JP2019095101A - 通路開閉装置 - Google Patents

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祐行 上野
Sukeyuki Ueno
祐行 上野
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Abstract

【課題】設置空間の極小化を図り得、しかも、装置本体から突出する操作部材等を省き得る通路開閉装置を提供すること。【解決手段】通路開閉装置1は、開口面3を有した枠体4と、開口面3を開閉するべく、開口面3に対して直交する直交方向Aに移動自在に配された蓋体5と、蓋体5を枠体4に開口面3に対して直交方向Aに移動自在に連結すると共に枠体4に対する蓋体5の位置を保持する連結手段6と、枠体4の開口面3を閉口した状態での蓋体5への枠体4に向かう直交方向Aの一の押圧F1では、開口面3を開口するべく蓋体5を枠体4から直交方向Aに離反させる一方、枠体4の開口面3を開口した状態からの開口面3を閉口するべく蓋体5への枠体4に向かう直交方向の他の一の押圧F2では、蓋体5による開口面3の閉口後、当該蓋体5による開口面3の閉口状態を維持する離反・維持手段7とを具備している。【選択図】図1

Description

本発明は、戸建住宅、集合住宅、オフィスビル等の建物の換気口等からなる通路を開放及び閉鎖する通路開閉装置に関する。
建物内外を連通する連通路を有した枠体と、枠体内に回転自在に配されている羽根部材と、羽根部材に連結されていると共に当該羽根部材を回転操作する操作部材とを具備している換気用の通路開閉装置は、知られている。
特開2009−139006号公報
ところで、斯かる通路開閉装置では、羽根部材が開口の開放位置及び閉鎖位置のいずれの位置に配されている場合であっても、操作部材が装置全体からみて部分的に突出しているために、当該装置全体の縮小化を図ることが困難である結果、大きな設置を必要とする上に、開口の開閉を操作する操作部材への意図しない物体の衝突、特に、開口の開放位置での装置本体から突出する操作部材への意図しない物体の衝突で、操作部材が損傷して通路の開閉が困難になる等の問題がある。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、設置空間の極小化を図り得、しかも、装置本体から突出する操作部材等を省き得る通路開閉装置を提供することにある。
本発明の通路開閉装置は、通路の一端となる開口面を有した枠体と、この枠体の開口面を開閉する蓋体と、この蓋体を枠体に開口面に対して直交する直交方向に移動自在に連結する連結手段と、枠体の開口面を閉口した状態での蓋体への枠体に向かう直交方向の一の押圧では、開口面を開口するべく蓋体を枠体から直交方向に離反させる一方、枠体の開口面を開口した状態からの開口面を閉口するべく蓋体への枠体に向かう直交方向の他の一の押圧では、蓋体による開口面の閉口後、当該蓋体による開口面の閉口状態を維持する離反・維持手段とを具備している。
本発明の通路開閉装置によれば、枠体の開口面を閉口した状態での蓋体への枠体に向かう直交方向の一の押圧と、開口面を開口するべく蓋体を枠体から直交方向に離反させる一方、枠体の開口面を開口した状態からの開口面を閉口するべく蓋体への枠体に向かう直交方向の他の一の押圧とで、蓋体による通路の開口面の開閉を行い得る結果、枠体の開口面を開閉する蓋体自体で操作部材の機能を代行でき、而して、装置本体としての枠体から突出する操作部材等を省き得て、設置空間の極小化を図り得る。
