JP7288249B2 - 車両割当装置、車両割当方法およびプログラム - Google Patents

車両割当装置、車両割当方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両割当装置、車両割当方法およびプログラムに関する。
近年、駐車場のような所定の駐停車領域を有する車両施設において、車両の入出場を管理する管理システムが知られている。このような管理システムでは、たとえば入場ゲート機を通過する入場車両の台数と出場ゲート機を通過する出場車両の台数とを計数し、入場車両の総数から出場車両の総数を減算することによって現状の駐車台数を把握する。そして、かかる駐車台数が所定の最大駐車台数に達する場合は、車両の入場を制限し、最大駐車台数を下回っている場合は、車両の入場を許可するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、車両施設における所定の駐停車領域の状態を精度よく判別し、車両施設を効率よく運用することを目的に、物流施設における所定の区画であるスパンまたは物流施設の敷地内のトラックの待機場ごとに設けられたカメラにより、駐停車領域をそれぞれ撮像し、カメラによって撮像された正例となる撮像画像を用いた機械学習を実行することで、駐停車領域ごとの車両の許容台数が動的に変化する場合を含む駐停車領域の状態判別モデルを生成し、カメラによって撮像された判別対象分となる撮像画像を状態判別モデルへ入力することによって得られる出力値に基づいて、駐停車領域の状態を判別する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003-141581号公報 特許第6389976号公報
しかしながら、駐車場のような所定の駐停車領域を有する車両施設において、車両の入出場を高精度に把握しただけでは、車両施設を効率よく運用することはできない。
つまり、車両の入出場管理を行うとともに、車両を物流施設において荷物の積み下ろしを行うどのバースに車両を割り当てるのかという管理を適切に行う必要がある。
ところが、今までの車両割当装置では、マスタ設定やルールの事前設定が必要であり、しかも、このマスタ設定やルールの事前設定には専門的知識が必要となっていた。
そのため、専門的な知識を有する人材の確保や教育にかかるコスト等により新規導入のコストが高くなるという課題があった。
また、マスタ設定やルールの事前設定においては、管理者によって、何を重視するか異なり、また、多くの場合、1つの目標(例えば、全体時間の最小化など)のみが設定されているため、マスタ設定やルールの事前設定が、ユーザが本来望んでいた結果にならず、その結果、自動割当の後に、オペレータによる手作業での修正作業等が必要となって、効率改善につながらないという課題もあった。
さらに、今までの装置では、外的要因による状況の変化を吸収する仕組みが十分でなかったため、外的要因の発生によって、設定時に想定していた車両割当スケジュールが崩れてしまい、その結果、作成した車両割当スケジュールが実際と乖離してしまうという課題もあった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、専門的な知識を要することなく、物流施設の効率的な運用を図ることができる車両割当装置、車両割当方法およびプログラムを提供する。
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、物流施設に設けられた各バースに入場する車両を割り当てる車両割当装置であって、過去の車両割当に関する実績データを格納する実績データ格納部と、翌日以降の予約データを格納する予約データ格納部と、該格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、前記各バースごとの判定モデルを生成する判定モデル生成部と、前記予約データ格納部に格納された翌日以降の予約データを前記判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する仮車両割当生成部と、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価関数を用いて、評価値を算出する評価値算出部と、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する重みを該車両割当に関する個々の制約条件に対応する重み合計が1となるように求める重み算出部と、複数の前記制約条件の組み合わせについて、該算出した前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する前記評価値と前記重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して前記制約条件を設定する制約条件設定部と、前記仮車両割当に関する情報と、前記制約条件に関する情報とを含む情報に基づいて、前記各バースに対する前記車両の割当を行う車両割当部と、を備えたことを特徴とする車両割当装置を提案している。
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値を求め、所定値よりも大きい前記分散値に対応する前記車両割当ルールを新たな前記車両割当ルールとして適用する車両割当ルール設定部を備え、前記車両割当部は、設定された車両割当ルールを含めて前記各バースに対する前記車両の割当を行う車両割当装置を提案している。
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記所定値をユーザが変更できる所定値変更部を備えた車両割当装置を提案している。
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記各バースと前記車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、前記車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関とを含む相関を判定する相関判定部を備え、前記車両割当部は、前記相関判定部による相関を含めて前記各バースに対する前記車両の割当を行う車両割当装置を提案している。
形態5;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記相関判定部は、協調フィルタリングを用いて、前記各バースと前記車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、前記車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関とを含む相関を算出して、相関の判定を行う車両割当装置を提案している。
形態6;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記相関判定部は、ベイジアンネットワークを用いて、前記各バースと前記車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、前記車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関とを含む相関を算出して、相関の判定を行う車両割当装置を提案している。
