JP2019085769A - 安全標識追跡システム及び追跡装置 - Google Patents

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【課題】安全標識を回収する作業を容易且つ的確に行え、また安全標識の配置や状態が変化した場合であっても、作業員に対し安全標識の状態を的確に報知することができるシステム及び装置を提供する。【解決手段】規制区域2の境界に設置される複数の安全標識5と、安全標識5が設置される位置に関する情報を人工衛星から取得する位置情報取得手段10と、複数の安全標識の位置情報取得手段の情報を取得し管理する管理装置PCと、を備え、前記管理装置は、少なくとも前記規制区域の地図を表示する地図表示部と、地図表示部上に複数の安全標識の位置を同時に表示する安全標識位置表示手段と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、道路に設置される安全標識の位置や状態の確認又は複数の安全標識を管理するシステム及び装置に関する。
従来からロードコーンや矢印が表示される矢印看板等の安全標識は、工事現場、事故処理現場、事故検証現場、車両の車線を規制するときの案内として現場区域内に車両が進入しないように高速道路や一般道路等に利用されている。
このように、安全標識は、車両の運転者に対して注意を促すと同時に、工事現場の作業員、事故処理作業員、事故処理の検証員、車線規制等の誘導員等の安全を確保するための侵入規制区域を確保する役割を持っている。
しかし、車両の中には暴走し、安全標識をなぎ倒し、作業員等の安全が脅かされる場合がある。
そのため、車両が進入された場合に警報を発して作業員に対して注意を促すシステムが提案されている。
例えば、特許文献1に、車両侵入警報システムが開示されており、車両侵入警報システムは、現場区域の境界に設置される複数のロードコーンと主送受信装置とからなる。各ロードコーンは、それぞれ、当該ロードコーンが移動又は傾斜したことを検知したとき警報信号を出力する検知手段と、警報信号を送信する送信手段と、制御信号を受信する受信手段と、発光部と、制御信号に対応して、発光部の発光パターンを制御する制御手段とを備える。何れかのロードコーンの送信手段が警報信号を送信したとき、残りの複数のロードコーンの受信手段に制御信号が受信され、これらロードコーンの制御手段は、それぞれ当該ロードコーンの発光部の発光パターンを警報用の発光パターンに制御する。
特開2016−29248号公報
しかしながら、安全標識は、車両になぎ倒された後、最初に載置された位置から離れてしまうことがあり、特に高速道路等では、車両の通行の安全を確保するために作業の後は、全ての安全標識を回収しなくてはならず、これら安全標識の位置を把握することが大変重要となる。また、安全標識を回収するまでは作業が完了できないために、作業員は迅速且つ的確に回収する必要がある。
また、従来のシステムでは安全標識の車両の侵入による発光制御又は警告音による作業員への報知を行っているが、管理者又は作業者へ安全標識の移動を知らせるものではないため、回収作業に手間を要するという問題があった。
本発明は、安全標識を回収する作業を容易且つ的確に行え、また安全標識の配置や状態が変化した場合であっても、作業員に対し安全標識の状態を的確に報知することができるシステム及び装置を提供することにある。
規制区域の境界に設置される複数の安全標識と、前記安全標識が設置される位置に関する情報を人工衛星から取得する位置情報取得手段と、複数の前記安全標識の前記位置情報取得手段の情報を取得し管理する管理装置と、を備え、前記管理装置は、少なくとも前記規制区域の地図を表示する地図表示部と、前記地図表示部上に複数の前記安全標識の位置を同時に表示する安全標識位置表示手段と、を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、複数の安全標識の位置を同時に地図上で把握することが可能であるために、管理者は安全標識の回収状態も確認が出来ると共に、回収指示もしやすく、また回収作業が素早く容易となる。
図1は、実施形態の安全標識が載置された状態を示す平面図である。 図2は、実施形態の安全標識が載置された状態の一部を拡大した斜視図である。 図3は、実施形態の安全標識追跡システムの全体構成を示す概要図である。 図4は、実施形態の安全標識に装着される子機のブロック構成図である。 図5は、実施形態の安全標識に装着される子機のソフトウエアの構成図である。 図6は、実施形態の作業員が携帯する携帯報知装置のブロック構成図である。 図7は、実施形態の作業員が携帯する携帯報知装置のソフトウエアの構成図である。 図8は、実施形態の安全標識追跡システムの親機のブロック構成図である。 図9は、実施形態の安全標識追跡システムの親機の管理アプリケーションのソフトウエアの構成図である。 図10は、実施形態の安全標識追跡システムの親機の管理アプリケーションの操作画面の概要図である。 図11は、実施形態の安全標識追跡システムの親機の管理アプリケーションの操作画面の一部である地図画面の説明図である。 図12は、実施形態の安全標識追跡システムの親機に収納されるデータの一例である。 図13は、実施形態の安全標識追跡システムのシーケンス図である。 図14は、実施形態の追跡装置の他の例を示す概要図である。 図15は、実施形態の地図表示部の他の例を示す概要図である。 図16は、実施形態の安全標識に装着される子機の他の例を示す概要図である。 図17は、実施形態の安全標識に装着される子機の他の例を示すブロック図である。
