JP2019096495A - 信号発光機 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方の光を所定の一方向に向けて照射し、他方の光を360°全方向に向けて照射するのを両立し、いずれか一方の光の照射に切り替えることができる信号発光機を実検する。【解決手段】信号発光機100の第1発光部20を発光させると、第1発光部20による黄色光が導光部材10に導光されて、導光部材10の外周面から放射され、その黄色光が360°全方向に向けて照射される。また、信号発光機100の第2発光部30を発光させると、第2発光部30による赤色光が前面導光部材11を透過して、前面導光部材11の外面から放出され、その赤色光が所定の一方向である前方に向けて照射される。特に、前面導光部材11と側面導光部材13の間に遮光部材40を配設し、側面導光部材13と後面導光部材12の間に遮光部材41を配設したことで、第2発光部30による赤色光が前面導光部材11の外面から選択的に照射されるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両に向けて2種類の光の照射が可能な信号発光機に関する。
従来、筐体正面の前方に向けて赤色光を照射する信号発光機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
所定の一方向に向けて赤色光を照射する信号発光機は、例えば、夜間に軌道検査作業を行う軌陸車の存在を認識させるため、軌陸車に向かって走行する鉄道車両に対し、赤色光を照射するように軌陸車に設置して使用する。この場合、鉄道車両の運転士が遠方から目視で軌陸車の存在を認識できるよう、信号発光機には高い視認性が要求される。例えば、列車の最高速度やブレーキ性能を考慮し、800m離れた地点から視認できることなどが規定されている。
また、軌陸車の作業区間によっては、赤色光を照射するのではなく、黄色光を照射するという保安上のルールが定められていることがある。
例えば、駅構内の作業区間では所定の一方向に向けて黄色光を照射する信号発光機を使用し、駅間の作業区間では360°全方向に向けて赤色光を照射する信号発光機を使用しなければならないことがある。
このような場合、軌道検査作業を行う際には2つの信号発光機を携行し、作業区間ごとにその使い分けを行い、いずれか一方の信号発光機を軌陸車に設置して使用している。
実開平6−51994号公報
しかしながら、2つの信号発光機を作業区間ごとに付け替えて使用しなければならないことが、夜間の限られた作業時間内で行う軌道検査作業では煩雑になることがあった。
そのため、2つの信号発光機を一体に組み付けるという試みもあったが、異なる2色の光の一方を所定の一方向に向けて照射し、他方を360°全方向に向けて照射するのを両立することは困難であった。例えば、360°全方向に向けて黄色光を照射する黄色光照射部の前面に、所定の一方向に向けて赤色光を照射する赤色光照射部を重ねてしまうと、その赤色光照射部の幅を狭くしても、黄色光の一部が欠けてしまうことが問題となる。
そこで、本発明者らが鋭意検討した結果、それら2種類の光の照射が可能であって、いずれか一方の光の照射に容易に切り替えることができる信号発光機を開発するに至った。
本発明の目的は、一方の光を所定の一方向に向けて照射し、他方の光を360°全方向に向けて照射するのを両立し、いずれか一方の光の照射に切り替えることができる信号発光機を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明は、
光の照射方向を切り替え可能な信号発光機であって、
光透過性を有し、上下に貫通した円筒形状を有している導光部材と、
前記導光部材の上端面と下端面の少なくとも一方に向けて第1の光を発光する第1発光部と、
前記導光部材の内側に配設され、その導光部材の外側に向けて第2の光を発光する第2発光部と、
を備え、
前記導光部材は、上面視でC字形状を呈するC字状導光部材と、前記第2発光部の前方に位置する部分であって前記C字状導光部材の欠損部を補完する上面視で円弧形状を呈する前面導光部材とが組み付けられて構成されており、前記前面導光部材と前記C字状導光部材の間には遮光部材が配設されているようにした。
かかる構成の信号発光機であれば、第1発光部が第1の光を発光すれば、導光部材の上端面或いは下端面から入射した第1の光が導光部材に導光されて、円筒形状の導光部材の外周面から放射され、その第1の光が360°全方向に向けて照射されるようになっている。
また、第2発光部が第2の光を発光すれば、第2の光が前面導光部材を透過して、前面導光部材の外面から放出され、その第2の光が所定の一方向に向けて照射されるようになっている。特に、前面導光部材とC字状導光部材の間に遮光部材を配設したことで、第2発光部が前面導光部材に向けて発光した第2の光がC字状導光部材に導光されないので、第2の光は前面導光部材の外面から選択的に所定の一方向に向けて照射される。
