JP7372133B2 - 衣類処理装置、フィルタ装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、フィルタ装置を着脱可能に備える衣類処理装置、および、衣類処理装置に着脱可能に備えられるフィルタ装置に関する。
一般に、衣類処理装置の一例である洗濯機は、洗濯水やすすぎ水中に含まれるリントや毛髪などの異物を捕獲するためのフィルタ装置を備えている。フィルタ装置は、例えば水槽内の洗濯水などを機外へ排水するための排水路上や、洗濯水などを水槽の内外で循環させるための循環水路上に設けられている。このようなフィルタ装置は、例えば多数の通水孔を有する格子状に形成されたフィルタ部を有している。そして、フィルタ装置は、多数の通水孔を介してフィルタ部の内側から外側へ向けて洗濯水などを通すことで、洗濯水などに含まれるリントなどの異物を内側に捕獲する。
特開2006-149615号公報
従来のフィルタ装置は、フィルタ部が多数の通水孔を有する格子状に形成されていることから、リントや毛髪などの異物がフィルタ部に絡みやすい構成となっている。そのため、フィルタ部に絡まった異物を除去し難く、フィルタ装置の清掃などのメンテナンスが困難であるという課題がある。
そこで、本実施形態は、フィルタ装置のフィルタ部に捕獲された異物を容易に除去できるようにした衣類処理装置、および、衣類処理装置に着脱可能に備えられるフィルタ装置を提供する。
本実施形態に係る衣類処理装置は、水が流れる水路にフィルタ装置を着脱可能に備える衣類処理装置であって、前記フィルタ装置は、前記水路を流れる水に含まれる異物を捕獲するフィルタ部と、前記フィルタ部に捕獲された異物を掻き出す掻き出し部と、前記フィルタ装置の着脱の際にユーザによって操作される操作部と、を備え、前記フィルタ部は、上面が開放した半円形状の容器状であり、前記掻き出し部は、前記操作部が回動操作されることに連動して前記フィルタ部の内面に沿って円弧軌道を描くように回動動作する。
また、本実施形態に係る衣類処理装置は、水が流れる水路にフィルタ装置を着脱可能に備える衣類処理装置であって、前記フィルタ装置は、前記水路を流れる水に含まれる異物を捕獲するフィルタ部と、前記フィルタ部に捕獲された異物を掻き出す掻き出し部と、前記フィルタ部の一端部に設けられ、ユーザによって操作される操作部と、を備え、前記フィルタ部は、上面が開放した半円形状の容器状であり、前記掻き出し部は、前記操作部が回動操作されることに連動して前記フィルタ部の内面に沿って円弧軌道を描くように回動動作する。
また、本実施形態に係るフィルタ装置は、衣類処理装置の水路に着脱可能に備えられるフィルタ装置であって、前記水路を流れる水に含まれる異物を捕獲するフィルタ部と、前記フィルタ部に捕獲された異物を掻き出す掻き出し部と、前記フィルタ装置の着脱の際にユーザによって操作される操作部と、を備え、前記フィルタ部は、上面が開放した半円形状の容器状であり、前記掻き出し部は、前記操作部が回動操作されることに連動して前記フィルタ部の内面に沿って円弧軌道を描くように回動動作する。
また、本実施形態に係るフィルタ装置は、衣類処理装置の水路に着脱可能に備えられるフィルタ装置であって、前記水路を流れる水に含まれる異物を捕獲するフィルタ部と、前記フィルタ部に捕獲された異物を掻き出す掻き出し部と、前記フィルタ部の一端部に設けられ、ユーザによって操作される操作部と、を備え、前記フィルタ部は、上面が開放した半円形状の容器状であり、前記掻き出し部は、前記操作部が回動操作されることに連動して前記フィルタ部の内面に沿って円弧軌道を描くように回動動作する。
第1実施形態に係る洗濯機の外観を概略的に示す斜視図 第1実施形態に係る洗濯機の内部構造を概略的に示す斜視図 第1実施形態に係る洗濯機の水路の構成例を概略的に示す正面図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を後方側から概略的に示す斜視図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を前方側から概略的に示す斜視図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す平面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す縦断側面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す図6および図7のVIII-VIII線に沿う縦断背面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を後方側から概略的に示す斜視図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を前方側から