JP2019086889A - 評価装置、評価システム、車両、およびプログラム - Google Patents

評価装置、評価システム、車両、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サービス利用者が安心してサービスを受けられるサービス提供者を評価することができる技術を実現すること【解決手段】サービス利用者の表情からサービス利用者の安心度を示す安心度情報を算出する情報分析部(5)と、前記安心度情報からサービス提供者の評価を算出するサービス提供者評価部(4)と、を備えていることを特徴とする評価装置(1)。【選択図】図1

Description

本発明は、評価装置、評価システム、車両、およびプログラムに関する。
走行履歴情報から、ドライバの危険運転挙動について判定する技術が従来知られている(特許文献1)。また、特許文献2には、利用者の表情を取得して、利用者に安心感および満足感の少なくとも一つを与えるように電化製品の動作を制御する技術が記載されている。
特開2016−197308号公報(2016年11月24日公開) 特開2017−068681号公報(2017年4月6日公開)
しかしながら、上述のような従来技術においては、サービス利用者がサービス提供者から安心してサービスを受けているかどうかを評価することはできない。
そこで本発明の一態様は、サービス利用者が安心してサービスを受けられるサービス提供者を評価することができる技術を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る評価装置は、サービス利用者の表情を示す表情を取得するサービス利用者情報取得部と、前記表情からサービス利用者の安心度を示す安心度情報を算出する情報分析部と、前記安心度情報からサービス提供者の評価を算出するサービス提供者評価部と、を備えている。
上記の構成によれば、サービス利用者が安心してサービスを受けられるサービス提供者を評価することができる技術を実現することができる。
上記の課題を解決するために、本発明の態様2に係る評価装置は、サービス提供場所またはその外部の情報である環境情報を取得する環境情報取得部を備え、前記サービス提供者評価部は、前記環境情報を参照して、前記サービス提供者の評価を補正してもよい。
上記の構成によれば、サービス提供者評価部は、サービス提供場所またはその外部の環境情報に基づくサービス利用者の安心度の変化を補正することができる。これにより、評価装置は、サービス提供者の行為に基づかない安心度の変化を補正することができるため、より正確にサービス提供者の評価を算出することができる。
上記の課題を解決するために本発明の態様3に係る評価装置は、サービス提供場所の位置情報を取得する位置情報取得部を備え、前記サービス提供者評価部は、前記位置情報を参照して、前記サービス提供者の評価を補正してもよい。
上記の構成によれば、サービス提供者評価部は、サービス提供場所の位置情報に基づくサービス利用者の安心度の変化を補正することができる。これにより、評価装置は、サービス提供者の行為に基づかない安心度の変化を補正することができるため、より正確にサービス提供者の評価を算出することができる。
上記の課題を解決するために、本発明の態様4に係る評価装置において、前記サービス利用者情報取得部は、サービス利用前後の前記サービス利用者の表情を取得し、前記情報分析部は、サービス利用前後の前記サービス利用者の表情を参照して、前記サービス利用者の安心度情報を算出してもよい。
上記の構成によれば、情報分析部は、サービス利用者のサービス利用前後の表情の変化に基づいて、サービス利用者の安心度情報を算出することができる。これにより、評価装置は、サービスの利用によるサービス利用者の安心度情報の変化を、より正確に算出することができる。
上記の課題を解決するために、本発明の態様5に係る評価システムは、請求項1から4のいずれか1項に記載の複数の評価装置と、サーバと、を備え、前記複数の評価装置の各々は、第一通信部を備え、前記サーバは、前記第一通信部と通信を行う第二通信部、および評価記録更新部を備え、前記評価記録更新部は、前記第一通信部、および前記第二通信部を介して、前記複数の評価装置から前記サービス提供者の評価を取得して、前記サービス提供者の評価記録を作成し、第一表示部は、前記評価記録更新部が作成した前記サービス提供者の評価記録を表示してもよい。
上記の構成によれば、複数の評価装置からサービス提供者の評価を取得し、該サービス提供者の評価を表示部に表示させる評価システムを実現することができる。
