JP2019085179A - 異形ブロックのクランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異形ブロックを把持する際に破損することなく、把持対象である異形ブロックに損傷を与えることなく確実に把持することができ、異形ブロックの新規据え付けにも適用可能なクランプ装置を提供する。【解決手段】 クランプ装置1は、クレーン100により吊り下げられる自在吊具2と、前記自在吊具2の下方に位置する支持胴体3と、前記支持胴体3から下側に伸び前記支持胴体の外周部に開閉自在に設けられ異形ブロックBを挟持可能な複数の挟持アーム4と、前記挟持アームの先端側に設けられ挟持時に前記異形ブロックBに当接する緩衝部材15を備える。前記緩衝部材15は、前記異形ブロックBとの接触面19aが前記挟持アーム4の内側表面より前記異形ブロック側Bに突出し、前記挟持アーム4に対して傾動可能に設けられている。【選択図】 図3

Description

本発明は、消波などに用いられる異形ブロックの据え付け、移設又は撤去を行う際に異形ブロックを把持するクランプ装置に関する。
従来、護岸や消波のために直方体、立方体などのブロックの他、テトラポッド(商品名)と呼ばれる四脚ブロックなどの異形コンクリートブロックが防波堤などの構造物に使用されている。この異形ブロックは、通常は海底ないしはマウンド状に順次積み上げたり、あるいは防波堤や護岸の前面に適宜配置して消波護岸構造物として構成されている。
ところで、異形ブロックの多くは、無造作に積み上げられるものではなく、打ち付ける波などによる異形ブロックの崩落を防止する必要がある。そのため、異形ブロックの設置には隣接する複数の異形ブロックの脚が互いに絡むように据え付けることが求められている。そして、異形ブロックを積み上げる際に、互いに脚が絡むような異形ブロックの姿勢すなわち配置姿勢があり、これらの配置姿勢になるように地上に保管されている異形ブロックを吊り下げて据え付け位置である水中に配置される。
また、異形ブロックの経年劣化や波などに押し流されて移動した場合などに、据え付けた異形ブロックの撤去作業や移設作業も広く行われている。これらの作業では、異形ブロックを水中で把持して適切な位置に移動させる工程が必要となる。
これらの地上又は水中における異形ブロックの把持のために、三本の挟持アームを油圧によって開閉操作して、異形ブロックを挟持し吊り下げるようにしたクランプ装置が知られており、特許文献1(国際公開番号WO2017/082330号)などに開示されている。
国際公開番号WO2017/082330号
しかし、異形ブロックは数十トン、最大で80トンにもなる重量物であり、内部に鉄筋などの補強材も使用されていないコンクリートブロックであるため、クランプ装置の挟持アームにより挟持された部分が損傷しやすいという問題があった。具体的には、クランプ装置の細い挟持アームで異形ブロックを挟持すると、ブロックの重量が挟持アームとの接触部分に集中し、異形ブロックのコンクリートの擦過損傷や破損の原因となっていた。
上記の理由から、特許文献1の装置は、挟持アームの先端部に緩衝部材を配置し、挟持アームと異形ブロックの挟持アームとの接触面を緩衝部材と接触させることにより、異形ブロックの挟持面の損傷を防止することとしている。
しかし、特許文献1の装置は、異形ブロックの大きさや把持姿勢によっては、緩衝部材と異形ブロックとの接触が不十分になり、異形ブロックと緩衝部材との接触面積を確保することができず、しっかりと把持することができない場合があった。
すなわち、特許文献1の装置は、3本の挟持アームで数十トンにも及ぶ異形ブロックを把持する構成であり、1本あたりの挟持アームに加わる荷重は10数トンにもなる。また一般にコンクリートの圧縮強度は200kg/cm2程度であるから、異形ブロックと緩衝部材との接触面積が小さくなると、挟持アームが異形ブロックを狭持する圧力がコンクリートの圧縮強度を超えてしまい、異形ブロックを損傷させることがあった。また、緩衝部材にも大きな加重が表面の一部分に加わることで、損傷する可能性もあった。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、異形ブロックを把持する際に破損することなく、また、把持対象である異形ブロックに損傷を与えることなく確実に把持することができ、異形ブロックの新規の据え付けにも適用可能なクランプ装置を提供することにある。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の異形ブロックのクランプ装置を提供する。
