JP2019098010A - リントフィルタ装置および洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】リントなどの異物を捕捉するフィルタ部の清掃を容易に行うことができ、ユーザの手を汚し難くできるようにしたリントフィルタ装置、および、このリントフィルタ装置を備えた洗濯機を提供する。【解決手段】本実施形態に係るリントフィルタ装置は、洗濯機の水路上に設けられるリントフィルタ装置であって、ユーザにより把持される把持部と、前記把持部に取り付けられ、前記水路を流れる水に含まれる異物を捕捉するフィルタ部と、前記フィルタ部の内面形状に沿う清掃部と、を備える。本実施形態に係る洗濯機は、本実施形態に係るリントフィルタ装置を備える。【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、リントフィルタ装置および洗濯機に関する。
一般に、洗濯機は、洗濯水やすすぎ水中に含まれるリントや髪の毛などの異物を捕捉するためのリントフィルタ装置を備えている。リントフィルタ装置は、例えば水槽内の洗濯水などを機外へ排水するための排水路上や、洗濯水などを水槽の内外で循環させるための循環水路上に設けられている。このようなリントフィルタ装置は、例えば多数の通水孔を有する容器形状に形成されたフィルタ部を有している。そして、リントフィルタ装置は、フィルタ部の容器形状の内側から外側へ向けて洗濯水などを通すことで、洗濯水などに含まれるリントなどの異物を容器形状の内側に捕捉してろ過する。
リントフィルタ装置、特にフィルタ部を清掃する際には、通水孔に巻き付いたり相互に絡み合ったりしたリントなどの異物を除去しなければならず、手間がかかる。また、通水孔に巻き付いたり相互に絡み合ったりしたリントなどの異物は除去し難いことから、清掃の際に、ユーザの手が汚れてしまうという課題もある。
そこで、本実施形態は、リントなどの異物を捕捉するフィルタ部の清掃を容易に行うことができ、ユーザの手を汚し難くできるようにしたリントフィルタ装置、および、このリントフィルタ装置を備えた洗濯機を提供する。
本実施形態のリントフィルタ装置は、洗濯機の水路上に設けられるリントフィルタ装置であって、把持部、フィルタ部、清掃部を備える。把持部は、ユーザにより把持される。フィルタ部は、前記把持部に取り付けられ、前記水路を流れる水に含まれる異物を捕捉する。清掃部は、前記フィルタ部の内面形状に沿う。
また、本実施形態の洗濯機は、本実施形態のリントフィルタ装置を備えている。
以下、リントフィルタ装置および洗濯機に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1および図2に例示する洗濯機10は、外箱11、扉12、水槽13、回転槽14を備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉12側を洗濯機10の前側とする。また、前後方向に対する直角水平方向を左右方向とする。また、前後方向および左右方向に直交する方向を上下方向とする。洗濯機10は、例えばドラム式洗濯機であり、水槽13の中心軸および回転槽14の回転中心軸が水平または地面に対して傾斜している。なお、洗濯機10は、例えばヒートポンプ式やヒータ式の乾燥機能を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。
外箱11は、例えば鋼板などによってほぼ矩形の箱状に形成されている。水槽13は、外箱11の内部に収容されており、ダンパ15によって弾性支持されている。回転槽14は、水槽13の内部に収容されている。水槽13および回転槽14は、いずれも円筒形状の軸方向の一方側が開口し他方側が閉塞したいわゆる有底円筒状に形成されている。
図3に例示するように、洗濯機10は、給水装置16、排水弁17、循環ポンプ18、リントフィルタ装置30などを備えている。給水装置16は、外箱11内にあって、水槽13の左右の一方寄りの上部に設けられている。給水装置16は、給水弁161や注水ケース162を有している。給水弁161は、図示しない水道などの外部の水源に接続されており、洗濯機10の動作全般を制御する図示しない制御装置によって開閉制御される。給水弁161が開放されると、外部の水源からの水は、給水弁161および注水ケース162を通って水槽13に注水される。