つまり、この信号発光機において第1発光部による発光に切り替えれば、第1の光を360°全方向に向けて照射することができ、第2発光部による発光に切り替えれば、第2の光を所定の一方向に向けて照射することができる。
また、望ましくは、
前記第1発光部が発光する光は、第1の色の光であり、前記第2発光部が発光する光は第2の色の光であり、
当該信号発光機は、異なる2色の光を切り替えて照射可能であるようにする。
かかる構成の信号発光機であれば、第1発光部が第1の色の光を発光すれば、導光部材の上端面或いは下端面から入射した第1の色の光が導光部材に導光されて、円筒形状の導光部材の外周面から放射され、その第1の色の光が360°全方向に向けて照射されるようになっている。
また、第2発光部が第2の色の光を発光すれば、第2の色の光が前面導光部材を透過して、前面導光部材の外面から放出され、その第2の色の光が所定の一方向に向けて照射されるようになっている。特に、前面導光部材とC字状導光部材の間に遮光部材を配設したことで、第2発光部が前面導光部材に向けて発光した第2の色の光がC字状導光部材に導光されないので、第2の色の光は前面導光部材の外面から選択的に所定の一方向に向けて照射される。
つまり、この信号発光機において第1発光部による発光に切り替えれば、第1の色の光を360°全方向に向けて照射することができ、第2発光部による発光に切り替えれば、第2の色の光を所定の一方向に向けて照射することができる。
また、望ましくは、
前記C字状導光部材の内面に、反射面を密接させている反射シートを備えるようにする。
C字状導光部材の内面に反射シートが配設されていれば、C字状導光部材に導光された第1の色の光がその導光部材の内周面に向かっても反射シートによって反射されるので、第1発光部による第1の色の光が導光部材の外周面から効率よく照射されるようになる。
また、望ましくは、
前記C字状導光部材は、前記第2発光部を挟んで前記前面導光部材とは反対面側に位置する部分であって上面視して中心角が180°の半円弧形状を呈する後面導光部材と、前記後面導光部材の両側にそれぞれ組み付けられて前記前面導光部材との間に配されている側面導光部材とで構成されており、
前記後面導光部材と前記側面導光部材の間には遮光部材が配設されているようにする。
第2発光部が前面導光部材の内面に向けて発光した第2の色の光が僅かに側面導光部材に入射してしまっても、遮光部材によって側面導光部材から後面導光部材に導光されないようになっているので、第2発光部による第2の色の光のほぼ全てが前面導光部材の外面から照射されるようになり、前面導光部材側で視認される第2の色の光が後面導光部材側から視認されることはない。
本発明によれば、異なる2色の光の一方を所定の一方向に向けて照射し、他方を360°全方向に向けて照射するのを両立し、いずれか一方の光の照射に切り替えることができる信号発光機が得られる。
本実施形態の信号発光機を示す正面図である。 本実施形態の信号発光機を図1のII−II線にて一部断面視して示す側面図である。 本実施形態の信号発光機の横断面図であり、図1のIII−III線における断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る信号発光機の実施形態について詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
本実施形態では、赤色光と黄色光の照射が可能であって、赤色光を所定の一方向に向けて照射し、黄色光を360°全方向に向けて照射するのを両立し、赤色光と黄色光のうちのいずれか一方の光の照射に切り替えることができる信号発光機について説明する。
本実施形態の信号発光機100は、例えば、図1〜図3に示すように、信号発光機100の下部を成す発光機基部101と、発光機基部101の上に設けられている発光機本体102と、当該信号発光機100を持ち運ぶ際に掴むための持ち手103とを備えている。
なお、発光機本体102は、発光機基部101上に立設されている支柱102aによって支持されている。
信号発光機100(発光機本体102)は、図1〜図3に示すように、光透過性を有して円筒形状を有している導光部材10と、導光部材10の上端面10Uと下端面10Dの少なくとも一方(本実施形態では両方)に向けて黄色(第1の色)の光を発光する第1発光部20と、導光部材10の内側に配設され、その導光部材10の外側に向けて赤色(第2の色)の光を発光する第2発光部30と、円筒状の導光部材10の外周面を覆う導光部材保護カバー60等を備えている。
導光部材保護カバー60は、無色透明のポリカーボネート樹脂からなる円筒形状を呈する部材であり、導光部材10を保護するために設置されている。
