JP2019086167A - 送風装置 - Google Patents

送風装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019086167A
JP2019086167A JP2017212115A JP2017212115A JP2019086167A JP 2019086167 A JP2019086167 A JP 2019086167A JP 2017212115 A JP2017212115 A JP 2017212115A JP 2017212115 A JP2017212115 A JP 2017212115A JP 2019086167 A JP2019086167 A JP 2019086167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
main body
power supply
length variable
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017212115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7019378B2 (ja
Inventor
上栫 秀夫
Hideo Kamiari
秀夫 上栫
佳史 山本
Yoshifumi Yamamoto
佳史 山本
山本 明
Akira Yamamoto
山本  明
中村 亘志
Nobuyuki Nakamura
亘志 中村
武内 信治
Shinji Takeuchi
信治 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2017212115A priority Critical patent/JP7019378B2/ja
Priority to TW107106030A priority patent/TWI651474B/zh
Priority to CN201810482483.1A priority patent/CN109751263B/zh
Publication of JP2019086167A publication Critical patent/JP2019086167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7019378B2 publication Critical patent/JP7019378B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】本体部への電源ケーブルの接続を容易にし、かつ電源ケーブルの弛みを抑制する。【解決手段】送風装置は、シーリングローゼットに接続した電源ケーブル(33)にて本体部に給電し、ケーブル収納部(62a)と電源ケーブル(33)の引き出し長さを可変にするケーブル長可変部(固定プーリ64、可動プーリ65、案内溝66、引張りばね67)とを有するケーブル長可変装置(34)を備える。【選択図】図11

Description

本発明は、ファンおよびモータを備えた送風装置に関する。
従来、家屋の天井に取り付ける空気清浄機等の各種電気機器が開発されている。それら、電気機器は、天井に取り付けられ、天井に設けられているシーリングローゼットから給電される。このように、天井に取り付けられる電気機器として、特許文献1には、天井取付型空気清浄機が開示されている。
特許文献1に記載の構成では、電気回路に給電する電源ケーブル(給電線)は、一端部がシーリングローゼットに電気的に接続され、軸体を通して下方へ引き出されている。
特開2000−161729号公報
ここで、電気回路への電源ケーブルの接続作業を容易するには、電源ケーブルを長めにして余裕を持たせる必要がある。しかしながら、特許文献1に記載の構成では、一端部がシーリングローゼットに接続された電源ケーブルを単に下方へ引き出しているため、電源ケーブルの長さに余裕を持たせた場合、電源ケーブルを電気回路と接続した後でも弛んだ状態となり易い。この場合には、電源ケーブルが他の部材と絡まって損傷し易くなるといった事態を生じる。
したがって、本発明は、送風装置の本体部への電源ケーブルの接続を容易にし、かつ電源ケーブルの弛みを抑制することができる送風装置の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る送風装置は、空気を吹き出すファンおよび前記ファンを回転させるモータを有し、シーリングローゼットに取り付けられる本体部を備え、一端部を前記シーリングローゼットに接続し、他端部を前記本体部に接続する電源ケーブルにより前記本体部に給電する送風装置において、前記電源ケーブルの前記一端部と前記他端部との間の部分を収容するケーブル収納部、および前記ケーブル収納部に設けられ、前記ケーブル収納部からの前記電源ケーブルの引き出し長さを可変にするケーブル長可変部を有するケーブル長可変装置を備えている。
本発明の一態様によれば、作業者は、電源ケーブルをケーブル長可変装置から引き出すことにより、電源ケーブルの他端部を本体部の所定の接続部に容易に接続することができる。また、本体部への電源ケーブルの接続後に、ケーブル長可変部がケーブル収納部から引き出された電源ケーブルの余分の部分(弛んだ部分)を収納することにより、電源ケーブルが弛んだ状態になるのを抑制することができる。これにより、一端部がシーリングローゼットに接続された電源ケーブルは、本体部への接続が容易であり、かつ上記接続後に弛みが生じ難くなる。
