JP2019089174A - 情報処理装置、作業支援システム、および、工具 - Google Patents

情報処理装置、作業支援システム、および、工具 Download PDF

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Abstract

【課題】作業エリアにおいて、作業者が複数種類の工具のうちの間違った工具を使用してしまう可能性を低減する。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、複数種類の工具を用いる作業について、作業工程毎に使用される工具が対応付けられた工程別工具情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における工具に関連する装置と通信する通信部と、前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における所定の前記作業工程が実施される際に、前記通信部によって、前記工具に関連する装置から、作業者が前記工具を取得したことを示す情報を受信した場合に、所定の情報を出力する出力部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、作業支援システム、および、工具に関する。
従来から、作業エリアにおいて、作業者が複数種類の工具からいずれかの工具を選択し、その選択した工具を用いて、物品の製造、組立等の種々の作業を行う場合がある。
特開2006−305665号公報 特開2005−313294号公報 特開2015−016854号公報
しかしながら、作業者が複数種類の工具から間違った工具を選択し、その間違った工具を使用して作業を行ってしまう場合がある。そうすると、その作業をやり直す必要が生じてしまう。
そこで、本発明の課題の一つは、作業エリアにおいて、作業者が複数種類の工具のうちの間違った工具を使用してしまう可能性を低減することである。
実施形態の情報処理装置は、複数種類の工具を用いる作業について、作業工程毎に使用される工具が対応付けられた工程別工具情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における工具に関連する装置と通信する通信部と、前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における所定の前記作業工程が実施される際に、前記通信部によって、前記工具に関連する装置から、作業者が前記工具を取得したことを示す情報を受信した場合に、所定の情報を出力する出力部と、を備える。
図1は、第1実施形態の作業支援システムの各構成を示す模式図である。 図2は、第1実施形態のリング装着装置の外観図である。 図3は、第1実施形態のリング装着装置の構成図である。 図4は、第1実施形態の情報処理装置の構成図である。 図5は、第1実施形態の情報処理装置とリング装着装置の処理を示すフローチャートである。 図6は、第1実施形態の情報処理装置の表示画面例を示す図である。 図7は、第2実施形態の作業支援システムの各構成を示す模式図である。 図8は、変形例のリング装着装置の取得を制限するストッパの構成等を示す模式図である。
以下、本発明の情報処理装置、作業支援システム、および、工具等の第1実施形態、第2実施形態、変形例について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、第1実施形態の作業支援システムSの各構成について説明する。図1は、第1実施形態の作業支援システムSの各構成を示す模式図である。作業支援システムSは、情報処理装置1と、複数種類の工具(リング装着装置2、3、ディスペンサ4、ドライバ5)と、を備える。
図1に示す作業エリアAは、例えば、セル生産方式における作業のエリアである。この作業エリアAにおいて、作業者は、情報処理装置1による指示に基づいて、複数の作業工程の作業を行う。つまり、作業者は、情報処理装置1による指示に基づいて、作業工程ごとに、複数種類の工具からいずれかの工具を選択し、その選択した工具を用いて物品の製造、組立等の種々の作業を行う。
このように、情報処理装置1は、作業者が行う複数の作業工程の順序を記憶し、当該作業工程の順序に従って作業者の支援を行う。
情報処理装置1は、例えば、タブレット端末であるが、これに限定されず、スマートフォンやPC(Personal Computer)等であってもよい。
リング装着装置2は、作業者による操作に応じて、棒状部材に設けられた溝にリングを装着する工具である。リング装着装置2は、工具選択検知部21と、報知部22と、を備える。工具選択検知部21は、作業者がリング装着装置2を選択(取得)したことを検知する手段である。報知部22は、作業者に、使用すべき工具がリング装着装置2であることや、工具として選択したリング装着装置2が間違いであること等を報知するための手段である。リング装着装置2の詳細については、図2、図3で後述する。