なお、導光部材10よりも一回り大きい導光部材保護カバー60は、導光部材10との間に隙間をあけて設置されていても、導光部材10と接して設置されていてもよい。
導光部材10は、例えば、無色透明のアクリル樹脂からなる円筒形状を呈する部材であり、その円筒が上下に貫通した向きで配設されている
この導光部材10は、上面視でC字形状を呈するC字状導光部材15と、後述する第2発光部30の前方に位置する部分であって、C字状導光部材15の欠損部を補完する上面視で円弧形状を呈する前面導光部材11とが組み付けられて構成されている。
前面導光部材11とC字状導光部材15の間には遮光部材40が配設されている。
ここで、上面視で円弧形状を呈する前面導光部材11は、上面視した際の中心角が180°未満であり90°以下であることが好ましい。特に、上面視した際の中心角が50°以上70°以下の円弧形状であることが好ましく、本実施形態では、中心角が60°の円弧形状の前面導光部材11を用いた。
また、C字状導光部材15は、後述する第2発光部30を挟んで前面導光部材11とは反対面側に位置する部分であって上面視して中心角が180°の半円弧形状を呈する後面導光部材12と、後面導光部材12の両側にそれぞれ組み付けられて前面導光部材11との間に配されている側面導光部材13とで構成されている。
後面導光部材12と側面導光部材13の間には遮光部材41が配設されている。
このC字状導光部材15(後面導光部材12及び側面導光部材13)の内面には、その内面に反射面を密接させている反射シート50が配設されている。
第1発光部20は、導光部材10の上端面10Uと下端面10Dにそれぞれ対向する位置に設けられている。
導光部材10の上端面10Uに対向する第1発光部20は、複数の黄色発光素子21が基板22の下面に実装された構造を有しており、導光部材10の上端面10Uに向けて黄色の光を発光する。また、導光部材10の下端面10Dに対向する第1発光部20は、複数の黄色発光素子21が基板22の上面に実装された構造を有しており、導光部材10の下端面10Dに向けて黄色の光を発光する。この黄色発光素子21には黄色LEDを用いた。
そして、第1発光部20が発光した黄色光は導光部材10の上端面10U及び下端面10Dから入射して導光部材10に導光されて、導光部材10の外周面から放射され、その黄色光が360°全方向に向けて照射されるようになっている。
なお、導光部材10の上端面10Uに対向する第1発光部20は、発光機本体102の上ケース体102b内に収容され、導光部材10の下端面10Dに対向する第1発光部20は、発光機本体102の下ケース体102c内に収容されている。
また、第1発光部20の点灯や消灯の切り替えなどを司る制御基板Pは、導光部材10の内側に配設され、支柱102aに取り付けられている。
第2発光部30は、導光部材10における前面導光部材11の内面に対向する位置に設けられている。
この第2発光部30は、複数の赤色発光素子31が基板32の前面に実装された構造を有しており、前面導光部材11の内面に向けて赤色の光を発光する。この赤色発光素子31には赤色LEDを用いた。
そして、第2発光部30が発光した赤色光は前面導光部材11(導光部材10)を透過して、前面導光部材11の外面から放出され、その赤色光が所定の一方向である前方に向けて照射されるようになっている。
なお、第2発光部30の点灯や消灯の切り替えなどを司る制御基板Pは、導光部材10の内側に配設され、支柱102aに取り付けられている。
また、図2、図3に示すように、第2発光部30の基板32の前面には反射板32aが配設され、基板32の後面には遮光板32bが配設されている。
この基板32の前面に反射板32aが配設されていることにより、赤色発光素子31が発光した赤色光が前面導光部材11の内面に向かい易くなり、前面導光部材11の外面から良好に放出されるようになる。
なお、前面導光部材11とC字状導光部材15(側面導光部材13)の間に配設されている遮光部材40は、図3に示すように、導光部材10の内側に張り出しており、それぞれ基板32の両側に接合されている。
遮光部材40と遮光部材41は、光の通過を遮る機能を有する部材であり、遮光性をする材料からなる。
前面導光部材11とC字状導光部材15(側面導光部材13)の間に配設されている遮光部材40は、第2発光部30が前面導光部材11に向けて発光した赤色光が、C字状導光部材15(側面導光部材13)に導光されてしまわないように、その赤色光を遮光する機能を有している。
特に、この遮光部材40は、導光部材10の内側に張り出して、それぞれ基板32の両側に接合されているので、第2発光部30による赤色光がC字状導光部材15(側面導光部材13)の内面に入射してしまうことを防ぐことができる。
