JP2019086268A - 室内環境調整システム、サーバ、室内環境調整方法及びプログラム - Google Patents

室内環境調整システム、サーバ、室内環境調整方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】室内の環境状態を精度よく調整する。【解決手段】制御装置2は、住宅の室内の環境状態と、室内の環境状態を調整する調整装置の動作状態とを含む状態データをサーバに送信する。サーバ9は、住宅情報と状態データに基づいて、予め定めた時間後の室内の環境状態を予測し、予測した結果に基づいて、調整装置の制御内容を決定し、決定した制御内容に基づいて生成した制御指示データを制御装置2に送信する。制御装置2は、サーバ9からの制御指示データを受信し、受信した制御指示データに基づいて、調整装置を制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、室内の環境状態を調整する技術に関する。
室内の環境状態の調整に関し、従来、様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、エネルギーを無駄に消費することなく、建物の換気を行うことにより建物内の空気質を改善することを目的とした換気システムが開示されている。
この換気システムでは、個別計測器が、建物の内外の空気質を計測し、制御装置は、建物内の空気質より建物外の空気質の方が良好である場合に換気設備を稼働させる。また、制御装置は、建物の周囲に分散して配置された複数台の分散計測器の計測結果に基づいて、空気質が異常値を示す汚染空気が建物に到達するか否かを予測し、汚染空気の到達が予測された場合、個別計測器の計測結果にかかわらず換気設備を停止させる。
特開2014−222116号公報
ところで、複数の部屋を有する一般的な住宅においては、部屋間の隙間や部屋のドアの隙間を通じて、一方から他方へ空気が流出し、あるいは、流入する。このような隙間を通じた空気の流量と方向は、当該住宅の仕様、例えば、住宅全体の面積、間取り、各部屋の面積、ドアの気密性と部屋間の気密性、壁と窓の断熱仕様等によって、大きく影響を受ける。
このため、室内の環境状態を精度よく調整するためには、室内外(換言すると、当該住宅の内外)の環境状態のみならず、当該住宅の仕様に関する情報も加味して、換気装置、空調装置等を制御する必要がある。
その一方、上記のような制御を行うためには、高度な気流解析計算が必要となり、各住宅に設置される一般的な制御装置が、このような制御を統括して行うことは困難であるといえる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、処理能力の高くない制御装置を使用しても、室内の環境状態を精度よく調整できる室内環境調整システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る室内環境調整システムは、
制御装置と、サーバを備え、
前記制御装置は、
住宅の仕様に関する住宅情報の入力を受け付ける情報受付手段と、
前記住宅情報を前記サーバに送信する情報送信手段と、
前記住宅の室内の環境状態と、前記室内の環境状態を調整する調整装置の動作状態とを含む状態データを前記サーバに送信する状態データ送信手段と、
前記調整装置を制御するための制御指示データを前記サーバから受信する制御指示データ受信手段と、
前記制御指示データに基づいて、前記調整装置を制御する制御手段と、を備え、
前記サーバは、
前記制御装置からの前記住宅情報を受信する情報受信手段と、
前記制御装置からの前記状態データを受信する状態データ受信手段と、
前記住宅情報と前記状態データに基づいて、予め定めた時間後の前記室内の環境状態を予測する予測手段と、
前記予測手段の予測結果に基づいて、前記調整装置の制御内容を決定する制御内容決定手段と、
前記決定された制御内容に基づいて生成した前記制御指示データを前記制御装置に送信する制御指示データ送信手段と、を備える。
本発明によれば、処理能力の高くない制御装置を使用しても、室内の環境状態を精度よく調整することが可能となる。
本発明の実施形態に係る室内環境調整システムの構成を示す図 本実施形態に係る室内環境調整システムが備える空調システムのダクト及びダンパについて説明するための図 本実施形態に係る制御装置のハードウェア構成を示すブロック図 本実施形態に係る制御装置の機能構成を示すブロック図 本実施形態に係るサーバのハードウェア構成を示すブロック図 本実施形態に係るサーバの機能構成を示すブロック図 本実施形態に係る室内環境調整システムが実行する室内環境調整処理の手順を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る室内環境調整システム1の構成を示す図である。室内環境調整システム1は、住宅Hにおける室内の環境状態をユーザが所望するように適切に調整するためのシステムである。室内環境調整システム1は、制御装置2と、操作端末3と、換気装置4と、空調システム5と、室内環境センサ6a〜6dと、室外環境センサ7と、ルータ8と、サーバ9とを備える。