形態7;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる前記各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータのうち、これらの平均値に対して、所定の範囲外の値等の前記作業時間および事前作業時間の推定処理に影響を与えるデータを最小二乗法によるM推定によりロバスト推定を行うことによって、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる前記各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータから除外して新たなデータを生成するデータ生成部と、該生成されたデータに基づいて、前記作業時間および事前作業時間を推定する推定部と、を備え、前記車両割当部は、推定された前記作業時間および事前作業時間を含めて前記各バースに対する前記車両の割当を行う車両割当装置を提案している。
形態8;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、過去の車両割当に関する実績データを格納する実績データ格納部と、翌日以降の予約データを格納する予約データ格納部と、判定モデル生成部と、仮車両割当生成部と、評価値算出部と、重み算出部と、制約条件設定部と、車両割当部と、を備え、物流施設に設けられた各バースに入場する車両を割り当てる車両割当装置における車両割当方法であって、前記判定モデル生成部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、前記各バースごとの判定モデルを生成する第1の工程と、前記仮車両割当生成部が、前記予約データ格納部に格納された翌日以降の予約データを前記判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する第2の工程と、前記評価値算出部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価関数を用いて、評価値を算出する第3の工程と、前記重み算出部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する重みを該車両割当に関する個々の制約条件に対応する重み合計が1となるように求める第4の工程と、前記制約条件設定部が、複数の前記制約条件の組み合わせについて、該算出した前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する前記評価値と前記重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して前記制約条件を設定する第5の工程と、前記車両割当部が、前記仮車両割当に関する情報と、前記制約条件に関する情報とを含む情報に基づいて、前記各バースに対する前記車両の割当を行う第6の工程と、を備えたことを特徴とする車両割当方法を提案している。
形態9;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、過去の車両割当に関する実績データを格納する実績データ格納部と、翌日以降の予約データを格納する予約データ格納部と、判定モデル生成部と、仮車両割当生成部と、評価値算出部と、重み算出部と、制約条件設定部と、車両割当部と、を備え、物流施設に設けられた各バースに入場する車両を割り当てる車両割当装置における車両割当方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記判定モデル生成部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、前記各バースごとの判定モデルを生成する第1の工程と、前記仮車両割当生成部が、前記予約データ格納部に格納された翌日以降の予約データを前記判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する第2の工程と、前記評価値算出部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価関数を用いて、評価値を算出する第3の工程と、前記重み算出部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する重みを該車両割当に関する個々の制約条件に対応する重み合計が1となるように求める第4の工程と、前記制約条件設定部が、複数の前記制約条件の組み合わせについて、該算出した前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する前記評価値と前記重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して前記制約条件を設定する第5の工程と、前記車両割当部が、前記仮車両割当に関する情報と、前記制約条件に関する情報とを含む情報に基づいて、前記各バースに対する前記車両の割当を行う第6の工程と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、専門的な知識を要することなく、物流施設の効率的な運用を図ることができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る車両割当装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両割当装置の処理フロー図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両割当装置の構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両割当装置の処理フロー図である。 本発明の第2の実施形態に係る実績の評価に基づく、ルールの提案を例示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両割当装置の構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両割当装置の処理フロー図である。 本発明の第1の実施形態に係る物流施設に設けられた各バースと物品カテゴリーマスタとの相関を求める場合の処理を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る物品カテゴリーマスタ同士の相関を求める場合の処理を例示した図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両割当装置の構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両割当装置のデータ生成部における除外データの判定手法を例示した図である。 本発明の第4の実施形態に係る車両割当装置の処理フロー図である。
<第1の実施形態>
以下、本実施形態について、図1から図2を用いて説明する。
<車両割当装置の構成>
図8に示すように、本実施形態に係る車両割当装置100は、実績データ格納部101と、判定モデル生成部102と、仮車両割当生成部104と、予約データ格納部105と、車両割当部106と、表示部107と、評価値算出部108と、重み算出部109と、制約条件設定部110と、を含んで構成されている。
実績データ格納部101は、過去の車両割当に関する実績データを格納する。実績データ格納部101は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置、あるいはクラウド上のメモリ等から構成される。
