JP2019086538A - 投影装置、及び、その制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置構成を追加することなく、投影画像のぼけを抑制すること。【解決手段】 映像信号に基づく画像を投影面に投影する投影装置であって、レーザ光を出力するレーザ光源と、前記レーザ光源から出力された光を前記投影面上に走査する走査手段と、前記映像信号の各画素に対応する各画素表示期間における前記レーザ光のオン期間及びオフ期間を、前記映像信号に基づいて制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、各画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最後のオン期間の終了時から、次の画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち初めのオン期間の開始時までの間のオフ期間を、前記投影面と前記投影装置との距離が第1の閾値未満である場合にそうでない場合よりも長くする。【選択図】 図5

Description

本発明は、プロジェクタ等の投影装置、及び、その制御装置及びその制御方法に関し、特に走査ミラーを用いてレーザ光をラスター走査するレーザスキャンプロジェクタ等の投影装置、及び、その制御方法に関する。
近年、投影装置において、レーザ光源から出射されたレーザ光を、走査ミラーで反射して投射面上に投影するレーザスキャンプロジェクタが知られている。レーザスキャンプロジェクタから出力されるレーザ光は指向性が高い平行光であるため、スクリーン等の投射面までの距離に応じたフォーカス調整が不要である。
また、投影面とレーザスキャンプロジェクタとの間の距離が変わっても、スクリーン上のビーム径はあまり変化しない。そのため、スクリーンとレーザスキャンプロジェクタとの距離を近づけていくと、スクリーン上の投影画像の表示サイズが小さくなる。その結果、照射されるビームが隣接画素間で重なり合い、投影画像がぼけてしまう。
スクリーンとレーザスキャンプロジェクタを近づけた時の投影画像のぼけを防ぐために、特許文献1では、レーザ光源から出力されたレーザ光の光束を、走査ミラーの振れ角に応じた広がり角を有するように拡大する拡大光学ユニットを備える。
特開2009−180821号公報
しかし、特許文献1では光学ユニットの追加が必要なため、製品コストが上がるとともに、装置が大型化してしまう。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、装置構成を追加することなく、投影画像のぼけを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、映像信号に基づく画像を投影面に投影する本発明の投影装置は、レーザ光を出力するレーザ光源と、前記レーザ光源から出力された光を前記投影面上に走査する走査手段と、前記映像信号の各画素に対応する各画素表示期間における前記レーザ光のオン期間及びオフ期間を、前記映像信号に基づいて制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、各画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最後のオン期間の終了時から、次の画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち初めのオン期間の開始時までの間のオフ期間を、前記投影面と前記投影装置との距離が第1の閾値未満である場合にそうでない場合よりも長くする。
本発明によれば、装置構成を追加することなく、投影画像のぼけを抑制することができる。
本発明の第1乃至第4の実施形態における投影装置の構成を示すブロック図。 走査ミラーの最大有効振れ角を説明するための図。 画素ピッチの算出方法を説明するための図。 第1の実施形態における動作を示すフローチャート。 第1、第2、第5の実施形態の動作を表すタイミングチャート。 第1及び第2の実施形態における標準駆動電流値及び、第2の実施形態における駆動電流値の補正ゲインの特性を示す図。 第2の実施形態における動作を表すフローチャート。 第3の実施形態における動作を示すフローチャート。 第3、第4、第6の実施形態における動作を説明する図。 第4の実施形態の動作を表すフローチャート。 第4の実施形態における駆動電流値の補正ゲインの特性を示す図。 第5及び第6の実施形態における投影装置の構成を示すブロック図。 第5の実施形態における動作を示すフローチャート。 第5及び第6の実施形態におけるモード選択メニューの一例を示す図。 第6の実施形態における動作を示すフローチャート。 第5及び第6の実施形態におけるパルス幅の特性を表す図。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
●レーザスキャンプロジェクタの基本的な構成
図1は、本発明が適用される投影装置の一例であるレーザスキャンプロジェクタ100の構成を示すブロック図である。レーザスキャンプロジェクタ100は、入力映像信号に応じたカラー画像をスクリーン200に投影する。
CPU101は、レーザスキャンプロジェクタ100の各動作ブロックを制御する。映像処理部102は、外部から入力した映像信号に、フレーム数、画素数、画像形状などの変更処理や、階調、色の補正処理等を施す。レーザ制御部103は、映像処理部102からの映像データimgに基づいて、映像データimgの各画素に対応する画素表示期間におけるレーザ光源の駆動電流レベルId(強度情報)と、各画素に適用する波形パターンPTとを決定する。波形パターンPTは、画素表示期間においてレーザ光源に駆動電流を印加するオン期間と、駆動電流を印加しないもしくはレーザ光が点灯しない程度の駆動電流を印加するオフ期間とを波形で示したパターン情報である。また、レーザ光源105〜107は、駆動電流レベルに応じた発光強度で発光する光源であるとする。レーザ制御部103は、レーザ光源の駆動電流レベルId(強度情報)を各画素の階調に応じて決定する。
レーザドライバ104は、それぞれの色成分に関して、レーザ制御部103から出力された波形パターンPTを用いて駆動電流値Idを変調し、変調した駆動電流RImd、GImd、BImdをレーザ光源105〜107に出力する。レーザ光源105〜107は、レーザドライバ104から、色毎に供給される駆動電流によって駆動する。レーザ光源105からは赤成分(R)、レーザ光源106からは緑成分(G)、レーザ光源107からは青成分(B)が、それぞれ表示すべき階調に応じた出力レベルで出射される。したがって、レーザ光源105〜107は、レーザ制御部103により、映像データimgの各画素に対応する画素表示期間におけるレーザ光源の強度とオン期間およびオフ期間とを制御されるといえる。
ダイクロイックミラー108,109は、特定波長のレーザ光のみを透過し、それ以外の波長光を反射することにより、レーザ光源105〜107より出射された各色成分のレーザ光を合成する。レーザ光源106,107からそれぞれ出射された緑成分および青成分のレーザ光は、ダイクロイックミラー109で合成される。ダイクロイックミラー109により合成されたレーザ光は、さらに、ダイクロイックミラー108で、レーザ光源105から出射された赤成分のレーザ光と合成され、RGB3原色の成分を含むレーザ光となる。
