JP2019087663A - 変圧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】1次巻線及び2次巻線に使用するリッツ線の種類を低減し、限られた種類のリッツ線を用いた変圧器を提供する。【解決手段】変圧器100は、第1脚部124及び第2脚部126を有するコア120と、第1脚部に配置された筒状の第1コイル104及び第3コイル108と、第2脚部に配置された筒状の第2コイル106及び第4コイル110とを含み、第1〜第4コイルはリッツ線で形成され、第1及び第2コイルは並列接続され、第3及び第4コイルは直列接続され、第1及び第2コイルは、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、第3及び第4コイルは、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさである。これにより、電流値にアンバランスを生じることなく、リッツ線を並列接続して変圧器を構成することができ、高周波変圧器においては、表皮効果による抵抗値の増大を抑制することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、電圧を変換する変圧器に関し、特に、DC−DCコンバータ等で使用される高周波変圧器に関する。
変圧器においては、複数のコイルを並列接続して1次コイル又は2次コイルを形成することがある。複数の導電体を並列に巻いて変圧器のコイルとすると、各導電体(コイル)のインピーダンスの違いによって大きさの異なる負荷電流(アンバランスな電流)が各導電体に流れる。アンバランスな電流が流れると、均一な電流が流れる場合よりも負荷損が増大する。これを防止する方法として、導電体を並列に巻くときに、導電体を所定位置で互いに交差させて位置を入れ替える技術(転位)が知られている。
例えば、下記特許文献1及び特許文献2には、図1に示すように、1次コイルと2次コイルとを、軸方向の中央で転位することが開示されている。
一方、高周波で使用するために、変圧器の巻線にリッツ線を使用する技術が知られている(下記特許文献3及び4参照)。特許文献3には、1次巻線及び2次巻線に、周囲面に柔軟性のある絶縁材を被覆したリッツ線を使用してトランスを形成することが開示されている。
特許文献4には、リッツ線である1次巻線及び2次巻線を、巻回軸方向に交互に並べて1:1に対応するように巻付けてトランスを形成することが開示されている。また、1次巻線又は2次巻線のいずれか一方を並列接続し、他方を直列接続することにより、昇圧トランス又は降圧トランスを形成することが開示されている。
特開2000−21652号公報 特開2007−157987号公報 実開昭63−201316号公報 特開2012−243880号公報
高周波変圧器では、表皮効果による抵抗値の増大を抑制するために、巻線にリッツ線を使用することが好ましいが、わずかな空間位置のアンバランスで誘導電圧が誘起され、大きな循環電流損(漂遊損)が生じるため、並列接続して使用することが難しく、常にリッツ線を1本で使用しなければならなかった。そのため、異なる仕様の電流値に応じて断面積の異なるリッツ線を使用する必要があり、1次コイルと2次コイルとで異なる種類のリッツ線を使用することもあり、部材の種類が増大する等、少量多品種の変圧器を生産する上で問題があった。
上記の問題は、特許文献1〜4によっては解決することはできない。特許文献1及び2には、巻線にリッツ線を使用することは開示されていない。
特許文献3には、リッツ線を使用することは開示されているが、リッツ線を巻回して形成した複数のコイルを並列接続することは開示されていない。特許文献3は、リッツ線を用いる場合に整列巻が困難であり、巻線作業が煩雑であることを解決することを目的とし、特許文献3では上記の問題が認識されていない。
特許文献4には、リッツ線を用いた1次巻線又は2次巻線の一方を並列接続することを開示している。しかし、特許文献4は、コイルの結合係数を高め、発熱量を低減することを目的としており、特許文献4には、そもそも上記の問題が認識されていない。また、特許文献4では、1次巻線と2次巻線とを、巻回軸方向に交互に並べて1:1に対応するように巻付けてコイルを形成するので、ギャップを有するコアを使用する場合、2つのコイルとギャップとの位置がずれると、ギャップ部の漏れ磁束が2つのコイルにアンバランスに鎖交し、並列接続された2つのコイル間に循環電流が流れ、ロスが発生する問題があり、製造するのが難しい。
したがって、本発明は、1次巻線及び2次巻線に使用するリッツ線の種類を低減し、限られた種類のリッツ線を用いた変圧器を提供することを目的とする。