本発明のクランプ装置は、荷役装置により吊り下げられる吊具部材と、
前記吊具部材の下方に位置する支持胴体と、
前記支持胴体から下側に伸び前記支持胴体の外周部に独立して開閉自在に設けられ、異形ブロックを挟持可能な複数の挟持アームと、
前記挟持アームの先端側に設けられて挟持時に前記異形ブロックに当接し、本体部と、本体部の表面に設けられた接触パッドとを有する緩衝部材を備え、
前記緩衝部材は、前記異形ブロックとの接触面が前記挟持アームの内側表面より前記異形ブロック側に突出し、前記挟持アームに対して傾動可能に設けられていることを特徴とする。
上記構成において前記緩衝部材は、前記挟持アームの伸張方向に対し、直交する軸周りに傾動可能であることが好ましい。
また、前記挟持アームは、前端側が前記支持胴体の中心軸方向側に屈曲した先端部を有し、
前記緩衝部材は、前記先端部に設けられた前記挟持アームの伸張方向に対し直交する方向に延びる支持軸部材により軸支されるように構成することができる。
また、前記緩衝部材は、前記異形ブロックとの接触面が、前記支持胴体の中心軸方向側に突出するような曲面に構成されていることが好ましい。
前記前記緩衝部材の接触パッドは、表面に被覆部材を設けることができる。また、本構成において、前記接触パッドは、前記挟持アームの伸長方向に対して直交する方向に延びる溝により分断された区画が、前記挟持アームの伸長方向に並んで設けられていることが好ましい。
前記挟持アームは、前記異形ブロックの把持時に前記異形ブロックに対向する位置に、前記異形ブロックに当接して前記把持された異形ブロックの転倒を防止するブロック支持リブを有する。
また、前記吊具部材は、前記支持胴体を旋回可能に連結するスイベル装置と、前記スイベル装置から外側に突設され、前記荷役装置から延びるタグラインと接続可能なタグライン取付部とを備え、
前記タグラインにより、前記タグライン取付部が荷役装置側に引っ張られることで、前記吊具部材の周方向の向きを固定可能とすることが好ましい。
本発明によれば、挟持アームの先端部分に緩衝部材を傾斜可能に設けているため、異形ブロックのサイズや把持姿勢に応じて、緩衝部材の角度が変化して接触面積を大きくとることができるため、緩衝部材を損傷させることなく保持することができる。ここで、接触パッドは、挟持アームの内側表面より前記異形ブロック側に突出しているため、異形ブロックと直接接触し、接触部分の傾きに倣って広い面積で異形ブロックと接触する。これにより、異形ブロックと接触パッドとの面圧を小さくして異形ブロックへの損傷をなくすことができる。
また、挟持アームは、それぞれ独立して開閉可能であるため、異形ブロックの姿勢に応じてそれぞれの挟持アームが接触する場所に応じて開度を調整することができる。また、この挟持アームの開度に応じて、緩衝部材が傾動するため、重量物である異形ブロックを把持した場合にも破損することなくしっかりと挟持することができる。
したがって、異形ブロックを挟持しても破損や落下のおそれを少なくすることができ、異形ブロックの据え付け工事などに好適に用いることができる。
図1は、本発明の実施形態にかかる異形ブロックのクランプ装置と供に用いられるクレーン装置の構成を模式的に示す図である。 図2は、図1の異形ブロックのクランプ装置の装置本体の構成を示す図である。 図3は、図2のクランプ装置の挟持アームが閉じて正位にある異形ブロックを把持した状態を模式的に示す側面図である。 図4は、図2のクランプ装置の挟持アームが閉じて反転位にある異形ブロックを把持した状態を模式的に示す側面図である。 図5は、図2のクランプ装置の構成を模式的に示す平面図である。 図6Aは、図2のクランプ装置の挟持アームの先端部分の構成を模式的に示す側面図である。 図6Bは、緩衝部材が、挟持アームに対して傾動した状態を模式的に示す側面図である。 図7は、図2のクランプ装置の挟持アームの先端部分の構成を模式的に示す正面図である。 図8は、図7のVIII−VIII線における断面図である。 図9は、図2のクランプ装置により正位にある異形ブロックを把持した場合における緩衝部材が異形ブロックへ接触している状態を模式的に示す図である。 図10は、図9のX部分の部分拡大図である。 図11は、図2のクランプ装置の挟持アームが閉じて蝶々位にある異形ブロックを把持した状態を模式的に示す側面図である。 図12は、図11のクランプ装置において、異形ブロックと挟持アームの位置関係を模式的に示す模式図である。 