なお、実績データは、バースと紐づいた形式のデータベースとして構成してもよい。
判定モデル生成部102は、実績データ格納部101に格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、物流施設に設けられた各バースごとの判定モデルを生成する。
仮車両割当生成部104は、予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する。
予約データ格納部105は、翌日以降の予約データを格納する。予約データ格納部105は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置、あるいはクラウド上のメモリ等から構成される。
車両割当部106は、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、に基づいて、各バースに対する車両の割当を行う。
より具体的には、車両割当部106は、判別対象となる予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデル生成部102が生成する判定モデルへ入力して得られる出力値と制約条件設定部110により設定された物流施設内のバースに対する車両割当の制約条件とに基づいて物流施設内のバースに対する車両の割当を行う。
表示部107は、例えば、液晶パネルとタッチパネルとが積層された表示パネル等で構成され、車両割当部106による車両割当結果等をユーザ等が視認可能に表示する。
評価値算出部108は、格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価関数を用いて、その評価値を算出する。
ここで、制約条件とは、車両割当時に、ユーザが重視する事項であり、例えば、車両を全て割り当てたときの全体作業時間、特定ジャンルの物品が同じバースで取り扱われるようにすること、特定メーカの車両が他のメーカの車両よりも優先されること等の条件を例示できる。
一方、制約条件に対して、例えば、バース予約が所定時間帯に収まること、同じ時間に同じバースへの予約を自動割当しない等のように、割当時に必ず守らなければならない条件を禁則条件とする。
重み算出部109は、格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、車両割当に関する個々の制約条件に対応する重みを車両割当に関する個々の制約条件に対応する重み合計が1となるように求める。
制約条件設定部110は、複数の制約条件の組み合わせについて、評価値算出部108および重み算出部109において算出された車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価値と重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して制約条件を設定する。
具体的には、評価関数をf(x)、重みをαとしたときに、全体評価値は、以下、数1により求める。
Figure 0007288249000001
<車両割当装置の処理>
図2を用いて、本実施形態に係る車両割当装置の処理について説明する。
まず、判定モデル生成部102が、格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、物流施設に設けられた各バースごとの判定モデルを生成する(ステップS101)。
仮車両割当生成部104は、予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する(ステップS102)。
制約条件設定部110は、複数の制約条件の組み合わせについて、評価値算出部108および重み算出部109において算出された車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価値と重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して制約条件を設定する(ステップS103)。
車両割当部106が、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、に基づいて、各バースに対する車両の割当を行う(ステップS104)。
この車両割当結果は、例えば、表示部107に表示され、ユーザに知らされる。
なお、本実施形態においては、判定モデル生成部102における判定モデル生成処理(ステップS101)を行い、仮車両割当生成部104における仮車両割当処理(ステップS102)を行い、制約条件設定部110による制約条件設定処理(ステップS103)を行って、車両割当部106における車両割当処理(ステップS104)を行う場合について説明した。
しかしながら、判定モデル生成処理(ステップS101)と仮車両割当処理(ステップS102)、制約条件設定処理(ステップS103)の処理は並列的に行ってもよいし、上記の順番とは異なる順番で行ってもよい。
以上、説明したように、本実施形態に係る車両割当装置100によれば、判定モデル生成部102は、実績データ格納部101に格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、物流施設に設けられた各バースごとの判定モデルを生成し、仮車両割当生成部104は、予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する。制約条件設定部110は、複数の制約条件の組み合わせについて、評価値算出部108および重み算出部109において算出された車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価値と重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して制約条件を設定する。
つまり、本実施形態に係る車両割当装置100においては、判別対象となる予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデル生成部102が生成する判定モデルへ入力して得られる出力値と制約条件設定部110における制約条件とに基づいて、翌日以降の物流施設に設けられた各バースに対する車両の割当を行う。
したがって、物品マスタの設定やルールの設定に関しての専門知識を有しないユーザでなくても物流施設に設けられた各バースに対する好適な車両割当を行うことができる。
そのため、人的リソースに対する余計なコストをかけることなく、物流施設に設けられた各バースに対する好適な車両割当を行うことができる。
また、それぞれの重みの合計は1であり、この重みを格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、車両割当に関する個々の制約条件ごとに求めることから、今までの実績として重視されている制約条件については、当然に、重みの値が大きくなる。この重みと複数の制約条件に対する評価値とから、複数の制約条件の組み合わせについて評価を行うことから、第1の実施形態および第2の実施形態の効果と併せて、ユーザが重視している制約条件が反映された制約条件の設定を自動的に行うことができる。
<第2の実施形態>
以下、本実施形態について、図3から図5を用いて説明する。
<車両割当装置の構成>