概略的に示す斜視図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す平面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す縦断側面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す図11および図12のXIII-XIII線に沿う縦断背面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を後方側から概略的に示す斜視図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を前方側から概略的に示す斜視図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す平面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す縦断側面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す図16および図17のXVIII-XVIII線に沿う縦断背面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し開始位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を後方側から概略的に示す斜視図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を前方側から概略的に示す斜視図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す平面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す縦断側面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す図21および図22のXXIII-XXIII線に沿う縦断背面図であって、掻き出し部が所定の掻き出し終了位置に配置されている状態の図 第3実施形態に係るフィルタ装置の構成例を後方側から概略的に示す斜視図であって、操作部が動作可能状態に切り換えられている状態の図 第3実施形態に係るフィルタ装置の構成例を前方側から概略的に示す斜視図であって、操作部が動作可能状態に切り換えられている状態の図 第3実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す平面図であって、操作部が動作可能状態に切り換えられている状態の図 第3実施形態に係るフィルタ装置の構成例を概略的に示す縦断側面図であって、操作部が動作可能状態に切り換えられている状態の図 第3実施形態に係るフィルタ装置の構成例を後方側から概略的に示す斜視図であって、操作部が動作不能状態に切り換えられている状態の図
以下、衣類処理装置に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1および図2に例示する洗濯機10は、衣類に洗い処理、すすぎ処理、脱水処理などを施す衣類処理装置の一例であり、外箱11、扉12、水槽13、回転槽14などを備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉12側を洗濯機10の前側とする。また、前後方向に対する直角水平方向を左右方向とする。また、前後方向および左右方向に直交する方向を上下方向とする。洗濯機10は、例えばドラム式洗濯機であり、水槽13の中心軸および回転槽14の回転中心軸が水平または地面に対して傾斜している。なお、洗濯機10は、例えばヒートポンプ式やヒータ式の乾燥機能を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。
外箱11は、例えば鋼板などによってほぼ矩形の箱状に形成されている。水槽13は、外箱11の内部に収容されており、ダンパ15によって弾性支持されている。回転槽14は、水槽13の内部に回転可能に収容されている。水槽13および回転槽14は、いずれも円筒形状の軸方向の一方側が開口し他方側が閉塞したいわゆる有底円筒状に形成されている。
図3にも例示するように、洗濯機10は、給水装置16、排水弁17、循環ポンプ18、フィルタユニット30などを備えている。給水装置16は、外箱11内にあって、水槽13の左右の一方寄りの上部に設けられている。給水装置16は、給水弁161や注水ケース162を有している。給水弁161は、図示しない水道などの外部の水源に接続されており、洗濯機10の動作全般を制御する図示しない制御装置によって開閉制御される。給水弁161が開放されると、外部の水源から供給される水は、給水弁161および注水ケース162を通って水槽13に注水される。
