JP2016161075A - 天井設置型機器 - Google Patents

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Toshihisa Takasahara
稔久 高笠原
山本 明
Akira Yamamoto
山本  明
康孝 片岡
Yasutaka Kataoka
康孝 片岡
宏彰 清原
Hiroaki Kiyohara
宏彰 清原
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Abstract

【課題】安全性を向上できる天井設置型機器を提供する。
【解決手段】連結部50が外周面から突出して本体部10の上壁41を掛止する第1鍔部51と、外周面から突出して取付部20の内周面に形成される環状の嵌合溝24に嵌合する第2鍔部52とを有するとともに、本体部20の上壁41と第1鍔部51との間に弾性体53を配置し、本体部10の自重によって取付部20と本体部10との間に隙間を形成した
【選択図】図6

Description

本発明は屋内の天井に取り付けられる天井設置型機器に関する。
従来の天井設置型機器は特許文献1に開示されている。この天井設置型機器は照明器具から成り、天井に取り付けられるジョイントボックス(取付部)とランプを保持する本体部とが吊りパイプを介して連結されている。吊りパイプはジョイントボックスに固定され、本体部は吊りパイプにネジ止めされている。
特開平7−296629号公報
上記従来の天井設置型機器によると、地震発生時に本体部が振動すると、吊りパイプとジョイントボックスとの連結部や本体部と吊りパイプとの連結部が大きな力を受ける。このため、連結部が破壊され、本体部が落下する危険があった。
上記目的を達成するために本発明は、安全性を向上できる天井設置型機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の天井設置型機器は、上壁に第1貫通孔を開口する本体部と、屋内の天井に取り付けられて底壁に第2貫通孔を開口する筒状の取付部と、第1貫通孔及び第2貫通孔を貫通して前記本体部と前記取付部とを連結する連結部とを備えた天井設置型機器において、前記連結部が外周面から突出して前記本体部の上壁を掛止する第1鍔部と、外周面から突出して前記取付部の内周面に形成される環状の嵌合溝に嵌合する第2鍔部とを有するとともに、前記本体部の上壁と第1鍔部との間に弾性体を配置し、前記本体部の自重によって前記取付部と前記本体部との間に隙間を形成したことを特徴としている。
この構成によると、本体部の上壁が連結部の第1鍔部に弾性体を介して掛止され、天井に取り付けられる取付部の嵌合溝に連結部の第2鍔部が嵌合する。取付部と本体部との間には弾性体の弾性変形により隙間が形成される。地震発生時に慣性により揺動する本体部から取付部が受ける荷重は隙間により低減され、連結部が受ける荷重は弾性体により低減される。
また、本発明は上記構成の天井設置型機器において、前記連結部が、第1貫通孔及び第2貫通孔に貫通して軸方向の端部に形成される段差部から雄ネジ部を突設した貫通部と、前記雄ネジ部に挿通されるワッシャーと、前記雄ネジ部に螺合して前記ワッシャーを前記段差部上に締結するナットとを有し、前記ワッシャーによって第1鍔部または第2鍔部を形成することを特徴としている。
また、本発明は上記構成の天井設置型機器において、前記ワッシャーによって第2鍔部を形成し、前記取付部が第2貫通孔を通る縦断面で分割可能に形成されることが好ましい。
また、本発明は上記構成の天井設置型機器において、前記取付部が樹脂により形成され、前記貫通部、前記ワッシャー及び前記ナットが金属により形成されることが好ましい。
また、本発明は上記構成の天井設置型機器において、前記弾性体がゴムにより形成されることが好ましい。
また、本発明は上記構成の天井設置型機器において、前記連結部の中心軸に沿って貫通孔が形成されていることが好ましい。
また、本発明は上記構成の天井設置型機器において、前記本体部に開口する吸込口と吹出口とを連結する送風ダクト内に送風ファンを配置したことが好ましい。