本発明の第1局面に係る変圧器は、第1脚部及び第2脚部を有し、閉磁路を形成するコアと、第1巻線が巻回されて筒状に形成され、第1脚部の周りに配置された第1コイルと、第2巻線が巻回されて筒状に形成され、第2脚部の周りに配置された第2コイルと、第3巻線が巻回されて筒状に形成され、第1コイルと同軸に第1脚部の周りに配置された第3コイルと、第4巻線が巻回されて筒状に形成され、第2コイルと同軸に第2脚部の周りに配置された第4コイルと、を含む。第1巻線及び第2巻線は、同じ種類のリッツ線であり、第3巻線及び第4巻線は、同じ種類のリッツ線である。第1コイル及び第2コイルは、相互に並列接続され、第3コイル及び第4コイルは、相互に直列接続される。第1コイルを形成する第1巻線及び第2コイルを形成する第2巻線は、第1コイル及び第2コイルが通電されると、閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されており、第3コイルを形成する第3巻線及び第4コイルを形成する第4巻線は、第3コイル及び第4コイルが通電されると、閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されている。第1コイルは、巻回される第1巻線が第1コイルの軸方向に隣接するように形成され、第2コイルは、巻回される第2巻線が第2コイルの軸方向に隣接するように形成され、第3コイルは、巻回される第3巻線が第3コイルの軸方向に隣接するように形成される。第4コイルは、巻回される第4巻線が第4コイルの軸方向に隣接するように形成され、第1コイル及び第2コイルは、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、第3コイル及び第4コイルは、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさである。第1コイル及び第3コイルは、軸方向への射影が重なる、又は、一方のコイルの軸方向への射影が、他方のコイルの軸方向への射影を包含し、第2コイル及び第4コイルは、相互の位置関係が、第1コイル及び第3コイルの相互の位置関係と同じになるように配置されている。
これにより、電流値にアンバランスを生じることなく、リッツ線を並列接続して変圧器を構成することができる。また、高周波変圧器においては、表皮効果による抵抗値の増大を抑制することができる。
好ましくは、コアは、第3脚部をさらに有し、変圧器は、第5巻線が巻回されて筒状に形成され、第3脚部の周りに配置された第5コイルと、第6巻線が巻回されて筒状に形成され、第5コイルと同軸に第3脚部の周りに配置された第6コイルと、をさらに含む。第5巻線及び第6巻線は、リッツ線であり、第5コイルは、第1コイル及び第2コイルに並列接続され、第6コイルは、第3コイル及び第4コイルに直列接続される。第5コイルを形成する第5巻線は、第1コイル、第2コイル及び第5コイルが通電されると、閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されており、第6コイルを形成する第6巻線は、第3コイル、第4コイル及び第6コイルが通電されると、閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されている。第5コイルは、巻回される第5巻線が第5コイルの軸方向に隣接するように形成され、第6コイルは、巻回される第6巻線が第6コイルの軸方向に隣接するように形成される。第5コイルは、第1コイルと、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、第6コイルは、第3コイルと、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさである。第5コイル及び第6コイルは、相互の位置関係が、第1コイル及び第3コイルの相互の位置関係と同じになるように配置されている。
これにより、並列接続するコイルの数が増えるので、出力電流値を大きくすることが容易になる。
