JP2019096124A - 駐停車場所提案システム - Google Patents

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Abstract

【課題】状況に応じてユーザに適切な駐停車場所を提案する。【解決手段】駐停車場所提案システムは、車両(10)が駐停車する際の動作及び運転操作に関する特徴、並びに車両が駐停車する場所に関する特徴を抽出する抽出手段(102)と、抽出された特徴に基づいて、車両が駐停車に関する動作を行う駐停車区間を特定する特定手段(103)と、特定された駐停車区間における抽出された特徴が示す特徴量に基づいて、特定された駐停車区間の駐停車難易度を算出する算出手段(105)と、算出された駐停車難易度を順次格納して蓄積する格納手段(106)と、蓄積された駐停車難易度に基づいて、車両を駐停車する駐停車場所を提案する提案手段(200)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザに車両を駐停車する場所を提案する駐停車場所提案システムの技術分野に関する。
この種のシステムとして、ユーザの嗜好に応じた駐停車場所を提案するものが知られている。例えば特許文献1では、他車両との間隔やハンドル切り替え回数など、車両を駐車する難易度を算出し、それに関わるユーザ嗜好情報をもとに、そのユーザへの嗜好情報に近い駐停車場所を提案するというシステムが開示されている。また、特許文献2及び3でも、車両を駐車する難易度を算出し、ユーザへ駐停車場所を提案するというシステムがそれぞれ開示されている。
特開2013−117780号公報 特開2005−228002号公報 特開2008−096362号公報
車両を駐停車する際の難易度(以下、適宜「駐停車難易度」と称する)は、例えば駐停車場所の位置や広さ等の基本的な条件の他、ユーザの駐停車操作に関する熟練度や能力、実際に駐停車する際の環境条件等によっても変化する。即ち、駐停車難易度は、その時の状況で変動し得る各種条件によっても変化する。しかしながら、上述した特許文献1から3に記載されているような技術では、このような駐停車難易度の変化を考慮していない。このため、ユーザに適切な駐停車場所を提案することができないという技術的問題点が生じ得る。
本発明は、例えば上記問題点に鑑みてなされたものであり、状況に応じてユーザに適切な駐停車場所を提案することが可能な駐停車場所提案システムを提供することを課題とする。
本発明に係る駐停車場所提案システムの一態様では、車両が駐停車する際の動作及び運転操作に関する特徴、並びに前記車両が駐停車する場所に関する特徴を抽出する抽出手段と、前記抽出された特徴に基づいて、前記車両が駐停車に関する動作を行う駐停車区間を特定する特定手段と、前記特定された駐停車区間における前記抽出された特徴が示す特徴量に基づいて、前記特定された駐停車区間の駐停車難易度を算出する算出手段と、前記算出された駐停車難易度を順次格納して蓄積する格納手段と、前記蓄積された駐停車難易度に基づいて、前記車両を駐停車する駐停車場所を提案する提案手段とを備える。
本実施形態に係る駐停車場所提案システムの構成を示すブロック図である。 駐停車区間の特定方法の一例を示す図である。 駐停車区間ごとに送信される情報の一例を示す表である。 本実施形態に係る駐停車場所提案システムによる駐停車難易度算出動作の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る駐停車場所提案システムによる駐停車場所提案動作の流れを示すフローチャートである。 駐停車場所の提案を要求する際の操作例を示す図である。 提案される複数の駐停車場所の表示例を示す図である。 選択した駐停車場所の詳細情報の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して駐停車場所提案システムの実施形態について説明する。
<システム構成>
