JP2019089142A - 工作機械および工作機械の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】環境が変化しても、工作機械の送り装置の位置決め誤差が変化することがなく、また大きな加工負荷に対しても高い加工精度を維持できるようにすること。【解決手段】主軸20の先端に取り付けた回転工具TとワークWとを相対移動させる送り軸を有し、該回転工具でワークを加工する工作機械において、主軸の先端近傍に弾性変形部72、92を設けると共に、該弾性変形部よりも主軸の先端側に磁性部材156、176を配設し、該磁性部材に対面するように電磁石154、174を配設して、X軸、Y軸送り装置の位置決め誤差に基づいて電磁石へ供給する電流を制御するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は工作機械の送り軸制御方法および該送り軸制御方法を実行する工作機械に関する。
工作機械では、加工指令を実行する間、工具経路のコーナ部、つまり同時に制御される2つの送り軸の少なくとも一方の送り方向が反転するとき、送り装置の部材間の摩擦力がステップ状に変化して加工面に所謂象限突起と称される加工痕を生じる。
特許文献1には、加工プログラムによる位置指令から、パルスコーダからのフィードバックパルスに基づいて求めたモータ位置を減じた値を累積して指令位置とモータ位置の第1の偏差とし、サーボモータの方向転換時に前記第1の偏差にバックラッシュ補正分を加算することにより位置指令を補正して象限突起を補正するようにした工作機械の送り装置のフルクローズド・ループ制御方法が記載されている。
特許文献2には、位置ループ制御系に学習コントローラを追加し、学習制御を行いながら繰り返し指令されるパターンを複数回繰り返し実行して、位置偏差が零に収束したときに、該学習制御によって得られた速度指令から位置指令を微分した微分値を差し引いて速度指令の補正データを求め、補正データに基づいて速度指令が補正して、象限突起の発生を防止するようにしたサーボモータの駆動制御装置が記載されている。
特許文献3には、微細加工用工具をワークに対してX軸、Y軸方向に微動させるX、Y微動駆動機構と、該X、Y微動駆動機構を有する工作機械用アタッチメントをワークWnに対してX軸、Y軸、Z軸方向に粗動させる粗動駆動部とを備えた工作機械が記載されている。
特開平08−179831号公報 特開2004−234327号公報 特開2009−166202号公報
特許文献1、2の発明では、送り装置で送られるワークの重量が変化したり、工作機械が設置されている環境の温度や湿度等の変化によって、送り装置のボールねじとナットとの間の摩擦力やガイドレールと移動体のガイドブロックとの間の摩擦力が変化し、これによってサーボ制御の応答遅れが変化してしまう。その場合、予め格納していた補正データで送り装置の誤差を十分に補正することができずに、象限突起の発生を防止することはできなくなる問題がある。
また、特許文献3の発明では、X微動駆動機構は、主軸の先端にXテーブルをXガイドレールに沿って移動可能に取り付け、該XテーブルにYテーブルをYガイドレールに沿って移動可能に取り付け、XテーブルとYテーブルの各々をリニアモータで駆動するようになっている。XテーブルおよびYテーブルは主軸に対して浮動状態で取り付けられているので、加工負荷が大きくなると必然的にリニアモータも大きくなってしまい、微動駆動することができなくなる問題がある。特許文献3の発明でも、工作機械が設置されている環境の温度や湿度等の変化によって、ガイドレールとX、Yテーブルのガイドブロックとの間の摩擦力が変化し応答遅れが変化して象限突起の発生を防止することができなくなる。