リング装着装置3は、リング装着装置2と同様の装置であり、工具選択検知部31と、報知部32と、を備える。リング装着装置3は、リング装着装置2と比較して、用いるリングのサイズのみが異なる。
ディスペンサ4は、作業者による操作に応じて、グリスや接着剤等を吐出する工具である。ディスペンサ4は、不使用時には載置台41(工具に関連する装置)の上に置かれる。載置台41は、工具選択検知部42と、報知部43と、を備える。工具選択検知部42は、作業者がディスペンサ4を選択(取得)したことを検知する手段であり、例えば、マイクロスイッチである。報知部43は、作業者に、使用すべき工具がディスペンサ4であることや、工具として選択したディスペンサ4が間違いであること等を報知するための手段であり、例えば、ブザー音発生装置やLED(Light Emitting Diode)である。
ドライバ5は、作業者による操作に応じて、ネジを締めたり緩めたりする工具である。ドライバ5は、電動であっても手動であってもいずれでもよい。ドライバ5は、不使用時には載置台51の上に置かれる。載置台51(工具に関連する装置)は、工具選択検知部52と、報知部53と、を備える。工具選択検知部52は、作業者がドライバ5を選択(取得)したことを検知する手段であり、例えば、マイクロスイッチである。報知部53は、作業者に、使用すべき工具がドライバ5であることや、工具として選択したドライバ5が間違いであること等を報知するための手段であり、例えば、ブザー音発生装置やLEDである。
作業における作業工程毎に使用される工具が対応付けられている(詳細は後述)。そして、作業者は、情報処理装置1による指示に基づいて、作業工程ごとに、リング装着装置2、リング装着装置3、ディスペンサ4、ドライバ5からいずれかの工具を選択し、その選択した工具を用いて物品の製造、組立等の種々の作業を行う。その際、情報処理装置1は、作業者が間違った工具を選択(取得)したと判定した場合、作業者がその間違った工具を使用する前に工具が間違っている旨を報知する(詳細は後述)。以下では、工具であるリング装着装置2、リング装着装置3、ディスペンサ4、ドライバ5のうち、代表してリング装着装置2について説明する。
図2は、第1実施形態のリング装着装置2の外観図である。上述したように、リング装着装置2は、作業者による操作に応じて、棒状部材(不図示)に設けられた溝にリング(不図示)を装着する工具である。リングは、例えば、いわゆるEリング(E型止め輪)である。リングは、棒状部材が軸方向に移動することを制限するために、棒状部材に装着される。なお、棒状部材やリングはこれらに限定されるものではない。
リング装着装置2は、下フレーム201と、可動部材202と、上フレーム203と、スタック部204と、プッシャ205と、レバー206と、を有する。スタック部204は、リング装着装置2の長手方向に延びており、複数のリングを収容する。複数のリングは、スタック部204の内部において、長手方向に重ねられている。
プッシャ205には、音発生部211、光表示部212、回数表示部213、メニューボタン214、プラスボタン215、マイナスボタン216、および、電源スイッチ217が設けられている(詳細は後述)。
作業者は、リング装着装置2を操作する際、片手で上フレーム203とレバー206を挟み込むようにしてリング装着装置2を持ち、レバー206を握ることで、棒状部材に設けられた溝にリングを装着する。
以下、図3も合わせて参照して、リング装着装置2の構成について説明する。図3は、第1実施形態のリング装着装置2の構成図である。リング装着装置2は、通信部221、記憶部222、回数表示部213、光表示部212、音発生部211、ボタン操作検知部223、工具選択検知部21、作業操作検知部224、電源部225、および、処理部226を備える。
通信部221は、情報処理装置1等の外部装置と通信するための通信インタフェースである。通信方式は、例えば、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)であればよいが、これらに限定されない。また、通信部221は、例えば、処理部226と一体にした通信/演算処理モジュールとして実現してもよい。
記憶部222は、処理部226の動作プログラム、各種データ、処理結果等を記憶する手段である。回数表示部213は、処理部226からの指示に基づいて000〜999の数字を表示する。
光表示部212(図1の報知部22に対応)は、青色や黄色等の複数(図2では2つ)のLEDであり、処理部226からの指示に基づいて所定の色を点灯または点滅させる。
音発生部211(図1の報知部22に対応)は、例えば、ブザー音発生装置であり、処理部226からの指示に基づいてブザー音を発生する。
ボタン操作検知部223は、メニューボタン214、プラスボタン215、マイナスボタン216が操作されたことを検知する。
工具選択検知部21は、作業者が工具を選択(取得)したことを検知するための手段であり、例えば、加速度を検知する加速度センサである。