まず、本実施形態に係る駐停車場所提案システムの全体構成について、図1を参照して説明する。ここに図1は、本実施形態に係る駐停車場所提案システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る駐停車場所提案システムは、車両10と、サーバ20とで構成されている。車両10及びサーバ20は、駐停車難易度算出装置100と、駐停車場所提案装置200とを備えている。なお、このようなシステム構成はあくまで一例であり、例えば上述したすべての構成要素が車両10に備えられていてもよい。或いは、車両10において実行される各種処理の一部又は全部を、サーバ20で実行するようにしてもよい。
駐停車難易度算出装置100は、車両データ入力部101、特徴抽出部102、駐停車区間特定部103、スコア算出部104、スコア送信部105、スコア受信部111、集約部112、及び格納部113を備えている。
車両データ入力部101は、車両10の状態を示すセンサ情報を継続的に入力する。センサ情報は、例えば加速度(前後、左右)、アクセルペダル操作量、シフトポジション、ステアリング操舵角、ブレーキペダル操作量、ブレーキペダル状態、パーキングブレーキ状態、LiDAR(Light Detection And Ranging、又はLaser Imaging Detection And Ranging)、車載カメラ画像、コーナーセンサー等が挙げられる。センサ情報は、車両10のECU(Electoronic Control Unit)のデータとして、或いは車両10に設置された又は持ち込まれたセンサ機器や各種端末等によって収集される。
特徴抽出部102は、車両データ入力部101から入力された車両データの系列及び車両情報、位置情報から、車両10の駐停車時の動作及び運転操作に関する特徴、並びに車両10が駐停車する場所に関する特徴を抽出する。駐停車時の動作及び運転操作に関する特徴としては、例えば前進・後退の切り替え回数、ステアリング操舵角、タイヤの回転角の合計、走行量、トルクの変化量、及び速度の変化量等が挙げられる。駐停車する場所に関する特徴としては、例えば隣接車両や柱等の障害物との前後左右の間隔、前後の視野角、明るさ、及び傾斜角等が挙げられる。なお、駐停車する場所自体の特性(例えば、駐車スペースの幅、天井の高さ等)が利用可能な場合には、それらの情報から推定可能な特徴(例えば、車両10から天井までの間隔等)を抽出してもよい。
駐停車区間特定部103は、特徴抽出部102で抽出された特徴に基づいて、駐停車区間を特定し、その区間に含まれる特徴量データ(即ち、特徴を数値化した特徴量を示すデータ)を抽出する。駐停車区間は、駐車場に入る等の駐停車動作を開始してから駐停車状態になるまでの駐停車動作区間と、駐停車状態が継続する駐停車状態区間と、駐停車状態から駐停車を離脱した状態になるまでの駐停車状態離脱動作区間とを含んでいる。
ここで、駐停車区間特定部103による駐停車区間(即ち、駐停車動作区間、駐停車状態区間、及び駐停車状態離脱動作区間)の特定方法について、図2を参照して具体的に説明する。図2は、駐停車区間の特定方法の一例を示す図である。
図2(a)に示すように、駐停車動作区間は、例えば車両10がPOI(Point Of Interest)を示す地点の近傍で、周辺の道路からPOIに移動した場合や、高速道路で本線からパーキングエリア/サービスエリアの領域に移動した場合等、走行状態を離れて所定の領域に入った時点からの区間として特定される。具体的には、一定時間内に、操舵角が90度以上になった場合、車速が5km/h以下に減速された場合、車線から離脱した場合等を検知することで、駐停車動作区間を特定することができる。
図2(b)に示すように、駐停車状態区間は、例えば車両10の駐停車動作が終了してから駐停車離脱動作を開始するまでの区間として特定される。具体的には、車両10のエンジンや電源がオフになった場合、その後、車両10のエンジンや電源がオンになった場合をそれぞれ検知することで、駐停車状態区間を特定することができる。
