JP2019095326A - 切り出し秤量装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インスタント麺類用のかやく、およびフリーズドライの食品及び経口原料を正確な所定量で高速充填するための構造を備えた切り出し秤量装置を提供する。【解決手段】 切り出し秤量装置1は、被秤量物2を収納するホッパ3の排出部3aに連結されて、回転しながら被秤量物を切り出す切り出し筒4と、切り出し筒から排出された被秤量物を受け取って貯留および放出のいずれか一方がなされる秤量機能を備える受け部材6と、受け部材を下方から支持する秤量器7と、受け部材の下方に、原料を受け取るシュート11とを備え、切り出し筒は、この切り出し筒の回転中心軸bと切り出し筒の内周面4bbとが成す円錐台形状の傾斜角度θ°の絶対値が0.2°〜2.3°の範囲にある円錐台形状の空間4bhを内面に有する円筒である。【選択図】図1
Description
本発明は、被秤量物が貯留されたホッパから被秤量物を切り出して秤量する切り出し秤量装置に関し、特に、最適な流量に切り出す切り出し筒を備えた切り出し秤量装置に関する。
従来の切り出し秤量装置として、インスタント麺類用のかやく、フリーズドライ製品、特に、ワンタンや刻みのりなど容易に破損する怖れのある複雑な形状の具材を、その形状の破損を防止すると共に、切り出し筒内の具材の流動をスムーズに行う構造を備えた切り出し秤量装置がある。
図5は、従来の実施形態に係る切り出し秤量装置の概略であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すB―B´線の正面断面図である。
図5の(a)(b)に示すように、切り出し秤量装置101は、被秤量物102を収納するホッパ103の排出部103aに連結された切り出し筒104と、この切り出し筒104から排出された被秤量物102を受け入れる受け部材106と、この受け部材106の排出部106aに滞留した被秤量物102を受け部材106と共に秤量する秤量器107と、切り出し筒104に設けられた着脱自在の外筒104aに外嵌され、この外筒104aの内周面104abと、内筒104bの外周面104bcとが摩擦によって共に連れて回転し、この切り出し筒104と同軸で共に回転する具材取込み用のインペラー108とを備える切り出し秤量装置101において、このインペラー108は、内部流路の内径を異ならせて被秤量物122の切り出し量を調整する機能を備えている。
そして、ホッパ103の排出部103aと切り出し筒104との間に着脱可能なインペラー108を装着するので、ホッパ103内の被秤量物102を切り出し筒104内へ導入する際に、被秤量物102の大きさや形状などの品種に応じて切り出し調整を容易にすることができる。
図5は、従来の実施形態に係る切り出し秤量装置の概略であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すB―B´線の正面断面図である。
図5の(a)(b)に示すように、切り出し秤量装置101は、被秤量物102を収納するホッパ103の排出部103aに連結された切り出し筒104と、この切り出し筒104から排出された被秤量物102を受け入れる受け部材106と、この受け部材106の排出部106aに滞留した被秤量物102を受け部材106と共に秤量する秤量器107と、切り出し筒104に設けられた着脱自在の外筒104aに外嵌され、この外筒104aの内周面104abと、内筒104bの外周面104bcとが摩擦によって共に連れて回転し、この切り出し筒104と同軸で共に回転する具材取込み用のインペラー108とを備える切り出し秤量装置101において、このインペラー108は、内部流路の内径を異ならせて被秤量物122の切り出し量を調整する機能を備えている。
そして、ホッパ103の排出部103aと切り出し筒104との間に着脱可能なインペラー108を装着するので、ホッパ103内の被秤量物102を切り出し筒104内へ導入する際に、被秤量物102の大きさや形状などの品種に応じて切り出し調整を容易にすることができる。
また、ホッパ103の排出部103aから排出された被秤量物102は、回転手段105によって回転している下方傾斜した切り出し筒104から連続的に切り出されて受け部材106内に投下され、秤量器107により秤量され、さらに所定重量に達したときに切り出しを停止し、開閉手段106cによって受け部材106の開閉蓋106bを開くことで、秤量された被秤量物102を排出するので、正確な所定量の切り出しができて、被秤量物102の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できる。特に、回転する下方傾斜した適度な長さの切り出し筒104内を被秤量物102が定量に流れるので、被秤量物102の均一化が行なわれ、切り出し筒104の下端から定量排出が行なわれる。また、切り出し量の調整は、切り出し筒104の回転速度や傾斜を変えることによっても可能である。