排水弁17および循環ポンプ18は、水槽13の下方に設けられている。排水弁17は、例えば電磁弁であって、図示しない制御装置によって開閉駆動される。排水弁17の流入側は、接続管191,192を介して、水槽13の底部近傍に設けられた排水口131に接続されている。排水弁17の吐出側は、排水管20を介して機外へ繋がっている。この構成において、水槽13の排水口131から排水弁17を経由して排水管20から機外へ至る経路を排水路Aと称する。この排水路Aは、洗濯機10が備える水路の一例である。循環ポンプ18の駆動が停止された状態で排水弁17が開かれると、水槽13内に貯留されている洗濯水やすすぎ水は、排水路Aを通って機外へ排出される。
循環ポンプ18は、図示しない制御装置からの制御を受けて、水の吐出量を調整可能に構成されている。循環ポンプ18の流入側は、接続管191,193を介して、水槽13の底部近傍に設けられた排水口131に接続されている。循環ポンプ18の吐出側は、循環ホース21を介して、水槽13に設けられた吐出部132に接続されている。この構成において、水槽13の排水口131から循環ポンプ18を経由して水槽13の吐出部132から再び水槽13に至る経路を循環水路Bと称する。この循環水路Bは、洗濯機10が備える水路の一例である。排水弁17が閉じられた状態で循環ポンプ18が動作すると、水槽13内に貯留されている洗濯水やすすぎ水は、循環水路Bを通って吐出部132から再び水槽13および回転槽14の内部に放水される。なお、循環水路Bは、必ずしも備えている必要はない。
図3に示すように、リントフィルタ装置30は、排水路Aまたは循環水路Bの少なくともいずれか一方の水路上に設けられている。本実施形態の場合、リントフィルタ装置30は、排水路A上であって、かつ、循環水路B上に設けられている。即ち、リントフィルタ装置30は、排水口131から排水弁17に至る水路の途中であって、かつ、排水口131から循環ポンプ18に至る水路の途中でもある共通の水路上に設けられている。リントフィルタ装置30は、排水路Aおよび循環水路Bを流れる水に含まれるリントなどの異物を捕捉する。
図4に示すように、リントフィルタ装置30は、フィルタケース40およびフィルタ本体50を備えている。フィルタケース40は、剛性を有する材料、例えば合成樹脂材料により構成されている。このフィルタケース40は、排水路A上であって、かつ、循環水路B上に設けられており、排水路Aおよび循環水路Bの一部を構成している。即ち、フィルタケース40は、前面側に開口部401が形成されているとともに、この開口部401から一方向へ長い円筒形状、この場合、洗濯機10の前側から後側に向かって下降するように傾斜する方向へ長い円筒形状に形成されている。なお、以下の説明では、フィルタケース40の開口部401側を、リントフィルタ装置30の前側とし、開口部401と反対側をリントフィルタ装置30の後側とする。
フィルタケース40の内部は、水路空間41と、非水路空間42と、に区分されている。水路空間41は、フィルタケース40の後側に位置し、非水路空間42は、フィルタケース40の前側に位置している。排水路Aおよび循環水路Bは、いずれもフィルタケース40の水路空間41を経由するように構成されている。なお、図1に示すように、外箱11は、フィルタケース40の開口部401を開閉する蓋部材111を有している。また、フィルタケース40は、円筒形状に限られず、例えば矩形や多角形の筒状であってもよい。
フィルタケース40は、段部43、流入部44、排水用流出部45、循環用流出部46を有している。段部43は、水路空間41と非水路空間42との境界部分に設けられおり、水路空間41と非水路空間42との境界部分に段差を形成している。流入部44、排水用流出部45、循環用流出部46は、何れも、フィルタケース40の水路空間41の内部と外部とを連通している。
この場合、流入部44は、フィルタケース40における水路空間41の上方部分に設けられており、接続管191を介して水槽13の排水口131に接続されている。排水用流出部45は、フィルタケース40における水路空間41の後方部分、つまり、開口部401と反対側に設けられており、接続管192を介して排水弁17に接続されている。循環用流出部46は、フィルタケース40における水路空間41の側方部分に設けられており、接続管193を介して循環ポンプ18に接続されている。この場合、循環用流出部46は、水路空間41の後方側の側面に設けられている。
また、流入部44は、フィルタケース40の上面に対し後方から傾斜した状態で当該フィルタケース40に接続されている。また、排水用流出部45は、フィルタケースの後面に対し後方から直交した状態で当該フィルタケース40に接続されている。また、循環用流出部46は、フィルタケース40の側面に対し側方から直交した状態で当該フィルタケース40に接続されている。