図2(c)に示すように、駐停車離脱動作区間は、例えば車両10がPOIからに周辺の道路に移動した場合や、高速道路でパーキングエリア/サービスエリアの領域から本線に移動した場合等、所定の領域から走行状態に復帰した時点までの区間として特定される。具体的には、一定時間内に、操舵角が90度以上になった場合、車速が5km/h以上に加速された場合、車線に進入した場合等を検知することで、駐停車離脱動作区間を特定することができる。
図1に戻り、スコア算出部104は、駐停車区間特定部103によって特定された駐停車区間における特徴量データ及び車両データに基づいて、駐停車難易度スコアを算出する。スコア算出部104は、例えばユーザ毎の設定値又は過去の履歴に基づき決定される重み、特徴毎の重み、特徴量を利用して、駐停車難易度スコアを算出する。より具体的には、ユーザiと特徴の種類jについて、ユーザ毎の重みをuij、特徴毎の重みをwij、特徴量をfとすると、駐停車難易度スコアは、下記式(1)で求めることができる。
駐停車難易度スコア=Σi,jijij ・・・(1)
このようにして算出される駐停車難易度スコアは、スコアが大きいほど駐停車が難しいことを示している。なお、上記式(1)はあくまで一例であり、駐停車難易度スコアは、その他の演算方法で算出されても構わない。
スコア送信部105は、スコア算出部104により算出された駐停車難易度スコアに関する情報をサーバ20側に送信する。サーバ20側では、スコア受信部111が、スコア送信部から送信された駐停車難易度スコアに関する情報を随時受信する。
ここで、駐停車難易度スコアに関する情報について、図3を参照して具体的に説明する。図3は、駐停車区間ごとに送信される情報の一例を示す表である。
図3に示すように、サーバ20に送信される情報は、駐停車難易度スコアの値だけでなく、その他の複数の情報を含んでいる。具体的には、送信ID、車両ID、ドライバーID、駐停車、区間、開始日時、終了日時、開始座標、終了座標、POI名、難易度スコア、特徴1(時間)、特徴2(操舵角合計)・・・等を含んでいる。なお、車両IDは、車両ごとに設定されている一意なIDであり、ドライバーIDは、何らかの認証情報によりドライバーが誰であるかを特定できる場合に付与されるIDである。この場合の認証方法は、適宜既存の技術を採用することができる。また、図示した各種情報に加えて、車両データをまとめて送信するようにしてもよい。
再び図1に戻り、集約部112は、受信した駐停車難易度スコアに関する情報を集約し、必要に応じ正規化等の変換処理を行う。
格納部113は、集約部112で集約された駐停車難易度スコアに関する情報を、駐停車場所を含むPOI情報と共に格納して保持する。
駐停車場所提案装置200は、提案要求入力部201、提案要求送信部202、提案要求受信部203、検索部204、提案内容送信部205、提案内容受信部206、及び提案内容表示部207を備えている。
提案要求入力部201は、車両10の搭乗者による駐停車場所の提案要求の入力を受け付ける。車両10の搭乗者は、例えば車両10のユーザインタフェース等を用いて駐停車場所の提案要求を入力する。
提案要求送信部202は、入力された提案要求に関する情報をサーバ20側に送信する。ここでの提案要求に関する情報には、現在地或いは要求対象となる所定の位置、車両ID、ドライバーID等の情報が含まれる。サーバ20側では、提案要求受信部203が、提案要求に関する情報を随時受信する。
検索部204は、提案要求受信部203が受信した提案要求に関する情報に基づいて、格納部113に格納されているデータから駐停車場所を検索する。検索部204は、要求対象となる位置情報を基準にして所定の範囲内に含まれる駐停車場所を検索する。所定の範囲としては、例えば近隣の駐停車場所を一定数検索、一定の範囲に含まれる駐停車場所を検索、上記のうち、駐停車履歴がある場所のみを検索等が挙げられる。
提案内容送信部205は、検索部204の検索結果(具体的には、検索した駐停車場所に関する情報)を、提案内容に関する情報として車両10側に送信する。車両10側では、提案内容受信部206が、提案何用に関する情報を随時受信する。
提案内容表示部207は、例えばディスプレイ等を含んで構成されており、提案内容受信部206が受信した提案内容に関する情報を表示する。
<駐停車難易度算出動作>