本発明にかかる表示装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
図1乃至図17を参照して、本実施形態の安全標識追跡システム及び追跡装置を高速道路の車線規制に利用した例を示して以下に説明する。
図1は、実施形態の安全標識としてのロードコーン5が載置された状態を示す平面図である。図2は、実施形態のロードコーン5が載置された状態の一部を拡大した斜視図である。図3は、実施形態の安全標識追跡システム1の全体構成を示す概念図である。
図1及び図2に示すように車両Cの高速道路の車線規制に、複数のロードコーン5が使用されている。ロードコーン5は、二車線のレーンが徐々に一車線に規制されるように配置されている。この車線規制の作業員M1及び作業車SCは、ロードコーン5に囲われ安全を確保されている。
図3に、安全標識追跡システム1の全体構成を示す。安全標識追跡システム1は、主にロードコーン5に装着される子機10と、作業現場4の作業員M1が装着する携帯報知装置50及び作業車SCに載置される親機30から構成されている。
子機10は、規制場所2にある複数のロードコーン5の円錐状の本体6に装着されるが、ロードコーン5だけでなく、矢印案内看板8に装着する場合もある。
親機30は、管理場所3にある作業車SC内(図1及び図2)で管理者M2が管理できるようにパーソナルコンピュータPCに子機10の状態を無線により受信する無線装置40を備えている。
これら無線装置12、40、52は、近距離無線規格のIEEE802.15.4に代表される2.4GHz帯の無線規格を採用しており、その他に868MHz帯、915MHz帯及び920MHz帯等の無線規格がある。これら無線規格は、消費電力が少なくてすむため、数ヶ月から年単位での電池等により駆動が可能である。尚、無線規格のIEEE802.15.4に限らず、IEEE802.11やIEEE802.15.1等の無線規格であっても良い。
次に、図4及び図5を参照し子機10を詳細に説明する。図4は、実施形態のロードコーン5等に装着される子機10のブロック構成図である。図5は、実施形態のロードコーン5等に装着される子機10のソフトウエア20の構成図である。
子機10は、図4に示すように、主に電池14、マイクロコンピュータ15、GPS(全地球測位システム)モジュール11、無線装置12及びモーションセンサ13により構成されている。電池14は、乾電池やリチュウム電池等が使用可能であり交換可能な構造としている。また、電池14は、太陽電池パネルにより充電して使用することも可能である。マイクロコンピュータ15は、CPU、ROM及びRAMを搭載し、内蔵されるソフトウエア20により、GPSモジュール11、モーションセンサ13及び無線装置12に指令を行い、これらのデータの送受信を制御している。
GPSモジュール11は、GPSアンテナ18と接続し衛星から経度、緯度及び日時に関するデータを所定間隔で受信している。衛星から得られるデータは、その他に高度の情報を取得しても良い。
モーションセンサ13は、3軸の加速度センサで構成され、3軸の値(X軸値、Y軸値、Z軸値)を取得している。モーションセンサ13は、この3軸の値からモーションセンサの変位を取得し、これら値の内一つでも所定以上の変位をすれば、マイクロコンピュータ15に3軸の値を無線装置12を介し、後述するパーソナルコンピュータPCへ送信する仕様となっている。そして、パーソナルコンピュータPCは、この3軸の値からロードコーン5が移動したのか転倒したのかを判断している。尚、パーソナルコンピュータPCで判断するのではなく子機10により移動したのか又は転倒したのかを判断し、パーソナルコンピュータPCにその状態を送信しても良い。
尚、モーションセンサ13は、3軸の加速度センサだけでなく、ジャイロセンサを更に搭載し、6軸により測定を行いロードコーン5の状態を監視しても良い。
6軸測定することによって、ロードコーン5が転倒しロードコーンが向いている方向を測定することも可能であり、また車両により飛ばされた方向も把握することが可能であるので、通信がその後途絶えても管理者M2はロードコーン5が飛ばされた位置の予測がし易くなる。
無線装置12は、アンテナ19と接続され、上述したように近距離無線規格のIEEE802.15.4に代表される2.4GHz帯の無線規格を採用しており、消費電力が少なくてすむため、数ヶ月から年単位での電池等による駆動が可能である。また、子機10毎に固有の識別番号が付与されており、識別番号は、親機30とのネットワークを構成する例えばPAN ID及び子機10毎に異なる個別のアドレスから構成される番号が付与されている。尚、子機の無線装置12と親機30との通信距離が届かない場合には、中継器を別に設けたり、また子機10の無線装置12そのものが中継機能を行うようにしても良い。
次に、図5を参照しソフトウエア20の構成について説明する。ソフトウエア20は、主に初期処理部21、GPSデータ取得部22、センサデータ取得部23、送信処理部24及びライブラリ群25から構成される。
初期処理部21は、起動時のイニシャライズ処理やマイクロコンピュータ15のI/Oポートの設定や各種処理の登録設定を行っている。
GPSデータ取得部22は、約1秒から30秒程度の定周期でGPSモジュール11のデータを取得している。データを取得する周期は電池の消耗具合により決定される。
センサデータ取得部23は、モーションセンサ13の加速度センサのX軸値、Y軸値及びZ軸値の何れかの値が、加速度センサに設定された閾値より大きな値が発生したときに、モーションセンサ13からマイクロコンピュータ15にデータが送られる。