本発明の実施形態の、天井へ取り付けた状態の送風装置を斜め下方から見た場合の斜視図である。 図2の(a)は、図1に示した送風装置にケーブル長可変装置を取り付けた状態を斜め上方から見た場合の斜視図、図2の(b)は、図2の(a)に示した状態の送風装置の縦断面図である。 図3の(a)は、図1に示した送風装置にケーブル長可変装置およびケーブルカバーを取り付けた状態を斜め上方から見た場合の斜視図、図3の(b)は、図3の(a)に示した状態の送風装置の縦断面図である。 図2に示したシーリングローゼットのハンガー部に対して取付け状態の本体支持部、およびに本体支持部に設けられた係合部の構成を示す斜視図である。 図2の(a)に示した本体支持部と本体部との関係を示す斜視図である。 図5に示した本体支持部と本体部との嵌合状態を示す斜視図である。 図2に示した本体部における上筐体部を除去した状態を示す平面図である。 図2に示した本体支持部およびケーブル長可変装置を拡大して示すものであって、本体支持部にケーブル長可変装置を取り付けた状態の斜視図である。 図8に示した状態からケーブル長可変装置の下筐体部を後方へスライドさせた状態の斜視図である。 図8に示した状態の本体支持部およびケーブル長可変装置の縦断面図である。 図11の(a)は、図8に示したケーブル長可変装置において、可動プーリがケーブル短縮位置に存在する場合の上筐体部のケーブル収納部の構成を示す平面図、図11の(b)は、図8に示したケーブル長可変装置において、可動プーリがケーブル延長位置に存在する場合の上筐体部のケーブル収納部の構成を示す平面図である。 図12の(a)は、図8に示したケーブル長可変装置において、可動プーリがケーブル短縮位置に存在する場合の上筐体部の底面図、図12の(b)は、図8に示したケーブル長可変装置において、可動プーリがケーブル延長位置に存在する場合の上筐体部の底面図である。 図2(a)に示した状態の送風装置のケーブル長可変装置およびその付近の構成を示す斜視図である。 図3(a)に示した状態の送風装置のケーブルカバーおよびその付近の構成を示す斜視図である。 図15の(a)は、図14に示したケーブルカバーの係合爪部が本体部の係合凸部に嵌合した状態の本体部およびケーブルカバーの縦断面図、図15の(b)は、図14に示したケーブルカバーの縦断面図である。
〔実施形態1〕
(送風装置の天井への取り付け構造)
本発明の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は、本実施形態の、部屋の天井へ取り付けた状態の送風装置1を斜め下方から見た場合の斜視図である。図2の(a)は、図1に示した送風装置1にケーブル長可変装置34を取り付けた状態を斜め上方から見た場合の斜視図、図2の(b)は、図2の(a)に示した状態の送風装置1の縦断面図である。図3の(a)は、図1に示した送風装置1にケーブル長可変装置34およびケーブルカバー35を取り付けた状態を斜め上方から見た場合の斜視図、図3の(b)は、図3の(a)に示した状態の送風装置1の縦断面図である。
図1に示すように、本実施形態の送風装置1は、家屋の天井パネル(天井)11に取り付けられている。具体的には、天井パネル11にはシーリングローゼット12(図2参照)が設けられ、送風装置1はシーリングローゼット12に取り付けられ、シーリングローゼット12により支持されている。送風装置1は、図2の(a)(b)および図3の(a)(b)に示すように、本体支持部21、係合部26、本体部22、ケーブル長可変装置34およびケーブルカバー35を備えている。
(シーリングローゼット12の構成)
図4は、シーリングローゼット12のハンガー部13(図8参照)に対して取付状態の本体支持部21、およびに本体支持部21に設けられた(連結された)係合部26の構成を示す斜視図である。なお、図4では、本体支持部21は、本体部22の上面に設けられた(連結された)支持部材嵌合部(本体側連結部)31に嵌合されている。
シーリングローゼット12は、いわゆるハンガー付きのシーリングローゼットであり、外周部の180度ごとの位置に各1個、合計2個のハンガー部13を有している。ハンガー部13は、外側の端部に、上方へ折れ曲がった上方突出部13b(図8参照)を有する。一例として、送風装置1の重量は、約8.5kgであり、シーリングローゼット12は、送風装置1の荷重に耐え得るものである。
(本体支持部21の構成)
本体支持部21は、シーリングローゼット12のハンガー部13にねじにて固定される。この場合、ねじは、本体支持部21の下方から本体支持部21の上板部21aのねじ穴を貫通し、ハンガー部13のねじ締結穴に締結される。
本体支持部21は、例えば金属にて形成され、上板部21a、円筒部21bおよび鍔部21cを有する。上板部21aは、円板形状を有し、中央部に、シーリングローゼット12の中央の突出部を貫通させる円形穴21a1を有する。円筒部21bは、所定高さの円筒形を有し、上縁部が上板部21aの外周部とつながっている。鍔部21cは、円形のドーナツ板形状であり、内周部が円筒部21bの下縁部とつながっている。鍔部21cには、円形の多数の嵌合穴21c1が全周に亘って形成されている。
(係合部26の構成)
係合部26は、2個のハンガー部13に対応して、図4に示すように、本体支持部21の上板部21aの上面に2個設けられている。係合部26は、対向部26a、立上り部26bおよび下板部26cを有する。対向部26aは、本体支持部21がねじにてシーリングローゼット12のハンガー部13に締結された状態において、ハンガー部13と対向する。立上り部26bは、下端部が下板部26cの一方向の端部とつながっており、上端部が対向部26aの上記一方向とは反対方向の端部とつながっている。下板部26cは、本体支持部21の上板部21a上に位置し、上板部21aに例えばねじにて固定されている。
係合部26の対向部26aは、本体支持部21をねじ23にてハンガー部13に締結した状態においてハンガー部13の上方突出部13bと対向する位置に、上方突出部13bを通すことができる突出部挿入穴26a1を有している。突出部挿入穴26a1には、ねじがハンガー部13のねじ締結穴から外れて本体支持部21すなわち送風装置1が下方へ移動した場合に、シーリングローゼット12のハンガー部13の上方突出部13bが嵌合するようになっている。
また、対向部26aは、ねじ23との干渉を避ける、例えば切欠き状のねじ挿通部26a2を有している。さらに、対向部26aは、長手方向における上記一方向の端部に、下方突出部26a3を有している。
(支持部材嵌合部31の構成)
図5は、図2の(a)に示した本体支持部21と本体部22との関係を示す斜視図である。図6は、図5に示した本体支持部21と本体部22との嵌合状態を示す斜視図である。
本体部22は、図5に示すように、上面部の中央位置に、本体支持部21と嵌合する支持部材嵌合部31を有する。支持部材嵌合部31は、断面Z形状の部材をU字形に湾曲させた状態のものである。支持部材嵌合部31は、具体的には、それぞれU字形の上板部31a、立上り部31bおよび下板部31cを有する。上板部31aは、U字形の支持部材嵌合部31の内側に位置している。支持部材嵌合部31のU字形の両端部間は、横方向に開口した嵌合開口部31dとなっている。