制御装置2は、住宅H内の適切な場所に設置され、住宅H内に構築された無線ネットワーク(図示せず)を介して、換気装置4、空調システム5と無線通信を行うことができる。また、制御装置2は、ブロードバンドルータであるルータ8とLAN(Local Area Network)ケーブルで接続され、遠隔のサーバ9とインターネットを介した通信を行うことができる。
制御装置2は、住宅Hの屋内及び屋外の最新の環境状態と、換気装置4及び空調システム5の最新の動作状態と、を含む状態データを定期的にサーバ9に送信する。また、制御装置2は、定期的にサーバ9から送られてくる制御指示データを受信し、受信した制御指示データに基づいて、換気装置4及び空調システム5を制御する。制御装置2の詳細については後述する。
操作端末3は、押しボタン、タッチパネル、タッチパッド等の入力デバイスと、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示デバイスと、通信インタフェースとを備えた、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、壁掛け式のリモコン等のスマートデバイスである。操作端末3は、制御装置2と、Wi−Fi(登録商標)、Wi−SUN(登録商標)、有線LAN等の周知の通信規格に則った通信を行う。操作端末3は、ユーザからの操作を受け付け、受け付けた操作内容を示す情報を制御装置2に送信する。また、操作端末3は、制御装置2から送信された、ユーザに提示するための情報を受信し、受信した情報を表示する。このように、操作端末3は、ユーザとのインタフェース(いわゆる、ユーザインタフェース)としての役割を担う。
換気装置4は、本発明に係る調整装置の一例である。換気装置4は、住宅Hの適切な場所に設置され、直方体の筐体内部に、何れも図示しないが、通信インタフェースと、ファンモータ制御部と、ファンモータと、シャッタとを備える。通信インタフェースは、制御装置2と上記の無線ネットワークを介した通信を行う。この無線ネットワークは、例えば、エコーネットライト(ECHONET Lite)に準じたネットワークである。
ファンモータ制御部は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、通信インタフェースにより受信された制御装置2からの制御データ(以下、換気制御データという。)に基づいて、ファンモータの駆動を制御する。この換気制御データには、ファンモータの駆動の開始、変更又は停止を示す情報と、回転数を示す情報とが含まれる。ファンモータ制御部は、換気制御データに含まれる上記の各情報に基づいて、停止しているファンモータを指示された回転数で回転させたり、ファンモータの回転数を指示された回転数に変更したり、あるいは、駆動中(即ち、回転中)のファンモータの駆動を停止させる。ファンモータが回転すると、住宅H内における換気装置4の周囲のエリアの換気が行われる。
シャッタは、通信インタフェースにより受信された上記の換気制御データに基づいて、開閉動作を行う。詳細には、制御装置2からの換気制御データが、ファンモータの駆動の開始を指示するものである場合、シャッタは開き、一方、ファンモータの駆動の停止を指示するものである場合、シャッタは閉じる。シャッタが開くと、換気装置4を介して、屋外と住宅H内との間の風路が開放される。一方、シャッタが閉じると、この風路は遮断される。
空調システム5は、本発明に係る調整装置の一例である。空調システム5は、空調機50と、ダクト51と、ダンパ52a〜52dとを備え、制御装置2からの制御データに基づいた動作を行うことで、住宅Hにおける各部屋の空調、即ち、空気温度及び/又は湿度の調整を行う。空調機50は、何れも図示しないが、室内機と、室外機を備える。室内機と室外機は、通信線を介して相互に通信可能となるように接続されると共に、冷媒を循環させるための冷媒配管によっても接続されている。
室内機は、ファンと、熱交換器と、第1制御基板とを備える。室外機は、コンプレッサと、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、第2制御基板とを備える。第1制御基板及び第2制御基板は、何れも、CPUと、ROMと、ROMと、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)又はフラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリとを備える。
