JP6884677B2 - 通路開閉装置 - Google Patents

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本発明は、戸建住宅、集合住宅、オフィスビル等の建物の換気口等からなる通路を開放及び閉鎖する通路開閉装置に関する。
建物内外を連通する連通路を有した枠体と、枠体内に回転自在に配されている羽根部材と、羽根部材に連結されていると共に当該羽根部材を回転操作する操作部材とを具備している換気用の通路開閉装置は、知られている。
特開2009−139006号公報
ところで、斯かる通路開閉装置では、羽根部材が開口の開放位置及び閉鎖位置のいずれの位置に配されている場合であっても、操作部材が装置全体からみて部分的に突出しているために、当該装置全体の縮小化を図ることが困難である結果、大きな設置を必要とする上に、開口の開閉を操作する操作部材への意図しない物体の衝突、特に、開口の開放位置での装置本体から突出する操作部材への意図しない物体の衝突で、操作部材が損傷して通路の開閉が困難になる等の問題がある。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、設置空間の極小化を図り得、しかも、装置本体から突出する操作部材等を省き得る通路開閉装置を提供することにある。
本発明の通路開閉装置は、通路の一端となる開口面を有した枠体と、この枠体の開口面を開閉するべく、枠体に対して、開口面に平行な第一の方向及び開口面に対して交差する第二の方向に移動自在に配された蓋体と、開口面を閉鎖する枠体に対する蓋体の第一の方向での第一の移動位置では、第二の方向への枠体に対しての蓋体の移動を禁止する一方、開口面を閉鎖する枠体に対する蓋体の第一の方向での第二の移動位置では、第二の方向への枠体に対しての蓋体の移動の禁止を解除するように、第一の方向及び第二の方向に枠体に対して蓋体を移動自在に連結する連結手段と、第二の方向へ蓋体を移動させる弾性力を発生する弾性力発生機構とを具備している。
本発明の通路開閉装置によれば、枠体の開口面を開閉するべく、枠体に対して第一の方向及び第二の方向に移動自在に配された蓋体は、連結手段を介して、開口面を閉鎖する枠体に対する第一の移動位置では、第二の方向への枠体に対しての移動が禁止される一方、開口面を閉鎖する枠体に対する第二の移動位置では、第二の方向への枠体に対しての移動の禁止が解除されるように、第一の方向及び第二の方向に枠体に対して移動自在に連結されており、弾性力発生機構は、第二の方向へ蓋体を移動させる弾性力を発生するようになっているために、第一の移動位置から第二の移動位置への蓋体の移動と、その逆である、第二の移動位置から第一の移動位置への蓋体の移動とにより、枠体の開口面を開閉する蓋体自体で操作部材の機能を代行でき、而して、装置本体としての枠体から突出する操作部材等を省き得て、設置空間の極小化を図り得る。
本発明の通路開閉装置の好ましい例では、連結手段は、枠体及び蓋体のうちの一方に取付けられた軸部材と、枠体及び蓋体のうちの他方に開口面に対して直交する直交面内で回転自在に且つ第一の方向に移動自在に連結された一端部及び軸部材を挿通させた長孔が形成された他端部を有した連結アームとを具備しており、連結アームは、軸部材が長孔において蓋体の第一の移動位置に対応して一の位置に配される場合には、開口面に対して直交する直交面内での軸部材を中心とした枠体及び蓋体のうちの一方に対するその回転が阻止されるべく、他端部において枠体及び蓋体のうちの一方に対して係合される一方、軸部材が長孔において蓋体の第二の移動位置に対応して該一の位置と異なる他の一の位置に配される場合には、開口面に対して直交する直交面内での軸部材を中心とした枠体及び蓋体のうちの一方に対するその回転が許容されるべく、他端部において枠体及び蓋体のうちの一方に対して非係合とされるようになっている。
本発明の斯かる好ましい例では、弾性力発生機構は、一端では、連結アーム又は枠体及び蓋体のうちの一方に、他端では、枠体及び蓋体のうちの他方に夫々連結されている。