排水弁17および循環ポンプ18は、水槽13の下方に設けられている。排水弁17は、例えば電磁弁であって、図示しない制御装置によって開閉制御される。排水弁17の流入側は、接続管191,192を介して、水槽13の底部近傍に設けられた排水口131に接続されている。排水弁17の吐出側は、排水管20を介して機外へ繋がっている。この構成において、水槽13の排水口131から排水弁17を経由して排水管20から機外へ至る経路を排水路Aと称する。この排水路Aは、洗濯機10が備える水路の一例である。循環ポンプ18の駆動が停止された状態で排水弁17が開かれると、水槽13内に貯留されている洗濯水やすすぎ水は、排水路Aを通って機外へ排出される。
循環ポンプ18は、図示しない制御装置による制御を受けて、水の吐出量を調整可能に構成されている。循環ポンプ18の流入側は、接続管191,193を介して、水槽13の底部近傍に設けられた排水口131に接続されている。循環ポンプ18の吐出側は、循環ホース21を介して、水槽13に設けられた吐出部132に接続されている。この構成において、水槽13の排水口131から循環ポンプ18を経由して水槽13の吐出部132から再び水槽13に至る経路を循環水路Bと称する。この循環水路Bは、洗濯機10が備える水路の一例である。排水弁17が閉じられた状態で循環ポンプ18が動作すると、水槽13内に貯留されている洗濯水やすすぎ水は、循環水路Bを通って吐出部132から再び水槽13および回転槽14の内部に放水される。なお、循環水路Bは、必ずしも備えている必要はない。
図3に示すように、フィルタユニット30は、排水路Aまたは循環水路Bの少なくともいずれか一方の水路上に設けられている。本実施形態の場合、フィルタユニット30は、排水路A上であって、かつ、循環水路B上に設けられている。即ち、フィルタユニット30は、排水口131から排水弁17に至る水路の途中であって、かつ、排水口131から循環ポンプ18に至る水路の途中でもある共通の水路上に設けられている。フィルタユニット30は、排水路Aおよび循環水路Bを流れる水に含まれるリントや毛髪などの異物を捕捉する。
また、フィルタユニット30は、フィルタケース40およびフィルタ装置50を備えている。フィルタケース40は、剛性を有する材料、例えば合成樹脂材料により構成されている。このフィルタケース40は、排水路A上であって、かつ、循環水路B上に設けられており、排水路Aおよび循環水路Bの一部を構成している。即ち、フィルタケース40は、前面側に開口部が形成されているとともに、この開口部から一方向に向かって長い円筒形状、この場合、洗濯機10の前側から後側に向かって長い円筒形状に形成されている。フィルタ装置50は、フィルタケース40に対して抜き差しすることで着脱可能に構成されている。この場合、フィルタ装置50は、フィルタケース40内に差し込まれることでフィルタケース40内に装着され、フィルタケース40から引き出されることでフィルタケース40内から取り外される。なお、フィルタケース40の開口部は、図1に例示する蓋部材111によって開閉されるようになっている。
次に、フィルタ装置50の構成例について、さらに詳細に説明する。図4から図13に例示するように、フィルタ装置50は、非フィルタ部51およびフィルタ部52を備えている。フィルタ装置50は、非フィルタ部51にフィルタ部52が取り付けられることにより構成されている。フィルタ部52および非フィルタ部51は、何れも、剛性を有する材料、例えば合成樹脂材料により構成されている。
非フィルタ部51は、フィルタケース40に対するフィルタ装置50の着脱の際にユーザによって操作される構成要素であり、この場合、円柱部53および操作部54を一体に備えている。円柱部53は、全体としてほぼ円柱形状に形成されており、その外側面に係合部53aを有している。係合部53aは、フィルタケース40の開口部の内周面に設けられている図示しない被係合部に係合可能な形状となっている。
操作部54は、例えば所定の厚さを有する板状に形成されており、円柱部53の前側からフィルタ部52とは反対側つまり前側へ突出している。操作部54は、フィルタケース40に対するフィルタ装置50の着脱の際にユーザによって手指で摘まれる構成要素である。ユーザは、この操作部54を手指で摘むことで、非フィルタ部51の操作、この場合、回動操作を容易に行うことができる。この場合、操作部54の中央部には、フィルタ装置50の長手方向に沿って延びる溝部54aが設けられている。この溝部54aは、後述する掻き出し部100の主軸部100aの先端部に操作部54を固定するための固定用部材、例えばねじなどを挿通するために設けられている。