上記の課題を解決するために、本発明の態様6に係る評価システムにおいて、前記サービス利用者情報は、前記サービス利用者の、年齢、性別、国籍、およびサービスの利用回数のうちの少なくとも一つのサービス利用者属性を含み、前記表示部は、前記サービス提供者の評価を、前記サービス利用者属性毎に分類した状態で表示してもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、サービス利用者属性毎のサービス提供者の評価を知ることができる。
上記の課題を解決するために、本発明の態様7に係る評価システムにおいて、サービス利用者情報取得部は、乗客の表情を取得し、前記サービス提供者評価部は、前記乗客の乗車している車両を運転しているドライバの評価を算出してもよい。
上記の構成によれば、乗客が安心して乗車できるドライバを評価することができる技術を実現することができる。
上記の課題を解決するために、本発明の態様8に係る車両は、態様1から4の評価装置または態様5から7のいずれかの評価システムを備えていてもよい。
上記の構成によれば、車両は、サービス利用者が安心してサービスを受けられるサービス提供者を評価することができる。
上記の課題を解決するために、本発明の態様9に係るプログラムは、態様1から4のいずれかの評価装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記サービス利用者情報取得部、前記情報分析部、および前記サービス提供者評価部としてコンピュータを機能させるためのプログラムであってもよい。
上記の構成によれば、態様1と同様の効果を奏する。
本発明の一態様によれば、サービス利用者が安心してサービスを受けられるサービス提供者を評価することができる技術を実現することができる。
本発明の実施形態1に係る評価装置および評価システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る乗客の乗客情報取得の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態1に係る評価装置による乗客の安心度情報の算出例1を示す図である。 本発明の実施形態1に係る評価装置による乗客の安心度情報の算出例2を示す図である。 本発明の実施形態1に係る評価装置による乗客の安心度情報の算出例3を示す図である。 本発明の実施形態1に係る評価装置によるドライバの評価例1を示す図である。 本発明の実施形態1に係るドライバ評価処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメータ、マシン語等で指定される。また説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
〔実施形態1〕
§1 適用例
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本実施形態に係る評価システム400の概略構成の一例を示している。本実施形態に係る評価システム400は、車両100に乗車している乗客の表情を示す表情情報を乗客情報取得部6によって取得し、情報分析部5によって表情情報から乗客の安心度を示す安心度情報を取得し、乗客の安心度情報を参照してドライバの評価を算出するシステムである。
図1に示されるとおり、評価システム400は、評価装置1、およびサーバ300を備えている。評価装置1は、乗客の表情情報を取得する乗客情報取得部6(サービス利用者情報取得部)と、表情情報から乗客の安心度情報を取得する情報分析部5と、乗客の安心度情報を参照してドライバの評価を算出するドライバ評価部4(サービス提供者評価部)とを備えている。また、評価装置1は、第一通信部2、位置情報取得部3、および車外情報取得部7(環境情報取得部)を備えていてもよい。サーバ300は、評価記録更新部11、第二通信部9、および第一表示部10を備えている。
これにより、本実施形態に係る評価システム400は、運転技量以外のドライバの接客態度等の技量および人柄等の性質を、ドライバの評価として算出することができる。
§2 構成例
以下、本発明の実施形態1に係る評価装置1および評価システム400の構成の一例について、図1を参照して詳細に説明する。なお、乗客の表情を取得する構成は特に限定されないが、本実施形態においては、乗客の表情を、乗客の表情を示す表情情報を含む乗客情報を取得することによって取得している。
なお、実施形態1においては、サービス提供者がドライバであり、サービス利用者が該ドライバが運転する車両に乗車している乗客であるが、本実施形態はこれに限定されるものではない。
