JP2019094052A - 航空機系における可変形状ギャップのための封止システム - Google Patents

航空機系における可変形状ギャップのための封止システム Download PDF

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Abstract

【課題】状的配置構成が変化するギャップを封止するための装置及び方法を提供する。【解決手段】ハウジングは、航空機の排気系内の構造に結合されている。構造は、排気系内部にある表面に対して、ギャップが表面と構造との間に存在するように、位置付けられている。封止部は、ギャップを通じた排気流を減少させるための、表面と接触して位置付けられた端部を有し、かつ封止部は、封止部がハウジング内を延伸するように、ハウジングに結合されている。エネルギー貯蔵デバイスは、ハウジングに結合されており、かつ封止部と係合して、ギャップが増大した場合には、封止部をハウジングに対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップが減少した場合には、封止部をハウジングに対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、ギャップがその大きさを変えるにつれて、封止部が、ギャップを通じた排気流を減少させ続ける。【選択図】なし

Description

本開示は一般的に、ギャップを封止することに関し、より具体的には、航空機系において、形状的配置構成が変化するギャップを封止するための装置及び方法に関する。
航空機の排気系における部材はしばしば、これらの部材間にギャップが生じるよう、相互に位置付けられている。しかしながら、飛行中の特定の条件では、これらのギャップを通じて排気が漏れることがある。幾つかの場合、これらのギャップを通じた排気の漏出は、空気力学的な性能に影響を与えることがある。よって、これらのギャップを通じた排気の漏出を、選択された許容度の範囲に低減することが望ましいことがある。
しかしながら、幾つかの排気系におけるギャップは、飛行中に大きさが変わることがある。例えば、ジェットエンジンシステムの排気系は、ジェットエンジンシステム稼働の間に、注入口、ノズル又は排気系のその他の固定構造の表面に対して動くフラップを備えることができる。ギャップは、表面同士の接触を防止するとともに、相対的な動きを可能にするために、フラップと固定構造の表面との間に画定されていてよい。しかしながらこれらのギャップは、フラップの動き、飛行条件、局所的な温度、局所的な圧力、又はこれらの組み合わせが原因で、飛行中に大きさが変わることがある。例えば、フラップと、固定構造の表面との間の特定のギャップを、表面に対するフラップの動きに、又は排気系内における温度変化に応じて、広く又は狭くすることができる。ギャップの大きさの変化も考慮しつつ、充分な耐久性及び耐摩耗性を備える封止部を用いて、この種のギャップを封止することは、困難であり得る。
1つの実施形態において、装置はハウジング、封止部、及びエネルギー貯蔵デバイスを備える。このハウジングは、航空機の排気系内にある構造に結合されている。この構造は、排気系内部の表面に対して、ギャップが表面と構造との間に存在するように、位置づけられている。封止部は、ギャップを通じた排気流を低減させるために、表面と接触して位置付けられた端部を有し、この端部は、封止部の少なくとも一部がハウジング内に延伸するように、ハウジングに結合されている。エネルギー貯蔵デバイスは、ハウジングに結合されており、かつ封止部と係合して、ギャップが増大した場合には、封止部をハウジングに対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップが減少した場合には、封止部をハウジングに対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、ギャップがその大きさを変えるにつれて、封止部が、ギャップを通じた排気流を減少させ続ける。
別の実施形態において、航空機はハウジング、複数の封止部、及び複数のエネルギー貯蔵デバイスを備える。このハウジングは、航空機の排気系内にある構造に結合されている。この構造は、エンジン系の表面に対して、ギャップが表面と構造との間に存在するように、位置付けられている。封止部は、ギャップを通じて屈曲流路を形成するよう選択された配置構成で、配置されている。封止部はそれぞれ、ギャップを通じた排気流を減少させるために、表面と接触して位置付けられた端部を備える。エネルギー貯蔵デバイスはそれぞれ、ハウジングに結合されており、かつ封止部のうち対応する封止部と係合して、ギャップが増大した場合には、対応する封止部をハウジングに対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップが減少した場合には、対応する封止部をハウジングに対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、ギャップがその大きさを変えるにつれて、封止部が、ギャップを通じた排気流を減少させ続ける。
さらに別の実施形態では、方法を提供する。封止部は、航空機の排気系内の構造に結合されたハウジングに対して、封止部の端部が、排気系の表面と接触して位置付けられ、表面と構造との間のギャップを通じた排気流が減少するように、位置づけられている。封止部は、ハウジングに結合されたエネルギー貯蔵デバイスにより荷重をかけられ、このエネルギー貯蔵デバイスは、封止部と係合して、ギャップが増大した場合には、封止部をハウジングに対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップが減少した場合には、封止部をハウジングに対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、ギャップがその大きさを変えるにつれて、封止部が、ギャップを通じた排気流を減少させ続ける。
これらの特徴及び機能は、本開示の様々な実施形態において独立して達成できるか、又は以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細を把握可能なさらに別の実施形態において組み合わせることができる。
説明的な実施形態に特徴的であると考える新規特徴は、添付の特許請求の範囲に規定した通りである。しかしながら説明的な実施形態、また好ましい使用形態、さらなる対象及びその特徴は、本開示の説明的な実施形態の以下の詳細な説明を、添付図面との関連で読みながら参照することによって、最もよく理解されるだろう。
一実施形態に従った第一の配置構成において、上部フラップと下部フラップとを有する航空機用排気系を示す。 一実施形態に従った第二の配置構成において、上部フラップと下部フラップとを有する、図1に記載の排気系を示す。 一実施形態に従った航空機用排気系のブロック図を示す。 一実施形態に従った、構造と表面との間にあるギャップを封止するために使用される封止システムについて、図1の線4−4に沿って見た透視断面図を示す。 一実施形態に従った、図5における封止システムの側面図を示す。 一実施形態に従った、構造と表面との間にあるギャップを封止するために使用可能な封止システムについて、図1の線6−6に沿って見た透視断面図である。 一実施形態に従った、図6に記載の封止システムの別の実施を示す。 一実施形態に従った、封止部を用いて航空機の排気系において表面と構造との間にあるギャップを封止するための方法のフローチャートである。 一実施形態に従った、封止部によって封止されたギャップの形状的配置構成の変化に応じて、封止部を付勢し、封止部を移動させるための方法のフローチャートである。 一実施形態に従った、ばね、加圧空気コンパートメント、又はレバー系のうち少なくとも1つを用いて荷重がかけられた複数の封止部を用いて、航空機の排気系において表面と構造との間にあるギャップを封止するための方法のフローチャートである。 一実施形態に従った、可変形状配置構成を有する1つ又は複数のギャップを有する航空機系を備える航空機の透視図を示す。
以下に示す例示的な実施形態によって、経時的に変化し得る形状的な配置構成を有するギャップを封止するための様々な方法、及び関連する装置がもたらされる。ギャップの形状的な配置構成には、ギャップの形状、ギャップの大きさ、何らかのその他の種類のギャップの形状的な特徴、又はこれらの組み合わせが含まれ得る。例示的な実施形態によって記載される様々な封止システムは、可変形状配置構成を有するギャップを封止可能であるとともに、充分な耐久性及び耐摩耗性を備える。