送信処理部24は、上述したGPSデータ取得部22及びGPSデータ取得部22から取得したデータを親機30に送信する処理を行っている。
ライブラリ群25は、マイクロコンピュータ15の基本制御や機器からの割り込み制御、無線通信制御の基本データが収められ、この基本データを予め設定しソフトウエア20上で使用することも可能である。
ソフトウエア20は、電源がONしてから電源OFFとなるまで上述した1連のプログラムを繰り返し制御している。
次に、図6及び図7を参照し携帯報知装置50を詳細に説明する。図6は、実施形態の作業員M1が携帯する携帯報知装置50のブロック構成図である。図7は、実施形態の作業員M1が携帯する携帯報知装置50のソフトウエア60の構成図である。
携帯報知装置50は、図6に示すように主に電池51、マイクロコンピュータ56、無線装置52、ブザー53、点灯表示部54及び鳴動停止スイッチ55から構成されている。
携帯報知装置50は、親機30からの「報知指示」の通知を無線装置52により待ち受け、通知があればマイクロコンピュータ56からブザー53及び点灯表示部54に指令を行う。
電池51は、乾電池やリチュウム電池等が使用可能であり交換可能な構造としている。また、電池14は、太陽電池パネルにより充電して使用することも可能である。マイクロコンピュータ56は、CPU、ROM及びRAMを搭載し、内蔵されるソフトウエア60により、ブザー53、点灯表示部54、鳴動停止スイッチ55及び無線装置52に指令を行い、これら装置のデータの送受信を制御している。
ブザー53は、作業員M1に対してロードコーン5の移動又は転倒の通知を音で報知している。また、LED等で構成される点灯表示部54は、ブザー53が音による報知を行っている間、点滅の動作を行い、作業員M1に対してロードコーン5の移動又は転倒の通知を光で報知している。
鳴動停止スイッチ55は、作業員M1が操作し、ブザー53による報知を停止するスイッチである。この鳴動停止スイッチ55の操作により、点灯表示部54の点滅の動作も停止し、携帯報知装置50が作動中であることを知らせる点灯表示に切り替わる。また、ブザー53は、鳴動停止スイッチ55が操作されない場合であっても、ソフトウエア60のタイマー制御により所定時間経過後に停止する。
次に、図7を参照しソフトウエア60の構成について説明する。ソフトウエア60は、主に初期処理部61、鳴動制御部63、受信処理部62及びライブラリ群64から構成される。
初期処理部61は、起動時のイニシャライズ処理やマイクロコンピュータ56のI/Oポートの設定や各種処理の登録設定を行っている。
鳴動制御部63は、親機30からの通知に従い、ブザー53、鳴動停止スイッチ55及び点灯表示部54を制御している。
受信処理部62は、上述した親機30からの「報知指示」の通知を待ち受けており、親機30からの通知を受信すれば、プログラムに従って処理を行う。
次に、ライブラリ群64は、マイクロコンピュータ56の基本制御や機器からの割り込み制御、無線通信制御の基本データが収められ、この基本データを予め設定しソフトウエア60上で使用することも可能である。
ソフトウエア60は、電源がONしてから電源OFFとなるまで上述した一連のプログラムを繰り返し制御している。
次に、図8乃至図12を参照し、親機30を詳細に説明する。図8は、実施形態の安全標識追跡システム1の親機30のブロック構成図である。図9は、実施形態の安全標識追跡システム1の親機30の管理アプリケーション31のソフトウエアの構成図である。図10は、実施形態の安全標識追跡システム1の親機30の管理アプリケーション31の操作画面の概要図である。図11は、実施形態の安全標識追跡システム1の親機30の管理アプリケーション31の画面表示部70の一部である地図表示部72の説明図である。図12は、実施形態の安全標識追跡システム1の親機30に収納されるデータの一例である。
図8に示すように、親機30は、主にパーソナルコンピュータPC及び無線装置40から構成される。
パーソナルコンピュータPCは、CPU、ROM、RAM及び多くの記憶容量を持つハードディスクを内蔵し、オペレーションシステムにより起動し、管理アプリケーション31を制御することが可能である。パーソナルコンピュータPCは、電話回線を利用しインターネット網に接続することが可能な無線機器と接続され、そのインターネット網に接続する電話回線アンテナ45が設けられている。
尚、パーソナルコンピュータPCは、タブレット形式でも良く、また、携帯電話端末を使用することも可能である。
無線装置40は、上述したように子機10及び携帯報知装置50と無線通信が可能である。無線装置40は、通信距離を伸ばすため無線アンテナ41が設けられている。
次に、図9を参照し親機30の管理アプリケーション31のソフトウエアの構成について説明する。
管理アプリケーション31は、主に初期処理部32、入力処理部33、地図処理部34、受信処理部35、送信処理部36及びAPI群37から構成される。
初期処理部32は、起動時のイニシャライズ処理やパーソナルコンピュータPCのI/Oポートの設定や各種処理の登録設定を行っている。
入力処理部33は、後述する画面表示部70(図10)の画面操作に応じた入力に基づいて各処理を行う。
地図処理部34は、インターネット網に接続し、Webサイトの地図アプリケーションに接続及び設定処理を行っている。また、地図処理部34は、設定された地図アプリケーション上に子機10のプロット処理や表示の更新処理を行っている。
受信処理部35は、子機10からのデータ受信、受信データの解析、子機10の状態判定、子機10の状態表示の更新及び受信履歴の表示の更新を行っている。
