JP2019084942A - 電子制御装置 - Google Patents

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浩規 慶野
太一 松村
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太一 松村
光太朗 原
Kotaro Hara
光太朗 原
将史 岩上
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将史 岩上
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【課題】車載ネットワークに接続された第1の電子制御装置の異常を検知する第2の電子制御装置において、異常の誤検知を低減させる。【解決手段】電子制御装置は、車載ネットワークに接続された第1の電子制御装置の異常を検知する第2の電子制御装置であって、前記第1の電子制御装置のスリープ状態からのウェイクアップを検出する検出部と、前記検出部による検出結果を用いて、前記第1の電子制御装置のウェイクアップが周期的なウェイクアップであるかを判断する判断部と、前記第1の電子制御装置の前記周期的なウェイクアップの回数をカウントし、前記周期的なウェイクアップの回数を用いて前記第1の電子制御装置の異常を検知する検知部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子制御装置に関する。
スリープ、ウェイクアップ制御を行う車載ネットワークシステムにおいて、異常なウェイクアップを検出する技術が知られている。
例えば、マスタ及びスレーブで構成されるネットワークにおいて、マスタが、予め定められた監視期間内に閾値以上の回数、ウェイクアップパルスを送信したスレーブを異常ノードとして特定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−55289号公報
特許文献1に開示された技術では、ウェイクアップの発生頻度の閾値を予め決定し、この閾値を超えた場合に異常を検知するので、例えば、ユーザの想定外の操作等によりウェイクアップの回数が増加した場合に、異常を誤検知してしまう恐れがある。
本発明の実施の形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、車載ネットワークに接続された第1の電子制御装置の異常を検知する第2の電子制御装置において、異常の誤検知を低減させる。
上記の課題を解決するため、本発明の実施形態に係る電子制御装置は、車載ネットワークに接続された第1の電子制御装置の異常を検知する第2の電子制御装置であって、前記第1の電子制御装置のスリープ状態からのウェイクアップを検出する検出部と、前記検出部による検出結果を用いて、前記第1の電子制御装置のウェイクアップが周期的なウェイクアップであるかを判断する判断部と、前記第1の電子制御装置の前記周期的なウェイクアップの回数をカウントし、前記周期的なウェイクアップの回数を用いて前記第1の電子制御装置の異常を検知する検知部と、を有する。
本実施形態に係る電子制御装置は、第1の電子制御装置によるウェイクアップのうち、ユーザの操作によるウェイクアップが周期的に発生しないことに着目し、周期的なウェイクアップの回数のみをカウントして、第1の電子制御装置の異常を検知する。これにより、本実施形態に係る電子制御装置は、例えば、ユーザの想定外の操作等によりウェイクアップの回数が増加した場合でも、異常の誤検知を低減させることができる。
本発明の実施の形態によれば、ネットワークを介して接続される他の電子制御装置の異常を検知する電子制御装置において、異常の誤検知を低減させることができる。
一実施形態に係る車載ネットワークシステムの構成例を示す図である。 一実施形態に係るマスタECUの処理の例を示すフローチャートである。 変形例1に係る車載ネットワークシステムの構成例を示す図である。 変形例2に係るマスタECUの処理の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
<システム構成>
図1は、一実施形態に係る車載ネットワークシステムの構成例を示す図である。車載ネットワークシステム100は、例えば、自動車等の車両に搭載される車載ネットワーク130に接続される、ECU(Electronic Control Unit)120−1〜120−3とマスタECU110とを含む。なお、以下の説明の中で、ECU120−1〜120−3のうち、任意のECUを示す場合、「ECU120」を用いる。また、図1に示すECU120の数は一例であり、ECU120の数は1つ以上の他の数であっても良い。
車載ネットワーク130は、例えば、車両に搭載されるLIN(Local Interconnect Network)、CAN(Controller Area Network)等の通信ネットワークである。
ECU(第1の電子制御装置)120は、車両に搭載され、例えば、車両制御系、ボディー系、又はマルチメディア系等の所定の機能を制御する電子制御装置である。ECU120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュROM(Read Only Memory)、及び通信インタフェース等を含む。また、ECU120は、例えば、フラッシュROM等の記憶媒体に記憶した所定のプログラムをCPUで実行することにより、前述した所定の機能を制御する。さらに、ECU120は、通信インタフェースを介して車載ネットワーク130に接続され、マスタECU110、及び他のECU120と、所定の通信プロトコルを用いて通信可能である。
