JP2019091661A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスケットの位置ずれが抑制された燃料電池スタックを提供することを課題とする。【解決手段】膜電極接合体と、前記膜電極接合体の一方側に位置した第1セパレータと、前記膜電極接合体を支持した支持フレーム及び前記第1セパレータの一方に接合された支持部を介して接続されたガスケットと、前記ガスケットに接触した凹状の溝部を有した第2セパレータと、前記溝部に対する前記ガスケットの位置を矯正する矯正部と、を備え、前記溝部は、前記ガスケットに接触した底面と、前記底面に連続した側面と、を有し、前記底面と前記側面との間の前記溝部の内側の角度は、鈍角であり、前記矯正部は、前記支持部と、前記支持部に連結され前記ガスケットの一部を保持した保持部と、を有し、前記支持部は、前記側面に押圧されることにより前記側面に沿って傾倒可能であり、前記保持部は、前記支持部の傾倒に応じて前記ガスケットの一部を保持しつつ移動させる、燃料電池スタック。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池スタックに関する。
膜電極接合体の一方側に位置した第1セパレータと、第1セパレータに接触したガスケットと、ガスケットに接触した凹状の溝部を有した第2セパレータと、を備えた燃料電池スタックが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−123343号公報
燃料電池スタックは、上記の部材が積層されて形成される。上記の部材が積層される際に、第2セパレータの溝部に対するガスケットの位置が所望の位置からずれた状態で積層される場合がある。これにより、ガスケットのシール性が低下する可能性がある。
そこで本発明は、ガスケットの位置ずれが抑制された燃料電池スタックを提供することを目的とする。
上記目的は、膜電極接合体と、前記膜電極接合体の一方側に位置した第1セパレータと、前記膜電極接合体を支持した支持フレーム及び前記第1セパレータの一方に接合された支持部を介して接続されたガスケットと、前記ガスケットに接触した凹状の溝部を有した第2セパレータと、前記溝部に対する前記ガスケットの位置を矯正する矯正部と、を備え、前記溝部は、前記ガスケットに接触した底面と、前記底面に連続した側面と、を有し、前記底面と前記側面との間の前記溝部の内側の角度は、鈍角であり、前記矯正部は、前記支持部と、前記支持部に連結され前記ガスケットの一部を保持した保持部と、を有し、前記支持部は、前記側面に押圧されることにより前記側面に沿って傾倒可能であり、前記保持部は、前記支持部の傾倒に応じて前記ガスケットの一部を保持しつつ移動させる、燃料電池スタックによって達成できる。
ガスケットの位置ずれが抑制された燃料電池スタックを提供できる。
図1は、燃料電池の単セルの分解斜視図である。 図2Aは、矯正部の説明図であり、図2Bは、溝部の湾曲部周辺を示したセパレータの部分拡大図である。 図3A〜図3Cは、矯正部によるガスケットの位置の矯正の説明図である。 図4は、変形例の単セルの説明図である。
図1は、燃料電池スタック1の単セル2の分解斜視図である。燃料電池スタック1は、単セル2が複数積層されることで構成される。図1では、一つの単セル2のみを示し、その他の単セルについては省略してある。
燃料電池スタック1は、反応ガスとして燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば酸素)の供給を受けて発電する固体高分子型燃料電池である。単セル2は、膜電極ガス拡散層接合体10(以下、MEGA(Membrane Electrode Gas diffusion layer Assembly)と称する)と、MEGA10を支持する支持フレーム18と、MEGA10を挟持するカソードセパレータ20及びアノードセパレータ40(以下、セパレータと称する)とを含む。MEGA10は、カソードガス拡散層16c及びアノードガス拡散層16a(以下、拡散層と称する)を有している。支持フレーム18は、樹脂製であり、略枠状であって内周側がMEGA10の周縁領域に接合されている。
セパレータ20の2つの短辺の一方側には孔c1〜c3が形成され、他方側には孔c4〜c6が形成されている。同様に、支持フレーム18の2つの短辺の一方側には孔s1〜s3が形成され、他方側には孔s4〜s6が形成されている。同様に、セパレータ40の2つの短辺の一方側には孔a1〜a3が形成され、他方側には孔a4〜a6が形成されている。孔c1、s1、及びa1は連通してカソード入口マニホールドを画定する。同様に、孔c2、s2、及びa2は、冷媒入口マニホールドを、孔c3、s3、及びa3はアノード出口マニホールドを、孔c4、s4、及びa4はアノード入口マニホールドを、孔c5、s5、及びa5は冷媒出口マニホールドを、孔c6、s6、及びa6はカソード出口マニホールドを画定する。