送信処理部36は、携帯報知装置50へのデータ送信を行っている。API群37は、上述した処理部の入力制御、表示制御、通信制御等のパーソナルコンピュータPCの基本処理を行っている。
次に、図10乃至図12、及び図15を参照し、画像表示部70について説明する。画像表示部70は、操作部71、地図表示部72、受信履歴一覧73及び状態表示部74から構成される。
操作部71は、画面表示の切り替えを行う「表示切替」ボタン、地図アプリケーションや子機10のマーカー表示75等の設定の入力を行う「設定」ボタン、マウスやタッチペン等の操作を受け付ける「操作切替」ボタン、管理アプリケーション31を終了する「アプリケーション終了」ボタン等が設けられている。
地図表示部72は、規制場所2近辺の地図を表示すると共に子機10をマーカー75により表示を行っている。図11に示すように地図表示部72は、地図上に規制場所2の道路76の表示と子機10から送信される経度及び緯度に基づいた位置を識別番号毎にマーカー75を表示している。例えば、図12に示す識別番号3F220001の子機10は図11に示すマーカー75aの「01」を示している。識別番号毎に地図表示部72に表示することにより、移動があったロードコーン5の把握や並べた順番通りに整列しているか等のロードコーンの管理に適している。
マーカー75aは、正常時は青色を示し、ハッチングされている箇所の色を正常の状態と異なる赤等の色に変えて転倒状態であることを表示している。マーカー75bは、網掛けしている箇所の色を正常の状態と異なる赤等の色に変え、オレンジ色にて表示し、移動状態であることを表示している。また、電波の不通又はGPSが測位できなかった場合には最後の位置を表示し、上述したハッチングや網掛けの位置を点滅表示する等他の状態とは異なる態様にて表示することにより状態の区別がハッキリと認識でき、管理者M2から作業員M1に的確な指示を行うことが可能である。尚、マーカー75cは、現在の位置を示し正常の状態を表している。
このように地図上にロードコーン5毎の位置を表示して管理することにより、ロードコーン5が車両により飛ばされて移動した場合であっても追跡が可能であるため、素早く回収作業が可能である。
また、ロードコーン5の異常状態を転倒及び移動と管理することが可能であるため、ロードコーン5の状態を把握しながら対処することが可能である。また、GPSが補足できなくなった後の、最後の位置をマーカー75に表示することにより、車両により飛ばされて子機10が破損した場合であっても、管理者M2や作業員M1は位置の予測がし易く回収作業に役立てることが可能である。
次に、地図表示部72の別例を、図15に示す。上述した同じ箇所については同じ符号を付し、上述と同じであるために説明は省略する。
図マーカー75bは、車両等に接触し飛ばされた状態を現している。図のようにGPSにより位置が補足できる間は、ロードコーン5が移動していることをマーカー75bで表示をしており、地図表示部72上には移動軌跡77aが表示されている。また、受信履歴一覧73にも、どの方向に移動したのかが表示されており、「13:55、3F220002、移動、東北東」と移動位置を示している。
また、子機10の通信の不通、子機10の故障や通信距離が届かない距離まで移動した等の理由による位置が補足できなかった場合には、管理アプリケーション31は、最後に捉えた位置を地図表示部72と受信履歴一覧73に表示するが、その後移動した方向からロードコーン5の移動した方向を予測し、予測軌跡77bを地図表示部72と受信履歴一覧73に表示する。
このように、不測の事態で位置情報を取得できないロードコーン5があったとしても最後に記載された位置や予測軌跡によって位置の特定が迅速にし易くなり、回収作業が早く完了することができる。
次に、受信履歴一覧73は、管理アプリケーション31の起動から現在までの子機10から受信した位置情報・衝突情報を時系列的に表示している。例えば、図10に示すように時刻、子機10の識別番号及び子機10の状態、この他に位置情報として緯度、経度を表示するようにしても良い。
状態表示部74は、管理アプリケーション31の状態、例えば、図10に示すように子機の受信中である表示及び携帯報知装置50への「報知指示」の通知等を表示している。
図12は、管理アプリケーション31が管理している受信履歴一覧73及び状態表示部74に表示される情報を一覧にした情報一覧表81である。
情報一覧表81は、親機30とのネットワークを構成する例えばPAN ID及び子機10毎に異なる個別のアドレスから構成される識別番号、緯度のデータ、経度のデータ、GPSから取得した日時のデータ、管理アプリケーション31が判定したロードコーン5の状態及びロードコーン5の通信状態を表し、通信の有無の情報が表示されている。例えば、管理アプリケーション31は、通信がない場合には、通信がない子機10の位置情報や状態情報だけは更新せずに、最後の通信状態を保ち、通信がない子機10だけは地図表示部72及び受信履歴一覧73も更新せずに表示する。
このように管理アプリケーション31は、更新せずに表示することで管理者M2は、最後の情報を手掛かりにロードコーン5を探しやすくなる。
次に、図13を参照し安全標識追跡システム1の制御について説明する。図13は、実施形態の安全標識追跡システム1のシーケンス図である。
先ず、子機10は、電源がONすることにより(S10)、マイクロコンピュータ15のソフトウエア20のプログラムが起動する(S11)。そして、マイクロコンピュータ15は、イニシャライズ処理を行う(S12)。マイクロコンピュータ15は、GPSモジュール11からの経度、緯度、日時等のデータを定周期により取得する(S13)。定周期は、1秒から30秒程度で設定され電池の消費電力に応じて決定される。
