JP2019083432A - 中継局及び中継エリア制御方法 - Google Patents

中継局及び中継エリア制御方法 Download PDF

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一臣 立儀
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Abstract

【課題】複数の中継局によるデータの中継を回避しつつデータを中継することができる中継局を提供する。【解決手段】送受信部2は他の中継局から中継局情報を受信する。プロセッサ(DSP4)は中継局情報を復号する。制御部1は、復号した中継局情報に基づき制御を行う。制御部1は、中継局情報に含まれる他の中継局の中継エリアを示す情報と、自己の中継局の位置情報に基づく中継エリアとが重複するエリアを算出し、重複するエリアに位置する移動局から送信された信号の中継を行わない。【選択図】図1

Description

本発明は、受信したデータを中継する中継局及び中継エリア制御方法に関する。
半二重通信方式を用いて各種のデータを送受信する無線機が普及している。無線機は、受信したデータを他の無線機でも受信できるように、受信したデータを一時的に記憶部に記憶させた後に送信する中継機能を備えることがある。受信したデータを中継機能によって送信する無線機は、受信したデータを中継する中継局として動作する。
移動局が、中継局にデータを中継させるには、パケットパス(中継経路)を設定する必要がある。パケットパスの設定方法としては、“J\1AAA-1”のように直接中継局のコールサインを指定する第1の方法と、“WIDE1-1”または“WIDE1-1, WIDE2-1”のように複数の中継局に共通に設定されたエイリアス(別名)と中継段数とを指定する第2の方法とがある。
特開平6−85747号公報
APRS(Automatic Packet Reporting System)と称される通信プロトコルが普及するのに伴って、多くの無線機が中継局として動作している。パケットパスの設定方法として上記の第2の方法を用いるとき、多段中継により発生する電波の混雑を防ぎ、効率よく快適に中継局を運用するため、平地または市街地を移動する中継局については、“WIDE1-1”のように広域的にパケットパスを設定する1段中継での運用が一般的である。
広域型の中継局は、半径数十km以上をカバーすることができる。複数の中継局が互いに近くに位置していると、無線機が送信した各種のパケット等のデータを複数の中継局が中継してしまうことがある。複数の中継局がデータを不必要に中継することを防ぐことが求められる。
本発明は、複数の中継局によるデータの中継を回避しつつデータを中継することができる中継局及び中継エリア制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、移動局からの送信信号を中継する中継局であって、他の中継局から中継局情報を受信する送受信部と、前記中継局情報を復号するプロセッサと、復号した前記中継局情報に基づき制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記中継局情報に含まれる前記他の中継局の中継エリアを示す情報と、自己の中継局の位置情報に基づく中継エリアとが重複するエリアを算出し、前記重複するエリアに位置する移動局から送信された信号の中継を行わないことを特徴とする中継局を提供する。
本発明は、中継エリア制御方法であって、中継局が、他の中継局から前記他の中継局の中継エリアを示す情報を受信し、前記中継局は、自己の中継エリアを算出し、前記中継局は、自己の中継エリアと前記他の中継局の中継エリアとが重複するエリアに位置する移動局から送信された信号の中継を行わないことを特徴とする中継エリア制御方法を提供する。
本発明の中継局及び中継エリア制御方法によれば、複数の中継局によるデータの中継を回避しつつデータを中継することができる。