フィルタ本体50は、フィルタケース40に対して抜き差しすることで着脱可能に構成されている。この場合、フィルタ本体50は、フィルタケース40内に差し込まれることでフィルタケース40に装着され、フィルタケース40から引き出されることでフィルタケース40から取り外される。このとき、フィルタケース40が洗濯機10の前側から後側に向かって下降するように傾斜する方向に延びていることから、ユーザは、洗濯機10の前面側から、フィルタ本体50を斜めに押し込むことにより装着することができ、また、フィルタ本体50を斜めに引き出すことにより取り外すことができる。よって、フィルタケースが洗濯機の前後方向に沿って水平に延びる構成に比べ、フィルタ本体50の着脱を容易に行うことができる。
図5に例示するように、フィルタ本体50は、把持部51およびフィルタ部52を備えている。フィルタ本体50は、把持部51にフィルタ部52が取り付けられることにより構成されている。フィルタ部52および把持部51は、何れも、剛性を有する材料、例えば合成樹脂材料により構成されている。
把持部51は、円柱部53および摘み部54を一体に有している。円柱部53は、径の異なる2つの円柱を接続したようないわゆる段付きの円柱形状に形成されている。即ち、円柱部53は、径大部531および径小部532を有している。径小部532は、径大部531に対して後側つまりフィルタ部52側にあって径大部531よりも外径が小さい。径小部532は、径大部531に対して回転可能に構成されている。
摘み部54は、例えば所定の厚さを有する板状に形成されており、円柱部53の前側からフィルタ部52とは反対側つまり前側へ突出している。摘み部54は、ユーザがフィルタ本体50を取り扱う際に把持するための部分である。また、把持部51は、係合部55を有している。係合部55は、径小部532の外周面に設けられている。
一方、図4に例示するように、フィルタケース40は、被係合部402を有している。被係合部402は、フィルタケース40の非水路空間42を形成する周囲の壁に設けられている。被係合部402は、把持部51の係合部55に対応しており、フィルタケース40内にフィルタ本体50が挿入された際に係合部55と係合する。これにより、フィルタ本体50は、フィルタケース40内に挿入された状態で固定される。
また、フィルタ本体50は、シール部材56を有している。シール部材56は、例えばOリングなどにより構成されている。シール部材56は、水路空間41内を通る水が、フィルタ本体50とフィルタケース40との隙間から非水路空間42側へ漏れ出ることを防ぐためのものである。
図5に例示するように、フィルタ部52は、上面が開放した容器形状に形成されている。フィルタ部52は、一方向、この場合、フィルタケース40の長手方向に沿うようにして長く形成されている。また、図6に例示するように、フィルタ部52は、フィルタケース40の長手方向に直交する短手方向の断面がほぼ台形をなしており、上側が開放した容器形状に構成されている。具体的には、フィルタ部52は、底面部521、および、この底面部521の左右両端部から斜め上方に向かって拡がるように延出する左右一対の側面部522により、上側に開放部523を有する容器形状を形成している。
また、図5に例示するように、フィルタ部52は、当該フィルタ部52の後側の面を構成する後面部524を備えている。この後面部524のほぼ中央部には、上下方向に延びる複数の円柱状の棒状部524aが設けられている。これら複数の棒状部524aは、相互に離間しており、これにより、後面部524のほぼ中央部には、複数のスリットが形成されている。この場合、後面部524の内面は、リントなどの異物を捕捉する捕捉面として機能する。
また、図7において矢印R1,R2で例示するように、この後面部524は、底面部521の後端部においてヒンジ524bにより回動可能に取り付けられている。即ち、フィルタ部52は、その一部、この場合、後面部524が開閉可能な構成となっている。また、後面部524が開かれた状態においては、複数の棒状部524aおよびスリットがフィルタ部52の長手方向に沿って延びる状態となる。
また、図5および図6に例示するように、フィルタ部52は、当該フィルタ部52を貫通する複数の通水孔525を有している。通水孔525は、フィルタ部52を構成する底面部521および左右一対の側面部522にそれぞれ設けられている。通水孔525は、従来構成のリントフィルタ装置が有する通水孔よりも大きな開口面積を有しており、従って、この通水孔525によっては、リントなどの異物を捕捉することは困難である。そのため、図6に例示するように、本実施形態では、この通水孔525に網状部材60が設けられている。なお、この網状部材60の図示は、図6以外の図面においては省略している。