本実施例においては、評価装置1の構成部材は車両100に設けられ、サーバ300は車両100の外に設けられているが、本実施形態はこれに限定されるものではない。一例においては、ドライバ評価部4は、サーバ300に設けられていてもよい。別例においては、ドライバ評価部4および情報分析部5は、サーバ300に設けられていてもよい。
乗客情報取得部6は、乗客の表情を示す表情情報を含む乗客情報を取得する。乗客情報取得部6が取得する表情情報は、後述する安心度情報を算出するために十分な情報を含んでいればよいが、例えば乗客の笑顔度を示す笑顔度情報を含む。乗客情報取得部6が乗客の表情情報を取得する方法は特に限定されないが、例えば、人物の表情を推定するための公知の技術を搭載した表情推定装置を用いて表情情報を取得することができる。
なお、表情推定装置は、乗客の表情情報を、機械学習により算出することもできる。表情情報を取得するための学習処理の具体的な構成は本実施形態を限定するものではないが、例えば、以下のような機械学習的手法の何れかまたはそれらの組み合わせを用いることができる。
・サポートベクターマシン(SVM: Support Vector Machine)
・クラスタリング(Clustering)
・帰納論理プログラミング(ILP: Inductive Logic Programming)
・遺伝的アルゴリズム(GP: Genetic Programming)
・ベイジアンネットワーク(BN: Baysian Network)
・ニューラルネットワーク(NN: Neural Network)
ニューラルネットワークを用いる場合、データをニューラルネットワークへのインプット用に予め加工して用いるとよい。このような加工には、データの1次元的配列化、または多次元的配列化に加え、例えば、データアーギュメンテーション(Deta Argumentation)等の手法を用いることができる。
また、ニューラルネットワークを用いる場合、畳み込み処理を含む畳み込みニューラルネットワーク(CNN: Convolutional Neural Network)を用いてもよい。より具体的には
、ニューラルネットワークに含まれる1又は複数の層(レイヤ)として、畳み込み演算を行う畳み込み層を設け、当該層に入力される入力データに対してフィルタ演算(積和演算)を行う構成としてもよい。またフィルタ演算を行う際には、パディング等の処理を併用したり、適宜設定されたストライド幅を採用したりしてもよい。
また、ニューラルネットワークとして、数十〜数千層に至る多層型又は超多層型のニューラルネットワークを用いてもよい。
図2は、乗客aの乗客情報の取得の一例を説明するための図である。本実施形態においては、車両100に、撮像部、および第二表示部を備えている端末装置200が備えられている。端末装置200は、例えばタブレット型の端末装置であり得る。なお、乗客は、複数名乗車していてもよい。その場合、乗客情報取得部6は、複数名の乗客情報を取得する。また、車両100は、普通乗用車に限定されるものではなく、例えば、バス、自転車、人力車、バイク、および三輪車(例えば電気トゥクトゥク)等も含まれる。
端末装置200に備えられた撮像部は、乗客aの顔を含む領域を撮像する。撮像部は、撮像画像を、表情推定装置に供給する。表情推定装置は、撮像画像を参照して、乗客aの表情を推定し、表情情報を算出する。表情推定装置は、表情情報を、乗客情報取得部6に供給する。なお、表情推定装置は、車両100に設けられていてもよく、例えば後述するサーバ300等、車両100の外に設けられていてもよい。
端末装置200は、乗客aが車両100の行先等を指定する操作画面を第二表示部に表示してもよい。端末装置200が操作画面等を第二表示部に表示することにより、乗客aの顔が端末装置200に向くことが多くなるため、端末装置200に備えられた撮像部は、好適に乗客aの顔を含む領域を撮像することができる。
乗客情報取得部6は、乗車前後の乗客aの表情情報を取得してもよい。これにより、後述するドライバ評価部4は、例えば、乗客aの笑顔度が乗車前から著しく高い、または著しく低い場合においても、乗車による乗客aの安心度情報の変化に基づいて、ドライバAの評価をより正確に算出することができる。乗客情報取得部6が乗車前後の乗客aの表情情報を取得する場合、撮像部は例えば車両100の他、例えば乗車チケットの券売機等に設けられていればよい。
乗客情報取得部6は、乗客の年齢、性別、国籍、人種、ドライバAの運転する車両への乗車回数、ドライバAの所属するタクシー会社の所有する車両への乗車回数のうちの少なくとも一つを、乗客属性(サービス利用者属性)として取得してもよい。乗客情報取得部6が上述したような乗客属性を取得し、情報分析部5に供給することによって、後述するドライバ評価部4は、各ドライバの評価を、乗客属性毎に分類することができる。