フィルタ装置50をフィルタケース40内に取り付ける場合には、ユーザは、まずフィルタ装置50をフィルタケース40内に差し込み、その後、操作部54を摘まんで非フィルタ部51全体を所定の取り付け方向D1に回動させる。これにより、フィルタ装置50側の係合部53aがフィルタケース40側の被係合部に係合し、フィルタ装置50がフィルタケース40内に挿入された状態で固定される。これにより、フィルタ装置50をフィルタケース40内に取り付けることができる。
一方、フィルタ装置50をフィルタケース40内から取り外す場合には、ユーザは、まず操作部54を摘まんで非フィルタ部51全体を所定の取り外し方向D2に回動させる。これにより、フィルタ装置50側の係合部53aがフィルタケース40側の被係合部に係合した係合状態が解除される。その後、ユーザは、フィルタ装置50をフィルタケース40内から抜き出す。これにより、フィルタ装置50をフィルタケース40内から取り外すことができる。
フィルタ部52は、上面が開放したほぼ半円形状の容器状に形成されている。また、フィルタ部52は、一方向、この場合、フィルタケース40の長手方向に沿うようにして長く形成されている。より詳細に説明すると、フィルタ部52は、フィルタ主体部52aおよび後壁部52bを備えている。
図8にも例示するように、フィルタ主体部52aは、フィルタ部52の長手方向に直交する断面が、上面が開放したほぼ半円形状をなしている。また、フィルタ主体部52aは、上面が開放したほぼ半円形状である複数のフィルタ部形成フレーム52cがフィルタ部52の長手方向に沿って相互に所定の隙間を有して配列された構成となっている。このように構成されるフィルタ主体部52aは、複数のフィルタ部形成フレーム52cの間に複数のスリット52dを有したフィルタを形成している。また、複数のスリット52dは、後述する掻き出し部100が動作する方向、この場合、フィルタ部52の長手方向に直交する方向に延びている。
また、フィルタ主体部52aは、複数、この場合、2つの連結部52e,52fを備えている。連結部52eは、複数のフィルタ部形成フレーム52cの一端部の外側に設けられており、複数のフィルタ部形成フレーム52cの間、換言すれば、複数のスリット52dの間を相互に連結している。よって、スリット52dの延伸方向の一端部は、連結部52eによって閉塞されておらず、開放した状態となっている。一方、連結部52fは、複数のフィルタ部形成フレーム52cの他端部に設けられており、複数のフィルタ部形成フレーム52cの間、換言すれば、複数のスリット52dの間を相互に連結している。よって、スリット52dの延伸方向の他端部は、連結部52fによって閉塞された状態となっている。
後壁部52bは、フィルタ主体部52aの後端部を閉塞するようにして設けられている。後壁部52bは、全体としてほぼ円形状に形成されているが、この場合、上側の半円形部の半径が下側の半円形部の半径よりも大きい形状となっている。
上述した通り、フィルタ部52は、複数のフィルタ部形成フレーム52cがフィルタ部52の長手方向に沿って相互に所定の隙間を有して配列された構成、換言すれば、複数のスリット52dがフィルタ部52の長手方向に沿って相互に所定の隙間を有して配列された構成となっている。このように構成されるフィルタ部52によれば、多数のスリット52dを介してフィルタ部52の内側から外側へ向けて洗濯水などの水が通過することで、フィルタケース40内を流れる水に含まれるリントなどの異物を多数のフィルタ部形成フレーム52cに引っ掛けてフィルタ部52の内側に捕獲することができる。なお、本実施形態に係るフィルタ装置50のフィルタ主体部52aは、連結部52e,52fおよび後述する掻き出し部100の主軸部100aを除き、フィルタ部52の長手方向に延びる要素をフィルタ主体部52aに備えておらず、従って、フィルタ装置50は、フィルタ部が格子状に構成される従来のフィルタ装置とは明らかに相違する構成となっている。
また、フィルタ装置50は、フィルタ部52内に捕獲された異物を掻き出すための掻き出し部100を備えている。掻き出し部100は、主軸部100aおよび掻き出し主体部100bを備えている。主軸部100aは、非フィルタ部51の後面の中央部と後壁部52bの前面の中央部との間において、フィルタ部52の長手方向に沿って直線状に延びるように設けられている。また、主軸部100aの前端部は、非フィルタ部51に固定されており、より具体的には、操作部54の中央部に例えばねじなどによって固定されており、非フィルタ部51とともに回動可能に構成されている。
