JP2019093484A - ホブカッタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便に組み立て可能なホブカッタを提供する。【解決手段】ホブカッタ100は、ホブ10と、アーバ20と、ナット30とを備える。アーバ20の軸部21は、一端側に形成される頭部211と、他端側に形成されナット30が締結される雄ねじ部212とを有する。ホブ10の挿通孔13は、一端に形成され頭部211が当接する第1拡径孔部131と、他端に形成されナット30が当接する第2拡径孔部132とを有する。アーバ20の頭部211の外径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。ホブ10の第1拡径孔部131の内径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。ナット30は、真球面状に形成され、ホブ10の第2拡径孔部132と当接する当接面312Sを有する。第2拡径孔部132の内径は、軸方向他端側に向かうほど大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、ホブカッタに関する。
従来、歯車素材(以下、「ワーク歯車」という。)に歯切り加工を施すためのホブカッタとして、挿通孔を有するホブと、ホブの挿通孔に挿通されるアーバと、ホブをアーバに固定するためのナットとを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。アーバの第1端部にはフランジが形成され、アーバの第2端部には雄ねじが形成されている。アーバを挿通孔に挿通した状態でナットを雄ねじに締結することによって、フランジとナットの間にホブが固定される。
特開2005−103671号公報
ところで、ワーク歯車の歯形精度を確保するには、アーバの軸心が挿通孔の軸心と一致している必要がある。しかしながら、特許文献1のホブカッタでは、ナットを雄ねじに締結する際、アーバの軸心が挿通孔の軸心に対して傾いたり、或いは、アーバの軸心が挿通孔の軸心から径方向にずれたりし易いため、ホブカッタの組み立てに時間を要していた。
本発明は、簡便に組み立て可能なホブカッタを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係るホブカッタは、挿通孔を有するホブと、挿通孔に挿通される軸部を有するアーバと、軸部に締結されるナットとを備える。軸部は、一端側に形成される頭部と、他端側に形成されナットが締結されるねじ部とを有する。ホブは、挿通孔の一端に形成され頭部が当接する第1拡径孔部と、挿通孔の他端に形成されナットが当接する第2拡径孔部とを有する。頭部の外径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。第1拡径孔部の内径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。ナットは、第2拡径孔部と当接し真球面状に形成された当接面を有する。第2拡径孔部の内径は、軸方向他端側に向かうほど大きい。
本発明の第2態様に係るホブカッタは、挿通孔を有するホブと、挿通孔に挿通される軸部を有するアーバと、軸部に締結されるナットとを備える。軸部は、一端側に形成される頭部と、他端側に形成されナットが締結されるねじ部とを有する。挿通孔は、一端に形成され頭部が当接する第1拡径孔部と、他端に形成されナットが当接する第2拡径孔部とを有する。頭部の外径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。第1拡径孔部の内径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。ナットのうち第2拡径孔部との当接面の外径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。第2拡径孔部の内径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。挿通孔の第1軸心と、軸部の第2軸心と、ナットのうち第2拡径孔部との当接面の第3軸心とが一致する。
本発明によれば、簡便に組み立て可能なホブカッタを提供することができる。
ホブカッタの斜視図 ホブカッタの断面図 ホブカッタの分解断面図 図2の部分拡大図 ホブカッタの部分断面図 ホブカッタの部分断面図 ホブカッタの部分断面図 ホブカッタの部分断面図 ナットの製造方法を説明するための模式図 ナットの製造方法を説明するための模式図
