JP2019088642A5 - - Google Patents

Description

特開２０１２−０８５６７４号公報

しかしながら、パチンコ遊技機に設定されている設定値がいくつであるのか、遊技を行っている遊技者に対して何ら示唆されるものではないので、さらなる遊技意欲の向上を図る上で改善の余地があった。

本発明は、このような実情に鑑み、遊技意欲の向上を図ることを目的とする。

（１）本発明に係る遊技機は、遊技球が流下可能な遊技領域に形成された始動口と、前記始動口に遊技球が入球したことに基づいて、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するか否かを判定する判定手段と、前記始動口に遊技球が入球したことに基づいて識別情報の変動表示を開始し、変動時間の経過に伴って前記変動表示を停止して前記判定の結果を導出する識別情報表示手段と、前記変動時間が規定された変動パターンを決定する変動パターン決定手段と、前記判定における有利度合いが異なる複数段階の設定値からいずれかの設定値を設定するための設定操作手段と、前記設定操作手段により設定された設定値に係る情報を示唆する示唆演出を実行する示唆演出実行手段と、前記変動パターン決定手段により決定された前記変動パターンに応じて変動演出を実行可能な変動演出実行手段と、を備え、前記変動演出実行手段は、前記変動パターンに応じて、リーチ演出を実行しない通常変動演出と、前記リーチ演出を実行する特定変動演出と、の実行が可能であり、前記示唆演出実行手段は、予め定められた前記変動表示の回数において前記示唆演出を実行可能であって、当該予め定められた前記変動表示の回数における前記変動表示が開始されるときに前記示唆演出を実行可能であり、前記予め定められた前記変動表示の回数は変化しない固定の回数であって、前記予め定められた前記変動表示の回数において実行される前記変動演出が前記通常変動演出と前記特定変動演出とのいずれであっても前記変動表示が開始されるときに前記示唆演出を実行可能である、ことを特徴とする。

（２）演出実行手段は、上限回数を報知する演出は実行せずに、入球率向上状態の回数を報知する演出を実行する、ことを特徴とする。

（３）特別遊技状態に移行させると判定されたことに基づいて、所定の識別情報を表示する識別情報表示手段をさらに備え、特別遊技状態は、第１の特別遊技状態と、当該第１の特別遊技状態よりも遊技者にとって有利な第２の特別遊技状態とを有し、上限回数は、所定の識別情報に対応させて定められており、識別情報表示手段は、複数段階の設定値のうちの第１の設定値が設定されている場合で、第２の特別遊技状態に移行させると判定されたことに基づいて表示する所定の識別情報と、複数段階の設定値のうちの第２の設定値が設定されている場合で、第２の特別遊技状態に移行させると判定されたことに基づいて表示する所定の識別情報とは、同一の表示態様である、ことを特徴とする。

本発明によれば、遊技意欲の向上を図ることができる。

Claims (1)

1. 遊技球が流下可能な遊技領域に形成された始動口と、
   前記始動口に遊技球が入球したことに基づいて、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するか否かを判定する判定手段と、
   前記始動口に遊技球が入球したことに基づいて識別情報の変動表示を開始し、変動時間の経過に伴って前記変動表示を停止して前記判定の結果を導出する識別情報表示手段と、
   前記変動時間が規定された変動パターンを決定する変動パターン決定手段と、
   前記判定における有利度合いが異なる複数段階の設定値からいずれかの設定値を設定するための設定操作手段と、
   前記設定操作手段により設定された設定値に係る情報を示唆する示唆演出を実行する示唆演出実行手段と、
   前記変動パターン決定手段により決定された前記変動パターンに応じて変動演出を実行可能な変動演出実行手段と、
   を備え、
   前記変動演出実行手段は、前記変動パターンに応じて、リーチ演出を実行しない通常変動演出と、前記リーチ演出を実行する特定変動演出と、の実行が可能であり、
   前記示唆演出実行手段は、予め定められた前記変動表示の回数において前記示唆演出を実行可能であって、当該予め定められた前記変動表示の回数における前記変動表示が開始されるときに前記示唆演出を実行可能であり、
   前記予め定められた前記変動表示の回数は変化しない固定の回数であって、
   前記予め定められた前記変動表示の回数において実行される前記変動演出が前記通常変動演出と前記特定変動演出とのいずれであっても前記変動表示が開始されるときに前記示唆演出を実行可能である、
   ことを特徴とする遊技機。