本発明は、こうした従来技術の問題点を解決することを技術課題としており、工作機械の設置されている環境が変化しても、送り装置の位置決め誤差が変化することがなく、また大きな加工負荷に対しても十分な加工精度を維持できるようにした工作機械および工作機械の制御方法を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、工具とワークとを相対移動させる送り軸を有し、該工具でワークを加工する工作機械において、主軸頭に回転軸線を中心として回転可能に支持され先端に工具を装着する主軸であって、軸受によって前記主軸頭に回転可能に支持される基部と、該基部よりも剛性の低い弾性変形部と、前記弾性変形部よりも先端側に前記工具を保持する工具把持部とを有した主軸と、前記回転主軸の先端に対面するようにワークを取り付けるテーブルと、前記主軸頭とテーブルとを相対的に直線送りする直交3軸の送り軸と、前記主軸において前記弾性変形部と前記工具把持部との間に配設された磁性部材と、前記回転軸線に対して垂直な平面内で磁性部材に対面するように前記主軸頭に固定された複数の電磁石とを具備する工作機械が提供される。
更に、本発明によれば、工具とワークとを相対移動させる送り軸を有し、該工具でワークを加工する工作機械の制御方法において、主軸頭に回転軸線を中心として回転可能に支持され先端に工具を装着する主軸であって、軸受によって前記主軸頭に回転可能に支持される基部と、該基部よりも剛性の低い弾性変形部と、前記弾性変形部よりも先端側に前記工具を保持する工具把持部とを有した主軸を準備し、前記主軸において前記弾性変形部と前記工具把持部との間に磁性部材を配設し、前記回転軸線に対して垂直な平面内で磁性部材に対面するように前記主軸頭に固定された複数の電磁石を配設し、前記回転主軸の先端に対面するようにワークを取り付けるテーブルと、前記主軸頭とを相対的に直線送りする直交3軸の送り軸のうち、前記回転軸線に垂直な方向の2つの送り軸の誤差に基づいて前記電磁石へ供給する電流を制御する工作機械の制御方法が提供される。
本発明によれば、電磁石によって主軸に取り付けた磁性部材を引きつけ、主軸先端の工具を変位させることによって微動送りを実現している。この微動送りは、ボールねじや、ナット、サーボモータを含む送り軸で発生した誤差を指令値として、該誤差を打ち消すように作動する。送り軸における摩擦力の変化のような状態変化に基づく位置決め誤差が、微動送りに反映されため、そうした状態変化に対して補正効果の低下や悪化を防止することができる。また、本発明では、磁性部材を電磁石で電磁気学的に駆動して、弾性変形部で主軸を撓ませているので、応答は電磁力の応答で略決定され、ボールねじを用いた送り軸で生じるような部材の弾性変形や部材間の摩擦による応答遅れが生じない。
本発明の軸送り制御方法を適用する工作機械の一例を示す側面図である。 図1の工作機械の主軸頭の略示断面図である。 微動装置のコイルの配置を示す略図である。 本発明の制御方法を実行する制御システムの一例を示す略示ブロック図である。 本発明の実施形態によるサーボ制御装置を示す制御ブロック図である。 電磁石へ供給される電流の分配方法を説明するための略図である。 電磁石へ供給される電流値と工具の変位との関係を示すグラフである。 第2の実施形態による主軸頭の略示断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。
先ず、本発明を適用する工作機械の一例を示す側面図である図1を参照すると、工作機械10は、基台となるベッド12、ベッド12の後方部において上面に立設されたコラム14、水平左右方向(X軸方向、図1の紙面に垂直な方向)に往復動可能にコラム14の前面に取り付けられたX軸スライダ18、鉛直方向(Z軸方向)に往復動可能にX軸スライダ18の前面に取り付けられた主軸頭22、水平前後方向(Z軸方向、図1では左右方向)に往復動可能にベッド12の上面に取り付けられワークWを取り付けるテーブル32を主要な構成要素として具備している。