マスタECU(第2の電子制御装置)110は、車載ネットワーク130に接続されたECU120の異常を検知する電子制御装置である。マスタECU110は、例えば、CPU、RAM、フラッシュROM、及び通信インタフェース等を含む。また、ECU120は、通信インタフェースを介して車載ネットワーク130に接続され、ECU120と所定の通信プロトコルで通信可能である。なお、マスタECU110は、ECU120と同様に、車両の所定の機能を制御する電子制御装置であっても良い。
車載ネットワークシステム100は、省電力機能を有しており、例えば、通信が不要な状態になったとき等に、省電力状態に移行することにより、消費電力を低減させることができる。
例えば、ECU120は、マスタECU110から送信されるスリープ信号に応じて通信を停止し、スリープ状態に移行する。或いは、ECU120は、車載ネットワーク130に所定の期間活動がなければ、自動的にスリープ状態に移行する。
また、マスタECU110、及びECU120は、スリープ状態にある他のECUに、ウェイクアップ信号を送信することにより、ウェイクアップ状態への移行(以下、ウェイクアップと呼ぶ)を要求することができる。
ここで、ウェイクアップ状態は、ECU120が、前述した所定の制御を実行可能な通常の状態である。また、スリープ状態は、ウェイクアップ状態より消費電力が少ない省電力状態であり、前述所定の制御のうち、少なくとも一部の機能を停止した状態である。
このように、ウェイクアップ、スリープ制御を実行する車載ネットワークシステム100において、ウェイクアップする必要がないにもかかわらず、ウェイクアップ信号が繰り返し送信されると、例えば、車両のバッテリ上がり等を引き起こす場合がある。
このような問題に対して、特許文献1に開示された技術では、ウェイクアップの発生頻度の閾値を予め決定し、この閾値を超えるウェイクアップ要求が発生した場合に異常を検知している。
しかし、この方法では、ユーザの想定外の操作等により、ウェイクアップの回数が増加した場合等に、異常を誤検知してしまう恐れがある。また、このような誤検知を低減させるために、ウェイクアップの頻度を確定するまでの期間を長く(例えば、10分以上等)設定することも考えられるが、この場合、異常を検知するまでに時間を要し、その間に消費電力が増大してしまう恐れがある。
このような問題を解決するため、本実施形態に係るマスタECU110は、例えば、図1に示すような機能構成を有している。
<マスタECUの機能構成>
マスタECU110は、フラッシュROM等の記憶媒体に記憶された所定のプログラムをCPUで実行することにより、例えば、ウェイクアップ検出部111、判断部112、及び異常検知部113等を実現している。
ウェイクアップ検出部111は、ECU(第1の電子制御装置)120のスリープ状態からのウェイクアップを検出する。例えば、ウェイクアップ検出部111は、車載ネットワーク130がスリープ状態に移行した後に、ECU120が送信するウェイクアップ信号等により、ECU120のウェイクアップを検出する。
例えば、車載ネットワーク130がLINである場合、ECU120は、ウェイクアップ信号としてLINバスを0.25ms〜5msの間ドミナント状態(論理値「0」)とするウェイクアップシグナルを送信する。この場合、ウェイクアップ検出部111は、このウェイクアップシグナルにより、ECU120のウェイクアップを検出することができる。
判断部112は、ウェイクアップ検出部111が検出した検出結果を用いて、ECU120のウェイクアップが周期的なウェイクアップであるかを判断する。例えば、判断部112は、車載ネットワーク130がスリープ状態に移行したとき(以下、ネットワークスリープと呼ぶ)から、ECU120のウェイクアップが検出されるまでの時間(以下、ウェイクアップ時間と呼ぶ)を測定する。
また、判断部112は、ECU120の過去のウェイクアップ時間をフラッシュROM等の記憶部に記憶しておく。この過去のウェイクアップ時間は、前回、又はそれ以前に、判断部112が測定したウェイクアップ時間であり、例えば、ECU120のウェイクアップが周期的なウェイクアップではないと判断されたとき等に更新される。
さらに、判断部112は、測定したウェイクアップ時間と、記憶部に記憶した過去のウェイクアップ時間とを比較して、その差が所定の範囲内である場合、周期的なウェイクアップであると判断する。ここで、所定の範囲は、測定したウェイクアップ時間が、過去のウェイクアップ時間と実質的に同じであると判断できる範囲が予め設定されているものとする。
異常検知部113は、ECU120の周期的なウェイクアップの回数をカウントし、カウントした周期的なウェイクアップの回数を用いてECU120の異常を検知する。例えば、異常検知部113は、異常なウェイクアップと判定するための周期的なウェイクアップの回数の閾値を有しており、ECU120の周期的なウェイクアップの回数が閾値を超えたとき、ECU120のウェイクアップを異常なウェイクアップと検知する。
また、異常検知部113は、ECU120の異常なウェイクアップを検知すると、ECU120に異常が発生していることを通知し、予め設定された復帰処理を実行させる。