作業操作検知部224は、作業者がリング装着装置2を操作したこと、つまり、作業者がレバー206を握って棒状部材に設けられた溝にリングを装着したことを検知するための手段であり、例えば、レバー206の移動を検知できる部分に設けられたマイクロスイッチ(不図示)である。電源部225は、電力供給装置であり、例えば、リチウム電池等である。
処理部226は、通信部221を介して情報処理装置1等と通信したり、情報処理装置1からの指示に基づいた各種処理を行ったりする。また、処理部226は、加速度センサ(工具選択検知部21)によって検知された加速度に基いて作業者がリング装着装置2を取得したか否かを判定する判定部として機能する。その際、処理部226は、例えば、加速度センサ(工具選択検知部21)によって検知された加速度と、重力加速度と、に基いてリング装着装置2の鉛直方向の動きの加速度を算出し、算出したリング装着装置2の鉛直方向の動きの加速度に基いて作業者がリング装着装置2を取得したか否かを判定する。
例えば、ある時刻tに加速度センサ(工具選択検知部21)によって検知された加速度A(t)が、式(1)であるとする。
A(t)={a(t),a(t),a(t)} ・・・式(1)
なお、a(t),a(t),a(t)はそれぞれ、x軸、y軸、z軸が互いに直交する所定の座標空間における加速度のx成分、y成分、z成分である。
また、同時刻tにおける重力加速度G(t)が、式(2)であるとする。
G(t)={g(t),g(t),g(t)} ・・・式(2)
その場合、加速度A(t)から重力加速度G(t)を除いた加速度B(t)は、式(3)となる。
B(t)={a(t)−g(t),a(t)−g(t),a(t)−g(t)} ={b(t),b(t),b(t)} ・・・式(3)
この場合、加速度B(t)における鉛直方向の成分C(t)は、式(4)となる。
C(t)=b(t)・g(t)+b(t)・g(t)+b(t)・g(t) ・・・式(4)
処理部226は、例えば、このC(t)を所定の時間区間で二階積分することで、リング装着装置2が鉛直方向に移動した距離を算出し、その距離が所定の閾値を超えた場合に作業者がリング装着装置2を取得したと判定することができる。この手法によれば、工具が載せられた台車が移動したり、工具が作業者の腰にぶら下げられたりしている場合には、リング装着装置2は鉛直方向にあまり移動しないことから、作業者がリング装着装置2を取得したとは判定されにくく、作業者が実際にリング装着装置2を取得した場合に取得したと判定されやすい、という利点がある。
また、処理部226は、作業者がリング装着装置2を取得したと判定した場合に、作業者がリング装着装置2を取得したことを示す情報を通信部221経由で情報処理装置1に送信する送信部として機能する。
なお、図1に示す載置台41および載置台51も、図3の各構成と同等の各構成を有するものとする。
次に、図4を参照して、第1実施形態の情報処理装置1の構成について説明する。図4は、第1実施形態の情報処理装置1の構成図である。上述したように、情報処理装置1は、例えば、タブレット端末である。情報処理装置1は、通信部11、記憶部12、入力部13、表示部14、および、処理部15(出力部)を備える。
通信部11は、リング装着装置2、3、載置台41、載置台51等と通信するための通信インタフェースである。つまり、通信部11は、記憶部12に記憶されている工程別工具情報(詳細は後述)における工具に関連する装置と通信する。工具に関連する装置とは、例えば、工具がリング装着装置2であればリング装着装置2であり、工具がリング装着装置3であればリング装着装置3であり、工具がディスペンサ4であれば載置台41であり、工具がドライバ5であれば載置台51である。このように、工具に関連する装置は、工具自体であってもよいし、載置台などの工具に接続可能な装置でもよい。
記憶部12は、処理部15の動作プログラムや各種データのほか、作業工程情報、作業工程別使用工具情報(工程別工具情報)、工具使用完了条件情報、履歴情報を記憶する。作業工程情報は、所定の作業と、その作業を構成する複数の作業工程を対応付けた情報である。さらに、作業工程情報は、当該所定の作業で実行される作業工程の順序を含んでいる。これにより、情報処理装置1は、作業者が一つの作業工程を終了した後、次の作業工程の案内が可能となる。
作業工程別使用工具情報は、複数種類の工具を用いる作業について、作業工程毎に使用される工具が対応付けられた情報である。
工具使用完了条件情報は、作業工程ごとの工具の使用完了条件の情報である。工具使用完了条件情報は、工具がリング装着装置2の場合、例えば、「リング装着操作10回」といった情報である。履歴情報は、処理部15の処理結果の履歴を示す情報である。
入力部13は、作業者等が情報処理装置1に情報を入力するための手段であり、例えば、表示部14と重畳して設けられているタッチパネルである。表示部14は、情報を表示する手段であり、例えば、液晶表示装置である。