掻き出し主体部100bは、主軸部100aの側面から外方、換言すれば、フィルタ部52の内面に向かって延びる板状の構成要素である。この場合、主軸部100aの側面からの掻き出し主体部100bの延出量は、フィルタ部52の内面に対し若干の隙間、例えば数mmほどの隙間を形成する程度の長さとなっている。これにより、掻き出し主体部100b、ひいては、掻き出し部100全体は、フィルタ部52の内面との摩擦を殆どあるいは完全に受けることなく円滑に回動可能となっている。また、掻き出し主体部100bの先端部つまり主軸部100aとは反対側の端部には、複数の掻き出し突起部100cが設けられている。複数の掻き出し突起部100cは、それぞれフィルタ部52のスリット52d内に差し込まれており、フィルタ部52に対して掻き出し部100が回動することに伴い、複数の掻き出し突起部100cがフィルタ部52の複数のスリット52d内を移動するようになっている。
このように構成されるフィルタ装置50によれば、掻き出し部100は、その主軸部100aが非フィルタ部51に固定されているから、操作部54が回動操作されることに連動して回動動作するように構成されている。また、掻き出し部100は、上面が開放したほぼ半円形状のフィルタ部52の内面に沿って円弧軌道を描くように回動動作するように構成されている。そして、フィルタ部52に対し掻き出し部100が回動動作することによって、掻き出し部100は、掻き出し主体部100bによって、フィルタ部52内に捕獲されている異物を掻き出すことができる。また、フィルタ部52に対し掻き出し部100が回動動作することによって、掻き出し部100は、掻き出し突起部100cによって、フィルタ部形成フレーム52cに絡まっている異物やスリット52d内に挟まっている異物を掻き出すことができる。
また、掻き出し部100は、フィルタケース40内にフィルタ装置50を取り付ける際に、ユーザが操作部54を所定の取り付け方向D1に回動させることによって、所定の掻き出し開始位置に配置されるように構成されている。図4から図8においては、掻き出し部100が所定の掻き出し開始位置に配置された状態の一例を示している。この場合、所定の掻き出し開始位置は、スリット52dの延伸方向の他端部が連結部52fによって閉塞されている部分となるように設定されている。即ち、ユーザが操作部54を所定の取り付け方向D1に回動させることによって、掻き出し部100は、フィルタ部52内を連結部52f側に向かって円弧状を描くように回動し、突起部100cが当該連結部52fに当接する位置、あるいは、突起部100cが当該連結部52fよりも若干、例えば数mmほど離間した位置に配置されるように構成されている。
また、掻き出し部100は、フィルタケース40内からフィルタ装置50を取り外す際に、ユーザが操作部54を所定の取り外し方向D2に回動させることによって、所定の掻き出し終了位置に配置されるように構成されている。図9から図13においては、掻き出し部100が所定の掻き出し終了位置に配置された状態の一例を示している。この場合、所定の掻き出し終了位置は、スリット52dの延伸方向の一端部が連結部52eによって閉塞されず開放した部分となるように設定されている。即ち、ユーザが操作部54を所定の取り外し方向D2に回動させることによって、掻き出し部100は、フィルタ部52内を所定の掻き出し開始位置から連結部52e側に向かって円弧状を描くように回動し、スリット52dの開放端側に配置されるように構成されている。
これにより、フィルタケース40内からフィルタ装置50を取り外す際に、ユーザが非フィルタ部51の操作部54を所定の取り外し方向D2に回動させることで、掻き出し部100の回動動作、つまり、掻き出し部100によるフィルタ部52内の異物の掻き出し動作も同時に行うことができる。なお、掻き出し部100の掻き出し終了位置は、突起部100cがスリット52dから抜け出る前の回動位置を設定してもよいし、突起部100cがスリット52dから抜け出た回動位置を設定してもよい。
また、図7および図12に例示するように、フィルタ装置50は、水漏れ抑制部材の一例であるシール部材56を備えている。シール部材56は、例えばOリングなどにより構成されている。シール部材56は、フィルタケース40内の水が、フィルタ部52側からフィルタ装置50とフィルタケース40との係合部分の隙間を介して非フィルタ部51側へ漏れ出ること、つまり、フィルタケース40内の水が外部に漏れ出ることを抑制するためのものである。
そして、フィルタ装置50は、このシール部材56よりも非フィルタ部51側となる部分に、ユーザによって把持可能な把持部57を備えている。この把持部57は、非フィルタ部51の操作部54とは別に、ユーザが把持可能な構成要素として設けられたものであり、この場合、滑らかな外側面を有する円筒状に構成されている。また、フィルタ装置50の長手方向に沿う把持部57の寸法は、少なくとも15mm以上の寸法となっている。これにより、ユーザは、手指を無理なく把持部57に沿えることができる。