また、後面導光部材12と側面導光部材13の間に配設されている遮光部材41は、第2発光部30による赤色光の一部が前面導光部材11と導光部材保護カバー60との間で乱反射するなどして側面導光部材13に入射してしまった場合に、その赤色光が側面導光部材13から後面導光部材12に導光されてしまわないように、その赤色光を遮光する機能を有している。
このように、遮光部材40によって、第2発光部による赤色光が前面導光部材11から側面導光部材13に導光されないようになっているので、第2発光部30が前面導光部材11の内面に向けて発光した赤色光は、前面導光部材11の外面から選択的に照射することが可能になっている。
また、万が一、第2発光部30による赤色光が僅かに側面導光部材13に入射してしまっても、遮光部材41によって、側面導光部材13から後面導光部材12に導光されないようになっているので、第2発光部30による赤色光のほぼ全てが前面導光部材11の外面から照射されるようになっている。
つまり、前面導光部材11側で視認される赤色光が後面導光部材12側から視認されることはない。
また、第2発光部30の基板32の後面に配設されている遮光板32bも、遮光部材40や遮光部材41と同様に遮光性をする材料からなる部材である。
この基板32の後面に遮光板32bを配設することによって、第1発光部20による黄色光が基板32の裏から表に抜けたり、第2発光部30による赤色光が基板32の表から裏に抜けたりしないようにしている。
発光機基部101には、図1に示すように、メインスイッチ1と、発光色切り替えスイッチ2と、充電用コネクター3等が設けられている。
また、発光機基部101の内部には、図2に示すように、電源となる充電式キャパシター4が設けられており、発光機基部101の底面にはネオジム磁石5が設けられている。
メインスイッチ1は、所謂電源スイッチであり、信号発光機100のオン/オフを切り替えるスイッチである。
発光色切り替えスイッチ2は、信号発光機100が照射する黄色光と赤色光を切り替えるスイッチである。なお、信号発光機100は、この発光色切り替えスイッチ2とは別に、信号発光機100が照射する黄色光と赤色光を切り替える赤外線リモコン(図示省略)を備えている。赤外線リモコン(図示省略)から送信された赤外線を受光する赤外線受光センサーSは、発光機本体102の上ケース体102bに配設されている。
充電用コネクター3は、充電式キャパシター4に充電する際に充電用アダプター(図示省略)が繋がれるコネクターである。
ネオジム磁石5は、例えば、軌陸車の所定箇所に信号発光機100を設置した際に、その磁力によって信号発光機100の向きがずれたりしないよう、設置した信号発光機10の姿勢を安定させるために設けられている。
このような構成の信号発光機100が黄色光を照射するように切り替えると、第1発光部20が発光する。
この第1発光部20による黄色光が導光部材10に導光されて、導光部材10の外周面から放射され、その黄色光が360°全方向に向けて照射される。
特に、導光部材10におけるC字状導光部材15(後面導光部材12及び側面導光部材13)の内面には反射シート50が配設されており、前面導光部材11の内面側に設けられた第2発光部30の基板32の前面には反射板32aが配設されているので、導光部材10に導光された黄色光が導光部材10の内周面に向かってもそれら反射部材によって反射されることで、導光部材10の外周面から効率よく黄色光が照射されるようになっている。
このように、本実施形態の信号発光機100であれば、効率よく黄色光を360°全方向に向けて照射することが可能になっており、例えば800m離れた地点からも目視で黄色光の発光を確認できる。
また、信号発光機100が赤色光を照射するように切り替えると、第2発光部30が発光する。
この第2発光部30による赤色光が前面導光部材11を透過して、前面導光部材11の外面から放出され、その赤色光が所定の一方向である前方に向けて照射される。
特に、前面導光部材11と側面導光部材13の間には遮光部材40が配設されており、側面導光部材13と後面導光部材12の間には遮光部材41が配設されているので、第2発光部による赤色光が前面導光部材11から側面導光部材13や後面導光部材12に導光されないようになっており、第2発光部30が前面導光部材11の内面に向けて発光した赤色光は、前面導光部材11の外面から選択的に照射されるようになっている。
このように、本実施形態の信号発光機100であれば、赤色光を前方に向けて選択的に照射することが可能になっており、例えば800m離れた地点からも目視で赤色光の発光を確認できる。
以上のように、本実施形態の信号発光機100は、赤色光を所定の一方向に向けて照射することと、黄色光を360°全方向に向けて照射することができる。
そして、赤色光の照射に切り替えた場合には、赤色光のみを所定の一方向である前方に向けて照射することができ、側方や後方から赤色光が照射されることはない。
また、黄色光の照射に切り替えた場合には、部分的に欠けることなく黄色光のみを360°全方向に向けて照射することができる。
