JP2019085025A - ステアリングホイール - Google Patents

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義明 前久保
Yoshiaki Maekubo
義明 前久保
原田 民夫
Tamio Harada
民夫 原田
山本 一郎
Ichiro Yamamoto
一郎 山本
貴弘 大橋
Takahiro Ohashi
貴弘 大橋
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Abstract

【課題】機能部の機能が加飾部によって損なわれることを抑制する。【解決手段】ステアリングホイール10は、乗員によって把持可能とされる加飾部16と、加飾部16の内側に設けられていると共に導電性の材料を含んで構成されたヒータ18と、加飾部16に設けられていると共に導電性の材料を用いて形成された伝達部20と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ステアリングホイールに関する。
下記特許文献1には、ステアリングホイールが開示されている。このステアリングホイールは、当該ステアリングホイールの中心部分を構成する芯部分(リム部芯体)と、芯部分に取付けられた加飾部と、加飾部の内側に設けられた機能部としてのヒータと、を備えている。そして、この文献に記載されたステアリングホイールでは、ヒータに通電されることで当該ヒータが加熱されて、加飾部へ熱を伝達することが可能となっている。
ところで、加飾部の内側に機能部が設けられている構成では、当該機能部の機能が加飾部によって損なわれることを抑制できることが望ましい。
特開2010−125985号公報
本発明は上記事実を考慮し、機能部の機能が加飾部によって損なわれることを抑制することができるステアリングホイールを得ることが目的である。
第1の態様に係るステアリングホイールは、乗員によって把持可能とされる加飾部と、前記加飾部の内側に設けられていると共に導電性の材料を含んで構成された機能部と、前記加飾部に設けられていると共に導電性の材料を用いて形成された伝達部と、を備えている。
第2の態様に係るステアリングホイールは、第1の態様のステアリングホイールにおいて、前記機能部は、通電されることで発熱するヒータ又は前記乗員の加飾部への接触を検出するセンサとされている。
第3の態様に係るステアリングホイールは、第1の態様又は第2の態様のステアリングホイールにおいて、前記伝達部は、一部分が前記機能部に接続されていると共に他の一部分が前記加飾部の表面に露出している。
第4の態様に係るステアリングホイールは、第1の態様又は第2の態様のステアリングホイールにおいて、前記加飾部は、加飾本体部と、前記加飾本体部の表面に設けられた表層部と、を含んで構成され、粉末状の前記伝達部が、前記表層部内に設けられている。
第1の態様に係るステアリングホイールでは、乗員によって把持可能とされる加飾部の内側に、導電性の材料を含んで構成された機能部が設けられている。また、加飾部には、導電性の材料を用いて形成された伝達部が設けられている。これにより、機能部の機能を伝達部を介して伝達させることができ、機能部の機能が加飾部によって損なわれることを抑制することができる。
第2の態様に係るステアリングホイールでは、ヒータの熱を加飾部及び伝達部を介して伝達させることができる、又は、乗員の加飾部への接触を加飾部、伝達部及びセンサを介して検出することができる。
第3の態様に係るステアリングホイールでは、伝達部の一部分が機能部に接続されていると共に他の一部分が加飾部の表面に露出している。これにより、機能部の機能を伝達部を介して加飾部の表面に直接伝達させることができる。
第4の態様に係るステアリングホイールでは、加飾部が加飾本体部及び表層部を含んで構成されていると共に、粉末状の伝達部が表層部内に設けられている。これにより、機能部の機能を加飾部の表層部内に設けられた粉末状の伝達部を介して伝達させることができる。
第1実施形態に係るステアリングホイールを示す部分斜視断面図である。 第2実施形態に係るステアリングホイールを示す部分斜視断面図である。
(第1実施形態に係るステアリングホイール10)
図1を用いて本発明の第1実施形態に係るステアリングホイール10について説明する。
図1に示されるように、ステアリングホイール10は、アルミニウム合金やマグネシウム合金等を用いて形成された芯金12を備えている。この芯金12においてステアリングシャフトに固定される部分の外周部は、運転席に着座した乗員から見て略環状に形成されたリム芯金部12Aとされている。リム芯金部12Aをステアリングホイール10の回転径方向に沿って切断した断面は略C字状断面に形成されている。
また、ステアリングホイール10は、リム芯金部12Aを覆うと共にステアリングホイール10の回転径方向に沿って切断した断面視で外形が略円形状とされたリム芯被覆部14を備えている。このリム芯被覆部14は、硬質ウレタン系樹脂材を用いて形成されている。
さらに、ステアリングホイール10は、リム芯被覆部14を覆うと共に乗員によって把持される加飾部16を備えている。この加飾部16は、木材や表面に加飾が施された樹脂材料を用いて筒状に形成されている。なお、図示は省略するが、加飾部16はステアリングホイール10の組立工程を考慮して分割構造とされている。
また、ステアリングホイール10は、加飾部16の内周面に沿って設けられた機能部としてのヒータ18を備えている。このヒータ18は、導電性の部材を用いて形成された通電部を有する薄肉のシート状に形成されており、通電部に通電されることで発熱するようになっている。