乗客情報取得部6が上述した年齢、性別、人種のような乗客属性を取得する場合、一例において乗客情報取得部6は撮像画像を参照して乗客属性を特定する。別の例において、ドライバAの所属するタクシー会社は会員制のサービスを行っており、乗客情報取得部6は乗客aが入力した会員情報を参照して、上述した乗客属性を取得してもよい。特に国籍等、撮像画像からの判断が容易ではない乗客属性に関しては、乗客情報取得部6は、会員情報を参照して取得することができる。
乗客情報取得部6がドライバAの運転する車両への乗車回数を取得する構成は特に限定されないが、例えば、乗客aがドライバAの運転する車両に乗車したという情報をサーバ300に供給し、サーバ300が乗客aのドライバAが運転する車両への乗車回数を算出して、乗客情報取得部6に供給する構成とすることができる。例えば乗客aは車両100への乗車の際、上記端末装置200を操作することによって、ドライバAの運転する車両に乗車したという情報をサーバ300に供給してもよい。なお、乗客aが、ドライバAの運転する車両へ乗車したという情報とともに、ドライバAの接客態度を主観的に評価して該評価をサーバ300に供給する構成としてもよい。なお、ドライバAは同じ車両100を運転していなくてもよい。
車外情報取得部7は、車両100の車外情報(環境情報)を取得する。なお、車外情報は、車両100から所定の範囲内の情報であり得る。車外情報取得部7には、レーザー光をパルス発光し、戻ってきたパルスを測定することで、対象までの距離や対象の性質を分析する機能を有するLIDAR(Light Detection and Ranging)を好適に用いることができる。なお、車外情報取得部7は、LIDARに限らず、レーダーやソナー、またはこれらの組み合わせによって車両100の外部の情報を取得する構成であってもよい。また、車外情報取得部7は、可視光領域または可視光領域外で撮像ができるカメラを含んでいてもよい。
LIDARを用いた車外情報取得部7によって取得された車両100の外部の情報からは、詳細な3Dイメージを生成することができる。後述する情報分析部5は、この詳細な3Dイメージを分析することで、人が女性なのか男性なのか、大人なのか子供なのかまでをも区別して、車外イベントを特定することができる。車外イベントとしては例えば、車外情報は、人の飛び出し、自車両100以外の事故等の車外情報が含まれる。
位置情報取得部3は、車両100の位置情報を取得し、情報分析部5に供給する。後述する情報分析部5は、位置情報を参照して、車両100の中から見ることのできる名所等の風景についての情報を特定する。位置情報取得部3は、GPSアンテナ、Wi−Fi(登録商標)アンテナ、方位磁石、および、加速度センサ等を含み、移動体150の向いている方角や現在位置等の位置情報を検出可能に構成された位置検出部(図示せず)から位置情報を取得することができる。または、位置情報取得部3は、位置検出部以外から車両100の位置を取得してもよい。例えば、車両100が無線通信を行いながら移動するものである場合、無線通信の基地局から、車両100の位置情報を取得してもよい。なお、本実施形態の説明において単に位置情報といった場合、車両100の位置情報を指すものとする。
情報分析部5は、乗客の表情情報を含む乗客情報を参照して、乗客の安心度を示す安心度情報、および乗客の緊張度を示す緊張度情報を算出する。情報分析部5は、安心度情報、および緊張度情報を、例えば乗客aの笑顔度情報から算出する。例を挙げて後述するように、情報分析部5は、乗客aの笑顔度情報の平均値を、乗客aの安心度とすることができる。他の例において、情報分析部5は、乗客aの笑顔度情報が所定の範囲外にあった時間の累計に基づいて、安心度を算出することもできる。また、情報分析部5は、乗客aの表情の笑顔度に基づいて乗客aのこわばりを算出し、該こわばりに基づいて乗客aの緊張度情報を算出してもよい。また、乗客の安心度情報、および緊張度情報も、上述したような機械学習により算出することもできる。なお、情報分析部5は、乗客の安心度のみを算出してもよい。
情報分析部5は、車外情報、および位置情報を参照して、乗客aの安心度情報および緊張度情報を補正してもよい。情報分析部5が、車外情報、および位置情報を参照して乗客aの安心度情報および緊張度情報を補正することにより、情報分析部5は、車外情報、および位置情報に基づく乗客aの安心度情報および緊張度情報の変化を補正することができるので、後述するドライバ評価部4はドライバAの評価をより正確に算出することができる。情報分析部5による安心度情報の補正については、例を挙げて後述する。情報分析部5は、算出した安心度情報、および緊張度情報を、ドライバ評価部4に供給する。なお、情報分析部5は、安心度情報、および緊張度情報を補正するために、笑顔度情報を補正してもよい。