本発明の通路開閉装置の好ましい例では、連結手段は、一端では開口面に対して直交する枠体の一方の側面に、他端では開口面に対して直交する蓋体の一方の側面に夫々連結された第一の連結部材と、一端では枠体の一方の側面に、他端では蓋体の一方の側面に夫々連結されていると共に一端及び他端間の中間部で第一の連結部材の一端及び他端間の中間部に第一の軸を介して回転自在に連結された第二の連結部材と、一端では開口面に対して直交すると共に枠体の一方の側面に対向する枠体の他方の側面に、他端では開口面に対して直交すると共に蓋体の一方の側面に対向する蓋体の他方の側面に夫々連結された第三の連結部材と、一端では枠体の他方の側面に、他端では蓋体の他方の側面に夫々連結されていると共に一端及び他端間の中間部で第三の連結部材の一端及び他端間の中間部に第二の軸を介して回転自在に連結された第四の連結部材とを具備している。
本発明の斯かる好ましい例では、第一から第四の連結部材は、一つでもよいが、枠体及び蓋体の一方の側面に、少なくとも一対の第一及び第二の連結部材を、枠体及び蓋体の他方の側面に、少なくとも一対の第三及び第四の連結部材を夫々設けるとよい。
本発明の通路開閉装置の他の好ましい例では、離反・維持手段は、蓋体に対面する一端面を有すると共に枠体に対して直交方向に移動自在に配された突き上げ体と、蓋体の内面に向かう弾性的な突き上げ力を突き上げ体に付与する突き上げ力付与体と、突き上げ体の突き上げ禁止状態での突き上げ体に対する突き上げ力に抗する一の押圧で、突き上げ体の突き上げを許容する一方、突き上げ体の突き上げ状態での突き上げ体に対する突き上げ力に抗する一の押圧で、突き上げ体の突き上げを禁止する掛け金機構とを具備しており、斯かる離反・維持手段は、扉開閉機構におけるプッシュラッチ及びノック式ボールペンの芯だし機構として公知であって、例えば、特開2010−270484号公報、特開2012−167449号公報及び特開2013−113076号公報等に記載の機構をもって具体化できる。
本発明によれば、設置空間の極小化を図り得、しかも、装置本体から突出する操作部材等を省き得る通路開閉装置を提供し得る。
図1は、本発明の実施の形態の好ましい一具体例の通路閉鎖状態での正面説明図である。 図2は、図1に示す一具体例の通路閉鎖状態での背面説明図である。 図3は、図1に示す一具体例の通路閉鎖状態での左側面説明図である。 図4は、図1に示す一具体例の通路閉鎖状態での図3に示すIV−IV線矢視断面説明図である。 図5は、図1に示す一具体例の通路閉鎖状態での図1及び図2に示すV−V線矢視断面説明図である。 図6は、図1に示す一具体例の動作説明図である。 図7は、図1に示す一具体例の通路開放状態での正面説明図である。 図8は、図1に示す一具体例の通路開放状態での背面説明図である。 図9は、図1に示す一具体例の通路開放状態での図8に示すIX−IX線矢視断面説明図である。 図10は、図1に示す一具体例の通路開放状態での図7に示すX−X線矢視動作説明図である。
次に、本発明の実施の形態の例を、図に示す好ましい具体例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図5において、本例の通路開閉装置1は、通路2の一端となる開口面3を有した枠体4と、開口面3を開閉するべく、開口面3に対して交差する方向、本例では直交する直交方向Aに移動自在に配された蓋体5と、蓋体5を枠体4に開口面3に対して直交方向Aに移動自在に連結すると共に枠体4に対する蓋体5の位置を保持する連結手段6と、枠体4の開口面3を閉口した状態(図1から図5に示す状態)での蓋体5への枠体4に向かう直交方向Aの一の押圧F1では、開口面3を開口するべく蓋体5を枠体4から直交方向Aに離反させる一方、枠体4の開口面3を開口した状態(図7から図10に示す状態)からの開口面3を閉口するべく蓋体5への枠体4に向かう直交方向の他の一の押圧F2では、蓋体5による開口面3の閉口後、当該蓋体5による開口面3の閉口状態(図1から図5に示す状態)を維持する離反・維持手段7とを具備している。