図13は、蝶々位にある異形ブロックと挟持アームとの接触部位の部分拡大図である。 図14は、変形例にかかる緩衝部材の接触パッドの表面構造を示す図であり、(a)は接触面に対する側面図、(b)は接触面に対する正面図、(c)は、接触面に対する平面図をそれぞれ示す。 図15は、図2のクランプ装置に使用されている自在吊り具の構成を示す拡大図である。 図16は、図8の自在吊り具の構成を示す平面図である。 図17は、図8の自在吊り具の構成を示す断面図である。 図18は、緩衝部材と挟持アームの取り付け構造の変形例を模式的に示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明における第1実施形態を詳細に説明する。
本実施形態にかかる異形ブロックのクランプ装置1は、図1に示すように台船150などに設置されている荷役装置の一例としてのクレーン101から吊り下げられて使用される。この台船150は、港湾などにおいて、海浜や防波堤の護岸や消波等のために異形ブロックB(以下、単にブロックと略記する場合がある。)をクランプ装置1で吊持して移設又は据え付けを行う。
クレーン101は、ワイヤ巻取りリール103に巻き回され、クレーン101の先端の主ホイール104から取り出された主ワイヤ102に、クランプ装置1を接続し懸架する。ワイヤ巻取りリール103は、駆動装置106により主ワイヤ102の巻取り及び繰り出しを行う。主ワイヤ102の巻取り及び繰り出しによって、クランプ装置1の吊り下げ位置が決定され、主ワイヤ102の繰り出し量などから、クランプ装置1の深さ位置などを特定することができる。
クレーンには主ワイヤ102とは独立して動作可能に構成された副ワイヤ102aが設けられており、クレーン先端に設けられた副ホイール104aから吊り下げられるように配置される。副ワイヤ102aは、後述する装置本体1の傾斜角度を調整するために用いられ、主ワイヤ102に対する副ワイヤ102aの相対的な繰り出し量を異ならせることで、装置本体1の傾斜角度を調整することができる。
なお、主ワイヤ102及び副ワイヤ102aの操作は、台船150などに設けられた図示しない操作部により駆動装置106を操作することにより行う。
また、クレーンの中間部分から吊り下げられているターンホイール107に巻き回された油圧ホース109がクランプ装置1に接続されている。油圧ホース109は、ホースリール108に巻き取られており、クランプ装置1の吊り下げ位置に応じて繰り出され、油圧ユニット110の動作に応じて後述するクランプ装置1の油圧シリンダ7を作動させる。なお、本実施形態では、後述するように、クランプ装置1に3つの油圧シリンダ7が設けられており、これらを駆動させる油圧シリンダ7は一体として動作するが、それぞれの油圧シリンダを独立して動作可能であり、油圧ユニット110は3系統として構成することもできる。
油圧ユニット110は、台船150などに設けられ、クランプ装置1の油圧シリンダ7の操作を行うことにより、後述する挟持アーム4の開閉動作を操作する。クランプ装置1の構成については後述する。
また、クランプ装置1の回転角度方向を固定するためのタグラインウインチ111が設けられている。タグラインウインチ111は、台船150などに設けられ、タグライン112の張力により、一定方向に引っ張ることでクランプ装置1の周方向位置を制御する。
タグライン112は、クランプ装置1の自在吊具2から突出するように設けられるタグライン取付部41に連結されており、タグライン112に張力を加えることにより、主ワイヤ102のフック102cが旋回して、タグライン取付部41が突出する方向にクランプ装置1が回転し、周方向位置が制御される。
なお。図2に示すように、油圧ホース109をタグラインとして用いることでクランプ装置1の周方向位置を制御することもできる。
図2乃至図5は、本実施形態にかかる異形ブロックのクランプ装置の装置本体の構成を示す図である。図2に示すように本実施形態にかかる装置本体1は、クレーンに連結される吊具部材の一例としての自在吊具2と、自在吊具2の下部に固定された支持胴体3と、当該支持胴体3の外周部に沿って設けられ吊持しようとするブロックBを狭持するための3本の挟持アーム4とを備えている。
自在吊具2は、その下方に位置する支持胴体3に対する傾斜角度及び旋回角度を任意に変更可能な構造を有している。自在吊具2の傾斜角度変更及び旋回の機構については後述する。