(ホブカッタ100の構成)
図1は、ホブカッタ100の斜視図である。図2(a)は、ホブカッタ100の断面図である。図2(b)は、図2(a)のX−X断面図である。図3は、ホブカッタ100の分解断面図である。図4(a)は、図2(a)に図示されたホブ10の一端側を拡大した図である。図4(b)は、図2(a)に図示されたホブ10の他端側を拡大した図である。
ホブカッタ100は、図示しない歯車素材に歯切り加工を施すことによって、歯車素材にワーク歯を形成するための切削用工具である。ホブカッタ100は、ホブ10と、アーバ20と、ナット30とを備える。ホブカッタ100は、ホブ10をアーバ20に挿通した状態でナット30を締結することによって組み立てられる。
(1)ホブ10
ホブ10は、基体11と、刃部12と、挿通孔13と、キー溝14とを有する。基体11は、円筒状に形成される。刃部12は、基体11の外周面に配置される。刃部12は、基体11と一体的に形成される。刃部12は、螺旋状に配列された複数の切り刃によって構成される。挿通孔13は、基体11の内部に形成される。挿通孔13は、第1軸心AX1に沿って一直線状に形成される。
図2〜4に示すように、挿通孔13は、単径孔部130と、第1拡径孔部131と、第2拡径孔部132とを有する。
単径孔部130は、第1拡径孔部131と第2拡径孔部132の間に配置される。単径孔部130は、第1拡径孔部131と第2拡径孔部132のそれぞれに連なる。単径孔部130は、単一の内径を有する。
第1拡径孔部131は、単径孔部130の一端に連なる。第1拡径孔部131は、基体11の一端面に開口する。第1拡径孔部131は、キー溝14を除くと第1軸心AX1を中心として線対称に形成される。第1拡径孔部131の内径は、軸心方向一端側に向かうほど大きい。軸心方向とは、第1軸心AX1に沿った方向である。第1拡径孔部131の内径は、単径孔部130から離れるほど大きい。第1拡径孔部131の内径は、軸心方向内側に向かうほど小さい。第1拡径孔部131の内径は、単径孔部130に近づくほど小さい。
図4(a)に示すように、第1拡径孔部131の内周面131Sは、挿通孔13の軸心方向内側に向かってテーパ状に形成されている。本実施形態において、内周面131Sは、円錐面状に形成されている。
第2拡径孔部132は、単径孔部130の他端に連なる。第2拡径孔部132は、単径孔部130を挟んで、第1拡径孔部131の反対側に配置される。第2拡径孔部132は、基体11の他端面に開口する。第2拡径孔部132は、第1軸心AX1を中心として線対称に形成される。第2拡径孔部132の内径は、軸心方向他端側に向かうほど大きい。第2拡径孔部132の内径は、単径孔部130から離れるほど大きい。第2拡径孔部132の内径は、軸心方向内側に向かうほど小さい。第2拡径孔部132の内径は、単径孔部130に近づくほど小さい。
図4(b)に示すように、第2拡径孔部132の内周面132Sは、挿通孔13の軸心方向内側に向かってテーパ状に形成されている。本実施形態において、内周面132Sは、円錐面状に形成されている。
キー溝14は、基体11の内部に形成される。キー溝14は、挿通孔13に沿って形成される。キー溝14は、第1軸心AX1に沿って一直線状に形成される。キー溝14には、後述するアーバ20のキー24が嵌め合わされる。これによって、アーバ20がホブ10に対して第1軸心AX1廻りに回転することが抑制される。図3に示されるホブ10では、キー溝14は第1拡径孔部131から第2拡径孔部132の手前まで延びているが、第2拡径孔部132まで延びて形成されてもよい。
(2)アーバ20
アーバ20は、軸部21と、フランジ22と、テーパ軸23と、キー24とを有する。軸部21は、第2軸心AX2に沿って一直線状に形成される。軸部21は、ホブ10の挿通孔13に挿通される。フランジ22は、軸部21の一端部に設けられる。フランジ22は、軸部21と一体的に形成される。フランジ22の外径は、軸部21の外径よりも大きい。キー24は、ホブ10のキー溝24と係合する。
図4(a)に示すように、本実施形態において、フランジ22は、ホブ10の基体11の端面11Sに当接している。テーパ軸23は、フランジ22を挟んで、軸部21の反対側に配置される。テーパ軸23は、フランジ22と一体的に形成される。テーパ軸23の外径は、フランジ22から離れるほど小さい。このテーパ軸23は、工作機械の主軸に設けられたテーパ孔に嵌合される。