モーションセンサ13は、随時監視を行っているが、設定値以上の衝撃や移動等の変位が観測されれば(S14)、マイクロコンピュータ15にX軸値、Y軸値及びZ軸値のデータをマイクロコンピュータ15に送信し、マイクロコンピュータ15は、X軸値、Y軸値及びZ軸値のデータを取得する(S15)。
マイクロコンピュータ15は、GPSモジュール11又はモーションセンサ13からのデータを取得した場合には、これらデータを親機30に送信する(S16)。
そして、マイクロコンピュータ15は、電源がOFFとなるまで(S17)、S13からS16の処理を繰り返し実行する。
次に、親機30は、電源がONすることにより(S20)、オペレーションシステムが起動し、その後、管理者M2が手動により管理アプリケーション31を起動する(S21
)。そして、管理アプリケーション31は、イニシャライズ処理を行う(S22)。管理アプリケーション31は、地図のWebサイトへ接続し、親機30の現在地を取得する(S23)。
管理アプリケーション31は、子機10から緯度、経度、日時、X軸値、Y軸値及びZ軸値等のデータを受信すると(S24)、送られてきたデータの解析を行う(S25)。
そして、管理アプリケーション31は、子機10の転倒又は移動等の状態を判定する(S26)。また、管理アプリケーション31は、同時に子機10の位置を地図上にマーカー75で表示し(S27)、受信履歴一覧73に受信履歴を表示する(S28)。子機10は、複数あるので、管理アプリケーション31は、子機10からのデータを受信する度に、画像表示部70に表示するデータを更新する。
管理アプリケーション31は、子機10の転倒又は移動等の状態の判定(S26)に基づいて、子機10の転倒や移動があれば、携帯報知装置50に報知指示を送信する(S29)。
そして、 管理アプリケーション31は、管理アプリケーション31を終了するまで(S1)、S14からS29の処理を繰り返し実行する。
次に、携帯報知装置50は、電源がONすることにより(S40)、マイクロコンピュータ56のソフトウエア60のプログラムが起動する(S41)。そして、マイクロコンピュータ56は、イニシャライズ処理を行う(S42)。マイクロコンピュータ56は、親機30からの報知指示の受信をすると(S43)、ブザー53を鳴動し(S44)、点灯表示部54のLEDを点滅させる(S45)。尚、鳴動だけでなくバイブレーションにより作業員M1に振動で報知するようにしても良い。
その後、マイクロコンピュータ56は、タイマーを作動させ(S46)、タイマー経過後(S47)に、ブザー53の鳴動を停止し(S49)、LEDの点滅を停止する(S51)。また、マイクロコンピュータ56は、作業員M1が鳴動停止スイッチ55を押せば、割り込み処理によりブザー53の鳴動を停止し(S49)、LEDの点滅を停止する(S51)。
そして、マイクロコンピュータ56は、電源がOFFとなるまで(S52)、S43からS51の処理を繰り返し実行する。
次に、安全標識の変形例を図14(A)、(B)、(C)、(D)により説明する。図14(A)は、ロードコーン5aの円錐状の本体6aの先端に子機10aを装着した様子を示す概要図である。ロードコーン5aは、本体6aの先端の上方を切り欠き、貫通した貫通穴7aを設けている。その貫通穴7aに子機10aの円筒状の筐体82が挿入されており、子機10aの上方には、帽子状のキャップ部84に貫通穴7aよりも大きく突出した鍔83を設け、子機10aは、鍔83により貫通穴7aの上方に留まっている。
子機10aは、先端に無線通信用のアンテナ19aが設けられている。アンテナ19aは、ロードコーン5aよりも上方の位置で保持されることから、中継機能を併設した子機10であっても安定した無線通信を行うことができる。子機10aは、ロードコーン5aの貫通穴7aに挿入するだけで保持されることになるため、作業員M1の設置作業や回収作業が容易となる。
また、キャップ部84の側面の周囲にLEDを配置し、LEDを点滅表示等を行い、夜間車両から見易くするように工夫を行っても良い。
図14(B)は、ロードコーン5bの土台9bに子機10bを固着した様子を示す概要図である。ロードコーン5bは、下方に風等により飛ばないように錘を兼ねた四角い土台9bが設けられ、その四角い土台9bの上辺に無線通信用のアンテナ19bを備えた四角い筐体を持つ子機10bが固着されている。
図14(C)は、矢印表示を備えた矢印案内看板8cに子機10cを固着した様子を示す概要図である。矢印案内看板8cは、三角のテント型に設けられており、上方に無線通信用のアンテナ19bを備えた四角い筐体を持つ子機10bが固着されている。
尚、上述した子機10は、ロードコーン5又は矢印案内看板8に装着する方法は、固着に限らずクリップ等により把持する方法や粘着剤で固定する方法、引っ掛けて保持する方法等様々な方法が考えられる。
図14(D)は、ロードコーン5dの土台9dの上方にゴム製の錘16が設けられている。錘16は、ロードコーン5dが飛ばないように四角形状の板状であって所定の厚さ及び重量のあるゴムによって設けられている。錘16は、ロードコーン5dの本体6dの下方に、図示しないLEDの表示器等を挿入可能な大きさの円形状の孔が設けられている。錘16は、子機10dがゴム製の内部に埋め込まれており、子機10dと一体的に形成されている。錘16は、ロードコーン5dの上方から錘16を挿入するだけの簡単な作業でロードコーン5dに子機10dが設置可能である。