コラム14の前面には一対のX軸案内レール16がX軸方向に延設されており、X軸スライダ18の背面には、該X軸案内レール16上を摺動可能なガイドブロック17が取り付けられている。また、コラム14には、X軸スライダ18をX軸案内レール16に沿って往復駆動するX軸送り装置として、X軸方向に延設されたボールねじ38と、該ボールねじの一端に連結されたX軸サーボモータ42が設けられており、X軸スライダ18には、ボールねじ38に係合するナット40が取り付けられている。コラム14には、また、X軸スライダ18のX軸方向の座標位置を測定するX軸デジタルスケール46が取り付けられている。更に、X軸サーボモータ42には、X軸サーボモータ42の回転位置を測定するロータリエンコーダ44が取り付けられている。
X軸スライダ18の前面には一対のZ軸案内レール24がZ軸方向に延設されており、主軸頭22の背面には、該Z軸案内レール24上を摺動可能なガイドブロック26が取り付けられている。また、X軸スライダ18には、主軸頭22をZ軸案内レール24に沿って往復駆動するZ軸送り装置として、Z軸方向に延設されたボールねじ48と、該ボールねじ48の一端に連結されたZ軸サーボモータ52が設けられており、主軸頭22には、ボールねじ48に係合するナットが取り付けられている(図1には、該ナットを取り付けるブラケット50が図示されている)が取り付けられている。X軸スライダ18には、また、主軸頭22のZ軸方向の座標位置を測定するZ軸デジタルスケール56が取り付けられている。更に、Z軸サーボモータ52には、Z軸サーボモータ52の回転位置を測定するロータリエンコーダ54が取り付けられている。
ベッド12の上面には、一対のY軸ガイドレール34がY軸方向に延設されており、テーブル32の下面には、該Y軸ガイドレール34上を摺動可能なガイドブロック36が取り付けられている。テーブル32には、テーブル32をY軸ガイドレール34に沿って往復駆動するY軸送り装置として、Y軸方向に延設されたボールねじ58と、該ボールねじ58の一端に連結されたY軸サーボモータ62が設けられており、テーブル32には、ボールねじ58に係合するナットが取り付けられている(図1には、該ナットを取り付けるブラケット60が図示されている)。ベッド12には、また、テーブル32のY軸方向の座標位置を測定するY軸デジタルスケール66が取り付けられている。更に、Y軸サーボモータ62には、Y軸サーボモータ62の回転位置を測定するロータリエンコーダ64が取り付けられている。
工作機械10の主軸20は、軸受22b、22cを介して主軸頭22の中空状の主軸頭ハウジング22aに、Z軸方向に延びる回転軸線Oを中心として回転可能に支持され、その先端部に工具ホルダ70を介して回転工具Tを取り付けるテーパ穴20aが形成されている。主軸頭22には主軸20を回転駆動する主軸モータ28が内蔵されている。主軸モータ28は、主軸頭ハウジング22aの内面に固定されたステータ28aと、主軸20の外周面に固定されたロータ28bとを有している。
図1において、X軸、Y軸、Z軸の送り装置のサーボモータ42、62、52、ロータリエンコーダ44、54、64およびデジタルスケール46、66、56、並びに、主軸モータ28および主軸モータ28のロータリエンコーダ(図示せず)は、工作機械10のNC装置30に接続されており、X軸、Y軸、Z軸の送り装置のサーボモータ42、62、52および主軸モータ28は、ロータリエンコーダ44、54、64およびデジタルスケール46、66、56、並びに、主軸モータ28のロータリエンコーダの測定値に基づいて、NC装置30に入力される加工プログラムに従い制御される。
図1、2において、主軸頭22の先端には、本発明の微動装置150が取り付けられている。微動装置150は、主軸頭ハウジング22aの先端面に取り付けられた微動装置ハウジング152、微動装置ハウジング152の内周面に固定されたコイル154、微動装置ハウジング152の開口部152a近傍に取り付けられた変位センサまたはギャップセンサ158、コイル154に対面するように工具ホルダ70のシャンク部72に取り付けられた磁性部材156、シャンク部72において磁性部材156よりも先端側に変位センサ158に対面するように取り付けられたドグ160を具備している。
