JP2019090575A - 換気扇 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源線接続作業及び製造が容易な換気扇を得ること。【解決手段】換気扇は、フランジ部を備える本体フレームと、本体フレームに支持された送風機と、フランジ部に設置され、外部電源に通じる外部電源線と送風機に通じる内部電源線とを電気的に接続する電源接続装置16とを有し、電源接続装置16は、内部電源線に接続された導電板21と、導電板21を収容し、一端部27a側の第1の部分に内部電源線が引き込まれ、他端部27b側の第2の部分に外部電源線が挿抜され、挿入された外部電源線を導電板21に接続する端子台27を備え、端子台27の第1の部分には、外部電源線の挿抜方向と垂直な方向に回転軸を有する軸部18b,19aが設けられており、フランジ部は、端子台27が回転可能に軸部18b,19aを支持する軸受部を備え、内部電源線は、軸部18b,19aの軸方向から端子台27の第1の部分に引き込まれる。【選択図】図5
Description
本発明は、導電板を収納した端子台を備えた換気扇に関する。
特許文献1には、電源接続端子を収納して構成される端子台をフランジ部の背面に備えた換気扇が開示されている。フランジ部の背面に端子台を備えた換気扇の中には、端子台を収容する保護ケースを有し、端子台に電源線を接続する際には、保護ケースを回転及び直立させて、保護ケースの開口部から露出する端子台の電源線挿入穴に電源線を挿入するものがある。
端子台を収容する保護ケースを有し、端子台に電源線を接続する際に、保護ケースを回転及び直立させる換気扇は、保護ケースに回転及び直立の機能を持たせることで、電線線接続時の作業性改善を図っている。しかしながら、保護ケースの部品数が多くなり、換気扇の組立工数が増大して製造時に作業性が低下する原因となっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電源線接続作業及び製造が容易な換気扇を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、筒状の風路に挿入される風洞及び風洞の端部から張り出すフランジ部を備える本体フレームと、本体フレームに支持された送風機と、フランジ部に設置され、外部電源に通じる外部電源線と送風機に通じる内部電源線とを電気的に接続する電源接続装置とを有する。電源接続装置は、内部電源線に接続された導電板と、導電板を収容し、一端部側の第1の部分に内部電源線が引き込まれ、他端部側の第2の部分に外部電源線が挿抜され、第2の部分に挿入された外部電源線を導電板に接続する端子台を備える。端子台の第1の部分には、外部電源線の挿抜方向と垂直な方向に回転軸を有する軸部が設けられている。フランジ部は、端子台が回転可能に軸部を支持する軸受部を備える。内部電源線は、軸部の軸方向から端子台の前記第1の部分に引き込まれる。
本発明によれば、電源線接続作業及び製造が容易な換気扇を得られるという効果を奏する。
以下に、本発明の実施の形態に係る換気扇を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る換気扇の取り付け状態を示す断面図である。図2は、実施の形態1に係る換気扇の背面図である。図3は、実施の形態1に係る換気扇の電源接続装置の側断面図である。図4は、実施の形態1に係る換気扇の電源接続装置の斜視図である。図5は、実施の形態1に係る換気扇の電源接続装置の分解斜視図である。図6は、実施の形態1に係る換気扇の電源接続装置の断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る換気扇の取り付け状態を示す断面図である。図2は、実施の形態1に係る換気扇の背面図である。図3は、実施の形態1に係る換気扇の電源接続装置の側断面図である。図4は、実施の形態1に係る換気扇の電源接続装置の斜視図である。図5は、実施の形態1に係る換気扇の電源接続装置の分解斜視図である。図6は、実施の形態1に係る換気扇の電源接続装置の断面図である。
実施の形態1に係る換気扇50は、室内外を連通させるパイプ1又は室内外を連通させるダクトに室内側から挿入して装着される。実施の形態1に係る換気扇50は、樹脂製の本体フレーム3に、プロペラ式の羽根車4及び電動機5を備えた送風機が組み付けられた本体6と、化粧グリル7とを有する。本体フレーム3は、筒状の風路であるパイプ1に挿入する円筒状の風洞2を有する。風洞2の前部には、吸込口となるベルマウス形状の開口部8が設けられている。本体フレーム3は、開口部8の口縁部に、前面構造が一体に形成されている。前面構造は、風洞2の端部から拡径方向に張り出し外形形状が正方形のフランジ部9と、フランジ部9の端縁に形成され背面側へ突出した立ち上がり部10とを有する。立ち上がり部10は、室内側の壁面に端面が当接する。なお、フランジ部9の外形形状は、円形であってもよい。フランジ部9は、背面側に閉端接続端子といった電機接続部品を収納しており、スイッチ導体部及びリード線結線部への接触防止のため結線部保護カバー17を備えている。フランジ部9の背面側には、回転式構造で外部電源線25を容易に接続可能な電源接続装置16が設置されている。送風機は、本体フレーム3の風洞2の室外側に設けられた電動機取付構造部26に取り付けられている。
電動機取付構造部26は、円周方向に間隔を空けて風洞2の中心線方向に沿って背面側に延びる四本の脚部11と、脚部11の端部から半径方向内側に延びる橋絡部12によって風洞2の中心に支持された電動機カバー13とを備える。四本の脚部11は、いずれも風洞2の外周よりも内側にあり、そのうちの一本の外側に、半径方向への拡開弾力により本体6をパイプ1内又はダクト内に保持する反り付きの板ばね14が装着されている。