また、空調機50は、上述した無線ネットワークを介して制御装置2と無線通信するための図示しない通信インタフェースを備える。この通信インタフェースは、室内機の第1制御基板又は室外機の第2制御基板の何れかに設けられる。
本実施形態では、空調機50の室内機は、換気装置4の稼働により換気された空気を吸い込むことができるように、換気装置4に近接して設置される。詳細には、室内機は、吸い込んだ周囲の空気の温度及び/又は湿度を調整し、調整後の空気を連結するダクト51を介して空調対象エリアに送り出す。
ダクト51は、図2に示すように、空調機50(詳細には、室内機)から供給される空気を各部屋(部屋A〜D)へ導くために複数の分岐路に枝分かれしている。各分岐路の末端は、各部屋の天井に設けられた空気吹出口に連結されている。また、ダクト51には、各分岐路に対応してダンパ52a〜52dが設けられている。ダンパ52a〜52dは、それぞれ、空調機50から供給された空気を部屋A〜Dへ分配するための電動式の空気弁であり、その開度は、制御装置2からの制御データ(以下、ダンパ制御データという。)に従って調整される。
制御装置2と各ダンパ52との間の通信は、エコーネットライト、あるいは、Wi−Fi(登録商標)等の周知の無線LANの規格に則って行われる。ダンパ制御データには、ダンパ52の開度が、0〜6で設定されており、数値が大きい程、開度は大きくなる。なお、開度が0に設定されている場合、当該ダンパ52は全閉状態となり、対応する部屋の空調は行われないことになる。
室内環境センサ6a〜6dは、それぞれ、部屋A〜Dの天井あるいは壁に設置され、各部屋の環境状態を計測する。各室内環境センサ6で計測される環境状態には、例えば、空気温度、湿度、粉塵濃度、VOC(volatile organic compounds)濃度が含まれる。各室内環境センサ6は、通信インタフェースを備え、計測結果が含まれるデータ(以下、室内環境データという。)を定期的(例えば、1分毎)に制御装置2に送信する。制御装置2と各室内環境センサ6との間の通信は、エコーネットライト、あるいは、Wi−Fi(登録商標)等の周知の無線LANの規格に則って行われる。
室外環境センサ7は、住宅Hの屋根上に設置され、屋外の環境状態を計測する。室外環境センサ7で計測される環境状態には、例えば、空気温度、湿度、粉塵濃度、風向き、風速が含まれる。室外環境センサ7は、通信インタフェースを備え、計測結果が含まれるデータ(以下、室外環境データという。)を定期的(例えば、1分毎)に制御装置2に送信する。制御装置2と室外環境センサ7との間の通信は、エコーネットライト、あるいは、Wi−Fi(登録商標)等の周知の無線LANの規格に則って行われる。
制御装置2は、図3に示すように、CPU20と、通信インタフェース21と、ROM22と、RAM23と、二次記憶装置24とを備える。これらの構成部は、バス25を介して相互に接続される。CPU20は、制御装置2を統括的に制御する。CPU20によって実現される制御装置2の機能の詳細については後述する。
通信インタフェース21は、換気装置4、空調システム5(空調機50、ダンパ52a〜52d)、室内環境センサ6a〜6d、室外環境センサ7と無線通信するための1又は複数のネットワークカードと、操作端末3と無線通信又は有線通信するためのネットワークカードと、ルータ8を介してサーバ9と通信するためのネットワークカードを備える。
ROM22は、複数のファームウェア及びこれらのファームウェアの実行時に使用されるデータ等を記憶する。RAM23は、CPU20の作業領域として使用される。
二次記憶装置24は、EEPROM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成される。二次記憶装置24は、室内の環境状態を調整するためのプログラム(以下、室内環境調整プログラム)と、室内環境調整プログラムの実行時に使用されるデータを記憶する。
図4は、制御装置2の機能構成を示すブロック図である。制御装置2は、機能的には、ユーザインタフェース部200と、環境データ収集部201と、データ送信部202と、情報送信部203と、データ受信部204と、制御部205とを備える。これらの機能部は、CPU20が二次記憶装置24に記憶されている室内環境調整プログラムを実行することで実現される。
ユーザインタフェース部200は、本発明に係る情報受付手段の一例である。ユーザインタフェース部200は、操作端末3を介したユーザインタフェース処理を行う。即ち、ユーザインタフェース部200は、住宅Hの居住者等のユーザによる入力操作を操作端末3を介して受け付ける。本実施形態では、ユーザによって、操作端末3を介して住宅情報と要望情報が入力される。住宅情報と要望情報の詳細については後述する。また、ユーザインタフェース部200は、ユーザに提示するための情報、例えば、各部屋の環境状態を監視するための監視画面情報を操作端末3に送信する。
