JP2019085769A - 安全標識追跡システム及び追跡装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このように、安全標識は、車両の運転者に対して注意を促すと同時に、工事現場の作業員、事故処理作業員、事故処理の検証員、車線規制等の誘導員等の安全を確保するための侵入規制区域を確保する役割を持っている。
そのため、車両が進入された場合に警報を発して作業員に対して注意を促すシステムが提案されている。
また、従来のシステムでは安全標識の車両の侵入による発光制御又は警告音による作業員への報知を行っているが、管理者又は作業者へ安全標識の移動を知らせるものではないため、回収作業に手間を要するという問題があった。
図1は、実施形態の安全標識としてのロードコーン5が載置された状態を示す平面図である。図2は、実施形態のロードコーン5が載置された状態の一部を拡大した斜視図である。図3は、実施形態の安全標識追跡システム1の全体構成を示す概念図である。
子機10は、規制場所2にある複数のロードコーン5の円錐状の本体6に装着されるが、ロードコーン5だけでなく、矢印案内看板8に装着する場合もある。
これら無線装置12、40、52は、近距離無線規格のIEEE802.15.4に代表される2.4GHz帯の無線規格を採用しており、その他に868MHz帯、915MHz帯及び920MHz帯等の無線規格がある。これら無線規格は、消費電力が少なくてすむため、数ヶ月から年単位での電池等により駆動が可能である。尚、無線規格のIEEE802.15.4に限らず、IEEE802.11やIEEE802.15.1等の無線規格であっても良い。
モーションセンサ13は、3軸の加速度センサで構成され、3軸の値(X軸値、Y軸値、Z軸値)を取得している。モーションセンサ13は、この3軸の値からモーションセンサの変位を取得し、これら値の内一つでも所定以上の変位をすれば、マイクロコンピュータ15に3軸の値を無線装置12を介し、後述するパーソナルコンピュータPCへ送信する仕様となっている。そして、パーソナルコンピュータPCは、この3軸の値からロードコーン5が移動したのか転倒したのかを判断している。尚、パーソナルコンピュータPCで判断するのではなく子機10により移動したのか又は転倒したのかを判断し、パーソナルコンピュータPCにその状態を送信しても良い。
6軸測定することによって、ロードコーン5が転倒しロードコーンが向いている方向を測定することも可能であり、また車両により飛ばされた方向も把握することが可能であるので、通信がその後途絶えても管理者M2はロードコーン5が飛ばされた位置の予測がし易くなる。
初期処理部21は、起動時のイニシャライズ処理やマイクロコンピュータ15のI/Oポートの設定や各種処理の登録設定を行っている。
GPSデータ取得部22は、約1秒から30秒程度の定周期でGPSモジュール11のデータを取得している。データを取得する周期は電池の消耗具合により決定される。
送信処理部24は、上述したGPSデータ取得部22及びGPSデータ取得部22から取得したデータを親機30に送信する処理を行っている。
ライブラリ群25は、マイクロコンピュータ15の基本制御や機器からの割り込み制御、無線通信制御の基本データが収められ、この基本データを予め設定しソフトウエア20上で使用することも可能である。
ソフトウエア20は、電源がONしてから電源OFFとなるまで上述した1連のプログラムを繰り返し制御している。
携帯報知装置50は、親機30からの「報知指示」の通知を無線装置52により待ち受け、通知があればマイクロコンピュータ56からブザー53及び点灯表示部54に指令を行う。
初期処理部61は、起動時のイニシャライズ処理やマイクロコンピュータ56のI/Oポートの設定や各種処理の登録設定を行っている。
鳴動制御部63は、親機30からの通知に従い、ブザー53、鳴動停止スイッチ55及び点灯表示部54を制御している。
次に、ライブラリ群64は、マイクロコンピュータ56の基本制御や機器からの割り込み制御、無線通信制御の基本データが収められ、この基本データを予め設定しソフトウエア60上で使用することも可能である。
ソフトウエア60は、電源がONしてから電源OFFとなるまで上述した一連のプログラムを繰り返し制御している。
