状の上部熱交換器と、を有する冷凍サイクル装置の製造方法であって、
前記上部熱交換器と前記下部熱交換器とを連結して、前記上部熱交換器のパネル面と前記下部熱交換器のパネル面とが面一に設置されるように規制するブラケットを、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器との間に設置するブラケット設置ステップと、
前記ブラケット設置ステップの後に、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器とに亘って上下方向に延びる湾曲部がパネル面において形成されるように、前記上部熱交換器及び前記下部熱交換器に対して曲げ加工を施す曲げ加工ステップと、を備えた冷凍サイクル装置の製造方法。 - 前記ブラケット設置ステップにおいて、前記ブラケットは、前記湾曲部の隣接領域に設置される請求項1に記載の冷凍サイクル装置の製造方法。
- 前記ブラケットは、前記下部熱交換器と前記上部熱交換器との載置面に対して部分的に設けられている請求項1または請求項2に記載の冷凍サイクル装置の製造方法。
- 前記ブラケットには、上下方向に貫通する開口が形成されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷凍サイクル装置の製造方法。
- パネル状の下部熱交換器と、
前記下部熱交換器の上に載置されるパネル状の上部熱交換器と、
前記下部熱交換器と前記上部熱交換器との間に設けられ、前記下部熱交換器と前記上部熱交換器とを連結するブラケットと、を備え、
前記下部熱交換器及び前記上部熱交換器のパネル面には、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器とに亘って上下方向に延びる湾曲部が形成されていて、
前記上部熱交換器のパネル面と前記下部熱交換器のパネル面とは、面一であって、
前記ブラケットは、前記下部熱交換器と前記上部熱交換器との載置面に対して部分的に設けられている冷凍サイクル装置。 - 前記ブラケットは、前記湾曲部の隣接領域に設置される請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記ブラケットには、上下方向に貫通する開口が形成されている請求項4から請求項6のいずれかに記載の冷凍サイクル装置。
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2018
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