次に、図16及び図17を参照し、子機110の他の実施形態について説明する。図16(A)は、ロードコーン5dの上方に電池を内蔵したLED発光装置90を装着した様子を示す概要図である。図16(B)は、LED発光装置90の下部の内部を現した説明図である。図16(C)は、子機110の内部構造を現した説明図である。図17は、子機110のブロック図を現した概要図である。
図16(A)に示すように、ロードコーン5dは、本体6dの先端の上方を切り欠き、貫通した貫通穴7dを設けている。その貫通穴7dにLED発光装置90の円筒状の筐体を挿入し、LED発光装置90は、ロードコーン5dから離脱しないように回転し固定できる構造となっている。
図16(B)に示すように、LED発光装置90は、上方にLED93を複数配置し、下方は単一型乾電池94が収納できる円筒状の電池収納部95を備えている。円筒状の上部筐体91は、貫通穴7aよりも大きく突出した鍔96を設け、下方の円筒状の下部筐体92と螺合し締結できる構造となっている。この電池収納部95は、子機110と単一型乾電池94が上下に直列に配置し、電気的に直列に接続されている。LED93は、この子機110と単一型乾電池94から供給される電源で夜間点滅動作を行っている。
図16(C)に示すように、子機110は、上述した主に電池14d、マイクロコンピュータ15d、GPSモジュール11d、無線装置12d及びモーションセンサ13dにより構成されている。各機能は上述したとおりであるため省略する。
子機110は、単一型乾電池94と同じ大きさ形状に形成され、塩化ビニル等の樹脂で成形した筒状の筐体部115が設けられている。子機110は、側面にGPSモジュール11dを設け、GPSアンテナ18dが露出している。
また、図16及び図17に示すように、子機110は、上端にスイッチ113を内蔵したスイッチ内蔵プラス端子111を設け、下端にマイナス端子112を設けている。子機110は、単一型乾電池94と伴ってLED発光装置90に装着されると自然にスイッチ113が押され、子機110の電源が入りソフトウエアが作動する。このように、LED発光装置90に装着するだけで電源が入るためスイッチ113の電源の入り忘れがないので、設置場所での作業性が向上する。スイッチ113は、タクトスイッチ等のプッシュ式の押している間は、接続されるスイッチであれば良い。
また、子機110は、単一型乾電池94と同じ形状で同じ大きさに形成されているために、既存の乾電池ボックス等が利用でき、子機110の取付の自由度が増し他の機器等にも応用が可能である。また、子機110は、電源装置114にて生成したDC1.5Vをスイッチ内蔵プラス端子111及びマイナス端子112から供給することも可能である。
尚、子機110は、単一型乾電池94の大きさで形成したが、単一型乾電池を直列配置した二本分の長さ形成してもよく、LED発光装置90内に内蔵できる大きさであれば良い。また、その場合には、子機110は、DC3Vを電源装置114にて生成し、LED93に供給しても良い。
スイッチ113は、上端ではなく下端であっても良い。また、GPSアンテナ18dやアンテナ19dは、配線を伸ばしLED発光装置90の外部に設けても良く、通信の状態に合わせて適宜変更しても良い。
(技術的特徴)
以下に本実施形態の技術的特徴点の一例を括弧に内に示すが、特に限定するものでもなく例示しているものであり、これら特徴から考えられる効果についても記載する。
<第1の特徴点>
規制区域(例えば、主に規制場所2)の境界に設置される複数の安全標識(例えば、主にロードコーン5、矢印案内看板8)と、前記安全標識が設置される位置に関する情報を人工衛星から取得する位置情報取得手段(例えば、主に子機10、GPSモジュール11、マイクロコンピュータ15)と、複数の前記安全標識の前記位置情報取得手段の情報を取得し管理する管理装置(例えば、主に親機30、パーソナルコンピュータPC)と、を備え、前記管理装置は、少なくとも前記規制区域の地図を表示する地図表示部(例えば、主に地図表示部72)と、前記地図表示部上に複数の前記安全標識の位置を同時に表示する安全標識位置表示手段(例えば、主にマーカー75)と、を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、複数の安全標識の位置を同時に地図上で把握することが可能であるために、管理者は安全標識の回収状態も確認が可能であると共に、回収指示もしやすく、また回収作業が素早く容易となる。また、このシステムでは、管理装置が位置情報取得手段を認識できる範囲であれば、目視に頼らず、安全標識の位置が把握できるために回収作業が容易になる。
<第2の特徴点>
前記安全標識は、前記安全標識が傾斜又は移動したことを検知する状態検知手段(例えば、主にモーションセンサ13)を備え、前記管理装置は、前記状態検知手段から取得した情報から前記安全標識が移動又は傾斜である場合に、前記安全標識位置表示手段を通常時とは異なる態様で表示する異常表示手段(例えば、主にマーカー75の点滅表示や通常時との色の変化(青から赤、オレンジ等))を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、安全標識に異常が発生した場合に、地図上で認識しやすく表示されることから、管理者は、作業員に対して的確に指示が可能であるので、回収作業が容易になる。
<第3の特徴点>
前記規制区域の作業員が携帯する携帯報知手段(例えば、主に携帯報知装置50)を備え、前記管理装置は、前記状態検知手段から取得した情報から前記安全標識が移動又は傾斜である場合に、前記携帯報知手段に無線通信により前記安全標識の状態を送信する報知送信手段(例えば、主にS29の処理)を備え、前記携帯報知手段は、前記報知送信手段を受信すると前記作業員に報知する報知手段(例えば、主にブザー53)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、作業員に即座に安全標識の異常を知らせることが可能であるため、作業員の安全の確保と、安全標識の目視での追跡も容易となるので、回収作業が容易となる。