パーソナルコンピュータPCは、CPU、ROM、RAM及び多くの記憶容量を持つハードディスクを内蔵し、オペレーションシステムにより起動し、管理アプリケーション31を制御することが可能である。パーソナルコンピュータPCは、電話回線を利用しインターネット網に接続することが可能な無線機器と接続され、そのインターネット網に接続する電話回線アンテナ45が設けられている。
無線装置40は、上述したように子機10及び携帯報知装置50と無線通信が可能である。無線装置40は、通信距離を伸ばすため無線アンテナ41が設けられている。
管理アプリケーション31は、主に初期処理部32、入力処理部33、地図処理部34、受信処理部35、送信処理部36及びAPI群37から構成される。
初期処理部32は、起動時のイニシャライズ処理やパーソナルコンピュータPCのI/Oポートの設定や各種処理の登録設定を行っている。
入力処理部33は、後述する画面表示部70(図10)の画面操作に応じた入力に基づいて各処理を行う。
受信処理部35は、子機10からのデータ受信、受信データの解析、子機10の状態判定、子機10の状態表示の更新及び受信履歴の表示の更新を行っている。
送信処理部36は、携帯報知装置50へのデータ送信を行っている。API群37は、上述した処理部の入力制御、表示制御、通信制御等のパーソナルコンピュータPCの基本処理を行っている。
操作部71は、画面表示の切り替えを行う「表示切替」ボタン、地図アプリケーションや子機10のマーカー表示75等の設定の入力を行う「設定」ボタン、マウスやタッチペン等の操作を受け付ける「操作切替」ボタン、管理アプリケーション31を終了する「アプリケーション終了」ボタン等が設けられている。
また、ロードコーン5の異常状態を転倒及び移動と管理することが可能であるため、ロードコーン5の状態を把握しながら対処することが可能である。また、GPSが補足できなくなった後の、最後の位置をマーカー75に表示することにより、車両により飛ばされて子機10が破損した場合であっても、管理者M2や作業員M1は位置の予測がし易く回収作業に役立てることが可能である。
図マーカー75bは、車両等に接触し飛ばされた状態を現している。図のようにGPSにより位置が補足できる間は、ロードコーン5が移動していることをマーカー75bで表示をしており、地図表示部72上には移動軌跡77aが表示されている。また、受信履歴一覧73にも、どの方向に移動したのかが表示されており、「13:55、3F220002、移動、東北東」と移動位置を示している。
このように、不測の事態で位置情報を取得できないロードコーン5があったとしても最後に記載された位置や予測軌跡によって位置の特定が迅速にし易くなり、回収作業が早く完了することができる。
状態表示部74は、管理アプリケーション31の状態、例えば、図10に示すように子機の受信中である表示及び携帯報知装置50への「報知指示」の通知等を表示している。
情報一覧表81は、親機30とのネットワークを構成する例えばPAN ID及び子機10毎に異なる個別のアドレスから構成される識別番号、緯度のデータ、経度のデータ、GPSから取得した日時のデータ、管理アプリケーション31が判定したロードコーン5の状態及びロードコーン5の通信状態を表し、通信の有無の情報が表示されている。例えば、管理アプリケーション31は、通信がない場合には、通信がない子機10の位置情報や状態情報だけは更新せずに、最後の通信状態を保ち、通信がない子機10だけは地図表示部72及び受信履歴一覧73も更新せずに表示する。
このように管理アプリケーション31は、更新せずに表示することで管理者M2は、最後の情報を手掛かりにロードコーン5を探しやすくなる。
先ず、子機10は、電源がONすることにより(S10)、マイクロコンピュータ15のソフトウエア20のプログラムが起動する(S11)。そして、マイクロコンピュータ15は、イニシャライズ処理を行う(S12)。マイクロコンピュータ15は、GPSモジュール11からの経度、緯度、日時等のデータを定周期により取得する(S13)。定周期は、1秒から30秒程度で設定され電池の消費電力に応じて決定される。
マイクロコンピュータ15は、GPSモジュール11又はモーションセンサ13からのデータを取得した場合には、これらデータを親機30に送信する(S16)。
そして、マイクロコンピュータ15は、電源がOFFとなるまで(S17)、S13からS16の処理を繰り返し実行する。
)。そして、管理アプリケーション31は、イニシャライズ処理を行う(S22)。管理アプリケーション31は、地図のWebサイトへ接続し、親機30の現在地を取得する(S23)。