支持胴体3は、自在吊具2の下方に位置するキャップ部10を有する。キャップ部10は、下端に天面部12と天面部12の全周にわたって設けられ下方へ伸びる側壁11から構成された下方が開口した構成となっている。当該キャップ部10の側壁11の外面に挟持アーム4を取り付けるブラケット5が設けられている。
キャップ部10は、側壁で囲まれた領域をブロックBの脚部122を挿入する収納空間13としている。収納空間13は、図3に示すように、挟持アーム4が閉じてブロックBの脚根本部分121を支持した状態で、正位状態のブロックBの脚部122が挿入される。このとき、ブロックBが傾いても、脚部122の先端が側壁11に引っかかり、ブロックBが落下しないような大きさに構成されている。
具体的には、当該装置本体1により挟持可能なブロックBの大きさにより、挟持アーム4の長さ寸法、キャップ部10の径寸法及び側壁11の長さ寸法を決定することができる。なお、ブロックBの脚部122が収納空間13に挿入される挿入幅は特に限定はなく、先端部分だけではなく、脚部122の全体が挿入するように構成されていてもよい。
支持胴体3の上方に位置するシリンダ取り付け部8に設けられるブラケット8aには、それぞれ油圧シリンダ7が設けられており、これらの油圧シリンダ7のシリンダロッドが挟持アーム4の上端に枢着されている。
支持胴体3のシリンダ取り付け部8とキャップ部10の間に設けられた中間部9には、それぞれの油圧シリンダ7用のアキュムレータ(図示なし)などを内蔵してもよい。
挟持アーム4は、図2乃至5に示すように、中間部分に設けられた枢軸6が、支持胴体3の外周部に沿って120度間隔で配設したブラケット5に枢着し、挟持アーム4の枢軸よりも下側部分が、支持胴体3から下側に伸びるように設けられる。それぞれの挟持アーム4は、上端に油圧シリンダ7が連結されており、油圧シリンダ7の伸縮に伴い、下側部分が独立して開閉する。
挟持アーム4の先端部14は、ブロックBを下側から支持できるように内側に曲げられており、図6A乃至図8に示すように当該先端部14には、それぞれの挟持アーム4に、緩衝部材15が設けられている。
挟持アーム4の先端部14は、外側縁部に沿って延びる補強フランジ16と補強フランジ16の幅方向中央部分に挟持アームの先端まで延びる緩衝部材取付リブ17が形成されている。
補強フランジ16は、挟持アーム4の補強アーム本体4aから先端部14にかけて連続して設けられており、挟持アーム4先端に必要な曲げ強度が確保される。また、補強フランジ16は、後述するように、緩衝部材15の傾動範囲を規制する役割を有する。
緩衝部材取付リブ17は、先端部14の幅方向中間位置に先端部の全長にわたって設けられており、緩衝部材15が取り付けられる。
緩衝部材15は、側面から見て略矩形に構成された本体部18と、本体部18の表面に設けられた接触パッド19とを備える。
本体部18は、図8に示すように背面側の幅方向中央部分に取付溝18aが形成された断面コの字状に構成されており、緩衝部材取付リブ17を挟むようにして配置される。また、本体部18は取り付け溝18aと反対側の正面側が、支持胴体の中心軸方向側に突出するような曲面状に構成された突出部18bとなっており、当該突出部18bの表面に接触パッド19が設けられている。
緩衝部材15は、支持軸部材20によって緩衝部材取付リブ17に軸支される。支持軸部材20は、挟持アーム4の伸張方向に対し直交する方向に延びるため、緩衝部材15は、挟持アームの伸張方向に対し、直交する軸周りに回転可能となっている。
なお、緩衝部材15と緩衝部材取付リブ17との固定において、本実施形態では、緩衝部材15は一定方向への付勢はなされていない。しかし、通常時における緩衝部材15の向きが一定となるように、緩衝部材15を付勢した状態に取り付けることも可能である。
緩衝部材取付リブ17の先端部分17aは、盗みが設けられているため、本体部18が当該盗み17aおよび補強フランジ16の形状に応じて、図6Bに示すように、所定範囲内で任意に傾動可能となっている。
接触パッド19は、弾性変形可能な部材で構成されており、本実施形態では、ゴムが用いられている。これにより、緩衝部材15が異形ブロックBに押しつけられた場合、接触パッド19の接触面19aは、異形ブロックBの表面の凹凸に応じて弾性変形し、異形ブロックBと接触パッド19との間の接触面積を大きくすることができる。これにより、挟持アーム4による異形ブロックBへの単位面積あたりの面圧を小さくすることができ、異形ブロックBの損傷を防止することができる。