より好ましくは、コアは、第4脚部をさらに有し、変圧器は、第7巻線が巻回されて筒状に形成され、第4脚部の周りに配置された第7コイルと、第8巻線が巻回されて筒状に形成され、第7コイルと同軸に第4脚部の周りに配置された第8コイルと、をさらに含む。第7巻線及び第8巻線は、リッツ線であり、第7コイルは、第1コイル、第2コイル及び第5コイルに並列接続され、第8コイルは、第3コイル、第4コイル及び第6コイルに直列接続される。第7コイルを形成する第7巻線は、第1コイル、第2コイル、第5コイル及び第7コイルが通電されると、閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されており、第8コイルを形成する第8巻線は、第3コイル、第4コイル、第6コイル及び第8コイルが通電されると、閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されている。第7コイルは、巻回される第7巻線が第7コイルの軸方向に隣接するように形成され、第8コイルは、巻回される第8巻線が第8コイルの軸方向に隣接するように形成される。第7コイルは、第1コイルと、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、第8コイルは、第3コイルと、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさである。第7コイル及び第8コイルは、相互の位置関係が、第1コイル及び第3コイルの相互の位置関係と同じになるように配置されている。
これにより、並列接続するコイルの数がより多くなるので、出力電流値を大きくすることがより容易になる。
本発明の第2局面に係る変圧器は、上記の第1局面に係る変圧器を複数備える。第1コイル及び第2コイルは全て、相互に並列接続され、第3コイル及び第4コイルは全て、相互に直列接続される。第1コイル及び第2コイルは全て、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、第3コイル及び第4コイルは全て、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、第1コイル及び第3コイルの相互の位置関係、並びに、第2コイル及び第4コイルの相互の位置関係は全て同じである。
これにより、並列接続するコイルの数が増えるので、出力電流値を大きくすることが容易になる。
好ましくは、第1巻線及び第3巻線は、同じ種類のリッツ線である。
これにより、1種類のリッツ線で全てのコイルを形成することができ、複数種類のリッツ線を在庫する必要がなく、経済的である。
より好ましくは、コアは、同じ大きさの2つのU字型部材から構成され、2つのU字型部材の端部は、所定距離だけ離隔して対向して配置されることによりギャップを形成する。
これにより、コアの偏磁を抑制し、コアの磁束の飽和を抑制することができ、安定した高周波変圧器を形成することができる。
本発明によれば、リッツ線を並列接続して使用できるので、電流値を大きくするために大型のリッツ線を使用する必要がなく、1種類のリッツ線を使用して任意の変圧比の変圧器を製造することができる。したがって、不要な在庫を多く抱えることがなく、経済的であり、少量多品種の変圧器の生産に適する。
従来の変圧器における巻線の転位を示す図である。 本発明の実施の形態に係る変圧器の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る変圧器を示す断面図である。 複数層に形成されたコイルを示す断面図である。 1次コイルと2次コイルの高さが異なる状態を示す断面図である。 図3とギャップの位置が異なるコアの例を示す図である。 2つのコアを使用した第1の変形例に係る変圧器を示す断面図である。 コアの3つの脚部にコイルを配置した第2の変形例に係る変圧器を示す断面図である。 コアの4つの脚部にコイルを配置した第3の変形例に係る変圧器を示す断面図である。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図2及び図3を参照して、本発明の実施の形態に係る高周波変圧器100は、コア102、第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110から構成されている。第1コイル104及び第3コイル108の間、並びに第2コイル106及び第4コイル110の間には、それぞれ電気絶縁部材(以下、単に絶縁部材ともいう)により形成された第1絶縁シート112及び第2絶縁シート114が配置されている。図2においては、図3に示した各コイル間の接続及び端子等は図示していない。
コア102は、強磁性材料(例えば、フェライト、アモルファス合金、ナノ結晶軟磁性材料等)で形成されている。コア102は、高周波用の巻鉄心で形成されたものであってもよい。