さらに、ホッパ103の排出部103aから排出された流動性の良い被秤量物(例えば胡麻)102は、インペラー108を通過する際に、その内径(有効通過断面積)が異なる内部流路を通過して流量調整されるので、粒径の小さな被秤量物102の流量調整が容易にできる。
そして、切り出し筒104と共にインペラー108が回転すると、インペラー108の切り出し突起108eが、例えばホッパ103の排出部103a付近にある固まった被秤量物102を掻き崩すので、ホッパ103の排出部103a付近で被秤量物102が詰まり難い(特許文献1参照)。
そして、切り出し筒104と共にインペラー108が回転すると、インペラー108の切り出し突起108eが、例えばホッパ103の排出部103a付近にある固まった被秤量物102を掻き崩すので、ホッパ103の排出部103a付近で被秤量物102が詰まり難い(特許文献1参照)。
しかしながら、インスタント麺類用のかやくやフリーズドライ製品など均質に搬送されて来る原料をさらに高精度・高速処理する機能が求められていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、インスタント麺類用のかやく、およびフリーズドライの食品及び経口原料を正確な所定量で最適に充填するための構造を備えた切り出し秤量装置を提供することを目的とする。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、インスタント麺類用のかやく、およびフリーズドライの食品及び経口原料を正確な所定量で最適に充填するための構造を備えた切り出し秤量装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明の切り出し秤量装置1は、被秤量物2を収納するホッパ3と、このホッパ3の排出部3aに連結されて、回転しながら前記被秤量物2を切り出す切り出し筒4と、この切り出し筒4を回転させる回転手段5と、前記切り出し筒4から排出された前記被秤量物2を受け取って貯留および放出のいずれか一方がなされる秤量機能を備える受け部材6と、前記受け部材6を下方から支持する秤量器7と、
前記秤量器7は前記受け部材6に貯留された前記被秤量物2を前記受け部材6の荷重と共に秤量する秤量器7であり、
前記受け部材6の下方に、前記受け部材6から放出される原料を受け取るシュート11と、を備える切り出し秤量装置1において、
前記切り出し筒4の内周面4bbと、前記切り出し筒4の前記ホッパ3側の第1の内径4bdを有する第1の端部4bfと、前記排出側の第2の内径4beを有する第2の端部4bgとを含む円錐台形状の空間4bhを備え、前記切り出し筒4の回転中心軸bと前記内周面4bbとが成す前記円錐台形状の傾斜角度を傾斜角度θ°と定義したとき、前記傾斜角度θ°の絶対値は0.2°〜2.3°の範囲にあることを特徴とする。
前記秤量器7は前記受け部材6に貯留された前記被秤量物2を前記受け部材6の荷重と共に秤量する秤量器7であり、
前記受け部材6の下方に、前記受け部材6から放出される原料を受け取るシュート11と、を備える切り出し秤量装置1において、
前記切り出し筒4の内周面4bbと、前記切り出し筒4の前記ホッパ3側の第1の内径4bdを有する第1の端部4bfと、前記排出側の第2の内径4beを有する第2の端部4bgとを含む円錐台形状の空間4bhを備え、前記切り出し筒4の回転中心軸bと前記内周面4bbとが成す前記円錐台形状の傾斜角度を傾斜角度θ°と定義したとき、前記傾斜角度θ°の絶対値は0.2°〜2.3°の範囲にあることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の切り出し秤量装置1であって、前記切り出し筒4は、この切り出し筒4の前記内周面4bbが前記円錐台形状の空間4bhに形成された円筒であることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、切り出し筒の内周面と、切り出し筒のホッパ側の第1の内径を有する第1の端部と、排出側の第2の内径を有する第2の端部とを含む円錐台形状の空間を備え、切り出し筒の回転中心軸と内周面とが成す円錐台形状の傾斜角度をθ°と定義したとき、傾斜角度θ°の絶対値は0.2°〜2.3°の範囲にあることで、切り出し筒内の内周面が傾斜を有することになり、切り出し筒内での原料の移動速度が傾斜角度によって切り出し筒の入口側に対して出口側の内周速度を104%〜167%へ増加または60%〜96%へ減少させることができる。さらに切り出し筒の回転数を変化させることでも内周速度が変化するため、その相乗効果によりさらに最適な原料の搬送速度に設定することができる。