枠体4は、互いに平行に配されていると共に開口面3に対して平行な方向Bに伸びた一対の側壁部材11及び12と、側壁部材11及び12の夫々の方向Bの端面に螺子13を介して固定されていると共に開口面3に平行であって方向Bに対して直交する方向Cに伸びており、しかも、側壁部材11及び12の方向Bの長さよりも短い方向Cの長さをもって互いに平行に配された一対の側壁部材14及び15と、側壁部材11及び12の夫々の直交方向Aの端面に形成された括れ開口部付凹所16に嵌合されている嵌合部17及び当該嵌合部17の夫々に一体な中空の弾性変形自在部18を有していると共に方向Bに伸びた弾性封止部材19と、側壁部材14及び15の夫々の直交方向Aの一端に形成された括れ開口部付凹所20に嵌合されている嵌合部21及び当該嵌合部21の夫々に一体な中空の弾性変形自在部22を有していると共に方向Cに伸びた弾性封止部材23とを具備している。
側壁部材11及び12の夫々は、開口面3に対して平行に伸びた基部31と、基部31から一体的に立設されている縦壁部32と、開口面3に対して直交する縦壁部32の外面33において開口して、しかも、縦壁部32の方向Bにおける一方の端面34から縦壁部32の方向Bにおける他方の端面35まで方向Bに伸びて縦壁部32に形成されている切欠き36と、切欠き36に連通して端面34から端面35まで方向Bに伸びて縦壁部32に形成されている凹所37と、縦壁部32の内面38に、端面34から端面35まで方向Bに伸びて一体的に形成されていると共に方向Bに伸びた切欠き39を有した螺子受け40とを具備しており、括れ開口部付凹所16の夫々は、蓋体5側において、端面34から端面35まで方向Bに伸びて縦壁部32の夫々に形成されている。
側壁部材14及び15の夫々は、開口面3に対して平行に伸びた基部51と、基部51から一体的に立設されている縦壁部52とを具備しており、括れ開口部付凹所20の夫々は、蓋体5側において、縦壁部52の方向Cにおける一方の端面53から他方の端面54まで方向Cに伸びて当該縦壁部52の夫々に形成されている。
通路2は、縦壁部32の夫々の内面38と、縦壁部52の夫々の内面55と、弾性変形自在部18の夫々の内面56と、弾性変形自在部22の夫々の内面57とで規定されている。
蓋体5は、化粧外面60を有した外板部61と、通路閉鎖位置(図1から図5に示す位置)では弾性変形自在部18及び22の夫々の頂面62に接触する外面63を有すると共に外板部61に対して平行に配された内板部64と、外板部61の内面65及び内板部64の内面66を橋絡していると共に互いに平行であって方向Bに伸びた一対の側壁部67及び68と、側壁部67及び68の夫々に、側壁部67及び68の夫々の方向Bにおける一方の端面69から側壁部67及び68の夫々の方向Bにおける他方の端面70まで方向Bに伸びて形成されている切欠き71と、切欠き71に連通して端面69から端面70まで方向Bに伸びて側壁部67及び68の夫々に形成されている凹所72とを具備している。
連結手段6は、側壁部材14側に設けられた連結機構6aと側壁部材15側に設けられ連結機構6bとを具備しており、連結機構6a及び6bの夫々は、互いに同様に形成されているので、以下、連結機構6aについて詳細に説明し、連結機構6a及び6bの夫々に共通する構成には数字符号のみを、連結機構6bにおいて連結機構6aに対応する夫々の構成には同一の数字符号に加えてbを夫々付して、必要に応じて説明する。
側壁部材14側に設けられた連結機構6aは、一端81aでは開口面3に対して直交する枠体4の一方の側面である側壁部材11の外面33で当該側壁部材11の縦壁部32に、他端82aでは開口面3に対して直交する側壁部67の外側の側面84で当該側壁部67に夫々、軸85a及び固定子86a並びに軸87a及び円盤88aを介して当該外面33及び側面84に対して軸85a及び軸87aを中心として方向R1及び方向R2に回転自在に連結される一方、一端81aでは縦壁部32に対して方向Bに不動に、他端82aでは側壁部67に対して方向Bに移動自在に夫々連結された連結部材89aと、一端91aでは側壁部材11の外面33で縦壁部32に、他端92aでは側面84で側壁部67に夫々、軸95a及び円盤96a並びに軸97a及び固定子98aを介して当該外面33及び84に対して軸95a及び軸97aを中心として方向R3及び方向R4に回転自在に連結される一方、一端91aでは縦壁部32に対して