第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110は、同じ種類のリッツ線を用いて形成されている。リッツ線は、絶縁部材で被覆された導電性の細線が、複数より合わされて形成された電線である。ここで、同じ種類とは、主として同一メーカにより製造された同一品番の製品を意味するが、それに限らず、その類似品(同一メーカ又は異なるメーカに依らず製造された同等な製品)をも意味する。
コア102は、第1U字型コア120及び第2U字型コア122から構成されている。第1U字型コア120及び第2U字型コア122は、同じ断面形状(例えば、正方形)及び同じ断面積を有している。第1U字型コア120及び第2U字型コア122の対向部分は、所定の間隔を空けて配置され、第1ギャップ128及び第2ギャップ130を形成している。第1ギャップ128及び第2ギャップ130は、エアギャップである。第1ギャップ128及び第2ギャップ130に絶縁部材(ガラスエポキシ樹脂板等)が配置されていてもよい。
第1コイル104は、コア102の柱状の第1脚部124の周りに、リッツ線が所定回数(N1回)巻回されて円筒状に形成されている。同様に、第2コイル106は、コア102の柱状の第2脚部126の周りに、リッツ線がN1回巻回されて円筒状に形成されている。第1コイル104及び第2コイル106は、円筒の半径が略等しく、円筒の高さも略等しく形成されている。
第3コイル108は、第1コイル104の周りに、リッツ線がN2回巻回されて円筒状に形成されている。同様に、第4コイル110は、第2コイル106の周りに、リッツ線がN2回巻回されて円筒状に形成されている。第1コイル104及び第3コイル108は、同軸に形成されている。同様に、第2コイル106及び第4コイル110は、同軸に形成されている。第3コイル108及び第4コイル110は、円筒の半径が略等しく、円筒の高さも略等しく形成されている。第1コイル104及び第3コイル108の円筒の軸は、第1脚部124の中心軸と一致するように配置され、第2コイル106及び第4コイル110の円筒の軸は、第2脚部126の中心軸と一致するように配置されることが好ましい。
第1コイル104の一端である端部148と、第2コイル106の一端である端部152とは、第1端子140に接続されている。第1コイル104の他端である端部150と、第2コイル106の他端である端部154とは、第2端子142に接続されている。即ち、第1コイル104と第2コイル106とは並列接続されている。
第3コイル108の一端である端部156は第3端子144に接続され、第3コイル108の他端である端部158は第4コイル110の一端である端部160と接続されている。第4コイル110の他端である端部162は、第4端子146に接続されている。即ち、第3コイル108と第4コイル110とは直列接続されている。
第3コイル108及び第4コイル110の巻線は、通電されるとコア102内を循環する方向に磁場が形成されるように、相互に逆向きに巻回されている。例えば、第4端子146の電圧を基準として、第3端子144に第4端子146よりも高い電圧が印加された場合、第3コイル108及び第4コイル110により、例えば、図3の矢印で示した方向に磁場が形成される。第3コイル108に対する第1コイル104の巻回方向、及び、第4コイル110に対する第2コイル106の巻回方向は任意であるが、第1コイル104の巻線が、第3コイル108と逆向きに巻回されていれば、第2コイル106の巻線は、第4コイル110と逆向きに巻回されている。第1コイル104の巻線が、第3コイル108と同じ向きに巻回されていれば、第2コイル106の巻線は、第4コイル110と同じ向きに巻回されている。即ち、第1コイル104及び第2コイル106は、通電されるとコア102内を循環する方向に磁場が形成されるように、相互に逆向きに巻回されている。したがって、第3端子144及び第4端子146の間に時間的に変化する交流電圧が印加されると、第3コイル108及び第4コイル110に交流電流が流れ、電磁誘導により第1端子140及び第2端子142に誘導電圧(交流電圧)が生じ、第1端子140及び第2端子142の間に交流電圧が発生する。即ち、第3コイル108及び第4コイル110を1次コイルとして、2次コイルである第1コイル104及び第2コイル106に誘導電圧が生じる。
第3端子144及び第4端子146の間に交流電源を接続し、第1端子140及び第2端子142の間に負荷を接続すると、第1コイル104及び第3コイル108の巻線は、相互に近接して配置され、同軸に巻回されているので、相互インダクタンスは大きく、第1コイル104に負荷電流が流れると、第3コイル108には、第1コイル104に流れる負荷電流によるアンペアターン(コイルの巻回数とそれを通る電流のアンペア数との積)を打消す大きさの電流が流れる。同様に、第2コイル106及び第4コイル110の巻線は、相互に近接して配置され、同軸に巻回されているので、相互インダクタンスは大きく、第4コイル110には、第2コイル106に流れる負荷電流によるアンペアターンを打消す大きさの電流が流れる。