この網状部材60は、例えばナイロンなどの樹脂材料からなる細繊維により構成された網状の部材であり、本実施形態では、フィルタ部52にインサート成形されている。なお、網状部材60は、フィルタ部52の内面に極力近い位置にインサートした構成とするとよい。また、網状部材60は、フィルタ部52の内面に内側から貼り付けた構成も許容される。
このように、網状部材60が設けられた通水孔525は、フィルタ部52を容器形状の内側から外側へ向かって通水可能に構成している。この場合、容器形状のフィルタ部52の内側の面のうち通水孔525および網状部材60が設けられた面、つまり、底面部521および左右一対の側面部522の内側の面が、リントなどの異物を捕捉する捕捉面として機能する。
本実施形態では、網状部材60のメッシュサイズは、例えば2.54cmあたり30〜200メッシュの範囲で設定されており、より好ましくは、例えば2.54cmあたり40〜175メッシュの範囲で設定するとよい。即ち、網状部材60は、フィルタ部52内の水を外部に良好に排出する排出性と、その排出される水に含まれるリントなどの異物を十分に捕捉する捕捉性とのバランスを考慮して、適切な大きさのメッシュサイズを設定するとよい。
また、フィルタ本体50は、さらにカバー部材70を備えている。このカバー部材70も、フィルタ部52および把持部51と同様に、剛性を有する材料、例えば合成樹脂材料により構成されている。また、このカバー部材70は、フィルタ部52と同様にフィルタケース40の長手方向に沿うようにして長く形成されている。カバー部材70の長手方向の寸法は、フィルタ部52の長手方向の寸法とほぼ同じに設定されている。なお、カバー部材70の長手方向の寸法は、適宜調整して実施することができ、例えばフィルタ部52の長手方向の寸法よりも短くてもよいし、長くてもよい。また、図6に例示するように、カバー部材70は、フィルタケース40の長手方向に直交する短手方向の断面が、下側が開放したほぼ半円形状に構成されている。なお、カバー部材70の形状は、適宜変更して実施することができる。
カバー部材70は、フィルタ部52の上部に取り付けられて、開放部523を閉塞する。また、図8および図9において矢印Sで例示するように、カバー部材70は、フィルタ部52に対し、その長手方向に沿ってスライド移動可能に取り付けられている。具体的には、カバー部材70の短手方向の両端部には、内側に向かって突出する突条部701が設けられている。突条部701は、カバー部材70の長手方向の全体に沿って直線状に設けられている。なお、突条部701は、カバー部材70の長手方向に沿って断続的に設けてもよい。一方、フィルタ部52の上部の両端部には、内側に向かって窪む溝部526が設けられている。溝部526は、フィルタ部52の長手方向の全体に沿って直線状に設けられている。
カバー部材70は、その突条部701をフィルタ部52の溝部526に嵌め込むことにより取り付けられている。これにより、カバー部材70は、フィルタ部52の上部において当該フィルタ部52の長手方向に沿ってスライド移動可能に支持されている。また、図9に例示するように、カバー部材70は、フィルタ部52の長手方向に沿って後方側にスライド移動させることにより、フィルタ部52から取り外すことが可能である。なお、カバー部材70は、フィルタ部52の長手方向に沿って前方側にスライド移動させることにより、フィルタ部52に取り付けることができる。即ち、カバー部材70は、フィルタ部52に対し着脱可能となっている。
また、図4にも例示するように、カバー部材70には、フィルタ部52内に水を導入するための導入孔702が設けられている。本実施形態では、この導入孔702は、カバー部材70の後方側に設けられており、フィルタ本体50がフィルタケース40内に取り付けられた状態で、流入部44に対向するようになっている。また、この導入孔702の開口寸法は、流入部44の開口寸法よりも大きくなっており、フィルタ本体50がフィルタケース40内に取り付けられた状態で、流入部44の全体を包含する大きさを有している。なお、導入孔702の開口寸法は、流入部44の開口寸法よりも大きくすることが好ましいが、流入部44の開口寸法と同等の大きさとした構成、あるいは、流入部44の開口寸法よりも小さくした構成も許容される。