MEGA10に対向するセパレータ40の面には、アノード入口マニホールドとアノード出口マニホールドとを連通して燃料ガスが流れるアノード流路溝40A(以下、流路溝と称する)が形成されている。MEGA10に対向するセパレータ20の面には、カソード入口マニホールドとカソード出口マニホールドとを連通して酸化剤ガスが流れるカソード流路溝20A(以下、流路溝と称する)が形成されている。セパレータ40の流路溝40Aとは反対側の面、及びセパレータ20の流路溝20Aとは反対側の面には、冷媒入口マニホールドと冷媒出口マニホールドとを連通し冷媒が流れる冷媒流路溝20B及び40B(以下、流路溝と称する)がそれぞれ形成されている。流路溝20A及び20Bはセパレータ20の長手方向に延びている。流路溝40A及び40Bも同様に、セパレータ40の長手方向に延びている。
セパレータ20及び40は、ガス遮断性及び導電性を有する材料によって形成され、プレス成形されたステンレス鋼や、チタンやチタン合金といった金属によって形成される薄板状部材、又は緻密質カーボン等のカーボン製部材によって形成してもよい。
MEGA10は、拡散層16a及び16cと、不図示の膜電極接合体(以下、MEA(Membrane Electrode Assembly)と称する)とを有している。MEAは、電解質膜と、電解質膜の一方の面及び他方の面のそれぞれに形成されたアノード触媒層及びカソード触媒層(以下、触媒層と称する)とを含む。電解質膜は、湿潤状態で良好なプロトン伝導性を示す固体高分子薄膜であり、例えばフッ素系のイオン交換膜である。触媒層は、例えば白金(Pt)などを担持したカーボン担体とプロトン伝導性を有するアイオノマとを含む触媒インクを、電解質膜に塗布することにより形成される。拡散層16a及び16cは、ガス透過性及び導電性を有する材料、例えば炭素繊維や黒鉛繊維などの多孔質の繊維基材で形成されている。拡散層16a及び16cは、2つの触媒層のそれぞれに接合されている。
支持フレーム18のセパレータ40と反対側の面には、ガスケット50、及び複数のガスケット60が設けられている。ガスケット50は、孔s1、孔s6、及びMEGA10を含む全体を包囲している。ガスケット60は、孔s2〜s5のそれぞれを包囲している。図1に示した単セル2の上方側に隣接する他の単セルのセパレータ20には、支持フレーム18と対向する側の面に、ガスケット50及び60のそれぞれに対応するように、周回状に連続した凹状の溝部が複数形成されている。ガスケット50は、複数の湾曲部51〜58を有し、湾曲部51〜58にはそれぞれ後述する矯正部70が設けられている。矯正部70は、複数の単セル2の積層工程において発生し得るガスケット50の位置ずれを矯正する。以下では、湾曲部51に配置された矯正部70を例示して説明する。
図2Aは、矯正部70の説明図である。図2Aは、ガスケット50が延びた方向に垂直な断面図である。図2Aは、複数の他の単セルが積層される前の単セル2を示している。矯正部70は、支持フレーム18のセパレータ40とは反対側の面に設けられており、ガスケット50の湾曲部51を保持している。ガスケット50は、矯正部70により保持されているが、支持フレーム18には固定されていない。支持フレーム18とセパレータ40とは、熱可塑性又は熱硬化性の接着剤100により接合されている。また、セパレータ40とセパレータ20とは、不図示の接着剤または溶接等により接合されている。
矯正部70は、低剛性部71a及び71b、高剛性部73a及び73b、保持部75を有している。低剛性部71a及び71bは、互いに所定の間隔を空けて、支持フレーム18のセパレータ40とは反対側の面に接着されている。低剛性部71a及び71bのそれぞれの先端に高剛性部73a及び73bが接合されている。高剛性部73a及び73bは、上端面が半球状に形成されている。低剛性部71a及び71bと高剛性部73a及び73bとは、支持フレーム18に設けられた支持部の一例である。
高剛性部73a及び73bは、棒状の保持部75を、支持フレーム18のセパレータ40とは反対側の面と略平行な状態となるように支持している。具体的には、高剛性部73aのガスケット50側の側面には、保持部75の一端が遊嵌した孔部が形成されており、同様に、高剛性部73bのガスケット50側の側面には、保持部75の他端が遊嵌した孔部が形成されている。低剛性部71a及び71bは、高剛性部73a及び73bや保持部75よりも剛性が低く形成されている。例えば低剛性部71a及び71bは弾性を有したゴム製であり、高剛性部73a及び73bと保持部75とは樹脂製である。保持部75は、ガスケット50の湾曲部51を貫通しており、保持部75の支持フレーム18からの高さ位置は、燃料電池スタック1の積層する前の単セル2の状態において、ガスケット50の湾曲部51が支持フレーム18の面に接触しない程度に設定されている。
