JP2019097492A - 静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機 - Google Patents

静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019097492A
JP2019097492A JP2017232766A JP2017232766A JP2019097492A JP 2019097492 A JP2019097492 A JP 2019097492A JP 2017232766 A JP2017232766 A JP 2017232766A JP 2017232766 A JP2017232766 A JP 2017232766A JP 2019097492 A JP2019097492 A JP 2019097492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sowing
fertilizer
seeding
plate
seed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017232766A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6573954B2 (ja
Inventor
ジェス ジャン
Jae Su Jang
ジェス ジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JANG JADONGHWA CO Ltd
Original Assignee
JANG JADONGHWA CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JANG JADONGHWA CO Ltd filed Critical JANG JADONGHWA CO Ltd
Publication of JP2019097492A publication Critical patent/JP2019097492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6573954B2 publication Critical patent/JP6573954B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01CPLANTING; SOWING; FERTILISING
    • A01C7/00Sowing
    • A01C7/18Machines for depositing quantities of seed at intervals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01CPLANTING; SOWING; FERTILISING
    • A01C15/00Fertiliser distributors
    • A01C15/005Undercarriages, tanks, hoppers, stirrers specially adapted for seeders or fertiliser distributors
    • A01C15/006Hoppers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01CPLANTING; SOWING; FERTILISING
    • A01C7/00Sowing
    • A01C7/08Broadcast seeders; Seeders depositing seeds in rows
    • A01C7/12Seeders with feeding wheels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M17/00Apparatus for the destruction of vermin in soil or in foodstuffs
    • A01M17/002Injection of toxic gases or fluids into the soil
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01MCATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
    • A01M21/00Apparatus for the destruction of unwanted vegetation, e.g. weeds
    • A01M21/04Apparatus for destruction by steam, chemicals, burning, or electricity
    • A01M21/043Apparatus for destruction by steam, chemicals, burning, or electricity by chemicals

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Insects & Arthropods (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Sowing (AREA)

Abstract

【課題】静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機を提供する。【解決手段】本発明は、フレーム構造からなる本体と、播種用種子が収容されるホッパーと、電気伝導性素材からなり、ホッパーの内部に収容された種子を外部へ排出する播種板と、播種板から発生する静電気を感知してユーザーに知らせる通報手段と、播種板を回転させる駆動手段と、地面に播種溝を形成しながら、前記播種板から放出される静電気を地面へ放出する犂と、播種溝に落下した種子を土で覆う覆土手段とを含んで構成することにより、播種板の静電機発生による播種不良を防止し、静電機発生を可視可聴を用いてユーザーに認知させて正確な播種作業を行うことができ、振動手段をさらに備えて播種中に種子の引っ掛かりを防止し、肥料・農薬散布部をさらに備えることにより、播種と同時に効率の良い肥料または農薬散布作業を行うことができるという効果がある。【選択図】図1

Description

本発明は、静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機に関し、さらに詳細には、ホッパー内部の種子を排出する播種板を電気伝導性素材から製造して静電気が放出されることにより、静電気による播種不良を防止し、播種過程で振動を発生させて種子の引っ掛かりを抑えるとともに、播種間隔に合わせて肥料または農薬散布が同時に行われることにより、肥料または農薬の浪費を防ぎ且つ効率の良い肥料または農薬散布作業が行われるようにした、静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機に関する。
一般に、穀食や野菜などを栽培するために種子を植えることを「播種」という。
従来、播種作業は全面的に手作業によって行われていたが、農業技術の発展によって播種作業を自動で行う播種機が開発されて普及し、近年では、播種機の使用が困難な特殊地域を除き、ほぼ全ての地域で播種機を用いて播種が行われている実情がある。
一方、一般な播種機は、種子排出溝が外周面に放射状に形成された播種板を備え、播種機が一方向に進行すると、駆動手段によって播種板が回転するとともに、播種板の種子排出溝に投入された種子が地面の播種溝に自然落下する。種子が落下した畝は覆土手段により土で覆われる。このようにして播種は行われる。
このような従来の播種機は、作業者による人力牽引方式、または管理機やトラクターなどを用いた農機械牽引方式など、方式に関わらず、播種機全体の重量が軽いほど播種機の牽引に必要とされる力が少なくなるため、播種機の主要部分は、重量の軽い合成樹脂を用いて製造するのが一般的である。
また、農村の農業従事者の高齢化によって、高齢者だけでなく女性も容易に使用することができるように、軽くてシンプルながらもICT融合による多様な機能の拡張が可能であり、さらに軽量軽薄化を実現するためにも重量の軽い合成樹脂を用いて製造するのが一般的である。
また、種子を収容するホッパーおよび種子を播種する播種板は、腐食、酸化などによる種子の汚染や損傷の防止のために合成樹脂素材を使用して製造する。