磁性部材156は、保磁力が小さく、かつ、シャンク部72よりも透磁率が大きい軟磁性材料から形成される。磁性部材156を形成する軟磁性材料は、鉄、ケイ素鋼、パーマロイ、センダスト、パーメンジュール、ソフトフェライト、アモルファス磁性材料、ナノ結晶軟磁性材料およびこれら材料の組合せを含む。磁性部材156は、特に環状のケイ素鋼板を積層して形成することが好ましい。
なお、シャンク部72は、主軸20のテーパ穴20a内に装着され工具ホルダ70の後端のテーパシャンクを含む本体部分と一体的に形成することができる。或いは、工具ホルダ70を通常のHSKホルダのような通常の工具ホルダとし、シャンク部72を本体部分とは別部材にて形成し、シャンク部72を本体部分の工具装着穴内に装着して両者を結合するようにしてもよい。本例では、シャンク部72が主軸20の弾性変形部を形成し、該シャンク部72の先端に工具Tを保持する工具把持部(図示せず)が形成される。
図3を参照すると、本実施形態において、コイル154は、8つのコイル154−1〜154−8を含み、コイル154−1〜154−8の各々は軟磁性材料から成る鉄心と該鉄心の周囲に巻設された巻線とを含む。8つのコイル154−1〜154−8は、隣り合う2つのコイルの巻線を直列に接続して該2つのコイルを1つのコイル集成体とし、後述するX軸サーボ制御部106またはY軸サーボ制御部108に接続されている。各コイル集成体において、2つのコイルは、X軸またはY軸を挟んで対称に配置されている。
より詳細には、コイル154−8、154−1がワイヤ155−1によって接続され第1のコイル集成体154Aを形成し、コイル154−2、154−3がワイヤ155−2によって接続され第2のコイル集成体154Bを形成し、コイル154−4、154−5がワイヤ155−3によって接続され第3のコイル集成体154Cを形成し、コイル154−6、154−7がワイヤ155−4によって接続され第4のコイル集成体154Dを形成している。
更に、第1のコイル集成体154Aのコイル154−8、154−1がY軸を挟んで対称に配置され、第2のコイル集成体154Bのコイル154−2、154−3がX軸を挟んで対称に配置され、第3のコイル集成体154Cのコイル154−4、154−5がY軸を挟んで対称に配置され、第4のコイル集成体154Dのコイル154−6、154−7がX軸を挟んで対称に配置されている。
第1と第3のコイル集成体154A、154CはX軸を挟んで対称に配置され、Y軸サーボ制御部108に接続され、第2と第4のコイル集成体154B、154DはY軸を挟んで対称に配置され、X軸サーボ制御部106に接続されている。これによって、第1と第3のコイル集成体154A、154Cは、Y軸サーボ制御部108によって互いに協調して制御され、第2と第4のコイル集成体154B、154Dは、X軸サーボ制御部106によって互いに協調して制御される。
このように、本発明は、主軸に弾性変形部を設け、該主軸の先端と弾性変形部との間に磁性部材を配設し、該磁性部材を電磁石で駆動するようにした微動装置を主軸頭の先端部に取り付けた工作機械に関連している。
次に、本発明の工作機械の制御方法を実行する制御システムを示す略示ブロック図である図4を参照すると、制御システム100はNC装置30によって形成され、読取解釈部102、分配補間部104、X軸、Y軸およびZ軸の各サーボ制御部106、108、110を具備している。読取解釈部102、分配補間部104、X軸、Y軸およびZ軸の各サーボ制御部106、108、110は、CPU(中央演算素子)、RAM(ランダムアクセスメモリ)やROM(リードオンリーメモリ)のようなメモリ装置、HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)のような記憶デバイス、出入力ポート、これらを相互接続する双方向バスを含むコンピュータ、および、関連するソフトウェア、並びに前記コンピュータと協働するオペアンプおよび該オペアンプに関連したアナログ電子回路から構成することができる。