<第4の特徴点>
前記安全標識は、前記位置情報取得手段からの位置に関する情報を前記管理装置へ無線通信により送信する無線通信手段(例えば、主に無線装置12)と、前記管理装置は、前記無線通信手段が不通となった場合に、前記安全標識の位置に関する情報は更新することなく、不通となる直前の前記安全標識位置表示手段を表示することを特徴とする。
以上の特徴によって、本発明は、更新せずに直前の安全標識位置表示手段を表示することにより、管理者は、最後の情報を手がかり安全標識を探しやすくなる。
<第5の特徴点>
前記管理装置は、前記地図表示部と併設し、前記位置情報取得手段から送られてくるデータの受信状況の履歴を前記安全標識毎に表示する履歴表示手段(例えば、主に受信履歴一覧73)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、安全標識毎に履歴を確認することができるため、安全標識が異常が無いかどうかを管理者が把握することができるため、安全標識の管理が容易となる。
<第6の特徴点>
前記安全標識の位置を前記地図表示部上で区別するために、前記安全標識位置表示手段に個別の番号を付した個別番号表示手段(例えば、主にマーカー75に表示した識別番号)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、移動があった安全標識の把握や並べた順番通りに整列しているか等の安全標識の管理に適している。
<第7の特徴点>
前記個別番号表示手段と対応し、前記無線通信手段の通信の区別に使用される識別番号(例えば、主に識別番号)を備えたを備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、識別番号により無線のグループから個別のアドレスまで管理することができるため、管理装置での使用も一括に管理することができるためプログラム操作が容易となる。また、管理者の把握もし易く、容易に作業を行うことが可能となる。
<第8の特徴点>
前記安全標識追跡システムに使用され、前記安全標識に装着される安全標識追跡装置であって、前記安全標識の円錐状の胴体(例えば、主に本体6a)の先端に貫通した貫通穴(例えば、主に貫通穴7a)を設け、前記貫通穴に嵌合する円筒状の筐体(例えば、主に筐体82)と、前記管理装置と無線通信するアンテナ(例えば、主にアンテナ19)を備えたキャップ部(例えば、主にキャップ部84)と、前記キャップ部は前記貫通穴よりも大きく設け、前記安全標識に保持される鍔部(例えば、主に鍔83)と、前記アンテナは前記安全標識よりも高い位置で保持されることを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、安定した無線通信を行うことができる。安全標識追跡装置は、安全標識の貫通穴に挿入するだけで保持されることになるため、作業員の設置作業や回収作業が容易となる。
<第9の特徴点>
追跡装置(例えば、主に子機110)の位置に関する情報を人工衛星からの信号により取得する位置情報取得手段(例えば、主にGPSモジュール11d)と、前記追跡装置の姿勢の状態を検知する状態検知手段(例えば、主にモーションセンサ13d)と、前記位置情報取得手段からの前記追跡装置の位置に関する情報と、前記状態検知手段から得られた前記追跡装置の姿勢に関する情報とを、外部の管理装置(例えば、主に親機30)に送信する送信装置(例えば、主に無線装置12d)と、上端及び下端に他の機器(例えば、主にLED発光装置90)が動作する電力を供給する端子(例えば、主にスイッチ内蔵プラス端子111、マイナス端子112)と、を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、追跡装置の装着作業が容易に済むと同時に、汎用性が有り、例えばLED発光装置等の機器にも装着が可能であり、追跡装置は他の機器へ電源を供給することができる。
<第10の特徴点>
前記端子は、前記追跡装置を起動する電源のスイッチ(例えば、主にスイッチ113)を設けたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、作業員がスイッチを入れ忘れることはなく、挿入するだけの簡単な作業であるため容易である。
<第11の特徴点>
前記他の機器は、安全標識(例えば、主にロードコーン5d)に装着され、発光源により点滅表示し外部に報知する発光装置(例えば、主にLED発光装置90)と、前記追跡装置を前記発光装置に挿入し、装着することにより前記スイッチが作動する作動手段(例えば、タクトスイッチに代表される入力用のスイッチ1113)と、を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、安全装置に装着するだけで追跡装置の電源が入るため作業性が向上するだけでなく、誰でも簡単に扱うことが可能である。
高速道路だけでなく、一般道や工事現場等にも使用が可能であり、その他にイベント会場等の規制場所に使用しても良い。
1…安全標識追跡システム、2…規制場所、3…管理場所、4…作業現場、
5、5a、5b、5d…ロードコーン、6、6a、6b…本体、7a…貫通穴、
8、8c…貫通穴、9b…土台、10・110…子機、11、11d…GPSモジュール、