集光レンズ110は、ダイクロイックミラー108からのレーザ光を集める。走査ミラー111は、集光レンズ110から入射したレーザ光を、自らの振れ角(位相)に応じて反射してスクリーン200上(投影面上)に投射する。走査ミラーエンコーダ113は、走査ミラー111の振れ位置を検出して位置検出信号(振れ角θv,θh)を出力する。走査ミラー制御部112は、走査ミラー111に入射するレーザ光が所定の画像領域を所定の周波数で走査するように駆動信号mdrvを走査ミラー111に出力する。同時に、走査ミラー制御部112は、走査ミラーエンコーダ113から走査ミラー111の位置検出信号(振れ角θh,θv)を入力する。さらに、走査ミラー制御部112は、走査ミラーエンコーダ113からの位置検出信号に基づいて、水平同期信号HSNC、垂直同期信号VSNCを生成して映像処理部102に出力する。解像度設定部114は、走査ミラー111から投射する映像信号の解像度を設定する。なお、解像度の設定方法については、後述する。
リードオンリーメモリ(ROM)115は、レーザ制御部103で波形パターンPTと駆動電流値Idを生成するのに必要な特性や、走査ミラー111の寸法、材料の密度、固さ等を格納する。測距部116は、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200の距離を測定する。なお、距離の測定は、測距センサを用いて行ってもよいし、撮像レンズと撮像センサでスクリーン200を撮像し、撮像信号を解析して行ってもよい。また、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200との距離を、ユーザが不図示の操作部を操作することによって、入力することも可能である。
●レーザスキャンプロジェクタの動作フロー
次に、第1の実施形態におけるレーザスキャンプロジェクタ100の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
CPU101は、不図示の操作部からの動作開始操作を受け付けて動作を開始すると、S402で、走査ミラー111から投射する映像信号の解像度を設定する。解像度は、垂直方向の有効ライン数Vt、水平方向の有効画素数Htで表される。解像度の設定は、映像処理部102に入力される映像信号のフォーマットを検知して、検知した情報を解像度設定部114に送ることで実現する。さらに、解像度設定部114からCPU101を介して走査ミラー制御部112に対して解像度を設定する。あるいは、操作者が不図示の操作部で解像度を設定して、CPU101を介して解像度設定部114に送ってもよい。その場合は、解像度設定部114から、CPU101を介して、解像度を走査ミラー制御部112及び映像処理部102に設定する。
次に、S403で、CPU101は、S402で求めた解像度Vt,Ht、及び予めROM115に格納された走査ミラー111の寸法、材料の密度、固さ等から、走査ミラー111の最大有効振れ角θを決定する。
ここで、図2を用いて走査ミラー111の最大有効振れ角θについて説明する。なお、本発明全般にわたって、説明の簡略化のため水平方向の記載に限定するが、垂直方向も同様である。
図2(a)は水平走査に関する走査ミラー111の振れ角θhの特性図である。本実施形態において、水平走査に関しては走査ミラー111を共振周波数で駆動させることによって、振れ角θhを連続的に変化させる。ここで、共振周波数とは、走査ミラー111を振るために必要な電流値が最小になる周波数であり、走査ミラー111の寸法、材料の密度、固さ等によって一意に決まるミラー固有の値である。共振周波数で走査ミラー111を振動させれば、小さな電流値で大きなミラー振幅を得ることができる。
時間軸上における振れ角θhの変位は正弦波で表される。また、図2(a)に示す通り、その1/2周期が1水平走査期間(1H)に相当する。走査ミラー111の角速度ωh=dθh/dtは、θh=0のとき最も速く、θh=±θ(最大振れ角)で0になる。ただし、画像表示に実際に用いられる有効範囲としては、最大振れ角までの位相範囲(−θ≦θh≦+θ)よりも狭い位相範囲(−θ≦θh≦+θ)が用いられる。これは、最大振れ角となるθh=±θのとき、角速度ωh=dθh/dt=0になるためである。つまり、1画素の表示期間と走査速度の積分で決まる投射面の画素サイズ(水平方向の画素幅)が理論上0になってしまうからである。以降、θを最大有効振れ角と呼ぶ。
図4に戻り、S403で最大有効振れ角θを決定すると、S404に遷移し、CPU101は測距部116に指示して、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200の距離Lを測定する。
S405では、S402で設定した解像度Vt,Ht、S403で求めた最大有効振れ角θ、及びS404で求めたスクリーン200までの距離Lから、水平方向の画素ピッチPxを算出する。
ここで、図3を用いて画素ピッチ算出方法を説明する。図3(a)において、スクリーン200上での画像投影のためのスキャン幅Sxは式(1)で求められる。
Sx=2Ltan(θ) …(1)
S402で設定した水平解像度は図3(b)に示す通りHtであるので、画素ピッチPxは式(2)で求められる。
Px=Sx/Ht …(2)
以上説明したSx、Pxは、図3(c)で示したように表される。
本実施形態では、求めた画素ピッチPxと閾値Th1,Th2(ここでTh1>Th2)とを比較し、画素ピッチPxが小さいと判断されたら、照射されるレーザビームが隣接画素と重なり合い、投影画像がぼけると判定する。その場合、第1の実施形態では、投影画像のぼけを抑制するために、後述するようにレーザ光源105〜107の駆動を制御することで、レーザ径を小さくする。なお、閾値Th1,Th2は予めROM115に格納しておいてもよいし、不図示の操作部から設定してもよい。
図4に戻り、S406においてCPU101は、S405で求めた画素ピッチPxと閾値Th1とを比較する。画素ピッチPxが閾値Th1以上の場合、CPU101の指示でS408に移行し、レーザ制御部103からレーザドライバ104に波形パターンPTLを供給する。なお、波形パターンPTLについては、後で説明する。
S406でCPU101が画素ピッチPxはTh1未満と判別したら、CPU101の指示でS407に移行し、画素ピッチPxを、閾値Th1より小さい閾値Th2と比較する。
CPU101が、画素ピッチPxは閾値Th2以上と判別した場合、即ち、画素ピッチPxが閾値Th2以上で閾値Th1未満の場合、CPU101の指示でS409に移行する。そしてS409では、CPU101の指示により、レーザ制御部103からレーザドライバ104に波形パターンPTMを供給する。なお、波形パターンPTMについては、後で説明する。
一方、S407でCPU101が画素ピッチPxは閾値Th2未満と判別したら、CPU101の指示でS410に移行すし、CPU101の指示により、レーザ制御部103からレーザドライバ104に波形パターンPTSを供給する。なお、波形パターンPTSについては、後で説明する。