処理部15は、記憶部12に記憶された動作プログラム等に基いて、各種演算処理を行う。例えば、処理部15は、記憶部12に記憶されている作業工程別使用工具情報における所定の作業工程が実施される際に、通信部11によって、工具に関連する装置から、作業者が工具を取得したことを示す情報を受信した場合に、所定の情報を出力する。ここで、工具を取得したことを示す情報は、例えば、「工具正解(正しい工具を取得したことを示す情報)」や「工具不正解(間違った工具を取得したことを示す情報)」である。
また、処理部15は、記憶部12に記憶されている作業工程別使用工具情報における所定の作業工程が実施される際に、通信部11によって、当該所定の作業工程と対応付けられている一方の工具以外の他方の工具に関連する装置から、作業者が他方の工具を取得したことを示す情報を受信した場合に、所定の情報として警報を示す情報を出力する。
また、処理部15は、記憶部12に記憶されている作業工程別使用工具情報における所定の作業工程が実施される際に、通信部11によって、当該所定の作業工程と対応付けられている工具に関連する装置から、作業者が当該工具を取得したことを示す情報を受信した場合に、所定の情報として工具が正しいことを示す情報を出力する。
次に、図5を参照して、第1実施形態の情報処理装置1とリング装着装置2の処理について説明する。図5は、第1実施形態の情報処理装置1とリング装着装置2の処理を示すフローチャートである。なお、以下において、図1のリング装着装置2、3、載置台41、および、載置台51を「すべての工具等」と称する。また、説明を簡潔にするために、情報処理装置1が通信に通信部11を用いるという記載や、リング装着装置2が通信に通信部221を用いるという記載を適宜省略する。
まず、情報処理装置1の処理部15は、作業開始か否かを判定し(ステップS1)、Yesの場合はステップS2に進み、Noの場合はステップS1に戻る。このステップS1では、例えば、処理部15は、作業者による入力部13を用いた作業開始の操作があったか否かにより、作業開始か否かを判定する。
ステップS2において、情報処理装置1の処理部15は、記憶部12の作業工程情報と作業工程別使用工具情報を参照し、作業工程情報に含まれている作業工程の順序に従って、各作業工程で使用する工具のID(Identifier)をすべての工具等に送信する。ステップS1から進んできた場合には、最初の作業工程で使用される工具のIDをすべての工具等に送信し、ステップS28から進んできた場合には、次の作業工程で使用される工具のIDをすべての工具等に送信する。
そして、リング装着装置2の処理部226は、工具のIDを受信したか否かを判定し(ステップS3)、Yesの場合はステップS4に進み、Noの場合はステップS3に戻る。
ステップS4において、リング装着装置2の処理部226は、ステップS3で受信した工具のIDが自身のIDか否かを判定し、Yesの場合はステップS5に進み、Noの場合はステップS10に進む。
ステップS5において、リング装着装置2の処理部226は、「工具有り」の情報を情報処理装置1に送信する。
次に、ステップS6において、リング装着装置2の処理部226は、工具の所在の報知を開始する。つまり、処理部226は、光表示部212を所定の色(例えば青色)に点滅させる等して、作業者に、使用すべき工具がリング装着装置2である旨を報知する。また、この報知は、ブザー音等によって実現してもよい。
次に、ステップS7において、リング装着装置2の処理部226は、加速度センサ(工具選択検知部21)によって加速度の発生を検知したか否かを判定し、Yesの場合はステップS8に進み、Noの場合はステップS7に戻る。作業者がリング装着装置2を取得するとリング装着装置2に加速度が発生し、ステップS7でYesとなる。より具体的には、このステップS7では、例えば、上述したように、処理部226は、C(t)を所定の時間区間で二階積分することで、リング装着装置2が鉛直方向に移動した距離を算出し、その距離が所定の閾値を超えた場合に、Yesと判定する。
ステップS8において、リング装着装置2の処理部226は、「工具正解」の情報を情報処理装置1に送信する。次に、ステップS9において、リング装着装置2の処理部226は、工具の所在の報知を終了する。つまり、処理部226は、光表示部212を所定の色に点滅させる等していた動作を終了する。
また、ステップS10において、リング装着装置2の処理部226は、加速度センサ(工具選択検知部21)によって加速度の発生を検知したか否かを判定し、Yesの場合はステップS11に進み、Noの場合はステップS17に進む。作業者がリング装着装置2を取得するとリング装着装置2に加速度が発生し、ステップS10でYesとなる。
ステップS11において、リング装着装置2の処理部226は、「工具不正解」の情報を情報処理装置1に送信する。次に、ステップS12において、リング装着装置2の処理部226は、工具不正解を報知する。つまり、処理部226は、光表示部212を所定の色(工具正解のときとは別の色等)に点滅させる等して、作業者に、使用すべき工具はリング装着装置2ではない旨を報知する。また、この報知は、ブザー音等によって実現してもよい。ステップS12の後、ステップS3に戻る。