そして、管理アプリケーション31は、子機10の転倒又は移動等の状態を判定する(S26)。また、管理アプリケーション31は、同時に子機10の位置を地図上にマーカー75で表示し(S27)、受信履歴一覧73に受信履歴を表示する(S28)。子機10は、複数あるので、管理アプリケーション31は、子機10からのデータを受信する度に、画像表示部70に表示するデータを更新する。
そして、 管理アプリケーション31は、管理アプリケーション31を終了するまで(S1)、S14からS29の処理を繰り返し実行する。
そして、マイクロコンピュータ56は、電源がOFFとなるまで(S52)、S43からS51の処理を繰り返し実行する。
また、キャップ部84の側面の周囲にLEDを配置し、LEDを点滅表示等を行い、夜間車両から見易くするように工夫を行っても良い。
尚、上述した子機10は、ロードコーン5又は矢印案内看板8に装着する方法は、固着に限らずクリップ等により把持する方法や粘着剤で固定する方法、引っ掛けて保持する方法等様々な方法が考えられる。
子機110は、単一型乾電池94と同じ大きさ形状に形成され、塩化ビニル等の樹脂で成形した筒状の筐体部115が設けられている。子機110は、側面にGPSモジュール11dを設け、GPSアンテナ18dが露出している。
尚、子機110は、単一型乾電池94の大きさで形成したが、単一型乾電池を直列配置した二本分の長さ形成してもよく、LED発光装置90内に内蔵できる大きさであれば良い。また、その場合には、子機110は、DC3Vを電源装置114にて生成し、LED93に供給しても良い。
以下に本実施形態の技術的特徴点の一例を括弧に内に示すが、特に限定するものでもなく例示しているものであり、これら特徴から考えられる効果についても記載する。
規制区域(例えば、主に規制場所2)の境界に設置される複数の安全標識(例えば、主にロードコーン5、矢印案内看板8)と、前記安全標識が設置される位置に関する情報を人工衛星から取得する位置情報取得手段(例えば、主に子機10、GPSモジュール11、マイクロコンピュータ15)と、複数の前記安全標識の前記位置情報取得手段の情報を取得し管理する管理装置(例えば、主に親機30、パーソナルコンピュータPC)と、を備え、前記管理装置は、少なくとも前記規制区域の地図を表示する地図表示部(例えば、主に地図表示部72)と、前記地図表示部上に複数の前記安全標識の位置を同時に表示する安全標識位置表示手段(例えば、主にマーカー75)と、を備えたことを特徴とする。
前記安全標識は、前記安全標識が傾斜又は移動したことを検知する状態検知手段(例えば、主にモーションセンサ13)を備え、前記管理装置は、前記状態検知手段から取得した情報から前記安全標識が移動又は傾斜である場合に、前記安全標識位置表示手段を通常時とは異なる態様で表示する異常表示手段(例えば、主にマーカー75の点滅表示や通常時との色の変化(青から赤、オレンジ等))を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、安全標識に異常が発生した場合に、地図上で認識しやすく表示されることから、管理者は、作業員に対して的確に指示が可能であるので、回収作業が容易になる。
前記規制区域の作業員が携帯する携帯報知手段(例えば、主に携帯報知装置50)を備え、前記管理装置は、前記状態検知手段から取得した情報から前記安全標識が移動又は傾斜である場合に、前記携帯報知手段に無線通信により前記安全標識の状態を送信する報知送信手段(例えば、主にS29の処理)を備え、前記携帯報知手段は、前記報知送信手段を受信すると前記作業員に報知する報知手段(例えば、主にブザー53)を備えたことを特徴とする。
前記安全標識は、前記位置情報取得手段からの位置に関する情報を前記管理装置へ無線通信により送信する無線通信手段(例えば、主に無線装置12)と、前記管理装置は、前記無線通信手段が不通となった場合に、前記安全標識の位置に関する情報は更新することなく、不通となる直前の前記安全標識位置表示手段を表示することを特徴とする。
以上の特徴によって、本発明は、更新せずに直前の安全標識位置表示手段を表示することにより、管理者は、最後の情報を手がかり安全標識を探しやすくなる。
前記管理装置は、前記地図表示部と併設し、前記位置情報取得手段から送られてくるデータの受信状況の履歴を前記安全標識毎に表示する履歴表示手段(例えば、主に受信履歴一覧73)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、安全標識毎に履歴を確認することができるため、安全標識が異常が無いかどうかを管理者が把握することができるため、安全標識の管理が容易となる。