一実施形態の中継局を構成する無線機の構成例を示すブロック図である。 移動局が複数の中継局の重複した中継エリアに位置し、一実施形態の中継局の動作によって複数の中継局によるデータの中継を回避している状態を示す図である。 一実施形態の中継局が、中継局情報を取得して中継局リストを生成する処理を示すフローチャートである。 図3に示すステップS6の自局中継エリアの具体的な計算処理を示すフローチャートである。 一実施形態の中継局による中継送信処理を示すフローチャートである。 一実施形態の中継局が備える制御部が中継送信処理を実行するときの機能的な内部構成例を示すブロック図である。
以下、一実施形態の中継局及び中継エリア制御方法について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を用いて、中継器として動作することがある無線機100の全体的な構成例及び動作を説明する。無線機100は一例として周波数変調したデータを送受信するFM無線機である。
図1において、制御部1は、無線機100の全体を制御する。制御部1は、マイクロコンピュータまたは中央処理装置(CPU)によって構成することができる。制御部1は、内蔵のRAM101を有する。RAM101は制御部1に対して外付けされていてもよい。
制御部1には、DSP(Digital Signal Processor)4が接続されている。DSP4はプロセッサの一例である。DSP4には、送受信部2とマイクロホン5とスピーカ6が接続されている。送受信部2には、電波を送受信するためのアンテナ3が接続されている。送受信部2は、送信部と受信部とが一体的に構成された回路ブロックである。
送受信部2は、半二重通信方式で他の無線機100へとデータを送信する。送受信部2は、半二重通信方式で他の無線機100が送信したデータを受信する。他の無線機100は、中継局として動作する無線機100であることがある。自己の無線機100(自局)も、中継局であることがある。
送受信部2が受信したデータはDSP4に供給される。DSP4は受信したデータを復調し、データに含まれるパケットの文字列を復号して制御部1に供給する。送受信部2が音声データを受信したときには、データDSP4は、音声データをD/A変換し、復調及び復号することによって生成した音声信号をスピーカ6に供給する。
マイクロホン5は、無線機100のユーザが発した音声を収音して音声信号に変換し、音声信号をDSP4に供給する。DSP4は、入力された音声信号をA/D変換して帯域制限等の各種の処理を施して変調波を生成して、送受信部2に供給する。送受信部2は、DSP4から供給された変調波により搬送波を変調してFM変調信号とし、アンテナ3を介して送信する。
制御部1には、さらに、GNSSモジュール7、時計8、不揮発性メモリ9、ディスプレイ10、PTT(Push To Talk)スイッチ11、操作部12、ROM13が接続されている。
GNSSモジュール7は、全地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System: GNSS)用の衛星からの電波を受信するアンテナと、アンテナが出力するGNSS信号を受信する受信部とを含む。GNSSは、一例としてGPS(Global Positioning System)である。
GNSSモジュール7は、無線機100が位置する場所の位置情報を取得して、制御部1に供給する。GNSSモジュール7は、自局の位置情報を取得する位置情報取得部の一例である。無線機100が移動局ではなく固定局であれば、無線機100の位置情報が不揮発性メモリ9に記憶されていてもよい。
時計8は、一例としてRTC(Real Time Clock)である。時計8による時刻情報はタイムスタンプとして用いられる。不揮発性メモリ9は、後述する中継局リストを記憶する。不揮発性メモリ9は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)である。
ユーザが発話して音声信号を送信するとき、ユーザはPTTスイッチ11を押す。制御部1は、PTTスイッチ11が押されていない状態では無線機100を受信待機状態とし、PTTスイッチ11が押されている状態では無線機100を送信状態とする。操作部12は、各種の操作キーを含む。操作部12を操作して、無線機100を中継局として動作させるように設定することができる。