ところが、上述したような従来の播種機は、播種を行う過程で播種板が回転する際に、ホッパーの内部に収容された種子と播種板との摩擦により静電気が発生して、播種不良が発生するという欠点がある。
すなわち、播種板は、軽量化および腐食などによる種子の汚染防止を目的として合成樹脂から製造されるが、通常の合成樹脂は絶縁体であるため、種子との摩擦帯電により静電気が発生しても電子の移動が行われないので静電気が放出されなくなる。
したがって、摩擦により播種板に静電気が発生すると、播種板に形成された種子排出溝に投入された種子が播種板の回転過程で自然落下せず、静電気によって種子排出溝に付着した状態が維持されることにより、播種が正常に行われなくなる。
特に、韓国では、季節特性上、湿度が低く乾燥した晩冬や初春に播種が行われる場合が多いため、低い湿度により、静電気がさらに発生しやすくなり、静電気発生による播種不良がより多く発生するという問題点がある。
また、湿度が高く雨が多い梅雨時の雨季や、高温多湿である夏季は、素材が変形して、播種板の回転が不安定になるという欠点がある。
また、従来の播種機は、手動または自動で農地を走行しながら、ホッパーの内部に収容された種子を播種板を用いて一定の間隔で定量排出しつつ播種を行う過程で、路面の凹凸による振動によってホッパー内部の種子排出部に種子が引っ掛かり、播種が正常に行われない場合が多い。そのため、作業者が常に播種の状態を確認しながら播種を行わなければならないという面倒がある。
また、一般に、種子の播種後には、作物の生長を促進させ且つ収穫量または品質を高めるために、肥料を供給する施肥作業がさらに行われる。従来は、施肥作業の際に、作業者が任意に肥料を散布する場合が多く、過剰な量の肥料散布が頻繁に行われるため、肥料消費量の増加による費用負担が生じるという欠点がある。
また、作業者は任意に肥料を散布するため、ある地点には肥料散布量が多く、他の地点には肥料散布量が少ないというような肥料散布量のバラツキが大きく、肥料の均一な散布が行われないという欠点だけでなく、過剰な肥料散布により作物の枯死が生じるおそれがあるという欠点もある。上述したように、播種後に施肥作業を別途行うことにより、作業時間が長時間となり、労働負担も増大するという問題点があった。
韓国登録特許第10−1727638号公報
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、ホッパー内部の種子を排出する播種板を電気伝導性素材から製造することにより、播種板の作動過程で静電気が放出されるようにして静電気による播種不良を防止することができるようにした、静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機を提供することにある。
また、本発明は、種子の播種過程で、ホッパーに振動を加えてホッパー内部の種子の引っ掛かりを抑制することにより、播種不良を防止することができるようにしたことを目的とする。
また、本発明は、播種作業と肥料または農薬散布作業とが同時に行われるようにするとともに、播種間隔に合わせて肥料または農薬散布が行われるようにすることにより、肥料または農薬散布作業の能率向上および肥料の浪費の防止を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の播種機は、駆動手段によって回転する播種板を用いて前記ホッパーの内部に収容された種子を、犂によって形成された播種溝へ排出した後、前記覆土手段を用いて土で覆って播種する播種機において、前記播種板は、電気伝導性素材からなり、前記ホッパーの内部で回転するとき、発生する静電気を放出する。
前記播種機は、フレーム構造を有する本体と、種子を収容するホッパーと、前記ホッパーの内部に設けられて回転可能に設置され、電気伝導性素材からなる播種板と、前記播種板を回転させる駆動手段と、播種溝を形成する犂と、前記播種溝を土で覆うための覆土手段と、を有することを特徴とする。
前記ホッパーは、多量の種子が収容される種子収容部と、前記種子収容部と隔壁で区画され、前記隔壁の下端部に形成された種子流入口を介して種子収容部から種子が流入し、内部には前記播種板が回転可能に設置される種子排出部と、前記播種板によって移送された種子が外部へ排出される種子排出通路と、を備え、前記種子排出通路は、前記種子排出部の外壁の上部に形成された入口と、前記外壁の外側下部に形成され、前記入口と連通する出口と、を含むことを特徴とする。
前記播種板は、前記播種板の一側面に放射状に形成され、前記ホッパーの内部に収容された種子が投入される開口部を備えた移送カップと、前記移送カップに投入された種子が、前記ホッパーの一側に形成された種子排出通路を介して排出されるように、移送カップの内側で播種板の中心軸線の方向と平行に貫通した排出孔とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記播種板から発生する静電気を感知してユーザーに知らせる通報手段をさらに備えることを特徴とする。
前記通報手段は、前記播種板と連接し、前記播種板からの静電気を感知してスイッチング動作を行う静電気感知部と、前記静電気感知部のスイッチング動作によって外部電源が供給されて電気的に作動する通報部と、電源スイッチによって前記通報部への電源供給が制御される外部電源部と、を含むことを特徴とする。
前記犂は、高さが調節可能に構成され、かつ、前記播種板から放出される静電気を地面へ放出することを特徴とする。
前記犂には、多角形の横断面形状を有する結合棒が上方に突出形成され、前記結合棒が前記支持ブラケットの結合孔の下部から上方に向かって挿入され、前記支持ブラケットの前方から前記結合棒と直角方向に固定ボルトが締結され、前記固定ボルトの締結力によって前記結合棒が固定される、ことを特徴とする。
前記犂は、上端部に雄ねじ棒が上方に突出形成され、前記雄ねじ棒が前記支持ブラケットの結合孔の下部から上方に向かって挿入されて結合孔の上部で締結ナットと螺合され、前記支持ブラケットの底面と、前記雄ねじ棒の下部に固定設置されたスナップリングとの間に緩衝手段が設置されることを特徴とする。
また、本発明は、前記ホッパーに振動を伝達してホッパー内部の種子の引っ掛かりによる詰まりを防止する振動手段をさらに備えることを特徴とする。
前記振動手段は、前記本体の一側に回動可能に設置され、播種機の走行によって回転する駆動ホイールの外周面の突出部と外接し、前記駆動ホイールの回転方向に回転する打撃部材と、前記本体と前記打撃部材との間に設置され、前記打撃部材に対して、前記駆動ホイールによって回転する前記打撃部材の回転方向と反対の方向に弾性力を提供して、前記打撃部材が前記ホッパーの外壁を打撃するようにする弾性部材とを含むことを特徴とする。
前記振動手段は、前記播種板の回転軸の一側に、播種板を振動させる振動モーターを備えることを特徴とする。
前記播種機の本体には、上部に肥料投入口が形成され、かつ、下部に肥料排出口が形成され、内部に肥料または農薬を保管するホッパー筒が設置され、前記ホッパー筒の内部には、肥料を定量排出する排出手段が設置され、前記播種板の回転と連動する排出モーターによって前記排出手段が回転し、種子の播種地点に肥料または農薬を定量排出する肥料・農薬散布部をさらに備えることを特徴とする。
前記播種機の本体に対して垂直に形成された固定ブラケットを更に有し、前記固定ブラケットは、所定の間隔を空けて多数の設置孔を有し、前記ホッパー筒は、前記設置孔により、高さ調節が可能に設置されることを特徴とする。
前記肥料排出口には、角度と方向を任意に設定可能なように多関節構造で構成され、肥料が最終的に排出される関節ホースが少なくとも一つ備えられることを特徴とする。
本発明の静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機は、播種板に電気伝導性を与えて、播種板の作動過程で発生する静電気を放出することにより、静電気による播種不良を防止して点播間隔を一定に維持すると同時に欠株を防止するという効果がある。
また、本発明は、播種板の作動過程で発生する静電気の放出状態を知らせる可視可聴の通報手段を備えることにより、播種作業中に、静電気の発生の有無および静電気の放出の有無を作業者が直ちに認知することができるため、より正確な播種が行われるという効果がある。
また、本発明は、種子の播種過程でホッパーに振動を加えてホッパー内部の種子の引っ掛かりを抑制することにより、播種不良を防止することができるという効果がある。