セパレータ20に形成された溝部25には、積層方向でガスケット50の湾曲部51に対応した位置に湾曲部251が形成されている。図2Bは、溝部25の湾曲部251周辺を示したセパレータ20の部分拡大図である。溝部25は、直線状に延びた部分の幅Wよりも、湾曲部251の幅Waの方が大きく形成されている。幅Waは、矯正部70を収容できる程度の大きさに設定されている。尚、溝部25のその他の湾曲部も同様に幅広に設定されており、矯正部70を収容可能な大きさの幅に設定されている。
溝部25の具体的な形状について説明する。図2Aに示すように、湾曲部251は、底面251cと、底面251cに連続して挟む側面251a及び251bとを含む。側面251a及び251bは、底面251cに対して垂直ではなく、側面251aと底面251cとの間の湾曲部251の内側の角度、側面251bと底面251cとの間の湾曲部251の内側の角度が、それぞれ鈍角に設定されている。側面251a及び251b間の距離は、底面251cの中心に位置した状態でセパレータ20、支持フレーム18、セパレータ40を積層した場合に、側面251a及び251bがそれぞれ高剛性部73a及び73bに接触しない程度に設定されている。尚、図2Aには、溝部25の直線状の部分での側面25a及び25bの位置を点線で示しており、側面25a及び25bは側面251a及び251bよりも内側に位置していることがわかる。
上述したように、支持フレーム18とセパレータ40とは、熱可塑性又は熱硬化性の接着剤100により接合されている。即ち、支持フレーム18とセパレータ40との接合の際には、接着剤100を含めて支持フレーム18も加熱される。ここで、支持フレーム18は絶縁性を確保するために上述したように樹脂材料により形成されているため、この加熱により熱変形する可能性がある。これにより、支持フレーム18が平面方向で伸縮する可能性がある。ここで、例えば支持フレーム18の面上に予めガスケット50が接合されている場合には、支持フレーム18の熱変形に伴ってガスケット50が所望の位置からずれ、この状態で各部材が積層される可能性がある。また、支持フレーム18が熱変形しない場合であっても、各部材の寸法精度のばらつきや、積層時での各部材の位置決めの精度等の影響により、ガスケット50が所望の位置からずれた状態で各部材が積層される可能性がある。これにより、ガスケット50のシール性が低下する可能性があり、また、複数の単セル間での積層方向でのガスケット50による反力にばらつきができ、複数の単セルが積層された積層体に対して湾曲するような力が作用する可能性もある。従って本実施例では、矯正部70によりガスケット50の位置を矯正することにより、燃料電池スタック1のガスケット50の位置ずれを抑制する。以下に、矯正部70によるガスケット50の位置の矯正について説明する。
図3A〜図3Cは、矯正部70によるガスケット50の位置の矯正の説明図である。ガスケット50の位置の矯正は、単セル2が複数積層される工程において実現される。従って、図3A〜図3Cでは、単セル2とこれに上方側に隣接した他の単セルのセパレータ20及び40を示し、他の単セルのそのほかの部材については図示を省略している。図3Aには、上述したように支持フレーム18の熱変形により、矯正部70と共にガスケット50の湾曲部51が底面251cの中心を通過する中心線CLから側面251b側にずれた場合を示している。
この状態で単セル2に対して他の単セルが積層されると、図3Bに示すように、高剛性部73bが他の単セルのセパレータ20の側面251bに接触する。更に単セル2に対して他の単セルが接近すると、高剛性部73bが他の単セルのセパレータ20の側面251bに先に接触して押圧され、側面251bに沿って高剛性部73bが湾曲部251の内側に傾く。具体的には、上述したように低剛性部71bは高剛性部73bよりも剛性が低いため、低剛性部71bが潰れながら湾曲する。これにより高剛性部73bが傾倒し、高剛性部73bは保持部75を高剛性部73a側に押圧して、保持部75は高剛性部73a側に移動し、高剛性部73aは高剛性部73bと同様に傾倒し、低剛性部71aは低剛性部71bと同様に変形する。ここで、上述したように保持部75の一端と他端とはそれぞれ高剛性部73a及び73bにそれぞれ形成された孔部に遊嵌しているため、高剛性部73a及び73bが同一方向に傾いた状態でも保持部75を保持できる。これにより、図3Cに示すように、保持部75が貫通したガスケット50の湾曲部51も、中心線CL側に移動させることができ、位置が矯正される。上記と同様に、ガスケット50のその他の湾曲部52〜58のそれぞれに設けられている矯正部70によってもガスケット50の位置が矯正される。これにより、ガスケット50全体が平面方向に移動して、位置ずれが矯正される。
図3Cにおいては、単セル2のセパレータ40は、MEA及び支持フレーム18の一方側に位置した第1セパレータの一例である。他の単セルのセパレータ20は、ガスケット50に接触した凹状の溝部25を有した第2セパレータの一例である。