記憶部の一例であるROM13には、無線機100が中継局であるとき、移動局が送信した中継対象のデータを後述するように中継送信するよう制御部1を動作させるコンピュータプログラム(中継送信プログラム)が記憶されている。ROM13は、制御部1に内蔵されていてもよい。
図1において、白抜きの矢印は、構成要素間を接続するバスを示している。バスの代わりに通常の信号接続線を用いることがあってもよい。
図2において、中継局100A及び100Bは中継局として動作している無線機100である。移動局100Cは中継局として動作していない無線機100である。中継局100A及び100Bには、共通の“WIDE1-1”なるエイリアスが設定されているとする。
図2に示すように、中継局100Aの中継エリアArea_Aと中継局100Bの中継エリアArea_Bとは一部が重複している。移動局100Cは、中継エリアArea_A内及び中継エリアArea_B内の双方に位置している。従って、移動局100Cがパケットパスとして“WIDE1-1”を指定すると、中継局100A及び100Bはいずれも、移動局100Cが送信したデータを中継してしまう。
本実施形態においては、複数の中継局によるデータの中継を回避するため、無線機100は図3〜図5に示す処理を実行するように構成されている。複数の中継局が近接しているとき、中継局は自局以外の他の中継局から位置情報パケット(ビーコン)を含む中継局情報を受信することがある。図2において、中継局100Aが、中継局100Bが送信した中継局情報を受信して、図3〜図5に示す処理を実行する場合を説明する。
図3において、中継局100Aは、ステップS1にて、中継局100Bが送信したAPRSデータを受信する。なお、中継局100Bは所定の時間間隔でAPRSデータを送信する。APRSデータには、中継局100Bの位置情報を示す位置情報パケット、送信元のコールサイン、APRSのアイコン情報、送信パワー、アンテナ高さ、アンテナゲイン、電波を送信するときの指向性を含む中継局情報が含まれている。
中継局100Aの制御部1は、ステップS2にて、APRSデータの送信元が中継局であるか否かを判定する。送信元が中継局であるか否かは、送信元のコールサインのSSID(1〜4)及びAPRSのアイコン情報に基づいて判定することができる。制御部1は、送信元が中継局でなければ(NO)、処理を終了させる。
制御部1は、送信元が中継局であれば(YES)、処理をステップS3に移行させ、ステップS3にて、位置情報パケットによって中継局100Bの位置情報を取得する。制御部1は、ステップS4にて、中継局100Bの送信パワー、アンテナ高さ、アンテナゲイン、指向性を取得する。
制御部1は、ステップS5にて、不揮発性メモリ9の中継局リストを更新する。制御部1は、ステップS6にて、自局(中継局100A)の中継エリアを計算する。ステップS6の中継エリアの具体的な計算方法は後述する。制御部1は、ステップS7にて、APRSデータを受信してから所定の時間が経過したか否かを判定する。ここでの所定の時間とは、中継局100BがAPRSデータを送信する時間間隔よりも十分に長い時間である。
APRSデータを受信してから所定の時間が経過したら(YES)、中継局100Bは中継局100AがAPRSデータを受信できない位置へと移動したと考えられる。そこで、制御部1は、ステップS8にて、中継局リストから当該の中継局(ここでは中継局100B)を削除して、処理を終了させる。APRSデータを受信してから所定の時間が経過していなければ(NO)、制御部1は、処理をステップS1に戻し、ステップS1の以降の処理を繰り返す。
制御部1は、図3に示す中継局情報を取得する処理を定期的に実行することにより、自局に近接する1つまたは複数の中継局に関する情報を含む中継局リストを常時更新する。
図4を用いて、ステップS6の自局の中継エリアの具体的な計算方法を説明する。図4において、制御部1は、ステップS601にて、自局の位置情報を取得し、ステップS602にて、中継局リストを検索する。制御部1は、ステップS603にて、中継局リストに記憶されている1つの中継局を選択し、選択した中継局の送信パワー、アンテナ高さ、アンテナゲイン、指向性を読み出す。