図3に示すように、本実施形態に係る車両割当装置200は、実績データ格納部101と、判定モデル生成部102と、仮車両割当生成部104と、予約データ格納部105と、車両割当部106Aと、表示部107と、評価値算出部108と、重み算出部109と、制約条件設定部110と、車両割当ルール設定部201と、所定値変更部202と、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態と同一の符号を付す構成要素については、同様の機能を有することからその詳細な説明は省略する。
車両割当ルール設定部201は、格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値を求め、所定値よりも大きい分散値に対応する車両割当ルールを新たな車両割当ルールとして適用する。
ここで、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値を求めるのは、例えば、バースの入出庫のルールを設定する場合に、バースの入出庫に対する評価関数だけでルールへの適用を判定するのではなく、例えば、これ以外の物品のカテゴリーに関する評価関数も用いて、ルールへの適用を判定することを示している。
これは、ある1つの評価関数だけで、ルールへの適用を判定してしまうと、実際には、他のルールに対する評価関数の方がシステム全体に与える影響が大きい場合に、誤った判定をすることを防止するためである。そのため、例えば、複数の評価関数について、それぞれの評価値の分散を比較し、ルールを設定する項目に対する評価関数の評価値のみが分散し、他の項目に対する評価関数の評価値が分散していない場合に、当該項目について評価したものをルールとしてもよい。
また、複数の評価関数の評価値の分散値を比較し、分散値がその中の上位α(所定値)番目までをルールとして適用するようにしてもよい。
なお、上記において、「評価関数」とは、バース管理に関連するいろいろな項目(バースの入出庫種別、商品カテゴリー、など)に対する優先順位を重みづけする関数であり、「評価値」とは、各リクエスト(商品カテゴリー、バースの入出庫種別、希望時間等のインプット)に対して、どのバースに何時から何時の枠で割り当てるかというアウトプットである。
具体的には、例えば、商品カテゴリー等によって、入庫させるバースが限られている場合(冷蔵品はこのバース1等)に、試行回数を増やすことによって、商品カテゴリーという制約条件への重みが大きくなっていく。一方で、例えば、ドライバーの性別といった変数等は、結果に影響を及ぼすことは考えづらいため、試行回数を増やせば増やすほど、重みが低くなっていく。
所定値変更部202は、ユーザの操作により所定値を変更する。つまり、上記のαは、ユーザの意思により変更することができる。
車両割当部106Aは、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、に基づいて、各バースに対する車両の割当を行う。
より具体的には、車両割当部106Aは、判別対象となる予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデル生成部102が生成する判定モデルへ入力して得られる出力値と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、に基づいて物流施設内のバースに対する車両の割当を行う。
<車両割当装置の処理>
図4、図5を用いて、本実施形態に係る車両割当装置の処理について説明する。
まず、判定モデル生成部102が、格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、物流施設に設けられた各バースごとのモデルを生成する(ステップS101)。
仮車両割当生成部104は、予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する(ステップS102)。
制約条件設定部110は、複数の制約条件の組み合わせについて、評価値算出部108および重み算出部109において算出された車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価値と重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して制約条件を設定する(ステップS103)。
車両割当ルール設定部201は、格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値を求め、所定値よりも大きい分散値に対応する車両割当ルールを新たな車両割当ルールとして適用する(ステップS201)。
例えば、図5に示すように、ある実績データにおいて、1番バースが「入庫」車両と「入庫」車両、2番バースが「入庫」車両と「入庫」車両と「出庫」車両、3番バースが「出庫」車両と「出庫」車両である場合には、「入庫」が1番バースあるいは2番バース、「出庫」が2番バースあるいは3番バースとなる。このことから、1番バースは「入庫」専用バース、3番バースは「出庫」専用バースとして専用ルール化することができる。
この判定処理をすべての実績データについて実行し、占有ルールを作成する。
車両割当部106Aは、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、に基づいて、各バースに対する車両の割当を行う(ステップS202)。
この車両割当結果は、例えば、表示部107に表示され、ユーザに知らされる。
なお、本実施形態においては、判定モデル生成部102における判定モデル生成処理(ステップS101)を行い、仮車両割当生成部104における仮車両割当処理(ステップS102)を行い、制約条件設定部110による制約条件設定処理(ステップS103)を行い、車両割当ルール設定部201における車両割当ルール設定処理(ステップS201)を行った後、車両割当部106Aにおける車両割当処理(ステップS202)を行う場合について説明した。
しかしながら、判定モデル生成部102における判定モデル生成処理(ステップS101)と仮車両割当生成部104における仮車両割当処理(ステップS102)と制約条件設定部110による制約条件設定処理(ステップS103)と車両割当ルール設定部201における車両割当ルール設定処理(ステップS201)とは、並列的に実行してもよいし、上記の順番とは異なる順番で行ってもよい。
以上、説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態における機能あるいは処理に加えて、車両割当ルール設定部201は、格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値を求め、所定値よりも大きい分散値に対応する車両割当ルールを新たな車両割当ルールとして適用する。
つまり、本実施形態に係る車両割当装置200においては、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールに基づいて、各バースに対する車両の割当を行う。
したがって、物品マスタの設定やルールの設定に関しての専門知識を有しないユーザでなくても物流施設に設けられた各バースに対する好適な車両割当を行うことができる。
そのため、人的リソースに対する余計なコストをかけることなく、物流施設に設けられた各バースに対する好適な車両割当を行うことができる。