以上に説明した衣類処理装置10によれば、フィルタ装置50は、フィルタ部52内に捕獲された異物を掻き出すための掻き出し部100が、ユーザによって操作される操作部54の回動動作と連動して回動動作するように構成されている。この構成によれば、ユーザは、フィルタケース40内からフィルタ装置50を取り外すために操作部54を回動操作することで、同時に掻き出し部100も回動動作させることができる。即ち、フィルタ装置50の取り外し動作に付随してフィルタ部52内の異物の掻き出し動作も行うことができ、フィルタ装置50のフィルタ部52に捕獲された異物を容易に除去することができる。
また、衣類処理装置10によれば、掻き出し部100は、フィルタ部52の内面に沿って円弧軌道を描くように動作する。この構成によれば、上面が開放したほぼ半円形状のフィルタ部52内に捕獲されている異物を、掻き出し部100によって効率良く掻き出すことができる。また、円弧軌道を描くように動作する掻き出し部100であれば、操作部54の回動を掻き出し部100の動作方向に伝達しやすく、従って、操作部54の回動動作を、掻き出し部100の回動動作に連動しやすくすることができる。
また、衣類処理装置10によれば、非フィルタ部51の操作部54が所定の取り付け方向D1に回動されることによって、つまり、フィルタケース40内にフィルタ装置50が適切に取り付けられることによって、掻き出し部100が所定の掻き出し開始位置に配置されるように構成されている。この構成によれば、フィルタケース40内にフィルタ装置50を取り付けると同時に、掻き出し部100を所定の掻き出し開始位置に自動的に位置させることができ、フィルタケース40内からフィルタ装置50を取り外すときに行われる異物の掻き出し動作の準備を、フィルタ装置50の取り付け動作とともに自動的に行うことができる。
また、衣類処理装置10によれば、フィルタ装置50は、非フィルタ部51の操作部54とは別に、ユーザによって把持可能な把持部57を備えている。ここで、フィルタケース40内からフィルタ装置50が取り外された状態、つまり、掻き出し部100による異物の掻き出し動作が行われた後の状態であっても、フィルタ部52内に異物が残存する可能性も考えられる。このような場合には、ユーザは、再度、掻き出し部100を回動させることで異物の除去を試みることができる。しかしながら、フィルタ装置50は、その掻き出し部100を回動させる構成要素が非フィルタ部51の操作部54となっている。そのため、非フィルタ部51の操作部54を把持部として用いつつ、当該操作部54を回動させて掻き出し部100を回動させる操作は、ユーザにとって難しい操作となる。本実施形態に係るフィルタ装置50によれば、このような事情に鑑みて、非フィルタ部51の操作部54とは別に把持部57を設けた。これにより、ユーザは、この把持部57を把持することで、非フィルタ部51の操作部54を容易に回動動作させることができ、ひいては、掻き出し部100を容易に回動動作させることができる。
また、衣類処理装置10によれば、把持部57は、シール部材56よりも非フィルタ部51の操作部54側に設けられている。この構成によれば、フィルタケース40内から漏れ出ようとする水によって把持部57が濡れてしまうことを抑制することができる。よって、把持部57を把持して非フィルタ部51の操作部54および掻き出し部100を回動させる場合に、ユーザの手が濡れたり汚れたりすることを回避することができる。
また、衣類処理装置10によれば、掻き出し部100は、フィルタ部52内に捕獲された異物を掻き出す掻き出し主体部100bを備えている。このように、異物の掻き出しを行う主体となる部分を設けることで、フィルタ部52内の異物の掻き出しを一層効率良く行うことができる。
また、衣類処理装置10によれば、フィルタ部52は、掻き出し部100が動作する方向に延びるスリット52dを有しており、スリット52dは、その延伸方向の一端部が開放している。この構成によれば、スリット52dの開放端に向かって掻き出し部100を回動動作させることによって、フィルタ部52の外部への異物の掻き出しを阻害されることなく円滑に行うことができる。
また、衣類処理装置10によれば、フィルタ部52において複数のスリット52dの間を連結する連結部52eは、スリット52dの開放している端部側の外側に設けられている。この構成によれば、連結部52eによってフィルタ部52の強度を確保しつつも、その連結部52eが掻き出し部100の回動動作を阻害してしまうことを回避することができる。なお、スリット52dは、その延伸方向の少なくとも一方側の端部が開放していればよいが、延伸方向の両端部が開放していてもよい。
(第2実施形態)