環境データ収集部201は、室内環境センサ6a〜6dのそれぞれから定期的(例えば、1分毎)に送られてくる各室内環境データと、室外環境センサ7から定期的(例えば、1分毎)に送られてくる室外環境データを受信し、受信した各室内環境データと室外環境データを二次記憶装置24に記憶される状態履歴DBに格納する。状態履歴DBは、各部屋の環境状態の履歴と、屋外の環境状態の履歴と、換気装置4の動作状態の履歴と、空調システム5の動作状態の履歴が保存されるデータベースである。
データ送信部202は、本発明に係る状態データ送信手段の一例である。データ送信部202は、定期的(例えば、10分毎)に状態データをサーバ9に送信する。状態データには、状態履歴DBから読み出した最新の各状態、即ち、部屋A〜D及び屋外の最新の環境状態と、換気装置4及び空調システム5の最新の動作状態が含まれる。
情報送信部203は、本発明に係る情報送信手段の一例である。情報送信部203は、不定期に住宅情報と要望情報をサーバ9に送信する。住宅情報とは、住宅Hの仕様に関する情報であり、例えば、住宅H全体の面積、間取り、室内の高さ、各部屋の面積、ドアの気密性と部屋間の気密性、壁と窓の断熱仕様等が含まれる。その他、換気装置4の設置位置に関する情報、各部屋の空気吹出口の位置に関する情報等が、住宅情報に含まれていてもよい。住宅情報は、ユーザにより操作端末3を介して新規に入力された際、及び、更新された際に情報送信部203によってサーバ9に送信される。
また、要望情報とは、ユーザによる環境調整に関する要望を示す情報であり、例えば、快適性についての要望、調整の速さについての要望等が含まれる。要望情報は、ユーザにより操作端末3を介して新規に入力された際、及び、更新された際に情報送信部203によってサーバ9に送信される。
データ受信部204は、本発明に係る制御指示データ受信手段の一例である。データ受信部204は、サーバ9から定期的(例えば、10分毎)に送られてくる制御指示データを受信する。制御指示データには、換気装置4に対する制御内容を示す換気指示情報と、空調システム5に対する制御内容を示す空調指示情報が含まれる。換気指示情報には、ファンモータの駆動の開始、変更又は停止を示す情報と、回転数を示す情報とが含まれる。また、空調指示情報には、各ダンパ52の開度を示す情報が含まれる。データ受信部204は、制御指示データから抽出した換気指示情報及び空調指示情報に基づいて、状態履歴DBを更新すると共に、換気指示情報及び空調指示情報を制御部205に供給する。
制御部205は、本発明に係る制御手段の一例である。制御部205は、データ受信部204から供給された換気指示情報に基づいて、換気装置4を制御するための換気制御データを生成し、換気装置4に送信する。また、制御部205は、データ受信部204から供給された空調指示情報に基づいて、空調システム5のダンパ52a〜52dのそれぞれを制御するための各ダンパ制御データを生成し、各ダンパ52に送信する。
続いて、サーバ9について説明する。サーバ9は、制御装置2のメーカ又は販売会社等によって管理される、いわゆるクラウドサーバである。サーバ9は、図5に示すように、CPU90と、通信インタフェース91と、ROM92と、RAM93と、二次記憶装置94とを備える。これらの構成部は、バス95を介して相互に接続される。CPU90は、サーバ9を統括的に制御する。CPU90の性能は、制御装置2のCPU20より高い。CPU90によって実現されるサーバ9の機能の詳細については後述する。
通信インタフェース91は、インターネットに接続して、制御装置2等の他の装置と通信するためのインタフェースである。
ROM92は、複数のファームウェアとこれらのファームウェアの実行時に使用されるデータを記憶する。RAM93は、CPU90の作業領域として使用される。
二次記憶装置94は、EEPROM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ、HDD等で構成される大容量の記憶装置である。二次記憶装置94には、図5に示すように、顧客DB940が記憶されている。顧客DB940は、制御装置2を購入したユーザ毎、即ち、顧客毎に管理される情報(以下、顧客情報という。)が、顧客の数だけ登録されたデータベースである。その他にも、二次記憶装置94には、各顧客に遠隔制御サービスを提供するためのプログラム(以下、遠隔制御プログラムという。)と、遠隔制御プログラムの実行時に使用されるデータが記憶される。
サーバ9は、機能的には、図6に示すように、気象データ取得部900と、状態データ受信部901と、住宅情報受信部902と、要望情報受信部903と、環境状態予測部904と、制御内容決定部905と、制御指示データ送信部906とを備える。これらの機能部は、CPU90が二次記憶装置94に記憶されている遠隔制御プログラムを実行することで実現される。