請求項2に係る発明によれば、切り出し筒が円錐台形状の空間を内部に有する円筒形状であることによって、回転する切り出し筒の内周速度を連続的に変化させることができ、結果的に切り出し筒の内部を搬送される原料の搬送速度を微調整することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る切り出し秤量装置の概略であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すA―A´線における正面断面図である。
図2は、本発明の実施形態の切り出し秤量装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は先端拡径型の切り出し筒の概略であり、(a)の(イ)は切り出し筒の出口側から見た左側面図、(a)の(ロ)は切り出し筒の正面断面図、(b)は外周面と略平行な内周面を有する切り出し筒の概略であり、(b)の(ハ)は切り出し筒の出口側から見た左側面図、(b)の(ニ)は切り出し筒の正面断面図、(c)は先端縮径型の切り出し筒の概略であり、(c)の(ホ)は切り出し筒の出口側から見た左側面図、(c)の(ヘ)は切り出し筒の正面断面図、および(d)は(a)(b)(c)に示す切り出し筒における内周面の内周速度の変化を示す説明図である。
図1は、本発明の実施形態に係る切り出し秤量装置の概略であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に示すA―A´線における正面断面図である。
図2は、本発明の実施形態の切り出し秤量装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は先端拡径型の切り出し筒の概略であり、(a)の(イ)は切り出し筒の出口側から見た左側面図、(a)の(ロ)は切り出し筒の正面断面図、(b)は外周面と略平行な内周面を有する切り出し筒の概略であり、(b)の(ハ)は切り出し筒の出口側から見た左側面図、(b)の(ニ)は切り出し筒の正面断面図、(c)は先端縮径型の切り出し筒の概略であり、(c)の(ホ)は切り出し筒の出口側から見た左側面図、(c)の(ヘ)は切り出し筒の正面断面図、および(d)は(a)(b)(c)に示す切り出し筒における内周面の内周速度の変化を示す説明図である。
図1の(a)(b)に示すように、切り出し秤量装置1は、被秤量物2を収納するホッパ3と、このホッパ3の排出部3aに連結されて、回転しながら被秤量物2を切り出す切り出し筒4と、この切り出し筒4を回転させる回転手段5と、切り出し筒4から排出された被秤量物2を受け取って、貯留および放出のいずれか一方がなされる秤量機能を備える受け部材6と、この受け部材6を下方から支持する秤量器7とを備えている。さらに、秤量器7は受け部材6に貯留された被秤量物2を受け部材6の荷重と共に秤量している。
また、切り出し筒4は、回転軸bを中心に回転し、外筒4aと内筒4bを備え、この切り出し筒4に設けられた外筒4aと、この外筒4aに着脱自在に外嵌され、外周面が外筒4aの内周面4abとの摩擦によって共に連れて回転する内筒4bと、外筒4aのホッパ3側の端部4adに嵌着させ、外筒4aおよび内筒4bと同軸で共に回転する具材取込み用のインペラー8と、開閉蓋6bが開放されることで秤量された被秤量物2が排出および投入されるシュート11を備えている。この内筒4bの一端にはフランジ4bcが設けられている。そしてフランジ4bc側はホッパ3側であり、ここにインペラー8が取り付けられている。また、フランジ4bcは位置決めピンでも構わない。インペラー8は、原料2がホッパ3から切り出し筒4へ取り込まれる際に、原料の流れを調整する。
さらに、受け部材6には開閉蓋6bが設けられており、秤量器7が設定重量を検出したときに切り出し筒4の回転を停止すると共に、設定重量を検出した秤量器7に支持された受け部材6の開閉蓋6bが開放されて、受け部材6に貯留された被秤量物2がシュート11に放出される。これによって、受け部材6から放出された計量済みの被秤量物2はシュート11へ放出される。また、この開閉蓋6bを開閉動作させるソレノイドまたはモータなどにより駆動される開閉手段6cを備えている。