そして、図6に例示するように、このカバー部材70は、その下面、つまり、フィルタ部52の内面に対向する面に清掃部100を備えている。本実施形態では、この清掃部100は、カバー部材70の前部、少なくとも、その長手方向の中央部よりも前側の部分であって、前端部に極力近い位置に設けられている。
この清掃部100は、カバー部材70に一体的に設けられている基部101と、この基部101の周囲に設けられた清掃機能部102と、を備えている。基部101は、カバー部材70の下面からフィルタ部52の底面部521に向かって下方に延びている。また、基部101の端面101aは、フィルタ部52の内面に沿った形状となっている。即ち、基部101の端面101aは、フィルタ部52の底面部521に対向する底端面、および、この底端面の左右両端から斜め上方に向かって拡がるように延出する左右一対の側端面により、フィルタ部52の容器形状に対応する形状を形成している。基部101の側端面は、フィルタ部52の側面部522に対向する。
清掃機能部102は、基部101の周囲に設けられている。この場合、清掃機能部102は、少なくとも、基部101の先端部側に設けられている。清掃機能部102の先端面102aは、フィルタ部52の内面に沿った形状となっている。即ち、清掃機能部102の先端面102aは、フィルタ部52の底面部521に対向する底端面、および、この底端面の左右両端から斜め上方に向かって拡がるように延出する左右一対の側端面により、フィルタ部52の容器形状に対応する形状を形成している。清掃機能部102の側端面は、フィルタ部52の側面部522に対向する。このように構成される清掃機能部102は、基部101の端面101aを構成する底端面および一対の側端面にわたって連続して設けられている。
本実施形態では、清掃機能部102は、複数の繊維を束ねた、いわゆるブラシにより構成されている。よって、清掃機能部102、つまり、清掃部100のうちフィルタ部52の内面に直接的に接触する部分は、例えば、その先端部がフィルタ部52の内面に摺接することに伴い弾性変形可能となっている。なお、清掃機能部102は、その先端部がフィルタ部52の内面に摺接する際に当該フィルタ部52の内面に及ぼす圧力が、網状部材60を破損せず、且つ、網状部材60の内面に存在するリントなどの異物を十分にかきとれる程度の圧力となるように調整されている。清掃機能部102がフィルタ部52の内面に及ぼす圧力の調整は、例えば、清掃機能部102の長さを調整したり、清掃部材102を構成する材料を選定したりすることによって行うことができる。
また、図9に例示するように、清掃機能部102は、フィルタ部52の長手方向に沿って複数段、この場合、4段で配列された構成となっている。なお、清掃部100のうちフィルタ部52の内面に直接的に接触しない基部101は、カバー部材70に一体的に設けられた弾性変形不能な部分であり、弾性変形可能な清掃機能部102を強固に保持している。
また、清掃部100は、その一部を構成する基部101がカバー部材70に一体的に設けられていることから、このカバー部材70のスライド移動に伴いフィルタ部52内をスライド移動可能となっている。即ち、上述したフィルタ部52の溝部526およびカバー部材70の突条部701は、カバー部材70とともに清掃部100をフィルタ部52内においてスライド移動可能に支持する支持部200の一例として機能する。そして、上述した通り、カバー部材70はフィルタ部52に対し着脱可能であることから、このカバー部材70に一体的に設けられる清掃部100も、カバー部材70とともにフィルタ部52に対し着脱可能となっている。
図4に例示するように、上述のように構成されるフィルタ本体50がフィルタケース40に装着された状態において、流入部44から水が導入されると、その水は、導入孔702を通してフィルタ部52内に導入される。そして、フィルタ部52内に導入された水は、通水孔525の網状部材60や後面部524のスリットを通過して水路空間41内に排出される。そして、水路空間41に排出された水は、排水時においては排水用流出部45から導出されて機外に排水され、循環時においては循環用流出部46から導出されて循環される。
このとき、フィルタ部52は、通水孔525の網状部材60を水が通過する際に、その水に含まれるリントなどの異物を、底面部521および左右一対の側面部522の内側の面により構成される捕捉面により捕捉する。また、フィルタ部52は、後面部524のスリットを水が通過する際に、その水に含まれるリントなどの異物を、後面部524の内面により構成される捕捉面により捕捉する。