上板部31aは、外周部が立上り部31bの上縁部とつながっている。上板部31aは、U字形の中途部分に下方へ突出した嵌合凸部31a2を有する。立上り部31bは、下縁部が下板部31cの内周部とつながっている。下板部31cは、本体部22の上面部に固定されている。
(本体支持部21により本体部22を支持する構成)
本体部22の支持部材嵌合部31は、図6に示すように、本体支持部21と嵌合する。この場合、本体支持部21の鍔部21cが、支持部材嵌合部31の対向する立上り部31bの間に位置し、支持部材嵌合部31の上板部31aが本体支持部21の鍔部21cの上に位置する。これにより、本体部22は、本体支持部21によって支持される。また、支持部材嵌合部31の上板部31aの嵌合凸部31a2が、本体支持部21の鍔部21cの嵌合穴21c1に嵌合している。これにより、本体部22は、回転しないように固定される。
本体支持部21は、上記のように、上部(上板部21a)がシーリングローゼット12に固定され、下部(鍔部21c)に本体部22が嵌合され、上部と下部との間に、上下方向に延びる中間部(円筒部21b)を有している。
(本体部22の構成)
図7は、図2に示した本体部22における上筐体部41を除去した状態を示す平面図である。図2および図7に示すように、本体部22は、上筐体部41、送風機42、送風通路43(図7参照)、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)44、照明部45、イオン発生素子46(図7参照)、プレフィルタ(図示せず)、下部カバー部材52およびルーバリング58を備えている。
上筐体部41は、本体部22の最上部に位置し、本体部22の内部を上から覆っている。上筐体部41は、周縁部が下方へ湾曲して傾斜した形状となっている。上筐体部41には、上記支持部材嵌合部31が取り付けられている。
送風機42は、支持部材嵌合部31すなわちシーリングローゼット12の真下の位置に配置され、ファン47およびファン47を回転させるモータ48を備えている。これらファン47およびモータ48は、鉛直方向において、これらファン47およびモータ48の中心が本体部22の重心とほぼ一致するように、本体部22の径方向(天井と平行な方向)の中央部に設けられている。
ファン47は、図7に示すように、送風通路43の内部に設けられている。送風通路43は、二つの吹出口43aを反対方向に有し、ファン47が回転することにより、それら吹出口43aから空気を吹き出すようになっている。吹出口43aには、上下方向に延びるルーバ57が設けられている。
イオン発生素子46は、送風通路43の二つの吹出口43aの近傍位置にそれぞれ設けられ、イオンを発生し、発生したイオンを吹出口43aから吹き出される空気に与える。
HEPAフィルタ44は、集塵フィルタとしての機能を有し、本体部22の下部に設けられている。HEPAフィルタ44の下には、プレフィルタが設けられている。プレフィルタは、HEPAフィルタ44の前段にて、埃やゴミを除去する。
プレフィルタの下方には下部カバー部材52が設けられている。下部カバー部材52の周りは、本体部22への吸込口60となっている。
照明部45は、照明基板55、および照明基板55を覆う照明カバー56を備えている。照明基板55は、多数のLEDが設けられ、ドーナツ板形状を有している。したがって、本実施形態の送風装置1は、LED照明を備えたLED装置としての機能も有する。
(ケーブル長可変装置34の構成)
図8は、図2に示した本体支持部21およびケーブル長可変装置34を拡大して示すものであって、本体支持部21にケーブル長可変装置34を取り付けた状態の斜視図である。図9は、図8に示した状態からケーブル長可変装置34の下筐体部63を後方へスライドさせた状態の斜視図である。図10は、図8に示した状態の本体支持部21およびケーブル長可変装置34の縦断面図である。
図11の(a)は、図8に示したケーブル長可変装置34において、可動プーリ65がケーブル短縮位置に存在する場合の上筐体部62のケーブル収納部62aの構成を示す平面図、図11の(b)は、図8に示したケーブル長可変装置34において、可動プーリ65がケーブル延長位置に存在する場合の上筐体部62のケーブル収納部62aの構成を示す平面図である。図12の(a)は、図8に示したケーブル長可変装置34において、可動プーリ65がケーブル短縮位置に存在する場合の上筐体部62の底面図、図12の(b)は、図8に示したケーブル長可変装置34において、可動プーリ65がケーブル延長位置に存在する場合の上筐体部62の底面図である。
ケーブル長可変装置34は、図10に示すように、上筐体部62と下筐体部63とからなる筐体61を有する。上筐体部62は、上壁部および下壁部により区画されたケーブル収納部62aを有する。ケーブル収納部62aには、図11および図12に示すように、固定プーリ64および可動プーリ65が設けられている。固定プーリ64は一定位置で回転可能である。可動プーリ65は、引出し方向Pおよびその逆方向である戻し方向PBへ移動可能、かつ回転可能である。
図11および図12に示すように、上筐体部62には、固定プーリ64の側方位置の下壁部には、引出し方向Pおよび戻し方向PBに延びる案内溝66が形成され、可動プーリ65は案内溝66内を移動可能となっている。また、可動プーリ65は、引張りばね(付勢部材)67により戻し方向PBへ引っ張られている。上記固定プーリ64、可動プーリ65、案内溝66および引張りばね67はケーブル長可変部を構成する。
ケーブル長可変装置34には電源ケーブル33が通される。電源ケーブル33の一端部は、シーリングローゼット12の電源接続アダプタ14に接続される。電源ケーブル33の他端部は、本体支持部21側の端部からケーブル長可変装置34のケーブル収納部62a内に引き込まれ、固定プーリ64と可動プーリ65とにS字形に順次巻き付けられた後、電源接続部32側の他端部から引き出される。また、電源ケーブル33の他端部には、電源接続部32と接続されるコネクタ36が設けられる。電源接続部32は、電源ケーブル33のコネクタと接続されるコネクタを有する。電源接続部32は、本体部22のモータ48や照明基板55へ給電する電源基板と接続されている。
ケーブル長可変装置34の上筐体部62の前端部(本体支持部21側端部)付近には、図9および図10に示すように、下方へ突出する嵌合凸部62bが設けられている。嵌合凸部62bは、上筐体部62を本体支持部21の鍔部21c上に配置した状態において鍔部21cの嵌合穴21c1と嵌合することができる。