また、接触パッド19の接触面19aは、図8に示すように、本体部18の正面側の曲面形状により、半円形に曲面に構成されている。これにより、異形ブロックBとの接触面の角度によらず、接触パッド19を異形ブロックBに押圧することができる。
挟持アーム4の内側面には、挟持アームに支持されているブロックBが転倒することを防止するため、補強アーム本体4aの中間位置にブロック支持リブ21が設けられている。ブロック支持リブ21は、挟持アーム4の内側面に突出し、挟持アームの長手方向に沿って形成されたリブである。ブロック支持リブ21は、挟持アーム4の先端部14から枢軸6までの間に形成される。ブロック支持リブ21は、例えば、ブロックBを蝶々位で把持した場合などにおいてブロックBに当接して、挟持アームに支持されているブロックBの転倒を防止する(図11参照)。
図9は、本実施形態にかかるクランプ装置1により正位にある異形ブロックBを把持した場合における緩衝部材15が異形ブロックBへ接触している状態を模式的に示す図である。本実施形態にかかるクランプ装置1は、挟持アーム4の先端に設けられている緩衝部材15が支持軸部材20により傾動可能に構成されているため、異形ブロックBの接触面の角度に応じて緩衝部材15が傾斜する。
具体的には、図9及び図10に示すように、緩衝部材15の接触パッド19が、異形ブロックBの接線方向となるような向きに傾斜することにより、接触パッド19と異形ブロックとの接触面積を大きくすることができる。これにより、単位面積あたりの面圧を小さくし、コンクリートで形成された異形ブロックBの圧縮強度を超えて、ブロックの表面の損傷を低減することができる。
また、接触パッド19は、弾性変形可能な接触面を有するため、接触パッド19の接触面が異形ブロックBの表面の凹凸に応じて変形し、接触面積を大きくすることができる。さらに、挟持アームの先端部14は、内側に屈曲するように構成されているため、接触パッドが異形ブロックの下側へ回り込み、異形ブロックを下支えして、異形ブロックBをより確実に把持することができる。
なお、本実施形態にかかるクランプ装置が異形ブロックを把持する場合において、それぞれの挟持アームの角度は、異形ブロックBの大きさや姿勢に応じて異なる。例えば、小さな異形ブロックの場合は、挟持アームをより閉じた状態で異形ブロックBを把持することになり、鉛直方向に対する挟持アームの角度が大きくなる。このため、緩衝部材15の表面角度が異なり、上記のように緩衝部材15が傾斜及び弾性変形することにより、異形ブロックBとの接触面積を確保することができる。
一方、異形ブロックの把持姿勢については、図3に示す正位では、異形ブロックの脚部122を収納空間13内に収納するため、3つの挟持アーム4は、中心軸回りに対象となるように配置され、ブロックBの脚部122の根本部分を下支えする。また、図4に示す反転位においても、脚部122が下向きとなるため、同様に挟持アームの角度は、それぞれ同程度となる。
図11は、本実施形態のクランプ装置の挟持アームが閉じて蝶々位にある異形ブロックを把持した状態を模式的に示す側面図である。蝶々位にある異形ブロックBは、クランプ装置の中心軸上に脚部122が位置しないため、図11及び図12に示すように、それぞれの挟持アーム4における異形ブロックBとの接触位置及び接触角度が異なる。
具体的には、2本の挟持アーム4がブロックの脚部122の根本部分を下支えし、残りの1本の挟持アームがブロックの脚部122に当接する。この状態では、挟持アーム4の支持姿勢が不安定となる場合があるため、本実施形態では、上記のように、挟持アーム4の内側面にブロック支持リブ21を配置し、挟持アーム4にブロックの脚部122を当接させて転倒を防止する。
このとき、それぞれの挟持アーム4は、独立して開閉可能に構成されているため、図12に示すように、異形ブロックBとの接触位置に応じてその開度を異ならせることができる。また、例えば、図13に示すように、緩衝部材15と異形ブロックとの接触部位が異形ブロックBの脚部122に位置する場合など、緩衝部材15の角度が変化し、接触パッド19との接触面積を大きくすることができる。
図14は、変形例にかかる緩衝部材の接触パッドの表面構造を示す図である。変形例にかかる緩衝部材は、接触パッド19aを下層22と被覆部材23の2層構造とし、複数の区画に分断した構成となっている。