気象データ取得部900は、定期的(例えば、10分毎)に、気象事業者サーバ10から、各顧客の居住地域に対応した気象データを通信により取得する。気象事業者サーバ10は、気象事業者によって管理されるサーバであり、インターネットに接続されている。気象データには、気象データ取得部900が指定した地域の平均化された環境状態(例えば、空気温度、湿度、粉塵濃度、風向き、風速等)が含まれている。気象データ取得部900は、取得した各顧客の居住地域に対応した気象データを顧客DB940における当該顧客に対応する顧客情報に格納する。
状態データ受信部901は、本発明に係る状態データ受信手段の一例である。状態データ受信部901は、各顧客の制御装置2から定期的(例えば、10分毎)に送られてくる状態データを受信し、受信した状態データを顧客DB940における当該顧客に対応する顧客情報に格納する。
住宅情報受信部902は、本発明に係る情報受信手段の一例である。住宅情報受信部902は、各顧客の制御装置2から不定期に送られてくる住宅情報を受信し、受信した住宅情報を顧客DB940における当該顧客に対応する顧客情報に格納する。要望情報受信部903は、各顧客の制御装置2から不定期に送られてくる要望情報を受信し、受信した要望情報を顧客DB940における当該顧客に対応する顧客情報に格納する。
環境状態予測部904は、本発明に係る予測手段の一例である。環境状態予測部904は、顧客毎に定期的(例えば、10分毎)に、顧客DB940における当該顧客に対応する顧客情報の内容に基づいて、気流解析を行い、当該顧客の住宅Hにおける室内環境の状態、即ち、各部屋の環境状態を予測する。
詳細には、環境状態予測部904は、先ず、顧客情報に含まれる状態データに基づいて、換気装置4及び空調システム5の現在の動作状態を示す状態パターンXを生成する。状態パターンXには、現在のファンモータの回転数(例えば、30rps(回転/秒))と、現在の各ダンパ52の開度(例えば、2)が含まれている。次に、環境状態予測部904は、状態パターンXにおける換気装置4の動作状態、即ち、ファンモータの回転数を変更した状態パターンYを生成する。状態パターンYにおけるファンモータの回転数は、例えば、25rps(回転/秒)である。さらに、環境状態予測部904は、状態パターンXにおける空調システム50の動作状態、即ち、各ダンパ52の開度を変更した状態パターンZを生成する。状態パターンZにおける各ダンパ52の開度は、例えば、3である。
環境状態予測部904は、上記のように生成した内容が異なる複数の状態パターンX,Y,Z毎に、当該状態パターンで示される内容で予め定めた時間T(例えば、10分)、換気装置4及び空調システム5を動作させた場合の各部屋(部屋A〜D)の環境状態を予測する。詳細には、環境状態予測部904は、当該状態パターンの内容と、当該顧客の顧客情報に含まれる住宅情報と、気象データと、状態データに含まれる各部屋及び屋外の環境状態とに基づいて、各部屋の時間T後の環境状態を予測する。その際、環境状態予測部904は、住宅情報から、例えば、「100mの部屋と50mの部屋が、10m/hの通気が可能な状態で結合されている」というような単純化したモデルを生成し、生成したモデルを使用して環境状態を予測してもよい。環境状態予測部904は、各部屋の時間T後の環境状態として、温湿度分布、粉塵分布等を予測する。
制御内容決定部905は、本発明に係る制御内容決定手段の一例である。制御内容決定部905は、状態パターンX,Y,Zのそれぞれに対応する予測結果から、最も適切な予測結果を選択する。その際の選択条件には、室内の空気温度及び湿度が一般的な快適基準を満たしていること、室内が一般的な空気清浄基準を満たしていること等の基本条件と、要望情報に基づくユーザの嗜好条件とが含まれる。嗜好条件には、調整の速度の指定(例えば、“遅くする”、“普通”、“早くする”等)、快適の程度の指定(例えば、“強”、“普通”、“弱”等)が含まれる。
制御内容決定部905は、選択した最も適切な予測結果に対応する状態パターンを制御内容として決定し、決定した制御内容を制御指示データ送信部906に通知する。なお、状態パターンXが制御内容として決定された場合は、現在の状態データにおける換気装置4及び空調システム5の制御内容と同一であることを意味する。
制御指示データ送信部906は、本発明に係る制御指示データ送信手段の一例である。制御指示データ送信部906は、制御内容決定部905により通知された制御内容に基づいて、制御指示データを生成し、生成した制御指示データを制御装置2に送信する。
図7は、室内環境調整システム1における制御装置2及びサーバ9により実行される室内環境調整処理の手順を示すフローチャートである。この室内環境調整処理は、制御装置2が状態データをサーバ9へ送信するタイミング(例えば、10分間隔)で繰り返し実行される。