図面を参照すると、図1は、一実施形態に従って図示された第一の配置構成において、上部フラップと下部フラップとを有する航空機用排気系を示す。この説明的な例において排気系100は、航空機のエンジン系の一部である。より具体的には、排気系100は、ジェットエンジン排気系102の形態を取っている。しかしながら他の例において排気系100は、航空機のエンジン系における別の種類の排気系であり得るか、又は何らかの別の種類の車両のエンジン系における排気系であり得る。さらに別の例において排気系100は、航空機又は車両のエンジン系とは別個であり得る。
エンジン系100は、内部表面104、上部フラップ106及び下部フラップ108を備える。下部フラップ106は、内部表面104に対して、ギャップ110が上部フラップ106と内部表面104との間に存在するように、位置付けられている。さらに、下部フラップ108は、内部表面104に対して、ギャップ112が下部フラップ108と内部表面104との間に存在するように、位置付けられている。
排気系100は、封止システム114及び封止システム116も備える。封止システム114は、ギャップ110を通じて流体の流れを減少させるために使用される。封止システム116は、ギャップ112を通じて流体の流れを減少させるために使用される。ここで使用するように流体には、1種以上の液体、1種以上の気体、又はこれらの組み合わせが含まれ得る。排気は、流体の1つの種類であり得る。1つの例示的な実施形態において、封止システム114及び封止システム116は、それぞれギャップ110及びギャップ112を通じた排気流を減少させるために使用される。ギャップ110及びギャップ112を通じた排気流を減少させることにより、空気力学的な性能損失を低減させることができ、また排気系100の1種以上の材料又は部材における不所望の温度変動を減少させることに役立つ。
ギャップ110及びギャップ112の形状的な配置構成は、複数の様々な要因に基づき、飛行中に大きさが変わることがある。例えば、ギャップ110およびギャップ112は、飛行中の上部フラップ406及び下部フラップ108の動き、航空機の飛行条件、排気系100内の温度、又は排気系100内の圧力のうち少なくとも1つに応じて、飛行中に大きさが変わり得る。
図1に示した1つの例示的な実施形態において、上部フラップ106及び下部フラップ108は、第一の配置構成118にある。しかしながら、排気系100が稼働している間、上部フラップ106、下部フラップ108、又はこれら両方は、上部フラップ106及び下部フラップ108を内部表面104に対して、異なる配置構成に動かすことができる。内部表面104に対する、上部フラップ106、下部フラップ108又はこれら両方の動きはそれぞれ、ギャップ110、ギャップ112、又はこれら両方の変化につながり得る。1つの説明的な例として、飛行中に上部フラップ106の回転によって、ギャップ110の形状的配置構成が変化し得る。例えば、飛行中に上部フラップ106の回転によって、ギャップ110の大きさが変化し得る。より具体的には、上部フラップ106が内部表面104に対して回転すると、ギャップ110は、広くなるか、又は狭くなり得る。同様に、飛行中に下部フラップ108の回転によって、ギャップ112の形状的配置構成が変化し得る。例えば、下部フラップ108の回転によって、ギャップ112の大きさが変化し得る。より具体的には、下部フラップ108が内部表面104に対して回転すると、ギャップ112は、広くなるか、又は狭くなり得る。
封止システム114は、ギャップ110の大きさが変わるにつれて、少なくとも2つの方向に移動して、ギャップ110を通じた排気流を減少させる封止部(ここでは図示せず)を備える。同様に、封止システム116は、ギャップ112の大きさが変わるにつれて、少なくとも2つの方向に移動して、ギャップ112を通じた排気流を減少させる封止部(ここでは図示せず)を備える。幾つかの例示的な実施形態において、ギャップ(例えばギャップ110又はギャップ112)を通じた排気流を減少させることには、選択された許容度まで、又は選択された閾値を下回るまで、排気流を減少させることが含まれる。その他の例示的な実施形態において、ギャップ(例えばギャップ110又はギャップ112)を通じた排気流を減少させることには、ギャップを通じた排気流を実質的に妨げることが含まれる。
図2は、1つの例示的な実施形態に従って図示された第二の配置構成において、上部フラップ106と下部フラップ108とを有する、図1に記載の排気系100を示す。特に、上部フラップ106及び下部フラップ108は、図1における第一の配置構成118から、第二の配置構成200へと回転している。
上部フラップ106及び下部フラップ108がこのように回転することによって、ギャップ110及びギャップ112の形状的配置構成がそれぞれ、変化し得る。例えば、ギャップ110及びギャップ112はともに、上部フラップ106及び下部フラップ108が第一の配置構成118にある場合と比べると、第二の配置構成200にある上部フラップ106及び下部フラップ108によって、より広くなっている。封止システム114及び封止システム116により、上部フラップ106及び下部フラップ108がそれぞれ、第一の配置構成118、第二の配置構成200又はその他の配置構成にあるかに拘わらず、それぞれギャップ110及びギャップ112を通じた排気流を減少させることが保証される。言い換えると、封止システム114及び封止システム116が、それぞれギャップ110及びギャップ112の大きさの変化に適合することにより、これらのギャップの大きさに拘わらず、これらのギャップを通じた排気流が減少する。
図3を参照すると、航空機用排気系のブロック図が、一実施形態に従って図示されている。排気系300は、航空機304のエンジン系302の一部であり得る。幾つかの例においてエンジン系302は、ジェットエンジン系である。図1及び2に記載された排気系100は、図3における排気系300の1つの実施例である。
排気系300は、表面306及び構造308を有する。1つ以上の実施形態において、表面306は、ハウジング、注入口、ノズル、又は排気系300のその他の固定構造の内部表面であり得る。別の実施形態において、表面306は、排気系300の内部に面する、排気系300内にある部材の外部表面であり得る。
構造308は、様々な形態を取り得る。構造308は例えば、表面306に対して位置付けられており、かつ表面306に対して動かすことができる、排気系300内のあらゆる部材であり得る。1つの例示的な実施形態において、構造308は、1つ又は複数のフラップを有する。例えば、上部フラップ106及び下部フラップ108はそれぞれ、図1及び2に記載したように、構造308の1つの実施例であり得る。
構造308は、表面306に対して、ギャップ310が構造308と表面306との間に存在するように、位置付けられている。ギャップ310はより具体的には、構造308の外部表面311と、表面306との間に位置する空間領域によって、画定されていてよい。図1におけるギャップ110及びギャップ112はそれぞれ、図3におけるギャップ310の実施例である。封止システム312は、ギャップ310を通じて流体の流れを減少させるために使用される。この流体は、排気314を含み得る。
図3で説明したように、封止システム312は、ハウジング316、ハウジング316に結合された少なくとも1つの封止部318、及びハウジング316に結合された少なくとも1つのエネルギー貯蔵デバイス320を備える。ハウジング316は、ハウジング316が表面306に対して位置付けられているように、構造308に結合されている。ここで使用するように、第一の部材は、第二の部材に直接又は間接的に結合されていることによって、又は第二の部材の一部であることによって、第二の部材に「結合」されていてよい。ハウジング316は例えば、構造308に取り付けられた、固定された、留められた、接着された、溶接された、又はその他の方法で接続された別個の部材であることによって、構造308に結合されていてよい。別の例においてハウジング316は、構造308の一部として規定されることによって、構造308に結合されていると考えることができる。
1つの例示的な実施形態において、ハウジング316は、ハウジング316の外部表面321が、構造308の外部表面311と実質的に面一になるように、構造308に結合されている。他の例示的な実施形態において、ハウジング316の外部表面321は、構造308の外部表面311を超えて、表面306に向かう方向に延伸していてよい。さらに別の例示的な実施形態において、ハウジング316の外部表面321は、構造308の外部表面311を超えて延伸していない。