本実施形態において、接触パッド19は、上記のようにゴムなどの弾性部材で用いられており、接触パッドのせん断力などの強度を大きくするため、ゴムにはカーボンブラックなどを配合したものが好適に用いられる。しかし、これを用いた場合把持時に異形ブロックの表面に黒色が色写りすることが多く、特に異形ブロックの新設工事では、ブロックの美観が求められることも多く色写りが問題となる場合がある。
このため、変形例にかかる緩衝部材15aでは、接触パッド19は、下層22にゴムを用い、下層22の表面に表層としての被覆部材23を設けている。被覆部材23は、アラミド繊維などの合成繊維で構成されたシートなどを好適に用いることができ、下層22の表面に接着する。これにより、把持時の色写りを防止することができる。
また、接触パッド19は、挟持アームの伸張方向に対して直交する方向に延びる溝24により複数の区画25に分断されている。これにより、異形ブロックの把持時に、被覆部材23と下層22及び、本体部と接触パッド19との接着強度を向上させることができる。すなわち、接触パッド19aに、その表面に沿った方向のせん断力が加わった場合、それぞれの区画25のせん断力が接触パッド19aの全体に及ぶことなく、区画ごとに分断されるため、接触パッド19の変形量も分断される。よって、接触パッド19との変形量を小さくすることができ、本体部からの剥離を軽減することができる。
なお、被覆部材23を構成する素材としては、アラミド繊維などのシートに限定されるものではなく、下層22の表面を被覆できる可能な各種の材料を用いることができる。
上記の通り、自在吊り具2は、クランプ装置1の傾斜角度及び旋回角度を変更可能に構成されている。以下、この自在吊り具の構成について説明する。
図15乃至図17は、クランプ装置の自在吊り具の構成を示す拡大図である。これら図において、傾斜軸及び旋回軸を明確にするために図中に三次元座標軸を定義し、以下、自在吊り具による傾斜角度及び旋回角度の方向をこの座標軸に沿って説明する。
自在吊具2は、クレーン101の主ワイヤ102のフック102cに連結される吊金具30と、吊金具30に接続される継ぎ手31と、継ぎ手31に連結されるスイベル装置32とを備える。吊金具30は、上側部分に主ワイヤ102と連結するために環状に構成され、Y軸方向に伸びるボルト33により継ぎ手31の上側に連結される。これにより、図17の矢印93に示すように、吊金具30はY軸周りに旋回可能である。
継ぎ手31は、図16及び図17に示すように、下側が開放した断面コの字型形状であり、上辺が吊金具30と連結されている。継ぎ手31の上面には、吊金具30と連結するためのリブ34がX方向に沿うように設けられ、リブ34を挟むようにして吊金具30が連結される。
スイベル装置32は、継ぎ手31の脚部35にX軸方向に沿った連結軸36で固定されており、図15の矢印92に示すように、継ぎ手31に対してX軸周りに回転可能となっている。
また、スイベル装置32は、支持胴体3の上端に位置する支持軸3aをZ軸周りに旋回可能に支持する。スイベル装置32は、環状に構成され、連結軸が挿入された筒状のカラー39を備え、中央にZ軸方向に伸びる貫通孔37が設けられている。当該貫通孔37には、支持軸3aが挿入され、連結軸36によって支持軸3aが支持される。また、連結軸36には、これを上下から挟むように2つのスラストベアリング38が設けられ、連結軸36に外挿されたカラー39と係合する。また、スラストベアリングの上下には、スペーサー39dを介してベアリング39aが設けられており、当該ベアリング39aの外輪と内輪にそれぞれにカラー39と割りカラー39bが接続されている。割りカラー39bは、支持軸3aの上端に設けられた環状溝に嵌合し、支持軸3aの抜けを防止する。カラー39の上下には、ベアリング39aの脱落を防止するための押さえ板39cが設けられている。
支持軸3aを回転させるための動力源として、旋回モータ40がスイベル装置32に設けられている。旋回モータ40の回転軸には駆動ギア40aが設けられ、支持軸3aに設けられた駆動ギア40bに巻き掛けられた駆動チェーン40cによって、旋回モータ40の駆動により支持軸3aが旋回する。
また、スイベル装置32の外面には、タグライン取付部41が突設されている。上記のようにタグライン取り付け部41は,タグライン122と接続されクランプ装置1の周方向向きを固定するために用いられる。タグライン取付部41は、旋回モータ40の駆動により支持軸3aを回転させる場合において、重量物である支持軸3aを旋回モータ40により旋回させるために用いられ、タグライン122により引っ張られて、タグライン取付部41がタグラインウインチ111側となるように、クランプ装置1の周方向向きを固定する。