ここで、図2及び図5を用いて、S408、S409、S410の何れかでレーザドライバ104に供給する波形パターンPTについて、水平方向の有効画素数Ht=1024であるものとして説明する。
図2(b)は、水平走査に関する走査ミラー111の水平期間内の走査速度を表している。レーザスキャンプロジェクタ100から出射されたレーザ光はスクリーン200に投射され、画面上の一点に図1に示すレーザスポットpが形成、表示される。このレーザスポットpは、走査ミラー111の振れ角θの変位に応じて、ある水平ライン上を例えば左から右に向かって移動する。ここで、走査ミラー111の回転運動の不図示の半径をrとすると、角速度ωhと走査速度Vhの関係は、
Vh=r×ωh
である。従って、レーザスポットpの走査速度Vhは、図2(a)に示す走査ミラー111の角速度ωh=dθh/dtと同様に、図2(b)に示すように変化する。
−θ≦θh≦+θの範囲内で画像表示が行われる場合、最大有効振れ角(θh=±θ)に相当する両端(周辺部)の画素D0,D1023で走査速度Vhが最も低速になる(Vh=Vlow)。また、中央部の画素D511,D512付近で最小の振れ角(θh=0)になるとき、最も高速になる(Vh=Vhigh)。走査速度Vhの特性は、角速度ωh=dθh/dtと同様に、図2(b)に示す通り画像中央部を中心に左右対称となる。なお、この速度特性は、垂直方向の全ラインにおいても同様である。
図5は、第1の実施形態におけるレーザ制御部103の動作を表すタイミングチャートである。レーザスキャンプロジェクタ100では、スクリーン200上に表示される1画素のサイズ(水平方向の画素幅)は、1画素分のレーザ光を照射し続ける画素表示期間と、レーザスポットpの走査速度Vhとの積分で決定される。
画素サイズを一定に保つためには、画素毎に走査速度Vhが異なる分、画素毎の画素表示期間を異ならせることで調整する必要がある。従って、走査速度の遅い画面端部では、画素表示期間Teを長く設定し、走査速度の速い画面中央部では画素表示期間Tcを短く設定する。図5に示す例では、1画素のサイズは、画面端部の画素D0,D1023では、Vlow×Te、画面中央付近の画素D511,512では、Vhigh×Tcで表すことができる。このように、画素表示期間は、画面端部の画素D0から中央部の画素D511に向かうにつれて徐々に短くなる。このとき、画素表示期間は同期信号HSNC,VSNCと同期した基準クロックCLKによって規定される。
一例として、波形パターンPTLについて以下に詳しく説明する。波形パターンPTLは、スクリーン200までの距離Lが長く、画素ピッチPxが十分に広く、レーザビームの重なりが無い場合の波形パターンを示している。
画素表示期間Te及びTc内で、波形パターンPTLの信号値がハイであるオンの間、レーザ光を照射する。図5(a)に示すような波形とすることで、画素表示期間の長さに関わらず、レーザ光のオン期間の合計を12CLK期間とし、一定にする。一般に、スクリーン200の観賞者が知覚する明るさは、レーザ光の出力強度を時間で積分した積分値に依存する。従って、画面の位置に関わらずオン期間を一定にして、明るさを一定にすることで、入力映像信号の階調が全画面で一定であるとき、投影画の明るさを一定にすることができる。なお、オン期間を12CLK期間にするのは一例であり、12CLK期間ではなく、他の値であってもよい。
また、各画素表示期間Te及びTc内では、波形パターンPTLがオン、オフを繰り返しているが、これは、オンに立ち上がるタイミングで緩和振動を開始させ、スペックルノイズを低減するためである。各画素表示期間に含まれるオン期間は、複数でも1つでもよい。また、各画素表示期間Te及びTcの最後尾に連続したオフ期間505,507を設けているが、これはレーザビームが隣接画素と重なり合って投影画像がぼけるのを抑制するためのブランキング期間である。連続したオフ期間505,507は、各画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最後のオン期間の終了時から、次の画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最初のオン期間の開始時までの間のブランキング期間であるともいえる。
なお、図5に示す例では、ブランキング期間505,507を各画素表示期間Te及びTcの最後尾に連続して設けているが、ブランキング期間が連続する画素表示期間の境界を跨ぐようにしても良い。すなわち、各画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最後のオン期間の終了時から、次の画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最初のオン期間の開始時までの間に、充分なブランキング期間を設ければ良い。その場合、オン期間が、各画素表示期間の中央に寄ることになる。
図4に戻り、S406で画素ピッチPxが閾値Th1以上であるとCPU101が判別した場合、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200は十分離れていて、画素ピッチPxも十分離れていると言える。このときは、隣接画素間のブランキング期間505,507があればレーザビームの重なりによる画像のぼけは起きない。従って、CPU101の指示でS408に移行し、レーザ制御部103から、図5に示す波形パターンPTLをレーザドライバ104に供給する。
一方、S407で画素ピッチPxが閾値Th1未満で、閾値Th2以上であるとCPU101が判別した場合、画素ピッチPxはやや狭く、レーザビームの重なりによる画像のぼけがある程度起きる可能性がある。この場合、CPU101の指示でS409に遷移し、レーザ制御部103からレーザドライバ104に、図5に示す波形パターンPTMをレーザドライバ104に供給する。
波形パターンPTMでは、隣接画素間に、ブランキング期間505,507よりも長いブランキング期間510,512を確保することにより、レーザビームの重なりによる画像のぼけを防いでいる。このとき、波形パターンPTMでは、隣接画素間のブランキング期間510,512を確保するために、レーザ光のオン期間の合計は12CLK期間を維持したまま、各画素表示期間Te及びTcにおけるブランキング期間を短縮する。オンオフの繰返し回数が減るので、スペックルノイズが増えることがあるが、オン期間の合計は維持するので、投影面の明るさを維持することができる。
S407で画素ピッチPxが閾値Th2未満とCPU101が判別した場合、画素ピッチPxはかなり狭く、レーザビームの重なりによる画像のぼけが強く起きる可能性がある。この場合、CPU101の指示でS410に遷移し、レーザ制御部103からレーザドライバ104に、図5に示す波形パターンPTSをレーザドライバ104に供給する。