電動機5は、電動機取付構造部26にねじで固定されており、電動機5の外殻のフランジにおいて、シャフト15が電動機カバー13の先から風洞2の中心線上に突き出している。そして、電動機5の風洞2内の中心線上に延出するシャフト15には、羽根車4が装着されている。羽根車4は、風洞2の内側に配置されている。化粧グリル7は、本体フレーム3の前面構造であるフランジ部9及び立ち上がり部10を被覆する構造となっており、爪嵌合によって本体6に取付けられる。
換気扇50に備え付けられる電源接続装置16は、単相2線式のものである。図3に示すように、電源接続装置16は、フランジ部9の背面側に図3の矢印Aに示す方向に回転可能に取り付けられている。電源接続装置16は、起立状態で外部電源線25の結線作業が可能であり、電源接続時の作業性の向上を図れる。
電源接続装置16は、難燃性樹脂製のケース18及びカバー19によって形成される端子台27を備えている。端子台27は、送風機に通じる内部電源線24が接続された導電板21を収容している。導電板21と内部電源線24との固定方法には、スポット溶接及びはんだ付けを例示できる。内部電源線24は、電動機5に接続されたスイッチから引き回されるリード線を含む。端子台27は、一端部27a側の第1の部分に内部電源線24が引き込まれ、他端部27b側の第2の部分に外部電源に通じる外部電源線25が挿抜される。外部電源線25には、ビニル絶縁ビニルシース平形ケーブルを適用できるが、これに限定されない。板ばね20及び導電板21は、端子台27の一部分であるケース18の内部に配置されている。板ばね20は、導電板21にばね圧で接している。外部電源線25を外部電源線挿入穴22から端子台27の第2の部分に挿入することにより、板ばね20と導電板21との間に外部電源線25が挟み込まれ、端子台27の第2の部分に挿入された外部電源線25が導電板21に接続される。したがって、外部電源線25を外部電源線挿入穴22から端子台27の第2の部分に挿入することにより、電動機5を始めとする内部の電気部品と外部電源線25とが電気的に接続される。
ケース18は、爪と穴との嵌め合いにてカバー19と組立可能とした樹脂成形品である。ケース18には、板ばね20及び導電板21が組み込まれる。ケース18は、底面181と、外部配線側の壁面182と、底面181及び壁面182に隣接する壁面183,184とを有する箱型の樹脂成形部品である。壁面182は、外部電源線25を挿入可能な外部電源線挿入穴22が形成されている。ケース18の一端部27a側の第1の部分には、導電板21に固定された内部電源線24を湾曲させるための空間18aと、外部電源線25の挿抜方向と垂直方向に延びる半円筒形状の軸部18bとが設けられている。軸部18bは、空間18aと繋がっているため、軸部18bの軸方向に沿ってケース18に内部電源線24を引き込める。
図6に示すように、ケース18の外部電源線挿入穴22は、外部電源線25の導体部のみが挿入可能な導線挿入穴29と、外部電源線25の導体部の外側に形成された被覆も挿入可能な電源線被覆挿入穴28と、の2段階で形成されている。導線挿入穴29の径より太い外部電源線25は、被覆が電源線被覆挿入穴28の縁に当ることにより、外部電源線25の押込みすぎによる内部部品の変形などを抑制するための構造となっている。
端子台27の一部分であるカバー19は、ケース18のツメ部に嵌め合わせ係止めされることにより、導電板21及び板ばね20をケース18内に収容させる樹脂成形品である。カバー19は、天面191と、内部配線側の壁面192と、天面191及び壁面192に隣接する壁面193,194とを有する箱型の樹脂成形部品である。カバー19は、一端部27a側の第1の部分に、ケース18の軸部18bと同じ端面及び外周面を有する半円筒形状の軸部19aと、軸部19aと同軸で逆方向に延びるリブ19bと、リブ19bと同じ壁面に形成された起立保持用リブ19cとを備える。カバー19をケース18に装着することにより、軸部18bと軸部19aとが合わさって、円筒状となる。端子台27は、フランジ部9に設けられた軸受部31において軸部18b,19aが支持されることによって、回転可能となっている。端子台27の回転の軸と同じ位置で内部電源線24を端子台27に引き込むことにより、端子台27を回転させても内部電源線24に曲げ応力が加わりにくくなり、断線が発生する可能性を低減できる。
内部電源線24は、軸部18b及び軸部19aが合わさって形成される円筒の内部を通って端子台27に引き込まれている。したがって、ケース18とカバー19とを分離すれば、内部電源線24を穴に通す作業を行わなくても内部電源線24を端子台27に引き込める。
端子台27は、軸部18b,19a及びリブ19bの部分で回転可能に支持されている。リブ19bを半円柱状とすることで、フランジ部9側の軸穴とのクリアランスを確保できるため、外部電源線25を端子台27に挿入した後でも、端子台27を回転させやすくなる。端子台27は、起立保持用リブ19cとフランジ部9に設けられた係合部30とによって起立状態で固定可能である。したがって、ユーザは、端子台27を起立状態に固定して外部電源線25の結線作業を行える。端子台27とは別体の保護カバーが存在しないため、保護カバーを備えた構造と比較すると、組立時の作業が容易である。
ケース18の底面181及び壁面182,183,184とカバー19の天面191及び壁面192,193,194とは、端子台27の外郭部をなしている。したがって、端子台27は、外郭部と軸部18b,19aとが一体となっている。外郭部と軸部18b,19aとが一体であることにより、外郭部に軸部18b,19aを取り付ける作業が不要となり、端子台27の組立が容易となる。
導電板21は、プレス加工で打ち抜いたU字形状の金属板である。導電板21は、外部電源線25が板ばね20により押し当てられることにより、内部電源線24と外部電源線25とを電気的に接続させる。