制御部1は、ステップS604にて、送信パワー、アンテナ高さ、アンテナゲイン、指向性に基づいて、選択した中継局の中継エリアを計算する。送信パワーが大きいほど中継エリアが広くなる。アンテナ高さとはアンテナの標高位置であり、アンテナ高さが高いほど中継エリアが広くなる。アンテナゲインが高いほど中継エリアが広くなる。電波の送信に指向性がある場合には、中継エリアは中継局を中心とした360°のエリアではなく、所定の角度の範囲のエリアとなる。
ここでは、制御部1が、送信パワー、アンテナ高さ、アンテナゲイン、指向性に基づいて中継局の中継エリアを計算するとしたが、送信パワーのみで中継エリアを計算してもよい。例えば送信パワーが10Wであれば、中継エリアはほぼ半径10kmの20km圏内となる。
また、制御部1が他の中継局の中継エリアを計算するとき、自局のアンテナ高さと他の中継局のアンテナ高さを比較して、自局のアンテナ高さが他の中継局のアンテナ高さより高いときに、他の中継局の送信パワーの値を低い値に補正した上で中継エリアを計算してもよい。
制御部1は、送信パワーに加えて、アンテナ高さ、アンテナゲイン、指向性のうちの少なくとも1つに基づいて中継エリアを計算するのがよい。このようにすれば、中継エリアをより正確に計算することができる。制御部1は、送信パワーに加えて指向性に基づいて中継エリアを計算してもよい。制御部1は、送信パワー、アンテナ高さ、アンテナゲイン、指向性の全てに基づいて中継エリアを計算するのが最も好ましい。
以上から中継エリアを算出可能な情報は、中継エリアを示す情報といえる。また、中継エリアを示す情報は、例えば、中継を行う範囲を位置情報として他の中継局から提供されるのであれば、その情報を利用してもよい。
制御部1は、ステップS605にて、計算した中継エリアを、選択した中継局に対応付けて不揮発性メモリ9に記憶させる。制御部1は、ステップS606にて、選択した中継局と自局との間の距離、及び、自局から見た選択した中継局の方角を計算し、ステップS607にて、選択した中継局までの距離及び方角をRAM101等の記憶部に一時的に記憶させる。
制御部1は、ステップS608にて、選択した中継局までの距離及び方角に基づいて、自局の中継エリアを計算する。ステップS608での自局の中継エリアの計算とは、予め計算されている自局の中継エリアを補正する再計算を意味する。
具体的には、制御部1は、予め、自局の送信パワー、アンテナ高さ、アンテナゲイン、指向性に基づいて中継エリアを計算し、不揮発性メモリ9が自局の中継エリアを記憶している。この自局の中継エリアとは、他の中継局の中継エリアを考慮しない、自局単独での中継エリアである。
自局の中継エリアについても他の中継局の中継エリアと同様に、制御部1は送信パワーのみで中継エリアを計算してもよく、送信パワーに加えて、アンテナ高さ、アンテナゲイン、指向性のうちの少なくとも1つに基づいて中継エリアを計算してもよい。制御部1は、送信パワーに加えて指向性に基づいて中継エリアを計算してもよい。制御部1は、送信パワー、アンテナ高さ、アンテナゲイン、指向性の全てに基づいて中継エリアを計算してもよい。
制御部1は、選択した中継局までの距離及び方角によって、自局の中継エリアのうち、どの部分が選択した中継局の中継エリアと重複しているかを計算することができる。そこで、制御部1は、ステップS608にて、選択した中継局までの距離及び方角に基づいて、自局の中継エリアのうち、選択した中継局の中継エリアと重複している部分を除いたエリアを新たに自局の中継エリアとして、RAM101等の記憶部に一時的に記憶させる。
続けて、制御部1は、ステップS609にて、中継局リストに記憶されている全ての中継局に対してステップS602〜S608の処理が完了したか否かを判定する。全ての中継局に対して処理が完了していなければ、制御部1は、ステップS602〜S609の処理を繰り返す。全ての中継局に対して処理が完了すれば、ステップS608にて、自局の中継エリアのうち、全ての中継局の中継エリアと重複している部分を除いたエリアが最終的な自局の中継エリアと計算される。
そこで、制御部1は、ステップS610にて、自局の中継エリアを確定して、確定した自局の中継エリアを不揮発性メモリ9に記憶させて、処理を終了させる。
図2において、ステップ01として、中継局100Aが中継局100Bより中継局情報を受信すると、図3及び図4に示す処理が実行される。これにより、中継局100Aは、中継局100Bの中継エリアと重複している部分を除いた自局の中継エリアを計算して保持する。