波形パターンPTSでは、隣接画素間に、ブランキング期間510,512よりもさらに長いブランキング期間515,517を確保することにより、レーザビームの重なりによる画像のぼけを防いでいる。ここで、第1の実施形態では、隣接画素間のブランキング期間515,517を確保するために、レーザ光のオン期間の合計を10CLK期間に減らし、かつ、その間のオフ期間を短縮する。オンオフの繰返し回数の減少によりスペックルノイズが増えることがあり、また、オン期間の合計を削減しているため投影画像が暗くなることがある。しかし、十分なブランキング期間515,517を確保しているので、レーザビームの重なりによる画像のぼけを防ぐことができる。
S408からS410で、何れかの波形パターンPTをレーザドライバ104に供給し、次にS411において、CPU101は入力信号の画素の階調値Dmを取得する。続いて、S412において、CPU101は、階調値Dmに対応する標準駆動電流値IdをROM115から読み出す等の動作により、レーザドライバ104に供給する。階調値Dmに対する標準駆動電流値Idの特性の一例を図6(a)に示す。なお、標準駆動電流値Idの特性はこれに限ったものではない。
これらの処理により、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200の距離から求めた画素ピッチに適した波形パターンをレーザドライバ104に供給して、レーザ光源105〜107から隣接画素間で重ならない小径のレーザ光を出射することができる。
S413で動作を終了するか否かをCPU101が判別し、動作を終了する場合、CPU101の指示により動作を終了する。S413で動作を終了しないとCPU101が判別した場合には、CPU101の指示でS402に遷移し、動作を継続する。
なお、図4のフローチャートでは、S408からS410の何れかで波形パターンPTをレーザドライバ104に供給した後、S412で駆動電流値Idをレーザドライバ104に供給している。これらは便宜上、段階的に説明しているものであり、実際には、各表示画素に対応する波形パターンPTと駆動電流値Idとを同時にレーザドライバ104に供給するのが好ましい。
以上説明した通り第1の実施形態によれば、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200の距離から求めた画素ピッチに応じて、レーザドライバ104に供給する波形パターンを制御する。これにより、投影距離に応じてレーザ光を出射することができるため、投影画像のぼけを抑制することができる。
なお、第1の実施形態では投影距離から求めた画素ピッチに応じた波形パターンを3種類示したが、本発明はこれに限られるものではない。2種類であってもよいし、投影距離の区分をより細分化して、より多くの種類の波形パターンを具備してもよい。
また、第1の実施形態では、図5に示す波形パターンPTL,PTM,PTSは正極性である場合を示しているが、本発明はこれに限られるものではなく、負極性であってもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、図1に示すレーザスキャンプロジェクタ100に適用される点で、第1の実施形態と共通である。しかし、図7のフローチャートに示すように、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200の距離から求めた画素ピッチに応じて、レーザドライバ104に供給する波形パターンPTのみならず、駆動電流値Idをも制御する点で、第1の実施形態と異なる。
図7は、第2の実施形態におけるレーザスキャンプロジェクタ100の動作を表すフローチャートである。なお、第1の実施形態において図4を参照して説明した動作と同様の動作には、同じステップ番号を付して説明を省略する。
S410において、画素ピッチPxが閾値Th2未満の場合、CPU101の指示で、レーザ制御部103からレーザドライバ104に図5に示す波形パターンPTSを供給し、次のS715でCPU101は入力信号の画素の階調値Dmを取得する。次に、S716では、CPU101の指示で、補正駆動電流値Id’をレーザドライバ104に供給する。ここで、補正駆動電流値Id’について説明する。
第1の実施形態で説明した通り、図5に示す波形パターンPTSでは、オン期間の合計を削減するので、投影画像が暗くなることがある。そこで第2の実施形態では、これを補うべく、駆動電流を上げることにより投影画像が暗くなるのを防ぐ。図6(b)に画素ピッチPxに対する駆動電流値Idの補正ゲインの特性を示す。画素ピッチがTh2より小さい場合、図6(a)に示す駆動電流値Idの特性に一定のゲインを掛けて、駆動電流値Id’とする。これにより、スキャンプロジェクタ100とスクリーン200が極めて近く、画素ピッチPxが極めて狭い場合、レーザビームの重なりによる画像のぼけを抑えつつ、投影画像が暗くなるのを防ぐことができる。なお、図6(b)に示す駆動電流の補正ゲインは一例であって、本発明は図6(b)に示す特性に限られるものではない。
なお、図7のフローチャートでは、S408からS410の何れかで波形パターンPTをレーザドライバ104に供給した後、S412,S716で駆動電流値IdまたはId’をレーザドライバ104に供給している。これらは説明の便宜上、段階的に供給しているものであり、実際には、各表示画素に対応する波形パターンPTと駆動電流値IdまたはId’を同時にレーザドライバ104に供給するのが好ましい。
以上説明した通り本第2の実施形態では、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200の距離から求めた画素ピッチに応じて、レーザドライバ104に供給する波形パターンを制御する。また、レーザ光のオン期間が短くなったときは、駆動電流を上げる。これにより、投影画像を暗くすることなく、投影距離に適した小径のレーザ光を出射することができ、投影画像のぼけを抑制することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、図1に示すレーザスキャンプロジェクタ100に適用される点で第1の実施形態及び第2の実施形態と共通である。しかし、レーザドライバ104に供給する波形パターンPTにおけるオン期間(パルス幅)が画素の階調に依存し、駆動電流値Idが画素の階調に関わらず一定である点で、第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる。
図8は、第3の実施形態におけるレーザスキャンプロジェクタ100の動作を表すフローチャートである。なお、第1の実施形態において図4を参照して説明した動作と同様の動作には、同じステップ番号を付して説明を省略する。
S405で画素ピッチPxを取得すると、次のS806において、S411と同様に、CPU101は入力信号の画素の階調値Dmを取得する。次に、S807において、CPU101の指示でROM115から、S405で求めた画素ピッチPx及びS806で取得した階調値Dmに応じたパルス幅を読み出して、レーザ制御部103に送る。そして、S808において、CPU101の指示で、レーザ制御部103は、読み出されたパルス幅を有する波形パターンPTを生成してレーザドライバ104に供給する。
ここで、図9を用いて本第3の実施形態におけるレーザドライバ104に供給する波形パターンPTと駆動電流値Idについて説明する。