読取解釈部102は、例えばCAM装置(図示せず)からの加工プログラムを読取り解釈して移動指令を分配補間部104へ出力する。この移動指令は、X軸、Y軸およびZ軸方向の送り量と送り速度とを含んでいる。分配補間部104は、受け取ったX軸、Y軸およびZ軸移動指令を補間演算し、補間関数および送り速度に合った位置指令を各送り軸のサーボ制御部106、108、110に出力する。サーボ制御部106、108、110は、受け取ったX軸、Y軸およびZ軸の各位置指令から工作機械10のX軸、Y軸およびZ軸の各送り軸を駆動するための電流値を出力し、工作機械10のX軸、Y軸、Z軸の各送り軸のサーボモータ42、62、52および微動装置150の第1〜第4のコイル集成体154A〜154Dに供給される。
以下、図5を参照して、本発明の一実施形態として、図4のX軸、Y軸の各々のサーボ制御部106、108を構成するサーボ制御装置200を説明する。なお、以下では、第2と第4のコイル集成体154B、154Dを第1と第2の電磁石190、192として、X軸サーボ制御部106について説明するが、Y軸サーボ制御部108についても同様である。
図5において、サーボ制御装置200は、一般的なサーボ制御装置と同様に、分配補間部104からの位置指令X0と、X軸スケール46からの位置フィードバック信号とを比較する減算器202、減算器202からの出力を微分処理する位置制御器204、位置制御器204からの出力と、X軸サーボモータ42のロータリエンコーダ44からの速度フィードバック信号とを比較する減算器206、減算器206からの信号を微分処理する速度制御器208、速度制御器208からの出力に基づいてX軸サーボモータ42へ出力する電流を制御する電流制御器210、位置指令X0に基づいて速度フィードフォーワード値および加速度フィードフォーワード値(粗動装置のメカモデルの逆数)を生成する速度フィードフォーワード制御部212および加速度フィードフォーワード制御部214を含む。
サーボ制御装置200は、更に、X軸送り装置の位置決め誤差である減算器202からの出力と、変位センサ158からの位置フィードバック信号とを比較する減算器218、減算器218からの出力を微分処理する微動位置制御器220、微動位置制御器220からの出力と、微分処理した変位センサ158からの信号とを比較する減算器222、減算器222からの信号を微分処理する微動速度制御器224、微動速度制御器224からの出力に基づいてコイル154へ出力する電流を制御する微動電流制御器226を含む。サーボ制御装置200は、減算器202からの出力に基づいて速度フィードフォーワード値(微動装置のメカモデルの逆数)を生成する微動速度フィードフォーワード制御部228、および、微動加速度フィードフォーワード値を生成する微動加速度フィードフォーワード制御部230を含む。
本実施形態では、微動電流制御器226は、第1の電磁石190(第2のコイル集成体154B)のための第1の微動電流制御器226aと、第2の電磁石192(第4のコイル集成体154D)のための第2の微動電流制御器226bとを備えている。微動速度制御器224からの出力は、微動加速度フィードフォーワード制御部230からの出力と合算され、分配器232によって第1と第2の微動電流制御器226a、226bに分配される。第1と第2の微動電流制御器226a、226bは、分配器232から受け取った信号に基づき、第1と第2の電磁石190、192に電流が出力され、これによって第1と第2の電磁石190、192と磁性部材156との間に電磁力が生成される。
既述したように、第1と第2の電磁石190、192は、Y軸を挟んで対称に配置され、かつ、第1と第2の電磁石190、192と磁性部材156との間に生成される電磁力は常に引力であるので、第1と第2の電磁石190、192に同じ電流値で出力されると、第1と第2の電磁石190、192と磁性部材156との間に生成される電磁力は逆向きで同一の電磁力となり、工具Tは変位することなく、工具Tの位置を微動制御することはできない。