ケーブル長可変装置34の下筐体部63は、上筐体部62に対して前後方向にスライド可能である。下筐体部63が前方にスライドした状態では、図8に示すように、下筐体部63の前部が本体支持部21の鍔部21cの下に位置し、上筐体部62と下筐体部(連結動作部)63とにより、鍔部21cを挟み込む状態となる。この状態は、上筐体部62の嵌合凸部(連結動作部)62bが鍔部21cの嵌合穴21c1に嵌合された状態であり、本体支持部21にケーブル長可変装置34を取り付けた状態である。
一方、下筐体部63が後方にスライドした状態では、図9に示すように、下筐体部63の前部が本体支持部21の鍔部21cの下から退行して外れた状態となる。この状態では、本体支持部21の鍔部21cの嵌合穴21c1に嵌合された、上筐体部62の嵌合凸部62bを嵌合穴21c1から抜き出し、ケーブル長可変装置34を鍔部21cから取り外すことができる。
上記のような構成により、ケーブル長可変装置34は、電源ケーブル33が強く引っ張られても壊れ難く、耐久性があり、電源ケーブル33を適度な長さに引き出し可能となっている。
(ケーブルカバー35の構成)
図13は、図2(a)に示した状態(ケーブル長可変装置34を取り付けた状態)の送風装置1のケーブル長可変装置34およびその付近の構成を示す斜視図である。図14は、図3(a)に示した状態(ケーブル長可変装置34およびケーブルカバー35を取り付けた状態)の送風装置1のケーブルカバー35およびその付近の構成を示す斜視図である。図15の(a)は、図14に示したケーブルカバー35の係合爪部71が本体部22の係合凸部37に嵌合した状態の本体部22およびケーブルカバー35の縦断面図、図15の(b)は、図14に示したケーブルカバー35の縦断面図である。
ケーブルカバー35は、図3の(a)、図14および図15に示すように、本体部22の上面において、図13に示す、ケーブル長可変装置34および電源接続部32の領域を上から覆う蓋形状となっている。ケーブルカバー35の外殻部は耐熱性の例えば樹脂成型品である。一方、外殻部の内側の内面部材73は、耐熱性かつ不燃性を有する部材(例えば耐熱性の金属板)からなり、少なくとも電源ケーブル33と対向する部分を覆っている。
ケーブルカバー35は、内面側に係合爪部71を有し、外面側に係合爪部71を操作する操作レバー72を有する。これら係合爪部71および操作レバー72は嵌脱動作部を構成する。すなわち、係合爪部71は、ケーブルカバー35を本体部22の上面の所定位置に配置した状態において、本体部22の上面の係合凸部(嵌合受部)37と係合し、ケーブルカバー35を本体部22に対して取付け状態とする。一方、係合爪部71は、操作レバー72を操作することにより、係合凸部との係合状態が解除される。これにより、ケーブルカバー35を本体部22から取り外し可能となる。
(天井への送風装置1の取り付け)
上記の構成において、天井への送風装置1の取り付け方法について説明する。
天井への送風装置1の取り付けの際には、電源ケーブル33は、予めケーブル長可変装置34のケーブル収納部62aに通した状態としておく。この状態では、電源ケーブル33は、図11の(a)(b)に示すように、固定プーリ64および可動プーリ65に巻き付けられている。また、電源ケーブル33の電源接続部32との接続側端部にはコネクタ36を取り付けておく。
まず、天井パネル11に設けられているシーリングローゼット12に対して本体支持部21を取り付ける。なお、本体支持部21には既に係合部26が取り付けられた状態である。
この場合、作業者は、本体支持部21の上板部21aの係合部26が存在しない面がシーリングローゼット12のハンガー部13と対向するように、シーリングローゼット12に対して本体支持部21を下方から当接させる。
次に、作業者は、本体支持部21を回転させて、係合部26の対向部26aの突出部挿入穴26a1とシーリングローゼット12のハンガー部13の上方突出部とを対向させる。
上記状態では、係合部26の対向部26aがシーリングローゼット12のハンガー部13の上に位置し、作業者が本体支持部21から手を離すと、係合部26の対向部26aがシーリングローゼット12のハンガー部13の上に載置された状態となり、本体支持部21は落下しない。また、係合部26の対向部26aの突出部挿入穴26a1にはシーリングローゼット12のハンガー部13の上方突出部が挿入された状態となる。この状態では、本体支持部21の上板部21aのねじ穴21a1の位置とシーリングローゼット12のハンガー部13のねじ締結穴の位置とがほぼ合致している。
次に、作業者は、本体支持部21をシーリングローゼット12に押し付け、下方からねじにて本体支持部21をハンガー部13にねじ止めする。これにより、図4に示すように、シーリングローゼット12に対して本体支持部21を取り付けることができる。
次に、図8および図9に示すように、ケーブル長可変装置34のケーブル収納部62aに通した電源ケーブル33の端部を本体支持部21の下方から電源接続アダプタ14に接続する。この接続が完了した状態では、ケーブル長可変装置34および電源ケーブル33は、電源接続アダプタ14からぶら下がった状態である。
次に、本体部22を本体支持部21に取り付ける。この場合、作業者は、本体部22を天井パネル11の位置まで持ち上げ、本体支持部21に向って天井パネル11の下面と並行に移動させ(図5参照)、本体部22の支持部材嵌合部31を本体支持部21に嵌合させる(図6参照)。これら両者の嵌合状態では、本体支持部21の鍔部21cが、支持部材嵌合部31の対向する立上り部31bの間に位置し、支持部材嵌合部31の上板部31aが本体支持部21の鍔部21cの上に位置する。これにより、本体部22は、本体支持部21によって支持される。
次に、作業者は、支持部材嵌合部31の上板部31aの嵌合凸部31a2が、本体支持部21の鍔部21cの嵌合穴21c1に嵌合するように、本体部22を回転させる。これにより、本体部22は、回転しないように固定される。
次に、ケーブル長可変装置34を本体支持部21の鍔部21cに取り付ける。この場合、ケーブル長可変装置34は、図9に示すように、下筐体部63を後方へスライドさせて、上筐体部62の嵌合凸部62bを露出させる。この状態にて、ケーブル長可変装置34の上筐体部62の前端部を鍔部21c上に配置し、鍔部21cの嵌合穴21c1に嵌合凸部62bを嵌合させる。その後、図8に示すように、下筐体部63を前方にスライドさせて、上筐体部62と下筐体部63とにより、鍔部21cを挟み込んだ状態とする。これにより、鍔部21cにケーブル長可変装置34を取り付けた状態となる。