ステップS17において、リング装着装置2の処理部226は、工具取得情報を受信したか否かを判定し、Yesの場合はステップS3に戻り、Noの場合はステップS10に戻る。
また、ステップS2の後、ステップS13において、情報処理装置1の処理部15は、「工具有り」の情報を受信したか否かを判定し、Yesの場合はステップS15に進み、Noの場合はステップS14に進む。
ステップS14において、情報処理装置1の処理部15は、表示部14に、工具無し、または、工具電源オフの旨を表示し、ステップS2に戻る。作業者は、この表示を見て、使用すべき工具が無いか、あるいは、その工具の電源がオフになっているということを知ることができる。ステップS14の後、ステップS2に戻る。
ステップS15において、情報処理装置1の処理部15は、「工具正解」の情報を受信したか否かを判定し、Yesの場合はステップS16に進み、Noの場合はステップS19に進む。
ステップS16において、情報処理装置1の処理部15は、工具取得情報をすべての工具等に送信する。
次に、ステップS18において、情報処理装置1の処理部15は、記憶部12を参照し、現在使用すべき工具(例えばリング装着装置2)に関する工具使用完了条件情報をリング装着装置2に送信する。
ステップS19において、情報処理装置1の処理部15は、「工具不正解」の情報を受信したか否かを判定し、Yesの場合はステップS20に進み、Noの場合はステップS15に戻る。
ステップS20において、情報処理装置1の処理部15は、表示部14に、工具不正解の旨を表示し、ステップS15に戻る。図6は、この場合の表示画面例を示す図である。作業者は、この図6のような表示を見て、自分の取得した工具が間違いであることを知ることができる。
図5に戻って、ステップS9の後、ステップS21において、リング装着装置2の処理部226は、工具使用完了条件情報を受信したか否かを判定し、Yesの場合はステップS22に進み、Noの場合はステップS21に戻る。工具使用完了条件情報は、例えば、上述したように、「リング装着操作10回」である。
ここで、作業者は、リング装着装置2を用いて、棒状部材に設けられた溝にリングを装着する作業を行う。工具使用完了条件情報が「リング装着操作10回」であれば、リング装着装置2において処理部226は回数表示部213に「10」を表示させる。それから、作業者がリング装着装置2の操作を行うごとに、作業操作検知部224がその操作を検知し、処理部226は回数表示部213の表示を「10」→「9」→「8」→・・・とカウントダウンさせる。
作業者は、例えば、リング装着装置2の空打ちが発生して、回数表示部213の表示回数が実際に表示すべき回数より少ない場合、プラスボタン215を押すことで表示回数を1つずつカウントアップさせることができる。また、作業者は、例えば、作業操作検知部224による操作検知ミスが発生して、回数表示部213の表示回数が実際に表示すべき回数より多い場合、マイナスボタン216を押すことで表示回数を1つずつカウントダウンさせることができる。また、メニューボタン214とマイナスボタン216、およびプラスボタン215を組み合わせて用いることで、作業者は各種設定を行うことができる。なお、メニューボタン214は決定ボタンの機能も果たす。
ステップS22において、リング装着装置2の処理部226は、工具使用完了条件を満たしたか(例えばリング装着操作が10回に達したか)否かを判定し、Yesの場合はステップS23に進み、Noの場合はステップS22に戻る。
ステップS23において、リング装着装置2の処理部226は、工具使用完了を報知する。例えば、処理部226は、音発生部211によってブザー音を発生することによって、作業者に、工具の使用が完了した旨を報知する。
次に、ステップS24において、リング装着装置2の処理部226は、工具使用完了情報を情報処理装置1に送信する。ステップS24の後、ステップS3に戻る。
ステップS18の後、ステップS25において、情報処理装置1の処理部15は、工具使用完了情報を受信したか否かを判定し、Yesの場合はステップS26に進み、Noの場合はステップS25に戻る。
ステップS26において、情報処理装置1の処理部15は、記憶部12の作業工程情報を参照して、現在の作業工程が最後の作業工程か否かを判定し、Yesの場合は処理を終了し、Noの場合はステップS27に進む。
ステップS27において、情報処理装置1の処理部15は、次の作業工程に進む。次に、ステップS28において、情報処理装置1の処理部15は、リング装着装置2が前の作業工程で使用された場合、リング装着装置2の加速度未発生状態が所定時間以上継続したか否かを判定し、Yesの場合はステップS2に戻り、Noの場合はステップS28に戻る。このステップS28によって、作業者が使用後のリング装着装置2を戻す動作を行っているときに、リング装着装置2の処理部226がステップS10でYesと判定してしまうような事態を回避することができる。