また、本発明は、播種作業と肥料または農薬散布作業とが同時に行われるだけでなく、播種間隔に合わせて肥料または農薬散布が行われることにより、肥料または農薬散布作業の能率向上および肥料または農薬の浪費防止を図ることができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る播種機の実施例を示す斜視図である。 同実施形態に係る播種機の実施例を示す側面図である。 同実施形態に係る播種機の実施例を示すホッパーの正面断面図である。 同実施形態に係る播種機の播種板3の斜視図である。 同実施形態に係る播種機の通報手段4の構成を示す構成図である。 同実施形態に係る播種機の係る駆動手段5を示す側面図である。 同実施形態に係る播種機の実施例に係る犂6の設置状態を示す側面断面図である。 同実施形態に係る播種機の犂6の他の設置状態を示す側面断面図である。 同実施形態に係る播種機の犂6の他の設置状態を示す側面断面図である。 同実施形態に係る振動手段8が備えられた播種機を示す斜視図である。 同実施形態に係る振動手段8が備えられた播種機を示す側面図である。 同実施形態に係る振動手段8を有する播種機に備えられたホッパーを示す側面図である。 同実施形態に係る播種機の肥料・農薬散布部の構成を示す側面図である。 同実施形態に係る播種機の肥料または農薬散布状態を示す例示図である。 同実施形態に係る播種機の肥料・農薬散布部の他の構成を示す側面図である。
以下、本発明の静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の好適な実施例による構成と作用を添付図面によってさらに詳細に説明する。下記の説明は本発明の技術的思想を本文書に記載された特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の実施例の多様な変更(modifications)、均等物(equivalents)、および/または代替物(alternatives)を含むものと理解されるべきである。
本発明で使用される「第1」、「第2」などの表現は、順序および/または重要度に関係なく他の構成要素と区分するためのものに過ぎず、当該構成要素を限定しない。
また、本発明で使用される用語は、単に特定の実施例を説明するためのものであって、他の実施例の範囲を限定しようとする意図ではない可能性があり、単数の表現は、文脈上、明白に他の意味を記載しない限り複数の表現を含むことができる。
技術的や科学的な用語を含めて本文書で使用される用語は、本発明の技術分野における通常の知識を有する者によって一般に理解されるものと同一の意味を有し得る。本発明に使用された用語のうち、一般な辞書に定義された用語は、関連技術の文脈上有する意味と同一または類似する意味で解釈でき、本発明で明白に定義されない限り、理想的または過度に形式的な意味で解釈されない。場合によって、本発明で定義された用語であっても本発明の実施例を排除するように解釈できないのは勿論である。
図1は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の斜視図、図2は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の側面図、図3は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機のホッパーの正面断面図である。
次に、図1〜図3及び図5を参照して説明する。
本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機は、図1に示す本体1、ホッパー2、図2に示す播種板3、図5に示す通報手段4、図2に示す駆動手段5、犂6、および図1に示す覆土手段7を含む。
前記本体1は、堅固な構造的強度を持つように、金属材からなるフレーム構造で形成するが、作業者による人力駆動、方向転換および操作を容易にするために、図1に示すように、本体1の後方にハンドル11を備えることが好ましい。
また、本体1の一側にはスタンド12を回動可能にヒンジ結合することにより、播種機を地面に直立させることが容易になる。
また、耕運機やトラクター、管理機などの農業機械を使用して本実施形態に係る播種機を牽引しようとする場合には、本体1の前方にアタッチ部をさらに備えることができることを予め明らかにしておく。
前記ホッパー2は、図3に示すように、種子収容部21、種子排出部22および種子排出通路23を備える。
前記種子収容部21は、ホッパー2の内部に形成され、蓋211によって開閉可能なホッパー2の上部の種子投入口212と繋がって内部に多量の種子が収容される。
前記種子排出部22は、前記ホッパー2の一側内壁の所定の地点から下方に向かって形成された隔壁221によって、前記種子収容部21とは別の独立した空間として区画され、前記ホッパー2内の下部に位置する。
上述のように、ホッパー2内で隔壁221を用いて前記種子収容部21と種子排出部22とを区画するにあたり、多量の種子を収容して多くの量の種子を播種することができるように、種子排出部22の体積よりも種子収容部21の体積は大きく形成されることが好ましい。
前記隔壁221の下端部には種子流入口221aが形成され、種子収容部21に収容される種子が前記種子流入口221aを通じて種子排出部22内に流入する。
この際、前記種子収容部21から種子排出部22に供給される種子は、種子排出部22の内部空間を完全に満たすわけではなく、種子排出部22の内部空間の下部を部分的に満たす。
前記種子収容部21内に収容された種子が前記種子流入口221aを通じて種子排出口へ流入する過程において、種子が円滑に流入するのために、種子流入口221aと対向する種子収容部21の一側壁には傾斜面213が備えられることが好ましい。
前記種子排出部22の内部には前記播種板3が回転可能に設置されることにより、種子排出部22の内部に流入した種子は、前記播種板3によって移送されて前記種子排出通路23を通じて最終的に排出される。
前記種子排出部22の内部に回転可能に設置される播種板3は、種子排出部22の内部空間の下部にのみ部分的に種子が満たされ、播種板3の回転過程で種子との摩擦による抵抗が減少するため、円滑な回転が可能になる。
前記種子排出通路23は、ダクト状であり、前記種子排出部22の外壁222の上部に入口231が形成され、前記種子排出部22の外側下部に出口232が形成される。
したがって、前記種子排出部22の内部に設置された前記播種板3によって種子が前記種子排出通路23の入口231に投入されると、自然落下して種子排出通路23の出口232を通じて外部へ最終的に排出される。
前記種子排出通路23の入口は、前記種子排出部22の内部に設置される播種板3に形成された移送カップ31の直径よりも大きい直径を有しながら、前記播種板3の回転による移送カップ31の回転経路に対応して種子排出部22の一側壁の上部に略弧状に形成されることにより、播種板3による種子の流入が容易になる。
種子排出通路23の出口232は、ホッパー2の外部にあり、地面から最大限近接して形成されることにより、地面に種子が落ちながら播種が行われるときに、種子が播種溝の外部へ飛び出すことが防止される。
また、前記種子排出通路23の出口232の一側には、前記出口から最終的に排出されて播種溝に播種が行われる種子を感知するフォトセンサー233がさらに備えられることにより、播種間隔の算出が可能である。
すなわち、種子排出通路23から排出される種子を感知して、種子の排出間隔を算出し、その算出値と播種機の進行速度とを計算することにより、播種が行われる種子間の播種間隔の算出が可能である。
このような種子間の播種間隔の算出により、播種直後に肥料または農薬散布作業を同時に行うとき、播種間隔に合わせて肥料または農薬散布を行うことが可能となり、過剰な肥料散布を防止して肥料の使用量を削減することができる。
一方、前記ホッパー2は、内部に貯留される播種用種子の残量を確認し、且つ自然光または紫外線による播種用種子の酸化を防止するために、耐候性に優れた透明な合成樹脂材からなり、前記本体1の上部に着脱可能に設けられることが好ましい。
図4は、本実施形態にかかる静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の播種板3の斜視図である。
次に、図3及び図4を参照して説明する。
前記播種板3は、移送カップ31と排出孔32を備えており、前記種子排出部22の内部に回転可能に設置される。