なお、本体支持部21に対するケーブル長可変装置34の取り付けは、本体支持部21に対する本体部22の取り付けの前に行ってもよい。
次に、作業者は、電源ケーブル33のコネクタ36側の端部をケーブル長可変装置34から引き出し、コネクタ36を本体部22の電源接続部32に接続する。
この場合、作業者が電源ケーブル33をケーブル長可変装置34から引き出すと、図11の(a)(b)および図12の(a)(b)に示すように、可動プーリ65が案内溝66内を引出し方向Pへ移動する。これにより、ケーブル長可変装置34の引出し側端部からコネクタ36までの電源ケーブル33の長さは、例えばL1からL2までΔLだけ長くなる。一方、コネクタ36を電源接続部32に接続後に作業者が電源ケーブル33から手を離すと、可動プーリ65が引張りばね67に引っ張られて戻し方向PBへ移動する。これにより、ケーブル長可変装置34の引出し側端部からコネクタ36までの電源ケーブル33の長さは、L2よりも短くなる。
なお、電源ケーブル33の長さは、作業者がケーブル長可変装置34から電源ケーブル33を引き出した場合に、容易にコネクタ36を電源接続部32と接続可能であり、かつ作業者が電源ケーブル33を離した場合に、ケーブル長可変装置34による電源ケーブル33の引き戻し動作により、電源ケーブル33が不要な弛みを生じ難い長さに予め設定されている。
次に、ケーブル長可変装置34および電源ケーブル33の上にケーブルカバー35を取り付ける。この場合、ケーブルカバー35の操作レバー72を操作し、係合爪部71を本体部22の係合凸部37に係合させ、ケーブルカバー35を本体部22の上面に固定する。
本体支持部21からの本体部22の取り外しは、上述した本体支持部21への本体部22の取り付けと逆の手順にて行うことができる。
(送風装置の利点)
本実施形態の送風装置1では、電源ケーブル33は、一端部がシーリングローゼット12の電源接続アダプタ14と接続され、他端部がケーブル長可変装置34を介して本体部22の電源接続部32に接続される。
したがって、作業者は、電源ケーブル33をケーブル長可変装置34から引き出すことにより、電源ケーブル33のコネクタ36(他端部)を本体部22の電源接続部32に容易に接続することができる。また、電源接続部32へのコネクタ36の接続後に、作業者が電源ケーブル33から手を離すと、電源ケーブル33のコネクタ36側の部分は、ケーブル長可変装置34により、ケーブル長可変装置34内へ引き戻される。
これにより、一端部がシーリングローゼット12の電源接続アダプタ14に接続された電源ケーブル33は、本体部22の電源接続部32への接続が容易であり、かつ上記接続後に弛みが生じ難くなる。また、弛みが生じ難くなることにより、ケーブルカバー35を取り付ける際に、ケーブルカバー35が電源ケーブル33を噛みこむ恐れがない。
また、ケーブル長可変装置34は、上筐体部62の嵌合凸部62bを本体支持部21の鍔部21cの嵌合穴21c1に嵌合させ、下筐体部63を前方へスライドさせて上筐体部62と下筐体部63とにより鍔部21cを挟み込むことにより、本体支持部21に取り付けることができる(連結状態)。すなわち、ケーブル長可変装置34は、ねじ等の締結部材を使用せず、取り付けおよび取り外しが容易な状態にて、本体支持部21に取り付けることができる。これにより、シーリングローゼット12に対する送風装置1の取り付けおよび取り外し作業が容易である。
また、本体支持部21にケーブル長可変装置34を取り付けることができるので、電源ケーブル33を電源接続部32へ接続する際に、電源ケーブル33をケーブル長可変装置34から容易に引き出すことができる。
また、送風装置1は、ケーブル長可変装置34および電源接続部32の領域を上から覆うケーブルカバー35を備え、ケーブルカバー35の内面部材73は不燃性部材である。したがって、電源ケーブル33から発火した場合であっても、炎が直接に天井へ当たる事態を防止することができる。
また、ケーブルカバー35は、嵌合動作部(係合爪部71、操作レバー72)により、本体部22に対して簡単に取り付け取り外しできるので、シーリングローゼット12に対する送風装置1の取り付けおよび取り外し作業が容易である。
また、ケーブル長可変装置34は、電源ケーブル33を回転可能な固定プーリ64および回転可能な可動プーリ65に巻き付けているので、電源ケーブル33は摺接することによる損傷を受け難くなっている。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
実施形態1に示したケーブル長可変装置34は、図11の(a)(b)および図12の(a)(b)に示したように、回転する固定プーリ64および回転する可動プーリ65を備えた構成とした。これに対し、本実施形態の送風装置1では、ケーブル長可変装置34は、前記固定プーリ64に代えて、電源ケーブル33が接触する部分である外周部が円形の回転しない案内部材を備えている構成としてもよい。
このようなケーブル長可変装置34を備えた送風装置1の動作および利点は、前述の実施形態1と同様である。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
実施形態1に示したケーブル長可変装置34は、図11の(a)(b)および図12の(a)(b)に示したように、回転する固定プーリ64および回転する可動プーリ65を備えた構成とした。これに対し、本実施形態の送風装置1では、ケーブル長可変装置34は、前記固定プーリ64に代えて、電源ケーブル33が接触する部分である外周部が円形の回転しない第1案内部材を備えている構成としてもよい。さらに、前記可動プーリ65に代えて、電源ケーブル33が接触する部分である外周部が円形の回転しない案内部材であって、前記可動プーリ65と同様、前記案内溝66に案内されて移動する第2案内部材を備えている構成としてもよい。