図9(a)は、第3の実施形態におけるレーザ制御部103の動作を表すタイミングチャートである。画素表示期間が、画面端部の画素D0から中央部のD511に向かうにつれて徐々に短くなるのは、第1の実施形態で説明した図5と同様である。
画面端部の画素D0,D1023の画素表示期間は画素表示期間Teであり、画面中央部の画素D511,D512画素表示期間は画素表示期間Tcである。ここで、一例として、画素D0,D511で表示する画素の階調Dmがd1、画素D256,D1023で表示する画素の階調Dmがd2、画素D512,D767で表示する画素の階調Dmがd3であるものとして、本第3の実施形態における動作を説明する。
ここで、階調Dmに対して、レーザ制御部103に供給すべきパルス幅Pwの特性の一例を図9(b)に示す。なお、この特性は画素ピッチPxが閾値Th1以上で、レーザビームが隣接画素と重なり合って投影画像がぼけることがない場合のものである。また、この特性は図9(b)に示すものに限ったものではない。図9(c)は、画素ピッチPxが、閾値Th1以上の場合、閾値Th2以上で閾値Th1未満の場合、Th2より小さい場合のそれぞれにおける、階調Dmに対応するパルス幅Pwを示すテーブルである。第3の実施形態では、図9(c)に示すようなテーブルを予め作成し、ROM115に格納しておく。
画素ピッチPxが閾値Th1以上の場合、図9(c)に基づいて、例えば、表示画素の階調Dmがd1のときは幅pd1のパルスを、d2のときは幅pd2のパルスを、d3のときは幅pd3のパルスを、それぞれレーザ制御部103に供給する。そして、レーザ制御部103は、それぞれの階調Dmに応じたパルス幅を有する、図9(a)に示すような波形パターンPTL’を生成して、レーザドライバ104に供給する。
画素ピッチPxが閾値Th2以上で閾値Th1未満の場合、図9(c)に基づいて、例えば、表示画素の階調Dmがd1のときは幅pd1’のパルスを、d2のときは幅pd2’のパルスを、d3のときは幅pd3’のパルスを、それぞれレーザ制御部103に供給する。そして、レーザ制御部103は、それぞれの階調Dmに応じたパルス幅を有する、波形パターンPTL’よりもパルス幅が狭い、図9(a)に示すような波形パターンPTM’を生成して供給する。
画素ピッチPxがTh2より小さい場合、図9(c)に基づいて、例えば、表示画素の階調Dmがd1のときは幅pd1”のパルスを、d2のときは幅pd2”のパルスを、d3のときは幅pd3”のパルスを、それぞれレーザ制御部103に供給する。そして、レーザ制御部103は、それぞれの階調Dmに応じたパルス幅を有する、波形パターンPTM’よりさらにパルス幅が狭い、図9(a)に示すような波形パターンPTS’を生成して供給する。
波形パターンPTM’,PTS’ともに、波形パターンPTL’よりもパルス幅を狭めることにより、第1の実施形態と同様に隣接画素間のレーザビームの重なりによる画像のぼけを防ぐことができる。
なお、図9(a)に示す各パルスは、図5に示す波形パターンPTL,PTM,PTSと同様にオン、オフを繰り返してもよい。このときは、レーザ光のオン期間の合計が、図9(a)の波形パターンPTL’,PTM’,PTS’に示すパルス幅と同じであればよい。
図8に戻り、S809では、CPU101の指示でレーザ制御部103からレーザドライバ104に標準駆動電流値Idを供給する。第3の実施形態では、画素階調に応じてパルス幅が変わるのに対し、駆動電流値Idは一定である。
S810で動作を終了するか否かをCPU101が判別し、動作を終了する場合、CPU101の指示により動作を終了する。S810で動作を終了しないとCPU101が判別した場合には、CPU101の指示でS402に遷移し、動作を継続する。
なお、図8のフローチャートでは、S808で波形パターンPTをレーザドライバ104に供給した後、S809で駆動電流値Idをレーザドライバ104に供給している。これらは説明の便宜上、段階的に説明しているものであり、実際には、各表示画素に対応する波形パターンPTと駆動電流値Idとを同時にレーザドライバ104に供給するのが好ましい。
以上説明した通り第3の実施形態によれば、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200の距離から求めた画素ピッチに応じて、レーザドライバ104に供給する波形パターンにおけるパルス幅を制御する。これにより、パルス幅を画素階調に応じて変化させる場合も、投影距離に適した小径のレーザ光を出射することができ、投影画像のぼけを抑制することができる。
なお、第3の実施形態では投影距離、画素ピッチに応じた波形パターンを3種類示したが、本発明はこれに限られるものではない。2種類であってもよいし、投影距離の区分を細分化してより多くの波形パターンを具備してもよい。
また、第3の実施形態では、図9(a)に示す波形パターンPT,PTM,PTSは正極性である場合を示しているが、本発明はこれに限られるものではなく、負極性であってもよい。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、図1に示すレーザスキャンプロジェクタ100に適用される点で第1の実施形態から第3の実施形態と共通である。また、レーザドライバ104に供給する波形パターンPTにおけるレーザ光のオン期間(パルス幅)が画素の階調に依存する点で第3の実施形態と共通である。しかし、駆動電流値Idを画素ピッチPxに応じて補正する点で第3の実施形態と異なる。
図10は、第4の実施形態におけるレーザスキャンプロジェクタ100の動作を表すフローチャートである。なお、第1の実施形態において図4を参照して説明した動作、及び、第3の実施形態において図8を参照して説明した動作と同様の動作にはそれぞれ同じステップ番号を付して、説明を省略する。
S808で、波形パターンPTを生成してレーザドライバ104に供給すると、S1009において、CPU101の指示で駆動電流補正ゲインを設定する。以下、この動作の詳細について説明する。
図11に、画素ピッチPxに対する駆動電流の補正ゲインの特性を示す。画素ピッチPxが閾値Th1未満の場合、1より大きいゲインで補正して補正駆動電流値Id’を生成し、レーザドライバ104に供給する。図11の特性は、レーザ制御部103の内部に格納してもよいし、ROM115に格納してもよい。
図9の波形パターンPTM’,PTS’に示すように、画素階調に対応するパルス幅を狭めた場合、図9の波形パターンPTL’のパルス幅をレーザドライバ104に供給したときと比べて、投影画像が暗くなる。そこで、本第4の実施形態では、補正駆動電流値Id’をレーザドライバ104に供給することにより、スキャンプロジェクタ100とスクリーン200が近い場合、レーザビームの重なりによる画像のぼけを抑えつつ、投影画像が暗くなるのを防ぐことができる。なお、駆動電流の補正ゲインは図11に示す特性に限られるものではない。
図10に戻り、S1009において画素ピッチPxに応じた駆動電流補正ゲインを設定するとS1010に遷移し、CPU101の指示で、補正駆動電流値Id’を生成し、レーザドライバ104に供給する。