図2〜4に示すように、軸部21は、中央部210と、頭部211と、雄ねじ部212とを有する。
中央部210は、頭部211と雄ねじ部212の間に配置される。中央部210は、頭部211と雄ねじ部212のそれぞれに連なる。中央部210は、頭部211及び雄ねじ部212のそれぞれと一体的に形成される。中央部210は、キー24を除き円筒状に形成される。中央部210は、単一の外径を有する。中央部210は、ホブ10の挿通孔13のうち単径孔部130の内側に配置される。中央部210には、円筒曲面部上で第2軸芯AX2と平行に延びるキー24が取り付けられる。
頭部211は、中央部210の一端側に連なる。頭部211は、中央部210とフランジ22との間に配置される。頭部211は、ホブ10の挿通孔13のうち第1拡径孔部131の内側に配置される。頭部211は、軸部21の第2軸心AX2を中心として線対称に形成される。頭部211の外径は、軸心方向一端側に向かうほど大きい。軸心方向とは、第2軸心AX2に沿った方向である。頭部211の外径は、中央部210から離れるほど大きい。頭部211の外径は、軸心方向内側に向かうほど小さい。頭部211の外径は、中央部210に近づくほど小さい。
図4(a)に示すように、頭部211の外周面211Sは、軸部21の軸心方向内側に向かってテーパ状に形成されている。本実施形態において、外周面211Sは、円錐面状に形成されている。
雄ねじ部212は、中央部210の他端側に連なる。雄ねじ部212は、中央部210を挟んで、頭部211の反対側に配置される。雄ねじ部212は、ホブ10の挿通孔13のうち第2拡径孔部132の内側に配置されるとともに、第2拡径孔部132から外側に突出している。雄ねじ部212は、円筒状に形成される。雄ねじ部212は、単一の外径を有する。雄ねじ部212の外周面には、螺旋状の雄ねじが形成される。雄ねじ部212には、ナット30が締結される。
(3)ナット30
ナット30は、本体31と、雌ねじ孔32とを有する。
本体31は、筒状に形成される。本体31は、ナット部310と、中間部311と、当接部312とを含む。ナット部310は、六角柱状に形成される。ナット部310は、ナット30をアーバ20(具体的には、雄ねじ部212)に締結する際に工具を嵌合するための部位である。中間部311は、ナット部310と当接部312の間に配置される。中間部311は、円筒状に形成される。中間部311は、単一の外径を有する。
当接部312は、中間部311を挟んで、ナット部310の反対側に配置される。当接部312は、ホブ10の挿通孔13のうち第2拡径孔部132の内側に配置される。当接部312は、第2軸心AX2を中心として線対称に形成される。
当接部312の外径は、軸心方向他端側に向かうほど大きい。軸心方向とは、アーバ20の第2軸心AX2に沿った方向である。当接部312の外径は、ホブ10の挿通孔13のうち単径孔部130から離れるほど大きい。当接部312の外径は、軸心方向内側に向かうほど小さい。当接部312の外径は、ホブ10の挿通孔13のうち単径孔部130に近づくほど小さい。
図4(b)に示すように、当接部312の当接面312Sは、アーバ20の軸心方向内側に向かってテーパ状に形成されている。当接面312Sは、第3軸心AX3を中心とする環状に形成される。本実施形態において、当接面312Sは、真球面状に形成されている。当接面312Sは、所定の外径を有する真球の外周面の一部である。
ここで、本実施形態において、ホブ10のうち挿通孔13の第1軸心AX1と、アーバ20のうち軸部21の第2軸心AX2とは、互いに一致している。第1及び第2軸心AX1,AX2が互いに一致していることは、挿通孔13の第1軸心AX1に対してアーバ20の第2軸心AX2が傾いたり、或いは、挿通孔13の第1軸心AX1からアーバ20の第2軸心AX2が径方向にずれたりしていないことを意味する。
雌ねじ孔32は、本体31の内部に形成される。雌ねじ孔32は、第3軸心AX3に沿って形成される。雌ねじ孔32の内周面には、アーバ20の雄ねじ部212に形成された雄ねじと噛み合う雌ねじが形成される。
(特徴)
(1)アーバ20の頭部211の外径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。ホブ10の第1拡径孔部131の内径は、軸方向一端側に向かうほど大きい。従って、ナット30をアーバ20に締結することによって、軸部210の第2軸心AX2の一端を、挿通孔13の第1軸心AX1の一端に求心させることができる。