図14から図23に例示するように、フィルタ装置50は、上述した掻き出し部100に代えて、掻き出し部200を備える構成としてもよい。掻き出し部200は、主軸部200aおよび掻き出し主体部200bを備えている。主軸部200aは、非フィルタ部51側と後壁部52b側とに分断されている。掻き出し主体部200bは、主軸部200aの側面から外方、換言すれば、フィルタ部52の内面に向かって延び、且つ、その先端部がフィルタ部52の長手方向に沿って連接されている。即ち、掻き出し部200は、その先端部に、フィルタ部52内に捕獲された異物を掻き出す掻き出し主体部200bを備えた構成となっている。また、掻き出し主体部200bの先端部つまり主軸部200aとは反対側の端部には、複数の掻き出し突起部200cが設けられている。また、掻き出し部200は、非フィルタ部51側と後壁部52b側とに分断された主軸部200aの間に空間部200dを備えた構成となっている。
また、フィルタ装置50は、さらに壁部201を備える構成としてもよい。この壁部201は、フィルタ部52内から異物が落ちないようにするための壁部である。なお、この壁部201は、フィルタ部52の短手方向の少なくとも一方側の端部に設けてもよいし、フィルタ部52の短手方向の両端部に設けてもよい。
この実施形態によっても、上述した第1実施形態と同様の効果を奏することができる。即ち、フィルタ装置50は、フィルタ部52内に捕獲された異物を掻き出すための掻き出し部200が、ユーザによって操作される操作部54の回動動作と連動して回動動作するように構成されている。この構成によれば、ユーザは、フィルタケース40内からフィルタ装置50を取り外して操作部54を回動操作することで、フィルタ装置50のフィルタ部52に捕獲された異物を容易に除去することができる。
また、掻き出し部200に空間部200dを設けたので、この空間部200dを介してフィルタ部52内を水が流れやすくなり、掻き出し部200によって水の流れが阻害されることを抑制することができる。また、壁部201を設けたので、フィルタ部52内から異物が落ちてしまうことを抑制することができ、フィルタ装置50の清掃やメンテナンスを一層行いやすくすることができる。なお、この壁部201は、上述した第1実施形態のフィルタ装置50にも適用可能である。
(第3実施形態)
図24から図18に例示するように、フィルタ装置50は、フィルタ部52の一端部、この場合、非フィルタ部51とは反対側となる後端部に操作部300を備えている。操作部300は、フィルタ装置50がフィルタケース40内から取り外された状態において、ユーザによって操作可能な構成要素となっている。この操作部300の中央部は、掻き出し部100の主軸部100aの一方側の端部、この場合、後端部に接続されており、当該主軸部100aとともに回動可能に構成されている。これにより、掻き出し部100は、操作部300の回動と連動して回動動作するように構成されている。
また、操作部300は、掻き出し部100を動作させることが可能な動作可能状態と、掻き出し部100を動作させることが不能な動作不能状態と、に切り換え可能に構成されている。動作可能状態は、図24から図27に例示するように、操作部300がフィルタ部52の一端面から突出した状態であり、この状態においては、ユーザは、操作部300を摘まんで回動させることで、掻き出し部100を回動動作させることができる。一方、動作不能状態は、図28に例示するように、操作部300がフィルタ部52の一端面に沿った状態であり、この状態においては、ユーザは、操作部300を摘まむことが不可能あるいは困難であり、従って、掻き出し部100を回動動作させることも不可能あるいは困難である。
この実施形態によっても、上述した第1実施形態と同様の効果を奏することができる。即ち、フィルタ装置50は、フィルタ部52内に捕獲された異物を掻き出すための掻き出し部100が、ユーザによって操作される操作部300の回動動作と連動して回動動作するように構成されている。この構成によれば、ユーザは、フィルタケース40内からフィルタ装置50を取り外して操作部300を回動操作することで、フィルタ装置50のフィルタ部52に捕獲された異物を容易に除去することができる。
また、フィルタ装置50をフィルタケース40内に取り付ける場合には、操作部300を動作不能状態、つまり、操作部300をフィルタ部52の一端面に沿った状態に切り換えることができ、フィルタ部52の一方側の端部に操作部300を設けながらも、フィルタ装置50の大型化、フィルタケース40の大型化、ひいては、洗濯機10全体の大型化を回避することができる。
(その他の実施形態)
なお、本実施形態は、上述した複数の実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように拡張または変形することができる。例えば、上述した複数の実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。また、フィルタ装置50は、掻き出し部100,200の掻き出し主体部100b,200bに、1つ、あるいは、2つ以上の複数の貫通孔や貫通スリットなどを備える構成としてもよい。