また、フィルタ本体50がフィルタケース40に装着された状態において、カバー部材70の上面は、フィルタケース40の上面、つまり、流入部44を有する面に極力あるいは完全に密接するように構成するとよい。これにより、流入部44から流入する水を、フィルタ部52の外部に殆どあるいは全く漏らすことなく、当該フィルタ部52の内部に効率良く導入することができる。
本実施形態では、図6に例示するように、フィルタ部52の底面部521の下面に、下方に突出する突条部527を設けている。この突条部527は、フィルタ部52の長手方向に沿って複数、この場合、2つ設けられており、フィルタ本体50がフィルタケース40に装着された状態において、フィルタケース40の下面に当接し、フィルタ部52の沈み込みを防止する。これにより、突条部527は、カバー部材70の上面がフィルタケース40の上面から離間してしまうことを回避し、流入部44から流入する水がカバー部材70の外部、ひいては、フィルタ部52の外部に漏れ難くした構成を実現することができる。
次に、上述のように構成されるリントフィルタ装置30、特に、フィルタ部52を清掃する際の清掃手順の一例について説明する。即ち、ユーザは、リントフィルタ装置30をフィルタケース40から取り出すと、図7において矢印R1で例示するように、フィルタ部52の一部、この場合、後面部524を開く。そして、図8において矢印Sで例示するように、ユーザは、カバー部材70をフィルタ部52の長手方向に沿って後方側にスライド移動させる。
このとき、このカバー部材70に一体的に設けられている清掃部100も、フィルタ部52の内部を、当該フィルタ部52の長手方向に沿って後方側にスライド移動する。そして、この清掃部100は、その一部を構成する清掃機能部102の先端面102aがフィルタ部52の内面に沿った形状となっている。そのため、清掃部100がフィルタ部52内をスライド移動することに伴い、清掃機能部102の先端面102aがフィルタ部52の内面に摺接する。これにより、清掃機能部102によりフィルタ部52の内面に捕捉されているリントなどの異物をかき出すことができる。
そして、図9において矢印Sで例示するように、ユーザは、さらに、カバー部材70をフィルタ部52の長手方向に沿って後方側にスライド移動させることにより、このカバー部材70とともに清掃部100をフィルタ部52から取り外す。このとき、後面部524の複数の棒状部524aおよびスリットがフィルタ部52の長手方向、即ち、清掃部100のスライド方向に沿った方向に延びていることから、これら棒状部524aおよびスリットに捕捉されているリントなどの異物を、スライド移動する清掃部100によってかき出すことができる。
本実施形態によれば、清掃部100の清掃機能部102は、その先端部102aがフィルタ部52の内面形状に沿った形状となっている。この構成によれば、フィルタ部52の内面に沿って清掃部100の清掃機能部102をスライド移動させることにより、フィルタ部52の内面に捕捉されているリントなどの異物を効率良くかき出すことができる。よって、フィルタ部52の清掃を容易に行うことができ、また、フィルタ部52の清掃の際に、ユーザの手を汚し難くすることができる。
また、本実施形態によれば、清掃部100は、フィルタ部52の内面に接触する部分、この場合、清掃機能部102が弾性変形可能に構成されている。この構成によれば、清掃部100のスライド移動に伴い、フィルタ部52の内面に摺接する清掃機能部102がスライド方向とは反対側に弾性変形する。このため、弾性変形した清掃機能部102の復帰力を利用して、フィルタ部52内のリントなどの異物を押し出すようにしてかき取ることができ、一層容易に異物を除去することができる。また、清掃部100のスライド移動に伴い、フィルタ部52の内面に摺接する清掃機能部102が弾性変形することから、スライド移動に対する摩擦抵抗を低減することができ、清掃部100のスライド移動を円滑に行うことができる。
また、本実施形態によれば、フィルタ部52は、当該フィルタ部52を貫通する通水孔525を従来のリントフィルタ装置における通水孔よりも大きく構成し、その通水孔525に網状部材60を設けた構成とした。このような網状部材60によれば、リントなどの異物が網目に巻き付いたり絡み付いたりし難く、当該網状部材60の捕捉面にリントなどの異物が単に集められた状態とすることができる。このように網状部材60の捕捉面に集められただけの異物は除去しやすく、従って、清掃部100のスライド移動に伴い清掃機能部102の先端部が網状部材60の捕捉面を摺接するだけで、リントなどの異物を十分にかき取ることができる。