次に、S1011で動作を終了するか否かをCPU101が判別し、動作を終了する場合、CPU101の指示により動作を終了する。S1011で動作を終了しないとCPU101が判別した場合には、CPU101の指示でS402に遷移し、動作を継続する。
なお、図10のフローチャートでは、S808で波形パターンPTをレーザドライバ104に供給した後、S1010で補正駆動電流値Id’をレーザドライバ104に供給している。これらは説明の便宜上、段階的に説明しているものであり、実際には、各表示画素に対応する波形パターンPTと補正駆動電流値Id’とを同時にレーザドライバ104に供給するのが好ましい。
以上説明した通り第4の実施形態によれば、レーザスキャンプロジェクタ100とスクリーン200の距離から求めた画素ピッチに応じて、レーザドライバ104に供給する波形パターンにおけるパルス幅を制御する。さらに、画素ピッチに応じて、駆動電流値にゲインをかけて補正する。これにより、パルス幅が狭くなったときでも、投影画像が暗くなるのを防止しつつ、投影距離に適した小径のレーザ光を出射することができ、投影画像のぼけを抑制することができる。
なお、第4の実施形態では投影距離、画素ピッチに応じた3種類の波形パターン(パルス幅)に対応して、補正ゲインを3種類示したが、本発明はこれに限られるものではなく、波形パターンの種類に応じて補正ゲインを具備すればよい。
<第5の実施形態>
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、図12に示すレーザスキャンプロジェクタ100’に適用される点で、第1乃至第4の実施形態と異なる。
●レーザスキャンプロジェクタの基本的な構成
図12に示すレーザスキャンプロジェクタ100’は、図1に示すレーザスキャンプロジェクタ100と比較して、測距部116を持たず、モード設定部117を有する点が異なる。なお、図12に示すレーザスキャンプロジェクタ100’において、図1に示すレーザスキャンプロジェクタ100と同一の構成要素には同一番号を付して、説明を省略する。
モード設定部117は、レーザドライバ104に供給する波形パターンPT、駆動電流値Idの補正モード、即ち近距離投影補正モードを設定する。モード設定部117は、スイッチやダイヤル、本体上に設けられたタッチパネルなどからなる。また、モード設定部117は、例えば、リモコンからの信号を受信する不図示の信号受信部で受信した信号に基づいて、所定の指示信号をCPU101に送信するものでもよい。
また、第5の実施形態では、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、レーザ制御部103からレーザドライバ104に供給する波形パターンは、画素階調には依存しない。
●レーザスキャンプロジェクタの動作フロー
次に、第5の実施形態におけるレーザスキャンプロジェクタ100’の動作について、図13のフローチャートを用いて説明する。
CPU101は、不図示の操作部からの動作開始操作を受け付けて動作を開始すると、S1302で、モード設定部117から入力される補正モードを検知する。図14は、近距離投影補正モードの設定画面の一例を示す図である。ここでは、近距離投影補正モードの一例として4つ(複数)の補正モードを有し、メニュー1401を投影画像に表示するが、これらに限られるものではない。
次のS1303では、CPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode0であるか否かを判別する。S1303で、CPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode0であると判別した場合は、S1305に遷移する。図14に示す通り、mode0は補正をしないモードである。従って、S1305では、図5のタイミングチャートにおける波形パターンPTLを、レーザドライバ104に供給する。
次に、S1308に遷移し、CPU101は入力信号の画素の階調値Dmを取得する。続いて、S1310でCPU101は、階調値Dmに対応する標準駆動電流値IdをROM115から読み出す等の動作により、レーザドライバ104に供給する。階調値Dmに対する標準駆動電流値Idの特性の一例は、第1の実施形態と同様、図6(a)に示すものである。
一方、S1303で、CPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode0でないと判別した場合は、S1304に遷移し、CPU101は、モード設定部117から入力された補正モードがmode1であるか否かを判別する。S1304で、CPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode1であると判別した場合は、S1306に遷移する。図14にある通り、mode1は弱い補正をするモードである。従って、S1306では、図5のタイミングチャートにおける波形パターンPTMをレーザドライバ104に供給する。この後は、mode0のときと同様に、S1308,S1310の処理を行う。
S1304で、CPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode1でないと判別した場合は、設定したモードはmode2またはmode3である。図14にある通り、mode2、mode3は強い補正をするモードである。何れのモードでも、図5のタイミングチャートにおける波形パターンPTSをレーザドライバ104に供給する。
次に、S1309に遷移し、CPU101は入力信号の画素の階調値Dmを取得する。さらに、S1311に遷移し、CPU101は、モード設定部117から入力された補正モードがmode3であるか否かを判別する。S1311で、CPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode3でないと判別した場合は、設定したモードはmode2である。このときは、S1310に遷移し、CPU101は、階調値Dmに対応する標準駆動電流値IdをROM115から読み出す等の動作により、レーザドライバ104に供給する。つまり、mode2のときは、図5の波形パターンPTSを供給し、オン期間が短くなったことにより画像が暗くなっても、その補正は行わない。
S1311で、CPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode3であると判別したときは、S1312に遷移し、CPU101の指示で、図7のS716と同様に、補正駆動電流値Id’をレーザドライバ104に供給する。すなわち、mode3のときは、図5の波形パターンPTSを供給し、オン期間が短くなったことにより画像が暗くなることに対して、駆動電流値のゲインを上げることで補正を行う。
S1310、S1312で駆動電流値IdまたはId’を供給すると、S1313に遷移し、動作を終了するか否かをCPU101が判別し、動作を終了する場合、CPU101の指示により動作を終了する。一方、S1313で動作を終了しないとCPU101が判別した場合には、S1314に遷移し、CPU101はモード設定部117から補正モード変更の指示があったか否かを判別する。モード変更がない場合、CPU101の指示でS1303に遷移し、動作を継続する。S1314でCPU101がモード設定部117から補正モード変更の指示があったと判別した場合、CPU101の指示でS1302に遷移し、補正モードを検知する。