尚、ガスケット50が図3Aにおいて中心線CLよりも左側に位置ずれが生じていた場合には、高剛性部73aが側面251aに先に接触して側面251aに沿うように傾倒して、保持部75は高剛性部73b側に移動して高剛性部73bは高剛性部73aと同様に傾倒する。このようにして、ガスケット50の位置ずれが矯正される。
また、ガスケット50の位置ずれが発生していない場合では、積層時に高剛性部73a及び73bが略同時に他のセルの底面251cに接触し、低剛性部71a及び71bが垂直方向に潰れると共に保持部75は支持フレーム18側に移動し、湾曲部51は支持フレーム18と底面251cとの間で押圧される。
図2Bに示したように、矯正部70が設けられた位置に対応して、溝部25に幅広の部分が設けられている。このため、セパレータ20全体に対する溝部25の専有面積の増大が抑制されている。図2Bに示すように、湾曲部ではガスケットの溝幅を広く設定しやすいため、矯正部70をガスケット5の湾曲部51〜58に配置することが効果的である。また、ガスケット50の湾曲部51の位置を矯正することにより、湾曲部51を挟むように連続したガスケット50の2つの直線状の部分の位置も矯正できる。
保持部75の一端及び他端の少なくとも一方が、ヒンジ機構により高剛性部73a又は73bの一方に回転可能に連結されていてもよい。保持部75は、インサート成形によりガスケット50と一体に設けられているが、これに限定されない。例えば2つの棒体によりガスケット50を両側から挟むようにしてガスケット50を保持したものであってもよい。保持部75は、棒状に限定されず、単セルの積層方向の厚みが薄い板状であってもよい。
上述した矯正部70は、ガスケット50の湾曲部51〜58のそれぞれの位置に設けられているが、何れかの湾曲部に設けられていてもよいし、湾曲部以外に設けられていてもよい。
図4は、変形例の単セル2´の説明図である。単セル2´の矯正部70´は、ガスケット50の湾曲部51を片持ち状に保持している。具体的には、上述した低剛性部71b、高剛性部73bは設けられていない。また、保持部75´は、上述した保持部75よりも短く形成されている。セパレータ20´の溝部25´の湾曲部251´の側面251b´は、側面25bと略同じ位置に設けられている。低剛性部71b及び高剛性部73bが設けられていないためである。このように、ガスケット50の位置ずれの方向が予め予想できる場合には、本変形例のように片側にのみ低剛性部71a及び高剛性部73aを設けてもよい。本変形例では、矯正部70´は小型化されており、それに対応する溝部25´の湾曲部251´での幅の増大を抑制できる。このため、狭い領域にも矯正部70´を設けることができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、支持フレーム18の一方側にセパレータ40が接着剤100により接着され、セパレータ40上にガスケット50及び矯正部70又は矯正部70´が設けられていてもよい。また、支持フレーム18を備えずに、膜電極接合体をセパレータ20およびセパレータ40により両側から挟持し、膜電極接合体の周囲のセパレータ20とセパレータ40との間にゴムまたは接着剤で充填して接合され、セパレータ40上にガスケット50及び矯正部70又は矯正部70´が設けられていてもよい。この場合においても、各部材の寸法精度のばらつきなどにより、ガスケット50の位置が所望の位置からずれる可能性があるからである。
10 MEGA
18 支持フレーム
20 カソードセパレータ(第2セパレータ)
25 溝部
251a、251b 側面
251c 底面
40 アノードセパレータ(第1セパレータ)
50 ガスケット
70 矯正部
71a、71b 低剛性部(支持部)
73a、73b 高剛性部(支持部)
75 保持部
100 接着剤

Claims (1)

  1. 膜電極接合体と、
    前記膜電極接合体の一方側に位置した第1セパレータと、
    前記膜電極接合体を支持した支持フレーム及び前記第1セパレータの一方に接合された支持部を介して接続されたガスケットと、
    前記ガスケットに接触した凹状の溝部を有した第2セパレータと、
    前記溝部に対する前記ガスケットの位置を矯正する矯正部と、を備え、
    前記溝部は、前記ガスケットに接触した底面と、前記底面に連続した側面と、を有し、
    前記底面と前記側面との間の前記溝部の内側の角度は、鈍角であり、
    前記矯正部は、前記支持部と、前記支持部に連結され前記ガスケットの一部を保持した保持部と、を有し、
    前記支持部は、前記側面に押圧されることにより前記側面に沿って傾倒可能であり、
    前記保持部は、前記支持部の傾倒に応じて前記ガスケットの一部を保持しつつ移動させる、燃料電池スタック。
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