方向Bに移動自在に、他端92aでは側壁部67に対して方向Bに不動に夫々連結されていると共に一端91a及び他端92a間の中間部99aで連結部材89aの一端81a及び他端82a間の中間部100aに軸101aを介して当該軸101aを中心として方向R5に回転自在に連結された連結部材102aと、一端111aでは開口面3に対して直交すると共に側壁部材11の外面33に方向Cにおいて対向する枠体4の他方の側面である側壁部材12の外面33で当該側壁部材12の縦壁部32に、他端112aでは開口面3に対して直交すると共に側面84に方向Cにおいて対向する蓋体5の他方の側面である側壁部68の外側の側面114で当該側壁部68に夫々、軸115a及び固定子116a並びに軸117a及び円盤118aを介して当該外面33及び側面114に対して軸115a及び軸117aを中心として方向R6及び方向R7に回転自在に連結される一方、一端111aでは縦壁部32に対して方向Bに不動に、他端112aでは側壁部68に対して方向Bに移動自在に夫々連結された連結部材119aと、一端121aでは側壁部材12の外面33で側壁部材12の縦壁部32に、他端122aでは側面114で側壁部68に夫々、軸125a及び円盤126a並びに軸127a及び固定子128aを介して当該側壁部材12の外面33及び側面114に対して軸125a及び軸127aを中心として方向R8及び方向R9に回転自在に連結される一方、一端121aでは方向Bに移動自在に、他端122aでは側壁部68に対して方向Bに不動に連結されていると共に一端121a及び他端122a間の中間部129aで一端111a及び他端112a間の中間部130aに軸131aを介して軸131aを中心として方向R10に回転自在に連結された連結部材132aとを具備している。
一端81aに方向R1に回転自在に装着されていると共に側壁部材11の切欠き36に方向Bに移動自在であって方向R1に回転自在に配された軸85aは、側壁部材11の凹所37において側壁部材11に固定された固定子86aに方向R1に回転自在に装着されており、他端82aに方向R2に回転自在に装着されていると共に側壁部67の切欠き71に方向Bに移動自在であって方向R2に回転自在に配された軸87aは、側壁部67の凹所72に方向Bに転がり移動自在又は滑り移動自在に配された円盤88aに方向R2に回転自在に装着されており、一端91aに方向R3に回転自在に装着されていると共に側壁部材11の切欠き36に方向Bに移動自在であって方向R3に回転自在に配された軸95aは、側壁部材11の凹所37に方向Bに転がり移動自在又は滑り移動自在に配された円盤96aに方向R3に回転自在に装着されており、他端92aに方向R4に回転自在に装着されていると共に側壁部67の切欠き71に方向Bに移動自在であって方向R4回転自在に配された軸97aは、側壁部67の凹所72において側壁部67に固定された固定子98aに方向R3に回転自在に装着されており、一端111aに方向R6に回転自在に装着されていると共に側壁部材12の切欠き36に方向Bに移動自在であって方向R6に回転自在に配された軸115aは、側壁部材12の凹所37において側壁部材12に固定された固定子116aに方向R6に回転自在に装着されており、他端112aに方向R7に回転自在に装着されていると共に側壁部68の切欠き71に方向Bに移動自在であって方向R7に回転自在に配された軸117aは、側壁部68の凹所72に方向Bに転がり移動自在又は滑り移動自在に配された円盤118aに方向R7に回転自在に装着されており、一端121aに方向R8に回転自在に装着されていると共に側壁部材12の切欠き36に方向Bに移動自在であって方向R8に回転自在に配された軸125aは、側壁部材12の凹所37に方向Bに転がり移動自在又は滑り移動自在に配された円盤126aに方向R8に回転自在に装着されており、他端122aに方向R9に回転自在に装着されていると共に側壁部68の切欠き71に方向Bに移動自在であって方向R9に回転自在に配された軸127aは、側壁部68の凹所72において側壁部68に固定された固定子128aに方向R9に回転自在に装着されている。