本発明の通路開閉装置において、弾性発生機構の好ましい例は、一端では、連結アーム又は枠体及び蓋体のうちの一方に、他端では、枠体及び蓋体のうちの他方に夫々連結されているコイルばねを具備しているが、弾性力発生機構としては、斯かるコイルばねに代えて、捩じりばね、空気ばね等を具備していてもよく、更には、発生する弾性力としては、その利用形態に依存して、弾性収縮力による引張力でも、弾性伸長力による押出力でもよい。
本発明によれば、設置空間の極小化を図り得、しかも、装置本体から突出する操作部材等を省き得る通路開閉装置を提供し得る。
図1は、本発明の実施の形態の一例の斜視説明図である。 図2(a)は、図1に示す例の正面説明図であり、図2(b)は、図1に示す例の背面説明図である。 図3は、図1に示す例の側面説明図である。 図4は、図2に示すIV−IV線矢視断面説明図である。 図5は、図3に示すV−V線矢視断面説明図である。 図6は、図1に示す例の動作説明図である。 図7は、図1に示す例の動作説明図である。 図8は、図1に示す例の動作説明図である。 図9は、図1に示す例の動作説明図である。 図10は、図1に示す例の動作説明図である。
次に、本発明の実施の形態の例を、図に示す好ましい具体例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図5において、本例の通路開閉装置1は、通路2の一端となる開口面3を有した枠体4と、開口面3を開閉するべく、枠体4に対して、開口面3に平行な一の方向A及び開口面3に対して交差する方向、本例では直交する方向Bに移動自在に配された蓋体5と、開口面3を閉鎖する枠体4に対する蓋体5の方向Aでの第一の移動位置(図1から図5に示す位置:以下、「通路完全閉鎖位置」という)では、方向Bへの枠体4に対しての蓋体5の移動を禁止する一方、開口面3を閉鎖する枠体4に対する蓋体5の方向Aでの第一の移動位置と異なる第二の移動位置(図6及び図7に示す位置:以下、「通路開閉準備位置」という)では、方向Bへの枠体4に対しての蓋体5の移動の禁止を解除するように、方向A及び方向Bに枠体4に対して蓋体5を移動自在に連結する連結手段6と、方向Bにおいて枠体4から離反する方向へ蓋体5を移動させる弾性力としての引張力Fを発生して斯かる引張力Fを連結手段6に付与するようになっている弾性力発生機構7とを具備している。
枠体4は、一対の互いに平行に配されていると共に方向Aに伸びた側壁部材21及び22と、側壁部材21及び22の夫々の方向Aの端面に螺子23を介して固定されていると共に開口面3に平行であって方向Aに直交する方向Cに伸びており、しかも、側壁部材21及び22の方向Aの長さよりも短い方向Cの長さをもって互いに平行に配された一対の側壁部材24及び25と、側壁部材21及び22の夫々の方向Bの端面に形成された凹所26に嵌合されている嵌合部27及び当該嵌合部27の夫々に一体な中空の弾性変形自在部28を有していると共に方向Aに伸びた弾性封止部材29と、側壁部材24及び25の夫々の方向Bの一端に形成された凹所30に嵌合されている嵌合部31及び当該嵌合部31の夫々に一体な中空の弾性変形自在部32を有していると共に方向Cに伸びた弾性封止部材33とを具備している。
側壁部材21及び22の夫々は、開口面3と平行に伸びた取付基部41と、取付基部41から一体的に立設されている縦壁部42とを具備しており、各凹所26は、縦壁部42の夫々の方向Bの端面に形成されており、側壁部材24及び25の夫々は、開口面3と平行に伸びた取付基部45と、取付基部45から一体的に立設されている縦壁部46と、縦壁部46の方向Bの横面から一体的に横設されている凹所形成部47とを具備しており、各凹所30は、各凹所形成部47に形成されている。
直方体状の通路2は、縦壁部42の夫々の内面51と、縦壁部46の夫々の内面52と、弾性変形自在部28の夫々の内面53と、弾性変形自在部32の夫々の内面54とで規定されている。