このようなケーブル長可変装置34を備えた送風装置1の動作および利点は、前述の実施形態1と同様である。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る送風装置は、空気を吹き出すファン47および前記ファン47を回転させるモータ48を有し、シーリングローゼット12に取り付けられる本体部22を備え、一端部を前記シーリングローゼット12に接続し、他端部を前記本体部22に接続する電源ケーブル33により前記本体部22に給電する送風装置において、前記電源ケーブル33の前記一端部と前記他端部との間の部分を収容するケーブル収納部62a、および前記ケーブル収納部62aに設けられ、前記ケーブル収納部62aからの前記電源ケーブル33の引き出し長さを可変にするケーブル長可変部(固定プーリ64、可動プーリ65、案内溝66、引張りばね67)を有するケーブル長可変装置34を備えている。
上記の構成によれば、ファン47およびモータ48を有する本体部22は、電源ケーブル33によりシーリングローゼット12から給電される。ケーブル長可変装置34は、ケーブル収納部62aおよびケーブル長可変部を有し、ケーブル長可変部は、ケーブル収納部62aからの電源ケーブル33の引き出し長さを可変にする。
したがって、作業者は、電源ケーブル33をケーブル長可変装置34から引き出すことにより、電源ケーブル33の他端部を本体部22の所定の接続部(電源接続部32)に容易に接続することができる。また、本体部22への電源ケーブル33の接続後に、ケーブル長可変部がケーブル収納部62aから引き出された電源ケーブル33の余分の部分(弛んだ部分)を収納することにより、電源ケーブル33が弛んだ状態になるのを抑制することができる。これにより、一端部がシーリングローゼット12に接続された電源ケーブル33は、本体部22への接続が容易であり、かつ上記接続後に弛みが生じ難くなる。
また、電源ケーブル33の弛みが生じ難くなることにより、例えば電源ケーブル33が存在する領域を上方から覆うケーブルカバー35を取り付ける際に、ケーブルカバー35が電源ケーブル33を噛みこむ恐れがない。
本発明の態様2に係る送風装置は、上記態様1において、前記ケーブル長可変部は、一定位置に固定状態に設けられ、前記シーリングローゼット12から前記ケーブル収納部62aに引き込まれた前記電源ケーブル33が、側面(例えば側面の前記電源ケーブル33の引出し方向P側部分)と接して通過する第1案内部材(固定プーリ64)と、前記ケーブル収納部62aからの前記電源ケーブル33の引出し方向Pおよび前記引出し方向Pとは逆方向である戻し方向PBに移動可能に設けられ、前記第1案内部材を通過した前記電源ケーブル33が、側面(例えば側面の前記引出し方向Pとは逆方向である戻し方向PB側の部分)と接して通過する第2案内部材(可動プーリ65)と、前記第2案内部材を前記戻し方向PBへ付勢する付勢部材(引張りばね67)とを備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、ケーブル長可変部は、第1案内部材と、第2案内部材と、付勢部材とを備える。シーリングローゼット12からケーブル収納部62aに引き込まれた電源ケーブル33は、第1案内部材の側面と接して第1案内部材を通過する。第1案内部材を通過した電源ケーブル33は、第2案内部材の側面と接して第2案内部材を通過する。付勢部材は、第2案内部材を戻し方向PBへ付勢する。
したがって、作業者が電源ケーブル33を引っ張ると、電源ケーブル33に引っ張られて第2案内部材が引出し方向Pへ移動することにより、電源ケーブル33を容易に引き出すことができる。
また、電源ケーブル33を本体部22に接続後に、作業者が電源ケーブル33から手を離すと、第2案内部材は、付勢部材に付勢されて戻し方向PBへ移動する。この第2案内部材の移動に伴い、電源ケーブル33の弛んだ部分はケーブル長可変装置34内へ引き戻される。
これにより、電源ケーブル33が本体部22への接続後に弛んだ状態になるのを容易に抑制することができる。
本発明の態様3に係る送風装置は、上記態様2において、前記第2案内部材(可動プーリ65)は、前記電源ケーブル33が接触する外周部が円形であり、かつ回転可能である構成としてもよい。
上記の構成によれば、第2案内部材は、電源ケーブル33が接触する外周部が円形であり、かつ回転可能であるので、電源ケーブル33は第2案内部材と摺接することによる損傷を受け難くなっている。
本発明の態様4に係る送風装置は、上記態様3において、前記第1案内部材(固定プーリ64)は、前記電源ケーブル33が接触する外周部が円形であり、かつ回転可能である構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1案内部材は、電源ケーブル33が接触する外周部が円形であり、かつ回転可能であるので、電源ケーブル33は第1案内部材と摺接することによる損傷を受け難くなっている。
本発明の態様5に係る送風装置は、上記態様1から4のいずれか1態様において、前記シーリングローゼット12に取り付けられ、前記本体部22に連結される本体支持部21を備え、前記ケーブル長可変装置34は、前記ケーブル長可変装置34を前記本体支持部21に対する連結状態、および前記連結状態を解除する連結解除状態とする連結動作部(嵌合凸部62b、下筐体部63)を有する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ケーブル長可変装置34は、シーリングローゼット12に取り付けられた本体支持部21に、連結動作部により連結する(取り付ける)ことができる。すなわち、ケーブル長可変装置34は、ねじ等の締結部材を使用せず、取り付けおよび取り外しが容易な状態にて、本体支持部21に取り付けることができる。これにより、シーリングローゼット12に対する送風装置1の取り付けおよび取り外し作業が容易である。
また、本体支持部21にケーブル長可変装置34を連結する(取り付ける)ことができるので、電源ケーブル33を電源接続部32へ接続する際に、電源ケーブル33をケーブル長可変装置34から容易に引き出すことができる。
本発明の態様6に係る送風装置は、上記態様1から5のいずれか1態様において、前記電源ケーブル33と対向する内面に不燃部材を有し、前記電源ケーブル33が存在する領域を上方から覆うケーブルカバー35を備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、電源ケーブル33から発火した場合であっても、ケーブルカバー35が存在することにより、炎が直接に天井へ当たる事態を防止することができる。