そこで、分配器232は、合算した微動速度制御器224および微動加速度フィードフォーワード制御部230からの出力値Vinが、磁性部材156をX軸に沿って正の方向(図3、5において右方)に移動させる出力値である場合に、出力値Vout1を第1の微動電流制御器226aに出力する。第1の微動電流制御器226aは、分配器232からの出力値Vout1に基づき、X軸に沿って正の領域に配置されている第1の電磁石190に駆動電流I1を出力する。
反対に、合算した微動速度制御器224および微動加速度フィードフォーワード制御部230からの出力値Vinが、磁性部材156をX軸に沿って負の方向(図3、5において左方)に移動させる出力値である場合に、出力値Vout2を第2の微動電流制御器226bに出力する。第2の微動電流制御器226bは、分配器232からの出力値Vout2に基づき、X軸に沿って負の領域に配置されている第2の電磁石192に駆動電流I2を出力する。
一例として、分配器232は、出力値Vinが正の値のときに出力値Vout1を第1の微動電流制御器226aに出力し、出力値Vinが負の値ときに出力値Vout2を第2の微動電流制御器226bに出力するスイッチ回路により形成することができる。なお、出力値Vinと出力値Vout1は同じ値とすることができる。同様に出力値Vinと出力値Vout2は同じ値とすることができる。
また、磁性部材156と第1の電磁石190の間に生成される電磁力または磁性部材156と第2の電磁石192との間に生成される電磁力は、第1の電磁石190または第2の電磁石192に供給される電流の2乗に比例し、磁性部材156と第1の電磁石190または第2の電磁石192との間の距離の2乗に反比例する。そのため、特に、磁性部材156と第1の電磁石190または第2の電磁石192との間の距離が大きくなるとき、つまり磁性部材156の中心が主軸20の中心軸線Oの近傍にあるとき、磁性部材156と第1の電磁石190または第2の電磁石192との間に生成される電磁力は非線形的に小さくなる。
そのため、図7において実線で示すように、主軸20の中心軸線Oの近傍では制御の応答が鈍くなることがある。そこで、分配器232と、第1と第2の微動電流制御器226a、226bとの間にバイアス電源234a、234bを設けることが好ましい。こうして、第1と第2の微動電流制御器226a、226bへバイアス電圧を印加することによって、図7において破線で示すように、磁性部材156の変位量は、第1の電磁石190または第2の電磁石192に供給される入力電流値に対して線形または概ね線形になる。
本実施形態では、粗動装置を構成するボールねじ38、ナット40、サーボモータ42から成るX軸送り装置の誤差に基づいて、微動装置150を構成する第1と第2の電磁石190、192(第2と第4のコイル集成体154B、154D)によって、磁性部材156をX軸方向に電磁気学的に引っ張り変位させることによって、基部たる工具ホルダ70の本体部分よりも剛性が低い弾性変形部であるシャンク部72が弾性変形する。
既述の実施形態は、第2と第4のコイル集成体154B、154Dを第1と第2の電磁石190、192として、X軸方向の微動制御について説明したが、Y軸方向の微動制御も同様である。その場合、X軸サーボ制御部106はY軸サーボ制御部108によって置換され、第1と第2の電磁石190、192は、第1と第3のコイル集成体154A、154Cによって形成される第3と第4の電磁石によって置換される。この場合は、Y軸サーボ制御部108を構成するサーボ制御装置200の第1と第2の微動電流制御器226a、226bは、第3と第4の電磁石のための第3と第4の微動電流制御器によって置換される。