前記移送カップ31は、前記ホッパー2、より具体的には、前記種子排出部22内の種子に収容された種子を前記種子排出通路23の入口へ最終的に移送するために、前記種子排出部22内に収容された種子が投入される開口部311を備えて、播種板3の一側面に放射状に形成される。
前記移送カップ31の開口部311の方向は、種子排出部22内で播種板3が回転するとき、前記種子排出部22の底から所定の高さだけ積もっている種子を移送カップ31に移し入れやすい角度で形成される。
前記移送カップ31は、播種される種子の大きさや形状に応じてその大きさや形状を異にすることができ、播種板3に放射状に形成される移送カップ31の数も少なくとも2つを基準に多数設けることができる。
前記排出孔32は、前記移送カップ31に投入された種子が前記種子排出通路23の入口に最終的に排出されるように、移送カップ31の内側において、播種板3の回転軸線の方向と平行に貫通する。
すなわち、前記播種板3は、移送カップ31が形成された面と反対側の面が、前記種子排出部22の外壁222の内側面と接触しないように最小限の空隙を維持しながら回転可能に設置される。
したがって、前記移送カップ31に種子が投入された状態で播種板3が回転すると、移送カップ31の内部に入っている種子は、移送カップ31の内壁と、移送カップ31の内側の排出孔32を介して種子排出部22の外壁222の内面と接触しながら播種板3の回転によって移送される。
そのため、種子の移送が行われる途中で、種子の投入された移送カップ31が、種子排出部22の一側に形成された種子排出通路23の入口に到達すると、移送カップ31内の種子が移送カップ31の内側面の傾斜によって排出孔32を通過して種子排出通路23の入口に投入される。種子排出通路23に投入された種子は、地面に向かって自由落下して播種が行われる。
一方、播種板3は、回転する過程で、前記ホッパー2の内部に収容された種子との摩擦による摩擦帯電により発生した静電気を放出するために、電気伝導性素材、好ましくは電気伝導性合成樹脂材で形成される。これにより、播種過程で発生する静電気は、図2に示した、播種板3の中心部に結合する金属材からなる回転軸33、前記本体1および前記犂6を介して地面へ放出される。
すなわち、播種のために播種機が進行すると、ホッパー2の内部に設置された播種板3が回転するにつれて、電気伝導性合成樹脂材からなる播種板3とホッパー2内の種子との摩擦により、播種板3に静電気が発生する。
この際、前記播種板3は、電気伝導性合成樹脂材から製造され、電気抵抗が非常に低く伝導性に優れるため、播種板3から発生した静電気は、播種板3の中心部に結合された金属材の回転軸33を介して播種機本体1へ流れるので、本体1の下部に設置された金属材の犂6を介して地面へ放出される。
したがって、ホッパー2内の種子が静電気により播種板3の外表面または移送カップ31の内面に付着することが防止され、播種板3による種子の移送および排出がさらに円滑に行われる。すなわち、静電気による播種不良が防止される。
一方、前記播種板3は、効率の良い静電気放出を実現するため、低い表面抵抗を有する材料で形成されることが好ましい。具体的には、播種板3は、熱可塑性樹脂を55〜65質量%、カーボンブラックを20〜30質量%、その他の添加剤を5〜25質量%を合計で100質量%となるように含む電気伝導性樹脂組成物を用いて射出成形して製造することが好ましい。
前記播種板3を射出成形した後は、所定の時間恒温熱処理することで、高温多湿による素材の変形が防止され、回転同心度が一定に維持される。
前記熱可塑性樹脂は、ナイロン樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、PPS樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アクリル樹脂およびフッ素樹脂のいずれか1種または2種以上を混合して使用することが好ましい。
また、前記カーボンブラックは、ファーネス工法によって製造されるファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラックおよびアセチレンブラックのいずれか1種または2種以上を混合して使用することが好ましい。
特に、前記カーボンブラックは、播種板3と種子との接触による種子の酸化を抑制するとともに播種板3の弾性係数、強度および伝導性を向上させるため、アルカリ性であり、表面積が100〜200m/gであり、平均粒度が300〜500nmのものを使用することが好ましい。
前記回転軸33は、播種板3から放出される静電気の放出経路を提供するために、電気伝導性に優れた金属材を材料に使用して形成することが好ましい。
一方、播種板3と一体に回転する回転軸33の一側には、播種板3の回転速度と回転数を感知するエンコーダ34をさらに備えることにより、播種板3によって播種が行われる種子間の播種間隔の算出が可能である。
すなわち、播種板3が別の駆動手段5によって回転することで播種機の進行速度と播種板3の回転速度とが連動しない場合に、播種板3の回転速度と回転数を別途算出し、その算出値と播種機3の進行速度算出値との計算によって、播種が行われる種子間の播種間隔の算出だけでなく、播種速度、播種時間および播種面積の算出も可能である。
図5は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の通報手段4の構成を示す構成図である。
次に、図5を参照して説明する。
前記通報手段4は、静電気感知部41、通報部42および外部電源部43を含む。
前記静電気感知部41は、前記播種板3から発生する静電気を感知するために、静電気感知回路を備える。
前記静電気感知部41は、播種板3の静電気の発生を正確に感知するために播種板3の外周に直接接触することが好ましいが、播種板3の静電気が放出される経路である、播種板3の回転軸33、本体1、犂6のうち少なくともいずれか1つに静電気感知部41接触させて、静電気を感知することも可能であることを予め明らかにしておく。
前記静電気感知部41は、静電気を感知するとともに外部電源の供給を受けるため、スイッチング動作が可能となるようにスイッチング回路411をさらに備えることが好ましい。
前記スイッチング回路411は、電流または電圧の流れを調節して増幅し且つスイッチの役割を行うトランジスタを使用することが好ましい。
前記スイッチング回路411は、前記静電気感知回路で静電気が感知されると、前記外部電源部43から前記通報部42への電源供給が行われるように自動的にスイッチングされる。
前記通報部42は、前記静電気感知部41のスイッチング動作により外部電源が供給されて電気的に作動する通報回路を備える。
また、通報部42は、LEDなどの発光手段またはブザーまたはモニタなどの可視可聴の装置を用いて、静電気の発生および放出状態を知らせることにより、作業者は、視聴覚的に播種板3の静電気発生および放出を直ちに認知することができる。
前記通報部42は、前記本体1の一側、好ましくは、播種機を使用するユーザーの視野の近くに設置することが好ましいが、通報部42の設置位置はこれに限定されるものではない。また、通報部42は、耕運機またはトラクターに遠隔設置することも可能であり、耕運機またはトラクターなどを用いて本発明の播種機を牽引する場合に、播種速度、欠株率、損傷率、播種面積などのモニタリングデータを遠隔で転送するか、ネットワークを用いて共有することも可能になる。
また、本実施形態に係る播種機を複数組み合わせて構成すると、一度に複数の列を播種することができる。このような場合に、各播種板30の静電気発生および放出がそれぞれの通報手段4を用いて視聴覚的にユーザーに通知されることが好ましいが、かかる通知方法は、これに限定するものではなく、単一の通報手段4を用いて複数の播種板3の静電気発生および放出をユーザーに知らせることも可能である。
前記外部電源部43は、充電池が前記本体1の一側に設置されてもよく、播種機が農業機械によって牽引される場合には、農業機械の電源を使用して、電源を印加してもよい。
外部電源部43には、電源供給を制御する制御スイッチまたは電源制御回路をさらに備えることができる。
したがって、本発明の播種機を用いた播種過程において、播種板3に静電気が発生すると、電気伝導性合成樹脂材から製造され、電気抵抗が非常に低く伝導性に優れた播種板3と連接する静電気感知部41が静電気を感知し、静電気感知部41に備えられたスイッチング回路がスイッチングされ、ON状態となる。
そのため、外部電源が通報部42へ供給され、通報部42を構成するLEDなどの発光手段の点灯が行われるか或いはブザーが鳴ることにより、作業者が視覚的または聴覚的に播種板3の静電気の発生を直ちに認知することができる。