本発明の態様7に係る送風装置は、上記態様6において、前記本体部22は、上面における前記ケーブルカバー35が配置される領域に嵌合受部(係合凸部37)を有し、前記ケーブルカバー35は、前記嵌合受部に対する嵌合動作および嵌合解除動作を行う嵌合動作部(係合爪部71、操作レバー72)を有する構成としてもよい。
上記の構成によれば、嵌合動作部により、本体部22の上面に配置したケーブルカバー35の固定および固定の解除を容易に行うことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 送風装置
11 天井パネル
12 シーリングローゼット
14 電源接続アダプタ
21 本体支持部
21c 鍔部
21c1 嵌合穴
22 本体部
26 係合部
31 支持部材嵌合部
32 電源接続部
33 電源ケーブル
34 ケーブル長可変装置
35 ケーブルカバー
36 コネクタ
37 係合凸部(嵌合受部)
42 送風機
47 ファン
48 モータ
55 照明基板
61 筐体
62 上筐体部
62a ケーブル収納部
62b 嵌合凸部(連結動作部)
63 下筐体部(連結動作部)
64 固定プーリ(ケーブル長可変部)
65 可動プーリ(ケーブル長可変部)
66 案内溝(ケーブル長可変部)
67 引張りばね(付勢部材、ケーブル長可変部)
71 係合爪部(嵌脱動作部)
72 操作レバー(嵌脱動作部)
73 内面部材(不燃部材)

Claims (7)

  1. 空気を吹き出すファンおよび前記ファンを回転させるモータを有し、シーリングローゼットに取り付けられる本体部を備え、
    一端部を前記シーリングローゼットに接続し、他端部を前記本体部に接続する電源ケーブルにより前記本体部に給電する送風装置において、
    前記電源ケーブルの前記一端部と前記他端部との間の部分を収容するケーブル収納部、および前記ケーブル収納部に設けられ、前記ケーブル収納部からの前記電源ケーブルの引き出し長さを可変にするケーブル長可変部を有するケーブル長可変装置を備えていることを特徴とする送風装置。
  2. 前記ケーブル長可変部は、
    一定位置に固定状態に設けられ、前記シーリングローゼットから前記ケーブル収納部に引き込まれた前記電源ケーブルが、側面と接して通過する第1案内部材と、
    前記ケーブル収納部からの前記電源ケーブルの引出し方向および前記引出し方向とは逆方向である戻し方向に移動可能に設けられ、前記第1案内部材を通過した前記電源ケーブルが、側面と接して通過する第2案内部材と、
    前記第2案内部材を前記戻し方向へ付勢する付勢部材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記第2案内部材は、前記電源ケーブルが接触する外周部が円形であり、かつ回転可能であることを特徴とする請求項2に記載の送風装置。
  4. 前記第1案内部材は、前記電源ケーブルが接触する外周部が円形であり、かつ回転可能であることを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
  5. 前記シーリングローゼットに取り付けられ、前記本体部に連結される本体支持部を備え、
    前記ケーブル長可変装置は、前記ケーブル長可変装置を前記本体支持部に対する連結状態とする連結動作部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の送風装置。
  6. 前記電源ケーブルと対向する内面に不燃部材を有し、前記電源ケーブルが存在する領域を上方から覆うケーブルカバーを備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の送風装置。
  7. 前記本体部は、上面における前記ケーブルカバーが配置される領域に嵌合受部を有し、
    前記ケーブルカバーは、前記嵌合受部に対する嵌合動作および嵌合解除動作を行う嵌合動作部を有することを特徴とする請求項6に記載の送風装置。
JP2017212115A 2017-11-01 2017-11-01 送風装置 Active JP7019378B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017212115A JP7019378B2 (ja) 2017-11-01 2017-11-01 送風装置
TW107106030A TWI651474B (zh) 2017-11-01 2018-02-22 送風裝置
CN201810482483.1A CN109751263B (zh) 2017-11-01 2018-05-18 送风装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017212115A JP7019378B2 (ja) 2017-11-01 2017-11-01 送風装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019086167A true JP2019086167A (ja) 2019-06-06
JP7019378B2 JP7019378B2 (ja) 2022-02-15

Family

ID=66213962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017212115A Active JP7019378B2 (ja) 2017-11-01 2017-11-01 送風装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7019378B2 (ja)
CN (1) CN109751263B (ja)
TW (1) TWI651474B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021217384A1 (zh) * 2020-04-27 2021-11-04 深圳市大疆创新科技有限公司 天线组件、遥控器及遥控系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57134389U (ja) * 1981-02-17 1982-08-21
JPS61195239U (ja) * 1985-05-09 1986-12-05
JP2000161729A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Sanyo Electric Co Ltd 天井取付型空気清浄機