なお、図13のフローチャートでは、S1305からS1307の何れかで波形パターンPTをレーザドライバ104に供給した後、S1310またはS1312で駆動電流値IdまたはId’をレーザドライバ104に供給している。これらは説明の便宜上、段階的に説明しているものであり、実際には、各表示画素に対応する波形パターンPTと駆動電流値IdまたはId’とを同時にレーザドライバ104に供給するのが好ましい。
以上説明した通り第5の実施形態によれば、補正モードの設定に応じて、レーザドライバ104に供給する波形パターンを制御する。これにより、画素ピッチに適した小径のレーザ光を選択的に出射することができ、投影画像のぼけを抑制することができる。
なお、第5の実施形態では、無補正を含め補正モードを4つ示したが、本発明はこれに限られるものではなく、4つよりも多くても少なくてもよい。
<第6の実施形態>
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。第6の実施形態は、図12に示すレーザスキャンプロジェクタ100’に適用される点で第5の実施形態と同様である。しかし、レーザドライバ104に供給するパルスPTの幅が画素の階調に依存し、駆動電流値Idが画素の階調に関わらず一定である点で、第5の実施形態と異なる。
●レーザスキャンプロジェクタの動作フロー
次に、第6の実施形態におけるレーザスキャンプロジェクタ100’の動作について、図15のフローチャートを用いて説明する。
CPU101は、不図示の操作部からの動作開始操作を受け付けて動作を開始すると、S1402で、モード設定部117から入力される補正モードを検知する。
次に、S1403で、CPU101は入力信号の画素の階調値Dmを取得する。続いて、S1404において、CPU101の指示でROM115から、S1402で検知した補正モード及びS1403で取得した階調値Dmに応じたパルス幅を読み出して、レーザ制御部103に送る。図16に、検知された補正モードと、表示画素の階調Dmに対応するパルス幅を表すテーブルを示す。図16に示すテーブルは、予め作成し、ROM115に格納しておく。
次に、S1405に遷移し、CPU101の指示で、レーザ制御部103は、ROM115から読み出したパルス幅を有する波形パターンPTを生成してレーザドライバ104に供給する。このとき、レーザドライバ104に供給する波形パターンPTは、図9(a)に示す第3の実施形態と同様である。すなわち、mode0の場合、波形パターンPTL’をレーザドライバ104に供給し、mode1の場合は、波形パターンPTM’をレーザドライバ104に供給する。また、mode2、mode3の場合は、波形パターンPTS’をレーザドライバ104に供給する。
次に、S1406に遷移し、CPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode3であるか否かを判別する。S1406でCPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode3以外であると判別したときは、CPU101の指示でS1407に遷移する。mode0、mode1、mode2ではパルス幅が狭くなっても駆動電流値の補正を行わないので、S1407ではCPU101の指示で、標準駆動電流値Idをレーザドライバ104に供給する。
一方、S1406でCPU101が、モード設定部117から入力された補正モードがmode3であると判別したときは、CPU101の指示でS1408に遷移する。S1408では、CPU101の指示で、図7のS716と同様に、補正駆動電流値Id’をレーザドライバ104に供給する。すなわち、mode3のときは、図9(a)の波形パターンPTS’を供給し、オン期間が短くなったことにより画像が暗くなることに対して、駆動電流値のゲインを上げることで補正を行う。補正駆動電流値Id’生成のためのゲインは、予め格納したROM115から読み出す。
S1407、S1408で駆動電流値IdまたはId’を供給すると、S1409に遷移し、動作を終了するか否かをCPU101が判別し、動作を終了する場合、CPU101の指示により動作を終了する。一方、S1409で動作を終了しないとCPU101が判別した場合には、S1411に遷移し、CPU101はモード設定部117から補正モード変更の指示があったか否かを判別する。モード変更がない場合、CPU101の指示でS1403に遷移し、動作を継続する。S1411でCPU101がモード設定部117から補正モード変更の指示があったと判別した場合、CPU101の指示でS1402に遷移し、補正モードを検知する。
なお、図15のフローチャートでは、S1405で波形パターンPTをレーザドライバ104に供給した後、S1407またはS1408で駆動電流値IdまたはId’をレーザドライバ104に供給している。これらは説明の便宜上、段階的に供給しているものであり、実際には、各表示画素に対応する波形パターンと駆動電流を同時にレーザドライバ104に供給するのが好ましい。
以上説明した通り第6の実施形態では、パルス幅が画素の階調に依存する場合でも、補正モードの設定に応じて、レーザドライバ104に供給する波形パターンにおけるパルス幅を制御する。これにより、画素ピッチに適した小径のレーザ光を選択的に出射することができ、投影画像のぼけを抑制することができる。
なお、第6の実施形態では、無補正を含め補正モードを4つ示したが、本発明はこれに限られるものではなく、4つよりも多くても少なくてもよい。
<他の実施形態>
また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100,101’:レーザスキャンプロジェクタ、101:CPU、102:映像処理部、103:レーザ制御部、104:レーザドライバ、105〜107:レーザ光源、108,109:ダイクロイックミラー、110:集光レンズ、111:走査ミラー、112:走査ミラー制御部、113:走査ミラーエンコーダ、114:解像度設定部、115:ROM、116:測距部、117:モード設定部、200:スクリーン、Id:駆動電流レベル、PT波形パターン

Claims (19)

  1. 映像信号に基づく画像を投影面に投影する投影装置であって、
    レーザ光を出力するレーザ光源と、
    前記レーザ光源から出力された光を前記投影面上に走査する走査手段と、
    前記映像信号の各画素に対応する各画素表示期間における前記レーザ光のオン期間及びオフ期間を、前記映像信号に基づいて制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、各画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最後のオン期間の終了時から、次の画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち初めのオン期間の開始時までの間のオフ期間を、前記投影面と前記投影装置との距離が第1の閾値未満である場合にそうでない場合よりも長くすることを特徴とする投影装置。