連結部材89a、連結部材102a、連結部材119a及び連結部材132aは、互いに同一、即ち、軸85a及び軸87aの軸心間の距離、軸95a及び軸97aの軸心間の距離、軸115a及び軸117aの軸心間の距離並びに軸125a及び軸127aの軸心間の距離は、互いに等しく、加えて、軸85a及び軸101aの軸心間の距離、軸95a及び軸101aの軸心間の距離、軸115a及び軸131aの軸心間の距離並びに軸125a及び軸131aの軸心間の距離も、互いに等しく、更に、軸85aの軸心と軸97aの軸心とは、直交方向Aにおいて同一線上に位置しており、そして、軸115aの軸心と軸127aの軸心とは、同じく直交方向Aにおいて同一線上に位置している。
離反・維持手段7は、側壁部材14の縦壁部52に設けられた離反・維持機構7aと、側壁部材15の縦壁部52に設けられた離反・維持機構7bとを具備しており、離反・維持機構7a及び離反・維持機構7bの夫々は、互いに同様に形成されているので、以下、離反・維持機構7aについて詳細に説明し、離反・維持機構7bについては、離反・維持機構7aに対応する構成に同一の数字符号に加えてbを付して、必要に応じて説明する。
離反・維持機構7aは、縦壁部52の内面55に取付けられた筐体141aと、蓋体5における内板部64の外面63に対面すると共に当該外面63に接触した一端面142aを有し、しかも、枠体4に対して直交方向Aに移動自在となるように筐体141aを貫通して筐体141aに設けられた突き上げ体143aと、外面63に向かう弾性的な突き上げ力F3を突き上げ体143aに付与するべく、筐体141a内に設けられたコイルばね等からなる図示しない突き上げ力付与体と、突き上げ体143aに対する突き上げ力付与体の突き上げ禁止状態(図1から図5に示す状態)での突き上げ力付与体に対する突き上げ力に抗する一の押圧F1で、突き上げ体143aに対する突き上げ力付与体の突き上げを許容する一方、突き上げ体143aに対する突き上げ力付与体の突き上げ状態(図7から図10に示す状態)での突き上げ力付与体に対する突き上げ力F3に抗する他の一の押圧F2で、突き上げ体143aに対する突き上げ力付与体の突き上げを禁止するべく、筐体141内に設けられたカム機構等からなる図示しない掛け金機構とを具備している。
例えば建物の室201の壁等に設置されると共に建物の外部に連通される換気路202を形成する換気路形成部材203に螺子204を介して基部51が取付けられて、通路2の他端が換気路202に連通される以上の通路開閉装置1では、図1から図5に示す通路閉鎖位置においては、内板部64の外面63が弾性変形自在部18及び22の夫々の頂面62に接触して、開口面3が外面63で閉じられおり、換気路202からの外気は、通路2を介して建物の室201に送出されず、当該建物の室201は、換気路202からは換気されない一方、図1から図5に示す内板部64の通路閉鎖位置において、図6に示すように、直交方向Aにおいて外板部61に弾性的な突き上げ力F3に抗して手動により押圧F1を加えて、弾性変形自在部18及び22を弾性的に変形させ、斯かる変形で直交方向Aにおいて蓋体5を枠体4に向かって距離Δ1だけ移動させると、突き上げ体143aも弾性的な突き上げ力F3に抗して同方向に距離Δ1だけ移動させられる結果、離反・維持機構7aの掛け金機構による突き上げ体143aの突き上げの禁止が解除されて突き上げ体143aが離反・維持機構7aの突き上げ力付与体の弾性的な突き上げ力F3により直交方向Aにおいて蓋体5に向かって突き上げられ、而して、図7から図10に示すように、蓋体5は、突き上げ体143aからの弾性的な突き上げ力F3により直交方向Aにおいて弾性変形自在部18及び22から離れて通路開放位置にもたらされ、通路2は、室201に連通され、換気路202からの外気流205は、建物の室201に流入され、建物の室201は、換気路202からの外気で換気されることになり、斯かる蓋体