上記したように、第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110は、同じ種類のリッツ線を用いて形成されており、第1コイル104及び第2コイル106は同じ巻数(N1)巻回され、第3コイル108及び第4コイル110は同じ巻数(N2回)巻回されて形成されている。また、円筒状に形成されている第1コイル104及び第2コイル106は略同じ大きさであり、円筒状に形成されている第3コイル108及び第4コイル110も、略同じ大きさである。さらに、第3コイル108及び第4コイル110は、それぞれ第1コイル104及び第2コイル106に対して同じ位置関係に配置されており、第1U字型コア120及び第2U字型コア122は、同じ断面形状及び同じ断面積を有している。よって、第1コイル104及び第2コイル106のインピーダンスは略等しく、第3コイル108及び第4コイル110のインピーダンスは略等しい。また、第1コイル104及び第3コイル108間の漏れインダクタンスは、第2コイル106及び第4コイル110間の漏れインダクタンスと略等しい。したがって、高周波変圧器100において、第1コイル104の両端である端部148及び端部150間に発生する電圧と、第2コイル106の両端である端部152及び端部154間に発生する電圧とは、略等しくなり、第1コイル104及び第2コイル106に流れる電流値にアンバランスは生じない。
第1コイル104及び第2コイル106が並列接続され、第3コイル108及び第4コイル110が直列接続されているので、これらのコイルがN1≒N2(N1=N2の場合を含む)であるように形成されていると、第1端子140及び第2端子142間には、第3端子144及び第4端子146間の電圧の約1/2の電圧が発生し、第1端子140及び第2端子142間には、第3端子144及び第4端子146間に流れる電流値の約2倍の電流が流れる。
第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110はリッツ線で形成されているので、高周波変圧器100を、DC−DCコンバータ等の高速のスイッチング素子を備えた機器に使用しても、表皮効果による抵抗値の増大を抑制することができる。
並列接続したコイルを、大電流を流すために断面積が大きい1本の単線で形成すると、漂遊損が大きい。これに対して、上記したように、図2及び図3に示したように、リッツ線を用いて、低圧側の2つのコイルを並列接続して変圧器を構成すると、低圧側のコイルの全損失を、1本のコイルで形成した場合と比較して、低減することができる。図2及び図3の例では計算上約0.77倍(=1/1.3倍)に低減することが分かった。
また、低圧側のコイル(第1コイル104及び第2コイル106)と高圧側のコイル(第3コイル108及び第4コイル110)とを、同じ種類のリッツ線で形成するので、従来のように1次コイルと2次コイルとで異なる種類のリッツ線を使用する必要がなく、複数のリッツ線を準備及び在庫する必要がなく、経済的である。
数kHz以上の高周波数でスイッチングされる高電力用(高周波変圧器200kVA)の変圧器である場合には、例えば、絶縁部材で被覆された直径0.1mm未満の細線が1万本程度より合わされて形成された、外径約10mmのリッツ線を使用する。
上記では、各脚部の1次コイル(高圧側コイル、例えば第3コイル108)の巻数N1に対する2次コイル(低圧側コイル、例えば第1コイル104)の巻数N2の比率(巻数比率)r=N2/N1が、約1である場合(1次コイル及び2次コイルの電流密度がほぼ等しい場合)を説明したが、これに限定されない。第1コイル104及び第2コイル106の巻数が等しく、第3コイル108及び第4コイル110の巻数が等しければよく、第1コイル104と第3コイル108の巻数(第2コイル106と第4コイル110の巻数)は異なっていてもよい。
巻数比率rは、例えばr=1/1.5〜1.5/1(=約0.67〜1.5)の範囲で変更することができる。例えば、r=1/1.5であり、各2次コイルの巻数が10ターンである場合、図2及び図3に示した変圧器であれば、各1次コイルの巻数は15ターンである。この場合、1次コイルに流れる電流値が100Aであれば、各2次コイルには150Aの電流が流れ、並列接続された2次コイルから出力される合計の電流値は300Aとなる。即ち、図2及び図3の変圧器の場合、各脚部の巻数比率rを用いて、2次コイルの合計電流値は、1次コイルの電流値の約2/r倍になる。したがって、所望する2次コイルの合計電流値に応じて、1次コイルに流す電流値を考慮して各脚部の巻数比率rを決定すればよい。