本発明によると、連結部が本体部の上壁を掛止する第1鍔部と取付部の嵌合溝に嵌合する第2鍔部とを有し、本体部の上壁と第1鍔部との間に弾性体を配置して本体部の自重により取付部と本体部との間に隙間が形成される。このため、地震発生時に慣性により揺動する本体部から取付部が受ける荷重は隙間により低減され、連結部が受ける荷重は弾性体により低減される。これにより、取付部や連結部の破損による天井設置型機器の落下が防止され、天井設置型機器の安全性を向上することができる。
本発明の第1実施形態に係るイオン送出装置の側面図である。 本発明の第1実施形態に係るイオン送出装置の底面を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るイオン送出装置の側面断面図である。 本発明の第1実施形態に係るイオン送出装置が接続される配線ダクトの概略構成を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るイオン送出装置を配線ダクトに接続した状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るイオン送出装置の取付部近傍を拡大して示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るイオン送出装置の取付部近傍を拡大して示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るイオン送出装置の取付部近傍を拡大して示す断面図である。
<第1実施形態>
以下に本発明の第1実施形態を図面の参照にて説明する。図1、図2は第1実施形態のイオン送出装置1の側面図及び斜視図を示している。また、図3はイオン送出装置1の側面断面図を示している。
イオン送出装置1は天井に設置される天井設置型機器を構成する。イオン送出装置1は本体部10、連結部50及び取付部20を備えている。本体部10はイオンを含む空気を下方に吹出す。取付部20は後述する配線ダクト30と電気接続するとともにイオン送出装置1を吊り下げた状態で支持する。
本体部10は筐体11、制御基板12、モータ13、ファン14、イオン発生部15、フィルタ16、底面カバー17、支持フレーム40を備えている。
筺体11はイオン送出装置1の上面及び側面の外殻を構成する部材であり、樹脂から成る。筐体11は円筒状の第1、第2収納部111a、111b及び円錐台状の第3収納部111cを有し、各部に囲まれる空間は空洞になっている。第1収納部111aは第2収納部111bの上方に配され、第1収納部111aは第2収納部111bより径が小さい。また、第3収納部111cは第1収納部111aの上面中央部から上方に延びて形成され、第3収納部111cの上方に取付部20が配されている。
なお、筐体11内部には支持フレーム40が収納され、モータ13等は支持フレーム40に固定されている。このため、モータ13等の自重は支持フレーム40に掛かっており、取付部20は連結部50を介して支持フレーム40と連結している。なお、取付部20と支持フレーム40との連結構造については後で詳細に説明する。
第2収納部111bの底面には吸込口11aと吹出口11bが開口している。吸込口11aは第2収納部111bの底面中央部に配されている。吹出口11bは吸込口11aの外周側に配され、周方向に沿って等間隔に複数(本実施形態では4つ)設けられている。吸込口11aと吹出口11bとは送風ダクト18を介して第2収納部111b内で連通している。
第2収納部111bの底面下方には吸込口11aに対向して底面カバー17が設けられている。第2収納部111bの底面と底面カバー17との隙間から外気が吸込口10aに流入する。また、吸込口10aはフィルタ16で覆われている。フィルタ16は通気中に含まれる微細な塵埃を捕集する。底面カバー17はフィルタ16に捕集された塵埃が下方に落下するのを防止する。
第1収納部111a内には制御基板12及びモータ13が収納され、制御基板12はイオン送出装置1の各部の動作を制御する。モータ13は第1収納部111aの中央部に配されている。また、モータ13のモータ軸13aが第2収納部111bに延びてファン14が取り付けられている。ファン14は第2収納部111b内の送風ダクト18に配される。
なお、モータ軸13aの軸上に取付部20が位置する。これにより、イオン送出装置1を吊り下げた状態においてモータ13駆動時におけるイオン送出装置1の揺動を低減することができる。