また、上述のように、通報部42によって播種板3の静電気の発生が作業者に認知されはするものの、通報部42が継続的に正常作動しない場合、作業者は、通報部42への外部電源の供給が正常に行われていないことから、外部電源の連結状態不良または充電池の電池切れなどをユーザーは直ちに認知することができる。しかしながら、本実施形態に係る播種機は、充電池の使用の際には充電池の充電状態を表示する別途の充電量表示手段をさらに備えることもできる。
図6は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の駆動手段5を示す側面図である。次に、図6を参照して説明する。
駆動手段5は駆動ホイール51と動力伝達手段52を備える。
駆動ホイール51は、前記本体1の前方または後方に設置され、地面との摩擦力によって回転するが、地面との摩擦による回転をより円滑なものとするために、地面に接触する駆動ホイール51の外周面には駆動ホイール51の中心から放射状に突出部511が形成されることが好ましい。
前記突出部511は多角形または弧状の断面形状を有することが好ましいが、これに限定されないことは予め明らかにしておく。
前記動力伝達手段52は、前記駆動ホイール51の回転力を前記播種板3へ伝達するものであり、駆動ホイール51と播種板3の各回転軸にそれぞれベルトプーリー521を設置して各ベルトプーリー間を駆動ベルト522で連結することが好ましい。
したがって、播種機が前進して前記駆動ホイール51が回転すると、駆動ホイール51の回転力は、前記動力伝達手段52を介して播種板3へ伝達され、ホッパー2の内部に設置された播種板3が回転しながら、ホッパー2の内部に収容された種子がホッパー2の外部へ排出されることにより、播種が行われる。
前記駆動ベルト522のスリップを防止するために、前記ベルトプーリー521と駆動ベルト522とが互いに接する面には一定の間隔で凹凸部が形成されたタイミングベルトを使用することが好ましいが、これに限定されないことを予め明らかにしておく。
併せて、前記ベルトプーリー521と駆動ベルト522は、チェーンスプロケットとローラチェーンでも代替可能である。
また、前記動力伝達手段52は、駆動ホイール51と播種板3との間の動力伝達を効率の良く行うために、ベルトまたはチェーンの張力を一定に維持するテンショナーをさらに備えることができる。
また、駆動ホイール51の回転力を播種板3へ伝達する過程で、ユーザーの選択によって動力を断続的に伝達することができるようにクラッチ手段をさらに備えることができる。
一方、前記本体1の前方または後方に駆動ホイール51を設置する際に、播種機のバランス維持および円滑な進行のために、本体1の一側には補助ホイール53をさらに備えることが好ましい。
また、前記駆動手段5は、前記播種板3を回転させるために、播種機の作動方式に応じて様々な方式に変更可能である。
一例として、本発明の播種機が農業機械によって牽引される場合、農業機械の動力が印加されて前記播種板3を直接回転させることも可能であることを予め明らかにしておく。
別の例として、前記播種板3の回転軸33の一側に、播種板3を直接駆動する駆動モーターを設置することも可能である。
一方、前記駆動ホイール51の一側には、駆動ホイール51の回転数を感知するエンコーダ512をさらに備えることができる。
すなわち、前記エンコーダ512は、駆動ホイール51が回転可能に設置された本体1の一側に固定設置され、前記駆動ホイール51の回転数を感知することにより、前記播種板3が前記動力伝達手段52によって前記駆動ホイール51と1:1の回転比で回転する場合に、播種板3の回転数および回転速度の確認が可能になる。
また、前記播種板3が別の駆動手段5によって回転することにより、播種機の進行速度と播種板3の回転速度とが連動しない場合には、播種板3とは別に駆動ホイール51の回転数と回転速度の感知が可能になる。
したがって、前記駆動ホイール51の回転数と回転速度を算出し、その算出値と、前記種子排出通路23の一側に設置されたフォトセンサー233によって感知される種子排出時間の間隔とを計算することによって、播種が行われる種子間の播種間隔の算出だけでなく、播種速度、播種時間および播種面積などの算出も可能になる。その結果、播種作業の効率性を向上させることができる。
図7は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の犂6の設置状態を示す側面断面図であり、図8および図9は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の他の犂6の設置状態を示す側面断面図である。
前記犂6は、図7に示すように、播種機の進行方向に沿って畝の上面に播種溝を形成し、前記播種板3から放出される静電気を地面へ放出するために、金属材を材料として製造されることが好ましく、前記本体1の下部に高さ調節可能に設置されることが好ましい。
すなわち、図7に示すように、前記本体1の一側に形成された支持ブラケット61には犂6が延設される方向に長孔611が形成されることにより、前記犂6の内側面に一体に配置された固定ボルト62の位置を前記長孔に沿って調節した後、ナットで締結することにより、犂6の高さ調節が可能になる。
図8は犂6の高さ調節のための他の実施例として、犂6の上端部には、多角形の横断面形状を有する結合棒63が上方に突出形成され、前記結合棒63が前記支持ブラケット61の結合孔612の下部から上方に投入される。
そのため、前記結合棒63に摩擦力が作用するように支持ブラケット61の前方(すなわち、播種機の進行方向)から前記結合棒63と垂直方向に固定ボルト64が締結されると、固定ボルト64の締結力によって結合棒63の外周面が加圧固定される。固定ボルト64の締緩によって犂6の高さを調節することができる。
図9は犂6の高さ調節のための他の実施例を示す。犂6は、上端部には雄ねじ棒65が上方に突出形成され、前記雄ねじ棒65が前記支持ブラケット61の結合孔613の下部から上方に投入され、結合孔613の上部で雄ねじ棒65に螺合される締結ナット66によって支持される。
このとき、前記支持ブラケット61の底面と、前記雄ねじ棒65の下部の所定位置に固定設置されたスナップリング651との間にはコイルばねなどの緩衝手段67が設置される。
そのため、締結ナット66を締緩することによって犂6の高さ調節が可能になり、犂6を用いた播種溝形成過程で、地面に埋まった石などとの衝突など外部からの物理的衝撃を緩衝手段67が吸収し、緩和して犂6の損傷を防止することができる。
したがって、前記犂6は、高さを適切に調節して固定することにより、種子の種類に応じた最適な深さの播種溝の形成が容易になる。
また、播種機が進むにつれて、播種機の進行方向に沿って畝の上面に播種溝を形成するとともに、播種板3から放出されて回転軸33と金属材からなる本体1を介して流れる静電気を、地面と接触する犂6を介して地面へ最終的に放出することにより、播種板3から発生した静電気の放出が円滑に行われる。
前記覆土手段7は、前記播種板3によってホッパー2から排出されて地面の播種溝に落ちた種子を土で覆うためにチェーン状に構成され、前記犂6の後方で所定の幅と長さで垂れるように設置される。
したがって、播種機が進みながら犂6によって畝の上面に播種溝が形成された後、播種溝の内部に種子が落下すると、チェーン状の覆土手段7が、前記犂6によって形成された播種溝の両側の土を播種溝側に掻き集めて播種溝を覆うことにより、播種溝に落ちた種子が土で覆われて播種が完了する。
覆土手段7としてチェーンを使用することは、製造コスト、生産性などを考慮した選択である。覆土手段7は、チェーンに限定されず、播種機の進行に伴って前記犂6によって形成された播種溝の両側の土を掻き集めて播種溝に再び覆うことができる構造および形状を有するものであれば、いずれも使用可能である。
図10は本実施形態に係る振動手段8が備えられた静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の斜視図である。図11は本実施形態に係る振動手段8が備えられた静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の側面図である。図12は本実施形態に係る振動手段8が備えられた静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機に備えられたホッパーを示す側面図である。
次に、図10乃至図12を参照して説明する。