また、本実施形態によれば、網状部材60のメッシュサイズを適宜調整することにより、具体的には、2.54cmあたり30〜200メッシュの範囲で設定することにより、フィルタ部52内からの水の排出性、および、リントなどの異物を捕捉する捕捉性を確保しつつ、その捕捉面に集められた異物を除去しやすい構成を実現することができる。
また、本実施形態によれば、フィルタ部52は、その一部、この場合、後面部524が開閉可能であり、このように開放される部分に向かって清掃部100をスライド移動可能に構成した。この構成によれば、清掃部100によってかき取ったリントなどの異物を、そのまま清掃部100をスライド移動させることで、フィルタ部52の外部にかき出すことができ、フィルタ部52の清掃を一層容易に行うことができる。また、リントなどの異物を容易にフィルタ部52の外部にかき出すことができ、ユーザの手を一層汚れ難くすることができる。
また、本実施形態によれば、リントフィルタ装置30は、清掃部100をフィルタ部52の内部においてスライド移動可能に支持する支持部200を備えている。この構成によれば、清掃部100のスライド移動を安定した状態で行うことができる。また、清掃部100のスライド移動を円滑に行うことができるから、フィルタ部52の清掃を一層容易に行うことができ、また、ユーザの手を一層汚れ難くすることができる。
また、本実施形態によれば、清掃部100は、カバー部材70とともに、フィルタ部52に対し着脱可能に構成されている。この構成によれば、清掃部100およびカバー部材70をフィルタ部52から取り外すことにより、これら清掃部100およびカバー部材70の清掃を容易に行うことができる。よって、清掃部100およびカバー部材70、ひいては、リントフィルタ装置30全体を清潔な状態に維持することができる。
特に本実施形態では、清掃部100の一部、特に清掃機能部102を複数の繊維を束ねたブラシ状に構成しているため、かき取ったリントなどの異物が清掃機能部102に絡み付きやすい構成となっている。そのため、少なくとも清掃部100をフィルタ部52に対し取り外し可能に構成することにより、清掃機能部102に絡み付いた異物も除去しやすくすることができ、清掃部100のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、フィルタ部52の開放部523を閉塞するカバー部材70は、フィルタ部52内に水を導入する導入孔702を備えている。この構成によれば、フィルタ部52内に導入された水が通水孔525および網状部材60を通過することなく開放部523から当該フィルタ部52の外部に漏れてしまうことをカバー部材70により防止することができる。また、このような水の漏れをカバー部材70により防止しつつも、そのカバー部材70に導入孔702を設けたから、この導入孔702を介してフィルタ部52内に効率良く水を導入することができる。
なお、本実施形態は、上述した一実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように拡張または変形することができる。例えば、清掃機能部102は、複数の繊維からなるブラシ状の構成に限られるものではなく、例えばゴム材料などからなる板状に構成してもよい。また、清掃機能部102は、ブラシ状の構成と板状の構成を組み合わせた構成としてもよい。また、清掃機能部102は、弾性変形不能に構成してもよい。また、清掃部100は、例えば基部101の端部を弾性変形可能に構成することにより、基部101の一部を清掃機能部として備える構成としてもよい。即ち、例えば、基部101の端部を弾性変形可能な薄板状あるいはフィルム状に形成すれば、その部分を清掃機能部として用いることができる。また、清掃機能部102は、少なくとも通水孔525に対向する位置に設けられていればよく、例えば、通水孔525に対向しない部分には清掃機能部102を設けない構成、つまり、基部101の周囲に清掃機能部102を断続的に設けた構成としてもよい。
また、図10に例示するように、清掃部100は、リントフィルタ装置30に対して着脱可能に構成し、フィルタケース40内に収容しない構成としてもよい。即ち、清掃部100をリントフィルタ装置30から分離し、水気の多いフィルタケース40内に収容しないように構成することで、清掃部100にリントなどの異物や水垢などが付着してしまうことを回避することができ、清掃部100自体を清潔な状態に維持することができる。従って、清掃部100によりフィルタ部52を清掃する際に、ユーザの手が汚れてしまうことを一層防止することができる。