ドライバ評価部4は、ドライバAの評価を算出する。ドライバAの評価の算出方法は特に限定されないが、例えば例を挙げて後述するように、ドライバ評価部4は、乗客の安心度情報、または緊張度情報の平均を、ドライバAの評価としてもよい。ドライバ評価部4は、算出したドライバAの評価を、第一通信部2に供給する。なお、ドライバ評価部4は、乗客属性を参照して、各ドライバの評価を、乗客属性毎に分類してもよい。
ドライバ評価部4がドライバAの評価を算出することにより、評価装置1および評価システム400は、乗客が安心して乗車できるドライバを評価することができる。本実施形態に係る評価装置1および評価システム400により、ユーザはバスおよびタクシー等の交通機関をより安全に利用することができる。評価装置1および評価システム400は、治安が悪い等の理由により、ドライバの質が低い虞のある地域において特に有効である。ドライバの質が低い虞のある地域において、ドライバが運転技量以外の観点から安心して乗車できるドライバであるかどうか判断ができない場合がある。評価装置1および評価システム400を用いることにより、乗客はドライバの評価を確認することができるので、安心して乗車できるドライバを選択することができる。
第一通信部2は、ドライバAの評価を、一例においてはサーバ300の第二通信部9に送信する。なお、第一通信部2は、有線または無線により、情報を送受信する装置であり得る。また、第一通信部2の代わりに記録装置を設け、後述する第二通信部9の代わりに読み取り装置を設け、記録装置がドライバAの評価を、例えば磁気ディスク、光ディスク、SDカードおよびCFカード等のメモリカードに記録し、記録されたドライバAの評価を読み取り装置が読み取る構成としてもよい。
なお、第一通信部2は、ドライバAの評価を、第二通信部9以外に供給してもよい。例えば、第一通信部2は、ドライバAの評価を、車両100とは独立した端末装置に送信してもよい。
第二通信部9は、評価装置1からドライバAの評価を取得し、評価記録更新部11に供給する。第二通信部9は、複数の車両100に設けられた評価装置1からドライバAの評価を取得してもよい。また、第二通信部9は、複数の評価装置1から複数ドライバの評価を取得してもよい。
評価記録更新部11は、第一通信部2および第二通信部9を介して、評価装置1から取得したドライバAの評価を記憶し、記憶した該ドライバAの評価を参照して、ドライバAの評価の記録(ドライバAの評価記録とも称する)を作成する。また評価記録更新部11は、一定期間毎に、ドライバAの評価記録を更新する。評価記録更新部11は、作成したドライバAの評価記録を、第一表示部10に供給する。また、評価記録更新部11は、第二通信部9を介して、第一表示部10以外の表示装置に、ドライバAの評価記録を送信してもよい。なお、評価記録更新部11は、第一通信部2および第二通信部9を介して、複数の評価装置1からドライバAの評価を取得して記憶し、記憶した該ドライバAの評価を参照して、ドライバAの評価記録を作成してもよい。この構成によれば、評価記録更新部11は、複数の評価装置1から取得したドライバの評価に基づいて、ドライバAの評価記録を作成する。そのため、評価記録更新部11は、より正確にドライバAの評価記録を作成することができる。なお、評価記録更新部11は、第一通信部2および第二通信部9を介して、複数の評価装置1から取得した複数ドライバの評価を参照して、複数ドライバの評価記録をそれぞれ作成してもよい。
第一表示部10は、評価記録更新部11が作成したドライバAの評価記録を表示する。なお、第一表示部10は、サーバ300以外に設けられていてもよい。また、第一表示部10は複数設けられていてもよい。また、ユーザ等の所有する端末装置を、第一表示部10としてもよい。その場合、第二通信部9は、評価記録更新部11から受け取ったドライバAの評価記録を、第一表示部10に供給する。第二通信部9は、端末装置200に設けられた第二表示部に、ドライバAの評価記録を供給し、第二表示部がドライバAの評価記録を表示してもよい。
上述したように、ドライバ評価部4が各ドライバの評価を、乗客属性毎に分類する場合、第一表示部10は、各ドライバの評価を、乗客属性毎に分類して表示してもよい。これにより、評価装置1は例えば、サービス利用者属性に基づいて、サービス利用者に相性のよいサービス提供者を提案することができる。