次に、本実施形態に適用した装置全体の概略を説明する。この切り出し秤量装置1は、原料(被秤量物)2を収納するホッパ3と、このホッパ3の下方に設けられた排出部3aに連結されて、回転しながら被秤量物2を切り出す、少なくとも1列の切り出し筒4が設けられている。本実施形態では6列の切り出し筒を備えた例で説明している。そして、回転手段5は切り出し筒4を回転させるモータなどで構成され、切り出し筒4の端部に近接して設けられている。受け部材6は切り出し筒4から排出された被秤量物2を受け取る略三角形の箱体である。秤量器7は受け部材6が受けた被秤量物2と受け部材6とを共に秤量するロードセルで構成されている。さらに、受け部材6には開閉蓋6bが設けられており、秤量器7が設定重量を検出したときに切り出し筒4の回転を停止すると共に、設定重量を検出した秤量器7に支持された受け部材6の開閉蓋6bが開放されて、受け部材6に貯留された被秤量物2がシュート11に移動する。
また、切り出し筒4は、基板31上にブラケット28、29、30、および軸受29aなどで支持されている。この切り出し筒4は通常下方傾斜して設けられているが、基板31を回動自在に支えるボルト12a、ナット12b、ハンドル12cなどから構成された角度調節手段12によって基板31の傾斜角度は微調整が可能であり、ホッパ3も基板31上に設けられているため切り出し筒4と共に傾斜するが、ホッパ3と切り出し筒4の基板を分割して独立して傾斜するように設けても構わない。また、切り出し筒であるパイプ4の回転方向は、適宜設定可能である。なお、受け部材6を三角形の箱体としたがこれに限定するものではなく、その他の形状を有する容器でも構わない。
また、切り出し筒4の回転駆動に関しては、モータ5のローター軸5aに設けられた減速機17を構成する第1の歯車17a(平歯車)からの駆動力が、外筒4aの外周に設けられた第2の歯車17b(平歯車)に咬合して伝達されて、外筒4aが回転することによって内筒4bが外筒4aの回転に連れて共に回転する。
図2は、本発明の実施形態の切り出し秤量装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は先端拡径型の切り出し筒の概略であり、(a)の(イ)は切り出し筒の出口側から見た左側面図、(a)の(ロ)は切り出し筒の正面断面図、(b)は外周面と略平行な内周面を有する切り出し筒の概略であり、(b)の(ハ)は切り出し筒の出口側から見た左側面図、(b)の(ニ)は切り出し筒の正面断面図、(c)は先端縮径型の切り出し筒の概略であり、(c)の(ホ)は切り出し筒の出口側から見た左側面図、(c)の(ヘ)は切り出し筒の正面断面図、および(d)は(a)(b)(c)に示す切り出し筒における内周面の内周速度の変化を示す説明図である。
図2の(a)の(イ)(ロ)に示すように、切り出し筒4は円錐台形状の空間4bhを内部に有する円筒形状であり、傾斜角度θが+0.2°<θ1<+2.3°の場合は、切り出し筒4はホッパ3側の入口側から出口側に向かって開くように形成されており、切り出し筒が先端拡径型である。
また、図2の(b)の(ハ)(ニ)に示すように、傾斜角度θはθ2≒0°の場合は、切り出し筒4はホッパ3側の入口側から出口側に向かってやや開くか、ややすぼむように形成されている。
次に、図2の(c)の(ホ)(ヘ)に示すように、傾斜角度θが−2.3°<θ3<−0.2°の場合は、切り出し筒4はホッパ3側の入口側から出口側に向かってすぼむように形成されており、先端縮径型である。
また、図2の(d)に示すように、傾斜角度θ(θ1、θ2、θ3)が変化すると、切り出し筒4の入口側の内周面速度v0から出口側の内周面速度v1、v2、v3へと変化する。切り出し筒の内径が大きくなるにつれて内周面速度は大きくなり、切り出し筒の内径が小さくなるにつれて内周面速度は小さくなる様子を模式的に示している。
これによれば、切り出し秤量装置に係る切り出し筒は円錐台形状の空間を内部に有する円筒形状であることによって、回転する切り出し筒の内周速度を直線状に変化させることができ、結果的に切り出し筒の内部を搬送される原料の搬送速度を微調整することができる。
次に、本発明の実施形態の動作を説明する。
図3は、本発明の実施形態の切り出し秤量装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は先端拡径型の切り出し筒の正面断面図、(b)は(a)に示す切り出し筒の詳細を模式的に示す内筒の断面図、および(c)は切り出し筒の内径の変化を出口内径/入口内径の比で示す数列である。
図3の(a)(b)(c)および図2の(a)に示すように、切り出し秤量装置1は、切り出し筒4の内周面4bbと、切り出し筒4のホッパ3側の第1の内径4bdを有する第1の端部4bfと、ホッパ3側とは反対の排出側の第2の内径4beを有する第2の端部4bgとを含む円錐台形状の空間4bhを備え、切り出し筒4の回転中心軸bと内周面4bbとが成す円錐台形状の傾斜角度をθ°と定義したとき、傾斜角度θ°は+0.2°〜+2.3°の範囲にある。