このようにして、第1実施形態の作業支援システムSによれば、作業エリアAにおいて、作業者が複数種類の工具のうちの間違った工具を使用してしまう可能性を低減することができる。
具体的には、例えば、リング装着装置2が間違った工具の場合、作業者がその間違ったリング装着装置2を選択(取得)すると、ステップS12でリング装着装置2が工具不正解を作業者に報知するとともに、ステップS20で情報処理装置1が工具不正解を表示することで、作業者は自分の選択(取得)したリング装着装置2が間違いであることに気付くことができる。
また、リング装着装置2の処理部226が上述のようにC(t)を所定の時間区間で二階積分等することで作業者がリング装着装置2を取得したと判定することで、リング装着装置2が載せられた台車が移動したり、リング装着装置2が作業者の腰にぶら下げられたりしているときにリング装着装置2が取得されたと誤判定する可能性を低減することができる。
本実施形態においては、工具を取得したことを示す情報として、「工具正解」や「工具不正解」を例にとって説明した。しかしながら、本実施形態は、工具を取得したことを示す情報を、「工具正解」や「工具不正解」に限定するものではなく、例えば、工具が取得された場合に、当該工具が出力する、当該工具を識別する「工具ID」でもよい。この場合、作業者が取得した工具が正しいか否かの判断を、情報処理装置1が行う。そして、情報処理装置1は、当該判定結果に応じて、所定の処理を行う。
なお、例えば、リング装着装置2が正しい工具の場合、作業者がその正しいリング装着装置2を選択(取得)した場合に、情報処理装置1やリング装着装置2において工具正解の旨を報知(表示、音発生)してもよい。そうすれば、作業者はその報知によって自分の選択(取得)したリング装着装置2が正しいことを認識し、安心して作業することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の作業支援システムSについて説明する。図7は、第2実施形態の作業支援システムSの各構成を示す模式図である。図1と同様の事項については、説明を適宜省略する。
図7において、リング装着装置2には、制限部材23が設けられている。制限部材23は、通常時はリング装着装置2の内部に引っ込んでいて、処理部226からの指示によりモータや電磁ソレノイドなどの働きによってリング装着装置2の外部に露出することで、作業者によるリング装着装置2の操作を制限する。リング装着装置3の制限部材33についても同様である。
また、ディスペンサ4に対応して、載置台41の代わりに収納箱44(工具に関連する装置。収納容器)が設けられている。収納箱44は、蓋45を備え、また、工具選択検知部42とロック部46が設けられている。ロック部46は、情報処理装置1からの指示によりモータや電磁ソレノイドなどの働きによって蓋45が開かないようにロックする。
また、ドライバ5に対応して、載置台51の代わりに収納箱54(工具に関連する装置。収納容器)が設けられている。収納箱54は、蓋55を備え、また、工具選択検知部52とロック部56が設けられている。ロック部56は、情報処理装置1からの指示によりモータや電磁ソレノイドなどの働きによって蓋55が開かないようにロックする。
情報処理装置1の記憶部12(図4)は、作業に用いられる部材が格納されている複数種類の工具を用いる作業について、作業工程毎に使用される工具が対応付けられた作業工程別使用工具情報(工程別工具情報)を記憶する。
また、情報処理装置1の処理部15は、記憶部12に記憶されている作業工程別使用工具情報における所定の作業工程が実施される際に、当該所定の作業工程と対応付けられている一方の工具以外の他方の工具が使用されないように制御する制御部として機能する。
ここで、処理部15は、他方の工具が使用されないように制御する場合に、他方の工具を収納している収納容器の蓋が開かないように制御するか、他方の工具を収納している収納容器から他方の工具が取り出せないように制御するか、他方の工具の可動部の動きを制限する制限部材によって他方の工具が操作されないように制御するか、前記他方の工具が取得されたときに第1実施形態のように報知することで使用されないように制御するか、のうち少なくとも1つ以上を実行する。
このような作業支援システムSにおいて、情報処理装置1の処理部15は、作業工程で使用する一方の工具以外の他方の工具が使用されないように制御する。例えば、作業工程で使用する工具がリング装着装置2である場合、情報処理装置1の処理部15は、リング装着装置3とディスペンサ4とドライバ5が使用されないように制御する。