板ばね20は、ばね材を屈曲させた形状であり、導電板21との間に外部電源線25が押し込まれると、外部電源線25の軸芯から遠ざかる方向に弾性変形する。外部電源線25が挿入された後は、導電板21へ外部電源線25を押し付けて電気的に接続させる。外部電源線25は、板ばね20で導電板21に押し付けられた状態では、外部電源線25の導体部に板ばね20が食い込むため、外部電源線25が抜けることはない。解放穴23に棒状の部材を挿入し板ばね20と導電板21との隙間を拡げると、外部電源線25と板ばね20との間に隙間が生じ、外部電源線25を端子台27から抜くことができる。
実施の形態1に係る換気扇50は、端子台27自体が回転及び起立を可能とする構造を備えるため、保護カバーを用いずとも端子台27を回転及び起立させることができる。
上記の説明において、ケース18とカバー19とに半円筒状の軸部18b,19aが設けられていたが、ケース18及びカバー19の一方に円筒状の軸部を設けてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 パイプ、2 風洞、3 本体フレーム、4 羽根車、5 電動機、6 本体、7 化粧グリル、8 開口部、9 フランジ部、10 立ち上がり部、11 脚部、12 橋絡部、13 電動機カバー、14,20 板ばね、15 シャフト、16 電源接続装置、17 結線部保護カバー、18 ケース、18a 空間、18b,19a 軸部、19 カバー、19b リブ、19c 起立保持用リブ、21 導電板、22 外部電源線挿入穴、23 解放穴、24 内部電源線、25 外部電源線、26 電動機取付構造部、27 端子台、27a 一端部、27b 他端部、28 電源線被覆挿入穴、29 導線挿入穴、30 係合部、31 軸受部、50 換気扇、181 底面、182,183,184,192,193,194 壁面、191 天面。
Claims (6)
- 筒状の風路に挿入される風洞及び前記風洞の端部から張り出すフランジ部を備える本体フレームと、前記本体フレームに支持された送風機と、前記フランジ部に設置され、外部電源に通じる外部電源線と前記送風機に通じる内部電源線とを電気的に接続する電源接続装置とを有し、
前記電源接続装置は、
前記内部電源線に接続された導電板と、
前記導電板を収容し、一端部側の第1の部分に前記内部電源線が引き込まれ、他端部側の第2の部分に前記外部電源線が挿抜され、前記第2の部分に挿入された前記外部電源線を前記導電板に接続する端子台を備え、
前記端子台の前記第1の部分には、前記外部電源線の挿抜方向と垂直な方向に回転軸を有する軸部が設けられており、
前記フランジ部は、前記端子台が回転可能に前記軸部を支持する軸受部を備え、
前記内部電源線は、前記軸部の軸方向から前記端子台の前記第1の部分に引き込まれることを特徴とする換気扇。 - 前記端子台は、前記内部電源線を引き回す空間が、前記第1の部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の換気扇。
- 前記端子台は、起立保持用リブを備え、
前記フランジ部は、前記外部電源線の挿抜方向が前記風洞の軸方向と一致する回転位置で前記起立保持用リブと係合する係合部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の換気扇。 - 前記端子台は、外郭部と前記軸部とが一体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の換気扇。
- 前記端子台は、ケースと、前記ケースに嵌合するカバーとを有し、
前記軸部は、円筒状であり、前記ケースと前記カバーとに跨がって形成されており、
前記内部電源線は前記軸部の内部を通して前記端子台の前記第1の部分に引き込まれることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の換気扇。 - 前記ケース及び前記カバーは、難燃性樹脂製であることを特徴とする請求項5に記載の換気扇。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017220357A JP2019090575A (ja) | 2017-11-15 | 2017-11-15 | 換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017220357A JP2019090575A (ja) | 2017-11-15 | 2017-11-15 | 換気扇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019090575A true JP2019090575A (ja) | 2019-06-13 |
Family
ID=66836175
Family Applications (1)
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JP2017220357A Pending JP2019090575A (ja) | 2017-11-15 | 2017-11-15 | 換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019090575A (ja) |
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2017
- 2017-11-15 JP JP2017220357A patent/JP2019090575A/ja active Pending
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