次に、本実施形態に係る駐停車場所提案システムが実行する駐停車難易度算出動作(具体的には、駐停車難易度算出装置100が実行する、駐停車区間を特定して駐停車難易度を算出する動作)の流れについて、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る駐停車場所提案システムによる駐停車難易度算出動作の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、駐停車難易度算出動作時には、まず車両データ入力部101により入力された情報を用いて、特徴抽出部102が駐停車時の動作及び運転操作に関する特徴、並びに駐停車する場所に関する特徴を抽出する(ステップS11)。
続いて、駐停車区間特定部103が、特徴抽出部102で抽出された特徴に基づいて、駐停車区間を特定するための処理を実行する(ステップS12)。その後、駐停車区間特定部103は、駐停車区間が特定できたか否かを判定する(ステップS13)。駐停車区間が特定できていない場合には(ステップS13:NO)、再びステップS12の駐停車区間を特定するための処理を実行する。
駐停車区間が特定できた場合には(ステップS13:YES)、スコア算出部105が、特定した駐停車区間における特徴量から駐停車難易度スコアを算出する(ステップS14)。
算出された駐停車難易度スコアに関する情報は、スコア送信部105からスコア受信部111へと送信される。続いて、集約部112が、駐停車難易度スコアに関する情報を集約して、格納部113に格納する(ステップS15)。
<駐停車場所提案動作>
次に、上述した駐停車難易度を利用した駐停車場所提案動作(具体的には、駐停車場所提案装置200が実行する、車両10の搭乗者に適した駐停車場所を提案する動作)の流れについて、図5から図8を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る駐停車場所提案システムによる駐停車場所提案動作の流れを示すフローチャートである。図6は、駐停車場所の提案を要求する際の操作例を示す図である。図7は、提案される複数の駐停車場所の表示例を示す図である。図8は、選択した駐停車場所の詳細情報の表示例を示す図である。
図5に示すように、駐停車場所提案動作時には、まず提案要求入力部201が、車両10の搭乗者による駐停車場所の提案要求の入力を受け付ける(ステップS21)。
図6に示すように、車両10の搭乗者は、例えばカーナビゲーションシステムやスマートフォン等の案内端末のユーザインタフェースにおいて、駐車場を提案して欲しいタイミング(例えば、目的地設定時に予め目的地付近の駐車場を検索したい場合、或いは運転中に付近の駐車場を検索したい場合等)で提案要求を入力する。具体的には、図に示すように、達パネルによって「駐車場推薦」と表示されている部分をタッチすればよい。或いは、音声により「駐車場を探して」等の指示を行ってもよい。なお、駐停車場所の提案要求は、駐車場の提案だけでなく、路上の停車位置等の提案であってもよい。
図5に戻り、提案要求が入力されると、提案要求送信部202から提案要求受信部203に提案要求に関する情報を送信する(ステップS22)。
続いて、検索部203は、提案要求に関する情報に基づいて、格納部113に格納されているデータから駐停車場所を検索する(ステップS23)。検索部203の検索結果は、提案内容に関する情報として、提案内容送信部205から提案内容受信部206に送信する(ステップS24)。
続いて、提案内容表示部207は、提案内容に関する情報に基づいて、車両10の搭乗者に、提案内容(即ち、検索された駐停車場所に関する情報)を表示する(ステップS25)。ここで特に、提案内容表示部207で表示される提案内容には、駐停車難易度スコアに基づく情報も含まれる。
図7に示すように、提案内容表示部207は、表示された地図の範囲内に存在する駐停車場所の一覧を、駐停車難易度スコアに関する情報と共に表示する。具体的には、駐停車場所の位置に、駐停車難易度スコアに応じた記号「◎(とても駐車しやすい)」、「〇(駐車しやすい)」、「△(やや駐車しにくい)」等を表示する。なお、駐停車場所に関する情報は、地図形式ではなく、例えば近さ順、駐停車難易度スコア順当の適当な基準で並び替えた一覧表形式で表示されてもよい。