前記本体1の一側には、図11に示すように、前記ホッパー2に振動を伝達してホッパー2内部の種子詰まりを防止し、種子の定量排出を可能にする振動手段8をさらに備えることができる。
前記振動手段8は図10に示すように、打撃部材81および弾性部材82を含む。
前記打撃部材81は、前記本体1の一側に回動可能に設置され、播種機の走行によって回転する駆動ホイール51の外周面に設けられた突出部511と外接することにより、駆動ホイール51の回転方向に回転する。
一例として、打撃部材81は、複数の横バー812、813と複数の縦バー811から構成され、縦バー811の両端が前記本体1の一側に回動可能にヒンジ結合される。複数の横バーのうち、第1横バー812には前記駆動ホイール51の回転に応じて前記駆動ホイール51の突出部511と接触するローラ812aが設置され、第2横バー813は、前記ホッパー2の外壁222に接触する。
前記弾性部材82は、前記本体1と前記打撃部材81とを連結し、前記駆動ホイール51によって回転する打撃部材81の回転方向と反対の方向に打撃部材81に弾性力を提供するように配置される。
前記弾性部材82はコイルばねを使用することが好ましい。
したがって、前記駆動ホイール51が回転すると、前記突出部511に外接するローラ812aによって駆動ホイール51の回転力が打撃部材81へ伝達され、打撃部材81が駆動ホイール51の回転方向に移動する。
一方、駆動ホイール51が一定方向に回転し続けても、前記打撃部材81は前記弾性部材82により前記本体1に拘束された状態であるため、打撃部材81は、駆動ホイール51により所定の角度だけ移動した後にはそれ以上移動しなくなり、弾性部材82は、前記打撃部材81が回転した角度に対応して伸びながら弾性力が増加する。
前記打撃部材81の移動が停止した後にも、前記駆動ホイール51が回転し続けると、駆動ホイール51に放射状に形成された突出部511と外接していた打撃部材81のローラ812aが突出部511から離脱するが、この際、前記伸びながら弾性力が増加した弾性部材82が元の状態に収縮し、その弾性力が打撃部材81に伝達される。
したがって、打撃部材81は、弾性部材82の弾性力によって元の位置に回転しながら、弾性部材82の第2横バー813がホッパー2の外壁222を打撃することによりホッパー2に振動が伝達される。播種機が進行しながら駆動ホイール51が回転すると、上述のような打撃部材81の往復回転が繰り返され、前記ホッパー2には、駆動ホイール51の回転速度に対応して一定の時間間隔で打撃による振動が伝達される。
そのため、一定の時間間隔でホッパー2に振動が伝達されると、ホッパー2の種子収容部21から種子排出部22への種子供給が行われる過程で、種子流入口221aに種子が引っ掛かっても、ホッパー2の振動により種子の引っ掛かりが解消されることにより、種子の供給がより円滑に行われる。
また、播種板3が回転することにより、播種板3に形成された移送カップ31に種子が投入される過程で、種子が移送カップ31の開口部311に引っ掛かっても、ホッパー2の振動が播種板3へ伝達されながら、開口部311に引っ掛かった種子の引っ掛かりが解消されることにより、播種板3の回転による種子の排出もよりスムーズに行われるようになる。
図12は前記振動手段8の他の例を示すものである。前記播種板3の回転軸33の一側に振動モーター63を備えて播種板3を直接振動させることにより、ホッパー2内における種子の引っ掛かりを防止することができる。
前記振動モーター63は、前記播種板3が回転するとき、外部電源により作動して前記回転軸33に振動を伝達することにより、回転軸33の振動が播種板3に伝達され、ホッパー2の内部に収容された播種用種子が播種板3の移送カップ31に投入されると、種子の引っ掛かりを防止することにより、種子の正確な投入が行われると同時に播種板3の回転による種子の排出もよりスムーズに行われるようになる。
図13は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の肥料・農薬散布部の構成を示す側面図である。図14は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機による肥料または農薬散布状態を示す例示図である。
次に、図13〜図14を参照して説明する。
前記本体1の後方には、図13に示すように、前記播種板3の回転と連動して前記播種溝の後方に肥料を定量排出する肥料・農薬散布部9をさらに備えることができる。
前記肥料・農薬散布部9は、前記播種板3の回転と連動して肥料を定量排出するための、ホッパー筒91、排出手段92および排出モーター93を備えることができる。
前記ホッパー筒91は、上部に肥料投入口911が形成され、下部に肥料排出口912が形成されており、前記本体1の後方に着脱可能に設置される。
前記排出手段92は、前記ホッパー筒91の内部に収容された肥料を定量排出する肥料排出溝921が外周面に放射状に形成され、前記ホッパー筒91内の肥料投入口の内側に回転可能に設置される。
前記排出モーター93は、前記播種板3の回転と連動して回転することができるように播種板3の回転数を検出するエンコーダ34から播種板3の回転数情報の提供を受け、かかる回転数情報に応じた出力信号を出力する制御部(図示せず)を有する。排出モーター93は、制御部の出力信号によって駆動制御が可能なサーボモーターを使用することが好ましい。
すなわち、播種機が進むにつれて、駆動手段5により播種板3が回転しながら地面の播種溝に一定の間隔で播種が行われると、前記播種板3の回転速度と回転数を感知するエンコーダ34、および前記駆動手段5の駆動ホイール51の回転速度と回転数を感知するエンコーダ512の値をそれぞれ受け取った制御部によって、前記排出モーター93の駆動制御が行われる。
したがって、播種板3によって播種が行われる速度、および駆動ホイール51によって播種機が進行する速度に連動して前記排出モーター93によって排出手段92が所定の角度で回転することにより、ホッパー筒91の内部に収容された肥料が排出手段92の肥料排出溝921によって排出されながら、播種の行われた地点に正確に適量の肥料が自動的に投下される。
その結果、図14に示すように、種子Aの播種が行われた地点に正確に肥料Cの供給が行われることにより、肥料散布による労働力を節減することができるだけでなく、過剰な肥料散布を防止して肥料の使用量を削減することができる。さらに播種地点に適量の肥料散布が行われることにより、播種後の作物の生長が促進され、作物の生長が効率的になる。
前記肥料・農薬散布部9は、肥料だけではなく、農薬やその他の作物の成長に有益な様々な種類の薬剤を定量排出することに使用できるのはもちろんである。
図15は本実施形態に係る静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機の他の肥料・農薬散布部の構成例を示す側面図である。
次に、図15を参照して説明する。
前記ホッパー筒91は、垂直方向に所定の間隔で多数の設置孔941を備えて前記本体1に垂直に形成された固定ブラケット94を有し、固定ブラケット94は、所定の間隔をあけて設けられる多数の設置孔941を有している。前記ホッパー筒91は、前記本体1に、前記設置孔941によって高さ調節可能に設置されることができる。
したがって、畝の高さや、播種後に成長する作物の高さに対応してホッパー筒91の高さを調節することにより、肥料または農薬の効率の良い排出が可能になる。
また、前記ホッパー筒91の下部に形成された肥料排出口912には、肥料が最終的に排出される関節ホース921aを少なくとも一つ備えることができる。
前記関節ホース921aは、角度と方向をユーザーが任意に設定することができるように多関節構造で構成され、前記ホッパー筒91から排出される肥料または農薬などの最終的な排出地点の位置や高さを調節することができる。
したがって、畝の高さ、作物の播種間隔、畝に播種されて成長する作物の高さや位置などに対応して肥料または農薬などを所望の位置に排出することができるので、農薬などの薬剤の散布の際に薬剤が作物に直接接触せず、土に直ちに散布されるようにすることも可能である。
また、多数の関節ホース921aを備えることにより、一度に複数の列にわたって肥料や農薬などの定量排出も可能になり、肥料または農薬散布作業の効率性を大幅に向上させることができる。