ステップS101では、制御装置2は、住宅Hにおける各部屋の環境状態と、屋外の環境状態と、換気装置4の動作状態と、空調システム5の動作状態と、を含む状態データをサーバ9に送信する。
ステップS102では、サーバ9は、受信した制御装置2からの状態データに基づいて、顧客DB940における当該顧客に対応する顧客情報を更新する。ステップS103では、サーバ9は、受信した状態データに基づいて、内容が異なる複数の状態パターンX,Y,Zを生成する。
ステップS104では、サーバ9は、当該顧客に対応する顧客情報に基づいて、複数の状態パターンX,Y,Zのそれぞれにおける時間T(例えば、10分)後の各部屋の環境状態を予測する。ステップS105では、サーバ9は、複数の状態パターンX,Y,Zから、1つの状態パターンを制御内容として決定する。
ステップS106では、サーバ9は、決定した制御内容に基づく制御指示データを生成し、生成した制御指示データを制御装置2に送信する。
ステップS107では、制御装置2は、受信したサーバ9からの制御指示データに基づいて、換気装置4及び空調システム5を制御する。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る室内環境調整システム1では、住宅Hの仕様に関する情報である住宅情報と、気象データと、室内及び屋外の環境状態と、換気装置4及び空調システム5の動作状態と、に基づいて、時間T後の室内の環境状態を予測し、予測した結果に基づいて、換気装置4及び空調システム5の制御内容を決定する。このため、室内をユーザが所望する環境状態に精度よく維持することが可能となる。
また、時間T後の室内の環境状態を予測する処理は、高性能のCPU90を搭載した、処理能力の高いサーバ9により実行されるため、処理能力の高くないコンピュータであっても制御装置2として機能させることが可能となる。
また、サーバ9は、換気装置4及び空調システム5の現在の動作状態に基づいて、内容が異なる複数の状態パターンを生成し、各状態パターンについて時間T後の室内の環境状態を予測する。そして、サーバ9は、各状態パターンに対応する予測結果から、最も適切な予測結果を選択し、選択した予測結果に対応する状態パターンを換気装置4及び空調システム5の制御内容として決定する。このため、より適切な制御内容を導出することができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
上記実施形態では、住宅Hに換気装置4と空調機50が1台ずつ設置され、空調機50の室内機に連結したダクト51により、各部屋に調整した空気を搬送する構成であったが、かかる構成に限定されることはない。例えば、環境状態の調整対象となる部屋毎に、機械換気装置と空調機(室内機)を設置する構成にしてもよい。また、室内環境調整システム1の構成に、輻射冷暖房装置、床暖房装置、空気清浄装置、加湿装置等が含まれていてもよい。
また、室内環境センサ6a〜6dが計測する環境状態に、在室者の数、在室者の運動量、日射量等が含まれていてもよい。また、要望情報に、予めユーザにより設定された、各部屋における環境の優先項目と、その優先項目に基づいて環境を調整する時間帯に関する情報が含まれていてもよい。優先項目には、例えば、温冷快適性、空気清浄性、低騒音性、低気流感等が含まれる。また、要望情報に、空気清浄の程度の要望(例えば、“強”、“普通”、“弱”等)、節電に関する要望(例えば、電気代20%削減等)が含まれていてもよい。また、課金額に応じて予め用意された複数の要望情報から、ユーザが選択できるようにしてもよい。また、制御装置2は、調整装置(換気装置4、空調システム5等)の名称、型番、性能の限界値等の情報をサーバ9に送信し、サーバ9は、かかる情報も加味して、調整装置の制御内容を決定してもよい。
また、サーバ9は、気象データ及び屋外の環境状態を使用せずに、住宅情報と、室内の環境状態と、換気装置4及び空調システム5の動作状態に基づいて、室内の環境状態を予測してもよい。また、サーバ9は、環境状態予測部904及び制御内容決定部905による一連の処理を複数回繰り返し実行してもよい。この場合、例えば、2回目のループでは、環境状態予測部904は、1回目のループで制御内容決定部905よって得られた、即ち、制御内容として決定された状態パターンに基づいて、内容が異なる複数の状態パターンX,Y,Zを生成する。ただし、ループを繰り返す度に、変化幅を小さくする。このようにすると、より適切な制御内容を決定することができる。
また、サーバ9は、住宅Hの販売会社等によって管理される他のサーバ(図示せず)との通信によって、当該住宅Hに対応する住宅情報を取得してもよい。
また、制御装置2は、サーバ9と通信ができない場合、あるいは、ユーザにより自立制御が指示された場合、室内環境センサ6a〜6d及び室外環境センサ7それぞれの計測結果等に基づいて、換気装置4及び空調システム5を制御することができる。