上記の構成により、マスタECU110は、ECU120によるウェイクアップのうち、ユーザの操作によるウェイクアップが周期的に発生しないことに着目し、周期的なウェイクアップの回数のみをカウントして、ECU120の異常を検知する。これにより、マスタECU110は、例えば、ユーザの想定外の操作等によりウェイクアップの回数が増加した場合でも、異常の誤検知を低減させることができる。
また、本実施形態では、マスタECU110は、ユーザの操作によるウェイクアップを除外して、ECU120の異常に起因するウェイクアップのみをカウントするので、ウェイクアップの頻度を確定するまでの期間を長くしなくても良い。従って、異常を検知するまでに時間を要し、消費電力が増大してしまうという従来技術の問題点も解決することができる。
<処理の流れ>
続いて、本実施形態に係るマスタECUが実行する処理の流れについて説明する。
図2は、一実施形態に係るマスタECUの処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、車両がイグニッションオフ(以下、IG−OFFと呼ぶ)、かつアクセサリ電源オフ(以下、ACC−OFFと呼ぶ)である場合に、マスタECU110が実行する処理の例を示している。
ステップS201において、マスタECU110は、車両がIG−OFFかつACC−OFFの状態である「バッテリ接続状態」になると、ステップS202以降の処理を実行する。
ステップS202において、車載ネットワーク130がネットワークスリープになると、ステップS203において、マスタECU110の判断部112は、ECU120のウェイクアップ時間の測定を開始する。例えば、判断部112は、ネットワークスリープになったとき、ECU120のウェイクアップ時間を測定するためのタイマをスタートさせる。
例えば、車載ネットワーク130がLINである場合、バスアイドル状態が4秒以上続いたとき、又はマスタECU110がスリープモードフレームを送信したとき等に、車載ネットワーク130はネットワークスリープ状態になる。
ステップS204において、マスタECU110のウェイクアップ検出部111は、ECU120が送信するウェイクアップ信号等によりECU120のウェイクアップを検出し、ウェイクアップが検出された場合、処理をステップS205に移行させる。
ステップS205に移行すると、判断部112は、ECU120のウェイクアップ時間の測定を終了させる。例えば、判断部112は、ECU120のウェイクアップ時間を測定するタイマを停止させて、タイマ値、又はタイマ値に対応する時間を、測定したウェイクアップ時間とする。
ステップS206において、判断部112は、ウェイクアップ検出部111が測定したウェイクアップ時間を、記憶部等に記憶した過去のウェイクアップ時間と比較する。例えば、判断部112は、測定したウェイクアップ時間と、過去のウェイクアップ時間との差を計算する。
ステップS207において、判断部112は、比較結果、すなわち、測定したウェイクアップ時間と、記憶部等に記憶した過去のウェイクアップ時間との差が、所定の範囲内であるかを判断する。なお、所定の範囲は、前述したように、測定したウェイクアップ時間が、過去のウェイクアップ時間と実質的に同じと判断できる範囲が予め定められているものとする。
比較結果が所定の範囲内でない場合、判断部112は、処理をステップS208に移行させる。一方、比較結果が所定の範囲内である場合、判断部112は、ECU120のウェイクアップが周期的なウェイクアップであると判断し、処理をステップS209に移行させる。
ステップS207からステップS208に移行すると、判断部112は、記憶部等に記憶した過去のウェイクアップ時間を、測定したウェイクアップ時間で更新し、ウェイクアップ回数を「0」に初期化して、処理をステップS202に戻す。
一方、ステップS207からステップS209に移行すると、マスタECU110の異常検知部113は、ウェイクアップ回数に「1」を加算する。
ステップS210において、異常検知部113は、ウェイクアップ回数が、閾値を超えたか否かを判断する。ここでは、周期的なウェイクアップが連続して発生した場合に、異常なウェイクアップと判定するための閾値が予め定められているものとする。
ウェイクアップ回数が閾値を超えていない場合、マスタECU110は、処理をステップS202に戻して、同様の処理を再び実行する。一方、ウェイクアップ回数が閾値を超えた場合、異常検知部113は、処理をステップS211に移行させる。
ステップS211に移行すると、異常検知部113は、異常なウェイクアップが発生したことを検知し、ECU120に異常なウェイクアップが発生したことを通知する通知処理を実行する。これにより、通知を受けたECU120は、予め定められた復帰処理(例えば、再起動等)を実行する。
上記の処理により、マスタECU110は、ECU120の周期的なウェイクアップの回数だけをカウントして、異常を検知することができるようになる。
[変形例1]
変形例として、車載ネットワークシステム100は、マスタECU110を設けずに、各ECUが異常ウェイクアップの検出を行う構成も考えられる。
図3は、変形例1に係る車載ネットワークシステムの構成例を示す図である。図3において、ECU300−1〜300−4は、フラッシュROM等に記憶した所定のプログラムを実行することにより、ウェイクアップ検出部301、判断部302、及び異常検知部303等を実現している。なお、以下の説明の中で、ECU300−1〜300−4のうち、任意のECUを示す場合、「ECU300」を用いる。