封止システム312の封止部318は、第一の端部322と、第一の端部322とは反対側にある第二の端部324とを備える。1つの説明的な例において、封止部318は、中心軸326を有する円筒形の形状を有する。1つ以上の実施形態において、第一の端部322と第二の端部324との間にある封止部318の円筒形形状は、中心軸326の長さに沿って固定された直径によって画定されていてよい。別の実施形態において、封止部318は、異なる部分を有することができ、この異なる部分はそれぞれ、異なる直径の円筒形形状を有するが、これら異なる部分は全て、中心軸326に沿って並んでいる。
封止部318の第一の端部322は、表面306と接触して位置付けられている。第一の端部322は、封止部318の中心軸326が、第一の端部322と接触している表面306の部分に対して実質的に鉛直であるように、表面306と接触して位置付けられていてよい。1つの例示的な実施形態において、第一の端部322は、実質的に平坦である。第一の端部322は、第一の端部322の周囲に部分的に延伸するか、又は第一の端部322の周囲で円周方向に完全に延伸する、傾斜端部を有していてよい。幾つかの場合、第一の端部322は、第一の端部322の周囲で円周方向に延びる、丸み付けされた端部を有することができる。別の例示的な実施形態において、第一の端部322は、湾曲形状を有する。
封止部318は、封止部318の少なくとも一部がハウジング316内に延伸するように、ハウジング316に結合されている。具体的には、封止部318は、表面306から、ギャップ310を経て、ハウジング316内に延伸していてよい。1つの実施形態において、封止部318は、ハウジング316を通じて、またハウジング316を出て開口部328を通じてハウジング316内に延伸していてよい。さらに封止部318は、封止部318とハウジング316との間で相対的な移動が可能なように、ハウジング316に結合されている。
封止部318は、複数の異なる材料から構成されていてよい。1つの例示的な実施形態において、封止部318は、排気系300内でさらされる高温に耐えられる封止部318を可能にする1種以上の材料から構成されていてよい。封止部318は例えば、少なくとも1種の金属合金、セラミック、又は華氏で約1200度を超える温度に耐えられるその他の種類の材料から構成されていてよいが、これに限られない。
航空機304の稼働中に、ギャップ310の形状的な配置構成は変わり得る。従ってギャップ310を、可変形状ギャップと呼ぶこともできる。例えば、航空機304の排気系300の稼働中に、構造308は、表面306に対して動くことがある。この動きによって、ギャップ310の形状的配置構成が変わり得る。例えば、表面306に対して構造308が動くことによって、ギャップ310が広くなったり、狭くなったり、又は何らかの形で変わり得る。さらに、ギャップ310の形状的な配置構成は、飛行中、航空機304の飛行条件、排気系300内の温度、排気系300内の圧力、又は飛行に基づくその他何らかの要因のうち少なくとも1つに応じて、変わり得る。
封止システム312は、ギャップ310を通じた排気314の流れを減少させるために使用され、ギャップ310の形状的な配置構成における変化に適合することができる。より具体的には、封止システム312は、構造308が表面306に対して動く方向に拘わらず、また表面306に対する構造308の動きに応じて、ギャップ310の形状的な配置構成が変化するにも拘わらず、ギャップ310を通じた排気314の流れを減少させるために使用することができる。従って、封止システム312は、全方向的な封止システムと呼ぶこともできる。
少なくとも1つのエネルギー貯蔵デバイス320は、封止部318と係合して、封止部318とハウジング316との間での相対的な動きを可能にする。例えば、エネルギー貯蔵デバイス320は、ハウジング316に結合されており、かつ封止部318と係合して、ハウジング316に対して封止部318を、中心軸326に実質的に平行な方向に移動させることを可能にするが、これに限られない。言い換えると、エネルギー貯蔵デバイス320は、ハウジング316に結合されており、かつ封止部318と係合して、封止部318に対してハウジング316を、中心軸326に実質的に平行な方向に移動させることを可能にする。実施とは無関係に、エネルギー貯蔵デバイス320は、ばね330、加圧空気コンパートメント332、レバー系334、その他の種類の何らかのエネルギー貯蔵デバイス、又はこれらの組み合わせのうち少なくとも1つを有することができる。
1つの例示的な実施形態において、エネルギー貯蔵デバイス320は、封止部318に荷重をかける少なくとも1つのばね330を備える。ばね330は例えば、圧縮ばねであり得る。ばね330は、ハウジング316に取り付けられ、ばね330が封止部318の部分335に力を加えるように、封止部318と係合していてよい。封止部318の荷重部分335によって、封止部318の第一の端部322が、表面306との接触を実質的に維持することが保証される。幾つかの例において、封止部318の部分335は、封止部318の第二の端部324に位置付けられた封止部318の端部の一部であり得る。別の例において部分335は、封止部318の中央部分であり得る。
構造308が表面306へと動くことにより、ギャップ310が狭くなる(つまり、大きさが減少する)。さらに、構造308が表面306へと動くことにより、構造308に結合しているハウジング316が、表面306へと動く。ハウジング316が表面306へと動くことにより、ハウジング316に結合されているばね330が圧縮され、エネルギーが貯蔵される。ばね330の圧縮によってさらに、封止部318の部分335に荷重がかかり、これによって、ハウジング316が封止部318に対して、中心軸326に沿って表面306へと移動するにつれて、封止部318の第一の端部322が、表面306との接触を実質的に維持することが保証される。
構造308が表面306から遠ざかる方向に動くことにより、ギャップ310が広くなる(つまり、大きさが増大する)。さらに、構造308が表面306から遠ざかる方向に動くことにより、構造308に結合しているハウジング316が、表面306から遠ざかる方向に動く。ハウジング316が表面306から遠ざかる方向に動くことにより、ハウジング316に結合されているばね330が伸びる。しかしながら、ばね330により封止部318の部分335に荷重がかかることによって、ハウジング316が封止部318に対して、中心軸326に沿って表面306から離れる方向に移動するにつれて、封止部318の第一の端部322が、表面306との接触を実質的に維持することが保証される。
よってばね330により、封止部318に連続的に荷重をかけることが可能になるとともに、中心軸326に対する、ハウジング316と封止部318との間での相対的な動きが可能になる。ギャップ310が減少すると、ばね330が圧縮され、これによってハウジング316が、封止部318に対して、中心軸326に実質的に平行な第一の方向に移動可能になる。さらに、ギャップ310が増大すると、ばね330が伸び、ハウジング316が、封止部318に対して、第一の方向とは反対の第二の方向に移動する。このようにしてばね330により、ギャップ310の大きさが変わったとしても、封止部318が、ギャップ310を通じた排気314の流れを減少させ続けることが保証される。
別の例示的な実施形態において、エネルギー貯蔵デバイス320は、圧縮空気コンパートメント332の形態を取る。封止部318の第二の端部324は、圧縮空気コンパートメント332の内部に位置していてよい。圧縮空気コンパートメント内部にある圧縮空気は、封止部318と係合して、表面306に向かう方向で封止部318に荷重をかける、又は付勢する。特に、圧縮空気は、表面306に向かう方向に、封止部318に連続的に荷重をかける、又は付勢することができる。
ギャップ310が減少すると、加圧空気コンパートメント332によって、ハウジング316が、封止部318に対して、中心軸326に実質的に平行な第一の方向に移動し、これによって加圧空気コンパートメント332内にある空気圧が上昇する。ギャップ310が増大すると、加圧空気コンパートメント332によって、ハウジング316が、封止部318に対して、第一の方向とは反対の第二の方向に移動し、これによって加圧空気コンパートメント332内にある空気圧が低下する。