また、ユーザは、操作端末3を介して、住宅Hの内外から制御装置2にアクセスして、換気装置4及び空調システム5の制御内容を指示することができる。この場合、制御装置2は、ユーザによる手動制御が行われた旨をサーバ9に通知する。かかる通知を受けると、一定時間(例えば、1時間)、サーバ9は、当該制御装置2に対する遠隔制御を停止する。これにより、ユーザの意図しない環境状態の変化を防止できると共に、サーバ9の処理負荷を軽減できる。
また、サーバ9は、顧客DB940に登録されている各顧客の顧客情報に基づいて、室内の環境状態の調整とは異なるサービスを各顧客に提供してもよい。例えば、サーバ9は、各顧客の顧客情報に基づいて、各顧客の住宅Hの価値を判定し、判定結果を制御装置2を介して各顧客に提供する機能を備えてもよい。詳細には、サーバ9は、住宅情報と、各部屋の環境状態の履歴と、換気装置4及び空調システム5の動作状態の履歴から住宅Hの価値を判定する。例えば、長期間にわたって良好な湿度を維持している住宅Hでは、カビの発生が通常の住宅に比べ抑えられていることが予測でき、当該住宅Hの価値を判定する際の要因の1つとして採用することができる。また、同一の空調効果(冷房効果又は暖房効果)を得るためのエネルギーが、増加傾向にある住宅Hでは、断熱性、気密性が経年により低下していることが予測でき、当該住宅Hの価値を判定する際の要因の1つとして採用することができる。
また、上記の断熱性、気密性の低下は、断熱材、サッシ等の劣化が想定されるため、サーバ9は、制御装置2を介して、これらのメンテナンスを顧客に提案したり、リフォームの提案を行ってもよい。
あるいは、住宅Hの販売会社等が、上記のようなサービスを提供できるようにしてもよい。この場合、サーバ9は、住宅Hの販売会社等によって管理されるサーバ(以下、サーバAという。)に、各顧客の住宅Hの価値を判定した結果を示す情報を送信してもよいし、住宅Hの価値を判定するための情報(例えば、住宅情報、各部屋の環境状態の履歴、換気装置4及び空調システム5の動作状態の履歴等を含む情報)を送信してもよい。サーバ9は、事前に当該住宅Hの顧客から制御装置2を介して了承を得ている場合のみ、上記の情報をサーバAへ送信してもよいし、サーバAから情報の要求があった場合に、制御装置2を介して当該顧客に確認し、了承が得られた場合のみ、上記の情報をサーバAへ送信してもよい。
上記の実施形態では、制御装置2において、CPU20によって二次記憶装置24に記憶されている室内環境調整プログラムが実行されることで、制御装置2の各機能部(図4参照)が実現された。また、サーバ9において、CPU90によって二次記憶装置94に記憶されている遠隔制御プログラムが実行されることで、サーバ9の各機能部(図6参照)が実現された。
しかし、制御装置2の機能部の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよい。同様に、サーバ9の機能部の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよい。専用のハードウェアとは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらの組み合わせ等である。
また、上記の室内環境調整プログラム又は遠隔制御プログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、光磁気ディスク(Magneto-Optical Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、HDD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。そして、このように配布した室内環境調整プログラム又は遠隔制御プログラムを特定の又は汎用のコンピュータにインストールすることによって、当該コンピュータを上記の実施形態における制御装置2又はサーバ9として機能させることも可能である。
また、室内環境調整プログラム又は遠隔制御プログラムをインターネット上の他のサーバが有するディスク装置等に格納しておき、当該サーバから制御装置2又はサーバ9に室内環境調整プログラム又は遠隔制御プログラムがダウンロードされるようにしてもよい。
1 室内環境調整システム、2 制御装置、3 操作端末、4 換気装置、5 空調システム、6a〜6d 室内環境センサ、7 室外環境センサ、8 ルータ、9 サーバ、10 気象事業者サーバ、20,90 CPU、21,91 通信インタフェース、22,92 ROM、23,93 RAM、24,94 二次記憶装置、50 空調機、51 ダクト、52a〜52d ダンパ、200 ユーザインタフェース部、201 環境データ収集部、202 データ送信部、203 情報送信部、204 データ受信部、205 制御部、900 気象データ取得部、901 状態データ受信部、902 住宅情報受信部、903 要望情報受信部、904 環境状態予測部、905 制御内容決定部、906 制御指示データ送信部、940 顧客DB