図8に示すように、表示された駐停車場所の中から、特定の駐停車場所を選択すると、より詳細な評価情報が表示されるようにしてもよい。図8の例では、駐停車難易度スコアの第上に基づいて決定された総合評価、各特徴量の大小に基づく個別評価をそれぞれ表示している。個別評価は、全ての特徴に対応する評価結果を表示してもよいし、顕著に良い点或いは顕著に悪い点のみを表示してもよい。また、その時々の混雑状況や通行規制等、別途入手できる情報も組み合わせて、評価結果に反映してもよい。
再び図5に戻り、提案内容を表示した後には、提案した駐停車場所が目的地として選択されたか否かを判定する(ステップS26)。即ち、車両10の搭乗者が提案内容を見て、その中から実際に駐停車場所を選択したか否かを判定する。なお、駐停車場所の選択は、提案要求等と同様にユーザインタフェースを用いて行われればよい。
提案した駐停車場所が目的地として選択された場合(ステップS26:YES)、選択された駐停車場所をナビゲーションの目的地に設定して(ステップS27)、一連の処理は終了する。一方、提案した駐停車場所が目的地として選択されなかった場合(ステップS26:NO)、提案要求がキャンセルされたか否かを判定する(ステップS28)。具体的には、車両10の搭乗者が、駐停車場所を探すのを中止したか否かが判定される。
提案要求がキャンセルされた場合(ステップS28:YES)、目的地の設定等は行われずに一連の処理が終了する。一方、提案要求がキャンセルされなかった場合(ステップS28:YES)、再びステップS25の提案内容の表示を実行する。このように、車両10の搭乗者が駐停車場所を目的地として選択するか、又は提案要求をキャンセルするまで、検索された駐停車場所の表示が継続される。
<技術的効果>
次に、本実施形態に係る駐停車場所提案システムによって得ることのできる技術的効果について詳細に説明する。
図1から図8を参照して説明したように、本実施形態に係る駐停車場所提案システムによれば、駐停車時の動作及び運転操作に関する特徴及び駐停車する場所に関する特徴から特定された駐停車区間ごとに、駐停車難易度スコアに関する情報が蓄積されていく。そして、実際に駐停車場所の提案要求があった場合には、駐停車場所に関する情報が、駐停車難易度スコアに関する情報と共に提示される。
ここで特に、駐停車難易度スコアは、自動的に区間定義された駐停車区間において、駐停車時の動作及び運転操作に関する特徴及び駐停車する場所に関する特徴に基づいて算出されている。このため、駐停車難易度スコアは、車両10の搭乗者の駐停車操作に関する習熟度や能力、及び駐停車場所の環境情報を正確に反映したスコアとなっている。
搭乗者の駐停車操作に関する習熟度や能力は、車両10の搭乗者が変わる度に変動する。同様に、駐停車場所の環境情報は、時間の経過と共に変動する。本実施形態に係る駐停車場所提案システムによれば、駐停車区間ごとに駐停車難易度スコアに関する情報を蓄積(言い換えれば、学習)していくため、上述したような条件の変動を考慮した上で、適切な駐停車場所を提案することが可能である。即ち、車両10の搭乗者に対して、極めて好適に駐停車場所を提案することが可能である。
<第1変形例>
次に、本実施形態に係る駐停車場所提案システムの第1変形例について説明する。第1変形例では、他のユーザ(即ち、別の搭乗者)のデータを利用して、駐停車場所の提案を行う。
他のユーザのデータを利用するためには、例えば駐停車難易度に関する情報を格納部113に格納する段階、或いは駐停車難易度スコアを算出する段階で、他のユーザのデータを正規化すればよい。具体的には、例えば車種ごとに分類して、同じ車種のユーザによる特徴、駐停車難易度スコアを用いるようにすればよい。或いは、車両の特徴(例えば、大きさ、重量、排気量などのスペック、回転半径などの動きに関する特性等)に応じて分類し、特徴が似た車種のユーザによる特徴、駐停車難易度スコアを用いるようにすればよい。或いは、提案内容を表示する際に、他の車両の履歴に基づき根拠を提示するようにしてもよい(例えば、「あなたと似た車両とって駐車しやすいです」等の内容を表示してもよい)。他のユーザや駐車場の特徴を利用した提案方式としては、既存のコンテンツ推薦技術(例えば、協調フィルタリング等)を利用することができる。このような提案を行うことで、これまで駐車したことのない駐車場の対しても、予め駐停車の難易度を予測することが可能となる。