さらに、ステアリングホイール10は、加飾部16と一体に設けられていると共にステアリングホイール10の外周部に沿って設けられた伝達部20を備えている。この伝達部20は、アルミニウム合金等の導電性の金属材料を用いて形成されている。また、伝達部20は、ステアリングホイール10の回転周方向を長手方向とすると共に回転径方向を幅方向とする長尺板状に形成されている。伝達部20におけるヒータ18側の端部20Aは当該ヒータ18に当接している(接続されている)。また、伝達部20におけるヒータ18とは反対側の端部20Bは加飾部16の表面に露出している。なお、本実施形態では、2本の伝達部20が、ステアリングホイール10の外周部に沿って互いに間隔をあけて設けられている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態のステアリングホイール10では、ヒータ18の導電部に通電がなされることで当該ヒータ18が発熱する。このヒータ18の熱の一部は、加飾部16を介して当該加飾部16の外周面に伝達される。これにより、乗員がステアリングホイール10の加飾部16を把持した際に冷たく感じることを抑制することができる。
ここで、本実施形態のステアリングホイール10では、2本の伝達部20が加飾部16に設けられている。この2本の伝達部20は、加飾部16よりも熱伝導率の高い金属材料を用いて形成されているため、ヒータ18の熱の他の一部は、2本の伝達部20を介して加飾部16の表面側へ速やかに伝達される。これにより、ヒータ18の加温機能が加飾部16によって損なわれることを抑制することができる。
また、加飾部16に設けられた伝達部20におけるヒータ18とは反対側の端部20Bが加飾部16の表面に露出している。これにより、加飾部16の外周面に金属光沢を有する線状の部分を与えることができる。
(第2実施形態に係るステアリングホイール22)
次に、図2を用いて本発明の第2実施形態に係るステアリングホイール22について説明する。なお、第2実施形態に係るステアリングホイール22において前述の第1実施形態に係るステアリングホイール10と対応する部分にはステアリングホイール10と同一の符号を付してその説明を省略する。
図2に示されるように、本実施形態のステアリングホイール22では、加飾部16が、木材や樹脂材料を用いて形成された筒状の加飾本体部24と、加飾本体部24の表面に設けられた表層部としてのコーティング層26と、を含んで構成されている。コーティング層26は、加飾本体部24の表面に吹き付けられた塗料によって形成されている。
また、コーティング層26の内部には、伝達部としての粉末状の金属28(以下「金属粉28」という)が設けられている。なお、本実施形態では、アルミニウム合金等の金属粉28が混ぜられた塗料が加飾本体部24の表面に吹き付けられることで、金属粉28を有するコーティング層26が加飾本体部24の表面に形成されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態のステアリングホイール22では、ヒータ18の導電部に通電がなされることで当該ヒータ18が発熱する。このヒータ18の熱の一部は、加飾部16の加飾本体部24及びコーティング層26を介して加飾部16の外周面に伝達される。これにより、乗員がステアリングホイール22の加飾部16を把持した際に冷たく感じることを抑制することができる。
ここで、本実施形態のステアリングホイール22では、金属粉28を有するコーティング層26が加飾本体部24の表面に形成されている。このコーティング層26の内部の金属粉28は、加飾本体部24よりも熱伝導率の高い金属材料を用いて形成されている。そのため、加飾本体部24に伝達されたヒータ18の熱を加飾部16の外周面(コーティング層26の表面)に速やかに伝達させることができる。これにより、ヒータ18の加温機能が加飾部16によって損なわれることを抑制することができる。
また、本実施形態では、金属粉28を有するコーティング層26が加飾本体部24の表面に形成されていることにより、加飾部16の外周面に金属光沢を与えることができる。
なお、以上説明した第1実施形態に係るステアリングホイール10及び第2実施形態に係るステアリングホイール22では、機能部としてのヒータ18を加飾部16の内部に設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、乗員の加飾部16への接触を検出する機能部としてのセンサ(静電容量センサ)を加飾部16の内部に設けてもよい。この場合、前述の伝達部20(図1参照)や金属粉28を有するコーティング層26を設けることで、センサによる乗員の加飾部16への接触の検出機能が加飾部16によって損なわれることを抑制することができる。
また、伝達部20自体に機能部としての機能(ヒータ及びセンサ等)を有してもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 ステアリングホイール
16 加飾部
18 ヒータ(機能部)
20 伝達部
22 ステアリングホイール
24 加飾本体部
26 コーティング層(表層部)
28 金属粉(伝達部)

Claims (4)

  1. 乗員によって把持可能とされる加飾部と、
    前記加飾部の内側に設けられていると共に導電性の材料を含んで構成された機能部と、
    前記加飾部に設けられていると共に導電性の材料を用いて形成された伝達部と、
    を備えたステアリングホイール。
  2. 前記機能部は、通電されることで発熱するヒータ又は前記乗員の加飾部への接触を検出するセンサとされた請求項1記載のステアリングホイール。
  3. 前記伝達部は、一部分が前記機能部に接続されていると共に他の一部分が前記加飾部の表面に露出している請求項1又は請求項2記載のステアリングホイール。
  4. 前記加飾部は、加飾本体部と、前記加飾本体部の表面に設けられた表層部と、を含んで構成され、
    粉末状の前記伝達部が、前記表層部内に設けられている請求項1又は請求項2記載のステアリングホイール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021145123A1 (ja) * 2020-01-14 2021-07-22 株式会社東海理化電機製作所 加飾体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021145123A1 (ja) * 2020-01-14 2021-07-22 株式会社東海理化電機製作所 加飾体
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