さらに別の例示的な実施形態において、エネルギー貯蔵デバイス320は、レバー系334の形態を取る。レバー系334は、表面306に向かう方向で封止部318に荷重をかける、又は付勢するために、使用することができる。フリッパーに似た機能を有することが可能なレバー系334は、封止部318とハウジング316との間での相対的な動きを可能にするために、可撓性であってよい。幾つかの例においてレバー系334が、エネルギー貯蔵デバイス(例えばばね)に結合されたレバーを含むことにより、レバー系334によって封止部318を付勢することが可能になる。
このようにエネルギー貯蔵デバイス320は、いくつかの異なるやり方で実施できる。これらの例示的な実施形態のうち幾つかは、以下の図4〜7に詳細に記載されている。
図3における排気系300のブロック図は、或る例示的な実施形態を実施するやり方について、物理的又は構造的な制限をもたらすことを意味するわけではない。説明したものに加えて、又は説明したものに代えて、その他の部材を使用することができる。幾つかの部材は、光学的なものであり得る。これらのブロックはまた、幾つかの機能的部材を説明するために提示されていることがある。説明的な実施形態で実施する場合、これらのブロックのうち1つ以上を、組み合わせるか、分割するか、又は組み合わせて分割し、異なるブロックにすることができる。
その他の例示的な実施形態において、排気系300は、エンジン系302とは別個であってよい。さらに別の例示的な実施形態において、排気系300は、航空機304以外の車両の一部であり得る。この車両は例えば、陸上車両、水上車両、宇宙用車両、又はその他の種類の車両であるが、これらに限られない。さらに別の例示的な実施形態において、排気系300は、別の種類のシステム又はプラットフォームの一部であり得る。
図4は、一実施形態に従って図示された、図1に記載の排気系100における構造と表面との間にあるギャップを封止するために使用される封止システムについて、図1の線4−4に沿って見た透視断面図を示す。封止システム400は、表面404と、構造406との間にあるギャップ402を封止するために使用される。封止システム400、ギャップ402、表面404、及び構造406はそれぞれ、図3における封止システム312、ギャップ310、表面306、及び構造308の実施例である。
封止システム400は、ハウジング408、複数の封止部410、及び複数のばね412を備える。ハウジング408は、図3におけるハウジング316の1つの実施例であり得る。さらに、各封止部410、及び各ばね412はそれぞれ、図3における封止部318及びエネルギー貯蔵デバイス320の一実施例であり得る。
この実施形態において、ハウジング408は、構造406の一部として形成されている。その他の例示的な実施形態において、ハウジング408は、別のやり方で構造406に結合されていてよい。図示したように、ハウジング408は、第一の端部414、第二の端部416、及び第一の端部414と第二の端部416との間に位置する壁418を備える。ハウジング408は、第一の端部414に外部表面420も備える。ハウジング408の外部表面420は、この例示的な実施形態において構造406の外部表面の一部である。
ハウジング408はさらに、第一の端部414にある開口部421、壁418における複数の開口部422、及び第二の端部416にある複数の開口部423を備える。第一の端部414にある開口部421は、第一の端部414から、ハウジング408の壁418へと延伸する。壁418における開口部422、及びハウジング408の第二の端部416にある開口部423は、封止部410を収容する形状及び大きさである。
図示したように、封止部410はそれぞれ、円筒形の形状を有し、表面404からギャップ402を経て、ハウジング408内に延伸する。封止部424は、封止部410の1つの例である。封止部424は、第一の端部426、及び第二の端部428を有し、第一の端部426と第二の端部428との間にある複数の部分を備える。第一の端部426は、表面404と接触して位置付けられている。1つの例示的な実施形態において、封止部424は、第一の部分430、第二の部分432、第三の部分434、及び第四の部分436を備え、これらはそれぞれ、同一の中心軸437に沿って並んだ円筒形の形状を有する。
第一の部分430は、表面404からギャップ402を経て、ハウジング408の開口部421を通じて、ハウジング408内に延伸する。第二の部分432は、第一の部分430から、壁418における開口部422の対応開口部438内に延伸する。第二の部分432は、第一の部分430よりも直径が小さい。第三の部分434は、壁418から、ハウジング408の第二の端部416に向かって延伸する。第三の部分434は、第二の部分432及び対応開口部438よりも、直径が大きい。よって第三の部分434は、中心軸437に沿って第一の方向440へと封止部318が動くことを制限する。第四の部分436は、第三の部分434から、ハウジング408の第二の端部416に向かって延伸し、ハウジング408の第二の端部416にある開口部423の対応開口部442に入る。第四の部分436は、ハウジング408に対して中心軸437に沿って移動することができる。第四の部分436は、第三の部分434よりも直径が小さい。
図示したように、ばね444は、封止部424の第四の部分436の周囲に位置付けられており、封止部424の第三の部分434と係合する。さらに、ばね444は、ハウジング408に結合している。ばね444は、ばね412の1つの例である。ばね444は、表面404に向かう第一の方向440に封止部424を付勢するとともに、ハウジング408と封止部424との相対的な動きも可能にする。このように、ギャップ402の大きさが変わるにつれ、ばね444によって、封止部424の第一の端部426が、表面404との接触を実質的に維持することが保証され、これによってギャップ402を通じた流体の流れが減少する。
例えば、表面404に対して構造406が動くことによって、ギャップ402の大きさを変えることができる。1つの例では、構造406の動きによって、ギャップ402が狭くなり得る。ギャップ402が狭くなると、ばね444が圧縮され、これによってハウジング408が、封止部424に対して、表面404に向かう第一の方向440へと移動可能になる。封止部424は特に、封止部424の第一の部分430についてより多くの部分がさらにハウジング408内に入るように、第二の方向446で移動する。ばね444により、封止部424の第一の端部426が、表面404との接触を実質的に維持することが保証される。
別の例では、構造406の動きによって、ギャップ402が広くなり得る。ギャップ402が広くなると、ばね444が伸び、これによってハウジング408が、封止部424に対して、第二の方向446で表面404から離れる方向に移動可能になる。封止部424は特に、封止部424の第一の部分430についてより少ない部分が、ハウジング408内に位置するように、第一の方向440で移動する。ばね444により、封止部424の第一の端部426が、表面404との接触を実質的に維持することが保証される。
封止部410は、複数の列448に配置され、ギャップ402を通じた流体(例えば排気)の流れを減少させるために屈曲流路を形成している。真っすぐな経路に沿ってギャップを通じて通過することが流体にとって困難になるか、又は不可能になるように、流路は屈曲している。屈曲流路は、ねじれ及び回転を有していてよく、実質的に真っすぐな流路と比べて複雑であり得る。さらに幾つかの場合、屈曲流路によって、流路に入る流体が、流路内に捕捉されることもある。封止部410の列448の数が増えるにつれて、封止部410によって形成される流路は、より屈曲したものになる。さらに、封止部410は、封止部410の間にある空間の量を最小化するために密集して配置されていてよく、封止部410の間にある流路をさらに屈曲したものにすることができる。
1つの例示的な実施形態において、封止部410はそれぞれ、各封止部の第一の端部において同じ直径を有する。別の例示的な実施形態において、これらの第一の端部は、異なる直径を有することができる。さらに別の実施形態において、封止部410の第一の列の第一の端部は、同じ直径を有することができ、また封止部の第二の列の第一の端部は、同じ直径を有することができるが、第二の列についての直径は、第一の列についての直径とは異なる。