ファン14はターボファン(遠心ファン)であり、ファン14の回転によって下方から吸引した空気を径方向外側に送風する。
ファン14の径方向外側にはイオン発生部15が周方向に等間隔で吹出口11bと同数(本実施形態では4個)設けられている。イオン発生部15は放電電極15aを有し、放電電極15aは送風ダクト18に臨んで配されている。
放電電極15aは、放電によりプラズマクラスター(登録商標)イオンと称するプラスイオンH+(H2O)m(mは任意の自然数)及びマイナスイオンO2 -(H2O)n(nは任意の自然数)を空気中に放出する。プラズマクラスターイオンは、除菌効果、脱臭効果、ウイルスの作用抑制効果、及び静電気抑制効果を有していることが知られている。なお、イオン発生部15は、空気中にプラズマクラスターイオン、あるいはマイナスイオンを放出することができるものであれば特に限定されるものではない。
ファン14が回転すると、ファン14の吸引力によって第2収納部111bの底面と底面カバー17との隙間から外気が吸込口11aに流入する。吸込口11aに流入した空気はフィルタ16を通って送風ダクト18に吸い込まれる。送風ダクト18に吸い込まれた空気はファン14から径方向外側に送出されて吹出口11bから吹出される。このとき、送風ダクト18に臨んで放電電極15aが設けられており、吐出口11bからは放電電極15aで生成されたイオン(プラズマクラスターイオン)含む空気が吹出される。
図4は天井に取り付けられる配線ダクト30の概略構成を示す説明図であり、図5はイオン送出装置1が配線ダクト30に吊り下げられた状態を示す説明図である。また、図6は取付部20近傍を拡大して示す断面図である。
イオン送出装置1の取付部20はポリカーボネートやABS等の樹脂から成る円筒状の筐体120によって外殻が構成される。取付部20の上端は上方へ突出した突出部21が設けられている。突出部21の周壁には係合片22が水平方向へ対向して2個突出している。突出部21の上端には金属端子21aが配されている。筺体120内部には電気配線(不図示)が通り、電気配線の一端は金属端子21aと電気接続している。また、電気配線の他端は連結部50及び第3収納部111cの内部を通って制御基板12、モータ13、イオン発生部15等と接続されている。
配線ダクト30は所定方向に延伸しており、溝部31、32を備えている。溝部31は配線ダクト30と同一方向に延伸して形成されている。また、溝部31の上壁には配線ダクト30と同一方向に延伸する電気端子(不図示)が配されている。溝部32は溝部31の両側壁に夫々形成され、配線ダクト30と同一方向に延伸して形成されている。
溝部31に突出部21を挿入して取付部20を水平方向に回転させることにより、係合片22が溝部32に挿入されて係合する。これにより、イオン送出装置1が配線ダクト30に吊り下げられた状態で支持される。
このとき、金属端子21aが配線ダクト30の電気端子に接触し、商用電源等の外部電源から配線ダクト30を介してイオン送出装置1に電力が供給される。
なお、取付部20を回転させて係合片22と溝部32との係合を解除することにより、イオン送出装置1を溝部31に沿って移動させることができる。
取付部20と本体部10とは連結部50を介して連結している(図6参照)。本体部10の上壁を形成する支持フレーム40の上壁41には貫通孔43(第1貫通孔)が開口する。取付部50の底壁120aには貫通孔23(第2貫通孔)が開口する。また、取付部50の内周面には環状の嵌合溝24が凹設される。
支持フレーム40の上部は第3収納部111cの内側に配されて第3収納部111cよりも径が小さい。また、第3収納部111cの上壁111dは支持フレーム40の上壁41の外周縁に係止されている。
連結部50は貫通部59、鍔部51、52、ナット56、58を有する。貫通部59はステンレス鋼等の金属により電気配線が通る貫通孔50aを中心軸上に備えて筒状に形成され、貫通孔43、23を貫通する。貫通部59の上下端には段差部59aが形成され、段差部59aから軸方向に雄ネジ部57が突出する。
鍔部51(第1鍔部)及び鍔部52(第2鍔部)は金属製のワッシャーにより形成され、雄ネジ部57に挿通される。金属製のナット56、58は雄ネジ部57に螺合し、鍔部51及び鍔部52を段差部59a上に締結する。鍔部51及び鍔部52は貫通部59の外周面から水平方向に突出する。
