JP2019089274A5 - - Google Patents
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Description
前記非被覆領域は、前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートの厚み方向の一方の面にそれぞれ形成されているのが好ましい。
これによれば、一方の面に直交する方向から押圧力を付与するだけで、第1ゴムシートと第2ゴムシートを簡単に接合することができる。
前記非被覆領域は、前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートに前記一方の面と交差するように形成したスリットにより得られる交差面であってもよい。
前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートにスリットを設けることにより係止片を形成し、
前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートは、前記係止片同士を互いに係止するのが好ましい。
前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートは、前記係止片同士を互いに係止するのが好ましい。
前記係止片は、前記接続端とは反対側に向かって自由端を突出させるものであるのが好ましい。
前記第1ゴムシートの接続端の幅方向中央部から長手方向に延びる切欠きにより係止受部を形成し、前記第2ゴムシートの接続端部の両側縁から幅方向中央部に向かって延びる一対の切欠きにより略T字状の係止部を形成し、前記係止受部に前記係止部を係止することにより、前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートを接続するようにしてもよい。
前記第1ゴムシートは、接続端から長手方向に突出する係止片を有し、
前記係止片は、両側から側方に突出する突起を有し、
前記第2ゴムシートは、接続端から長手方向に延びる切欠きを有し、
前記切欠きは、前記係止片と相補的な形状を有する構成としてもよい。
前記係止片は、両側から側方に突出する突起を有し、
前記第2ゴムシートは、接続端から長手方向に延びる切欠きを有し、
前記切欠きは、前記係止片と相補的な形状を有する構成としてもよい。
(第1実施形態)
図2は、第1実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4の接続端部には、一方の主面(厚み方向の面)である上面が部分的に切除され、そこには接続端に向かうに従って徐々に薄くなる第1傾斜面5が形成されている。第1傾斜面5は、防着剤で被覆されていない非被覆領域6となっている。一方、第2ゴムシート7の接続端部には、他方の主面である下面が切除され、そこには接続端に向かうに従って徐々に薄くなる第2傾斜面8が形成されている。第2傾斜面8も防着剤で被覆されていない非被覆領域6となっている。
図2は、第1実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4の接続端部には、一方の主面(厚み方向の面)である上面が部分的に切除され、そこには接続端に向かうに従って徐々に薄くなる第1傾斜面5が形成されている。第1傾斜面5は、防着剤で被覆されていない非被覆領域6となっている。一方、第2ゴムシート7の接続端部には、他方の主面である下面が切除され、そこには接続端に向かうに従って徐々に薄くなる第2傾斜面8が形成されている。第2傾斜面8も防着剤で被覆されていない非被覆領域6となっている。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4の接続端部の下面と第2ゴムシート7の接続端部の上面を、全体に均一に除去して非被覆領域6を露出させ、非被覆領域6同士を当接させた状態で、前記同様、両者を圧着するようにしている。この場合、第1ゴムシート4と第2ゴムシート7の重ね合わせ部分が、圧着後に他の部分と同一の厚みとなるように、圧着力や除去する厚みを調整するのが好ましい。
図3は、第2実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4の接続端部の下面と第2ゴムシート7の接続端部の上面を、全体に均一に除去して非被覆領域6を露出させ、非被覆領域6同士を当接させた状態で、前記同様、両者を圧着するようにしている。この場合、第1ゴムシート4と第2ゴムシート7の重ね合わせ部分が、圧着後に他の部分と同一の厚みとなるように、圧着力や除去する厚みを調整するのが好ましい。
なお、前記第1及び第2実施形態では、ゴムシート2に傾斜面又は平坦面を設けて非被覆領域6を形成するようにしたが、これらに限らず、厚み方向の面同士を重ね合わせた当接面に非被覆領域6が形成されるのであれば、種々の形態を取ることができる。例えば、非被覆領域6を当接面の全面で構成せずに、一部で構成することができる。また、当接面に形成する非被覆領域6は、連続している必要もなく、複数箇所に形成することもできる。
(第3実施形態)
図4Aは、第3実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4の接続端の幅方向中央部から長手方向に延びる切欠き10aが形成されている。この切欠き10aは係止受部の一例であり、切欠き10aにより露出した断面部分に防着剤で被覆されていない非被覆領域6が露出している。一方、第2ゴムシート7には、両側縁から中央部に向かって延びる一対の切欠き10bにより、突出部11aと、その先端から両側に延びる延在部11bとで略T字形となった係止部11が形成されている。
図4Aは、第3実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4の接続端の幅方向中央部から長手方向に延びる切欠き10aが形成されている。この切欠き10aは係止受部の一例であり、切欠き10aにより露出した断面部分に防着剤で被覆されていない非被覆領域6が露出している。一方、第2ゴムシート7には、両側縁から中央部に向かって延びる一対の切欠き10bにより、突出部11aと、その先端から両側に延びる延在部11bとで略T字形となった係止部11が形成されている。
(第4実施形態)
図5Aは、第4実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4には、接続端の幅方向中央部から長手方向に2本のスリット4aを平行に設けることにより舌片12が形成されている。また、第2ゴムシート7には、挿通部の一例である貫通孔13が形成されている。
図5Aは、第4実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4には、接続端の幅方向中央部から長手方向に2本のスリット4aを平行に設けることにより舌片12が形成されている。また、第2ゴムシート7には、挿通部の一例である貫通孔13が形成されている。