また、車両割当ルール設定部201は、格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値を求め、所定値よりも大きい分散値に対応する車両割当ルールを新たな車両割当ルールとして適用する。
つまり、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値からルールへの適用を判定する。
すなわち、ある1つの評価関数だけで、ルールへの適用を判定してしまうと、実際には、他のルールに対する評価関数の方がシステム全体に与える影響が大きい場合に、誤った判定をする可能性があるが、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値からルールへの適用を判定するため、第1の実施形態の効果と併せて、上記のような不具合を未然に防止することができる。
さらに、評価関数による分散値が低いものについてはシステム全体に与える影響が小さいことから、所定値よりも大きい分散値に対応する車両割当ルールを新たな車両割当ルールとして適用する。
なお、当該所定値は、ユーザの操作により変更可能であることから、ユーザの嗜好にあったルールを設定することができる。
<第3の実施形態>
以下、本実施形態について、図6から図9を用いて説明する。
<車両割当装置の構成>
図6に示すように、本実施形態に係る車両割当装置300は、実績データ格納部101と、判定モデル生成部102と、仮車両割当生成部104と、予約データ格納部105と、車両割当部106Bと、表示部107と、評価値算出部108と、重み算出部109と、制約条件設定部110と、車両割当ルール設定部201と、所定値変更部202と、相関判定部301と、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態および第2の実施形態と同一の符号を付す構成要素については、同様の機能を有することからその詳細な説明は省略する。
相関判定部301は、実績データ格納部101に格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、物流施設に設けられた各バースと車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関を含む相関を判定する。
なお、相関の算出は、協調フィルタリングやベイジアンネットワーク等相関を算出するアルゴリズムを用いて実行され、算出された相関値に基づいて、例えば、物流施設に設けられた各バースと車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、物品マスタ間の相関が判定される。
車両割当部106Bは、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、相関判定部301における判定結果と、に基づいて、各バースに対する車両の割当を行う。
より具体的には、車両割当部106Bは、判別対象となる予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデル生成部102が生成する判定モデルへ入力して得られる出力値と、制約条件設定部110により設定された物流施設内のバースに対する車両割当の制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、相関判定部301により実績データ格納部101に格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、物流施設に設けられた各バースと車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関を含む相関の判定結果と、に基づいて物流施設内のバースに対する車両の割当を行う。
<車両割当装置の処理>
図7から図9を用いて、本実施形態に係る車両割当装置の処理について説明する。
まず、判定モデル生成部102が、格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、物流施設に設けられた各バースごとのモデルを生成する(ステップS101)。
仮車両割当生成部104は、予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する(ステップS102)。
制約条件設定部110は、複数の制約条件の組み合わせについて、評価値算出部108および重み算出部109において算出された車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価値と重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して制約条件を設定する(ステップS103)。
車両割当ルール設定部201は、格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値を求め、所定値よりも大きい分散値に対応する車両割当ルールを新たな車両割当ルールとして適用する(ステップS201)。
相関判定部301は、実績データ格納部101に格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、物流施設に設けられた各バースと車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関を含む相関を判定する(ステップS301)。
例えば、図8に示すように、ある実績データにおいて、1番バースにおける物品マスタが「飲料」、「酒類」であり、2番バースにおける物品マスタが「菓子」、「米菓」、「飲料」であり、「菓子」、「米菓」である場合に、物流施設に設けられた各バースと物品マスタとの相関については、「飲料」は1番バースあるいは2番バース、「酒類」は1番バース、「菓子」は2番バースあるいは3番バース、「米菓」は2番バースあるいは3番バースと相関を有すると判定する。
この判定処理をすべての実績データについて実行し、相関値を算出して相関度合いを判定する。
また、例えば、図9に示すように、ある実績データにおいて、1番バースにおける物品マスタが「飲料」、「酒類」であり、2番バースにおける物品マスタが「菓子」、「米菓」、「飲料」であり、「菓子」、「米菓」である場合には、「飲料」は1番バースあるいは2番バース、「酒類」は「1番バース」、「菓子」は2番バースあるいは3番バース、「米菓」は2番バースあるいは3番バースとなる。このとき、例えば、一致度合いが5/6以上を「一致」、一致度合いが1/2~5/6未満の場合を「包含」とすると、この例では、「菓子」と「米菓」は一致、「酒類」は「飲料」に包含と相関が求まる。
この判定処理をすべての実績データについて実行し、相関を求める。
なお、上記の閾値は、ユーザによって定められる。
車両割当部106Bは、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、相関判定部301における判定結果と、に基づいて、各バースに対する車両の割当を行う(ステップS302)。
この車両割当結果は、例えば、表示部107に表示され、ユーザに知らされる。
なお、本実施形態においては、判定モデル生成部102における判定モデル生成処理(ステップS101)を行い、仮車両割当生成部104における仮車両割当処理(ステップS102)を行い、制約条件設定部110による制約条件設定処理(ステップS103)を行い、車両割当ルール設定部201における車両割当ルール設定処理(ステップS201)を行い、相関判定部301における相関判定処理(ステップS301)を行った後、車両割当部106Bにおける車両割当処理(ステップS302)を行う場合について説明した。