前記安全標識の位置を前記地図表示部上で区別するために、前記安全標識位置表示手段に個別の番号を付した個別番号表示手段(例えば、主にマーカー75に表示した識別番号)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、移動があった安全標識の把握や並べた順番通りに整列しているか等の安全標識の管理に適している。
前記個別番号表示手段と対応し、前記無線通信手段の通信の区別に使用される識別番号(例えば、主に識別番号)を備えたを備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、識別番号により無線のグループから個別のアドレスまで管理することができるため、管理装置での使用も一括に管理することができるためプログラム操作が容易となる。また、管理者の把握もし易く、容易に作業を行うことが可能となる。
前記安全標識追跡システムに使用され、前記安全標識に装着される安全標識追跡装置であって、前記安全標識の円錐状の胴体(例えば、主に本体6a)の先端に貫通した貫通穴(例えば、主に貫通穴7a)を設け、前記貫通穴に嵌合する円筒状の筐体(例えば、主に筐体82)と、前記管理装置と無線通信するアンテナ(例えば、主にアンテナ19)を備えたキャップ部(例えば、主にキャップ部84)と、前記キャップ部は前記貫通穴よりも大きく設け、前記安全標識に保持される鍔部(例えば、主に鍔83)と、前記アンテナは前記安全標識よりも高い位置で保持されることを特徴とする。
追跡装置(例えば、主に子機110)の位置に関する情報を人工衛星からの信号により取得する位置情報取得手段(例えば、主にGPSモジュール11d)と、前記追跡装置の姿勢の状態を検知する状態検知手段(例えば、主にモーションセンサ13d)と、前記位置情報取得手段からの前記追跡装置の位置に関する情報と、前記状態検知手段から得られた前記追跡装置の姿勢に関する情報とを、外部の管理装置(例えば、主に親機30)に送信する送信装置(例えば、主に無線装置12d)と、上端及び下端に他の機器(例えば、主にLED発光装置90)が動作する電力を供給する端子(例えば、主にスイッチ内蔵プラス端子111、マイナス端子112)と、を備えたことを特徴とする。
前記端子は、前記追跡装置を起動する電源のスイッチ(例えば、主にスイッチ113)を設けたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、作業員がスイッチを入れ忘れることはなく、挿入するだけの簡単な作業であるため容易である。
前記他の機器は、安全標識(例えば、主にロードコーン5d)に装着され、発光源により点滅表示し外部に報知する発光装置(例えば、主にLED発光装置90)と、前記追跡装置を前記発光装置に挿入し、装着することにより前記スイッチが作動する作動手段(例えば、タクトスイッチに代表される入力用のスイッチ1113)と、を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、安全装置に装着するだけで追跡装置の電源が入るため作業性が向上するだけでなく、誰でも簡単に扱うことが可能である。
5、5a、5b、5d…ロードコーン、6、6a、6b…本体、7a…貫通穴、
8、8c…貫通穴、9b…土台、10・110…子機、11、11d…GPSモジュール、
12、12d、40、52…無線装置、13、13d…モーションセンサ、16…錘、
14d、14、51…電池、15、15d、56…マイクロコンピュータ、
20、60…ソフトウエア、21、32、61…初期処理部、22…GPSデータ取得部、23…センサデータ取得部、24…送信処理部、25、64…ライブラリ群、30…親機、
31…管理アプリケーション、33…入力処理部、34…地図処理部、
35、62…受信処理部、36…送信処理部、37…API群、41…無線アンテナ、
50…携帯報知装置、53…ブザー、54…点灯表示部、55…鳴動停止スイッチ、
63…鳴動制御部、70…画面表示部、71…操作部、72…地図表示部、
73…受信履歴一覧、74…状態表示部、75、75a、75b…マーカー、76…道路、77a…移動軌跡、77b…予想軌跡、81…情報一覧表、82…筐体、83、96…鍔、