また、ナット30は、真球面状に形成され、ホブ10の第2拡径孔部132と当接する当接面312Sを有する。第2拡径孔部132の内径は、軸方向他端側に向かうほど大きい。従って、ナット30をアーバ20に締結することによって、軸部210の第2軸心AX2の他端を、挿通孔13の第1軸心AX1の他端に求心させることができる。
第2軸心AX2の他端が第1軸心AX1の他端に求心される理由を、以下に説明する。ナット30の雌ねじ孔32の内周に加工された雌ねじは、アーバ20のうち雄ねじ部212の外周に加工された雄ねじとは別加工であるため、加工誤差により不可避的に両者のねじれ角は相違する。そのため、ナット30をアーバ20に締め付ける際、ナット30は雌ねじのねじれ角に沿って移動して、ナット30の第3軸心AX3とアーバ20の第2軸心AX2とが交差する。このように、本発明に係るホブカッタ100では、ナット30の締め付け時における、ナット30の雌ねじの第3軸心AX3とアーバ20の雄ねじの第2軸心AX2とが交差する点は従来と同じであるものの、ナット30がホブ10と球面で接している点で従来とは異なっている。球面の中心点は、ナット30の雌ねじの第3軸心AX3とアーバ20の雄ねじの第2軸心AX2との交差点である。ナット30をアーバ20に締め付けると、ナット30はホブ10に対して滑ることができるため、ねじれ角の違いから生じるずれはナット30の第3軸心AX3のホブ10の第1軸心AX1に対するずれとして相殺される。従って、挿通孔13の第1軸心AX1と軸部210の第2軸心AX2とを一致させることができるため、軸ずれを抑制した状態で簡便にホブカッタ100を組み立てることができる。
(2)第2拡径孔部132の内周面132Sは、円錐面状である。従って、ナット30をアーバ20に締結する際、ナット30の当接面312Sを第2拡径孔部132の内周面132S上でスムーズに移動させることができるため、よりスムーズに挿通孔13の第1軸心AX1と軸部210の第2軸心AX2とを一致させることができる。
(3)第1拡径孔部131の内周面131S及び頭部211の外周面211Sのそれぞれは、円錐面状である。従って、ナット30をアーバ20に締結する際、頭部211を第1拡径孔部131に圧入することで密接させられるため、より確実に挿通孔13の第1軸心AX1と軸部210の第2軸心AX2とを一致させることができる。
(4)アーバ20のフランジ22は、ホブ10の端面11Sに当接している。従って、ホブ10とアーバ20との密着性を向上させることができるため、ホブ10に対してアーバ20をより強固に固定することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態において、第1拡径孔部131の内周面131S及び頭部211の外周面211Sのそれぞれは円錐面状であることとしたが、これに限られるものではなく、それぞれテーパ状であればよい。例えば、図5に示すように、第1拡径孔部131の内周面131Sは、第1軸心AX1を中心とする径方向外側に向かって凸状に形成されており、かつ、頭部211の外周面211Sは、第2軸心AX2を中心とする径方向外側に向かって凸状に形成されていてもよい。この場合、第1拡径孔部131の内周面131Sの曲率半径は、頭部211の外周面211Sの曲率半径より大きいことが好ましい。また、図6に示すように、第1拡径孔部131の内周面131Sは、第1軸心AX1を中心とする径方向内側に向かって凸状に形成されており、かつ、頭部211の外周面211Sは、第2軸心AX2を中心とする径方向外側に向かって凸状に形成されていてもよい。この場合も、第1拡径孔部131の内周面131Sの曲率半径は、頭部211の外周面211Sの曲率半径より大きいことが好ましい。図5及び図6に示す構成であっても、軸部210の第2軸心AX2の一端を、挿通孔13の第1軸心AX1の一端に求心させることができる。
上記実施形態において、フランジ22は、ホブ10(具体的には、基体11)の端面11Sに当接することとしたが、これに限られるものではなく、図7に示すように、フランジ22は端面11Sから離れていてもよい。