しかしながら、判定モデル生成部102における判定モデル生成処理(ステップS101)と仮車両割当生成部104における仮車両割当処理(ステップS102)と制約条件設定部110による制約条件設定処理(ステップS103)と車両割当ルール設定部201における車両割当ルール設定処理(ステップS201)と相関判定部301における相関判定処理(ステップS301)とは、並列的に実行してもよいし、上記の順番とは異なる順番で行ってもよい。
以上、説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態および第2の実施形態における機能あるいは処理に加えて、相関判定部301は、実績データ格納部101に格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、物流施設に設けられた各バースと車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関を含む相関を判定する。
つまり、本実施形態に係る車両割当装置300においては、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、相関判定部301における判定結果とに基づいて、各バースに対する車両の割当を行う。
したがって、物品マスタの設定やルールの設定に関しての専門知識を有しないユーザでなくても物流施設に設けられた各バースに対する好適な車両割当を行うことができる。
そのため、人的リソースに対する余計なコストをかけることなく、物流施設に設けられた各バースに対する好適な車両割当を行うことができる。
<第4の実施形態>
以下、本実施形態について、図10から図12を用いて説明する。
<車両割当装置の構成>
図10に示すように、本実施形態に係る車両割当装置400は、実績データ格納部101と、判定モデル生成部102と、仮車両割当生成部104と、予約データ格納部105と、車両割当部106Cと、表示部107と、評価値算出部108と、重み算出部109と、制約条件設定部110と、車両割当ルール設定部201と、所定値変更部202と、相関判定部301と、データ生成部401と、推定部402と、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態と同一の符号を付す構成要素については、同様の機能を有することからその詳細な説明は省略する。
データ生成部401は、格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる物流施設に設けられた各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータのうち、これらの平均値に対して、所定の範囲外の値等の作業時間および事前作業時間の推定処理に影響を与えるデータを最小二乗法によるM推定によりロバスト推定を行うことによって、格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる物流施設に設けられた各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータから除外して新たなデータを生成する。
ここで、所定の範囲外の値とは、図11に示す、例えばA点をいう。図11は、格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる物流施設に設けられた各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータをX-Y平面にプロットした図であり、「orig」はA点を含めない場合の推定線(例えば、平均値を示す線)を示し、「outlier」は、A点を含めた場合の推定線を示している。このように、あるデータ(点)の存在によって、推定したモデル(推定線)に大きな影響を与えるデータの値を所定の範囲外の値とする。
なお、図11は、ロバスト推定に関するイメージを示したものであり、実際に使用する変数のうち、一部の変数に関してのみ、写像し、描画の点を削って、見せかけ上、線形回帰するようフィルタを行ったものであり、X軸は、営業開始時点から予約開始時間までの時間、Y軸は割当時間を示している。
推定部402は、データ生成部401によって生成されたデータに基づいて、作業時間および事前作業時間を推定する。
車両割当部106Cは、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、相関判定部301における判定結果と、推定部402における作業時間および事前作業時間についての推定時間と、に基づいて、各バースに対する車両の割当を行う。
より具体的には、車両割当部106Cは、判別対象となる予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデル生成部102が生成する判定モデルへ入力して得られる出力値と、制約条件設定部110により設定された物流施設内のバースに対する車両割当の制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、相関判定部301により実績データ格納部101に格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、物流施設に設けられた各バースと車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関を含む相関の判定結果と、推定部402における作業時間および事前作業時間についての推定時間と、に基づいて物流施設内のバースに対する車両の割当を行う。
<車両割当装置の処理>
図12を用いて、本実施形態に係る車両割当装置の処理について説明する。
まず、判定モデル生成部102が、格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、物流施設に設けられた各バースごとのモデルを生成する(ステップS101)。
仮車両割当生成部104は、予約データ格納部105に格納された翌日以降の予約データを判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する(ステップS102)。
制約条件設定部110は、複数の制約条件の組み合わせについて、評価値算出部108および重み算出部109において算出された車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価値と重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して制約条件を設定する(ステップS103)。
車両割当ルール設定部201は、格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値を求め、所定値よりも大きい分散値に対応する車両割当ルールを新たな車両割当ルールとして適用する(ステップS201)。
相関判定部301は、実績データ格納部101に格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、物流施設に設けられた各バースと車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関を含む相関を判定する(ステップS301)。