12、12d、40、52…無線装置、13、13d…モーションセンサ、16…錘、
14d、14、51…電池、15、15d、56…マイクロコンピュータ、
20、60…ソフトウエア、21、32、61…初期処理部、22…GPSデータ取得部、23…センサデータ取得部、24…送信処理部、25、64…ライブラリ群、30…親機、
31…管理アプリケーション、33…入力処理部、34…地図処理部、
35、62…受信処理部、36…送信処理部、37…API群、41…無線アンテナ、
50…携帯報知装置、53…ブザー、54…点灯表示部、55…鳴動停止スイッチ、
63…鳴動制御部、70…画面表示部、71…操作部、72…地図表示部、
73…受信履歴一覧、74…状態表示部、75、75a、75b…マーカー、76…道路、77a…移動軌跡、77b…予想軌跡、81…情報一覧表、82…筐体、83、96…鍔、
84…キャップ部、90…LED発光装置、91…上部筐体、92…下部筐体、93…LED、94…単一型乾電池、95…電池収納部、111…スイッチ内蔵プラス端子、112…マイナス端子、113…スイッチ、114…電源装置、115…筐体部、
C…車両、SC…作業車。

Claims (12)

  1. 規制区域の境界に設置される複数の安全標識と、
    前記安全標識が設置される位置に関する情報を人工衛星から取得する位置情報取得手段と、
    複数の前記安全標識の前記位置情報取得手段の情報を取得し管理する管理装置と、を備え、
    前記管理装置は、少なくとも前記規制区域の地図を表示する地図表示部と、
    前記地図表示部上に複数の前記安全標識の位置を同時に表示する安全標識位置表示手段と、を備えたことを特徴とする安全標識追跡システム。
  2. 前記安全標識は、前記安全標識が傾斜又は移動したことを検知する状態検知手段を備え、
    前記管理装置は、前記状態検知手段から取得した情報から前記安全標識が移動又は傾斜である場合に、前記安全標識位置表示手段を通常時とは異なる態様で表示する異常表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の安全標識追跡システム。
  3. 前記規制区域の作業員が携帯する携帯報知手段を備え、
    前記管理装置は、前記状態検知手段から取得した情報から前記安全標識が移動又は傾斜である場合に、前記携帯報知手段に無線通信により前記安全標識の状態を送信する報知送信手段を備え、
    前記携帯報知手段は、前記報知送信手段を受信すると前記作業員に報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の安全標識追跡システム。
  4. 前記安全標識は、前記位置情報取得手段からの位置に関する情報を前記管理装置へ無線通信により送信する無線通信手段と、
    前記管理装置は、前記無線通信手段が不通となった場合に、前記安全標識の位置に関する情報は更新することなく、不通となる直前の前記安全標識位置表示手段を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の安全標識追跡システム。
  5. 前記管理装置は、前記地図表示部と併設し、前記位置情報取得手段から送られてくるデータの受信状況の履歴を前記安全標識毎に表示する履歴表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の安全標識追跡システム。
  6. 前記安全標識の位置を前記地図表示部上で区別するために、前記安全標識位置表示手段に個別の番号を付した個別番号表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の安全標識追跡システム。
  7. 前記個別番号表示手段と対応し、前記無線通信手段の通信の区別に使用される識別番号を備えたを備えたことを特徴とする請求項6に記載の安全標識追跡システム。
  8. 前記請求項1乃至請求項7の前記安全標識追跡システムに使用され、前記安全標識に装着される追跡装置であって、
    前記安全標識の円錐状の胴体の先端に貫通した貫通穴を設け、
    前記貫通穴に嵌合する円筒状の筐体と、
    前記管理装置と無線通信するアンテナを備えたキャップ部と、
    前記キャップ部は前記貫通穴よりも大きく設け、前記安全標識に保持される鍔部と、
    前記アンテナは前記安全標識よりも高い位置で保持されることを特徴とする追跡装置。
  9. 追跡装置の位置に関する情報を人工衛星からの信号により取得する位置情報取得手段と、
    前記追跡装置の姿勢の状態を検知する状態検知手段と、
    前記位置情報取得手段からの前記追跡装置の位置に関する情報と、前記状態検知手段から得られた前記追跡装置の姿勢に関する情報とを、外部の管理装置に送信する送信装置と、
    上端及び下端に他の機器が動作する電力を供給する端子と、を備えたことを特徴とする追跡装置。
  10. 前記端子は、前記追跡装置を起動する電源のスイッチを設けたことを特徴とする請求項9に記載の追跡装置。
  11. 前記他の機器は、安全標識に装着され、発光源により点滅表示し外部に報知する発光装置と、
    前記追跡装置を前記発光装置に挿入し、装着することにより前記スイッチが作動する作動手段と、を備えたことを特徴とする請求項10に記載の追跡装置。
  12. 前記請求項1乃至請求項7に記載の安全標識追跡システムに使用することを特徴とする請求項9乃至請求項11の何れか一項に記載の追跡装置。
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