つまり、この信号発光機100は、異なる2色の光の一方を所定の一方向に向けて照射し、他方を360°全方向に向けて照射するのを両立し、いずれか一方の光の照射に容易に切り替えることができるという優れた機能を有している。
また、この信号発光機100は、ネオジム磁石5によって軌陸車の所定箇所に信号発光機100を設置した姿勢のまま(つまり、発光機基部101を下側、発光機本体102を上側にした姿勢のまま)、赤色光を所定の一方向に向けて照射することと、黄色光を360°全方向に向けて照射することができるので、光の照射方向を切り替える際に信号発光機100の姿勢や向き(縦置き、横置き)を切り替える必要はない。
なお、以上の実施の形態においては、導光部材10の上端面10Uに向けて黄色の光を発光する第1発光部20と、導光部材10の下端面10Dに向けて黄色の光を発光する第1発光部20の両方を備えた信号発光機100を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、導光部材10の上端面10Uに向けて黄色の光を発光する第1発光部20のみを備えた信号発光機100でも、導光部材10の下端面10Dに向けて黄色の光を発光する第1発光部20のみを備えた信号発光機100であってもよい。
また、以上の実施の形態においては、黄色光と赤色光を切り替える場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の色の光の切り替えであってもよい。
また、第1発光部20と第2発光部30が同じ色の光を発光し、その光を所定の一方向に向けて照射することと、360°全方向に向けて照射することを切り替えるようにしてもよい。
また、以上の実施の形態においては、前面導光部材11と後面導光部材12と側面導光部材13とを組み付けてなる円筒状の導光部材10を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、中心角が60°の円弧形状の前面導光部材11を用いる場合、中心角が60°の円弧形状の導光部材を6枚組み付けて円筒状の導光部材10を形成してもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
10 導光部材
10U 上端面
10D 下端面
11 前面導光部材
12 後面導光部材
13 側面導光部材
15 C字状導光部材
20 第1発光部
21 黄色発光素子
22 基板
30 第2発光部
31 赤色発光素子
32 基板
32a 反射板
32b 遮光板
40 遮光部材
41 遮光部材
50 反射シート
60 導光部材保護カバー
100 信号発光機
101 発光機基部
102 発光機本体
102a 支柱
102b 上ケース体
102c 下ケース体
103 持ち手

Claims (4)

  1. 光の照射方向を切り替え可能な信号発光機であって、
    光透過性を有し、上下に貫通した円筒形状を有している導光部材と、
    前記導光部材の上端面と下端面の少なくとも一方に向けて第1の光を発光する第1発光部と、
    前記導光部材の内側に配設され、その導光部材の外側に向けて第2の光を発光する第2発光部と、
    を備え、
    前記導光部材は、上面視でC字形状を呈するC字状導光部材と、前記第2発光部の前方に位置する部分であって前記C字状導光部材の欠損部を補完する上面視で円弧形状を呈する前面導光部材とが組み付けられて構成されており、前記前面導光部材と前記C字状導光部材の間には遮光部材が配設されていることを特徴とする信号発光機。
  2. 前記第1発光部が発光する光は、第1の色の光であり、前記第2発光部が発光する光は第2の色の光であり、
    当該信号発光機は、異なる2色の光を切り替えて照射可能であることを特徴とする請求項1に記載の信号発光機。
  3. 前記C字状導光部材の内面に、反射面を密接させている反射シートを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の信号発光機。
  4. 前記C字状導光部材は、前記第2発光部を挟んで前記前面導光部材とは反対面側に位置する部分であって上面視して中心角が180°の半円弧形状を呈する後面導光部材と、前記後面導光部材の両側にそれぞれ組み付けられて前記前面導光部材との間に配されている側面導光部材とで構成されており、
    前記後面導光部材と前記側面導光部材の間には遮光部材が配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の信号発光機。
JP2017225310A 2017-11-24 2017-11-24 信号発光機 Active JP6970594B2 (ja)

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