なお、本実施形態にかかる装置本体1は、荷役装置から吊り下げられた状態で、図4,図11に示すように、収納空間13に脚部122が挿入されない状態、すなわち、ブロックBの脚部が下方向に向くような反転位のブロックBや蝶々位のブロックBを把持する場合も、落下を防止することができる。図4や図11に示すように、ブロックBの脚部122が収納空間13に挿入されない場合、ブロックBの脚部根本部分121がキャップ部10の側壁11下端に近づくように配置されるため、ブロックBをつり上げた場合にブロックBが傾いたとしても、下垂された状態に伸びる側壁11の下端に接触してブロックの傾きが制限される。これにより、ブロックBの落下を防止することができる。
すなわち、本実施形態にかかる装置本体は、ブロックの脚部122が上向きの正位の場合は、脚部122を収納空間13に挿入し、ブロックの脚部122が下向きの反転位場合は、脚部根本部分が側壁11の下端に接近させる。さらに、挟持アーム4によりブロックを下支えするようにブロックを把持することで、あらゆる向きで把持されたブロックの落下を防止することができる。
上記構成の本実施形態にかかるブロックのクランプ装置1を使用して、ブロックBを吊持するに際しては、台船などに設けられているクレーンの主ワイヤ102の先端に設けられているフック102cにクランプ装置1を連結し、表示装置と主ワイヤ102の繰り出し量から装置本体1の位置とブロックBの脚部122を検知してから、脚部122が収納空間13に収まるように操作する。また、120度間隔で設けられている挟持アーム4がブロックの着床脚部の間に位置するように自在吊具を旋回させて、挟持アーム4の旋回角度を調整する。
ブロックの脚部122は鉛直方向ではなく、傾斜した状態でブロックが載置されており、キャップ部の収納空間13に脚部122先端を挿入することが困難な場合、上記の自在継ぎ手2により、クランプ装置1の角度を調整することができる。クランプ装置1の角度調整を行なう場合は、副ワイヤ102aを各挟持アーム4に設けられている傾動吊り具27のいずれかに連結し、副ワイヤ102aの繰り出し量を操作することにより行われる。
脚部122の先端が収納空間13に入ると、そのまま装置本体1の向きを維持したまま位置変更を行い、脚部122を収納空間13の奥まで挿入する。その状態で、油圧シリンダを操作して、挟持アーム4を閉じ、ブロックBを狭持する。このとき、挟持アーム4の先端はブロックBの脚根本部分121の外形に沿うように曲がっているため、収納空間13に挿入されている脚部122の脚根本部分121の下方位置に位置するように配置され、緩衝部材15の接触面16が広くブロックBの表面に接触し、下側からブロックBを支える。
この状態において、主ワイヤ102を巻取り、装置本体1を引き上げると、ブロックBの重量を支える狭持力により、緩衝部材15の接触パッド18が厚み方向に変形し、ブロックBの表面の損傷を軽減する。
また、緩衝部材15は、上記のように、挟持アーム4に対して傾動可能に設けられているため、異形ブロックのサイズや把持姿勢による接触部位の角度に応じて傾動する。このため、接触パッド19との接触面積を大きくすることができ、単位面積あたりの面圧を軽減することができる。したがって、コンクリートの圧縮強度よりも小さい押圧力により異形ブロックを把持することができるため、異形ブロックの損傷を軽減する。
また、ブロックBの吊り下げ時において、挟持アーム4の挟持位置によってはブロックBが傾斜する場合がある。このとき、脚部122が収納空間13に収納されているため、側壁の内側に脚部122の先端が当接し、ブロックBが挟持アーム4及びキャップ部10によって支持されてバランスが保たれ、ブロックBの装置本体1からの脱落が防止される。また、緩衝部材15により接触支持されているため、ブロックの位置ずれに伴う挟持アームの擦過損傷などが抑制される。
以上説明したように、本実施形態にかかるクランプ装置によれば、挟持アームの先端部分に挟持アームに対して傾動可能な緩衝部材を備え、緩衝部材の角度をブロックの接触面の方向に合せて傾斜させることで、接触面積を確保できるため、ブロックを損傷させることなく保持することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。緩衝部材を傾動させる機構としては、支持軸部材による軸支に限定されるものではない。例えば、図18に示すように挟持アーム4の先端部14に内側に延びる自在継手26を設け、当該自在継手26と係合可能な緩衝部材15aを挟持アームに取り付けることができる。図18の例によれば、緩衝部材15aは、挟持アーム4の伸張方向に対して直交する方向以外にも傾斜することができる。