図6Aに示す接続構造によれば、第1ゴムシート4と第2ゴムシート7とを、第1スリット14と第2スリット16とを利用して簡単に接続することができる。すなわち、図6Bに示すように、第1スリット14の第1直線部14aと、第2スリット16の第3直線部16aとの長手方向の位置を位置合わせし、第1ゴムシート4に対して第2ゴムシート7を相対的に幅方向に移動させる。そして、第1ゴムシート4に対して第2ゴムシート7を相対的に長手方向に離間する方向へと移動させる。これにより、第1係止片15が第2ゴムシート7の第1側縁側の上方に位置し、第2係止片17が第1ゴムシート4の第2側片縁の上方に位置する係止状態が得られる。係止状態では、第1直線部14aは、第1側縁から幅方向内側に向かって形成されているので、接続端とは反対側に向かって自由端が突出する。第3直線部16aは、第2側縁から幅方向内側に向かって形成されているので、接続端とは反対側に向かって自由端が突出する。これにより、係止片15,17同士の係止状態がより一層強固なものとされる。なお、必要に応じて、この係止状態で、上、下又は両方から押圧力を作用させて第1ゴムシート4と第2ゴムシート7とを圧着するようにしてもよい。これによれば、単に第1係止片15に第2係止片17を係止するだけ、あるいは、圧着による接続をも加えて、良好な接合状態を得ることができる。
(第7実施形態)
図8は、第7実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4には、接続端の幅方向中央部から長手方向に突出する係止片19が形成されている。係止片19は、長手方向の中央部から幅方向側方に突出する突起19aを有する。第2ゴムシート7には、接続端の中央部から長手方向に延びる切欠き20が形成されている。この切欠き20は、前記係止部19とは相補的な形状を有し、内側面中央部には前記突起19aが係止される窪み20aが形成されている。窪み20aは、長手方向に交差するように形成されている。これら係止片19及び切欠き20は、プレス等で打ち抜くことにより形成することができる。
図8は、第7実施形態に係る接続構造を示す。この接続構造では、第1ゴムシート4には、接続端の幅方向中央部から長手方向に突出する係止片19が形成されている。係止片19は、長手方向の中央部から幅方向側方に突出する突起19aを有する。第2ゴムシート7には、接続端の中央部から長手方向に延びる切欠き20が形成されている。この切欠き20は、前記係止部19とは相補的な形状を有し、内側面中央部には前記突起19aが係止される窪み20aが形成されている。窪み20aは、長手方向に交差するように形成されている。これら係止片19及び切欠き20は、プレス等で打ち抜くことにより形成することができる。
Claims (9)
- 帯状の未加硫ゴムの外表面を防着剤で被覆してなる第1ゴムシートと第2ゴムシートとを接続する未加硫ゴムシートの接続方法であって、
前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートの接続端部に防着剤で被覆されてない非被覆領域をそれぞれ形成する第1工程と、
前記非被覆領域同士を当接させた状態で、前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートを接合する第2工程と、
を含む、未加硫ゴムシートの接続方法。 - 前記非被覆領域は、前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートの厚み方向の一方の面にそれぞれ形成されている、請求項1に記載の未加硫ゴムシートの接続方法。
- 前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートの接合は圧着である、請求項1又は2に記載の未加硫ゴムシートの接続方法。
- 前記第1ゴムシートの接続端の幅方向中央部から長手方向に延びる切欠きにより係止受部を形成し、前記第2ゴムシートの接続端部の両側縁から幅方向中央部に向かって延びる一対の切欠きにより略T字状の係止部を形成し、前記係止受部に前記係止部を係止することにより、前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートを接続する、請求項1に記載の未加硫ゴムシートの接続方法。
- 前記第1ゴムシートにスリットを設けることにより係止片を形成し、
前記第2ゴムシートに、前記係止片が挿通される挿通部を形成する、請求項1に記載の未加硫ゴムシートの接続方法。 - 前記第1ゴムシートは、接続端から長手方向に突出する係止片を有し、
前記係止片は、幅方向の両側から幅方向側方に突出する突起を有し、
前記第2ゴムシートは、接続端から長手方向に延びる切欠きを有し、
前記切欠きは、前記係止片と相補的な形状を有する、請求項1に記載の未加硫ゴムシートの接続方法。 - 帯状の未加硫ゴムの外表面を防着剤で被覆してなる第1ゴムシートと第2ゴムシートとを接続する未加硫ゴムシートの接続方法であって、
前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートにスリットを設けることにより係止片を形成し、
前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートは、前記係止片同士を互いに係止する、未加硫ゴムシートの接続方法。 - 前記スリットは、前記第1ゴムシートと前記第2ゴムシートの側縁から長手方向に交差して延び、さらに接続端側に屈曲して延びる、請求項7に記載の未加硫ゴムシートの接続方法。
- 前記係止片は、前記接続端とは反対側に向かって自由端を突出させるものである、請求項8に記載の未加硫ゴムシートの接続方法。
Priority Applications (2)
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JP2017220670A JP2019089274A (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | 未加硫ゴムシートの接続方法 |
PCT/JP2018/036800 WO2019097869A1 (ja) | 2017-11-16 | 2018-10-02 | 未加硫ゴムシートの接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017220670A JP2019089274A (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | 未加硫ゴムシートの接続方法 |
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JP2019089274A5 true JP2019089274A5 (ja) | 2020-10-22 |
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Family Applications (1)
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JP2017220670A Pending JP2019089274A (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | 未加硫ゴムシートの接続方法 |
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2017
- 2017-11-16 JP JP2017220670A patent/JP2019089274A/ja active Pending
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2018
- 2018-10-02 WO PCT/JP2018/036800 patent/WO2019097869A1/ja active Application Filing
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