図2では、第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110が1層に形成されている場合を示したが、これに限定されない。図4に示すように、複数層に形成されてもよい。図4では、第1コイル104及び第3コイル108はそれぞれ2層に形成されているが、3層以上に形成されてもよい。なお、第1コイル104の層数と第2コイル106の層数とは等しく、第3コイル108の層数と第4コイル110の層数とは等しいことが好ましい。
また、上記では、第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110の高さ(円筒としての高さ)が全て等しい場合を説明したが、これに限定されない。第1コイル104及び第2コイル106の高さが等しく、第3コイル108及び第4コイル110の高さが等しければ、第1コイル104及び第3コイル108の高さ(第2コイル106及び第4コイル110の高さ)は、図5のように、異なっていてもよい。図5では、第3コイル108の高さh1は第1コイル104の高さh2よりも大きく(h1>h2)、第3コイル108が第1コイル104を覆うように配置されている。即ち、軸方向への第3コイル108の射影が、軸方向への第1コイル104の射影を含むように、第1コイル104及び第3コイル108が配置されている。第3コイル108の高さh1は、第1コイル104の高さh2よりも低くてもよい(h1<h2)。その場合、第3コイル108は第1コイル104に重なるように配置される。即ち、軸方向への第3コイル108の射影が、軸方向への第1コイル104の射影に含まれるように、第1コイル104及び第3コイル108が配置される。第1コイル104と第2コイル106の高さが異なる場合でも、第1コイル104の中心と第3コイル108の中心とが略同じ位置になるように、第1コイル104及び第3コイル108を配置することが好ましい。第2コイル106及び第4コイル110に関しても同様である。
また、第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110は、上記した高さに関する条件を満たす限り、複数の層に形成されてもよい。
上記では、第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110を全て同じ種類のリッツ線で形成する場合を説明したが、これに限定されない。第1コイル104及び第2コイル106が同じ種類のリッツ線で形成され、第3コイル108及び第4コイル110が同じ種類のリッツ線で形成されていれば、第1コイル104と第3コイル108とが(第2コイル106と第4コイル110とが)、異なる種類のリッツ線で形成されていてもよい。
図3では、ギャップの位置が、各コイルの中央に位置しているが、これに限定されない。ギャップの位置は任意である。2つのギャップは、非対称な位置に形成されていてもよい。例えば、図6の(A)又は(B)に示すような位置にギャップが形成されたコアを使用してもよい。
上記では、第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110が円筒形に形成されている場合を説明したが、これに限定されない。第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110は、断面が矩形のコアの側面に沿って巻線が巻回されて形成された筒形であってもよい。
また、コア形状は任意であり、閉磁路を形成し、複数のコイルが配置される複数の脚部の大きさ及び形状が、同じであるものであればよい。コアの断面形状も任意であり、図2に示したように矩形であっても、円形であってもよい。
上記では、2次コイル(第1コイル104及び第2コイル106)の外側に1次コイル(第3コイル108及び第4コイル110)が形成される場合を説明したが、これに限定されない。1次コイル(第3コイル108及び第4コイル110)の外側に2次コイル(第1コイル104及び第2コイル106)が形成されてもよい。
(第1の変形例)
上記では、1つのコア102を用いた高周波変圧器100を説明したが、これに限定されない。複数の高周波変圧器100を用いて、変圧器を構成してもよい。