さらに、例えば、上記各実施形態においては、ブロックとしてテトラポッド(商品名)を使用し、脚部の先端をキャップ部に挿入するようにして保持する構成としているが、使用されるブロックは特に限定されるものではなく、ブロックの形状に応じて、クランプ装置による把持を補助するための構成を広く採用することができる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
1 クランプ装置
2 自在吊り具
3 支持胴体
3a 支持軸
4 挟持アーム
4a 挟持アーム本体
5 ブラケット
6 枢軸
7 油圧シリンダ
8 シリンダ取り付け部
8a ブラケット
9 中間部
10 キャップ部
11 側壁
12 天面部
13 収納空間
14 先端部
15,15a 緩衝部材
16 補強フランジ
17 緩衝部材取付リブ
18 本体部
19 接触パッド
19a 接触面
20 支持軸部材
21 ブロック支持リブ
22 下層
23 被覆部材
24 溝
25 区画
26 自在継手
30 吊金具
31 継ぎ手
32 スイベル装置
33 ボルト
34 リブ
35 脚部
36 連結軸
37 貫通孔
38 スラストベアリング
39 カラー
39a ベアリング
39b 割りカラー
39c 押さえ板
39d スペーサー
40 旋回モータ
40a,40b 駆動ギア
40c 駆動チェーン
41 タグライン取付部
101 クレーン
102 主ワイヤ
102a 副ワイヤ
103 ワイヤ巻取りリール
104 主ホイール
104a 副ホイール
106 駆動装置
107 ターンホイール
108 ホースリール
109 油圧ホース
110 油圧ユニット
111 タグラインウインチ
112 タグライン
121 脚部根本部分
122 脚部
150 台船
B 異形ブロック

Claims (8)

  1. 荷役装置により吊り下げられる吊具部材と、
    前記吊具部材の下方に位置する支持胴体と、
    前記支持胴体から下側に伸び前記支持胴体の外周部に独立して開閉自在に設けられ、異形ブロックを挟持可能な複数の挟持アームと、
    前記挟持アームの先端側に設けられて挟持時に前記異形ブロックに当接し、本体部と、本体部の表面に設けられた接触パッドとを有する緩衝部材を備え、
    前記緩衝部材は、前記異形ブロックとの接触面が前記挟持アームの内側表面より前記異形ブロック側に突出し、前記挟持アームに対して傾動可能に設けられている、クランプ装置。
  2. 前記緩衝部材は、前記挟持アームの伸張方向に対し、直交する軸周りに傾動可能である、請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 前記挟持アームは、前端側が前記支持胴体の中心軸方向側に屈曲した先端部を有し、
    前記緩衝部材は、前記先端部に設けられた前記挟持アームの伸張方向に対し直交する方向に延びる支持軸部材により軸支される、請求項2に記載のクランプ装置。
  4. 前記緩衝部材は、前記異形ブロックとの接触面が、前記支持胴体の中心軸方向側に突出するような曲面に構成されている、請求項1から3のいずれか1つに記載のクランプ装置。
  5. 前記緩衝部材の接触パッドは、表面に被覆部材が設けられている、請求項1から4のいずれか1つに記載のクランプ装置。
  6. 前記接触パッドは、前記挟持アームの伸長方向に対して直交する方向に延びる溝により分断された区画が、前記挟持アームの伸長方向に並んで設けられている請求項5に記載のクランプ装置。
  7. 前記挟持アームは、前記異形ブロックの把持時に前記異形ブロックに対向する位置に、前記異形ブロックに当接して前記把持された異形ブロックの転倒を防止するブロック支持リブを有する、請求項1から6のいずれか1つに記載のクランプ装置。
  8. 前記吊具部材は、前記支持胴体を旋回可能に連結するスイベル装置と、前記スイベル装置から外側に突設され、タグラインと接続可能なタグライン取付部とを備え、
    前記タグラインにより、前記タグライン取付部が荷役装置側に引っ張られることで、前記吊具部材の周方向の向きを固定可能に構成されたことを特徴とする、請求項1から7のいずれか1つに記載のクランプ装置。
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