封止部410はそれぞれ、ギャップ402の大きさに適合する尺度の長さを備えることができる。1つの例示的な実施形態において、ギャップ402は、約0.1インチ〜約0.5インチの間で変わり得る。封止部410はそれぞれ、ギャップ402の大きさが変わったとしても、各封止部410がギャップ402を連続的に封止することを可能にする長さを備えていてよい。別の例示的な実施形態において、ギャップ402は、約0.1インチ〜約2インチの間で変わり得る。さらに別の例示的な実施形態において、ギャップ402は、約0.5インチ〜約3インチの間で変わり得る。
図5は、一実施形態に従って図示した、図4に記載の封止システム400についての側面図を示す。図示したように、封止部424の第一の端部426は、第一の端部426が、実質的に平坦な表面404に実質的に一致するように、実質的に平坦である。さらに、第一の端部426は、封止部424の第一の端部426の周囲で円周方向に延伸する、傾斜端部500を備える。封止部424について耐久性及び耐摩耗性の改善を補助する要因には、封止部424の形状、実質的に平坦である第一の端部426、及び傾斜端部500を有する第一の端部426が含まれる。
別の例示的な実施形態において、表面404は、平坦でなくてよく、封止部424の第一の端部426は、表面404の対応部分に実質的に一致する(第一の端部426が接触することを意味する)ように、形成されていてよい。第一の端部426は例えば、第一の端部426が表面404の湾曲部に実質的に一致するように、湾曲した形状を有していてよい。幾つかの例示的な実施形態において、封止部410は、別のやり方で(例えば湾曲して)表面404の異なる対応部分に実質的に一致する(第一の端部が接触することを意味する)ように成形されている、第一の端部を有することができる。
1つの例示的な実施形態において、各封止部410、及び各ばね412はそれぞれ、封止部424及びばね444を似たやり方で封止するように実施されている。しかしながら、その他の例示的な実施形態において、封止部410は、4つの部分436に似た4つの部分を、それぞれ独自に有さなくてもよい。むしろ、封止部410の第三の部分は、これらの封止部410を接続する1つの構造に結合されていてよい。この場合に1つのばねは、この1つの構造の周囲に位置付けられていてよく、また封止部410の第三の部分のそれぞれと係合していてよい。
図6は、一実施形態に従って図示された、図1に記載の排気系100における構造と表面との間にあるギャップを封止するために使用可能な封止システムについて、図1の線6−6に沿って見た透視断面図を示す。封止システム600は、図3に記載された封止システム312の1つの実施例である。封止システム600は、ハウジング602、複数の封止部604、及び複数のレバー系606を備える。ハウジング602は、図3におけるハウジング316の1つの実施例であり得る。封止部604はそれぞれ、図3における封止部318の1つの実施例であり得る。さらに、レバー系606はそれぞれ、図3におけるレバー系334の1つの実施例であり得る。
ハウジング602は、図3において記載した構造308のように、構造体(図示せず)に結合されていてよい。ハウジング602は、構造308の一部として形成されていてよいか、又は構造体308に取り付けられた別個の部材であり得る。
封止部604はそれぞれ、円筒形の形状を有する。封止部608は、封止部604の1つの例である。封止部608は、第一の端部610及び第二の端部612を備える。封止部608は、第一の端部610から第二の端部612まで同じ直径を有していてよい。封止部608は、封止部608が封止部608を通じて軸613に沿ってハウジング602に対して移動可能なように、ハウジング602に結合されている。封止部608とハウジング602との間の相対的な動きは、レバー系614によって制御される。
封止部608は、対応するレバー系614によって荷重をかけられる、又は付勢される。レバー系614は、レバー系606の1つの例である。レバー系614は、レバー616、及びレバー616に結合されたねじりばね618を備える。レバー616は、レバー系606を通過する軸613を中心に回転可能である。ねじりばね618は、レバー616が、封止部608の第二の端部612に対して、封止部608を通じて軸613に沿って方向622に力をかけるように、レバー616を付勢する。このようにして、封止部608が表面(図示せず)に対して位置付けられている場合、レバー系614が封止部608をハウジング602内へ、またハウジング602から外に移動可能にするとともに、封止部608の第二の端部612に対して連続的に力をかけることによって、封止部608の第一の端部610が、表面との接触を実質的に維持することが保証される。
例えば、封止システム600は、ハウジング602が結合されている表面(図示せず)と構造(図示せず)との間のギャップ(図示せず)を封止するために使用することができる。ギャップは、可変形状的な配置構成を有することができる。言い換えると、ギャップは可変形状ギャップであり得る。例えば、ギャップは経時的に大きさを変えることができる。レバー系614によって、封止部604の第一の端部(封止部608の第一の端部610含む)が、表面との接触を実質的に維持することによって、ギャップが封止され、ギャップを通じた流体(例えば排気)の流れが減少する。言い換えると、封止システム600は、ギャップの大きさが変化するにも拘わらず、このギャップを連続的に封止するために使用される。
図7は、一実施形態に従って図示した、図6に記載の封止システム600についての別の実施例を示す。この例示的な実施形態において、封止システム600のレバー系606は、1つのレバー系700により置き換えられている。レバー系700は、細長部材702、及び細長部材702に結合された複数のレバー704を備える。
1つの例示的な実施形態において、レバー704はそれぞれ、可撓性ではあるが弾性の材料から構成されていてよく、これにより各レバーは力に応じて曲がるが、力が取り除かれた場合、その本来の又は基本的な形状に戻る。レバー706は、レバー704の1つの例である。レバー706は、基部708及び弾性部710を備える。基部708は、細長部材702に固定して結合されている。1つの例示的な実施形態において、弾性部710は、弾性部710が力に応じて曲がるが、力が減少するか、又は取り除かれた場合には本来の形状に戻る、可撓性材料から構成されていてよい。よって弾性部710は、弾性部710が封止部608を軸613に沿って方向622に付勢するように、封止部608に対して位置付けられており、また封止部608と係合している。
レバー704はそれぞれ、レバー706に似たやり方で実施されていてよい。例えば、レバー704はそれぞれ、細長部材702に結合されている基部と、封止部604の対応封止部を方向622に付勢する弾性部710とを有し、それでもなお、対応封止部とハウジング602との間の相対的な動きを可能にしている。
図4及び図5における排気系400についての説明、並びに図6及び図7における排気系600についての説明は、或る例示的な実施形態を実施するやり方について、物理的又は構造的な制限をもたらすことを意味するわけではない。説明したものに加えて、又は説明したものに代えて、その他の部材を使用することができる。幾つかの部材は、光学的なものであり得る。さらに、前述のように、図4〜7に示した様々な部材は、図3にブロック図で示した部材を、物理的な構造としてどのように実施し得るかについて、説明的に例示したに過ぎない。さらに、図4〜7における幾つかの部材は、図3における部材と組み合わせることができ、図3における部材とともに、又はこれらの組み合わせで使用することができる。
図8は、一実施形態に従って図示された、封止部を用いて航空機の排気系において表面と構造との間にあるギャップを封止するための方法800のフローチャートである。方法800は例えば、図3に記載した封止システム312を用いて実施することができる。
方法800は、封止部318を、航空機304の排気系300内の構造308に結合されたハウジング316に対して、封止部318の端部322が、排気系300の表面306と接触して位置付けられ、表面306と構造308との間のギャップ310を通じた排気314の流れが減少するように位置付けることによって、始まり得る(工程802)。1つの例示的な実施形態において、排気系300は、ジェットエンジン排気系である。工程802で、表面306と接触している封止部318の端部322は、実質的に平坦であり得る。1つの例示的な実施形態において、端部322は、封止部318の周囲で円周方向に延びる、傾斜端部を有することができる。