図3は、本発明の実施形態の切り出し秤量装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は先端拡径型の切り出し筒の正面断面図、(b)は(a)に示す切り出し筒の詳細を模式的に示す内筒の断面図、および(c)は切り出し筒の内径の変化を出口内径/入口内径の比で示す数列である。
図3の(a)(b)(c)および図2の(a)に示すように、切り出し秤量装置1は、切り出し筒4の内周面4bbと、切り出し筒4のホッパ3側の第1の内径4bdを有する第1の端部4bfと、ホッパ3側とは反対の排出側の第2の内径4beを有する第2の端部4bgとを含む円錐台形状の空間4bhを備え、切り出し筒4の回転中心軸bと内周面4bbとが成す円錐台形状の傾斜角度をθ°と定義したとき、傾斜角度θ°は+0.2°〜+2.3°の範囲にある。
これによれば、切り出し筒の内周面と、切り出し筒のホッパ側の第1の内径を有する第1の端部と、排出側の第2の内径を有する第2の端部とを含む円錐台形状の空間を備え、切り出し筒の回転中心軸と内周面とが成す円錐台形状の傾斜角度をθ°と定義したとき、傾斜角度θ°は0.2°〜2.3°の範囲にあることで、切り出し筒内の内周面が傾斜を有することになり、切り出し筒内での原料の移動速度が傾斜角度によって切り出し筒の入口側に対して出口側の内周速度を約104%〜167%に変化させることができる。さらに切り出し筒の回転数を変化させることでも内周速度が変化するため、その相乗効果によりさらに最適な原料の搬送速度に設定することができる。
図4は、本発明の実施形態の切り出し秤量装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は先端縮径型の切り出し筒の正面断面図、(b)は(a)に示す切り出し筒の詳細を模式的に示す内筒の断面図、および(c)は切り出し筒の内径の変化を出口内径/入口内径の比で示す数列である。
図4の(a)(b)(c)および図2の(c)に示すように、切り出し秤量装置1は、切り出し筒24の内周面24bbと、切り出し筒24のホッパ3側の第1の内径24bdを有する第1の端部24bfと、排出側の第2の内径24beを有する第2の端部24bgとを含む円錐台形状の空間24bhを備え、切り出し筒24の回転中心軸bと内周面24bbとが成す円錐台形状の傾斜角度をθ°と定義したとき、傾斜角度θ°は−0.2°〜−2.3°の範囲にある。
図4の(a)(b)(c)および図2の(c)に示すように、切り出し秤量装置1は、切り出し筒24の内周面24bbと、切り出し筒24のホッパ3側の第1の内径24bdを有する第1の端部24bfと、排出側の第2の内径24beを有する第2の端部24bgとを含む円錐台形状の空間24bhを備え、切り出し筒24の回転中心軸bと内周面24bbとが成す円錐台形状の傾斜角度をθ°と定義したとき、傾斜角度θ°は−0.2°〜−2.3°の範囲にある。
これによれば、切り出し筒の内周面と、切り出し筒のホッパ側の第1の内径を有する第1の端部と、排出側の第2の内径を有する第2の端部とを含む円錐台形状の空間を備え、切り出し筒の回転中心軸と内周面とが成す円錐台形状の傾斜角度をθ°と定義したとき、傾斜角度θ°は−0.2°〜2.3°の範囲にあることで、切り出し筒内の内周面が傾斜を有することになり、切り出し筒内での原料の移動速度が傾斜角度によって切り出し筒の入口側に対して出口側の内周速度を約96%〜60%に変化させることができる。さらに切り出し筒の回転数を変化させることでも内周速度が変化するため、その相乗効果によりさらに最適な原料の搬送速度に設定することができる。なお、受け部材はそれぞれ6連ずつ設けられている。受け部材はそれぞれ適宜複数ずつ設けられていれば良い。
以上、好ましい実施の形態を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することの無い範囲内において適宜変更が可能なものである。例えば、実施形態では、秤量器の機能としてロードセルを採用したが、これに限定するものではなく、その他の秤量器でも構わない。また、本発明の実施形態では、切り出し筒に内筒と外筒を備えているが、内筒および外筒を設けない切り出し筒であっても構わないし、内筒にフランジを設けないで、他の位置決め方法を採用しても構わない。
インスタント麺類用のかやく、およびフリーズドライの食品及び経口原料を正確な所定量で高速充填する切り出し秤量装置に適用される。
1 切り出し秤量装置
2 被秤量物、原料
3 ホッパ
3a 排出部
4 切り出し筒、パイプ
4a 外筒
4aa 外周面
4ab 内周面
4ac 端部