5の通路開放位置は、外面63に接触した一端面142aを有した突き上げ体143aの蓋体5への弾性的な突き上げ力F3により維持され、図7から図10に示す蓋体5の通路開放位置の維持状態において、更に、直交方向Aにおいて外板部61に手動により押圧F2を加えて、蓋体5を弾性的な突き上げ力F3に抗して枠体4に向かって移動させると、突き上げ体143も同方向に移動させられる結果、突き上げ体143が図6に示すように移動させられると、離反・維持機構7aの掛け金機構による突き上げ体143aに対する突き上げ力付与体の突き上げが禁止されて、外板部61への手動による押圧F2の解除後、蓋体5は、その内板部64の外面63が弾性変形自在部18及び22の夫々の頂面62に接触した図1から図5に示す状態に維持され、而して、再び図6に示すように、直交方向Aにおいて外板部61に弾性的な突き上げ力F3に抗して手動により押圧F1を加えない限り、通路開閉装置1は、図1から図5に示す通路閉鎖位置に維持される。
以上の通路開閉装置1によれば、枠体4の開口面3を閉口した状態での蓋体5への枠体4に向かう直交方向の一の押圧F1と、開口面3を開口するべく蓋体5を枠体4から直交方向Aに離反させる一方、枠体4の開口面3を開口した状態からの開口面3を閉口するべく蓋体5への枠体4に向かう直交方向Aの他の一の押圧F2とで、蓋体5による通路2の開口面3の開閉を行い得る結果、枠体4の開口面3を開閉する蓋体5自体で操作部材の機能を代行でき、而して、装置本体としての枠体4から突出する操作部材等を省き得て、設置空間の極小化を図り得る。
加えて、本例の通路開閉装置1によれば、建物内の室の換気中において、通路2を介する外部からの外気流205は、蓋体5で一旦遮られて減速されて横方向に分散、流動して建物内の室201に導出される結果、柔らかい心地よい外気流205を建物内の室201に導入させることができる。
なお、本例の通路開閉装置1では、連結手段6は、連結機構6aと連結機構6bとの二基の連結機構を具備しているが、これに代えて、連結機構6a若しくは連結機構6bの一基の連結機構を具備していても又は三基以上の連結機構を具備していてもよい。
1 通路開閉装置
2 通路
3 開口面
4 枠体
5 蓋体
6 連結手段
7 離反・維持手段

Claims (2)

  1. 通路の一端となる開口面を有した枠体と、この枠体の開口面を開閉する蓋体と、この蓋体を枠体に開口面に対して直交する直交方向に移動自在に連結する連結手段と、枠体の開口面を閉口した状態での蓋体への枠体に向かう直交方向の一の押圧では、開口面を開口するべく蓋体を枠体から直交方向に離反させる一方、枠体の開口面を開口した状態からの開口面を閉口するべく蓋体への枠体に向かう直交方向の他の一の押圧では、蓋体による開口面の閉口後、当該蓋体による開口面の閉口状態を維持する離反・維持手段とを具備した通路開閉装置。
  2. 連結手段は、一端では開口面に対して直交する枠体の一方の側面で当該枠体に、他端では開口面に対して直交する蓋体の一方の側面で当該蓋体に夫々回転自在に連結された第一の連結部材と、一端では枠体の一方の側面で当該枠体に、他端では蓋体の一方の側で当該蓋体に夫々回転自在に連結されていると共に一端及び他端間の中間部で第一の連結部材の一端及び他端間の中間部に第一の軸を介して回転自在に連結された第二の連結部材と、一端では開口面に対して直交すると共に枠体の一方の側面に対向する枠体の他方の側面で当該枠体に、他端では開口面に対して直交すると共に蓋体の一方の側面に対向する蓋体の他方の側面で当該蓋体に夫々回転自在に連結された第三の連結部材と、一端では枠体の他方の側面で当該枠体に、他端では蓋体の他方の側面で当該蓋体に夫々回転自在に連結されていると共に一端及び他端間の中間部で第三の連結部材の一端及び他端間の中間部に第二の軸を介して回転自在に連結された第四の連結部材とを具備している請求項1に記載の通路開閉装置。
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