さらに、洗濯機10は、このようにリントフィルタ装置30から分離される清掃部100を収容する収容部112を備える構成とするとよい。これにより、清掃部100の不使用時には、収容部112に収容しておくことができ、清掃部100の紛失を防止することができる。
また、このような収容部112は、リントフィルタ装置30の近傍、例えば図10に例示するように、蓋部材111の裏面などに設けるとよい。ユーザは、例えば清掃のためにリントフィルタ装置30を取り外す際には必ず蓋部材111を開く。そのため、この蓋部材111に収容部112を設けることにより、ユーザは、リントフィルタ装置30を清掃する際に直ぐに清掃部100を取り出すことができ、一層容易に清掃を行うことができる。
また、このような収容部112を、常時は閉じられている蓋部材111の裏面に設けることにより、洗濯機10の外観が損なわれてしまうことを回避することができる。また。蓋部材111の裏面は、フィルタケース40の外部、つまり、フィルタケース40内の水気が至り難い位置であって、かつ、リントフィルタ装置30に近い位置であるので、清掃部100を、その清掃対象であるリントフィルタ装置30の近くに備えることができ、かつ、清掃部100を水垢などの影響を受けることなく衛生的に保管することができる位置できる。即ち、清掃部100の収容位置として好適である。
また、本実施形態では、清掃部100を、フィルタ部52の前側から後側に向かってスライド移動させる構成例を説明した。しかし、本実施形態は、清掃部100を、フィルタ部52の後側から前側に向かってスライド移動させる構成としてもよい。この場合は、清掃部100は、常時においては、フィルタ部52の後側に設置しておき、清掃時においては、フィルタ部52の後側から前側に向かってスライド移動させる。この構成によっても、フィルタ部52内のリントなどの異物を容易に除去することができる。
また、この場合は、フィルタ部52の前部、例えば、底壁面521の前部に、リントなどの異物を排出するための排出孔を設けるとよい。これにより、清掃部100をスライド移動させることによりかき取ったリントなどの異物を排出孔から排出することができ、フィルタ部52内の清掃を容易に行うことができ、また、清掃の際にユーザの手が汚れ難くすることができる。また、この場合は、排出孔を開閉する蓋を設ける構成とするとよい。これにより、非清掃時に、この排出孔から、リントなどの異物が含まれたままの水が排出されてしまうことを回避することができる。なお、このように排出孔に蓋を設けた構成例も、フィルタ部の一部が開閉可能である構成の一例として扱うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、30はリントフィルタ装置、51は把持部、52はフィルタ部、525は通水孔、60は網状部材、70はカバー部材、702は導入孔、100は清掃部、200は支持部、Aは排水路(水路)、Bは循環水路(水路)を示す。
Claims (9)
- 洗濯機の水路上に設けられるリントフィルタ装置であって、
ユーザにより把持される把持部と、
前記把持部に取り付けられ、前記水路を流れる水に含まれる異物を捕捉するフィルタ部と、
前記フィルタ部の内面形状に沿う清掃部と、
を備えるリントフィルタ装置。 - 前記清掃部は、前記フィルタ部の内面に接触する部分が弾性変形可能である請求項1に記載のリントフィルタ装置。
- 前記フィルタ部は、当該フィルタ部を貫通する通水孔を有し、この通水孔に網状部材が設けられている請求項1または2に記載のリントフィルタ装置。
- 前記網状部材のメッシュサイズは、2.54cmあたり30〜200メッシュの範囲で設定されている請求項3に記載のリントフィルタ装置。
- 前記フィルタ部の一部が開閉可能である請求項1から4の何れか1項に記載のリントフィルタ装置。
- 前記清掃部を前記フィルタ部の内部にスライド可能に支持する支持部を備える請求項1から5の何れか1項に記載のリントフィルタ装置。
- 前記清掃部は、前記フィルタ部に対し着脱可能である請求項1から6の何れか1項に記載のリントフィルタ装置。
- 前記フィルタ部は、一部が開放した容器形状をなしており、その開放した部分を閉塞するカバー部材を有し、
前記カバー部材は、前記フィルタ部内に水を導入する導入孔を有する請求項1から7の何れか1項に記載のリントフィルタ装置。 - 請求項1から8の何れか1項に記載のリントフィルタ装置を備える洗濯機。
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