鍔部51は支持フレーム40の上壁41を掛止し、鍔部52は取付部20の嵌合溝24に嵌合される。この時、鍔部51と支持フレーム40の上壁41との間にはゴム等の環状の弾性体53が配される。
取付部20の筐体120は貫通孔23を通る縦断面で分割可能に形成されている。イオン発生装置1の組み立て時には、ナット58により下方の鍔部51を締結した貫通部59が弾性体53を挟んで下方から貫通孔43に挿通される。次に、ナット56により上方の鍔部52が締結される。次に、分割された取付部20が嵌合溝24に鍔部52を嵌合して連結部50の外周に被せられる。これにより、イオン発生装置1を容易に組み立てることができる。
イオン送出装置1が配線ダクト30に吊り下げられた状態において、第3収納部111cが支持フレーム40に係止されるため本体部10の自重が支持フレーム40の上壁41に集中する。これにより、支持フレーム40の上壁41には鉛直下向きに力が働く(矢印A)。
取付部20は配線ダクト30に係合して固定され、連結部50は鍔部52が嵌合溝24に嵌合して取付部20に固定されている。また、鍔部51は弾性体53を介して支持フレーム40の上壁41を掛止している。このため、弾性体53が上壁41から鉛直下向きの力(矢印A)を受けて弾性変形し、取付部20の底壁120aと本体部10の上壁41との間に隙間が形成される。
これにより、地震によって重量の大きい本体部10が慣性により揺動した際に、本体部10から取付部20が受ける荷重は隙間により低減され、連結部50が受ける荷重は弾性体53により低減される。これにより、取付部20や連結部50の破損が防止される。
本実施形態によると、連結部50が本体部10の上壁41を掛止する鍔部51(第1鍔部)と取付部20の嵌合溝24に嵌合する鍔部52(第2鍔部)とを有する。また、本体部10の上壁41と鍔部51との間に弾性体53を配置して本体部10の自重により取付部20と本体部10との間に隙間が形成される。
このため、地震発生時に慣性により揺動する本体部10から取付部20が受ける荷重は隙間により低減され、連結部50が受ける荷重は弾性体53により低減される。これにより、取付部20や連結部50の破損によるイオン送出装置1の落下が防止され、イオン送出装置1の安全性を向上することができる。
また、連結部50が貫通部59の雄ネジ部57にワッシャーを挿通してナット56、58により締結して形成される。鍔部51及び鍔部52を有する連結部50を容易に実現することができる。
また、取付部20が貫通孔23を通る縦断面で分割可能に形成されるため、イオン送出装置1を容易に組み立てることができる。
また、取付部20の筐体120が樹脂により形成され、貫通部59、鍔部51及び鍔部52を形成するワッシャー及びナット56、58を金属により形成することにより、取付部20と本体部10とを強固に連結することができる。
また、連結部50の中心軸に沿って貫通孔50aを形成することにより、貫通孔50aを介して電気配線を取付部20から本体部10へ引き出すことができる。なお、連結部50に貫通孔50aを形成しない場合、連結部50以外に貫通孔を形成して電気配線を取付部20から本体部10へ引出すことができる。
<第2実施形態>
図7は第2実施形態に係る取付部20近傍を拡大して示す断面図である。第2実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第1実施形態に対して第2実施形態は連結部50の形状が異なる。具体的には、第1実施形態では連結部50の貫通部59の軸方向の両端部に雄ネジ部57を設けて鍔部51、52を取り付けているが、第2実施形態では貫通部59の下端のみに雄ネジ部57を設けられている。また、貫通部59の上端が貫通部59と一体に形成された頭部56aを備える。これにより、ナット56を締結する作業が省かれ、組立作業性が向上する。
<第3実施形態>
図8は第3実施形態に係る取付部20近傍を拡大して示す断面図である。第3実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第1実施形態に対して第3実施形態は連結部50の形状が異なる。具体的には、第1実施形態では連結部50の貫通部59の軸方向の両端部に雄ネジ部57を設けて鍔部51、52を取り付けているが、第3実施形態では貫通部59の下端のみに雄ネジ部57を設け、貫通部59の上端が鍔部52aと一体に形成されている。これにより、鍔部(ワッシャー)52を挿通してナット56を締結する作業が省かれ、組立作業性が向上する。