さらに、封止部318は、ハウジング316に結合されたエネルギー貯蔵デバイス320を用いて荷重をかけられ、このエネルギー貯蔵デバイス320は、封止部318と係合して、ギャップ310が増大した場合には、封止部318をハウジング316に対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップ310が減少した場合には、封止部318をハウジング316に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、ギャップ310がその大きさを変えるにつれて、封止部318が、ギャップ310を通じた排気314の流れを減少させ続ける(工程804、本工程は、その後終わる)。工程804では、ギャップ310を通じた排気314の流れを、選択された許容度に減少させるか、又は完全に防止することができる。
図9は、説明的な実施形態に従って図示した、封止部によって封止されたギャップの形状的配置構成の変化に応じて、封止部を付勢し、封止部を移動させるための方法900のフローチャートである。方法900は例えば、図3に記載した封止システム312を用いて実施することができる。
方法900は、封止部318の端部322が、表面306と接触して位置づけられているように、封止部318を表面306に向かう方向に付勢することによって始めることができ、封止部318は、表面306から、表面306と構造308との間にあるギャップ310を経て、構造308に結合されたハウジング316内へと少なくとも部分的に延伸する(工程902)。封止部318は、ギャップ310の形状的な配置構成の変化に応じて、ハウジング316に対して表面306に向かう第一の方向に移動する(工程904)。1つの例示的な実施形態において、工程904では封止部318が、少なくともギャップ310が狭くなることに応じて、第一の方向へと移動する。封止部318は、ギャップ310の形状的な配置構成の別の変化に応じて、ハウジング316に対して、表面306から離れる第二の方向に移動する(工程906、本工程は、その後終わる)。1つの例示的な実施形態において、工程906では封止部が、少なくともギャップが広くなることに応じて、第二の方向へと移動する。
図10は、説明的な実施形態に従って図示した、ばね、加圧空気コンパートメント、又はレバー系のうち少なくとも1つを用いて荷重がかけられた複数の封止部を用いて、航空機の排気系において表面と構造との間にあるギャップを封止するための方法1000のフローチャートである。方法1000は例えば、図3に記載した封止システム312を用いて実施することができる。1つの例示的な実施形態において、方法1000は、図4及び5における封止システム400を用いて、又は図6及び7における封止システム600を用いて、実施されていてよい。
方法800は、各封止部の端部が、排気系の表面と接触して位置付けられ、表面と構造との間のギャップを通じた排気流が減少するように、複数の封止部を、航空機の排気系内の構造に結合されたハウジングに対して位置づけることにより、始めることができる(工程1002)。1つの例示的な実施形態において、工程1002では、屈曲流路を形成するために、複数の封止部が、複数の列に配置されていてよい。列の数が大きくなればなるほど、その分だけ屈曲した流路になる。
さらに、複数の封止部の各封止部は、ばね、圧縮空気コンパートメント、又はレバー系のうち少なくとも1つによって、荷重をかけられ、これらはハウジングに結合されるとともに、各封止部と係合して、各封止部が、ギャップの大きさが増大した場合には第一の方向に移動できるように、そしてギャップの大きさが減少した場合には、第一の方向とは反対の第二の方向に移動できるようにし、これによって封止部は、ギャップの大きさが変わるにつれて、ギャップを通じた排気流を減少させ続ける(工程1004、本工程は、その後終わる)。
異なって図示された実施形態におけるフローチャート及びブロック図は、構造様式、機能、及び装置を稼働させ得る幾つかの実施法、及び説明的な実施形態における方法を説明している。この点において、フローチャートにおける各ブロック、又はブロック図は、モジュール、セグメント、機能及び/又は作業若しくは工程の一部を表し得る。説明的な実施形態の幾つかの代替的な実施形態において、ブロックで言及した1つ又は複数の作用は、図に示した順番以外で起こり得る。例えば、幾つかの場合において、関連する作用に応じて、連続して示した2つのブロックを、実質的に同時に実行することができるか、又はこれらのブロックは時には、逆の順序で行うことができる。また、フローチャート又はブロック図で説明したブロックに加えて、その他のブロックを追加することができる。
図11は、説明的な実施形態に従って図示した、可変形状配置構成を有する1つ又は複数のギャップを有する航空機系を備える航空機の透視図を示す。航空機1100は、図3における航空機304の1つの実施例であり得る。航空機1100は、翼1102、翼1104、胴体1106、エンジン系1108、エンジン系1110、及び尾部1112を備える。尾部1112は、水平安定板1114、水平安定板1116、及び垂直安定板1118を備える。
航空機1100は、可変形状的な配置構成を有する1つ又は複数のギャップをそれぞれ備える、航空機系を有する。例えば、エンジン系1108及びエンジン系1110は、図3に記載のエンジン系302の実施例であり得る。1つの例示的な実施形態において、エンジン系1108及びエンジン系1110はそれぞれ、排気系、例えば排気系300を有することができる。さらに、1つ又は複数の封止システム、例えば図3に記載された封止システム312を、エンジン系1108及びエンジン系1110のそれぞれの排気系内部にある1つ又は複数のギャップを封止するために使用することができ、ここで1つ又は複数のギャップは、航空機1100の稼働中に変化する形状的配置構成を有する。
よって、前述の例示的な実施形態により、可変形状的な配置構成を有する排気系におけるギャップのための方法及び装置がもたらされる。例えば、図3に記載された封止システム312は、ギャップ310が大きさを変えても、排気系300におけるギャップ310を封止するために使用でき、ギャップ310を通じた排気314の流れを連続的に減少させることができる。幾つかの実施形態において、封止システム312は、ギャップ310を通じた排気314の流れを減少させる屈曲流路を形成するために配置された、複数の封止部318を備えることができる。
このようにして、1つ又は複数の封止システム、例えば封止システム312は、航空機の1つ又は複数の航空機系における可変形状ギャップを通じた流体の漏出を減少させるために使用することができ、これによって航空機の空気力学的な性能が全般的に改善する。例えば、封止システム312は、排気系における可変形状ギャップを通じた排気の漏出を減少させるために使用することができ、これによって空気力学的な性能が改善する。さらに、封止システム312は、円筒の形状を有するとともに、固定された表面に接触する実質的に平坦な端部を備え、その他の種類の封止部と比べて、より耐久性があり、耐摩耗性、耐疲労性であり得る。
ここで使用するように、「少なくとも1つの」という用語は、項目の列挙とともに用いる場合、列挙した項目の1つ以上と様々な組み合わせで使用可能なこと、また必要とされるのは、列挙した項目のうち1つだけであることを表す。項目は、特定の物体、物、工程、作業、プロセス、又はカテゴリーであり得る。言い換えると、「少なくとも1つの」とは、列挙したものから項目のあらゆる組み合わせ、又は複数の項目を使用可能なことを意味するが、列挙した項目の全てが必要とされるわけではない。例えば、「少なくとも1つの項目A、項目B又は項目C」、又は「少なくとも1つの項目A、項目B及び項目C」とは、項目A;項目A及び項目B;項目B;項目A、項目B及び項目C;項目B及び項目C;項目C;又は項目A及びCを意味し得るが、これらに限られない。幾つかの場合において、「少なくとも1つの項目A、項目B又は項目C」、又は「少なくとも1つの項目A、項目B及び項目C」とは、項目Aのうち2つ、項目Bのうち1つ、及び項目Cのうち5つ;項目Bのうち3つ、及び項目C6つ;又はその他適切な組み合わせを意味し得る。