以上の如く、本発明は、播種板に電気伝導性を付与して、播種板の作動過程で発生する静電気を放出することにより、静電気による播種不良を防止して点播間隔を一定に維持すると同時に欠株を防止することができる。このような効果に加えて、本発明は、播種板の作動過程で発生する静電気の放出状態を知らせる可視可聴の通報手段を備えることにより、播種作業中に静電気の発生有無および静電気の放出有無を作業者が直ちに認知することができ、より正確な播種を行うことができる。さらに、本発明は、播種過程でホッパーに振動を加えて種子の引っ掛かりを抑制することにより播種不良を防止することができる。また、本発明は、播種作業と肥料または農薬散布作業を同時に行うことができて肥料または農薬散布作業の能率を向上させ且つ肥料の無駄使いも防止することができるなどの利点を有する。
以上、本発明に係る実施例に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で当業者によって多様な変形が行われ得るのは自明なことであり、本発明の実施例を説明しながら、本発明の構成による作用効果を明示的に記載して説明しなかったとしても、その構成によって予測可能な効果も認められなければならないのは当然である。
A 種子
B 静電気放出経路
1 本体
11 ハンドル
2 ホッパー
21 種子収容部
22 種子排出部
23 種子排出通路
3 播種板
31 移送カップ
32 排出孔
4 通報手段
41 静電気感知部
42 通報手段
43 外部電源部
5 駆動手段
51 駆動ホイール
52 動力伝達手段
6 犂
7 覆土手段
8 振動手段
81 打撃部材
82 弾性部材
83 振動モーター
9 肥料・農薬散布部
91 ホッパー筒
92 排出手段
93 排出モーター

Claims (14)

  1. 駆動手段によって回転する播種板を用いて前記ホッパーの内部に収容された種子を犂によって形成された播種溝へ排出した後、前記覆土手段を用いて土で覆って播種する播種機において、
    前記播種板は、電気伝導性素材からなり、前記ホッパーの内部で回転するとき、発生する静電気を放出する播種機。
  2. 前記ホッパーは、
    多量の種子が収容される種子収容部と、
    前記種子収容部と隔壁で区画され、前記隔壁の下端部に形成された種子流入口を介して種子収容部から種子が流入し、内部には前記播種板が回転可能に設置される種子排出部と、
    前記種子排出部の外壁の上部に入口が形成され、前記外壁の外側下部に出口が形成され、前記播種板によって移送された種子が外部へ排出される種子排出通路と、を含む、請求項1に記載の播種機。
  3. 前記播種板は、
    前記播種板の一側面に放射状に形成され、前記ホッパーの内部に収容された種子が投入される開口部を備えた移送カップと、
    前記移送カップに投入された種子が、前記ホッパーの一側に形成された種子排出通路を介して排出されるように、移送カップの内側で播種板の中心軸線の方向と平行に貫通した排出孔とを含む、請求項1又は2に記載の播種機。
  4. 前記播種板から発生する静電気を感知してユーザーに知らせる通報手段をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の播種機。
  5. 前記通報手段は、
    前記播種板と連接し、前記播種板からの静電気を感知してスイッチング動作を行う静電気感知部と、
    前記静電気感知部のスイッチング動作によって外部電源が供給されて電気的に作動する通報部と、
    電源スイッチによって前記通報部への電源供給が制御される外部電源部と、を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の播種機。
  6. 前記犂は、高さが調節可能に構成され、かつ、前記播種板から放出される静電気を地面へ放出する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の播種機。
  7. 前記犂には、多角形の横断面形状を有する結合棒が上方に突出形成され、前記結合棒が前記支持ブラケットの結合孔の下部から上方に向かって挿入され、
    前記支持ブラケットの前方から前記結合棒と直角方向に固定ボルトが締結され、前記固定ボルトの締結力によって前記結合棒が固定される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の播種機。
  8. 前記犂は、上端部に雄ねじ棒が上方に突出形成され、前記雄ねじ棒が前記支持ブラケットの結合孔の下部から上方に向かって挿入されて結合孔の上部で締結ナットと螺合され、
    前記支持ブラケットの底面と、前記雄ねじ棒の下部に固定設置されたスナップリングとの間に緩衝手段が設置される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の播種機。
  9. 前記ホッパーに振動を伝達してホッパー内部の種子の引っ掛かりによる詰まりを防止する振動手段をさらに備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載の播種機。
  10. 前記振動手段は、
    前記本体の一側に回動可能に設置され、播種機の走行によって回転する駆動ホイールの外周面の突出部と外接し、前記駆動ホイールの回転方向に回転する打撃部材と、
    前記本体と前記打撃部材との間に設置され、前記打撃部材に対して、前記駆動ホイールによって回転する前記打撃部材の回転方向と反対の方向に弾性力を提供して、前記打撃部材が前記ホッパーの外壁を打撃するようにする弾性部材と、を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の播種機。
  11. 前記振動手段は、
    前記播種板の回転軸の一側に、播種板を振動させる振動モーターを備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載の播種機。
  12. 前記播種機の本体には、上部に肥料投入口が形成され、かつ、下部に肥料排出口が形成され、内部に肥料または農薬を保管するホッパー筒が設置され、
    前記ホッパー筒の内部には、肥料を定量排出する排出手段が設置され、
    前記播種板の回転と連動する排出モーターによって前記排出手段が回転し、種子の播種地点に肥料または農薬を定量排出する肥料・農薬散布部をさらに備える、請求項1〜11のいずれか1項に記載の播種機。
  13. 前記播種機の本体に対して垂直に形成された固定ブラケットを更に有し、前記固定ブラケットは、所定の間隔を空けて多数の設置孔を有し、前記ホッパー筒は、前記設置孔により、高さ調節が可能に設置される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の播種機。
  14. 前記肥料排出口には、角度と方向を任意に設定可能なように多関節構造で構成され、肥料が最終的に排出される関節ホースが少なくとも一つ備えられる、請求項1〜13のいずれか1項に記載の播種機。
JP2017232766A 2017-12-01 2017-12-04 静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機 Active JP6573954B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020170163837A KR101852875B1 (ko) 2017-12-01 2017-12-01 정전기 방출 기능을 가진 비료 또는 농약 살포 겸용 파종기
KR10-2017-0163837 2017-12-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019097492A true JP2019097492A (ja) 2019-06-24
JP6573954B2 JP6573954B2 (ja) 2019-09-11

Family

ID=62081406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017232766A Active JP6573954B2 (ja) 2017-12-01 2017-12-04 静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6573954B2 (ja)
KR (1) KR101852875B1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110235567A (zh) * 2019-07-10 2019-09-17 陈晓骏 一种农业种植用旱稻播种装置