  2. 前記制御手段は、前記映像信号が示す各画素の階調に応じた強度で前記レーザ光を制御することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記制御手段は、前記距離が、前記第1の閾値よりも短い、予め決められた第2の閾値以上の場合に、距離に関わらず、各画素表示期間におけるオン期間が等しくなるように制御することを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記制御手段は、前記距離が、前記第2の閾値未満の場合に、前記第2の閾値以上の場合よりも、各画素表示期間におけるオン期間を短縮し、当該オン期間の短縮に応じて、前記レーザ光の強度を強くすることを特徴とする請求項3に記載の投影装置。
  5. 前記制御手段は、前記映像信号が示す各画素の階調に応じて、対応する画素表示期間に含まれる1以上のオン期間の長さの合計を制御することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  6. 前記階調と前記距離とに応じた、各画素表示期間における前記オン期間を表すテーブルを記憶したメモリを更に有し、
    前記制御手段は、前記テーブルから前記階調と前記距離とに応じた前記オン期間を読み出して制御することを特徴とする請求項5に記載の投影装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1の閾値未満の場合に、前記第1の閾値以上の場合よりも、前記レーザ光の強度を強くするように補正することを特徴とする請求項5または6に記載の投影装置。
  8. 前記距離を測定する測距手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の投影装置。
  9. 映像信号に基づく画像を投影面に投影する投影装置であって、
    レーザ光を出力するレーザ光源と、
    前記レーザ光源から出力された光を前記投影面上に走査する走査手段と、
    前記映像信号の各画素に対応する各画素表示期間における前記レーザ光のオン期間及びオフ期間を、前記映像信号に基づいて制御する制御手段と、
    複数のモードのいずれかを選択する選択手段と、を有し、
    前記制御手段は、各画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最後のオン期間の終了時から、次の画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち初めのオン期間の開始時までの間のオフ期間を、前記複数のモードのうち、第1のモードが選択された場合よりも、前記第1のモードを除くモードが選択された場合に長くすることを特徴とする投影装置。
  10. 前記制御手段は、前記映像信号が示す各画素の階調に応じて、前記レーザ光の強度を変更することを特徴とする請求項9に記載の投影装置。
  11. 前記制御手段は、前記複数のモードのうち、第2のモードが選択された場合に、前記第1のモードが選択された場合よりも、各画素表示期間におけるオン期間を短縮し、当該オン期間の短縮に応じて、前記レーザ光の強度を強くするように補正することを特徴とする請求項10に記載の投影装置。
  12. 前記制御手段は、前記複数のモードのうち、前記第2のモードを除くモードが選択された場合に、各画素表示期間におけるオン期間が等しくなるように制御することを特徴とする請求項11に記載の投影装置。
  13. 前記制御手段は、前記映像信号が示す各画素の階調に応じて、前記各画素表示期間のオン期間を変更することを特徴とする請求項9に記載の投影装置。
  14. 前記階調と前記複数のモードとに応じた、各画素表示期間における前記オン期間を表すテーブルを記憶したメモリを更に有し、
    前記制御手段は、前記テーブルから前記階調と前記複数のモードとに応じた前記オン期間を読み出して制御することを特徴とする請求項13に記載の投影装置。
  15. 映像信号に基づく画像を投影面に投影する投影装置であって、
    レーザ光を出力するレーザ光源と、
    前記レーザ光を前記投影面上に走査する走査手段と、
    前記映像信号に基づいて、前記映像信号の画素ごとに、前記レーザ光の強度と、前記レーザ光のオン期間及びオフ期間を制御する制御手段と、
    複数のモードのいずれかを選択する選択手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記複数のモードのうち、第1のモードが選択された場合よりも、前記第1のモードを除くモードが選択された場合に、前記投影面に投影される各画素に対応するレーザ光の大きさが小さくなるように、前記レーザ光の前記オン期間及び前記オフ期間を制御することを特徴とする投影装置。
  16. レーザ光を出力するレーザ光源と、前記レーザ光源から出力された光を投影面上に走査する走査手段と、を有する映像信号に基づく画像を前記投影面に投影する投影装置を制御する制御方法であって、
    制御手段が、前記映像信号の各画素に対応する各画素表示期間における前記レーザ光のオン期間及びオフ期間を、前記映像信号に基づいて制御する制御工程を有し、
    前記制御工程では、各画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最後のオン期間の終了時から、次の画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち初めのオン期間の開始時までの間のオフ期間を、前記投影面と前記投影装置との距離が第1の閾値未満である場合にそうでない場合よりも長くすることを特徴とする制御方法。
  17. レーザ光を出力するレーザ光源と、前記レーザ光源から出力された光を投影面上に走査する走査手段と、を有する映像信号に基づく画像を前記投影面に投影する投影装置を制御する制御方法であって、
    制御手段が、前記映像信号の各画素に対応する各画素表示期間における前記レーザ光のオン期間及びオフ期間を、前記映像信号に基づいて制御する制御工程と、
    選択手段が、複数のモードのいずれかを選択する選択工程と、を有し、
    前記制御工程では、各画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち最後のオン期間の終了時から、次の画素表示期間に含まれる1以上のオン期間のうち初めのオン期間の開始時までの間のオフ期間を、前記複数のモードのうち、第1のモードが選択された場合よりも、前記第1のモードを除くモードが選択された場合に長くすることを特徴とする制御方法。
  18. コンピュータに、請求項16または請求項17に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
  19. 請求項18に記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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