蓋体5は、化粧外面60を有した外板部61と、蓋体5の通路完全閉鎖位置及び通路開閉準備位置では弾性変形自在部28及び32の頂面62に押圧接触する外面63を有すると共に外板部61に対して平行に配された内板部64と、外板部61の内面65及び内板部64の内面66を橋絡していると共に互いに平行であって方向Aに伸びた一対の側板部67及び68とを具備している。
連結手段6は、側壁部材21及び22の縦壁部42の外面81の夫々において側壁部材24側及び側壁部材25側の夫々に設けられた連結機構6a及び6b並びに6c及び6dを具備しており、連結機構6a、6b、6c及び6dの夫々は、互いに同様に形成されているので、以下、連結機構6aについて詳細に説明し、連結機構6b、6c及び6dの夫々については、連結機構6aに対応する構成に同一の数字符号に加えてb、c及びdを付して、必要に応じて説明する。
連結機構6aは、枠体4及び蓋体5のうち枠体4において側壁部材21の外面81に取付けられた軸部材82aと、枠体4及び蓋体5のうち蓋体5において側板部67の外面83に取付けられた軸部材84aと、開口面3に直交する直交面内で方向R1に回転自在に軸部材84aに連結された一端部85a並びに軸部材82aを挿通させた長孔86a及び取付基部41の一方の面87に方向Aに滑り移動自在に接触した外面88aを有した他端部89aを備えた連結アーム90aとを具備している。
他端部89aの外面88aは、平坦な面87に対して平行に伸びた平坦面91aと、軸部材82aの中心と面87との最短距離に等しい曲率半径をもつと共に45°よりも小さい中心角をもった部分円筒面92aと、平坦面93aとを有しており、平坦面91aは、部分円筒面92aの方向R2の一端での当該部分円筒面92aの接線となっており、平坦面93aは、部分円筒面92aの方向R2の他端での当該部分円筒面92aの接線となっている。
連結アーム90aは、軸部材82aが長孔86aにおいて蓋体5の通路完全閉鎖位置(全閉位置)に対応して一の位置に配される場合、即ち、図1及び図2に示すように軸部材82aが長孔86aの方向Aにおいて一方の端部に配される場合には、開口面3に対して直交する直交面内での軸部材82aを中心とした枠体4及び蓋体5のうちの枠体4に対する方向R2のその回転が阻止されるべく、当該方向R2のその回転では他端部89aにおいて枠体4及び蓋体5のうちの枠体4の取付基部41に対して係合、即ち、他端部89aの外面88aの平坦面91aにおいて取付基部41の方向Bの面87に方向R2の回転が阻止されるように接触される一方、軸部材82aが長孔86aにおいて蓋体5の通路開閉準備位置に対応して該一の位置と異なる他の一の位置に配される場合には、即ち、図6及び図7に示すように軸部材82aが長孔86aの方向Aにおいて他方の端部に配される場合には、開口面3に対して直交する直交面内での軸部材82aを中心とした枠体4及び蓋体5のうちの枠体4に対する方向R2のその回転が許容されるべく、当該方向R2のその回転で他端部89aにおいて枠体4及び蓋体5のうちの枠体4の取付基部41に対して非係合、即ち、他端部89aの外面88aの部分円筒面92aにおいて取付基部41の方向Bの面87に方向R2の回転が許容されるように非接触とされ、更に、軸部材82aが長孔86aにおいて蓋体5の通路完全開放位置(全開位置)に対応して通路開閉準備位置と同様に該一の位置と異なる他の一の位置に配される場合であって、蓋体5が方向Bにおいて枠体4から離反される場合には、即ち、図8から図10に示すように軸部材82aが長孔86aの方向Aにおいて他方の端部に配され、しかも、蓋体5が開口面3を完全開放する位置に配される場合には、開口面3に対して直交する直交面内での軸部材82aを中心とした枠体4及び蓋体5のうちの枠体4に対する方向R2のそれ以上の回転が禁止されるべく、当該方向R2のそれ以上の回転では他端部89aにおいて枠体4及び蓋体5のうちの枠体4の取付基部41に対して係合、即ち、他端部89aの外面88aの平坦面93aにおいて取付基部41の方向Bの面87に方向R2のそれ以上の回転が阻止されるように接触される。