微動装置150は、粗動装置であるX軸の送り装置(ボールねじ38、ナット40、サーボモータ42)および/またはY軸の送り装置(ボールねじ58、ナット60、Y軸サーボモータ62)で発生した誤差を指令値として、該誤差を打ち消すように作動する。本実施形態によれば、X軸および/またはY軸の送り装置における摩擦力の変化のような状態変化が、微動装置に入力される指令値に反映されため、そうした状態変化に対して補正効果の低下や悪化を防止することができる。また、微動装置150は、磁性部材156を電磁石(第1〜第4のコイル集成体154A〜154D)で電磁気学的に駆動して、工具Tを装着した工具ホルダ70のシャンク部72を撓ませているので、応答は電磁力の応答で略決定され、ボールねじを用いた送り装置で生じるような部材の弾性変形や部材間の摩擦による応答遅れが生じない。
また、既述の実施形態では、工具ホルダ70のシャンク部72が、基部たる工具ホルダ70の本体部分よりも剛性が低い弾性変形部を形成する例を説明したが、本発明は、これに限定されない。例えば、図8に示す例では、主軸20の先端部に弾性変形部が設けられている。なお、図8に示す実施形態では、主軸頭22に関連して、図2の実施形態と同様の構成要素には同じ参照番号が付されている。
より詳細には、主軸20は、主軸頭22の下端の軸受22cよりも更に下方に突出した延長部90を有しいる。延長部90は、主軸20において主軸頭22の上下軸受22b、22cの間に延在する基部たる本体部分に結合され、該本体部分よりも細く剛性の低い弾性変形部たる小径部92と、小径部92よりも先端側(下端側)に隣接して設けられたドグを形成するフランジ部94、および、下端面に開口し工具ホルダ70のテーパシャンクを受容するテーパ穴90aを有している。本例では、小径部92が主軸20の弾性変形部を形成し、テーパ穴90aが工具Tを保持する工具把持部を形成する。
本実施形態では、主軸頭ハウジング22aの下端部分172が微動装置ハウジングを形成している。微動装置170は、微動装置ハウジング172の内面に固定されたコイル174、主軸20の延長部90の外周面においてコイル174に対面する位置に固定された磁性部材176、および、延長部90のフランジ部94に対面するように微動装置ハウジング172の内面に取り付けられた変位センサ178を具備している。
本実施形態でも、コイル174は、既述の実施形態におけるコイル154と同様に、複数の好ましくは8つのコイルを含み、該複数のコイルの各々は軟磁性材料から成る鉄心と該鉄心の周囲に巻設された巻線とを含み、Y軸を挟んで対称に配置された第1と第2の電磁石と、X軸を挟んで対称に配置された第3と第4の電磁石を構成する。
10 工作機械
12 ベッド
14 コラム
16 X軸案内レール
17 ガイドブロック
18 軸スライダ
20 主軸
20a テーパ穴
22 主軸頭
22a 主軸頭ハウジング
22b 軸受
22c 軸受
24 Z軸案内レール
26 ガイドブロック
28 主軸モータ
28a ステータ
28b ロータ
30 NC装置
32 テーブル
34 Y軸ガイドレール
36 ガイドブロック
40 ナット
42 X軸サーボモータ
44 ロータリエンコーダ
46 X軸デジタルスケール
48 ボールねじ
50 ブラケット
52 Z軸サーボモータ
54 ロータリエンコーダ
56 Z軸デジタルスケール
60 ナット
62 Y軸サーボモータ
64 ロータリエンコーダ
66 Y軸デジタルスケール
70 工具ホルダ
72 シャンク部(弾性変形部)
90 延長部
90a テーパ穴
92 小径部(弾性変形部)
94 フランジ部
100 制御システム
102 読取解釈部
104 分配補間部
106 X軸サーボ制御部
108 Y軸サーボ制御部
110 Z軸サーボ制御部
150 微動装置
152 微動装置ハウジング
152a 開口部
154 電磁石
154 コイル
154−1 コイル
154−2 コイル
154−3 コイル
154−4 コイル
154−5 コイル
154−6 コイル
154−7 コイル
154−8 コイル
154A 第1のコイル集成体
154B 第2のコイル集成体
154C 第3のコイル集成体
154D 第4のコイル集成体
155−1 ワイヤ
155−2 ワイヤ
155−3 ワイヤ
155−4 ワイヤ
156 磁性部材