データ生成部401は、格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる物流施設に設けられた各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータのうち、これらの平均値に対して、所定の範囲外の値等の作業時間および事前作業時間の推定処理に影響を与えるデータを最小二乗法によるM推定によりロバスト推定を行うことによって、格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる物流施設に設けられた各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータから除外して新たなデータを生成し、推定部402は、データ生成部401によって生成されたデータに基づいて、作業時間および事前作業時間を推定する(ステップS401)。
車両割当部106Cは、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、相関判定部301における判定結果と、推定部402の推定結果と、に基づいて、各バースに対する車両の割当を行う(ステップS402)。
この車両割当結果は、例えば、表示部107に表示され、ユーザに知らされる。
なお、本実施形態においては、判定モデル生成部102における判定モデル生成処理(ステップS101)を行い、仮車両割当生成部104における仮車両割当処理(ステップS102)を行い、制約条件設定部110による制約条件設定処理(ステップS103)を行い、車両割当ルール設定部201における車両割当ルール設定処理(ステップS201)を行い、相関判定部301における相関判定処理(ステップS301)を行い、推定部402における推定処理(ステップS401)を行った後、車両割当部106Cにおける車両割当処理(ステップS402)を行う場合について説明した。
しかしながら、判定モデル生成部102における判定モデル生成処理(ステップS101)と仮車両割当生成部104における仮車両割当処理(ステップS102)と制約条件設定部110による制約条件設定処理(ステップS103)と車両割当ルール設定部201における車両割当ルール設定処理(ステップS201)と相関判定部301における相関判定処理(ステップS301)と推定部402における推定処理(ステップS401)とは、並列的に実行してもよいし、上記の順番とは異なる順番で行ってもよい。
以上、説明したように、本実施形態に係る車両割当装置400によれば、第1の実施形態から第3の実施形態における機能あるいは処理に加えて、データ生成部401は、格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる物流施設に設けられた各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータのうち、これらの平均値に対して、所定の範囲外の値等の作業時間および事前作業時間の推定処理に影響を与えるデータを最小二乗法によるM推定によりロバスト推定を行うことによって、格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる物流施設に設けられた各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータから除外して新たなデータを生成し、推定部402は、データ生成部401によって生成されたデータに基づいて、作業時間および事前作業時間を推定する。
つまり、本実施形態に係る車両割当装置400においては、仮車両割当生成部104により生成された仮車両割当に関する情報と、制約条件設定部110により設定された制約条件と、車両割当ルール設定部201により設定された車両割当ルールと、相関判定部301における判定結果と、推定部402の推定結果と、に基づいて、各バースに対する車両の割当を行う。
したがって、物品マスタの設定やルールの設定に関しての専門知識を有しないユーザでなくても物流施設に設けられた各バースに対する好適な車両割当を行うことができる。
そのため、人的リソースに対する余計なコストをかけることなく、物流施設に設けられた各バースに対する好適な車両割当を行うことができる。
また、データ生成部401は、作業時間および事前作業時間の推定処理に影響を与えるデータを格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる物流施設に設けられた各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータから除外して新たなデータを生成し、推定部402は、データ生成部401によって生成されたデータに基づいて、作業時間および事前作業時間を推定する。
したがって、物流施設に設けられた各バースにおける作業時間および事前作業時間を正確に推定することによって、自動的に、外因等に影響されにくいスケジュールを作成することができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100;車両割当装置
101;実績データ格納部
102;判定モデル生成部
104;仮車両割当生成部
105;予約データ格納部
106;車両割当部
106A;車両割当部
106B;車両割当部
106C;車両割当部
107;表示部
108;評価値算出部
109;重み算出部
110;制約条件設定部
200;車両割当装置
201;車両割当ルール設定部
202;所定値変更部
300;車両割当装置
301;相関判定部
400;車両割当装置
401;データ生成部
402;推定部

Claims (9)

  1. 物流施設に設けられた各バースに入場する車両を割り当てる車両割当装置であって、
    過去の車両割当に関する実績データを格納する実績データ格納部と、
    翌日以降の予約データを格納する予約データ格納部と、
    該格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、前記各バースごとの判定モデルを生成する判定モデル生成部と、
    前記予約データ格納部に格納された翌日以降の予約データを前記判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する仮車両割当生成部と、
    前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価関数を用いて、評価値を算出する評価値算出部と、
    前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する重みを該車両割当に関する個々の制約条件に対応する重み合計が1となるように求める重み算出部と、
    複数の前記制約条件の組み合わせについて、該算出した前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する前記評価値と前記重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して前記制約条件を設定する制約条件設定部と、
    前記仮車両割当に関する情報と、前記制約条件に関する情報とを含む情報に基づいて、前記各バースに対する前記車両の割当を行う車両割当部と、
    を備えたことを特徴とする車両割当装置。