JP2007119164A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Nec Infrontia Corp ケーブル巻取装置
US20150090858A1 (en) * 2013-09-27 2015-04-02 Lowe's Companies, Inc. Systems And Methods For Mounting Electrically Powered Devices To Ceilings And Other Structures

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7033212B1 (en) * 2004-10-06 2006-04-25 Marley Engineered Products Power disconnect apparatus and method for an appliance supported by a secondary support
US7524201B2 (en) * 2006-10-20 2009-04-28 Pitney Bowes Inc. Low-cost cable connecting system for movable/separable electronic devices
CN201466397U (zh) * 2009-06-08 2010-05-12 上海市宝山区青少年科学技术指导站 带自动收线盒的插头
JP5544318B2 (ja) * 2011-03-01 2014-07-09 日立アプライアンス株式会社 電動送風機及びそれを搭載した電気掃除機
CN102871607A (zh) * 2011-07-11 2013-01-16 乐金电子(天津)电器有限公司 设有减速装置的吸尘器回线卷线器
JP5993602B2 (ja) * 2012-04-23 2016-09-14 ミネベア株式会社 送風機
CN202817420U (zh) * 2012-07-30 2013-03-20 格力电器(中山)小家电制造有限公司 电源线收纳结构及使用该电源线收纳结构的冷风扇
CN204012036U (zh) * 2014-06-27 2014-12-10 陈振宽 能自动收线的usb连接线、能自动收线的电源线
JP2016161075A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 シャープ株式会社 天井設置型機器
CN107293915A (zh) * 2016-03-31 2017-10-24 新昌县羽林街道昱泉机械厂 一种防乱电线整理装置
CN206524136U (zh) * 2017-01-24 2017-09-26 洪海光电集团有限公司 设有内部绕线器的多面旋转广告机

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57134389U (ja) * 1981-02-17 1982-08-21
JPS61195239U (ja) * 1985-05-09 1986-12-05
JP2000161729A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Sanyo Electric Co Ltd 天井取付型空気清浄機
JP2007119164A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Nec Infrontia Corp ケーブル巻取装置
US20150090858A1 (en) * 2013-09-27 2015-04-02 Lowe's Companies, Inc. Systems And Methods For Mounting Electrically Powered Devices To Ceilings And Other Structures

Also Published As

Publication number Publication date
CN109751263A (zh) 2019-05-14
JP7019378B2 (ja) 2022-02-15
TWI651474B (zh) 2019-02-21
CN109751263B (zh) 2020-07-07
TW201918637A (zh) 2019-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100329885A1 (en) Ceiling fan
KR101956157B1 (ko) 천장형 조명기구의 고정장치
CN103032949A (zh) 顶棚内设换气扇
JP5940813B2 (ja) 空気調和機
JP2019086167A (ja) 送風装置
JP2006261075A (ja) 電気的生成物発生装置
CN217389217U (zh) 格栅结构和电器设备
JP2009104948A (ja) 直付け型電気器具
JP5528607B2 (ja) 送風機
JP2018076787A (ja) 送風装置
JP5174533B2 (ja) 照明器具
JP6444255B2 (ja) 照明装置
JP5335084B2 (ja) 送風機
JP2008092666A (ja) 配線ダクトおよび配線ダクト製造方法
JP2021158085A (ja) 電気機器
JP2016181434A (ja) 照明装置
JP6864264B2 (ja) 照明装置
JP2013036673A (ja) 換気装置
JP5891360B2 (ja) 配線ダクト接続部材
JPH0528814A (ja) 電動昇降装置
JP2021139263A (ja) 電動遮蔽装置及び構造
AU686066B2 (en) Apparatus and method for installation of air-conditioning equipment
KR101158310B1 (ko) 전등갓 장치
JP3596986B2 (ja) 灯体、灯体取付ベースおよび照明器具
JP5963485B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7019378

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150