より具体的には、例えば、情報処理装置1の処理部15は、リング装着装置3の制限部材33を露出させることで、リング装着装置3が使用されないように制御する。また、情報処理装置1の処理部15は、ディスペンサ4が収納されている収納箱44のロック部46をロックさせることで、ディスペンサ4が使用(取得)されないように制御する。また、情報処理装置1の処理部15は、ドライバ5が収納されている収納箱54のロック部56をロックさせることで、ドライバ5が使用(取得)されないように制御する。
このようにして、第2実施形態の作業支援システムSによれば、作業エリアAにおいて、作業者が複数種類の工具のうちの間違った工具を使用してしまう可能性を低減することができる。
例えば、上述のように、情報処理装置1の処理部15が作業工程で使用する一方の工具以外の他方の工具が使用されないように制御することで、そのような作用効果を実現できる。
また、情報処理装置1の処理部15が作業工程で使用する一方の工具以外の他方の工具が使用されないように制御することは、上述の手法のほかに、図8で示すような手法により実現することもできる。図8は、変形例のリング装着装置2の取得を制限するストッパ24の構成等を示す模式図である。
例えば、図1の載置台41、51や図7の収納箱44、54において、図8に示すようなストッパ24を設ける。ストッパ24は、ピン25を備える。ストッパ24は、情報処理装置1からの指示によりモータや電磁ソレノイドなどの働きによって、作業者がリング装着装置2を取得できないようにピン25を外側に移動させてリング装着装置2の内部に挿入させる(図8(a)→図8(b))。
このようにして、変形例によれば、第2実施形態と異なる手法で間違った工具の取得を制限することができる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例である。実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、実施形態の構成や形状は、部分的に他の構成や形状と入れ替えて実施することも可能である。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、方向、角度、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
例えば、ディスペンサ4(電動の場合)やドライバ5(電動の場合)が使用されないように制限する手法は、図7に示したものに限定されず、ほかに、例えば、電源が入らないようにしたり、モータが動かないようにしたりしてもよい。また、ディスペンサ4が手動の注射器タイプのものの場合は、スライドする部分が動かないようにロック機構を設けてもよい。
また、工具は、上述したものに限定されず、ほかに、例えば、エアツール、ドリル、インパクトレンチのような他の工具であってもよい。
また、工具選択検知部21、31として、加速度センサに加えて、ジャイロセンサを用いてもよい。ジャイロセンサは工具の回転動作時の角速度についての信号を出力するので、加速度センサとジャイロセンサを併用することで、工具の動き(例えば鉛直方向に関する動き等)をより正確に認識できる。
1…情報処理装置、2…リング装着装置、3…リング装着装置、4…ディスペンサ、5…ドライバ、11…通信部、12…記憶部、13…入力部、14…表示部、15…処理部、21…工具選択検知部、22…報知部、23…制限部材、24…ストッパ、25…ピン、31…工具選択検知部、32…報知部、33…制限部材、41…載置台、42…工具選択検知部、43…報知部、44…収納箱、45…蓋、46…ロック部、51…載置台、52…工具選択検知部、53…報知部、54…収納箱、55…蓋、56…ロック部、201…下フレーム、202…可動部材、203…上フレーム、204…スタック部、205…プッシャ、206…レバー、211…音発生部、212…光表示部、213…回数表示部、214…メニューボタン、215…プラスボタン、216…マイナスボタン、217…電源スイッチ、221…通信部、222…記憶部、223…ボタン操作検知部、224…作業操作検知部、225…電源部、226…処理部、A…作業エリア、S…作業支援システム。

Claims (10)

  1. 複数種類の工具を用いる作業について、作業工程毎に使用される工具が対応付けられた工程別工具情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における工具に関連する装置と通信する通信部と、