図2において、ステップ02として、移動局100Cが中継対象のデータを送信したとする。移動局100Cのコールサインを例えばAAAAAA-7とすると、中継対象のデータは、一例として、AAAAAA-7>APK01,WIDE1-1:!xx.xx.xxN/yyy.yy.yyE-Testである。AAAAAA-7はソースアドレスフィールド、APK01は宛先アドレスフィールド、WIDE1-1は中継局のアドレスフィールド、:! xx.xx.xx N/ yyy.yy.yy E-Testは情報フィールドを示し、この場合の情報フィールドは移動局の位置情報を示す。その内容はxx.xx.xxNは北緯の緯度で北緯xx.xx.xx(度、分、秒)を表し、yyy.yy.yyEは東経の経度で東経yyy.yy.yy(度、分、秒)を表す。
中継局100Aの制御部1は、移動局100Cからの送信信号である中継対象のデータをRAM101に記憶させ、図5に示す中継処理を実行する。
図5において、制御部1は、ステップS11にて、移動局100Cが送信した送信データに含まれるパケットを受信する。パケットは、少なくとも位置情報パケットを含み、位置情報パケット及びメッセージパケットであってもよい。制御部1は、受信した位置情報パケットから移動局の位置を特定する。
制御部1は、ステップS12にて、所定の時間以内に既に受信した重複パケットであるかを確認する。制御部1は、ステップS13にて、重複パケットであると判定すれば(YES)、処理を終了させる。重複パケットでないと判定すれば(NO)、制御部1は、ステップS14にて、自局が既に中継済みであるかを確認する。制御部1は、チェックサムを照合して中継済みであるかを確認することができる。
制御部1は、ステップS15にて、中継済みであると判定すれば(YES)、処理を終了させる。中継済みでないと判定すれば(NO)、制御部1は、ステップS16にて、不揮発性メモリ9に記憶されている自局の中継エリアを取得する。ここでの自局の中継エリアとは、図4のステップS608にて確定した、他の中継局の中継エリアと重複している部分を除いた中継エリアである。
制御部1は、ステップS17にて、移動局100Cは自局の中継エリア内に位置しているか否かを判定する。移動局100Cが自局の中継エリア内に位置していなければ(NO)、他の中継局によってパケットが中継されるから、処理を終了させる。移動局100Cが自局の中継エリア内に位置していれば(YES)、制御部1は、ステップS18にて、RAM101に記憶された中継対象のデータに基づいて中継送信データを生成する。
制御部1は、ステップS19にて、中継送信データを送信可能か否かを判定する。例えば、PTTスイッチ11が押されていて、中継局100Aが送信状態にあるときには中継送信データを送信することができない。送信可能でなければ(NO)、制御部1はステップS19の処理を繰り返し、送信可能となるまで待機する。送信可能であれば(YES)、制御部1は、ステップS20にて、中継送信データを中継送信する。
以上の処理によって、図2に示すように、中継局100Aは、移動局100Cが中継局100Bの中継エリアArea_B内に位置していることから、中継局100Aは中継送信データを中継送信しない。中継局100Bのみが、ステップ03にて、中継送信データを中継送信する。
制御部1は、図6に示す機能的な構成によって、図3〜図5に示す処理を実行することができる。図6において、中継局リスト作成部102は、他の中継局から受信したAPRSデータの中継局情報に基づいて中継局のリストを作成して、不揮発性メモリ9に記憶させる。中継局リスト作成部102は、所定の時間以内に中継局情報が得られた他の中継局のみをリスト化するよう中継局リストを作成し、中継局のリストを常時更新する。
第1の計算部103は、他の中継局が送信した少なくとも他の中継局の位置情報と送信パワーとを含む中継局情報に基づいて、他の中継局がデータを受信して中継送信することができる第1の中継エリアを計算する。
他の中継局の第1の中継エリアを考慮しない、自己の中継局単独でデータを受信して中継送信することができる中継エリアを第2の中継エリアとする。第2の計算部104は、自己の中継局と他の中継局との間の距離、及び、自己の中継局から見た他の中継局の方角に基づいて、第2の中継エリアのうち、第1の中継エリアと重複している部分を除いたエリアを自己の中継局の補正された第3の中継エリアと計算する。