84…キャップ部、90…LED発光装置、91…上部筐体、92…下部筐体、93…LED、94…単一型乾電池、95…電池収納部、111…スイッチ内蔵プラス端子、112…マイナス端子、113…スイッチ、114…電源装置、115…筐体部、
C…車両、SC…作業車。
Claims (12)
- 規制区域の境界に設置される複数の安全標識と、
前記安全標識が設置される位置に関する情報を人工衛星から取得する位置情報取得手段と、
複数の前記安全標識の前記位置情報取得手段の情報を取得し管理する管理装置と、を備え、
前記管理装置は、少なくとも前記規制区域の地図を表示する地図表示部と、
前記地図表示部上に複数の前記安全標識の位置を同時に表示する安全標識位置表示手段と、を備えたことを特徴とする安全標識追跡システム。 - 前記安全標識は、前記安全標識が傾斜又は移動したことを検知する状態検知手段を備え、
前記管理装置は、前記状態検知手段から取得した情報から前記安全標識が移動又は傾斜である場合に、前記安全標識位置表示手段を通常時とは異なる態様で表示する異常表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の安全標識追跡システム。 - 前記規制区域の作業員が携帯する携帯報知手段を備え、
前記管理装置は、前記状態検知手段から取得した情報から前記安全標識が移動又は傾斜である場合に、前記携帯報知手段に無線通信により前記安全標識の状態を送信する報知送信手段を備え、
前記携帯報知手段は、前記報知送信手段を受信すると前記作業員に報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の安全標識追跡システム。 - 前記安全標識は、前記位置情報取得手段からの位置に関する情報を前記管理装置へ無線通信により送信する無線通信手段と、
前記管理装置は、前記無線通信手段が不通となった場合に、前記安全標識の位置に関する情報は更新することなく、不通となる直前の前記安全標識位置表示手段を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の安全標識追跡システム。 - 前記管理装置は、前記地図表示部と併設し、前記位置情報取得手段から送られてくるデータの受信状況の履歴を前記安全標識毎に表示する履歴表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の安全標識追跡システム。
- 前記安全標識の位置を前記地図表示部上で区別するために、前記安全標識位置表示手段に個別の番号を付した個別番号表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の安全標識追跡システム。
- 前記個別番号表示手段と対応し、前記無線通信手段の通信の区別に使用される識別番号を備えたを備えたことを特徴とする請求項6に記載の安全標識追跡システム。
- 前記請求項1乃至請求項7の前記安全標識追跡システムに使用され、前記安全標識に装着される追跡装置であって、
前記安全標識の円錐状の胴体の先端に貫通した貫通穴を設け、
前記貫通穴に嵌合する円筒状の筐体と、
前記管理装置と無線通信するアンテナを備えたキャップ部と、
前記キャップ部は前記貫通穴よりも大きく設け、前記安全標識に保持される鍔部と、
前記アンテナは前記安全標識よりも高い位置で保持されることを特徴とする追跡装置。 - 追跡装置の位置に関する情報を人工衛星からの信号により取得する位置情報取得手段と、
前記追跡装置の姿勢の状態を検知する状態検知手段と、
前記位置情報取得手段からの前記追跡装置の位置に関する情報と、前記状態検知手段から得られた前記追跡装置の姿勢に関する情報とを、外部の管理装置に送信する送信装置と、
上端及び下端に他の機器が動作する電力を供給する端子と、を備えたことを特徴とする追跡装置。 - 前記端子は、前記追跡装置を起動する電源のスイッチを設けたことを特徴とする請求項9に記載の追跡装置。
- 前記他の機器は、安全標識に装着され、発光源により点滅表示し外部に報知する発光装置と、
前記追跡装置を前記発光装置に挿入し、装着することにより前記スイッチが作動する作動手段と、を備えたことを特徴とする請求項10に記載の追跡装置。 - 前記請求項1乃至請求項7に記載の安全標識追跡システムに使用することを特徴とする請求項9乃至請求項11の何れか一項に記載の追跡装置。
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