弾性力発生機構7は、連結機構6aに対する弾性力発生機構7aと、連結機構6bに対する弾性力発生機構7bと、連結機構6cに対する弾性力発生機構7cと、連結機構6dに対する弾性力発生機構7dとを具備しており、弾性力発生機構7a、弾性力発生機構7b、弾性力発生機構7c及び弾性力発生機構7dの夫々は、互いに同様に形成されているので、以下、弾性力発生機構7aについて詳細に説明し、弾性力発生機構7b、弾性力発生機構7c及び弾性力発生機構7dの夫々については、弾性力発生機構7aに対応する構成に同一の数字符号に加えてb、c及びdを付して、必要に応じて説明する。
弾性力発生機構7aは、一端95aでは、連結アーム90aの中間部96aに、他端97aでは、枠体4及び蓋体5のうちの枠体4の側壁部材21において縦壁部42の外面81に一体的に形成された突起98aに夫々連結されているコイルばね99aを具備しており、コイルばね99aにより発生される弾性力としての弾性収縮力により連結アーム90aに引張力Fを付与して、斯かる引張力Fで連結アーム90aを方向R2に回転させ、而して、方向Bにおいて枠体4から離反する方向への蓋体5の移動を促すようになっている。
螺子101を介して取付基部45が例えば建物の室の壁等に取付けられると共に通路2の他端の開口面102で例えば建物の壁内の換気路等を介して外部に連通されるように建物に設置される以上の通路開閉装置1では、図1から図5に示す通路完全閉鎖位置においては、内板部64の外面63が弾性変形自在部28及び32の夫々の頂面62を押圧接触して、開口面3が外面63で閉鎖されており、通路2と建物の室との連通が阻止されて、建物の室の換気は、通路開閉装置1を介しては行われないようになっており、この状態では、弾性力発生機構7aの連結アーム90aへの引張力Fに起因する連結アーム90aの軸部材82aを中心とした方向R2の回転は、他端部89aの平坦面91aの取付基部41の方向Bの面87への接触で阻止される結果、蓋体5の枠体4からの方向Bにおける離反は、生じなく、開口面3の外面63での閉鎖は、維持される一方、斯かる通路完全閉鎖位置において、建物内の室の換気を通路開閉装置1を介して行わせる場合には、手で外板部61に触れて当該外板部61を手動により枠体4に対して方向Aにおいて側壁部材24側に移動させて枠体4に対して蓋体5を図6及び図7に示す通路開閉準備位置にもたらすと、連結アーム90aもまた、方向Aにおいて側壁部材24側に移動されて、軸部材82aが長孔86aの方向Aにおいて他方の端部に配される結果、弾性力発生機構7aの連結アーム90aへの引張力Fに起因する連結アーム90aの軸部材82aを中心とした方向R2の回転は、他端部89aの平坦面91aの取付基部41の方向Bの面87への接触で禁止されなくなる一方、部分円筒面92aの面87での滑り接触で許容され、而して、連結アーム90aは、軸部材82aを中心とした方向R2に回転され、コイルばね99aの引張力Fに起因する連結アームの90aの方向R2の回転で、蓋体5は、方向Bにおいて枠体4から離反するように移動され、連結アーム90aの方向R2の更なる回転で、図8から図10に示すように、他端部89aの平坦面93aの面87への接触で、連結アーム90aの方向R2の更なる回転は、禁止され、この連結アーム90aの方向R2の更なる回転の禁止状態では、開口面3は、完全に開放されることになり、外部からの空気流111は、開口面102、通路2及び開口面3を介して建物内の室に導入させることができ、而して、建物内の室の換気が行われる。
建物内の室の換気を継続する場合には、図8から図10に示す状態を維持する一方、建物内の室の換気を停止する場合には、手で外板部61に触れて当該外板部61を手動により蓋体5を方向Bにおいて枠体4に向かって押して蓋体5を方向Bにおいて枠体4に向かって移動させ、蓋体5を図6及び図7に示す通路開閉準備位置にもたらし、その後、コイルばね99aの引張力Fの援助で蓋体5を方向Aにおいて側壁部材24側に移動させることにより、蓋体5を図1から図5に示す通路完全閉鎖位置にもたらす。