異なって図示された実施形態におけるフローチャート及びブロック図は、構造様式、機能、及び装置を稼働させ得る幾つかの実施法、及び説明的な実施形態における方法を説明している。この点において、フローチャートにおける各ブロック、又はブロック図は、モジュール、セグメント、機能及び/又は作業若しくは工程の一部を表し得る。説明的な実施形態の幾つかの代替的な実施形態において、ブロックで言及した1つ又は複数の作用は、図に示した順番以外で起こり得る。例えば、幾つかの場合において、関連する作用に応じて、連続して示した2つのブロックを、実質的に同時に実行することができるか、又はこれらのブロックは時には、逆の順序で行うことができる。また、フローチャート又はブロック図で説明したブロックに加えて、その他のブロックを追加することができる。
さらに、本開示は、以下の条項に従った実施形態を含む:
条項1
装置であって、
航空機(304)の排気系(300)における構造(308)に結合されたハウジング(316)であって、構造(308)が、排気系(300)内部にある表面(306)に対して、ギャップ(310)が表面(306)と構造(308)との間に存在するように位置付けられている、ハウジング(316)と、
端部(322)を有する封止部(318)であって、端部(322)が、ギャップ(310)を通じた排気(314)の流れを減少させるために、表面(306)と接触して位置付けられており、かつ端部(322)は、封止部(318)の少なくとも一部がハウジング(318)内を延伸するように、ハウジング(316)に結合されている、封止部(318)と、
エネルギー貯蔵デバイス(320)であって、エネルギー貯蔵デバイス(320)は、ハウジング(316)に結合されており、かつ封止部(318)と係合して、ギャップ(310)が増大した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップ(310)が減少した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、ギャップ(310)がその大きさを変えるにつれて、封止部(318)が、ギャップ(310)を通じた排気(314)の流れを減少させ続ける、エネルギー貯蔵デバイス(320)と、
を備える、装置。
条項2
ギャップ(310)が、構造(308)が表面(306)から離れる方向に動く場合には増大し、構造(308)が表面(306)に近づく方向に動く場合には減少する、条項1に記載の装置。
条項3
エネルギー貯蔵デバイス(320)が、
ばね(330)であって、ハウジング(316)に取り付けられており、かつ封止部(318)の部分と係合して、封止部(318)を表面(306)に向かう第一の方向に付勢する、ばね(330)
を備える、条項1に記載の装置。
条項4
エネルギー貯蔵デバイス(320)が、
ハウジング(316)に結合されており、かつ封止部(318)と係合している、圧縮空気コンパートメント(332)であって、封止部(318)を表面(306)に向かう第一の方向に付勢する圧縮空気を含有する、圧縮空気コンパートメント(332)
を備える、条項1に記載の装置。
条項5
封止部(318)が、円筒形の形状を有しており、表面(306)と接触する封止部(318)の端部(322)が、実質的に平坦である、条項1に記載の装置。
条項6
排気系(300)が、ジェットエンジン排気系(100)である、条項1に記載の装置。
条項7
複数の封止部(318)をさらに備える条項1に記載の装置であって、エネルギー貯蔵デバイス(320)は、封止部(318)と係合して、ギャップ(310)が増大した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップ(310)が減少した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、ギャップ(310)がその大きさを変えるにつれて、封止部(318)が、ギャップ(310)を通じた排気(314)の流れを減少させ続ける、装置。
条項8
ハウジング(316)が、構造(308)の一部である、条項1に記載の装置。
条項9
ギャップ(310)が、表面(306)に対する構造(308)の動き、航空機(304)の飛行条件、排気系(300)内の温度、又は排気系(300)内の圧力のうち少なくとも1つに基づいて増大又は減少する、条項8に記載の装置。
条項10
封止部(318)の端部(322)が、封止部(318)の周囲で円周方向に延びる傾斜端部(500)を有する、条項1に記載の装置。
条項11
エネルギー貯蔵デバイス(320)が、封止部(318)を表面(306)に向かう第一の方向へと付勢するレバー系(334)を備える、条項1に記載の装置。
条項12
複数のエネルギー貯蔵デバイス(320)と、
複数の封止部(318)と
をさらに備える、条項1に記載の装置であって、
封止部(318)はそれぞれ、各封止部(318)の端部(322)に傾斜端部を有する円筒形の形状を有し、
エネルギー貯蔵デバイス(320)は、ハウジング(316)に結合されており、かつ封止部(318)と係合して、ギャップ(310)が増大した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップ(310)が減少した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向とは反対側の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、ギャップ(310)がその大きさを変えるにつれて、封止部(318)が、ギャップ(310)を通じた排気(314)の流れを減少させ続け、
ギャップ(310)が、表面(306)に対する構造(308)の動き、航空機(304)の飛行条件、排気系(300)内の温度、又は排気系(300)内の圧力のうち少なくとも1つに基づいて増大又は減少する、装置。
条項13
航空機であって、
前記航空機(304)の排気系(300)における構造(308)に結合されたハウジング(316)であって、構造(308)が、排気系(300)の表面(306)に対して、ギャップ(310)が表面(306)と構造(308)との間に存在するように位置付けられている、ハウジング(316)と、
ギャップ(310)を通じて屈曲流路を形成するために、選択された配置構成で配置された複数の封止部(318)であって、封止部(318)はそれぞれ、ギャップ(310)を通じた排気(314)の流れを減少させるために、表面(306)と接触して位置づけられている端部(322)を有する、複数の封止部(318)と、
複数のエネルギー貯蔵デバイス(320)であって、エネルギー貯蔵デバイス(320)はそれぞれ、ハウジング(316)に結合されており、かつ封止部(318)と係合して、ギャップ(310)が増大した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップ(310)が減少した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、ギャップ(310)がその大きさを変えるにつれて、封止部(318)が、ギャップ(310)を通じた排気(314)の流れを減少させ続ける、複数のエネルギー貯蔵デバイス(320)と、
を備える、航空機(304)。
条項14
選択された配置構成が、ギャップ(310)を通じた排気(314)のための屈曲流路を形成する複数の列を含み、これによってギャップ(310)を通じた排気(314)の流れが減少する、条項13に記載の航空機(304)。
条項15
エネルギー貯蔵デバイス(320)がそれぞれ、ばね(330)、レバー系(334)、又は圧縮空気コンパートメント(332)のうち少なくとも1つを備える、条項13に記載の航空機(304)。
条項16
封止部(318)がそれぞれ、円筒形の形状を有しており、各封止部(318)の端部(322)が、実質的に平坦である、条項13に記載の航空機(304)。
条項17
表面(306)が平坦ではなく、各封止部(318)の端部(322)が、端部(322)が接触する表面(306)の対応部と実質的に一致するよう形成されている、条項13に記載の航空機(304)。
条項18
封止部(318)を、航空機(304)の排気系(300)内の構造(308)に結合されたハウジング(316)に対して、封止部(318)の端部(322)が、排気系(300)の表面(306)と接触して位置付けられ、表面(306)と構造(308)との間のギャップ(310)を通じた排気(314)の流れが減少するように位置付けること、及び
エネルギー貯蔵デバイス(320)を用いて封止部(318)に荷重をかけること、該エネルギー貯蔵デバイス(320)は、ハウジング(316)に結合されており、かつ封止部(318)と係合して、ギャップ(310)が増大した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップ(310)が減少した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にすること、これによって、ギャップ(310)がその大きさを変えるにつれて、封止部(318)が、ギャップ(310)を通じた排気(314)の流れを減少させ続ける、