乗客aがドライバAの接客態度を主観的に評価して該評価をサーバ300に供給し、サーバ300が該評価を第一表示部10に供給する場合、第一表示部10は、乗客aが乗車した際にドライバ評価部4によって算出されたドライバAの評価と、乗客aによる主観的なドライバAの評価とを組み合わせて表示してもよい。また、評価記録更新部11は、乗客aによる主観的なドライバAの評価を参照して、ドライバ評価部4によって算出されたドライバAの評価を補正してもよい。
(安心度情報の算出例1)
図3を参照して、情報分析部5による乗客の安心度情報の算出例1について説明する。図3(a)は、ドライバAの運転する車両100に乗車した乗客a〜cの安心度情報の算出例を示す図であり、図3(b)は、ドライバBの運転する車両100に乗車した乗客a’〜c’の安心度情報の算出例を示す図である。なお、本例および後述する安心度情報の算出例2および3においては、車両100が所定のルートを巡回する巡回タクシーであることを想定しているが、本実施形態はこれに限定されない。
図3の例では、車両100は1200秒の周期で、所定のルートを巡回している。乗客情報取得部6は、車両100の出発時刻から巡回終了までの間、所定時間毎に、乗客の笑顔度情報を取得する。
図3(a)および(b)に示すように、乗客情報取得部6は本例においては1秒毎に、乗客の笑顔度情報を取得する。情報分析部5は、所定時間毎に取得した各乗客の笑顔度情報を参照して、各乗客の笑顔度情報の平均値を算出し、各乗客の安心度情報とする。図3(a)および(b)に示すように、ドライバAの運転する車両100に乗車した乗客a〜cの安心度情報は、ドライバBの運転する車両100に乗車した乗客a’〜c’の安心度情報に比べて高い値であった。よって、ドライバ評価部4は、ドライバBよりも、ドライバAの評価を高く算出する。
(安心度情報の算出例2)
図4は、情報分析部5によって算出された乗客の安心度情報の算出例2を示す図である。本例においては、乗客情報取得部6は、乗客の各ドライバの運転する車両への乗車回数を乗客属性として取得する。図4において、a1〜c1は、乗客a〜cがドライバAの運転する車両100へはじめて乗車した際の笑顔度情報、および安心度情報を示す。また、a2は、乗客aがドライバAの運転する車両100へ2回目に乗車した際の笑顔度情報、および安心度情報を示す。
情報分析部5は、各ドライバの運転する車両への乗車回数毎に、乗客の安心度情報を分類し、ドライバ評価部4に供給する。本例においては、情報分析部5は、a1〜c1の安心度情報と、a2の安心度情報とを、それぞれ乗車回数が一回目の安心度情報、および乗車回数が二回目の安心度情報として、ドライバ評価部4に供給する。他の例において、情報分析部5は、乗車回数毎に、全ての乗客の笑顔度を平均して、各乗車回数における安心度情報としてもよい。本例に当てはめれば、情報分析部5はa1〜c1のすべての時刻における笑顔度を平均して、乗車回数が一回目の安心度情報としてもよい。これらの構成によれば、ドライバ評価部4は、乗車回数毎のドライバの評価を算出することができる。これにより、ドライバ評価部4は、乗車回数を重ねるに伴い、ドライバが各乗客から信頼を得ることができているかどうかを評価することができる。
また他の例において、情報分析部5は、乗車回数毎に安心度情報を算出せず、すべての乗客の笑顔度情報を平均して、乗車回数を考慮しない安心度情報を算出してもよい。また、情報分析部5は、乗車回数毎の安心度情報と、乗車回数を考慮しない安心度情報との両方を算出し、ドライバ評価部4に供給してもよい。これにより、ドライバ評価部4は、乗車回数毎のドライバ評価と、乗車回数を考慮しないドライバ評価との両方を算出することができる。そのため、ユーザは、より詳細なドライバ評価を知ることができる。
(安心度情報の算出例3)
図5は、情報分析部5によって算出された乗客の安心度情報の算出例3を示す図である。本例においては、情報分析部5は、車両100の位置情報および車外情報を参照して、笑顔度情報を補正する。
図5(a)は、ドライバAの運転する車両100に乗車した乗客a〜cの各時刻における笑顔度情報、および笑顔度情報から算出した安心度情報である。なお、本例において、乗客a〜cは共に車両100に乗車していたとする。図5(b)は、各時刻において、車両100の車外で起こった車外イベント、および車両100の中から見ることのできた名所等の情報を示す。図5(b)に示すように、乗客a〜cの乗車開始時刻から1秒後に、車外で人の飛び出しがあった(イベントA)。また、同じく1秒後に、車両100の中から名所Aを見ることができた。乗車開始時刻から300秒後に、車両100の中から名所Bを見ることができた。また、乗車開始時刻から500秒後に、車外で車両100以外の事故が起こった(イベントB)。