CN113424687A (zh) * 2021-06-30 2021-09-24 潘雯 一种农业用具有多种功能的播种设备
WO2021203506A1 (zh) * 2020-04-09 2021-10-14 丰疆智能软件科技(南京)有限公司 播种器及其播种方法以及带有播种器的农业机械
CN113615352A (zh) * 2021-09-15 2021-11-09 广西壮族自治区农业科学院 一种玉米播种和施肥一体机
CN115843501A (zh) * 2022-12-22 2023-03-28 中国种子集团有限公司 一种现代化农业用自调节式种植播种装备
CN118120422A (zh) * 2024-05-08 2024-06-04 安徽省农业科学院农业工程研究所 一种水稻侧深施肥肥料箱

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101940600B1 (ko) * 2018-08-23 2019-04-10 주식회사 장 자동화 수동식 입제 살포기
CN109923977B (zh) * 2019-03-18 2024-05-07 山东省农业机械科学研究院 电机驱动式单粒弹射播种装置及播种方法
WO2024009244A1 (en) * 2022-07-06 2024-01-11 Loam Bio Pty Ltd. Systems and methods for agricultural additive delivery

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5088414U (ja) * 1973-12-17 1975-07-26
JPS50112610U (ja) * 1974-03-02 1975-09-13
JPS55169117U (ja) * 1979-05-24 1980-12-04
JPS6280515U (ja) * 1985-11-11 1987-05-22
JPH01105423U (ja) * 1987-12-30 1989-07-17
JPH08331914A (ja) * 1995-06-09 1996-12-17 Kubota Corp 湛水直播機
JP2000333511A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Agri Techno Yazaki Kk 直播装置
JP2009065850A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 National Agriculture & Food Research Organization 点播機
JP2017136022A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 株式会社積進 種子ピックアップ装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5088414U (ja) * 1973-12-17 1975-07-26
JPS50112610U (ja) * 1974-03-02 1975-09-13
JPS55169117U (ja) * 1979-05-24 1980-12-04
JPS6280515U (ja) * 1985-11-11 1987-05-22
JPH01105423U (ja) * 1987-12-30 1989-07-17
JPH08331914A (ja) * 1995-06-09 1996-12-17 Kubota Corp 湛水直播機
JP2000333511A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Agri Techno Yazaki Kk 直播装置
JP2009065850A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 National Agriculture & Food Research Organization 点播機
JP2017136022A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 株式会社積進 種子ピックアップ装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110235567A (zh) * 2019-07-10 2019-09-17 陈晓骏 一种农业种植用旱稻播种装置
WO2021203506A1 (zh) * 2020-04-09 2021-10-14 丰疆智能软件科技(南京)有限公司 播种器及其播种方法以及带有播种器的农业机械
CN113424687A (zh) * 2021-06-30 2021-09-24 潘雯 一种农业用具有多种功能的播种设备
CN113424687B (zh) * 2021-06-30 2022-07-15 潘雯 一种农业用具有多种功能的播种设备
CN113615352A (zh) * 2021-09-15 2021-11-09 广西壮族自治区农业科学院 一种玉米播种和施肥一体机
CN115843501A (zh) * 2022-12-22 2023-03-28 中国种子集团有限公司 一种现代化农业用自调节式种植播种装备
CN115843501B (zh) * 2022-12-22 2023-10-17 中国种子集团有限公司 一种现代化农业用自调节式种植播种装备
CN118120422A (zh) * 2024-05-08 2024-06-04 安徽省农业科学院农业工程研究所 一种水稻侧深施肥肥料箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP6573954B2 (ja) 2019-09-11
KR101852875B1 (ko) 2018-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019097492A (ja) 静電気放出機能を有する肥料または農薬散布兼用播種機
KR101854667B1 (ko) 정전기 방출 기능을 가진 파종기
US9642299B2 (en) Granular fertilizer dispenser apparatus
CN105830570B (zh) 土豆自动播种机
KR200471849Y1 (ko) 이앙기용 종자점파 및 비료살포기
JP2007006706A (ja) 耕耘播種整地装置
CN201138934Y (zh) 土豆播种机
US10986771B2 (en) Manual granule spreader
KR101727638B1 (ko) 관리기 부착형 파종장치
JP5691212B2 (ja) 直播機
JP4942311B2 (ja) 散布用拡散樋
CN109168424B (zh) 一种防缠绕施肥拌药一体化可调节小型免耕播种机
JP2011147356A (ja) 播種装置
CN201733590U (zh) 一种人工施肥、播种机
CN206728556U (zh) 一种便携式种子播种装置
JPH0543616Y2 (ja)
CN115443771A (zh) 一种温室大棚用播种设备的操作方法
JP2002369608A (ja) 畝立て局所散布機
JP5720830B2 (ja) 播種作業機
CN209472993U (zh) 一种防缠绕施肥拌药一体化可调节小型免耕播种机
JPH0130984Y2 (ja)
WO2009072858A1 (en) A row seeder for seeding granular seeds such as paddy or the like
KR100433264B1 (ko) 파종기
US1269877A (en) Hand seed-planter.
US788475A (en) Seed dropper and planter.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190227

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190425

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6573954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250