    前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における所定の前記作業工程が実施される際に、前記通信部によって、前記工具に関連する装置から、作業者が前記工具を取得したことを示す情報を受信した場合に、所定の情報を出力する出力部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記出力部は、前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における所定の前記作業工程が実施される際に、前記通信部によって、当該所定の作業工程と対応付けられている一方の工具以外の他方の工具に関連する装置から、作業者が前記他方の工具を取得したことを示す情報を受信した場合に、前記所定の情報として警報を示す情報を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力部は、前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における所定の前記作業工程が実施される際に、前記通信部によって、当該所定の作業工程と対応付けられている工具に関連する装置から、作業者が当該工具を取得したことを示す情報を受信した場合に、前記所定の情報として工具が正しいことを示す情報を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 作業に用いられる部材が格納されている複数種類の工具を用いる作業について、作業工程毎に使用される工具が対応付けられた工程別工具情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における所定の前記作業工程が実施される際に、当該所定の作業工程と対応付けられている一方の工具以外の他方の工具が使用されないように制御する制御部と、
    を備える情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記他方の工具が使用されないように制御する場合に、前記他方の工具を収納している収納容器の蓋が開かないように制御するか、前記他方の工具を収納している収納容器から前記他方の工具が取り出せないように制御するか、前記他方の工具の可動部の動きを制限する制限部材によって前記他方の工具が操作されないように制御するか、前記他方の工具が取得されたときに報知することで使用されないように制御するか、のうち少なくとも1つ以上を実行する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置と、複数種類の工具と、を備える作業支援システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    複数種類の工具を用いる作業について、作業工程毎に使用される工具が対応付けられた工程別工具情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における工具に関連する装置と通信する通信部と、
    前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における所定の前記作業工程が実施される際に、前記通信部によって、前記工具に関連する装置から、作業者が前記工具を取得したことを示す情報を受信した場合に、所定の情報を出力する出力部と、
    を備える作業支援システム。
  7. 情報処理装置と、作業に用いられる部材が格納されている複数種類の工具と、を備える作業支援システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    作業工程毎に使用される工具が対応付けられた工程別工具情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記工程別工具情報における所定の前記作業工程が実施される際に、当該所定の作業工程と対応付けられている一方の工具以外の他方の工具が使用されないように制御する制御部と、
    を備える作業支援システム。
  8. 前記工具は、
    加速度を検知する加速度センサと、
    前記加速度センサによって検知された加速度に基いて作業者が前記工具を取得したか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって作業者が前記工具を取得したと判定された場合に、作業者が前記工具を取得したことを示す情報を前記情報処理装置に送信する送信部と、を備える請求項6または請求項7に記載の作業支援システム。
  9. 情報処理装置と、複数種類の工具と、を備える作業支援システムにおける前記工具であって、
    加速度を検知する加速度センサと、
    前記加速度センサによって検知された加速度に基いて作業者が前記工具を取得したか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって作業者が前記工具を取得したと判定された場合に、作業者が前記工具を取得したことを示す情報を前記情報処理装置に送信する送信部と、を備える工具。
  10. 前記判定部は、
    前記加速度センサによって検知された加速度と、重力加速度と、に基いて前記工具の鉛直方向の動きの加速度を算出し、前記算出した前記工具の鉛直方向の動きの加速度に基いて作業者が前記工具を取得したか否かを判定する、請求項9に記載の工具。
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