上記実施形態において、第2拡径孔部132の内周面132Sは、円錐面状であることとしたが、これに限られるものではなく、テーパ状であればよい。例えば、図8に示すように、第2拡径孔部132の内周面132Sは、第1軸心AX1を中心とする径方向外側に向かって凸状に形成されていてもよい。第2拡径孔部132の内周面132Sの曲率半径は、ナット30の当接面312Sの曲率半径より大きいことが好ましい。この場合においても、軸部210の第2軸心AX2の他端を、挿通孔13の第1軸心AX1の他端に求心させることができる。
上記実施形態において、ナット30の当接面312Sは、真球面状に形成されることとしたが、これに限られるものではなく、アーバ20の軸心方向内側に向かってテーパ状に形成されていればよい。例えば、ナット30の当接面312Sは、曲面状であってもよいし、円錐面状であってもよい。ただし、ナット30の当接面312Sを曲面状又は円錐面状である場合には、挿通孔13の第1軸心AX1と、アーバ20の第2軸心AX2と、当接面312Sの第3軸心AX3とが互いに一致していることが好ましい。このようなナット30は、以下の製造方法を採用することで簡便に作製することができる。
まず、図9に示すように、当接面312Sを形成してない素材状態のナット30aを、アーバ20の軸部21に噛み合わせる。次に、図10に示すように、当接部312の外周面を、アーバ20の第2軸心AX2を中心として線対称になるように、所望のテーパ状(図10では、円錐面状)に切削加工する。これによって、当接面312Sの第3軸心AX3Sを挿通孔13の第1軸心AX1とアーバ20の第2軸心AX2とに簡便に一致させることができる。
上記実施形態において、アーバ20は、フランジ22を有することとしたが、フランジ22を有していなくてもよい。
上記実施形態において、ナット30は、中間部311を有することとしたが、中間部311を有していなくてもよい。
10 ホブ
11 基体
12 刃部
13 挿通孔
14 キー溝
130 単径孔部
131 第1拡径孔部
131S 内周面
132 第2拡径孔部
132S 内周面
20 アーバ
21 軸部
210 中央部
211 頭部
211S 外周面
212 雄ねじ部
30 ナット
31 本体
310 ナット部
311 中間部
312 当接部
312S 当接面
32 雌ねじ孔

Claims (5)

  1. 挿通孔を有するホブと、
    前記挿通孔に挿通される軸部を有するアーバと、
    前記軸部に締結されるナットと、
    を備え、
    前記軸部は、一端側に形成される頭部と、他端側に形成され前記ナットが締結されるねじ部とを有し、
    前記ホブは、前記挿通孔の一端に形成され前記頭部が当接する第1拡径孔部と、前記挿通孔の他端に形成され前記ナットが当接する第2拡径孔部とを有し、
    前記頭部の外径は、軸方向一端側に向かうほど大きく、
    前記第1拡径孔部の内径は、前記軸方向一端側に向かうほど大きく、
    前記ナットは、前記第2拡径孔部と当接し真球面状に形成された当接面を有し、
    前記第2拡径孔部の内径は、前記軸方向他端側に向かうほど大きい、
    ホブカッタ。
  2. 前記第2拡径孔部の内周面は、円錐面状である、
    請求項1に記載のホブカッタ。
  3. 前記第1拡径孔部の内周面及び前記頭部の外周面のそれぞれは、円錐面状である、
    請求項1又は2に記載のホブカッタ。
  4. 前記アーバは、前記頭部に連なるフランジを有し、
    前記フランジは、前記ホブの端面に当接する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載のホブカッタ。
  5. 挿通孔を有するホブと、
    前記挿通孔に挿通される軸部を有するアーバと、
    前記軸部に締結されるナットと、
    を備え、
    前記軸部は、一端側に形成される頭部と、他端側に形成され前記ナットが締結されるねじ部とを有し、
    前記挿通孔は、一端に形成され前記頭部が当接する第1拡径孔部と、他端に形成され前記ナットが当接する第2拡径孔部とを有し、
    前記頭部の外径は、軸方向一端側に向かうほど大きく、
    前記第1拡径孔部の内径は、前記軸方向一端側に向かうほど大きく、
    前記ナットのうち前記第2拡径孔部との当接面の外径は、前記軸方向一端側に向かうほど大きく、
    前記第2拡径孔部の内径は、前記軸方向一端側に向かうほど大きく、
    前記挿通孔の第1軸心と、前記軸部の第2軸心と、前記ナットのうち前記第2拡径孔部との当接面の第3軸心とが一致する、
    ホブカッタ。
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