情報分析部5は、各時刻において、車両100の位置情報および車外情報を参照して、上記車外イベント、および車内から見ることができる名所についての情報を特定する。情報分析部5は特定した車外イベント、および名所についての情報を参照して、乗客a〜cの笑顔度情報を補正するための補正値を算出し、笑顔度情報を補正する。
本例においては、乗車時刻から1秒後に人の飛び出しがあったため、乗客a〜cの笑顔度はドライバAの行為とは無関係に低下すると考えられる。しかしながら、乗車時刻から1秒後には名所Aを見ることができるため、乗客a〜cの笑顔度はドライバAの行為とは無関係に高まると考えられる。したがって情報分析部5は、乗車時刻から1秒後には乗客a〜cの笑顔度はドライバAの行為とは無関係に高い状態にあると判断し、乗客a〜cの笑顔度情報を補正するための補正値を、−15と算出した。また、乗車時刻から300秒後には、名所Bを見ることができるため、乗客a〜cの笑顔度はドライバAの行為とは無関係に高まると考えられる。よって、情報分析部5は、乗車時刻から300秒後には乗客a〜cの笑顔度はドライバAの行為とは無関係に高い状態にあると判断し、乗客a〜cの笑顔度情報を補正するための補正値を、−10と算出した。また、乗車時刻から500秒後には、車外で事故があったため、乗客a〜cの笑顔度はドライバAの行為とは無関係に低下すると考えられる。よって、情報分析部5は、乗客a〜cの笑顔度情報を補正するための補正値を、+20と算出した。なお、情報分析部5は、各時刻における笑顔度情報を補正せず、安心度情報を補正してもよい。
また、情報分析部5は、補正値を算出するために、名所の知名度、乗客が好きな風景および名所等についての情報を参照してもよい。これらの情報を情報分析部5が参照するための構成は特に限定されない。例えば、位置情報取得部3が、各名所の知名度についての情報が付加された地図情報を取得して情報分析部5に供給する構成することができる。また、ドライバAの所属するタクシー会社が会員制のサービスを行っている場合、乗客aが好きな風景、名所等についての情報を会員情報としてサーバ300に供給し、乗客情報取得部6が該会員情報を参照して情報分析部5に供給する構成することができる。
(ドライバの評価例1)
図6は、ドライバ評価部4によって算出されたドライバの評価例1を示す図である。図6の例では、ドライバ評価部4は、各ドライバA〜Gの運転する車両に乗車した乗客の安心度情報の平均を算出し、ドライバA〜Gの評価とする。
(ドライバ評価処理の流れ)
図7を参照して、ドライバ評価処理の流れの一例について説明する。図7は、ドライバ評価処理の流れの一例を示すフローチャートである。また各処理の詳細については、上述した通りである。
(ステップS002)
まず、ステップS002において、位置情報取得部3は、車両100の位置情報を取得し、情報分析部5に供給する。乗客情報取得部6は、乗客情報を取得し、情報分析部5に供給する。車外情報取得部7は、車外情報を取得し、情報分析部5に供給する。
(ステップS004)
次に、ステップS004において、情報分析部5は、乗客の表情情報を含む乗客情報、を参照して、乗客の安心度情報を算出する。なお、情報分析部5は、乗客の表情情報を参照して、乗客の緊張度を算出してもよい。
(ステップS006)
次に、ステップS006において、情報分析部5は、車外情報を参照して、安心度情報を補正する。
(ステップS008)
次に、ステップS008において、情報分析部5は、位置情報を参照して、安心度情報を補正し、ドライバ評価部4に供給する。
なお、ステップS006からステップS008の処理を行う順番は特に限定されず、ステップS006の処理の前にステップS008の処理を行ってもよい。
(ステップS010)
次に、ステップS010において、ドライバ評価部4は、安心度情報を参照して、ドライバの評価を算出する。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。実施形態2においては、サービス提供者およびサービス利用者は、ドライバおよびその乗客以外の者であり、あらゆるサービス業において、サービスを提供する者、および利用する者であり得る。
本実施形態に係る評価装置は、乗客情報取得部6がサービス利用者情報を取得するサービス利用者情報取得部であり、ドライバ評価部4がサービス提供者の評価を算出するサービス提供者評価部であり、車外情報取得部7がサービス提供場所またはその外部の情報である環境情報を取得する環境情報取得部であること以外は、実施形態1の評価装置1と同様の構成を有する。