を含む、方法。
条項19
エネルギー貯蔵デバイス(320)を用いて封止部(318)に荷重をかけることが、
ばね(330)を用いて封止部(318)に荷重をかけること、該ばね(330)は、ハウジング(316)に結合されており、かつ封止部(318)と係合して、ギャップ(310)が増大した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップ(310)が減少した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にすること、
を含む、条項18に記載の方法。
条項20
エネルギー貯蔵デバイス(320)を用いて封止部(318)に荷重をかけることが、
圧縮空気コンパートメント(332)における圧縮空気を用いて封止部(318)に荷重をかけること、圧縮空気コンパートメント(332)は、ハウジング(316)に結合されており、かつ封止部(318)と係合して、ギャップ(310)が増大した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、ギャップ(310)が減少した場合には、封止部(318)をハウジング(316)に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にすること、
を含む、条項18に記載の方法。
様々な例示的な実施形態の記載は、説明及び記載という目的のために提示されたに過ぎず、実施形態が開示された形態について網羅的であること、又は実施形態を掲示された形態に制限することを意図したわけではない。多くの修正例及び変形例が、当業者にとっては明らかであろう。さらに、様々な例示的な実施形態により、その他の望ましい実施形態と比較して、様々な特徴が得られる。1つ又は複数の実施形態は、実施形態の原則、実際の用途を最もよく説明するために、また当業者が、考えられる特定の使用に適するような様々な変形例を有する様々な実施形態に関する開示を理解するように、選択され、記載されている。

Claims (10)

  1. 航空機であって、
    航空機(304)の排気系(300)における構造(308)に結合されたハウジング(316)であって、前記構造(308)が、前記排気系(300)内部にある表面(306)に対して、ギャップ(310)が前記表面(306)と前記構造(308)との間に存在するように位置付けられている、ハウジング(316)と、
    端部(322)を有する封止部(318)であって、前記端部(322)が、前記ギャップ(310)を通じた排気(314)の流れを減少させるために、前記表面(306)と接触して位置付けられており、かつ前記端部(322)が、前記封止部(318)の少なくとも一部が前記ハウジング(318)内を延伸するように、前記ハウジング(316)に結合されている、封止部(318)と、
    エネルギー貯蔵デバイス(320)であって、該エネルギー貯蔵デバイス(320)が、前記ハウジング(316)に結合されており、かつ前記封止部(318)と係合して、前記ギャップ(310)が増大した場合には、前記封止部(318)を前記ハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、前記ギャップ(310)が減少した場合には、前記封止部(318)を前記ハウジング(316)に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、前記ギャップ(310)がその大きさを変えるにつれて、前記封止部(318)が、前記ギャップ(310)を通じた前記排気(314)の流れを減少させ続ける、エネルギー貯蔵デバイス(320)と、
    を備える、航空機。
  2. 前記ギャップ(310)が、前記構造(308)が前記表面(306)から離れる方向に動く場合には増大し、前記構造(308)が前記表面(306)に近づく方向に動く場合には減少する、請求項1に記載の航空機。
  3. 前記エネルギー貯蔵デバイス(320)が、
    ばね(330)であって、前記ハウジング(316)に取り付けられており、かつ前記封止部(318)の部分と係合して、前記封止部(318)を前記表面(306)に向かう第一の方向に付勢する、ばね(330)
    を備える、請求項1又は2に記載の航空機。
  4. 前記エネルギー貯蔵デバイス(320)が、
    前記ハウジング(316)に結合されており、かつ前記封止部(318)と係合している、圧縮空気コンパートメント(332)であって、前記封止部(318)を前記表面(306)に向かう第一の方向に付勢する圧縮空気を含有する、圧縮空気コンパートメント(332)
    を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の航空機。
  5. 前記封止部(318)が、円筒形の形状を有しており、前記表面(306)と接触する前記封止部(318)の前記端部(322)が、実質的に平坦である、請求項1から4のいずれか一項に記載の航空機。
  6. 複数の前記封止部(318)をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機であって、
    前記エネルギー貯蔵デバイス(320)が、前記封止部(318)と係合して、前記ギャップ(310)が増大した場合には、前記封止部(318)を前記ハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、前記ギャップ(310)が減少した場合には、前記封止部(318)を前記ハウジング(316)に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、前記ギャップ(310)がその大きさを変えるにつれて、前記封止部(318)が、前記ギャップ(310)を通じた前記排気(314)の流れを減少させ続ける、航空機。
  7. 前記ハウジングが前記構造の一部であることによって、前記ギャップ(310)が、前記表面(306)に対する前記構造(308)の動き、前記航空機(304)の飛行条件、前記排気系(300)内の温度、又は前記排気系(300)内の圧力のうち少なくとも1つに基づいて増大又は減少する、請求項1に記載の航空機。
  8. 前記封止部(318)の前記端部(322)が、前記封止部(318)の周囲で円周方向に延びる傾斜端部(500)を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の航空機。
  9. 前記エネルギー貯蔵デバイス(320)が、前記封止部(318)を前記表面(306)に向かう第一の方向へと付勢するレバー系(334)を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の航空機。
  10. 複数の前記エネルギー貯蔵デバイス(320)と、
    複数の前記封止部(318)と
    をさらに備える、請求項1から9のいずれか一項に記載の航空機であって、
    前記封止部(318)はそれぞれ、各封止部(318)の前記端部(322)に傾斜端部を有する円筒形の形状を有し、
    前記エネルギー貯蔵デバイス(320)は、前記ハウジング(316)に結合されており、かつ前記封止部(318)と係合して、前記ギャップ(310)が増大した場合には、前記封止部(318)を前記ハウジング(316)に対して第一の方向に移動させることを可能にし、前記ギャップ(310)が減少した場合には、前記封止部(318)を前記ハウジング(316)に対して第一の方向とは反対の第二の方向に移動させることを可能にし、これによって、前記ギャップ(310)がその大きさを変えるにつれて、前記封止部(318)が、前記ギャップ(310)を通じた前記排気(314)の流れを減少させ続け、
    前記ギャップ(310)が、前記表面(306)に対する前記構造(308)の動き、前記航空機(304)の飛行条件、前記排気系(300)内の温度、又は前記排気系(300)内の圧力のうち少なくとも1つに基づいて増大又は減少する、航空機。
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