以上の通路開閉装置1によれば、枠体4の開口面3を開閉するべく、枠体4に対して方向A及びBに移動自在に配された蓋体5は、連結手段6を介して、開口面3を閉鎖する枠体4に対する第一の移動位置では、方向Bへの枠体4に対しての移動が禁止される一方、開口面3を閉鎖する枠体4に対する第二の移動位置では、方向Bへの枠体4に対しての移動の禁止が解除されるように、方向A及びBに枠体4に対して移動自在に連結されており、弾性力発生機構7は、方向Bにおいて枠体4から離反する方向へ蓋体5を移動させる弾性力としての引張力Fを発生して、斯かる引張力Fを連結手段6に付与するようになっているために、第一の移動位置から第二の移動位置への蓋体5の移動と、その逆である、第二の移動位置から第一の移動位置への蓋体5の移動とにより、枠体4の開口面3を開閉する蓋体5自体で操作部材の機能を代行でき、而して、装置本体としての枠体4から突出する操作部材等を省き得て、設置空間の極小化を図り得る。
加えて、本例の通路開閉装置1によれば、建物内の室の換気中において、通路2を介する外部からの空気流111は、蓋体5で一旦遮られて減速されて横方向に分散、流動して建物内の室に導出される結果、柔らかい心地よい空気流111を建物内の室に導入させることができる。
なお、図8から図10に示す全開状態で、連結アーム90aを縦壁部42に向かって若干傾かせる、換言すれば、部分円筒面92aの中心角を40°程度にすることにより、蓋体5を単に方向Bに枠体4に向って押すことにより通路完全閉鎖位置への移行を簡単に行わせることができ利便である。
1 通路開閉装置
2 通路
3 開口面
4 枠体
5 蓋体
6 連結手段
7 弾性力発生機構

Claims (4)

  1. 通路の一端となる開口面を有した枠体と、この枠体の開口面を開閉するべく、枠体に対して、開口面に平行な第一の方向及び開口面に対して交差する第二の方向に移動自在に配された蓋体と、開口面を閉鎖する枠体に対する蓋体の第一の方向での第一の移動位置では、第二の方向への枠体に対しての蓋体の移動を禁止する一方、開口面を閉鎖する枠体に対する蓋体の第一の方向での第二の移動位置では、第二の方向への枠体に対しての蓋体の移動の禁止を解除するように、第一の方向及び第二の方向に枠体に対して蓋体を移動自在に連結する連結手段と、第二の方向へ蓋体を移動させる弾性力を発生する弾性力発生機構とを具備した通路開閉装置。
  2. 連結手段は、枠体及び蓋体のうちの一方に取付けられた軸部材と、枠体及び蓋体のうちの他方に開口面に対して直交する直交面内で回転自在に且つ第一の方向に移動自在に連結された一端部及び軸部材を挿通させた長孔が形成された他端部を有した連結アームとを具備しており、連結アームは、軸部材が長孔において蓋体の第一の移動位置に対応して一の位置に配される場合には、開口面に対して直交する直交面内での軸部材を中心とした枠体及び蓋体のうちの一方に対するその回転が阻止されるべく、他端部において枠体及び蓋体のうちの一方に対して係合される一方、軸部材が長孔において蓋体の第二の移動位置に対応して該一の位置と異なる他の一の位置に配される場合には、開口面に対して直交する直交面内での軸部材を中心とした枠体及び蓋体のうちの一方に対するその回転が許容されるべく、他端部において枠体及び蓋体のうちの一方に対して非係合とされるようになっている請求項1に記載の通路開閉装置。
  3. 弾性力発生機構は、一端では、連結アーム又は枠体及び蓋体のうちの一方に、他端では、枠体及び蓋体のうちの他方に夫々連結されている請求項2に記載の通路開閉装置。
  4. 弾性力発生機構は、一端では、連結アーム又は枠体及び蓋体のうちの一方に、他端では、枠体及び蓋体のうちの他方に夫々連結されているコイルばねを具備している請求項2に記載の通路開閉装置。
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