環境情報取得部は、サービス提供場所またはその外部の情報を、環境情報として取得する。例えばサービスがある建物内で提供される場合、環境情報取得部は、該建物内および建物から所定の範囲内の屋外の情報を取得する。
本実施形態に係る位置情報取得部3は、サービス提供場所の位置情報を取得する。例えばサービスがある建物内で提供される場合、位置情報取得部3は該建物の位置情報を取得する。なお、実施形態1のように、サービス提供場所が移動する場合、位置情報取得部3は、所定時間毎に、サービス提供場所の位置情報を取得する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
評価装置1(特に乗客情報取得部6(サービス利用者情報取得部)、情報分析部5、およびドライバ評価部4(サービス提供者評価部))、車両100、およびサーバ300の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、評価装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 評価装置
2 第一通信部
3 位置情報取得部
4 ドライバ評価部
6 乗客情報取得部
7 車外情報取得部
10 第一表示部
100 車両
200 端末装置
300 サーバ
400 評価システム

Claims (9)

  1. サービス利用者の表情を取得するサービス利用者情報取得部と、
    前記表情からサービス利用者の安心度を示す安心度情報を算出する情報分析部と、
    前記安心度情報からサービス提供者の評価を算出するサービス提供者評価部と、
    を備えていることを特徴とする評価装置。
  2. サービス提供場所またはその外部の情報である環境情報を取得する環境情報取得部を備え、
    前記サービス提供者評価部は、前記環境情報を参照して、前記サービス提供者の評価を補正することを特徴とする請求項1に記載の評価装置。
  3. サービス提供場所の位置情報を取得する位置情報取得部を備え、
    前記サービス提供者評価部は、前記位置情報を参照して、前記サービス提供者の評価を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の評価装置。
  4. 前記サービス利用者情報取得部は、サービス利用前後の前記サービス利用者の表情を取得し、
    前記情報分析部は、サービス利用前後の前記サービス利用者の表情を参照して、前記サービス利用者の安心度情報を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の評価装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の複数の評価装置と、
    サーバと、
    を備え、
    前記複数の評価装置の各々は、第一通信部を備え、
    前記サーバは、前記第一通信部と通信を行う第二通信部、および評価記録更新部を備え、
    前記評価記録更新部は、前記第一通信部、および前記第二通信部を介して、前記複数の評価装置から前記サービス提供者の評価を取得して、前記サービス提供者の評価記録を作成し、
    第一表示部は、前記評価記録更新部が作成した前記サービス提供者の評価記録を表示することを特徴とする評価システム。
  6. 前記サービス利用者情報は、前記サービス利用者の、年齢、性別、国籍、人種、およびサービスの利用回数のうちの少なくとも一つのサービス利用者属性を含み、
    前記第一表示部は、前記サービス提供者の評価を、前記サービス利用者属性毎に分類した状態で表示することを特徴とする請求項5に記載の評価システム。
  7. サービス利用者情報取得部は、乗客の表情を取得し、
    前記サービス提供者評価部は、前記乗客の乗車している車両を運転しているドライバの評価を算出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の評価装置または請求項5もしくは6のいずれか1項に記載の評価システム。
  8. 請求項1から4のいずれか1項に記載の評価装置または請求項5から7のいずれか1項に記載の評価システムを備えていることを特徴とする車両。
  9. 請求項1から4のいずれか1項に記載の評価装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記サービス利用者情報取得部、前記情報分析部、および前記サービス提供者評価部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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