  2. 前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、複数の車両割当ルールに対応する評価関数による分散値を求め、所定値よりも大きい前記分散値に対応する前記車両割当ルールを新たな前記車両割当ルールとして適用する車両割当ルール設定部を備え、
    前記車両割当部は、設定された車両割当ルールを含めて前記各バースに対する前記車両の割当を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両割当装置。
  3. 前記所定値をユーザが変更できる所定値変更部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の車両割当装置。
  4. 前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記各バースと前記車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、前記車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関とを含む相関を判定する相関判定部を備え、
    前記車両割当部は、前記相関判定部による相関を含めて前記各バースに対する前記車両の割当を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両割当装置。
  5. 前記相関判定部は、協調フィルタリングを用いて、前記各バースと前記車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、前記車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関とを含む相関を算出して、相関の判定を行うことを特徴とする請求項4に記載の車両割当装置。
  6. 前記相関判定部は、ベイジアンネットワークを用いて、前記各バースと前記車両に荷積みあるいは荷下ろしする物品マスタ、前記車両の似姿マスタ、車格マスタ、車両形状マスタ、運送会社マスタとの相関、予約車会社同士、物品マスタ同士の相関とを含む相関を算出して、相関の判定を行うことを特徴とする請求項4に記載の車両割当装置。
  7. 前記格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる前記各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータのうち、これらの平均値に対して、所定の範囲外の値等の前記作業時間および事前作業時間の推定処理に影響を与えるデータを最小二乗法によるM推定によりロバスト推定を行うことによって、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに含まれる前記各バースにおける作業時間および事前作業時間に関するデータから除外して新たなデータを生成するデータ生成部と、
    該生成されたデータに基づいて、前記作業時間および事前作業時間を推定する推定部と、
    を備え、
    前記車両割当部は、推定された前記作業時間および事前作業時間を含めて前記各バースに対する前記車両の割当を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車両割当装置。
  8. 過去の車両割当に関する実績データを格納する実績データ格納部と、翌日以降の予約データを格納する予約データ格納部と、判定モデル生成部と、仮車両割当生成部と、評価値算出部と、重み算出部と、制約条件設定部と、車両割当部と、を備え、物流施設に設けられた各バースに入場する車両を割り当てる車両割当装置における車両割当方法であって、
    前記判定モデル生成部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、前記各バースごとの判定モデルを生成する第1の工程と、
    前記仮車両割当生成部が、前記予約データ格納部に格納された翌日以降の予約データを前記判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する第2の工程と、
    前記評価値算出部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価関数を用いて、評価値を算出する第3の工程と、
    前記重み算出部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する重みを該車両割当に関する個々の制約条件に対応する重み合計が1となるように求める第4の工程と、
    前記制約条件設定部が、複数の前記制約条件の組み合わせについて、該算出した前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する前記評価値と前記重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して前記制約条件を設定する第5の工程と、
    前記車両割当部が、前記仮車両割当に関する情報と、前記制約条件に関する情報とを含む情報に基づいて、前記各バースに対する前記車両の割当を行う第6の工程と、
    を備えたことを特徴とする車両割当方法。
  9. 過去の車両割当に関する実績データを格納する実績データ格納部と、翌日以降の予約データを格納する予約データ格納部と、判定モデル生成部と、仮車両割当生成部と、評価値算出部と、重み算出部と、制約条件設定部と、車両割当部と、を備え、物流施設に設けられた各バースに入場する車両を割り当てる車両割当装置における車両割当方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記判定モデル生成部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データを正例として、機械学習を実行し、前記各バースごとの判定モデルを生成する第1の工程と、
    前記仮車両割当生成部が、前記予約データ格納部に格納された翌日以降の予約データを前記判定モデルに入力し、得られる出力値に基づいて、翌日以降の仮車両割当を生成する第2の工程と、
    前記評価値算出部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する個々の制約条件に対応する評価関数を用いて、評価値を算出する第3の工程と、
    前記重み算出部が、前記格納された過去の車両割当に関する実績データに基づいて、前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する重みを該車両割当に関する個々の制約条件に対応する重み合計が1となるように求める第4の工程と、
    前記制約条件設定部が、複数の前記制約条件の組み合わせについて、該算出した前記車両割当に関する前記個々の制約条件に対応する前記評価値と前記重みとを乗じたものの合計を全体評価値として算出して前記制約条件を設定する第5の工程と、
    前記車両割当部が、前記仮車両割当に関する情報と、前記制約条件に関する情報とを含む情報に基づいて、前記各バースに対する前記車両の割当を行う第6の工程と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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