中継送信制御部105は、移動局から送信された移動局の位置情報に基づいて移動局が第1の中継エリア内に位置せず、第3の中継エリアに位置するとき、移動局が送信した中継対象のデータを中継送信するよう制御する。
以上のようにして、本実施形態の中継局によれば、複数の中継局によるデータの中継を回避しつつデータを中継することができる。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 制御部
9 不揮発性メモリ
101 RAM
102 中継局リスト作成部
103 第1の計算部
104 第2の計算部
105 中継送信制御部
100,100A,100B 無線機(中継局)
100C 無線機(移動局)

Claims (7)

  1. 移動局からの送信信号を中継する中継局であって、
    他の中継局から中継局情報を受信する送受信部と、
    前記中継局情報を復号するプロセッサと、
    復号した前記中継局情報に基づき制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記中継局情報に含まれる前記他の中継局の中継エリアを示す情報と、自己の中継局の位置情報に基づく中継エリアとが重複するエリアを算出し、
    前記重複するエリアに位置する移動局から送信された信号の中継を行わない
    ことを特徴とする中継局。
  2. 前記中継局情報は少なくとも前記他の中継局の位置情報と前記他の中継局が電波を送信するときの送信パワーとを含み、
    前記制御部は、前記中継局情報に基づいて、前記他の中継局がデータを受信して中継送信することができる第1の中継エリアを計算する第1の計算部と、
    前記自己の中継局と前記他の中継局との間の距離、及び、前記自己の中継局から見た前記他の中継局の方角に基づいて、前記自己の中継局がデータを受信して中継送信することができる第2の中継エリアのうち、前記第1の中継エリアと重複している部分を除いた第3の中継エリアを計算する第2の計算部と、
    前記移動局から送信された前記移動局の位置情報に基づいて前記移動局が前記第1の中継エリア内に位置せず、前記第3の中継エリアに位置するとき、前記移動局が送信した中継対象のデータを中継送信するよう制御する中継送信制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の中継局。
  3. 所定の時間以内に中継局情報が得られた他の中継局のみをリスト化するよう中継局リストを作成する中継局リスト作成部を備え、
    前記第2の計算部は、前記中継局リストに記憶されている他の中継局の前記第1の中継エリアのみに基づいて前記第2の中継エリアを補正して前記第3の中継エリアを計算する
    ことを特徴とする請求項2に記載の中継局。
  4. 前記第1の計算部は、前記他の中継局の中継局情報として、前記送信パワーに加えて、アンテナ高さ、アンテナゲイン、電波を送信するときの指向性のうちの少なくとも1つに基づいて前記第1の中継エリアを計算することを特徴とする請求項2または3に記載の中継局。
  5. 中継エリア制御方法であって、
    中継局が、他の中継局から前記他の中継局の中継エリアを示す情報を受信し、
    前記中継局は、自己の中継エリアを算出し、
    前記中継局は、自己の中継エリアと前記他の中継局の中継エリアとが重複するエリアに位置する移動局から送信された信号の中継を行わない
    ことを特徴とする中継エリア制御方法。
  6. 前記中継局は、前記中継局の中継エリアかつ前記重複するエリアを除いたエリアに位置する移動局から送信された信号の中継を行うことを特徴とする請求項5に記載の中継エリア制御方法。
  7. 前記中継局は、前記情報を受信してから所定の時間を経過した場合に、前記重複するエリアに位置する移動局から送信された信号の中継を可とすることを特徴とする請求項5または6に記載の中継エリア制御方法。
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