図7を参照して、高周波変圧器200は、上記した高周波変圧器100を2つ備えている。2つの高周波変圧器100は、全ての1次コイル(第3コイル108及び第4コイル110)が相互に直列接続され、全ての2次コイル(第1コイル104及び第2コイル106)が相互に並列接続されている。したがって、第1コイル104、第2コイル106、第3コイル108及び第4コイル110の巻数が等しい場合、高周波変圧器200の第1端子140及び第2端子142間の電流値は、第3端子144及び第4端子146間の電流値の4倍になる。
(第2の変形例)
上記では、コア102の2つの脚部(第1脚部124及び第2脚部126)にコイルを形成する場合を説明したが、これに限定されない。図8を参照して、高周波変圧器300では、第1脚部124及び第2脚部126に加えて、第3脚部302に、第1コイル104及び第3コイル108と同様に、1次コイル及び2次コイルを形成している。高周波変圧器300を構成する3つの1次コイルは、全て直列接続され、通電されると、例えば矢印で示すように、コア102内に循環する磁束を形成する。高周波変圧器300を構成する3つの2次コイルは、全て並列接続され、通電されると、コア102内に循環する磁束を形成する。
したがって、各1次コイル及び各2次コイルの全ての巻数が等しい場合、高周波変圧器300の第1端子140及び第2端子142間の電流値は、第3端子144及び第4端子146間の電流値の3倍になる。
(第3の変形例)
図9を参照して、高周波変圧器400では、第1脚部124、第2脚部126及び第3脚部302に加えて、第4脚部402に、第1コイル104及び第3コイル108と同様に、1次コイル及び2次コイルを形成している。高周波変圧器400を構成する4つの1次コイルは、全て直列接続され、通電されると、例えば矢印で示すように、コア102内に循環する磁束を形成する。高周波変圧器400を構成する4つの2次コイルは、全て並列接続され、通電されると、コア102内に循環する磁束を形成する。
したがって、各1次コイル及び各2次コイルの全ての巻数が等しい場合、高周波変圧器400の第1端子140及び第2端子142間の電流値は、第3端子144及び第4端子146間の電流値の4倍になる。
上記したように、各脚部に配置された1次コイル及び2次コイルの巻数比率rを用いて、2次コイルの合計電流値は、図7及び図9の高周波変圧器の場合、1次コイルの電流値の約4/r倍になり、図8の高周波変圧器の場合、1次コイルの電流値の約3/r倍になる。所望する2次コイルの合計電流値に応じて、1次コイルに流す電流値を考慮して各脚部の巻数比率rを決定すればよい。
以上、実施の形態を説明することにより本発明を説明したが、上記した実施の形態は例示であって、本発明は上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
100、200、300、400 高周波変圧器
102 コア
104 第1コイル
106 第2コイル
108 第3コイル
110 第4コイル
112 第1絶縁シート
114 第2絶縁シート
120 第1U字型コア
122 第2U字型コア
124 第1脚部
126 第2脚部
128 第1ギャップ
130 第2ギャップ
140 第1端子
142 第2端子
144 第3端子
146 第4端子
148、150、152、154、156、158、160、162 端部
302 第3脚部
402 第4脚部

Claims (5)

  1. 第1脚部及び第2脚部を有し、閉磁路を形成するコアと、
    第1巻線が巻回されて筒状に形成され、前記第1脚部の周りに配置された第1コイルと、
    第2巻線が巻回されて筒状に形成され、前記第2脚部の周りに配置された第2コイルと、
    第3巻線が巻回されて筒状に形成され、前記第1コイルと同軸に前記第1脚部の周りに配置された第3コイルと、
    第4巻線が巻回されて筒状に形成され、前記第2コイルと同軸に前記第2脚部の周りに配置された第4コイルと、を含み、
    前記第1巻線及び前記第2巻線は、同じ種類のリッツ線であり、
    前記第3巻線及び前記第4巻線は、同じ種類のリッツ線であり、
    前記第1コイル及び前記第2コイルは、相互に並列接続され、
    前記第3コイル及び前記第4コイルは、相互に直列接続され、
    前記第1コイルを形成する前記第1巻線及び前記第2コイルを形成する前記第2巻線は、前記第1コイル及び前記第2コイルが通電されると、前記閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されており、