4b 内筒
4ba 外周面
4bb 内周面
4bc フランジ
4bd 第1の内径
4be 第2の内径
4bf 第1の端部
4bg 第2の端部
4c 軸受(ホッパー排出口のガイド)
5 回転手段、モータ
5a ローター軸
6 受け部材
6a 排出口
6b 開閉蓋
6c 開閉手段
7 秤量器、ロードセルを備えた秤量器
8 インペラー
11 シュート
12 角度調節手段
12a ボルト
12b ナット
12c ハンドル
17 ギア、減速機
17a 第1の歯車、平歯車
17b 第2の歯車、平歯車
28 ブラケット
29 ブラケット
29a ベアリング
30 ブラケット
31 基板
2 被秤量物、原料
3 ホッパ
3a 排出部
4 切り出し筒、パイプ
4a 外筒
4aa 外周面
4ab 内周面
4ac 端部
4b 内筒
4ba 外周面
4bb 内周面
4bc フランジ
4bd 第1の内径
4be 第2の内径
4bf 第1の端部
4bg 第2の端部
4c 軸受(ホッパー排出口のガイド)
5 回転手段、モータ
5a ローター軸
6 受け部材
6a 排出口
6b 開閉蓋
6c 開閉手段
7 秤量器、ロードセルを備えた秤量器
8 インペラー
11 シュート
12 角度調節手段
12a ボルト
12b ナット
12c ハンドル
17 ギア、減速機
17a 第1の歯車、平歯車
17b 第2の歯車、平歯車
28 ブラケット
29 ブラケット
29a ベアリング
30 ブラケット
31 基板
Claims (2)
- 被秤量物(2)を収納するホッパ(3)と、このホッパ(3)の排出部(3a)に連結されて、回転しながら前記被秤量物(2)を切り出す切り出し筒(4)と、この切り出し筒(4)を回転させる回転手段(5)と、前記切り出し筒(4)から排出された前記被秤量物(2)を受け取って貯留および放出のいずれか一方がなされる秤量機能を備える受け部材(6)と、前記受け部材(6)を下方から支持する秤量器(7)と、
前記秤量器(7)は前記受け部材(6)に貯留された前記被秤量物(2)を前記受け部材(6)の荷重と共に秤量する秤量器(7)であり、
前記受け部材(6)の下方に、前記受け部材(6)から放出される原料を受け取るシュート(11)と、を備える切り出し秤量装置(1)において、
前記切り出し筒(4)の内周面(4bb)と、前記切り出し筒(4)の前記ホッパ(3)側の第1の内径(4bd)を有する第1の端部(4bf)と、前記排出側の第2の内径(4be)を有する第2の端部(4bg)とを含む円錐台形状の空間(4bh)を備え、前記切り出し筒(4)の回転中心軸(b)と前記内周面(4bb)とが成す前記円錐台形状の傾斜角度を傾斜角度θ°と定義したとき、前記傾斜角度θ°の絶対値は0.2°〜2.3°の範囲にあることを特徴とする切り出し秤量装置(1)。 - 前記切り出し筒(4)は、この切り出し筒(4)の前記内周面(4bb)が前記円錐台形状の空間(4bh)に形成された円筒であることを特徴とする請求項1に記載の切り出し秤量装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017225647A JP2019095326A (ja) | 2017-11-24 | 2017-11-24 | 切り出し秤量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017225647A JP2019095326A (ja) | 2017-11-24 | 2017-11-24 | 切り出し秤量装置 |
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JP2019095326A true JP2019095326A (ja) | 2019-06-20 |
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ID=66971435
Family Applications (1)
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JP2017225647A Pending JP2019095326A (ja) | 2017-11-24 | 2017-11-24 | 切り出し秤量装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019095326A (ja) |
-
2017
- 2017-11-24 JP JP2017225647A patent/JP2019095326A/ja active Pending
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