変形例1では、ウェイクアップ検出部301は、自装置におけるスリープ状態からのウェイクアップを検出する。例えば、ECU300−1のウェイクアップ検出部301は、ECU300−1のスリープ状態からのウェイクアップを検出する。
また、判断部302は、ウェイクアップ検出部301が検出した検出結果を用いて、自装置のウェイクアップが周期的なウェイクアップであるかを判断する。例えば、ECU300−1の判断部302は、ECU300−1のウェイクアップが周期的なウェイクアップであるかを判断する。なお、周期的なウェイクアップであるかを判断する方法は、例えば、図1、2を用いて説明した方法と同様で良い。
さらに、異常検知部303は、自装置における周期的なウェイクアップの回数をカウントし、カウントした周期的なウェイクアップの回数を用いて自装置の異常を検知する。例えば、ECU300−1の異常検知部303は、ECU300−1の周期的なウェイクアップの回数をカウントし、カウントした周期的なウェイクアップの回数を用いてECU300−1の異常を検知する。なお、周期的なウェイクアップの回数を用いて自装置の異常を検知する方法は、例えば、図1、2を用いて説明した方法と同様で良い。
また、異常検知部303は、自装置における異常なウェイクアップを検知すると、予め定められた異常復帰処理(例えば、再起動、次回のスリープ後におけるウェイクアップを所定の時間禁止する等)を実行する。
このように、車載ネットワーク130に接続された第1の電子制御装置と、第1の電子制御装置の異常を検知する第2の電子制御装置は、同じ電子制御装置(ECU300)であっても良い。
[変形例2]
図2に示す処理では、マスタECU110の判断部112は、車載ネットワーク130がスリープ状態になってから、ECU120がウェイクアップするまでのウェイクアップ時間を用いて、ECU120における周期的なウェイクアップを判断していた。
ただし、これは一例であり、例えば、判断部112は、ECU120のウェイクアップから、次回のウェイクアップまでの時間をウェイクアップ時間として、ECU120のウェイクアップが周期的なウェイクアップであるかを判断するものであっても良い。
例えば、判断部112は、ECU120がウェイクアップしたときにウェイクアップ時間の測定を開始し、ウェイクアップ検出部111が、ECU120の次回のウェイクアップを検出したときまでの時間をウェイクアップ時間として測定する。なお、ウェイクアップ時間の測定方法以外の処理は、図2に示す処理と同様で良い。
<処理の流れ>
図4は、変形例2に係るマスタECUの処理の例を示すフローチャートである。なお、図4のステップS201、S206〜S211の処理は、図2に示す処理と同様なので、ここでは、図2に示す処理との相違点を中心に説明を行う。
ステップS401において、マスタECU110は、ウェイクアップ検出部111により、ECU120の初回のウェイクアップが検出されると、ステップS402以降の処理を実行する。
ステップS402において、マスタECU110の判断部112は、ECU120のウェイクアップ時間の測定を開始する。例えば、判断部112は、ECU120のウェイクアップ時間を測定するためのタイマをスタートさせる。
ステップS403において、マスタECU110のウェイクアップ検出部111は、ECU120が送信するウェイクアップ信号等によりECU120のウェイクアップを検出し、ウェイクアップが検出された場合、処理をステップS404に移行させる。
ステップS404に移行すると、判断部112は、ECU120のウェイクアップ時間の測定を終了させる。例えば、判断部112は、ECU120のウェイクアップ時間を測定するタイマを停止させて、タイマ値、又はタイマ値に対応する時間を、測定したウェイクアップ時間とする。
上記の処理により、マスタECU110は、ECU120のウェイクアップから、次回のウェイクアップまでの時間をウェイクアップ時間として測定することができる。なお、上記以外の処理は、図2に示す処理と同様である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、様々な変形や変更が可能である。
100 車載ネットワークシステム
110 マスタECU(第2の電子制御装置)
111、301 ウェイクアップ検出部(検出部)
112、302 判断部
113、303 異常検知部
120 ECU(第1の電子制御装置)
130 車載ネットワーク
300 ECU(第1及び第2の電子制御装置)

Claims (1)

  1. 車載ネットワークに接続された第1の電子制御装置の異常を検知する第2の電子制御装置であって、
    前記第1の電子制御装置のスリープ状態からのウェイクアップを検出する検出部と、
    前記検出部による検出結果を用いて、前記第1の電子制御装置のウェイクアップが周期的なウェイクアップであるかを判断する判断部と、
    前記第1の電子制御装置の前記周期的なウェイクアップの回数をカウントし、前記周期的なウェイクアップの回数を用いて前記第1の電子制御装置の異常を検知する検知部と、
    を有する、電子制御装置。
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