    前記第3コイルを形成する前記第3巻線及び前記第4コイルを形成する前記第4巻線は、前記第3コイル及び前記第4コイルが通電されると、前記閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されており、
    前記第1コイルは、巻回される前記第1巻線が前記第1コイルの軸方向に隣接するように形成され、
    前記第2コイルは、巻回される前記第2巻線が前記第2コイルの軸方向に隣接するように形成され、
    前記第3コイルは、巻回される前記第3巻線が前記第3コイルの軸方向に隣接するように形成され、
    前記第4コイルは、巻回される前記第4巻線が前記第4コイルの軸方向に隣接するように形成され、
    前記第1コイル及び前記第2コイルは、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、
    前記第3コイル及び前記第4コイルは、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、
    前記第1コイル及び前記第3コイルは、軸方向への射影が重なる、又は、一方のコイルの軸方向への射影が、他方のコイルの軸方向への射影を包含し、
    前記第2コイル及び前記第4コイルは、相互の位置関係が、前記第1コイル及び前記第3コイルの相互の位置関係と同じになるように配置されていることを特徴とする、変圧器。
  2. 前記コアは、第3脚部をさらに有し、
    第5巻線が巻回されて筒状に形成され、前記第3脚部の周りに配置された第5コイルと、
    第6巻線が巻回されて筒状に形成され、前記第5コイルと同軸に前記第3脚部の周りに配置された第6コイルと、をさらに含み、
    前記第5巻線及び前記第6巻線は、リッツ線であり、
    前記第5コイルは、前記第1コイル及び前記第2コイルに並列接続され、
    前記第6コイルは、前記第3コイル及び前記第4コイルに直列接続され、
    前記第5コイルを形成する前記第5巻線は、前記第1コイル、前記第2コイル及び前記第5コイルが通電されると、前記閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されており、
    前記第6コイルを形成する前記第6巻線は、前記第3コイル、前記第4コイル及び前記第6コイルが通電されると、前記閉磁路内を循環する磁場が形成されるように巻回されており、
    前記第5コイルは、巻回される前記第5巻線が前記第5コイルの軸方向に隣接するように形成され、
    前記第6コイルは、巻回される前記第6巻線が前記第6コイルの軸方向に隣接するように形成され、
    前記第5コイルは、前記第1コイルと、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、
    前記第6コイルは、前記第3コイルと、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、
    前記第5コイル及び前記第6コイルは、相互の位置関係が、前記第1コイル及び前記第3コイルの相互の位置関係と同じになるように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の変圧器。
  3. 請求項1に記載の変圧器を複数備え、
    前記第1コイル及び前記第2コイルは全て、相互に並列接続され、
    前記第3コイル及び前記第4コイルは全て、相互に直列接続され、
    前記第1コイル及び前記第2コイルは全て、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、
    前記第3コイル及び前記第4コイルは全て、同じ巻数、同じ形状及び同じ大きさであり、
    前記第1コイル及び前記第3コイルの相互の位置関係、並びに、前記第2コイル及び前記第4コイルの相互の位置関係は全て同じであることを特徴とする、変圧器。
  4. 前記第1巻線及び前記第3巻線は、同じ種類のリッツ線であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の変圧器。
  5. 前記コアは、同じ大きさの2つのU字型部材から構成され、
    2つの前記U字型部材の端部は、所定距離だけ離隔して対向して配置されることによりギャップを形成することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の変圧器。
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