上記実施形態において、イオン送出装置1について説明しているが、屋内の天井に取り付けられる送風装置、照明器具等の他の天井設置型機器でも同様の構成によって安全性を向上することができる。
次に本発明の効果について、実施例及び比較例を用いて具体的に説明する。表1、表2はイオン送出装置1の耐震性能について評価を行った結果を示している。表1は上述の図6の構造を有する実施例についての評価結果であり、表2は本体部10と鍔部51との間の弾性体53を省いた比較例についての評価結果である。
耐震性の評価は実施例及び比較例に係るイオン送出装置1を配線ダクト30に吊り下げた状態で配線ダクト30に振幅300gal、800galの水平方向の振動を周波数1.43Hz、2.0Hz、3.34Hzの周期で夫々5分間与えて評価を行った。
Figure 2016161075
Figure 2016161075
表1によると、本発明に係るイオン送出装置1では振幅300gal、800galの水平方向の振動を周波数1.43Hz、2.0Hz、3.34Hzで5分間与えても本体部10及び取付部20に破損は確認されなかった(○)。一方、比較例に係るイオン送出装置では振幅800galの水平方向の振動を周波数3.34Hzで5分間与えた時に取付部20に破損が確認された(×)。
本発明によると、屋内の天井に取り付けられるイオン送出装置、送風装置、照明器具等の天井設置型機器に利用することができる。
1 イオン送出装置
10 本体部
11 筐体
11a 吸込口
11b 吹出口
12 制御基板
13 モータ
14 ファン
15 イオン発生部
16 フィルタ
17 底面カバー
18 送風ダクト
20 取付部
21 突出部
21a 金属端子
22 係合片
23、43 貫通孔
24 嵌合溝
30 配線ダクト
31、32 溝部
40 支持フレーム
41 上壁
50 連結部
51、52 鍔部
53 弾性体
56、58 ナット
57 雄ネジ部
59 貫通部
59a 段差部

Claims (6)

  1. 上壁に第1貫通孔を開口する本体部と、屋内の天井に取り付けられて底壁に第2貫通孔を開口する筒状の取付部と、第1貫通孔及び第2貫通孔を貫通して前記本体部と前記取付部とを連結する連結部とを備えた天井設置型機器において、前記連結部が外周面から突出して前記本体部の上壁を掛止する第1鍔部と、外周面から突出して前記取付部の内周面に形成される環状の嵌合溝に嵌合する第2鍔部とを有するとともに、前記本体部の上壁と第1鍔部との間に弾性体を配置し、前記本体部の自重によって前記取付部と前記本体部との間に隙間を形成したことを特徴とする天井設置型機器。
  2. 前記連結部が、第1貫通孔及び第2貫通孔に貫通して軸方向の端部に形成される段差部から雄ネジ部を突設した貫通部と、前記雄ネジ部に挿通されるワッシャーと、前記雄ネジ部に螺合して前記ワッシャーを前記段差部上に締結するナットとを有し、前記ワッシャーによって第1鍔部または第2鍔部を形成することを特徴とする請求項1に記載の天井設置型機器。
  3. 前記ワッシャーによって第2鍔部を形成し、前記取付部が第2貫通孔を通る縦断面で分割可能に形成されることを特徴とする請求項2に記載の天井設置型機器。
  4. 前記取付部が樹脂により形成され、前記貫通部、前記ワッシャー及び前記ナットが金属により形成されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の天井設置型機器。
  5. 前記連結部の中心軸に沿って貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の天井設置型機器。
  6. 前記本体部に開口する吸込口と吹出口とを連結する送風ダクト内に送風ファンを配置したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の天井設置型機器。
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