158 変位センサ
160 ドグ
170 微動装置
172 微動装置ハウジング
174 電磁石
174 コイル
176 磁性部材
178 変位センサ
190 第1の電磁石
192 第2の電磁石
200 サーボ制御装置
202 減算器
204 位置制御器
206 減算器
208 速度制御器
210 電流制御器
212 速度フィードフォーワード制御部
214 加速度フィードフォーワード制御部
218 減算器
220 微動位置制御器
222 減算器
224 微動速度制御器
226 微動電流制御器
226a 第1の微動電流制御器
226b 第2の微動電流制御器
228 微動速度フィードフォーワード制御部
230 微動加速度フィードフォーワード制御部
232 分配器
234a バイアス電源
234b バイアス電源

Claims (7)

  1. 工具とワークとを相対移動させる送り軸を有し、該工具でワークを加工する工作機械において、
    主軸頭に回転軸線を中心として回転可能に支持され先端に工具を装着する主軸であって、軸受によって前記主軸頭に回転可能に支持される基部と、該基部よりも剛性の低い弾性変形部と、前記弾性変形部よりも先端側に前記工具を保持する工具把持部とを有した主軸と、
    前記回転主軸の先端に対面するようにワークを取り付けるテーブルと、
    前記主軸頭とテーブルとを相対的に直線送りする直交3軸の送り軸と、
    前記主軸において前記弾性変形部と前記工具把持部との間に配設された磁性部材と、
    前記回転軸線に対して垂直な平面内で磁性部材に対面するように前記主軸頭に固定された複数の電磁石と、
    を具備することを特徴とした工作機械。
  2. 前記電磁石は、前記回転軸線に垂直な直線送り軸方向に前記回転軸線に関して対称に配置された第1と第2の電磁石を具備し、
    前記工作機械は、主軸頭に取り付けられ、前記主軸において前記磁性部材よりも先端側の部分の前記直線送り軸方向の変位を検知する第1の変位センサを具備する請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記電磁石は、前記回転軸線および前記電磁石を配置した前記直線送り軸方向に垂直な直線送り軸方向に前記回転軸線に関して対称に配置された第3と第4の電磁石を更に具備し、
    前記工作機械は、主軸頭に取り付けられ、前記主軸において前記磁性部材よりも先端側の部分の前記第3と第4の電磁石を配置した直線送り軸方向の変位を検知する第2の変位センサを具備する請求項2に記載の工作機械。
  4. 前記第1と第2の電磁石へ選択的に駆動電流を供給する第1の微動電流制御器を具備する請求項2に記載の工作機械。
  5. 前記第3と第4の電磁石へ選択的に駆動電流を供給する第2の微動電流制御器を具備する請求項4に記載の工作機械。
  6. 前記第1〜第4の微動電流制御器にバイアス電圧を供給するバイアス電源を更に具備する請求項5に記載の工作機械。
  7. 工具とワークとを相対移動させる送り軸を有し、該工具でワークを加工する工作機械の制御方法において、
    主軸頭に回転軸線を中心として回転可能に支持され先端に工具を装着する主軸であって、軸受によって前記主軸頭に回転可能に支持される基部と、該基部よりも剛性の低い弾性変形部と、前記弾性変形部よりも先端側に前記工具を保持する工具把持部とを有した主軸を準備し、
    前記主軸において前記弾性変形部と前記工具把持部との間に磁性部材を配設し、
    前記回転軸線に対して垂直な平面内で磁性部材に対面するように前記主軸頭に固定された複数の電磁石を配設し、
    前記回転主軸の先端に対面するようにワークを取り付けるテーブルと、前記主軸頭とを相対的に直線送りする直交3軸の送り軸のうち、前記回転軸線に垂直な方向の2つの送り軸の誤差に基づいて前記電磁石へ供給する電流を制御することを特徴とした工作機械の制御方法。
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