<第2変形例>
次に、本実施形態に係る駐停車場所提案システムの第2変形例について説明する。第2変形例では、過去の履歴やユーザの好みを考慮して、駐停車場所の提案を行う。
具体的には、普段よく駐車する、つまり駐停車頻度が高い駐停車場所と特徴が似ている(例えば、駐停車動作や駐停車状態における特徴の分布が類似する)駐停車場所を優先して提案することで、ユーザの好みに近い駐停車場所を提案する。或いは、自車両と同型の車両の駐停車難易度スコア、同じ駐車場又は特徴が近い駐停車場所に対する駐車履歴の特徴量が自分と似ているユーザにとって駐停車難易度スコアが低い駐停車場所、似た特性を持つ駐停車場所という観点で駐停車場所を順序付けして提案するようにしてもよい。
<付記>
以上説明した実施形態から導き出される発明の各種態様を以下に説明する。
(付記1)
付記1に記載の駐停車場所提案システムは、車両が駐停車する際の動作及び運転操作に関する特徴、並びに前記車両が駐停車する場所に関する特徴を抽出する抽出手段と、前記抽出された特徴に基づいて、前記車両が駐停車に関する動作を行う駐停車区間を特定する特定手段と、前記特定された駐停車区間における前記抽出された特徴が示す特徴量に基づいて、前記特定された駐停車区間の駐停車難易度を算出する算出手段と、前記算出された駐停車難易度を順次格納して蓄積する格納手段と、前記蓄積された駐停車難易度に基づいて、前記車両を駐停車する駐停車場所を提案する提案手段とを備える。
付記1に記載の駐停車場所提案システムによれば、駐停車区間ごとに算出された駐停車難易度に基づいて、駐停車場所が提案される。駐停車難易度は、駐停車区間における車両が駐停車する際の動作及び運転操作に関する特徴、並びに前記車両が駐停車する場所に関する特徴に基づいて算出されているため、例えば車両の搭乗者の駐停車操作に関する習熟度や能力、及び駐停車場所の環境情報を正確に考慮して、より適切な駐停車場所をユーザに提案することが可能である。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う駐停車場所提案システムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
10 車両
20 サーバ
100 駐停車難易度算出装置
101 車両データ入力部
102 特徴抽出部
103 駐停車区間特定部
104 スコア算出部
105 スコア送信部
111 スコア受信部
112 集約部
113 格納部
200 駐停車場所提案装置
201 提案要求入力部
202 提案要求送信部
203 提案要求受信部
204 検索部
205 提案内容送信部
206 提案内容受信部
207 提案内容表示部

Claims (1)

  1. 車両が駐停車する際の動作及び運転操作に関する特徴、並びに前記車両が駐停車する場所に関する特徴を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された特徴に基づいて、前記車両が駐停車に関する動作を行う駐停車区間を特定する特定手段と、
    前記特定された駐停車区間における前記抽出された特徴が示す特徴量に基づいて、前記特定された駐停車区間の駐停車難易度を算出する算出手段と、
    前記算出された駐停車難易度を順次格納して蓄積する格納手段と、
    前記蓄積された駐停車難易度に基づいて、前記車両を駐停車する駐停車場所を提案する提案手段と
    を備えることを特徴とする駐停車場所提案システム。
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