また、本実施形態は、回転槽の回転中心軸が鉛直方向に延びる、いわゆる縦軸型の洗濯機にも適用することができる。また、本実施形態は、乾燥機能を有する洗濯機にも適用することができる。また、本実施形態は、乾燥機能を有しない洗濯機にも適用することができる。また、本実施形態は、例えば、衣類の消臭、脱臭、除菌、漂白など、衣類に対して何らかの処理を施す装置であれば、種々の衣類処理装置に適用することができる。
以上、本発明に係る複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機(衣類処理装置)、50はフィルタ装置、52はフィルタ部、52dはスリット、52eは連結部、54は操作部、56はシール部材(水漏れ抑制部材)、57は把持部、100は掻き出し部、100bは掻き出し主体部、200は掻き出し部、200bは掻き出し主体部、300は操作部、Aは排水路(水路)、Bは循環水路(水路)を示す。

Claims (10)

  1. 水が流れる水路にフィルタ装置を着脱可能に備える衣類処理装置であって、
    前記フィルタ装置は、
    前記水路を流れる水に含まれる異物を捕獲するフィルタ部と、
    前記フィルタ部に捕獲された異物を掻き出す掻き出し部と、
    前記フィルタ装置の着脱の際にユーザによって操作される操作部と、
    を備え、
    前記フィルタ部は、上面が開放した半円形状の容器状であり、
    前記掻き出し部は、前記操作部が回動操作されることに連動して前記フィルタ部の内面に沿って円弧軌道を描くように回動動作する衣類処理装置。
  2. 前記フィルタ装置は、前記操作部が所定の取り付け方向に回動されることによって固定されるように構成され、
    前記掻き出し部は、前記操作部が前記所定の取り付け方向に回動されることによって所定の掻き出し開始位置に配置されるように構成されている請求項に記載の衣類処理装置。
  3. 前記掻き出し部は、少なくとも先端部に、前記フィルタ部に捕獲された異物を掻き出す掻き出し主体部を備える請求項1または2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記フィルタ部は、前記掻き出し部が動作する方向に延びるスリットを有しており、
    前記スリットは、その延伸方向の少なくとも一方側の端部が開放している請求項1からの何れか1項に記載の衣類処理装置。
  5. 前記スリットの開放している端部側の外側に連結部を備え、
    前記連結部は、複数の前記スリットの間を連結している請求項に記載の衣類処理装置。
  6. 水が流れる水路にフィルタ装置を着脱可能に備える衣類処理装置であって、
    前記フィルタ装置は、
    前記水路を流れる水に含まれる異物を捕獲するフィルタ部と、
    前記フィルタ部に捕獲された異物を掻き出す掻き出し部と、
    前記フィルタ部の一端部に設けられ、ユーザによって操作される操作部と、
    を備え、
    前記フィルタ部は、上面が開放した半円形状の容器状であり、
    前記掻き出し部は、前記操作部が回動操作されることに連動して前記フィルタ部の内面に沿って円弧軌道を描くように回動動作する衣類処理装置。
  7. 前記操作部は、前記掻き出し部を動作させることが可能な動作可能状態と、前記掻き出し部を動作させることが不能な動作不能状態と、に切り換え可能に構成されている請求項に記載の衣類処理装置。
  8. 前記動作可能状態は、前記操作部が前記フィルタ部の一端面から突出した状態であり、
    前記動作不能状態は、前記操作部が前記フィルタ部の一端面に沿った状態である請求項に記載の衣類処理装置。
  9. 衣類処理装置の水路に着脱可能に備えられるフィルタ装置であって、
    前記水路を流れる水に含まれる異物を捕獲するフィルタ部と、
    前記フィルタ部に捕獲された異物を掻き出す掻き出し部と、
    前記フィルタ装置の着脱の際にユーザによって操作される操作部と、
    を備え、
    前記フィルタ部は、上面が開放した半円形状の容器状であり、
    前記掻き出し部は、前記操作部が回動操作されることに連動して前記フィルタ部の内面に沿って円弧軌道を描くように回動動作するフィルタ装置。
  10. 衣類処理装置の水路に着脱可能に備えられるフィルタ装置であって、
    前記水路を流れる水に含まれる異物を捕獲するフィルタ部と、
    前記フィルタ部に捕獲された異物を掻き出す掻き出し部と、
    前記フィルタ部の一端部に設けられ、ユーザによって操作される操作部と、
    を備え、
    前記フィルタ部は、上面が開放した半円形状の容器状であり、
    前記掻き出し部は、前記操作部が回動操作されることに連動して前記フィルタ部の内面に沿って円弧軌道を描くように回動動作するフィルタ装置。
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