Claims (7)

  1. 制御装置と、サーバを備え、
    前記制御装置は、
    住宅の仕様に関する住宅情報の入力を受け付ける情報受付手段と、
    前記住宅情報を前記サーバに送信する情報送信手段と、
    前記住宅の室内の環境状態と、前記室内の環境状態を調整する調整装置の動作状態とを含む状態データを前記サーバに送信する状態データ送信手段と、
    前記調整装置を制御するための制御指示データを前記サーバから受信する制御指示データ受信手段と、
    前記制御指示データに基づいて、前記調整装置を制御する制御手段と、を備え、
    前記サーバは、
    前記制御装置からの前記住宅情報を受信する情報受信手段と、
    前記制御装置からの前記状態データを受信する状態データ受信手段と、
    前記住宅情報と前記状態データに基づいて、予め定めた時間後の前記室内の環境状態を予測する予測手段と、
    前記予測手段の予測結果に基づいて、前記調整装置の制御内容を決定する制御内容決定手段と、
    前記決定された制御内容に基づいて生成した前記制御指示データを前記制御装置に送信する制御指示データ送信手段と、を備える、室内環境調整システム。
  2. 前記予測手段は、
    受信した前記状態データに基づいて、内容が異なる複数の状態パターンを生成し、
    前記複数の状態パターンのそれぞれについて、前記予め定めた時間後の前記室内の環境状態を予測する、請求項1に記載の室内環境調整システム。
  3. 前記制御装置において、
    前記情報受付手段は、さらに、環境状態の調整に関するユーザの要望を示す要望情報の入力を受け付け、
    前記情報送信手段は、さらに、前記要望情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバにおいて、
    前記制御内容決定手段は、前記要望情報も加味して前記調整装置の制御内容を決定する、請求項1又は2に記載の室内環境調整システム。
  4. 前記サーバは、前記住宅のユーザから了承を得ている場合に、前記制御装置から受信した前記状態データを他のサーバに送信する送信手段をさらに備える、請求項1から3の何れか1項に記載の室内環境調整システム。
  5. 制御装置から、住宅の仕様に関する住宅情報を受信する情報受信手段と、
    前記制御装置から、前記住宅の室内の環境状態と、前記室内の環境状態を調整する調整装置の動作状態とを含む状態データを受信する状態データ受信手段と、
    前記住宅情報と前記状態データに基づいて、予め定めた時間後の前記室内の環境状態を予測する予測手段と、
    前記予測手段の予測結果に基づいて、前記調整装置の制御内容を決定する制御内容決定手段と、
    前記決定された制御内容に基づいて生成した制御指示データを前記制御装置に送信する制御指示データ送信手段と、を備える、サーバ。
  6. 制御装置が、
    住宅の仕様に関する住宅情報の入力を受け付け、
    前記住宅情報をサーバに送信し、
    前記住宅の室内の環境状態と、前記室内の環境状態を調整する調整装置の動作状態とを含む状態データを前記サーバに送信し、
    前記サーバが、
    前記制御装置からの前記住宅情報を受信し、
    前記制御装置からの前記状態データを受信し、
    前記住宅情報と前記状態データに基づいて、予め定めた時間後の前記室内の環境状態を予測し、
    前記予測した結果に基づいて、前記調整装置の制御内容を決定し、
    前記決定した制御内容に基づいて生成した制御指示データを前記制御装置に送信し、
    前記制御装置が、
    前記サーバからの前記制御指示データを受信し、
    前記制御指示データに基づいて、前記調整装置を制御する、室内環境調整方法。
  7. コンピュータを、
    制御装置から、住宅の仕様に関する住宅情報を受信する情報受信手段、
    前記制御装置から、前記住宅の室内の環境状態と、前記室内の環境状態を調整する調整装置の動作状態とを含む状態データを受信する状態データ受信手段、
    前記住宅情報と前記状態データに基づいて、予め定めた時間後の前記室内の環境状態を予測する予測手段、
    前記予測手段の予測結果に基づいて、前記調整装置の制御内容を決定する制御内容決定手段、
    前記決定された制御内容に基づいて生成した制御指示データを前記制御装置に送信する制御指示データ送信手段、として機能させるためのプログラム。
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